JPS6091894A - 誘導出力を位置検知信号とする半導体電動機 - Google Patents

誘導出力を位置検知信号とする半導体電動機

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JPS6091894A
JPS6091894A JP58197570A JP19757083A JPS6091894A JP S6091894 A JPS6091894 A JP S6091894A JP 58197570 A JP58197570 A JP 58197570A JP 19757083 A JP19757083 A JP 19757083A JP S6091894 A JPS6091894 A JP S6091894A
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armature
pole
magnet
rotor
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JP58197570A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Sekoh Giken KK
Secoh Giken Co Ltd
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Sekoh Giken KK
Secoh Giken Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/30Arrangements for controlling the direction of rotation

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導出力を位置検知信号として回転する半導
体電動機の正逆いづれかの方法の起動手段に関するもの
である。
界磁若しくは、これと同期回転するマグネット回転子の
磁界内にあるコイル(1般には電機子コイルが代用され
る。)の誘導出力は、位置検知信号となるので、これを
利用して電機子コイルの通電制御を行ない、回転トルク
を得て回転する半導体電動機はよく知られている。
かかる電動機は、ホール素子のように、高価で端子が多
く、取付位置が正確な必要のあるものを使用しないです
むので、廉価で構成が簡素化され、又耐熱性があυ有効
な技術的手段と考えられている。しかし、自起動しない
ことが欠点となって用途が制限されて実用される例は余
シない。
本発明は、上述した欠点を除去する手段に関するもので
、電磁石着しくはフェライトマグネット(本明細書では
、両者をいづれもマグネットと呼称する。)の、N、S
極のいづれかの単一の磁極を、マグネット回転子の磁極
面に対向して載置することにより、電機子と界磁マグネ
ットとなるマグネット回転子との間の相対位置を所定の
相対位置に定位し、対応する電機子コイルに通電するこ
とにより、所望の方向に起動することに特徴を有するも
のである。
上述した構成より理解されるように、構成が簡素化され
、小型軽量、しかも安定な起動と回転を行ない、廉価で
耐熱性のある半導体電動機の得られる特徴がある。
上記した諸特徴を有する本発明の詳細を第1図以下の実
施例について次に説明する。
本発明の適用される磁心(コア)のある電動機とコアレ
スの電動機について、第1図〜第4図につき説明する。
第1図は、コアレス型のもので、円板状の磁性体2は、
マグ浄ント回転子5の磁路(ヨーク)となるものである
。磁性体3の上部には、電機子コイル6が載置されてい
る。電機子コイル6は、1般に扇型で、2〜4個のもの
が、放射状に配設されている。磁性体3は、ソフトフェ
ライトが使用されている。又強度を増加し、後述する軸
承部となる円筒状の筺体8を圧入し易くする為に、打点
部3aに示されるように、磁性体3、電機子コイル6を
インジェクション成型によシ、プラスチック材に埋設し
