JPS609493B2 - ポリエン化合物 - Google Patents

ポリエン化合物

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JPS609493B2
JPS609493B2 JP47576A JP47576A JPS609493B2 JP S609493 B2 JPS609493 B2 JP S609493B2 JP 47576 A JP47576 A JP 47576A JP 47576 A JP47576 A JP 47576A JP S609493 B2 JPS609493 B2 JP S609493B2
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ベルナ−・ボラツク
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【発明の詳細な説明】 本発明はポリェン化合物に関する。
更に詳細には本発明はポリェン化合物及び該化合物を含
む薬剤調製物に関する。本発明によって提供されるポリ
ェン化合物は一般式〔式中、記号R,及びR2の一方は
ハロゲン原子または低級アルキル基を表わし、他方の記
号はハロゲン原子または低級アルコキシ基を表わし、記
号R3及びR5は各々水素もしくはハロゲン原子または
低級ァルキル基を表わし、ただし記号R3及びR5の一
方はハロゲン原子以外のものであるものとし、記号R4
は低級アルコキシ基を表わし、記号R6はカルボキシル
、低級アルコキシカルボニルまたは低級アルキルカルバ
モィル基を表わす〕の化合物及びその塩である。
上記の低級アルキル基は好ましくは炭素原子6個までを
含み、例えばメチル、エチル、プロピル、ィソプロピル
または2−メチルプロピル基である。
同様に低級アルコキシ基は好ましくは炭素原子6個まで
を含み、例えばメトキシ、ェトキシまたはイソフ。ロポ
キシ基である。ハロゲン原子の中ではフッ素及び塩素が
好ましい。
アルコキシカルボニル基は好ましくは炭素原子6個まで
を含むアルコキシ基を含む。
これらの基は直鎖状または分枝鎖状の基例えばメトキシ
、ェトキシまたはィソプロポキシ基であることができる
。該アルコキシ基は官能基によって、例えば随時アルキ
ル置換されたアミノもしくはモルホリノ基の如き含窒素
基で或いはピベリジルもしくはピリジル基で置換されて
いてもよい。低級ァルキルカルバモィル基に存在する低
級ァルキル基は直鏡状または分枝鎖状の低級アルキル基
、例えばメチルまたはィソプロピル基である。
かかる低級アルキルカルバモイル基の例はメチルカルバ
モィル及びエチルカルバモィル基である。式1の化合物
の例は次のものである:9−(6−クロル−4−メトキ
シー2・3ージメチルーフエニル)−3・7ージメチル
ーノナ−2・4・6・8ーテトラェン−1−オィツク酸
ヱチルエステル、9−(6−クロル−4−メトキシ−2
・5ーシメチルーフエニル)−3・7ージメチルーノナ
−2・4・6・8−テトラェン−1ーオィック酸エチル
エステル、9−(2−クロル−4−メトキシ−3・5・
6一トリメチルーフエニル)一3・7−ジメチル−ノナ
ー2・4・6・8−テトラエン−1−オイツク酸エチル
ェステル、9一(5ークロル−2・4−ジメトキシ−6
−メチルーフエニル)−3・7−ジメチルーノナ−2・
4・6・8−テトラヱン−1−オィック酸エチルエステ
ル、9−(2・6−ジクロル−4ーメトキシーフエニル
)−3・7ージメチルーノナ−2・4・6・8−テトラ
ェン−1−オイツク酸エチルェステ/し、9一(2・5
・6−トリクロル−4ーメトキシーフエニル)−3・7
ージメチル−ノナ−2・4・6・8ーテトラェン−1ー
オイツク酸エチルエステル、9一(6ーメチル−2・4
一ジメトキシーフエニル)一3・7ージメチルーノナー
2・4・6・8ーテトラェン−1ーオイツク酸エチルェ
ステル及び9−(2・4ージメトキシー3・6ージメチ
ルーフエニル)−3・7ージメチル−/ナー2・4・6
・8−テトラヱン−1−オイック酸エチルエステル。
本発明によって提供される方法によれば、上記式1の化
合物及びその塩は一般式の化合物を一般式 〔式中、記号mは0を表わしそしてnは1を表わすか、
または記号mは1を表わしそしてnは0を表わし、記号
A及びBの一方はホルミル基を表わしそして他方の記号
は式−C比一P〔X〕3由Ye(但し記号×はァリール
基を表わしそして記号Yは有機酸もしくは無機酸のアニ
オンを表わす)のトリアリールホスホニウムメチル基ま
たは式(但し記号Zはアルコキシ基を表わす)のジアル
コキシホスフィニルメチル基を表わすか、或いは記号A
及びBの一方はハロメチル、アルキルスルホニルオキシ
メチルまたはアリ−ルスルホニルオキシメチル基を表わ
し、そして他の記号は式(但し記号Eは1 個またはそれ以上の電子反発性ないし弱電子吸引性置換
基を有していてもよいフリールまたはァラルケニル基を
表わす)のスルホニルメチル基を表わし:記号R,、R
2、R3、R4及びR5は上記の意味を有し:記号R7
はカルボキシル、アルコキシカルボニル、アルケノキシ
カルボニル、アルキノキシカルボニル、ジ(低級アルキ
ル)カルバモィルもしくはN−複索環式カルボニル基を
表わし;或いは記号Bがホルミル基を表わす場合には、
記号R7はまたホルミル、アルコキシメチルもしくはア
ルカノィルオキシメチル基を表わし;或いは記号Bがハ
ロメチル、アルキルスルホニルオキシメチルもしくはア
リ一ルスルホニルオキシメチル基を表わす場合には、記
号R7はまたホルミル、アルコキシメチルもしくはアル
カノイルオキシメチル基を表わし;或いは記号Bがトリ
ァリールホスホニウムメチル基、ジアルコキシホスフィ
ニルメチル基もしくはスルホニルメチル基を表わす場合
には、記号R7はまたホルミル基を表わす〕の化合物と
反応させ、反応生成物に存在し得るスルホン基を離脱さ
せて追加の炭素−炭素結合を生じさせ、必要に応じて、
得られた酸またはアミンを塩に変えるか、式1のカルボ
ン酸を式1のカルボン酸ヱステルまたは式1のァミドも
こ変えるか、式1のカルボン酸ェステルを式1のカルボ
ン酸または式1のァミドに変えるか、或いは式1のカル
ボン酸または式1のカルボン酸ェステルを対応する式1
のアルコールに還元し、そして必要に応じて、該アルコ
ールをエーテル化もしくはェステル化するか、または式
1のアルコールヱステルをケン化するか、或いは式1の
アルコールもしくはアルコールェステルを対応するカル
ポン酸に酸化することによって製造される。
上記式のトリァリールホスホニウムメチル基において記
号Xで表わされたアリール基には一般に公知のすべての
アリール基が含まれる。
しかしながら該ァリール基は好ましくは単核のアリール
基例えばフェニルまた(低級アルキル)−もしくは(低
級アルコキシ)一層摸されたフェニル基(例えばトリル
、キシリル、メシチル及びp−メトキシフェニル)であ
る。記号Yによって表わされる無機酸アニオンの中は塩
素、臭素もしくはヨウ素イオンまたはヒドロサルフェー
トィオンが好ましい。有機酸アニオンの中ではトシルオ
キシィオンが好ましい。上記式のジアルコキシホスフィ
ニルメチル基において記号Zで表わされるアルコキシ基
