JPS6098149A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPS6098149A
JPS6098149A JP58206440A JP20644083A JPS6098149A JP S6098149 A JPS6098149 A JP S6098149A JP 58206440 A JP58206440 A JP 58206440A JP 20644083 A JP20644083 A JP 20644083A JP S6098149 A JPS6098149 A JP S6098149A
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JP
Japan
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fuel
pressure
injection
pump chamber
plunger
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Application number
JP58206440A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kato
正明 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6098149A publication Critical patent/JPS6098149A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/32Varying fuel delivery in quantity or timing fuel delivery being controlled by means of fuel-displaced auxiliary pistons, which effect injection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内燃機関、特にディーゼル機関に対する噴
射燃料量を制御する燃料噴射装置に関覆る。
従来、内燃機関に対して燃料を噴射供給づる燃料インジ
ェクタにおいて、燃料噴射率の制御を行なうためには、
噴射動作を行なうプランジャの頭部に切欠きを設けるよ
うな構造とするか、プランジャ部のリードを2段構造と
するものであり、あるいはプランジャの径を2段階構造
とすることによって、燃料噴射圧を制御するように構成
して実施している。しかし、このような手段では、機関
の回転数に依存づる状態で燃料噴射圧が変化覆るように
なるものであり、燃料噴射率もこの噴q4圧の変化にし
たがって変化する状態となってしまう。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、機関
の回転数に関与されることなく、回転数の全域にわたっ
て同じ状態の噴射率パターンが設定され、例えばディー
ゼル機関の制御を効果的に実行し得るようにする内燃機
関に対する燃料噴射装置を提供しようとするものである
すなわち、この発明に係る燃料噴射装置は、機関の回転
に対応して制御される圧送ポンプ至およびこの圧送ポン
プ室によって制御される噴射ポンプ室を備え、上記圧送
ポンプ室にそれぞれ異なる径とした複数のフィードボー
トを開口し、この複数のフィードボー1・の少なくとも
1つを開閉制御するようにしたもので、これにより圧送
ポンプ室の圧力が可変制御されるようにしたものである
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
この実施例は、減筒運転機構を含む状態で分配型の燃料
調量装置と共に示したもので、第1図はその構成を示し
ている。この図では、内燃機関に設けられる複数の気筒
に対して燃料を分配供給する分配型の燃料調量装置11
と、上記各気筒に対してそれぞれ設けられるユニットイ
ンジェクタ12の1つを取り出して示しているもので、
機関の各気筒に対しては、それぞれ図で示されると同様
のユニツ1−インジェクタが設けられるものである。
分配型燃料調量装置11は、例えば4気間4サイクルの
エンジンの場合、このエンジンの2回転で1回転される
回転軸13を備える。この回転軸13には一体的にフィ
ードポンプ14が設けられ、エンジンの回転時に燃料タ
ンク15からの燃料をハウジング16の内部に形成され
る燃料室17に対して圧送供給する。また、この回転軸