て固定電機子を構成することもできる。出力トルクが小
さいものの場合には、ヨーク3を除去し、電機子コイル
6をグラスチック材に埋設成型して円板状の電機子コイ
ルとして使用することもできる。この場合には、界磁m
束は1部2位に減少するが、%様子コイル6の倦回数を
多くできるので、即ち厚み方向がヨーク3によシ制限を
受けることがないので、磁界の減少分を補償できるもの
である。小型のファンモータ管では充分に実用性がある
記号5は、界磁となるべきマグネット回転子であるが、
この詳糺が第2図に示されている。即ち円板状のフェラ
イトマクネットには、90度の開角で、NXS極5a、
5b、5c、5dが交互に磁化して配例されている。
マグネット回転子5は、その回転中心が、第1図の回転
軸1となるように、円板状の磁性体板2に粘着されてい
る。又磁性体板2の中央部は、回転軸1の上部に固定さ
れている。回転軸1の上部よシ、電動(致の出力をとり
出すことができる。又ターンテーブルの場合には、回転
軸lの上端は、テーパ部となり、レコードを載置すべき
ターンテーブルが嵌着される。又キャプスタンとなる場
合もある。フロンビデスフの場合には、その取付部が設
けられているものである。又、小型のファンモータとな
る場合もある。
特に、後述するように、電機子コイルの誘導出力を位置
検知出力として、周知の手段により、電機子コイルの通
電制御を行なって、回転トルクを発生せしめると、ホー
ル素子が除去されるので、電動機は、固定電(成子と、
マグネット回転子5とその回転軸1及び軸承のみとなる
もので、高温で、しかも環境の悪い場所で使用できる特
徴がある。
又構成が簡素化され、故障なく、廉価に構成することが
でき、又更に2相コイル、3相コイルのように相数を増
加した場合に、対応するホール素子の数が不要となる特
徴がある。
α体8は、円筒状で、ヨーク3及びグラスチック材3a
の中央空孔に圧入されている。回転軸1の下端1bは、
スチールボールioa、iubにより回動自在に支持さ
れ、上端は、オイルレスベアリング9a、9bにより支
持されている。かかる軸承は、いかなる周知の手段でも
よい。筐体8の内部打点部12には、潤滑油が充されて
いる。
第3図に示すものは、コアのある電動機の例で、記号1
4は、円板状の珪素鋼板を積層した偏平な磁性体よりな
る電機子で、その周縁には、1部が記号14aで示され
るスロットが設けられている。又スロットには、1相若
しくは2相の電機子コイルが装着されているが省略して
図示していない。
上述した円板状の磁性体及び電機子コイルは、固定電機
子14を構成し、その上面は、本体デンキ15が嵌着さ
れている。円筒状軸承15の上面には、油洩れを防止す
る為のコムシールキャンプ16が被冠され、下面にも同
じ目的の為のキャンフ状の底板15b(点線で示す)が
被冠されている。尚記号13aは空孔である。
回転軸1は、円筒状軸承15によシ、回動自在に支持さ
れ、その下端には、円筒状の軟鋼板よりなる回転子17
の中央部が固定され、回転子170円周部の内面には、
マグネット回転子18(円環状)が、電機子14の外周
と窒隙を保持して貼着されている。
従って、マグネット回転子18の磁束は、スロットにあ
る電機子コイルを貫挿して、回転トルクを発生して回転
する外転型の電動機を構成している。
第4図には、電機子14、回転子17及びマグネット回
転子18の平面図が第3図と同一記号で示されている。
マグネット回転子18には、90度の開角のN、 Sの
磁極が設けられ、又電機子14には、スロン) 14a
、14b、・・・・・(1部は点線で示しである。)が
設けられ、図示していないが、スロット14a、14b
・・・・・・には、2相の電機子コイルが装着されてい
る。
尚me号19は、第3図の軸承15の圧入される空孔で
ある。
回転板1aは、回転軸1に固定され、その上には、磁気
ティスフ又はファン等の負荷Aを設けることができるも
のである。
第3図の装置についても、第1図の場合と欠点及び%徴
はほぼ同一なので、その説明は省略する。