は好ましくは炭素原子1〜6個を含む低級アルコキシ基
、特にメトキシ及びェトキシ基である。
上記式のスルホニルメチル基において記号Eで表わされ
る、1個またはそれ以上の電子反発性ないし弱電子吸引
性置換基を有していてもよいァリール又はアラルキル基
の例はフェニル及びスチリルであり、その双方はo−、
m−及びp−位置が次の基で置換されていてもよい:メ
トキシ、フヱノキシ、アセトキシ; ジメチルアミノ、フエニルメチルアミ/、アセチルアミ
/; チオメチル、チオフエニル、チオアセチル;塩素、臭素
;シア/;または m−位置におけるニトロ。
式0の出発物質は一部は新規のものであり、またかかる
新規な出発物質は本発明の一部を構成する。
これらは例えば次の方法で製造することができる。記号
mが0を表わし、そして記号Aがトリアリールホスホニ
ゥムメチル基を表わす〔oa〕か、またはジアルコキシ
ホスフィェルメチル基を表わす〔oc〕場合の式ロの化
合物は、例えば対応する(R,〜R5)−ベンゼンをハ
ロゲン化水溶素醗の存在下において(例えば随時溶媒、
特に氷酢酸中の濃塩酸の存在下において)ホルムァルデ
ヒドで処理し、生じた(R,〜R5)−ペンジルハラィ
ド〔記号mが0を表わし、そして記号Aがハロメチル基
を表わす(ロi)場合の式0のハラィド〕をそれ自体公
知の方法において溶媒中でトリアリールホスフィンと、
好ましくはトルェンもしくはベンゼン中のトリフェニル
ホスフィンと或いはトリアルキルホスフアィト、特にト
リエチルホスフアィトと反応させて製造することができ
る。
アルコキシ基は例えばすでに存在するヒドロキシ基のァ
ルキル化によって上記(R,〜R5)ーベンゼンに導入
することができる。
例えば対応するフェノールを、好ましくは溶媒(例えば
アルカノール)中で且つ塩素(例えば炭酸カリウム)の
存在下において、アルキルハラィド(例えばョウ化メチ
ル)またはジメチルサルフェートと反応させることがで
きる。記号mが1を表わし、そして記号Aがトリアリー
ルホスホニウムメチル基を表わす〔ob〕か、またはジ
アルコキシホスフィニルメチル基を表わす〔od〕場合
の式0の化合物は例えば次の方法で製造することができ
る:対応する(R,〜R5)ベンゼンをまずホルミル化
に付す:例えば談(R,〜R5)−ベンゼンにホルミル
化剤を作用させる。
これは例えばルイス(仏wis)酸の存在下においてホ
ルミル化を行なうことにより行なうことができる。ホル
ミル化剤として特にオルトギ酸ェステル、ホルミルクロ
ラィド及びジメチルホルムアミドを挙げることができる
。特に適するルイス酸は亜鉛、アルミニウム、チタン、
スズ及び鉄のハロゲン化物、例えば塩化亜鉛、三塩化ア
ルミニウム、四塩化チタン、四塩化スズ及び三塩化鉄並
びに無機酸及び有機酸のハロゲン化物、例えばオキシ塩
化リン及びメタンスルホニルクロラィドである。ホルミ
ル化剤が過剰に存在する場合、ホルミル化は更に溶媒を
加えずに行なうことができる。
しかしながら一般にホルミル化を不活性有機溶媒(例え
ばニトロベンゼンまたは塩化メチレンの如き塩素化され
た炭化水素)中で行なうことがよい。このホルミル化は
0℃乃至ホルミル化混合物の沸点間の温度で行なうこと
ができる。次いで得られた(R,〜R5)−ペンズアル
デヒドをそれ自体公知の方法において、アルカリ(例え
ば希釈水酸化ナトリウム水溶液)の存在下において冷時
(即ち約00〜3び○の温度で)アセトンと縮合させて
(R,〜R5)−フェニループト−3−ェンー2ーオン
に変え、このものをそれ自体公知の方法において有機金
属反応〔例えばアセチレンの添加によるグリニアール(
Gri飢ard)反応〕を用いて対応する(R,〜R5
)ーフェニルー3−メチル一3ーヒドロキシーベンタ一
4−エン−1ーインに変えることができる。
生じた第三級アセチレン性カルビノールを続いてそれ自
体公知の方法において、一部不活性化した貴金属触媒〔
リンドラ‐(Lindlar)触媒〕を用いて部分的に
水素添加する。次に生じた第三級エチレン性カルビノー
ルを溶媒(例えばベンゼン)中にて無機酸(例えば塩化
水素もしくは臭化水素の如きハロゲン化水素または硫酸
)の存在下においてトリアリールホスフィン、特にトリ
フェニルホスフィンで処理して、ァIJル転位下で記号
mが1を表わす場合の式obの所望のホスホニウム塩に
変えることができる。また第三級エチレン性カルピノー
ルをハロゲン化して記号mが1を表わし、そして記号A
がハロメチル基を表わす〔ok〕場合の式0のハラィド
を生成させ、このハライドをトリアルキルホスフアイト
(例えばトリエチルホスフアイト)により対応する式ロ
dのホスホネイトに変えることもできる。記号mが0を
表わし、そして記号Aがスルホニルメチル基を表わす〔
oe〕場合の式ロの化合物は、例えば(R,〜R5)−
フェノールまたは対応するハロベンゼンを有極性溶媒(
例えばメタ/−ル、エタノールもしくはイソプロパノー
ルの如きアルコール、テトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアミドまたは氷酢酸)に溶解し、この溶液を室温に
て式(但し記号Eは上記の 意味を有する)のスルフィン酸または該スルフィン酸の
アルカリ塩と反応させて製造することができる。
スルホンは反応混合物から、例えば反応混合物を重炭酸
ナトリウム水溶液の添加により中性にし、スルホンを有
機溶媒(例えば酢酸エチルまたはエーテル)で抽出して
、単離することができる。記号mが1を表わし、そして
記号Aがスルホニルメチル基を表わす〔of〕場合の式
0の化合物は同様の方法において、(R.〜R5)−フ
ェニルー3ーメチルーベンター2・4ージエン−1−オ
ールまたは対応するハラィドを前記のスルフィン酸また
はそのアルカリ金属塩と反応させて製造することができ
る。
記号mが0を表わし、そして記号Aがホルミル基を表わ
す〔ロg〕場合の式0の化合物は例えば前記の方法で(
R,〜R5)ーベンゼンをホルミル化して製造すること
ができる。
記号mが1を表わし、そして記号Aがホルミル基を表わ
すmh〕場合の式Dの化合物は例えばビッティヒ〔Wi
ttig)反応条件下で(R,〜R5)−フェニルーブ
トー3−ェン−2ーオン(式ロbの化合物の製造に関連
して上に述べたもの)をェトキシカルボニルーメチレン
ートリフエニルホスホランまたはジェチルーホスホン酢
酸エチルェステルと反応させて製造することができる。
次いで生じた(R,〜R5)ーフエニル−3ーメチル−
ペンター2・4−ジェンー1ーオイツク酸エチルェステ
ルを有機溶媒(例えばエーテルまたはテトラヒドロフラ
ン)中にて複合金属水素化物、特に水素化リチウムアル
ミニウムによって冷時還元し、(R,〜R5)−フエニ
ル−3ーメチルーベンター2・4ージェン−1−オール
を生成させる。次にこのアルコールを0℃乃至酸化混合
物の沸点間の温度で酸化剤(例えばアセトンまたは塩化
メチレンの如き有機溶媒中の二酸化マグネシウム)で処
理して酸化し、式ロhの所望の(R,〜R5)−フェニ
ル−3−メチル−ペン夕−2・4ージエンー1ーアール
を生成させる。式mの化合物は一部は新規なものである
記号nが0を表わし、そして記号Bがトリァリールホス
ホニウムメチル基を表わす〔ma〕か、またはジアルコ