13の回転速度等の回転情報は検出器18で検出し、こ
の回転情報は制御回路19に対して燃料噴射量等の演界
のための検出信号として供給する。
上記燃料v17の内部には、回転軸13と同軸状態とな
る位置にシリンダ20が設(プられるもので、このシリ
ンダ20内に挿入設定される状態で分配プランジャ21
が設定されている。この分配プランジャ21は、回転軸
13と同軸的に回転駆動されると共に、ハウジング16
に固定設定されるローラ22およびスプリング23の作
用するフェースカム24によって、回転軸13の回転に
伴って軸方向に往復運動されるように設定されている。
具体的には、4気筒に燃料を分配づる場合、回転軸13
の1回転で4回往復運動される。
このような分配プランジャ21には、その先端とシリン
ダ20の底部分との間に形成される分配ポンプ室25に
連通ずる軸線に沿った燃料通路26が設けられ、この通
路26はシリンダ20の側壁部に開口する分配ポート2
7、さらにシリンダ20の側方に開口するスピルボート
28に連通ずる。そして、分配ボート27はシリンダ2
0部に形成した各気筒に対応する燃料通路29を介して
吐出弁30に分配プランジャ21の回転角に応じて連通
され、対応されたユニツ1−インジェクタ12に対して
Mlされた燃料として分配供給されるようになるもので
ある。
また、スピルボー1−28に対応する分配プランジャ2
1の外周には、スピルリング31が設けられる。
このスピルリング31はアクセル位置すなわちエンジン
負荷、回転数等のエンジン運転状況の信号の供給される
制御回路19からの指令で制御される電磁プランジャ機
構32によってその軸方向位置の制御されるもので、分
配プランジャ21の軸方向運動に対応してスピルボート
28からの燃料渦流時期を制御し、分配ポート27から
各気筒のユニットインジェクタに対して分配供給される
燃n量を調mするようになる。上記調量制御を行なう電
磁プランジャ振構32の動作状態は、検出器33で検知
されるもので、その検知信号は制御回路19に対して供
給される。そして、分配プランジャ21でシリンダ20
内に形成される分配ポンプ室25には、燃料室17h1
ら導入ボート34およびフィードボー1−35を介しC
燃料が供給されるもので、フィードボート35に対して
電磁弁36を設(プ、例えばエンジン停止時にこの電磁
弁3Gを開じて、燃料が分配ポンプ室25に送り込まれ
ないようにづ゛る。
この分配ポンプ室25とフィードボー1・35との間に
はドレイン通路31およびリターン通路38が設けられ
るもので、この両通路37.38の相互間は、減筒弁3
9で選択的に連通制御されるように偶成し、この減筒弁
39は電磁ソレノイド39aによって制御されるように
なっている。′?lなわち、通常に燃オ゛すを分配する
気筒に対応しては、通路37と38との間を遮断し、減
筒気筒に対応しては両通路37.38を連通して分配ポ
ンプ室25の燃料を燃料室17に流し込むようにして、
調量燃料を零にするものである。
前記ユニットインジェクタ12は、エンジンヘッド40
に挿入設定されるもので、0リング41a〜41Cによ
って燃料ギヤラリ42a 、 42bが設定されるよう
になっている。そして、この燃料ギヤラリ42aには、
燃料調量装置11の燃料室17に連通し、特定される圧
力の燃料がフィルタ43、逆止弁44、フィード通路4
5を介して供給されるようになるものである。
その他、燃料ギヤラリ42aに対しては、図では示して
ないがエンジンによって駆動されるフィードポンプによ
って、燃料タンクから燃料を取り出し、安全弁等で最高
圧力を規定して供給するようにしてもよい。
第2図は上記ユニットインジェクタ12を取り出して示
したもので、インジェクタボデー50内に圧送シリンダ
51、噴射シリンダ52およびノズルホルダ53が直列
的に設定され、これらはホルダナツト54で一体的に組
み付けられている。
圧送シリンダ51内には、圧送プランジャ55が移動自
在にして設定されるもので、この圧送プランジャ55の
噴射シリンダ52方向の部分には、圧送ポンプ室56が
形成されるようになっている。この圧送プランジャ55
は、カムフォロア57に一体的に結合されるもので、こ
のカムフォロア57には圧縮スプリング58を作用させ
、常時圧送ポンプ室56を拡大する方向に力を付勢する
ように設定する。このカムフォロア51には図では示し
てないがエンジンに同期して回転するカムに直接的ある
いはロッカーアーム・ブツシュロッド等を介してスプリ
ング58に抗する力を作用させ、エンジンの回転に同期