電機子14に固定したマグネット11は、図示のように
N、SK(ホ)化されたフェライトマグネットであるが
、詳細については後述する。
第5図に示すものは、第1図示の電機子コイル及び電機
子を同一記号で示したものである。記号3bは空孔で、
筐体(軸承部)8が出入される空孔である。
第5図(a)において、扇型のコイル6a、、6bの奉
トルクに有効な導体部の開角は、90度で、界磁磁極の
巾と同じである。又電機子コイル6 a、6 bは18
0度だけ離間して装着されている。
フエライトマダイ・ント20は、第6図(C)に示す形
状のもので、そのN極のみが、第1図のマグイ・ット回
転子5に対向するように、プラスチック材3aに埋設さ
れている。
次に第6図(a)及び第9図につき、回転原理につき説
明する。
第6図(a)は、マグネット回転子5及び電機子コイル
6、a、6bの展開図、第9図(a)は、電機子コイル
6a、6bの通電制御回路である。
第9図(a)において、電機子コイルOa、5bは、ト
ランジスタ28a、28bとともにフリンプフロツプ回
路を構成している。
電動機の回転中において、電機子コイル6aが、トラン
ジスタ28aの導通によシ、矢印に方向に通電している
と、逆起電力の方向は、矢印り方向である。このときに
、電機子コイル6bには、矢印J方向の逆起電力が発生
するようになっている。
マグネント回転子50回転によシ、電機子コイル6bが
次の磁極の磁界に侵入すると、逆起電力は反転して、矢
印Jと反対方向となるので、トランジスタ28aのベー
ス電圧が降下して不導通となり、従ってトランジスタ2
8 bが導通して、を様子コイル6bが通電されて同方
向のトルクが発生する。上述したように、電機子コイル
6a、6bは、互いに他方の逆起電力を位置検知出力と
して通電されて、1方向の回転をする。逆方向に回転し
ている場合にも事情は全く同様である。
第6図(a)に戻り、マグネット20の磁極Nの為に、
マグネット回転子5は、矢印C方向に力を受けて回転し
、磁極5aの巾の1/2だけ回転すると、安定な平衡点
となり停止する。当然であるが負荷のトルク以上の力で
、上記した磁極間の吸引、反撥力が得られる必要がある
マグネット20のN極が、マグネット回転子5のN極と
対向している場合には、不安定な平衡状態となるので、
自動的にずれて、NXS極の対向点まで、マグネット回
転子5は回転する。
以上のように、マクネット回転子5のSThが必ずマグ
ネット20ON極と対向する位置で停止する。
この事実の為に、このときに、電機子コイル6a6bの
いづれかに通電することにより、対応して電動機は正逆
いづれかの方向に回転する。次に第9図(a)につきそ
の通電手段の説明をする。
電気スイッチ27 aを閉じると、電源正極2°、より
、が通電されるので、設定された方向に起動し、その彼
は、フリンフフロンプ回路の反転により、同方向に通電
される。又切換スイッチ42を切換えて、最初の電気信
号をトランジスタ28 bのベース入力とすると、電機
子コイル6bが通電されて、電動機は逆方向に起動され
る。
記号Mで示す回路は、次のように構成されている。第6
図(a)の電機子に更に1相の電機子コイル2組が、霜
、気角で90度位相がづれて配設され、この2組の′電
機子コイルにより、同様なフリツプフロンプ回路が構成
されているものが記号Mで示されている。
従って前記した起動により、フリンプフロソブ回路Mの
電機子コイルの通電が交替されて、2相の牛導体電動槻
となる。同じ理論によシ、3相の電動機を構成すること
もできる。かかる手段によシ、出力トルクを犬きく、又
トルクリプルを少ならしめることができて有効である。
第6図(a)に示すように、マグインド20の代りに、
マグ不ント41を使用すると、マグネット回転子5が、
その磁極中の1/2だけ右方に移動したときに安定点が
あるが、左方に1/2だけ後動した点に、初期位置があ
ると、この点でも安定した平衡点が得られる。このとき
に起動すると、逆方向のトルクと々る不都合がある。
理論的には、かかる後者の安定な平衡点では、マグネッ
