JPS6095018A - 土壌における雨水等の浸透能測定装置 - Google Patents

土壌における雨水等の浸透能測定装置

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JPS6095018A
JPS6095018A JP20104083A JP20104083A JPS6095018A JP S6095018 A JPS6095018 A JP S6095018A JP 20104083 A JP20104083 A JP 20104083A JP 20104083 A JP20104083 A JP 20104083A JP S6095018 A JPS6095018 A JP S6095018A
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water
pipe
tank
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soil
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JPH0379484B2 (ja
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Tadashi Niimi
新見 正
Masaaki Niimi
新見 正彰
Masanori Niimi
新見 正則
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D1/00Investigation of foundation soil in situ
    • E02D1/02Investigation of foundation soil in situ before construction work
    • E02D1/027Investigation of foundation soil in situ before construction work by investigating properties relating to fluids in the soil, e.g. pore-water pressure, permeability

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、土壌における雨水等の浸透能力を測定する装
置に関するものである。
従来から雨水をそのまま地面に浸透させることは、地下
水汚染の点で問題のあることが指摘されていた。農村を
含む広い面積に影響を持っているのは酸性雨問題で、特
に生物、地下水汚染について心配されているのが亜硝酸
性窒素である。工場の多い都市では重金属の堆積をもた
らし、又道路上には自動車のタイヤ摩擦とか生活系廃棄
物(ガム等)の汚染対策も雨水浸透処理について心配さ
れている。この対策としては、雨水を地表面付近の浅い
土壌中に封じ込めておくことが地下水域や海洋を汚染す
るよりも安全であるとされている。
また一方、都市や宅地部では、洪水時の雨水の処理が問
題となり、その対策として集水マスや調整池を設置して
いるが、土壌中に浸透させるのも一つの方法である。そ
のための装置は、深い重力方向への浸透を排除し、必ず
地表面30〜50cm程度の浅い土壌層を経由させるた
め土壌中に不透水槽を設けるのであるが、この考え方を
発展させると不透水槽をある深さに設計し、その中に貯
留された雨水を緑樹への潅がい用水や雑用水に再利用す
るとか消火水槽、防災用非常飲料水に使用することにな
る。この装置の基礎原理となるのは、貯留目的以上の雨
水は不透水槽と地面との間隙土壌面を通過させることで
最も安定した多量な雨水の浸透が期待できるという考え
である。この場合問題となるのが、雨水処理装置を設置
する場所の土壌の浸透能力である。浸透能力の低い場所
で上記装置を設置してもその効果は少ないからである。
そこで考えられるのが土壌の浸透能力測定装置であるが
、従来このような装置は存在しなかった。
僅かに建設省告示1292号によって定められている浸
透能測定装置があるが、これは30cmの円形素掘りの
立て穴構造で、細長いトレンチ構造とは大きく断面、長
さ及び土壌に浸透する仕方を異にするので、その実測値
から実際施工されたトレンチからの経年変化を含む浸透
能を推定するには信頼性が薄いという欠点があった。さ
らに、浸透能力測定装置を設計するにあたり、以下の点
に考慮する必要がある。
(1)トレンチ底の浸透面は経年的に見た目づまり現象
が不確実に発生するので、その点を配慮した信頼性の高
い数値をめるのが困難である。
(2)構造は同一でもトレンチ内部に充填する資材の構
造、充填方法が異なると実際の装置からの浸透能を推定
するには誤差が非常に多く、そのため普遍的にどこでも
存在する資材を材料として用いる必要がある。
(3)実験に使用する普遍的な原水は家庭規模の細い水
道水管から排水される水量であるのでそれを配慮した実
際に近い装置としなければ普遍性が無く、全国的に統一
した測定要領を定めておかないと、浸透能力が多様な原
因によって変化しているであろう実態を理解することが
困難であり、結局実測値から土壌別、地質別、地形別、
気候別及び構造別の経年的推定値の信頼性を高めること
が困難である。
本発明は上記欠点を解消するためlこなされたもので、
水道水が得られるところであればどこでも土壌の浸透能
力を実測しイq・る信頼性の高い浸透能測定装置を提供
することを目的とする。
即ち、本発明は、地中内に凹状の不透水槽を設置し、該
不透水槽内に規則的に並べた中空の空缶を一定量充填し
、該空缶の上部にアミを介して土壌を覆設したトレンチ
槽の一部に、地上と不透水槽底部とを連続する管を立設
し、肢管には水道から水を供給する設備と、水面の高さ
を測定できる装置とを設け、管下部に水がトレンチ槽へ
浸透するだめの孔を設けた土壌における雨水等の浸透能
力測定装置である。
次に本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明装置の平面図、第2図はA−A線断面図
、第3図はB−B線断面図である。1はポリエチレン製
、合成樹脂ゴム加工製等の不透水槽で標準寸法は、中3
0cmX長さ200c+++X深さ15側の容器が地中
に埋設されているものである。
地表面2から不透水槽までの深さは実際のトレンチ装置
の通常の埋設法45cmを標準としている。
不透水槽1には中空の空缶3が充填されている。
空缶3には両側に複数の孔3′(図示の例では4個)を
設け、例えば第2図に示すように中間に4個上下に3個
になるように10個を一組として規則的に配列する。1
0個の空缶は、みかんを入れるアミ(図示せず)等で包
んでおき、あらかじめ形を整えておく。みかんのアミで
包んだ空缶10個の寸法はrl)22,5cm高さ16