し、燃料噴射時期に対応して圧送ブランシト55を図上
で下方に移動させられるように駆動制御されるものであ
る。
噴射シリンダ52は上記圧送ポンプ室56に連通づる状
態で構成され、圧送シリンダ51よりも小径で構成され
る。そして、この噴射シリンダ52内に噴射プランジャ
59が移動自在にして設定される。
上記圧送シリンダ51には、圧送ポンプ室56に開口す
るフィードポート60が設けられており、ざらに圧送プ
ランジャ55の環状溝61に開口するタイミングボー1
−62が設けられる。これらフィードポート60は圧送
プランジャ55のメインリード63によって、またタイ
ミングボート62は圧送プランジャ55に一体に設けた
タイミングリード64によって圧送プランジ1755の
移動に対応して開閉制御されるもので、フィードボート
60は圧送シリンダ51とホルダナツト54との間に形
成される、燃料ギヤラリ65aに連通設定される。この
燃料ギヤラリ65aは、複数の開口66aを介して、前
記燃料ギヤラリ42aに連通される。また、上記フィー
ドボート60はフィード通路67を介して燃料ギヤラリ
(35aに連通されているものであり、さらに圧送ポン
プ室56には燃料ギヤラリ65aに連通ずるフィードボ
ー1−68が開口されている。この場合、上記フィード
ポート68はフィード通路67よりも小径でタイミング
ボート62と同程度の面積(直径でフィード通路67よ
り0〜数IIIIl小さく)設定されている。
圧送ポンプ室55の環状溝61には、スピルリード69
が形成されるもので、上記環状溝61は横穴69aおよ
び縦穴69bで圧送ポンプ室56に連通設定されている
。ここで環状溝61は、圧送プランジャ55が図上で下
方に移動したときに、フィードポート60部を開口し、
圧送ポンプ室56と燃料ギヤラリ65aとを連通するよ
うになる。
さらに、タイミングボートG2は、タイミング通路70
、スプール弁71、ドレイン通路72を介して燃料ギヤ
ラリ65aに連通されるもので、スプール弁71は制御
回路19からの指令で制御される電磁ソレノイド機構1
3で制御され、タイミングボー1−62と燃料ギヤラリ
65aとの間の通路を選択的に開閉制御する。
また、上記フィードボート68はメインリード63で開
閉されるが、その開閉時期はタイミングボート62がタ
イミングリード62によって開閉される時期とは、所定
の時間間隔が設定されるようになっている。
噴射シリンダ52には、ドレインボート74およびスピ
ルボート75が開口されており、噴射プランジャ59に
は、その移動に対応してスピルボート15およびドレイ
ンボート74を開閉するスピルリード76およびドレイ
ンリード77が形成されている。噴射プランジャ59の
ノズルホルダ53側には、噴射ポンプ室78が形成され
ているもので、上記スピルリード76に対応して噴射プ
ランジャ59に形成される環状溝79は、横穴80aお
よび縦穴80bを介して噴射ポンプ室78に連通されて
いる。
ここで、前記調量装W11の吐出弁30から得られる調
量された燃料は、調量通路81、フィルタ82、絞り8
3を介してエンジンヘッド40内の燃料ギヤラリ42b
1ホルダナツト54の間口66b、ホルダナツト54と
シリンダ52間のギヤラリ65bに供給し、さらに噴射
シリンダ52のスピル通路84を介してスピルボート7
5に、あるいは調量通路85、調量弁86を介してノズ
ルホルダ53の噴射燃料通路87に、そして噴射ポンプ
室78に供給される。
上記ドレインボート74は前記燃料ギヤラリ65aに連
通され、このギヤラリ65aはリーク通路88を介して
ノズルホルダ53内のノズルスプリング至89内に連通
される。前記ギヤラリ42bには空気扱き92が形成さ
れ、独立している。
このノズルホルダ53には、リテーニングナラ1〜90
によってノズル91を一体的に組み付けているもので、
このノズル91は針弁92によって噴剣孔を開閉する構
成のものである。この針弁92はノズルスプリング93
によって閉方向に付勢されるもので、燃料噴射通路87
の燃圧が上昇したときにスプリング93に抗して針弁9
2が開放され、燃料噴射が実行されるようになる。
すなわち、上記のように構成されるユニツ1〜インジェ
クタ12にあっては、まず圧送プランジャ55が上死点
にある場合に、分配型調量装置11の1′「初で噴射ポ
ンプ室78に噴剣量に対応した量の燃料が充填され、そ
の充填量に応じた位置に噴射プランジャ59が設定され
る。またこのとき圧送ポンプ室56内には、調但装置1
1の燃料室17の燃料が調圧されて燃料ギヤラリ42a