ト回転子5は、左右いづれかに移動する筈であるが、負
荷トルクの存在の為に、安定して停止する機会がある。
マグネット41を軟鋼片とすると、上述したマグネット
回転子の安定な平衡点は2個所となるので採用できない
マグネン)41の横方向の長さが、正確に磁極中に等し
いときにのみ、不安定な平衡点があるが、第5図(a)
の電機子の図面よシ推察されるように、コイルl]の為
に、マグネット41の長さを、磁極1Jと等しくするこ
とは、実質的に困難となる。
従ってマグネット41は、磁極中よシみじかくなって、
安定な平衡点が2個所となシ、正逆いづれに回転するか
が、遇発的となシ採用することができない。
第6図(a)で、電機子コイル6 a、’ 6 bは2
個となっているが、これを1個とし、その中間タップに
よ92分し、中間タップを、第9図の電源正極271N
、1iとし、他端にトランジスタ28a、28bを設け
ても同じ効果がある。
前述したように、単一の磁極の場合でも不安定な平衡点
の為に稀であるが、起動ミス即ち反対方向に起動するこ
とが考えられるが、これをより完全な起動とする為に、
第6図(e)、(f)に示す手段を採用すると効果的で
ある。
マグネット20のN極端部を斜面20 Cとすると、磁
束が集中し、又左右がアンバランスとなるので、起動ミ
スの機会を著しく減少することができる。
又第6図(f)で示す’df h、Lとすると、完全に
起動ミスが除去できる。マグネット20のS極側は、板
ばね23により、電機子側22に対して左右にゆれるよ
うにされている。不安定な平衡点では、矢印り方向の力
が作用するので、マダイ・ント20は、例えば矢印E方
向に若干角だけふれる。従ってマグネット回転子5は右
方に力を受けて移動して、不安定な平衡点を脱出できる
ものである。矢印五方向に、マダイ・ント20がふれた
ときにも、同じ理由で脱出することができるものである
マグネット20の磁極Nによシ、マグネット回転子5に
コギングによるトルクリプルが発生する。
これを電機子コイルによるトルクより小さくしておかな
いと、トルクリプルが大きくなり、不都合を生ずる。か
かる不都合を解消する手段については後述する。
第5図(b)に示すものは、他の実施例で、電機子コイ
ルの形状を図示のような十字型としたものである。前実
施例と同一記号のものは同一部材なのの挿入される十字
型の溝を成型時に作り、この溝に、枠巻きされたコイル
を装着して電機子が構成されている。
マグインド回転子5の磁極は、8極となシ、点線Bで図
示したように、45匿の磁極中の磁極N1Sが交互に配
設されている。
上記したmW子コイル21には、中間タップが引出され
ているが、これと、マグネット回転子5の展開図が、第
6図(b)に示されている。中間タップは記号21 c
により示され、これが第9図(a)の電気スイッチ27
aに接続され、他の両端子21 d、21eは、トラン
ジスタ28a、28 bに接続され、フリップフロップ
回路を構成している。
マグインド20の存在の為に、マグネット回転子5は右
方に磁極中の172だけ移動している。次に電源を投入
すると、マグネット回転子5は、矢印C方向に回転して
、本発明の目的が達成されるものである。もし中間タッ
プを除去し、電機子コイル21に、トランジスタ4個よ
シなるプリンジ回路により、往復して通電する形式のも
のとし、逆起電力V0よシ、往復通電を制御する形式と
して構成すると、11向のコイルによシ、最も出力トル
クの大きいこの種の電動機を得ることができる特徴があ
る。
マグ不ント20の代りに、第6図(d)に示す電砒石ケ
利用しても同じ効果がある。軟銅磁心2Uaには、励磁
コイル30が装着され、これに通電することによシ、磁
極N、Sが端面に得られる。これをフェライトマグネッ
ト20の位置に装着することにより同じ効果が得られ、
又後述するように、他の特別な効果が得られるものであ
る3、 第9図(b)において、前実施例と同一記号のものは同
一部桐なので、その説明は省略する。