キシホスフィニルメチル基を表わす〔mc〕場合の式m
の化合物は、ェステル化し得る4ーハロー3ーメチルー
クロトン酸またはェステル化された4−ハロー3ーメチ
ルークロチルアルコールを溶媒中のトリアリールホスフ
イン、好ましくはトルェン中のトリフェニルホスフィン
と、或いはトリアルキルホスフアィト、特にトリエチル
ホスフアィトと反応させて容易に製造することができる
記号nが1を表わし、そして記号Bがトリアリールホス
ホニウムメチル基を表わす〔mb〕か、またはジアルコ
キシホスフィニルメチル基を表わす〔md〕場合の式m
の化合物は、例えば記号nが1を表わし、そして記号B
がホルミル基を表わす〔mh〕場合の式mのアルデヒ日
こおけるホルミル基を、アルカノール(例えばエタノー
ルまたはィソプロパノール)中の水素化ホウ素ナトリウ
ムの如き金属水素化物を用いてヒドロキシメチル基に還
元する。
生じたアルコールを普通のハロゲン化剤(例えばオキシ
塩化リン)を用いてハロゲン化し、生じた記号nが1を
表わしそして記号Bがハロメチル基を表わす〔mi〕場
合の式mのハライド、8−ハロー3・7ージメチル−オ
クター2・4・6−トリェンー1−カルポン酸またはそ
の誘導体を、溶媒中のトリアリールホスフィン、好まし
くはトルェンもしくはベンゼン中のトリフェニルホスフ
インで或いはトリアルキルホスフアィト、特にトリエチ
ルホスフアィトで所望の式mbのホスホニウム塩または
式mdのホスホネィトに変えることができる。記号nが
0を表わし、そして記号Bがスルホニルメチル基を表わ
す〔me〕場合の式mの化合物は、例えば有極性溶媒(
例えばィソプロパノールまたはn−ブタノール)中の4
ーヒドロキシー3−メチル−ブトー2−エン−1ーアー
ルもしくはそのアセティトまたは対応するブロマイドを
前記の方法で上記のスルフィン酸またはそのアルカリ金
属塩と反応させて製造することができる。記号nが1を
表わし、そして記号Bがスルホニルメチル基を表わす〔
mf〕場合の式mの化合物は、前記同様の方法で、例え
ば8−ヒドロキシ−3・7ージメチルーオクター214
・6−トリエン−1−オィック酸もしくはそのアセティ
トまたは対応するブロマイドを上記のスルフィン酸と反
応させて製造することができる。記号nが0を表わし、
そして記号Bがホルミル基を表わす〔mg〕場合の式m
の化合物は、例えば随時ェステル化された酒石酸を酸化
的に解裂させて(例えばベンゼンの如き有機溶媒中にて
室温でテトラ酢酸鉛を用いて)製造することができる。
次いで得られたグリオキザル酸誘導体をそれ自体公知の
方法において、有利にはアミンの存在下において、水の
除去に伴なし、昇温下(例えば60℃乃至11000間
の温度)で、プロピオンアルデヒドと縮合させ、所望の
3−ホルミルークロチルアルコール誘導体を生成させる
ことができる。記号nが1を表わし、そして記号Bがホ
ルミル基を表わす〔mh〕場合の式mの化合物は、例え
ば第三級アミンの存在下において414ージメトキシー
3−メチルーブトー1−エンー3ーオールに冷時、好ま
しくは−10qo〜−20qoでホスゲンを作用させ、
生じた2−ホルミル−4−クロルーフト−2ーェンをビ
ッティヒ反応条件下で、ェステル化され得る3−ホルミ
ルクロトン酸またはェステル化され得る3−ホルミルー
クロチルアルコールと縮合させ、所望の式mhのアルデ
ヒドを生成させることができる。本発明によって提供さ
れる方法に従い、式ロaまたはロbのホスホニウム塩を
式mhまたはmgのアルデヒドと反応させるか、式ma
またはmbのホスホニウム塩を式ohまたは0gのアル
ヂヒドと反応させるか、式ocまたはodのホスホネー
トを式mhまたはmgのアルデヒドと反応させるか、式
mcまたはmdのホスホネートを式ロhまたは0gのア
ルデヒドと反応させるか、式oeまたはofのスルホン
を式mkまたはmiのハラィドと反応させるか、或いは
式meまたはmfのスルホンを式okまたは□iのハラ
ィドと反応させる。ピッティヒ法によれば、各成分を相
互に酸結合剤(例えばナトリウムメチレートの如きアル
カリ金属アルコレートまたはァルキル置換されていても
よいアルキレンオキシド、特にエチレンオキシドもしく
は112−ブチレンオキシド)の存在下において、或い
は必要に応じて溶媒(例えば塩化メチレンの如き塩素化
された炭化水素、またはジメチルホルムアミド)中にて
室温乃至反応混合物の沸点間の温度で反応させる。
ホルナ一法によれば、各成分を共に塩基を用いて、好ま
しくは不活性有機溶媒の存在下において、例えばベンゼ
ン、トルェン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフ
ランもしくは1・2−ジメトキシェタン中の水素化ナト
リウム、またはメタノール中のナトリウムメチレートを
用いて、0℃乃至反応混合物の沸点間の温度で反応させ
る。
ジュリァ(Jのia)法によれば、各成分を相互に縮合
剤を用いて、有利には有極性溶媒の存在下において反応
させる。適当な溶媒は例えばジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、テトラヒ
ドロフラン及びへキサメチリン酸トリアミド並びにアル
コール例えばメタノール、イソプロパノールまたはte
n−ブタノールである。縮合剤として特に利用される強
塩基の中では、例えばアルカリ金属及びアルカリ士金属
炭酸塩、特に炭酸ナトリウム、アルカリ金属水酸化物例
えば水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウム、アルカI
J金属及びアルカリ士金属アルコレート例えばナトリウ
ムメチレート及び特にカリウムにrt−ブチレート、ア
ルカリ金属水素化物例えば水素化ナトリウム、アルキル
ーマグネシウムハラィド例えばメチルマグネシウムブロ
マイド並びにアルカリ金属アミド例えばナトリウムアミ
ドをあげることができる。この方法を用いる反応は好ま
しくは低温、特に凝固点(例えば5ぴ乃至−80℃間)
以下の温度で行なわれる。ある場合には上記反応をその
場で行なうことが有利であることがわかった;即ち特定
のホスホニウム塩、、ホスホネートまたはスルホンを、
それを製造した媒質から単離せずに行なう。
式1のカルポン酸はそれ自体公知の方法で(例えば好ま
しくはピリジン中にて塩化チオニルで処理して)酸塩化
物に変えることができ、このものをアルカノールとの反
応によりェステルにそしてアンモニアとの反応によりア
ミドーこ変えることができる。
式1のカルボン酸ェステルをそれ自体公知の方法におい
て、例えば室温乃至混合物の沸点間の温度にてアルカリ
、特に水ーアルコール性水酸化ナトリウムまたは水酸化
カリウムで処理してカルボン酸に加水分解することがで
きる。
次に生じたカルボン酸を酸ハラィドを介してアミド化す
ることができる。また、カルボン酸ェステルを前記の如
く直接ァミド化することができる。式1のカルポン酸を
リチウムアミドで処理して対応するアミドに直接変える
ことができる。
この処理は有利には室温で行なわれる。式1のカルボン
酸またはカルボン酸ェステルはそれ自体公知の方法にお
いて式1の対応するアルコールに還元することができる