 、 65a 、フィードボー1・60を介して送り込
まれて弁溝されている。
この状態でエンジンの回転に対応するカムでカムフォロ
ア57がスプリング58に抗して駆動され、圧送プラン
ジャ45が駆動されると、圧送ポンプ室56内の燃料は
フィードボート60から排出される。
そして、プランジャ55の移動に伴いメインリード63
がフィードボート60を閉じる少し前に、電磁ソレノイ
ド機構73に通電してスプール弁11を開き、タイミン
グ通路70とトレイン通路72とを連通して、タイミン
グボート62から、またフィードボート68からも圧送
ポンプ室56内の燃料が排出されるようになる。
ここでエンジンの回転数、負荷等に応じた最適の噴射時
期が得られるように、第3図に示すようなIIJl躬時
期制御二次元マツプをあらかじめ制御回路19に記憶設
定しておき、その時の負荷条件等に応じた最適噴射時期
に電磁ソレノイド機構73に対しての励磁通電を断ち、
スプール弁71を閉じる。
すなわち、この最適噴射時期でタイミングポート62か
らの燃料排出が停止され、フィードボー1−68から引
き続き燃料が排出される状態となる。第4図は、カム回
転角に対するカムリフトの状態、ボート面積の状態、燃
料噴射率の状態をそれぞれ示すもので、カム回転角度に
対する各ボー1−Go、62.68のボート面積は、そ
れぞれ第4図の(B)にa、b、cでそれぞれ示すよう
な状態で変化する。
そして、フィードボー1−60が閉じ、タイミングポー
ト62が閉じると、フィードボー]−68から排出され
る燃料は、このボート68が小径であるため少なくプレ
70−効果のため圧送ポンプ室56内の圧ノコが徐々に
上昇する状態となり、圧送プランジャ55の移動と共に
圧送ポンプ室56の燃料は高圧となって、噴射プランジ
ャ59に対して圧力が作用するようになる。このように
して、ノズル開弁圧以上に噴射ポンプ室78内の圧力が
上Rづると、燃わ1の噴射が開始されるものである。し
かし、フィードボート68から燃料が排出される状態に
あるため、その圧力は緩やかに上昇し続()るものであ
り、燃料噴射率は第4図の(C)に示すように右上がり
の三角形の状態となる。つづいて圧送ブランジセ55が
下降し、メインリード63がフィードボート68を閉じ
る状態となると、圧送ポンプ室56はさらに高圧の状態
となり、噴射プランジャ59は圧送プランジャ55と噴
射プランジャ59の受圧面積化分だけ増透した速度で駆
動される。
尚、タイミングボート62は、最も遅角させて噴射させ
るのに必要な位置に間口されているもので、圧送ポンプ
室56内の燃料圧力が最高圧に達する前にタイミングポ
ート62はリード64で閉じられる。
このため、スプール弁71部には、高圧状態の燃料は負
荷されないものであり、このスプール弁71のII構は
強度的に充分に保護される。
このように、タイミングボー1−62が、スプール弁7
1によって閉じられることによって、噴射プランジャ5
9が圧送プランジ1ア55で駆動され、噴射ポンプ室7
8の圧力を上昇させる。このようにして、圧送プランジ
ャ55が駆動され、噴射ポンプ室78の圧力が上昇して
、その圧力が噴射燃料通路87を介してノズル91に伝
達され開弁圧に達すると、針弁92がノズルスプリング
93に抗して押し上げられ、ノズル噴孔から燃料の噴射
が開始されるようになる。そして、圧送プランジャ55
は引き続きスプリング58に抗して駆動され、右上がり
の三角形の噴射率形状でこの燃料噴射状態は継続される
上記のように噴射プランジャ59が駆動され、そのスピ
ルリード76がスピルボート75を開口すると、噴射ポ
ンプ室78内の高圧燃料は環状溝79およびスピルボー
ト75、スピル通路84を介して燃料ギヤラリ65b1
調量通路85に戻され、噴射ポンプ室78内の燃料圧力
は低下して上記撚FI IIJI射動作は終了づる。ず
なわち、調量装置11から送られた燃It量に応じて噴
射プランジャ59が押し上げ設定され、その押し上げス
トロークに応じた量、すなわち上記調mに応じた量の燃
料噴射が実行されるようになる。
その後、圧送プランジャ55はさらに駆動され、噴射プ
ランジャ59を駆動するものであるが、ドレインリード
17がドレインボート74を開口し、圧送ポンプ室56
内の燃料をドレインポート74を介して燃料ギヤラリ6
5aに導出し、燃料ギヤラリ42aを介して外部の燃料
タンクに排出するようになる。
そして、この時点で噴射プランジャ59の動きは一度停
止される。
圧送プランジャ55はその後もさらに下降し、圧送シリ
ンダ52のフィードボート60をスピルリード69が間