第6図(d)の励磁コイル30は、中間タンプが導出さ
れて、コイル30a、3(lbとなり、第9図(b)の
ように、電源正極27に接続されている。
電気スイッチ31bを閉じると、磁心2Uaの正面には
N極となり、電気スイッチ31aを閉じると、磁心2υ
aの正面はS極となる。従って、磁心20 aを、第6
図(a)のマグ不ント20の位1巾に埋設しておくこと
により、次に電気スイッチ27aを閉じると、電動機を
正逆いづれの方向にも選択して起動できる効果がある。
槁9図(C)に示す回路は、電機子コイル5a、6bを
トランジスタaria、33bよシなるシーソー回路に
よシ、交替して通電する手段を示すものである。
誘導コイル32は、第5図(a)の同一記号のコイルで
、円形に倦かれてプラスチック成型拐3aに埋設されて
いるものである。マグイ、ット回転子5が回転すると、
誘導出力が得られるので、第9図(e)のオペアンプ3
4ae付勢して、その出力は、例えば%様子コイル6a
がN極の磁界下にあるときに、トランジスタ33bを導
通する。このときにトランジスタ3.3aは不導通に保
持されでいる。しかしS極の磁界下に誘導コイル32が
あると、オペアンプ34 aの出力によるトランジスタ
33 bのベース入力は断たれて不導通となり、トラン
ジスタ33aが導通して、電機子コイル6bが通電する
以上のように、電機子コイル6a、6bの通電が交替す
るので、駆動トルクが得られて電動機は回転する。この
場合には、第6図(a)のマグネット20が使用されて
起動トルクが得られるものである。
w 61女1(h)σ’I %(Wv 半:lイル91
 a 、 21 bの騙介にも、同様な手段により、第
9図(c)のt根子コイル5a。
6bの代シに′電機子コイル21a、21bを置換する
ことによシ目的が達成されるものである。
又第9図(C)の回路において、オペアンプ34a1誘
橋コイル32を除去し、その代りにメペアンプ34bケ
伺加して、点線で示すように配線する。
電機子コイル6bに、矢印N方向に通電するように、誘
導出力があ′るときには、オペアンプ34 bの出力に
よシ、トランジスタ33bは導通して、電機子コイル6
aが通電され、矢印Nと反対方向に誘導出力があるとき
には、トランジスタ33bのベース入力が断たれて不導
通となる。従ってトランジスタ33aが導通して、電機
子フィル6bが通電する。以上のように電機子コイル6
a、6bの通−電が交替するので、電動機は駆動トルク
が得られて回転するものである。
次に第10図につき説明する。
第1O図(a)は、を板子コイル6a、5b及びマグネ
ット回転子5の展開図である。
第5図(a)のマグネット2oの位謔益、軟鋼磁心37
及びそれに装着された励(野コイル35が埋設されてい
る。かかる電磁石が第10図(a)に同一記号で示され
ている。
電機子コイル6a、6b及び励磁コイル35の制御回路
が、第10図(b)に示されでいる。
本実施例において、第9図(c)と同じ記号のものは同
一部材で、その作用効果も同一である。回転中において
は、計等コイル32の出力にょシ、電機子コイル6a、
6bの通電が交替されて↑a電動機回転する。
R8型のフリンフフロノブ回路4oの端子40aに矩形
波の電気侶号39を入力すると、フリンプフロソプ回路
40の下側の出力はハイレベルに、又上側の出力はロー
レベルとなるので、l−ランジスタ38b38aはとも
に導通ずる。
従って、トランジスタ33a133bは不導通に、励磁
コイル35は通電され、第10図(a)の機上37のS
極がマグイ・ント回転子5に対向するので、これが右方
に一極[1]の1/2だけ移動する。
端子4(Jaの入力の消滅とともに、フリンプフロツプ
回路40は反転して、トランジスタ3dJ38aは、と
もに不導通となる。
響d 従って、オペアンプ34の出力により、トランジスタ3
3bが導通して、w、様子コイル6bが通電され、次に
6aが通電される。かくして電機子コイル6a、6bの
通電の交替により、電動機は、所定の方向に回転する。
上記した回転時におけるトルク出力の曲線のグラフが、