この還元は有利には不活性溶媒中の金属水素化物または
アルキル金属水素化物を用いて行なわれる。特に適する
ことがわかった水素化物の例は複合金属水素化物例えば
水素化リチウムアルミニウム及び水素化ビス−〔メトキ
シ−エチレンオキシ〕−ナトリウムアルミニウムである
。適当な不活性溶媒はなかでも、水素化リチウムアルミ
ニウムを用いる場合には、エーテル、テトラヒドロフラ
ンまたはジオキサンであり、そして水素化ジイソブチル
アルミニウムまたは水素化ビス−(メトキシーェチレン
オキシ〕−ナトリウムアルミニウムを用いる場合にはエ
ーテル、ヘキサン、ベンゼンまたはトルエンである。式
1のアルコールは例えばジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、1・2−ジメトキシエタンもしくはジメチルホルム
アミドの如き有機溶媒中の塩基、好ましくは水素化ナト
リウムの存在下において、或いはアルカノール中のアル
カリ金属ァルコレートの存在下において、0℃乃至室温
間の温度にてアルキルハライド(例えばョウ化エチル)
でエーテル化することができる。
また式1のアルコールは、有利には塩基(例えばピリジ
ンまたはトリェチルアミン)の存在下において室温乃至
混合物の沸点間の温度にて、アルカノィルハライドまた
は無水物で処理してェステル化することもできる。
得られたアルコールヱステルをそれ自体公知の方法にお
いて、例えばカルボン酸ェステルのケン化に関連してす
でに述べた方法で、ケン化することができる。
式1のアルコールまたはそのェステルはそれ自体公知の
方法において酸化して対応する式1の酸を生成させるこ
とができる。
この酸化は水または水と混和し得る有機溶媒中にて酸化
銀(1)及びアルカリを用いて、室温乃至混合物の沸点
間の温度で有利に行なわれる。式1のアミンは無機酸(
例えばハロゲン化水素酸、特に塩化水素酸または臭化水
素酸及び硫酸)並びに有機酸(例えば安息香酸、酢酸、
クエン酸及び乳酸)によって酸付加塩を生成する。
式1のカルボン酸は塩基、殊にアルカリ金属水酸化物、
特に水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムによって塩を
生成する。式1の化合物はシス/トランス混合物として
生じることがあり、このものはそれ自体公知の方法にお
いてシス及びトランス成分に分離することができ、或い
はそれ自体公知の方法において全トランス化合物に異性
化することができる。
本ポリェン化合物は薬理学的に価値がある。
該化合物は良性及び悪性の新形成(neoplasia
)及び前癌性病変(premali劉ant)の局部的
及び全身的治療並びにこれら症状の全身的及び局部的予
防に対して用いることができる。また本化合物は座輝く
acne)、乾凝(psoriasis)及び増大また
は病理学的に変化した角化(comification
)に伴なう他の皮ふ病(dermatose)の局所的
または全身的治療、並びに炎症及びアレルギ、性皮ふ科
的症状(allergcdennatolo亀calc
ondition)の処置にも適している。また本化合
物は炎症もしくは変質または中熟成期変化(metap
lasticalleration)による粘膜病(m
ucousmembrancedisease)の防除
に用い得る。本ポリヱン化合物の毒性はわずかである。
例えば9−(2−クロル−4−メトキシー315・6一
トリメチルーフエニル)−3・7ージメチルーノナー2
・4・6・8ーテトラエンー1−オイツク酸を体重30
夕のマウスに1日当り200の9/k9の投薬量で膿腔
内に投与した場合、14日後〔合計10日間投与〕、A
−ビタミン過多症(A一hypervitaminos
is)の徴候は明らかにならなかった。マウスにおける
わずかなAービタミン過多症の最初の徴候は1日当り4
00の9/k9の投薬量で14日後〔合計10日間投与
〕に現われる。これは20%に体重増加、ある程度の脱
毛及びわずかな皮ふのはげ落を出現する。本ポリェン化
合物の腫湯(tumom)抑制活性が顕著である。
乳頭腫(papilloma)試験において、ジメチル
ベンズアントラセン及びはず油によって誘発された瞳湯
が退行する。乳頭種の直径は9−(2−クロル−4−メ
トキシー315・6−トリメチル−フエニル)−3・7
ージメチルーノナー2・4・6・8−テトラエンー1ー
オイツク酸エチルェステルの膿腔内投与後2週間以に、
400の9/k9/週の投薬量で61%及び200の9
/k9ノ週の投薬量で45%減少した。式1のポリヱン
化合物及びその塩は従って薬剤として、例えば適合し得
る薬剤上の担体との配合物として該化合物を含ませた薬
剤調製物の形態で用いることができる。
全身用投与に対する薬剤調製物は例えばかかる調剤には
普通である無毒・性の不活性固体または液体担体に活性
成分としてポリェン化合物を加えて製造することができ
る。薬剤調製物は経腸的または非経腸的に投与すること
ができる。
経腸投与に適する調剤は例えば錠剤、カプセル剤、礎衣
丸、シロップ剤、懸濁剤、溶液及び坐薬であり、非経腸
投与に適する調剤は冷浸剤及び注射用溶液である。本発
明のポリェン化合物を投与する投薬量は投与方法及び径
路並びに患者の必要性に従って変えることができる。
本発明のポリェン化合物は1日当り1回またはそれ以上
の投薬回数において5の9〜200の9の量で投与する
ことができる。
本発明のポリェン化合物約10の9〜約100の9を含
むカプセル剤が投与の好適形態である。薬剤調製物には
不活性または薬理学的活性な添加物を含ませることがで
きる。錠剤または額粒剤には例えば一連の結合剤、充填
剤、担体物質または希釈剤を含ませることができる。液
体調剤は例えば無菌の水温和性溶液の形態をとることが
できる。カプセル剤は充填剤またはシックナー(Thi
ckener)を含んでいてもよい。
更に薬剤調製物中には風味改善用添加物並びに保存剤、
安定剤、水分保持剤または乳化剤、浸透圧を変えるため
の塩、緩衝剤として通常用いられる物質及び他の添加物
が存在していてもよい。上記の担体物質及び希釈剤は有
機または無機物質、例えば水、ゼラチン、ラクトース、
殿粉、ステアリン酸マグネシウム、タルク、アラビアゴ
ム、ボリアルキレングリコール等を含むことができる。
勿論、この薬剤調製物の製造に用いる全ての補助剤は穣
毒性であることが必要条件である。局部投与に対しては
、本ポリェン化合物を軟膏、チンキ、クリーム、溶液、
ローション、噴霧剤、懸濁剤等の形態にすることが有利
である。軟膏、クリーム及び溶液が好ましい。局所投与
に対するこの薬剤調製物は活性成分としてポリェン化合
物を、かかる調剤には普通であり且つ局部処置に適する
無毒性の不活性固体または液体担体と混合して製造する
ことができる。局部投与に対して有利なものは約0.1
0〜約0.3%、好ましくは0.02%〜0.1%溶液
及び約0.05%〜約5%、好ましくは約0.1%〜約
2.0%軟膏またはクリームである。
また薬剤調製物中には酸化防止剤(例えばトコフエロー
ル、N−メチルーツートコフエラミン、ブチル化したヒ
ドロキシアニソールまたはブチル化したヒドロキシトル
ェン)が存在していてもよい。
以下の実施例は本発明によって提供される方法を説明す