口して、フィードボート60からも圧送ポンプ室56内
の燃料を排出し、さらに下降して圧送プランジャ55は
下死点に至って停止する。
燃料ギヤラリ65bに一度戻された溢流燃料は、スピル
通路84、スピルボート75あるいは調量通路85、調
量弁86から噴射ポンプ室78へ逆流し、毎回繰り返し
て利用されるものであるため、調量効率は高められる。
上記のように圧送プランジャ55が下死点に達しふたた
び上昇を開始すると、フィードボート60はスピルリー
ド69によって閉じられる。したがって、圧送ポンプ室
56の圧力が低下し噴射プランジャ59を引き上げる力
が作用するようになり、調量装置11の分配ポンプ室2
5で加圧された燃料が調量通路81、ギヤラリ42b1
開口66bおよびギヤラリ65bを介して噴射ポンプ室
78に供給され、噴射プランジャ59は上方に移動され
るようになる。ここで、噴射ポンプ室78に供給される
燃料量は、調量装置11において調量され、エンジンの
運転状態に対応したものとなる。すなわち、エンジンが
高負荷状態の時は、多量の燃料がポンプ室78に供給さ
れ、低負荷の時にはその燃料量が減少されるようになる
ここで、吐出弁30から調量通路81に供給される燃料
量は、分配プランジャ21の端面となる吸入リードがフ
ィードボート35を閉じてから、スピルリング31の端
面がスピルボー1−28を開くまでの、分配プランジャ
21の圧送ストロークと、このプランジャ21の断面積
を乗じた値となる。そして、この燃料量はスピルリング
31の位置、づなわちアクヒル位置、エンジン回転数等
の条件によって変化するものであり、調量燃料量はエン
ジンの運転状態に応じた最適値に制御される状態となる
ものである。また、燃料噴射率は、第4図の(C)から
も明らかなようにタイミングを制御することによつて、
使用するカム速度範囲の変化に対応して変化するように
なる。すなわち、噴射時期の遅い状態では、高速カム速
度領域を使用する状態となり、高い燃料噴射率の状態と
なる。したがって、低速、低負荷領域で噴射時期を遅ら
せるような第3図に示したマツプでは、通常の低噴射圧
となるところを高噴射圧とすることができ、また高速領
域では必要以上に高噴射率となる状態が避けられるもの
である。
ここで、減筒運転を実行したい気筒がある場合には、そ
の減筒気筒に対応する調量行程中において電磁ソレノイ
ド39aに通電し、減筒弁39を開く。
そして、分配ポンプ室25内の燃料をドレイン通路37
、リターン通路38を介してフィードポー1〜35に送
り返し、分配ポンプ室25内の燃料が噴射ポンプ室78
内に送り込まれないようにする。すなわち、減筒気筒に
対して燃料が送り込まれないように制御されるものであ
る。
前述したように、噴射ポンプ室78に燃料が送り込まれ
、圧送プランジャ55がさらに上昇してフィードボー1
〜60を゛再び開口すると、燃料ギヤラリ65aから圧
送ポンプ室56内に燃料が供給され、圧送プランジャ5
5か上死点まで移動して停止する。そして、以後エンジ
ンの回転状態に対応して上記の動作を繰り返すものであ
る。
次に、分配型燃料調量装置11におけるスピルリング3
1、タイミング用の電磁ソレノイド機構73、さらに減
筒制御用の電磁ソレノイド39aがどのように制御され
るかについて説明する。
まず、タイミング用の電磁ソレノイド機構73の制御は
、第3図で示したようにエンジン回転数Neと燃料噴射
量Q(電磁プランジャ機構32のコア位置QrW とに
よって噴射時期を予め記憶している二次元マツプで補間
制御する。すなわち、第5図に示すように、エンジン1
01から回転数検出器18(第1図11照)よりのエン
ジン回転数Neおよび温度、圧力等のエンジン運転状態
の検出信号をエンジン状態検出器102で検出し、アク
セル位置検出器103からの検出信号と共に演算部10
4に供給し、コア位置指令値Qrwを読み取って第3図
から噴射時期Tを補間演算する。そして、この指令値T
に応じた開弁特開だけサーボ回路105を介して噴射時
期制御用アクチェータ106を制御し、タイミング用電
磁ソレノイド機構73を制御する。このNWAソレノイ
ド機構73による閉弁時期T′はその検出器107で検
出され、サーボ回路105にフィードバックされる。
また、コア位置指令値Qrwもサーボ回路1()5を介
して噴射量制御用のアクチェータ108を制御し、スピ
ルリング等の調量機構109を駆動する。この調量機構
109の動作に対応する燃料噴射量は、検出器110で
検出され、サーボ回路105さらに演算部104にフィ
ードバックされる。同時に調量機構109から気筒数を