第10図(a)において、曲線2b a 、 25b 
z ”・・・として示されている。
励磁コイル3bを通電したままに保持すると、これによ
る出力トルク曲線は点線36a、36bのようになり、
25eの点では正トルクとなるが、25fの点では反ト
ルクとなり、トルクリプルを増大する欠点がある。
本実施例によれば、励bbコイル350通電は、起動時
のみなので、上述した欠点が除去できる効果がある。
第10図に示された制御手段は、前述したすべての実施
例に適用できることは明白である。
次に第7図の実施例について説ψ」する。
第7図(a)の展開図は、第1図のコアレス電動機のマ
グネット回転子5を若干変形したものである。
マグイント回転子24の磁極は、60度で6分割され、
m榛24 a % 24 b 、 、−、、、となり、
一極24c、24fは、図示のように無磁極となってい
る。
電機子コイル5a、5bの導体部の開角は、磁極中より
若干大きくされている。
マグネット20のN極により、マグネット回転子24は
、右方に磁極l]の1/2だけ移動する。
このときに、電佳子コイル6a、6bのいづれかに通電
すると、例えば電機子コイル6aに通電して、電機子コ
イル6aの左側の導体部が、磁極24c、24bを通過
する間だけ、矢印C方向の駆動トルクを発生する。この
区間は、電気角で240度となる。即ち180度を越え
ていることが周知の事実である。
以上のようなトルク曲線が、第8図のグラフに示されて
いる。
第8図において、よこ軸は回転角、たて軸は出力トルク
である。曲線25a、25J ・・・・・・は、第10
図(a)において、すでに説明した同一記号の曲線で、
1般の1相の電動機のトルク曲線である。
曲線26a、26J ・・・・・・が、上述した第7図
(a)の場合のトルク曲線を示すものである。
無媛界の磁極24c、24fを作ることは、着磁手段に
困難な点があるので、マグネット回転子の外周部を、9
0度−角で、第7図(b)の記号43で示すように、N
、S極に着磁し、内周部を記号44で示すように、N1
 S極に開角を45度で着磁し、電機子コイルの導体部
が両者の磁界を通過するようにして、実質的に、第7図
(a)の磁界分布と同じものとして使用する場合がある
。このときに、電機子コイル6a、5bの通電制御を、
第9図(c)で示すものを使用する場合を説明する。誘
導コイル32は、第7図(b)で、マグネット回転子4
3の(み界内におかれ、同一記号で示されている。
以上のような構成なので、誘導フィル32の出力は、電
気角で180度毎に反転するので、第8図の点線G、H
の点で、電機子コイル6a、6bの通電が交替されて、
出力トルクが得られる。従って零トルクの点が除去され
る効果がある。マグイ・ント20fL、所太の位置で、
マグイ・ント回転子43に対向しておかれる必要がある
本発明装置において、誘導コイル32を使用すると、次
のような付加された利点がある。第1に事故によシ篭動
機が停止すると、誘導フィル32の出力が消滅するので
、この検知回路を付設することによシ再起動をし、又は
警報を出すことができる。
第2に、誘導コイル32と同じ構成のものを、電気角で
90度離れた点に付設しておいて、両コイルの位相差を
周知の手段によシ検出することによシ、電@+機か正転
しているか、逆転しているかを検知することができるの
で、カー逆転した場合の処置をすることができるもので
ある。
第7図の装置において、第9し1(a)のフリンプフロ
ング回路を使用した場合について説明する。
第8図のトルク曲線26a、26J ・・・・・・は、
原理的に逆起電力の曲線と考えてもよいので、トルク曲
線は逆起電力曲線となる。
即ち曲線26aが、%様子コイル6aによるトルク曲線
とすると、その末期において、曲線20eで示す部分の
逆起電力が発生し始め、この方向は、第9図(a)で、
矢印Jと反対方向となるので、トランジスタ28aのベ
ース電圧を降下して不導通として、フリツブフロンブ回
路を反転して、電機子コイル6bの通電に交替される。