るものである。
実施例 1 2−クロル−4−メトキシ−3・5・6ートリメチルー
ベンジルートリフヱニルホスホニウムクロラィド9.9
夕をジメチルホルムアミド50泌に溶解した。
7−ホルミルm3−メチルーオクター2・4・6ートリ
ェソー1ーオイック酸エチルェステル4.16夕の添加
後、この溶液を20qoにて、ナトリウム0.460夕
及び無水エタノール10の‘から新たに製造したナトリ
ウムェチレート溶液で滴下処理した。
この混合物を室温で1幼時間縄拝し、次に水100m‘
に導入し、ヘキサンで抽出した。へキサン抽出液をメタ
ノール/水と共に3回振渇し、硫酸ナトリウム上で乾燥
し、減圧下で蒸発させた。残溝をシリカゲルに吸着させ
、溶離させるために塩化メチレン/へキサン(8:2)
を用いて精製した。溶雛液から得られた9一(2ークロ
ルー4−メトキシ−3・5・6−トリメチルーフヱニル
)一3・7ージメチルーオクタ−2・4・6・8ーテト
ラェン−1ーオイツク酸エチルェステルはへキサンから
再結晶後、90こ0で溶融した。出発物質として用いた
2−クロル−4ーメトキシー3・5・6−トリメチル−
ペンジルートリフェニルホスホニウムクロラィド例えば
次の如くして製造することができた:3ークロル−4・
6ージメチル−ペンジルクロラィド189夕を磯水酸化
ナトリウム1500の‘に導入した。
この混合物を燈拝しながら2時間以内に亜鉛末195夕
で処理した。発熱的に生じる反応の温度を冷却によって
70qoに保持した。この混合物を更に50qCで1観
音間燈拝し、次に炉過した。炉液を塩化メチレン800
の‘で3回抽出した。塩化メチレン抽出液を水で洗浄し
て中性にし、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして蒸発さ
せた。残った2−クロルー3・5・6ートリメチル−ベ
ンゼンをシリカゲルに吸着させ、溶離させるためにへキ
サン/塩化メチレン(9:1)を用いて精製した。この
化合物は8100/9側Hgで沸騰した。2ークロルー
3・5・6−トリメチル−ベンゼン70夕を蝿拝しなが
ら0℃に子冷した硝酸(70%V′V)400泌に30
分以内に滴下した。
この混合物を十2000まで徐々に温度を上昇させなが
ら更に4時間燈拝し、次に氷冷に導入し、エーテルで十
分に抽出した。エーテル抽出液を水1000の‘で6回
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で蒸発させ
た。残った2−クロル−4−ニトロ一3・5・6−トリ
メチルベンゼンをシリカゲルに吸着させ、溶離させるた
めにへキサン/ベンゼン(3:7)を用いて精製した。
この化合物は低沸点の石油エーテルから再結晶後、79
午Cで溶融した。2ーク。
ル−4−ニトロ一3・5・6−トリメチル−ベンゼン1
14.5夕を酢酸エチル300の‘に溶解した。この溶
液をエタノール300泌で希釈し、ラネーニッケル20
の‘の添加後、普通の条件下で水素添加した。水素43
Mの吸収後、水素添加は終了した。触媒を二酸化炭素通
気しながら炉別し、エタノールで洗浄した。合液した炉
液を減圧下で蒸発さ)せた。残った4ーアミノ−2ーク
ロルー3・5・6−トリメチル−ベンゼンはへキサンか
ら再結晶後、93qoで溶融した。4−アミノー2ーク
ロルー3・5・6−トリメチルーベンゼン65夕を縄拝
し且つ冷却しながら濃硫酸250の‘に徐々に導入した
その際に温度は十60こ0に上昇した。この混合物を氷
750夕を徐々に添加して0℃に冷却し、次に水80の
‘中の函硝酸ナトリウム26.42の溶液で3時間以内
に滴下処理した。この混合物を0℃〜十10q0で更に
9粉ふ間蝿拝し、次いで炉過した。炉液を、硫酸〔50
Vol%〕600叫を滴下しながら、水蒸気蒸留した。
蟹出物を塩化メチレン100似で3回抽出した。塩化メ
チレン抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして蒸発
させた。残った2−クロル−4−ヒドロキシー3・5・
6一トリメチルーベンゼンはへキサンから再結晶した後
、97q0で溶融した。メタノール400の【及び硝酸
ジメチル85.5叫の添加後、2−クロル−4ーヒドロ
キシ−3・5・6−トリメチル−ベンゼン76夕を燈拝
しながら水酸化カリウム〔25%、多′V〕265.5
の‘で滴下処理した。
この混合物を、ここで加熱沸騰させ、還流条件下で4時
間燈拝し、次いで蒸発させた。残澄を水600の‘に探
り入れた。水溶液をエーテル600の‘で3回抽出した
。エーテル抽出液を水で洗浄して中性にし、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残った油状の2
−クロルー4ーメトキシー315・6−トリメチル−ベ
ンゼンは770〜7900/1側Hgで沸騰した。2−
クロルー4ーメトキシー3・5・6ートリメチル−ベン
ゼン65.35夕を酢酸235の‘、塩酸〔37夕/V
〕446の【及びホルムアルデヒド(35%)107w
‘と混合した。
この混合物を70つ0で3時間蝿拝し、冷却後、水20
00の‘に導入した。この水溶液を塩化メチレン100
0私で3回抽出した。塩化メチレン抽出液を水1000
の‘で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
蒸発させた。残った2ークロルー4ーメトキシー3・5
・6−トリメチルーベンジルクロラィドをシリカゲルに
吸着させ、溶離させるために低沸点石油エーテルを用い
て精製した。この化合物は低沸点石油ヱーテルから再結
晶後、59o 〜6y0で溶融した。2−クロル−4−
メトキシー3・516ートリメチル−ペンジルクロライ
ド70.8夕をトルエン500肌に溶解した。
この溶液をトリフェニルホスフィン77夕で処理し、1
00ooで1期時間縄拝した。白色結晶状で分離した2
−クロルー4ーメトキシ−3・506ートリメチルーベ
ンジルートリフエニルホスホニウムクロラィドをエーテ
ルで洗浄し、真空下で乾燥した「このホスホニウム塩は
21500で溶融した。出発物質として用いた7−ホル
ミルー3ーメチルーオクター2・4・6ートリエン−1
ーオイック酸エチルェステルは例えば次の如くして製造
することができた:少量の硝酸鉄(m)の添加後、液体
アンモニア2700の‘を櫨拝し且つ冷却しながらカリ
ウム169.5夕で一部づつ処理した。
最初の青色が消えたら直ちに(貝。ち約30〜4流ご後
)t混合物の脂色が薄くなるまでアセチレンガスを3と
/分の気流で導入した。次にガス流を2そ/分に減じ、
この混合物を無水エーテル425の【中のメチルグリオ
キザルジメチルァセタール500夕の溶液で滴下処理し
た。アセチレン通気を更に1時間燈拝しながら続けた。
次いでこの混合物を塩化アンモニウム425夕で一部づ
つ処理し、アンモニアを蒸発させながら1劇時間に30
qoに徐々に加溢し、エーテル1600叫で抽出した。
エーテル抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で
蒸発させた。残った414ージメトキシ−3ーメチルー
ブト−1−イン−3−オ−ルは精留後、3300/0.