検出器111で検出し、運転状態の情報として演算部1
04に供給する。その他、エンジン101によって走行
制御される車両112から、その走行速度、ギA7シフ
トの状態、バッテリ充電状態、電気機器、補機類の使用
状態等の走行運転状態を検出器113で検出し、演算部
104に供給する。
第6図はこのタイミング用電磁ソレノイド1m! lf
’f73を制御する目標値Tを演算する流れ図を示すも
ので、ステップ201でN6.□rwの読み込みを行な
い、ステップ202で二次元マツプよりTを補間演算す
る。そして、ステップ203で目標値TをL11力する
ものである。
次に、電磁プランジャ機構32のコアの目標値Q+’w
の演算であるが、第7図にステップ211て示づように
エンジンの運転状態、走行状態(車速VW)を読み、ざ
らに減筒運転指令値(Cを読み取り、ステップ212で
要求噴射量QOを演算する。そして、走行状態に応じて
減筒運転をする場合【こI!、あらかじめ記憶されてい
る補正値ΔQclこ基づき、ステツ7’213 (7)
J:ウニrQ =Qo −+−ΔQc J annll
lの補正を行なう。そしてステップ214であらかじめ
記憶されているrNe−QJの二次元マツプより、コア
位置□rwを補間演算し、このQrwをステップ215
のように出力する。そして、電磁プランジャ機構32に
このQrwに応じた励磁駆動電)友を流してそのコアを
駆動し、スピルリング31の(ひ置を制御して、噴射燃
料のwA量制御を実行覆る。
このような状態で回転数Ne、アクセル位置、閉弁時期
T′、コア位置Qrw’を各検出器で読み取ってフィー
ドバック制御して、目標とするNe1トルク(Q rw
で代用)に達するまで繰り返し制御するものである。
第8図は減筒用の弁39を制御する電磁ソレノイド39
aの制御の流れを示すもので、まずステップ221でエ
ンジンの運転状態、走行状態を読み取り、ざらに気筒信
号を読み取ってステップ222で減筒運転が可能か否か
を判断する。そして、減筒運転が可能と判断されたとき
には、ステップ223でどの気筒を減筒するかを設定さ
れた条件に基づき判断して選択する。次に、ステップ2
24で回転数Ne、気筒信号から減筒すべき気筒の調量
時期に分配ポンプ室25の燃r1をフィードボート38
に戻づように電磁ソレノイド39aに電流1cを流して
、減筒弁39を開くようにステップ225で出力する。
上記ステップ222で減筒運転が否定されたときには、
そのままステップ224に進み、減筒弁39を開かない
制御を実行する。
第9図は開山機構として調量用電磁弁130を用いる他
の実施例を示すもので、フィードポンプ131および調
圧弁132で燃料タンク133から一定圧の燃料を取り
出し、サージタンク134とアキュムレータ135で圧
力の脈動を吸収する。そして、安定した圧力の燃料をフ
ィルタ136を介してi1gn用電磁弁130に供給す
る。この電磁弁130はその開弁時間により噴射量を調
量し、ユニツ1へインジェクタ12に送り込むもので、
この開弁時間は制御回路19で制御するものである。
ここで、電磁弁130の開弁時間の制御は、制御回路1
9において第10図に示す流れのように実行する。すな
わち、ステップ301て運転状態、走行状態を読み取り
、ステップ302で要求噴射MQOを演算する。次に、
ステップ303では減筒運転を行なうか否かを判定し、
減筒運転を行なうと判定されたときにはステップ304
で減筒気筒の選択決定を行ない、ステップ305で燃I
I噴射量の補正を行なう。そして、ステップ30GでN
eおJ:びQの二次元マツプより電磁弁130の開弁時
間Tm’vを補間演算し、ステップ307で出力して電
磁弁130の制御を実行させる。
第11図はユニットインジェクタの他の実施例を示すも
ので、第2図で示したユニットインジェクタ12に異な
る点は、フィードボート68を2つに分けてフィードボ
ート68a 168bとし、さらにドレインボート74
を環状溝から分岐して2つのボート74a 、74bと
したものである。す゛なわち、ポー1−68a 、74
aはそれぞれ燃料ギヤラリ65aに連通され、ボート6
8b 、 74bはリーク通路88を介して連通されて
いるものである。
このような構成のユニットインジェクタ12によれば、
圧送プランジ1155の下降時にフィードボート60が
閉じてからのブレフロー効果による燃料圧力の一部が、
フィードボート68bおよびリーク通路88を介してス
プリング室89に供給され、ノズル開弁圧ツノを変化さ
せるようになる。したがって、低速時にはプレ70−圧