,5cu+に統一し、不透水槽1の真ん中に位置するよ
うに充填する。その上に空缶3を包むようにアミ4を被
せる。アミ4は空缶の最上部で二重になるように2枚用
い、その上に土壌5を埋めもどす。アミを二重にしたの
は、土壌粒子が細かい場合でもアミ内部に土壌が浸入す
るのを防止するためである。アミの大きさは、中40c
iX長さ200c+nである。不透水槽1には、10個
を一組とした空缶は、あらかじめ決められた数(本実施
例では12組)だけ充填されている。このように不透水
槽1内には決まった数の空缶が規則的に配置することよ
り、異なる場所で浸透能力を測定する場合、充填物の充
填方法により浸透能力が変動することがなく、浸透能力
を推定する際の誤差が少なくすることがでトる。不透水
槽1の内部一端には、槽内に浸透水を供給する水供給管
6及びそれに隣設して水位測定管7を立設する。両管の
大きさは、直径10c+nとする。
水供給管6には、水道水栓から水を供給するパイプ8が
設けである。水位測定管7には、内部に目もり板9を有
する浮子10を設置し、地上で水位が容易に観測できる
構造となっている。水供給管6、水位測定管7の底部測
面には孔11がそれぞれ4つ開口されている。孔11は
水供給管6内の水を水位測定管7と均等に分け、また、
トレンチ槽内に水を浸透させるためのものである。本実
施例においては、水供給管と水位測定管とを別々に設け
たが、これは、パイプ4から水を供給する際の水面の乱
れによる浮子10への影響を少なくするためである。水
供給管6、水位測定管7の周囲には空缶の代わりに礫1
2が充填されている。
次に本実施例による土壌の浸透能力の測定の方法につい
て説明する。
まず測定したい土壌に本実施例の装置を設置する。測定
は1ヘクタール当り1ケ所で実測する程度でよい。測定
を開始する前に相当量の水を不透水槽1の周囲に散水す
る。これは降雨状態に近い土壌の浸透能力を知るためで
ある。次にパイプ8から水道水を水供給管6に供給する
。水は底部の(Lllにより、トレンチ槽及び水位測定
管7に浸入する。トレンチ槽内に浸入した水は矢印13
のように土壌中に浸透する。水の供給を続け、水位が地
表面下10cmの位置14に相当時間固定するようにパ
イプ8からの水の供給を調節し、その後にパイプ8から
の1公開の水量を容器に受けてその量を測定する。これ
により地表面下10cmの位置1こトレンチ内水位を固
定した場合の浸透水量がめられる。次に水の供給を停止
し、水位測定管7内の水位がどのような時間経過により
低下して行くかについて浮子10及び目もり板9で測定
してお外、それを数回繰り返して測定すると、断続的な
降雨に対応する土壌の浸透能力がめられる。
この浸透能力が大軽いほど、単に蒸発だけにたよる洪水
流量調整池よりも浸透トレンチの方が、洪水への対応能
力が大きいことを示す。
尚、洪水とは直接関係ないが、本発明の特徴を有する点
として、水位が不透水槽の天端より低い位置に下がった
時からの水位と時間との関係を実測することにより、毛
管浸潤水量を統一的に測定する装置としても活用できる
本発明は以上のように構成したので、水が供給できる場
所ならばどこでも設置し、土壌の浸透能力を測定するこ
とがで終、充填物を規則的に配置したので別々の場所で
測定した浸透能力を比較することができ、全国的に統一
した測定要領を定めておくことができる。この結果、土
壌中にトレンチ装置を設置する場合に、従来のように目
見当で見積る浸透能力よりも信頼性の高い値を得ること
ができる。
本発明は、1%水対策としての発生源処理対策に限らず
、合流式下水道対策や地下水保全対策や地盤沈下対策に
も活用でき、その上緑樹の保全育成、防水水槽、非常用
水源の確保対策、雨水の雑排水再利用対策l二も有効な
資料を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図はA−A
線断面図、第3図はB−B線断面図である。 1・・・不透水槽、3・・・空缶、4・・・アミ、5・
・・土壌、6・・・水供給管、7・・・水位測定管、1
1・・・孔。 特許出願人 新 見 正 外2名 第1図 □f−14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地中内に凹状の不透水槽を設置し、該不透水槽内に規則
    的に並べた中空の空缶を一定量充填し、該空缶の上部に
    アミを介して土壌を覆設したトレンチ槽の一部に、地上
    と不透水槽底部とを連続する管を立設し、該管には水道
    から水を供給する設備と、水面の高さを測定できる装置
    とを設け、管下部に水がルンチ槽へ浸透するための孔を
    設けたことを特徴とする土壌における雨水等の浸透能測
    定装置。
JP20104083A 1983-10-28 1983-10-28 土壌における雨水等の浸透能測定装置 Granted JPS6095018A (ja)

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JP20104083A JPS6095018A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 土壌における雨水等の浸透能測定装置

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JPS6095018A true JPS6095018A (ja) 1985-05-28
JPH0379484B2 JPH0379484B2 (ja) 1991-12-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63175742A (ja) * 1987-01-16 1988-07-20 Mizushigen Kaihatsu Kodan 定水位型透水度測定装置
JPS63175741A (ja) * 1987-01-16 1988-07-20 Mizushigen Kaihatsu Kodan 変水位型透水度測定装置
CN108120663A (zh) * 2017-12-20 2018-06-05 北京林业大学 一种土壤渗透系数的测定装置及其组建方法
US10460281B2 (en) 2016-04-29 2019-10-29 United Parcel Service Of America, Inc. Delivery vehicle including an unmanned aerial vehicle support mechanism

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CN108120663B (zh) * 2017-12-20 2020-03-06 北京林业大学 一种土壤渗透系数的测定装置及其组建方法

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