03脚Hgで沸騰した;n色5=1.4480。4・4
−ジメトキシ−3−メチルーブトー1−イン−3−オー
ル198夕を高沸点の石油エーテル960の上に溶解し
、5%パラジウム触媒19.3夕及びキノリン19.3
夕の添加後、普通の条件下で水素添加した。
水素33.5その吸収後、水素添加は終了した。触媒を
炉刻した。炉液を減圧下で蒸発させた。残った4・4−
ジメトキシー3ーメチルーフト−1ーェン−3−オール
は精留後、700 〜7〆0物18皿Hgで沸騰した。
ホスゲン195の‘を−1oo○で四塩化炭素1570
の‘に導入した。
ピリジン213夕の添加後、この溶液を一1ooC〜−
2000の温度にて414ージメトキシー3ーメチルー
ブト−1ーエン−3−オール327夕で滴下処理した。
この混合物を燭拝しながら2500に徐々に加溢し、室
温で更に3時間蝿拝し、1500に冷却し「水895机
‘で処理した。水相を分離し、そしてすてた。冷時1幼
時間放置した後、有機相を5%硫酸448の‘で処理し
、5時間縄拝し「次に水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥し、減圧下で蒸発させた。残った2−ホルミル−4
ークロル−ブトー2−ェンは精蟹後、37o 〜400
0/1.8肋Hgで沸騰した;n客=144895。2
−ホルミルー4−クロルーブトー2ーエン165.7夕
をベンゼン840の上に溶解し、トリフェニルホスフィ
ン367夕で処理した。
この混合物を窒素通気しながら還流条件下で1濁時間加
熱沸騰させ、次に20o0に冷却した。沈殿した2ーホ
ルミルーフトー2−ヱン−4−トリフエニルホスホニウ
ムクロラィドは、ベンゼンで洗浄しそして乾燥した後、
250〜25〆○で溶融した。2−ホルミル−ブト−2
−エン−4ートリフエニルホスホニウムクロライド21
2.6夕及び3−ホルミルークロトン酸エチルェステル
95夕をブタノール100の‘に導入し、5℃にてブタ
ノール60地中のトリェチルアミン57夕の溶液で処理
した。
この混合物を2500で6時間縄拝し、次に冷却し、水
に導入し、ヘキサンで十分に抽出した。へキサン相まず
メタノール/水(6:4)でくり返し洗浄し、次に水で
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し「 そして炉過した
。炉液をヨウ素と共に1幼時間振渇して異性化した。ヨ
ウ素をチオ硫酸ナトリウムの添加によって除去した。炉
液を再び水で洗浄し、乾燥し、減圧下で蒸発させた。残
った7−ホルミル−3一メチルーオクタ−2・4・6−
トリェンーIHオィック酸エチルヱステルは更に精製せ
ずに本方法にいることができた。実施例 2 216−ジクロルー4−メトキシーベンジル−トリフェ
ニルホスホニウムクロライド39夕及び7ーホルミル−
3−メチルーオクタ−214・6−トリェンー1ーオィ
ック酸エチルェステル16夕を、1・2ーブチレンオキ
シド40夕の添加後、蝿拝しながら還流条件下で8〆〜
85午0に2時間加熱した。
次にこの混合物をへキサンで十分に抽出した。へキサン
抽出液をメタノール/水(60:40)で数回洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残澄
をシリカゲルに吸着させ、溶離させるためにへキサンを
用いて精製した。溶離液から得られた9一(2・6ージ
クロル−4−メトキシーフエニル)−3・7ージメチル
ーオクター2・4・6・8ーテトラエンー1−オイツク
酸エチルェステルはへキサンから再結晶後、1170〜
11800で溶融した。出発物質として用いた2・6−
ジク。
ルー4−メトキシーベンジルートリフエニルホスホニウ
ムクロラィドは例えば次の如くして製造することができ
た:3・5一ジクロルーアニソール77夕をエーテル2
5助けこ溶解した。
ホルムアルデヒド〔35%、夕/V〕70の‘の添加後
、この溶液に室温で蝿拝しながら塩化水素を8時間通気
した。次に溶液を氷上に注ぎ、エーテルで十分に抽出し
た。エーテル抽出液を水で洗浄して中性にし、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残った油状の
2・6−ジクロルー4ーメトキシーベンジルクロライド
は屈折率n容=1.5730をもっていた。2・6−ジ
クロル−4ーメトキシーベンジルクロライド23.7夕
、トリフエニルホスフイン26.2夕及び無水ベンゼン
150の上を還流条件下で1幼時間加熱した。
冷却した際に沈殿した2・6ージクロルー4ーメトキシ
−ペンジルートリフエニルホスホニゥムクロラィドを本
方法に用いる前に真空下で乾燥した。実施例 3 実施例1及び2に述べた方法と同様にして、2ークロル
ー4ーメトキシー5・6ージメチルーベンジルートリフ
エニルホスホニウムクロライドを7ーホルミル−3ーメ
チルーオクタ一2・4・6ートリェンー1ーオィック酸
エチルェステルと反応させ、黄赤色油として9一(2−
クロル−4−メトキシー5・6ージメチルーフヱニル)
一3・7ージメチルーノナー2・4・6・8ーテトラエ
ンー1ーオィック酸エチルェステルが得られ、このもの
はへキサンから結晶化後の融点が119qoである。
出発物質として用いた2ークロル−4−メトキシ−5・
6ージメチル−ペンジルートリフエニルホスホニウムク
ロラィドは実施例1及び2に述べた方法と同様にして例
えば2・3ージメチルーァニリンから出発し、2・3−
ジメチルー5ーニトローアニリン、2・3−ジメチルー
5ーニトロ−フエノール、2・3ージメチルー5ーニト
ローアニソール、2・3ージメチル−5ーアミノーアニ
ソール、2・3ージメチル−5−クロルーアニソール及
び2ークロルー4ーメトキシ−5・6−ジメチルーベン
ジルクロラィドを経て製造することができた。
実施例 4 実施例1及び2に述べた方法と同様にして、2・3・6
−トリクロル−4ーメトキシーベンジルートリフエニル
ホスホニウムクロライドを7−ホルミル−3ーメチルー
オクター2・4・6ートリェン−1−オィツク酸エチル
ェステルと反応させ、融点126o 〜128qoの9
−(2・3・6−トリクロル−4ーメトキシーフエニル
)−3・7−ジメチルーノナ−2・4・6・8ーテトラ
エン−1−オイツク酸エチルェステルが得られた。
出発物質として用いた2・3・6−トリクロルー4ーメ
トキシーベンジルートリフエニルホスホニウムクロラィ
ドは実施例1及び2に述べた方法と同様にして2・3・
5−トリクロル−フェノールから出発し、2・3・5−
トリクロルーアニソール及び2・3・6−トリクロル−
4−メトキシーベンジルクロラィドを経て製造すること
ができた。
実施例 5 実施例1及び2に述べた方法と同様にして、2・4ージ
メトキシー3・6ージメチルーベンジルートリフエニル
ホスホニウムクロライドを7−ホルミルー3−メチルー
オクター2・4・6−トリェン−1ーオィック酸エチル
ェステルと反応させ、9−(2・4ージメトキシ−3・
6ージメチルーフエニル)一3・7ージメチルーノナー
2・4・6・8−テトラェソ−1−オィツク酸エチルェ
ステルが得られた。
上記のェステルをケン化して得られた9−(2・4−ジ
メトキシ−3・6−ジメチルーフエニル)一3・7ージ
メチル−/ナ−2・4・6・8−テトラェンー1−オィ