が低いため開弁圧力の上昇は少なく、高速時には開弁圧
力を高くすることができるものである。また、噴射終了
時には、ドレインリード77がドレインボート74a 
174bを開口したときに圧送ポンプ室56の圧力がノ
ズル背圧としてボート74bから負荷されるようになり
、針弁92を強く押し付けて噴射率の鋭い切れを実現づ
るようになって、二次噴射を防止する状態となるもので
ある。
なお、この第11図においては、第2図と同一構成部分
は同一符号を付してその説明は省略しである。
以上のようにこの発明によれば、ユニットインジェクタ
の圧送ポンプ室の圧力が、複数のフィードポー1・を制
御することによって可変制御されるものであり、内燃機
関の゛回転数の全域にわたっ−C効果的に噴射率パター
ンが設定されるようになる。
したがって、例えばディーゼル機関の運転制御を、その
運転状態に対応して常に最適の状態に設定制御できるも
のであり、その運転状態に対応した燃料噴射制御が実行
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る内燃機関の燃料噴射
装置を説明する構成図、第2図は上記装置のユニットイ
ンジェクタ部分を特に示す断面構成図、第3図は上記実
施例の制御回路において使用される噴射量演算のための
二次元マツプを示す図、第4図は上記ユニットインジェ
クタにおけるカム回転角に対応する制御状態を説明する
特性図、第5図は上記装置の制御状態を説明する構成図
、第6図乃至第8図はそれぞれ上記装置の燃料噴射制御
の態様を説明する流れ図、第9図はこの発明の他の実施
例を説明する構成図、第10図は上記実施例の動作状態
を説明する流れ図、第11図はこの発明のさらに他の実
施例に係るユニットインジェクタを示す断面構成図であ
る。 11・・・分配型燃料調量装置、12・・・ユニットイ
ンジェクタ、13・・・回転軸、17・・・燃料室、1
9・・・制御回路、21・・・分配プランジャ、25・
・・分配ポンプ室、31・・・スピルリング、39・・
・減筒弁、51・・・圧送シリンダ、52・・・噴射シ
リンダ、55・・・圧送プランジャ、56・・・圧送ポ
ンプ室、59・・・噴射プランジャ、67・・・フィー
ド通路、68・・・フォートポート、78・・・噴射ポ
ンプ室。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第6 H;1 l 7 i 18 rJ第9図 33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 噴射シリンダおよびこのシリンダに嵌合される噴射プラ
    ンジ17によって形成される噴射ポンプ室と、圧送シリ
    ンダおよびこのシリンダに嵌合される圧送プランジャに
    よって形成される圧送ポンプ室とを有し、この圧送ポン
    プ室に充填された燃料を介して上記圧送プランジャの駆
    動力を上記噴射プランジャに伝達して、噴射ポンプ室圧
    力で燃料を噴射するユニツ1へインジェクタを備え、こ
    のユニットインジェクタの噴射ポンプ室には、運転状態
    に対応して噴射燃料を調量した燃料を供給するど共に、
    圧送ポンプ室には調量された燃料を設定された時期に供
    給するようにしてなり、上記圧送ポンプ室には、それぞ
    れ異なる径とした複数のフィードボートを間口し、この
    複数のフィードポートの少なくとも1つを制1lIII
    J構によって開閉制御づるように構成し、上記圧送ポン
    プ室の圧力が上記制御1m横によって可変制御されるよ
    うにしたことを特徴とする燃料噴射装置。
JP58206440A 1983-11-02 1983-11-02 燃料噴射装置 Pending JPS6098149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03185263A (ja) * 1989-12-15 1991-08-13 Hino Motors Ltd 多気筒ディーゼルエンジン用ユニットインジェクタ付き燃料供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03185263A (ja) * 1989-12-15 1991-08-13 Hino Motors Ltd 多気筒ディーゼルエンジン用ユニットインジェクタ付き燃料供給装置

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