ック酸は214o 〜215qoで熔融した。
出発物質として用いた214ージメトキシー3・6ージ
メチル−ペンジルートリフエニルホスホニウムクロラィ
ドは実施例1及び2に述べた方法と同機にして、例えば
オルシン(3・5−ジヒドロキシートルェン)から出発
して、2−アセチルー3・5ージヒドロキシートルエン
、2−アセチルー3・5−ジヒドロキシーpーキシロー
ル、2・6ージヒドロキシーpーキシロール、2・6ー
ジメトキシ−p−キシロール及び2・4−ジメトキシ−
3・6ージメチル−ペンジルクロライドを経て製造する
ことができた。
実施例 6 実施例1及び2に述べた方法と同様にして、6ークロル
ー4ーメトキシー2・5ージメチルーベンジルートリフ
エニルホスホニウムクロライドを7−ホルミルー3ーメ
チルーオクター2・4・6−トリェンー1−オィツク酸
エチルェステルと反応させて、融点106o 〜107
o0の9一(6ークロルー4−メトキシ−2・5−ジメ
チルーフエニル)一3・7−ジメチルーノナー2・4・
6・8ーテトラェンー1−オィック酸エチルェステルが
得られた。
出発物質として用いた6−クロルー4−メトキシー2・
5ージメチル−ペンジルートリフエニルホスホニウムク
ロラィドは実施例1及び2に述べた方法と同様にして例
えば、3−クロル−2・5−ジメチルーニト。
ベンゼンから出発して、3ークロルー2・5ージメチル
ーアニリン、3−クロル−2・5一ジメチルーフエノー
ル、3−クロル−2・5−ジメチルーアニソール及び6
ークロル−4ーメトキシー2・5ージメチルーベンジル
クロラィドを経て製造することができた。実施例 7 9−(6−クロルー4−メトキシー2・5ージメチルー
フヱニル)−3・7−ジメチルーノナ−2・4・6・8
−テトラェン−1ーオィック酸エチルェステル41夕を
エタノール750肌【に溶解した。
この溶液を水63地中の水酸化カリウム41夕で処理し
、窒素雰囲気下にて30分間加熱沸騰させ、冷却し、水
に導入し、塩酸で酸性にした。沈殿した9−(6−クロ
ルー4−メトキシ−2・5ージメチルーフエニル)−3
・7−ジメチルーノナ−214・6・8−テトラヱン−
1−オイツク酸は2310〜234ooで溶融した。実
施例 8 9一(6ークロルー4−メトキシー2・5−ジメチルー
フエニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・4・618
ーテトラェンー1ーオィック酸15夕をテトラヒドロフ
ラン750泌に溶解した。
得られた溶液を三塩化リン2.64地(0.7mol)
で処理し、1幼時間後に減圧下にて30C○でその容量
の半分に濃縮し、エチルアミン14.6夕を含むテトラ
ヒドロフラン溶液にoo〜5℃で滴下した。この混合物
を室温で1時間櫨拝し、飽和塩化ナトリウム水溶液に導
入し、塩化メチレンで抽出した。抽出液を塩化ナトリウ
ムで水溶液で洗浄し、乾燥し、減圧下で蒸圧させた。残
った9−(6−クロル−4ーメトキシー215ージメチ
ルーフエニル)−3・7−ジメチルーノナ−2・4・6
・8−テトラヱン−1ーオイック酸エチルアミドを、シ
リカゲルに吸着させ、溶離させるために塩化メチレン/
メタノール(90:10)を用いて、精製した。酢酸エ
チルから再結晶後、このエチルアミドは20グ 〜20
3qCで溶融した。以下の参考例は本発明によって提供
される代表的な薬剤調製物を説明するものである。
参考例 A カプセル剤は次の成分を含むことができる:9一(2ー
クロルー4ーメトキシー3・5・6一トリメチルーフエ
ニル)一3・7−ジメチルーノナ−2・4・6・8ーテ
トラエンー1−オイツク酸エチルェステル
10の9ロウ混合物
41.5の9植物油
98.0の9エチレンジアミンーテトラ酢酸の
三ナトリウム塩〇.5の9カプセル剤1個当りの重量
150のタカプセル剤1個当りの活性成分
含有量 10の9参考例 B活性成分2.0%を含
む軟膏を次の成分を用いて製造することができた:9一
(2ークロルー4−メトキシ−3・5・6−トリメチル
ーフエニル)−3・7−ジメチルーノナ−2・4・6・
8−テトラエン−1−オイツク酸エチルェステル
2.0タセチルアルコール
2.7夕ラノリン
6.09黄色クセリソ
15.0タ蒸留水、10Mにするため
に 十分な量なお、本発明の関連事項を示せば
次のとおりである。
‘1’一股式 〔式中、記号R,及びR2の一方はハロゲン原子または
低級ァルキル基を表わし、他方の記号はハロゲン原子ま
たは低級アルコキシ基を表わし、記号R3及びR5は各
々水素もしくはハロゲン原子または低級アルキル基を表
わし、ただし記号R3及びR5の一方はハロゲン原子以
外のものであるものとし、記号R4はハロゲン原子また
は低級アルコキシ、アミノ、モノ(低級アルキル)アミ
ノもしくはジ(低級アルキル)アミ/基を表わし、記号
R6はホルミル、ヒドロキシメチル、アルコキシメチル
、アルカノイルオキシメチル、力ルボキシル、アルコキ
シカルボニル、アルケノキシカルボニル、アルキノキシ
ルカルボニル、カルバモイル、モノ(低級アルキル)カ
ルバモイル、ジ(低級ァルキル)カルバモィルまたはN
−複素環式カルボニル基を表わす〕のポリェン化合物及
びその塩の製造にあたり、一般式の化合物を一般式 〔式中、記号mは0を表わしそしてnは1を表わすか、
または記号mは1を表わしそしてnは0を表わし、記号
A及びBの一方はホルミル基を表わしそして他方の記号
は式一CQ一P〔×〕3■Ye(但し記号Xはアリール
基を表わしそして記号Yは有機酸もしくは無機酸のアニ
オンを表わす)のトリアリールホスホニウムメチル基ま
たは式(但し記号 Zはアルコキシ基を表わす)のジァルコキシホスホフィ
ニルメチル基を表わすか、或いは記号A及びBの一方は
ハロメチル、アルキルホニルオキシメチルまたはアリー
ルスルホニルオキシメチル基を表わし、そして他方の記
号は式(但し記号Eは1個またはそ れ以上の電子反発姓ないし弱電子吸引性置換基を有して
いてもよいアリールまたはアラルケニル基を表わす)の
スルホニルメチル基を表わし;記号R,、R2、R3、
R4及びR5は上記の意味を有し;記号R7はカルボキ
シル、アルコキシルカルボニル、アルケノキシカルボニ
ル、アルキノキシカルボニル、ジ(低級アルキル)カル
バモィルもしくはN−複素濠式カルボニル基を表わし、
或いは記号Bがホルミル基を表わす場合には、記号R7
はまたアルコキシメチルもしくはアルカノイルオキシメ
チル基を表わし;或いは、記号Bがハロメチル、アルキ
ルスルホニルオキシメチルもしくはアリールスルホニル
オキシメチル基を表わす場合には、記号R7はまたホル
ミル、アルコキシメチルもしくはアルカノィルオキシメ
チル基を表わし;或いは記号Bがトリアリールホスホニ
ウムメチル基、ジアルコキシホスフィニルメチル基もし
くはスルホニルメチル基を表わす場合には、記号R7は
またホルミル基を表わす〕の化合物と反応させ、反応生
成物に存在し得るスルホン基を離脱させて追加の炭素−
炭素結合を生じさせ、必要に応じて得られた酸またはア
ミンを塩に変えるか、式1のカルボン酸を式1のカルボ
ン酸ェステルまたは式1のアミドに変えるか、式1のカ
ルボン酸ェステルを式1のカルボン酸または式1のアミ
ドに変えるか、或いは式1のカルボン酸または式1のカ
ルボン酸ェステルを対応する式1のアルコールに還元し
、そして必要に応じて、該アルコールをエーテル化もし
くはェステル化するか、または式1のアルコールェステ
ルをケン化するか、或いは式1のアルコールもしくはア
ルコールェステルを対応するカルボン酸に酸化すること
を特徴とする上記一般式1のポリェン化合物及びその塩
の製造方法。
【2)式0またはmのホスホニゥム塩をェポキシドの存
在下において式mまたは0のアルデヒドと反応させ、該
反応を必要に応じて溶媒中で行なう際の上記1による方
法。
【3’式ロまたはmのホスホネートを塩基の存在下にお
いて不活性有機溶媒中で式mまたは0のアルデヒドと反
応させる際の上記1による方法。
‘4} 式ロまたはmのスルホンを不活性有機溶媒の存
在下において式mまたは0のハラィドと反応させる際の
上記1による方法。【5)R,が塩素原子を表わし、R
2が塩素原子またはメチル基を表わし、R3及びR5が
各々水素原子またはメチル基を表わし、そしてR4がメ
トキシ基を表わす式0の出発物質を用いる際の上記1〜
4までのいずれかによる方法。
‘6} R,が塩素原子を表わし、R2及びR3が各々
塩素原子またはメチル基を表わし、R4がメトキシ基を
表わし、そしてR5が水素原子を表わす式0の出発物質
を用いる際の上記1〜4までのいずれかによる方法。
【7} R,がメチルまたはメトキシ基を表わし、R2
が塩素原子またはメチル基を表わし、R3及びR5が各
々水素原子またはメチル基を表わし、そしてR4がメト
キシ基を表わす式0の出発物質を用いる際の上記1〜4
までのいずれかによる方法。
‘8’ 2ークロルー4ーメトキシ−3・5・6−トリ
メチル−ペンジルートリフエニルホスホニウムハライド
または2・6ージクロルー4ーメトキシ−ペンジルート
リフエニルホスホニウムハライドを7ーホルミル−3−
メチルーオクター2・4・6−トリェンー1−オィック
酸またはそのアルキルェステルと反応させる際の上記1
、2または5による方法。
{9} 2ークロルー4−メトキシー3・5・6−トリ
メチルーベンズアルデヒドまたは2・6ージクロル−4
−メトキシベンズアルデヒドを1−(カルボキシまたは
アルコキシカルボニル)一2・6ージメチル−へプタ−
1・3・5ートリエンー7ートリフエニルホスホニウム
ハライドと反応させる際の上記1、2または5による方
法。
0Q 2−クロル−4ーメトキシ−5・6−ジメチルー
ベンジルートリフエニルホスホニウムハライドまたは2
・3・6−トリクロル−4ーメトキシ−ペンジルートリ
フエニルホスホニウムハライドを7ーホルミル−3−メ
チルーオクタ−2・4・6ートリェン−1−オィック酸
またはそのアルキルェステルと反応させる際の上記1、
2または6による方法。
01) 2ークロルー4−メトキシ−5・6−ジメチル
−ペンズアルデヒドまたは2・3・6−トリク。
ルー4ーメトキシーベンズアルデヒドを1−(カルボキ
シまたはアルコキシカルボニル)−2・6−ジメチル−
へプタ−1・3・5−トリエン−7−トリフエニルホス
ホニウムハライドと反応させる際の上記1、2または6
による方法。02 4ーメトキシー2・5−ジメチルー
6−クロル−ペンジルートリフエニルホスホニウムハラ
イドまたは2・4−ジメトキシ−3・6−ジメチルーベ
ンジル−トリフエニルホスホニウムハライドを7ーホル
ミルー3ーメチルーオクタ−2・4・6−トリェンー1
−オィック酸またはそのァルキルェステルと反応させる
際の上記1、2または6による方法。
03)4−メトキシ−2・5ージメチル−6−クロルー
ベンズアルデヒドまたは2・4ージメトキシー3・6ー
ジメチルーベンズアルデヒドを1一(カルボキシまたは
アルコキシカルボニル)−2・6−ジメチル−へプタ−
1・3・5−トリエン−7−トリフエニルホスホニウム
ハライドと反応させる際の上記1、2または7による方
法。
04 式1のカルボン酸をハラィドに変え、このハラィ
ドをアンモニアまたはモノ(低級アルキル)アミンもし
くはジ(低級アルキル)アミンと反応させる際の上記1
による方法。
OS式1のアルコールまたはアルコールェステルをアル
カリ金属水酸化物に存在下において酸化銀(1)を用い
て対応するカルボン酸に酸化する際の上記1による方法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、記号R_1及びR_2の一方はハロゲン原子ま
    たは低級アルキル基を表わし、他方の記号はハロゲン原
    子または低級アルコキシ基を表わし、記号R_3及びR
    _5は各々水素もしくはハロゲン原子または低級アルキ
    ル基を表わし、ただし記号R_3及びR_5の一方はハ
    ロゲン原子以外のものであるものとし、記号R_4は低
    級アルコキシ基を表わし、記号R_6はカルボキシル、
    低級アルコキシカルボニルまたは低級アルキルカルバモ
    イル基を表わす〕のポリエチレン化合物及びその塩。 2 9−(6−クロロ−4−メトキシ−2・3−ジメチ
    ル−フエニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・4・6
    ・8−テトラエン−1−オイツク酸エチルエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載のポリエン化合物。 3 9−(2−クロロ−4−メトキシ−3・5・6−ト
    リメチル−フエニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・
    4.6・8−テトラエン−1−オイツク酸エチルエステ
    ルである特許請求の範囲第1項記載のポリエン化合物。 4 9−(2・6−ジクロロ−4−メトキシ−フエニル
    )−3・7−ジメチル−ノナ−2・4・6・8−テトラ
    エン−オイツク酸エチルエステルである特許請求の範囲
    第1項記載のポリエン化合物。5 9−(2・5・6−
    トリクロロ−4−メトキシ−フエニル)−3・7−ジメ
    チル−ノナ−2・4・6・8−テトラエン−1−オイツ
    ク酸エチルエステルである特許請求の範囲第1項記載の
    ポリエン化合物。 6 9−(2・4−ジメトキシ−3・6−ジメチル−フ
    エニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・4・6・8−
    テトラエン−1−オイツク酸エチルエステルである特許
    請求の範囲第1項記載のポリエン化合物。 7 9−(6−クロロ−4−メトキシ−2・5−ジメチ
    ル−フエニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・4・6
    ・8−テトラエン−1−オイツク酸エチルエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載のポリエン化合物。 8 9−(2−クロロ−4−メトキシ−3・5・6−ト
    リメチル−フエニル)−3・7−ジメチル−ノナ−2・
    4・6・8−テトラエン−1−オイツク酸エチルエステ
    ルを有効成分として含有することを特徴とする抗腫瘍剤
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