交替の時期を回路常数を調整して、点線G1H1・・・
・・の点の近傍とすることにより本発明の目的が達成さ
れるものである。
次に第3図示のコアのある電動機に本発明を適用した場
合について説明する。
第4図において、スロット14aとスo7)14Cに1
個のコイルを巻き、これをTI3.’ et子コイル6
aと呼称し、スロット14eとスロット14gに他の1
個のコイルを巻き、これを電機子コイル6bと呼称する
と、この展開図は、第6図(a)と全く同じものとなる
。従って起動手段若しくは、その後°の回転原理も全く
同様となるので、その説明は省略する。
マクイント2Uの代9に、マクイ・ット11か使用され
ているが、効果は全く同じである。マダイ・ントの下側
に固定され、N極がマグネット回転子18の一極面に対
向している。従って、第4図のマグネット回転子18は
、時計方向に、約22.5度だけ回転して停止し、第9
図(a)若しくは、第9図(C)に示す制御回路により
、電機子コイルの通電を開始すると、半導体電動(歳と
して回転する。従って本発明の目的が達成されるもので
ある。
コイルのないスロット14J14d、・・・・・・ハ、
コギングを減少する為に必要なものであるが、スロット
14bと14d及びスロット14 fと14hに、それ
ぞれ2個の電(・ぞ・子コイルを装着し、第9 FMI
 (a)と同じフリンブフロンプ回路を構成して、交互
に通電すると、2相の電動機となり、出力トルクを壇太
し、トルクリプルを減少する効果がある。又仏者の2個
の電做子コイルの通電制御回路を、前述したように、第
9図(a) においては、記号Mとして、両者を並列に
接続したが、直列に点線で示すように、辿′眠制御回路
M−1(記号Mと同じ構成のもの)を、電源に対して接
続すると、次のような効果がある。
通電制御回路M−1の電機子コイルが界媚の零磁界下に
あるときには、逆起電力がない為に、過大な無効電流が
通電されて効率を劣化する原因となる。出力の大きい電
動機の場合には、この弊害が著しい欠点となる。しかし
通電制御回路が直列に接続されていると、前者の電機子
コイルが零磁界下にあるときには、後者の電機子コイル
は、最大の岐界下にあるので通電電流が、常に逆起電力
の影響を受け、上記した欠点が除去される効果がある。
第1図の形式の電動機においても小情は全く同じで、2
相の電機子コイルの通電制御回路を直列に接続すること
によシ、上述した欠点は除去される効果がある。
第3図の電動機を突極型の電動機として構成したものが
第11図に示されている。
第11図において、前実施例と同一記号のものは同一部
相なので、その説明は省略する。
第3図のマク゛ネント回転子18は同一記号で示されて
いる。固定室機子45は、(聞知の構成で、突極4b 
a 、 4b b 、 4b c 、 45 dは、9
0度の開角で、それぞれの中間に補極46 a 、 4
(j b 、 46 c 、 46 dが設けられ、珪
素銅板を積層して作られている。
補極46a、46b、・・・・・・は、コンギングを小
さくする為に設けられているものである。
突極45+1L145b、・・・・・・には、それぞれ
電機子コイ/l/ 47 a 、 48a 、 47 
b 、 48 bが装着されている。
電機子コイル47a、47bは、直列に又は並列に接続
され、電機子コイル48a、48bも同様に接続されて
いる。前者に通電すると、突極45 a 、4b cは
N極に、仏者に通電すると突&45b、45dもN極と
なる。
第11図(b)で、電機子コイル47a、47bは電機
子コイル47として、又電機子コイル48a、48bは
、電機子コイル48として表示されている。
第11図(b)において、電機子コイル48と抵抗3個
によりブリッジ回路が構成され、その不平衡電圧ハ、メ
ヘアンプ52よシ出力されて、トランジスタ33bのベ
ースを付勢している。上記したブリッジ回路は、を板子
コイル48が通電され、しかも零磁界下にあるときに、
本実施例では、電機子コイル北を通過する磁束に変化が
ないときに、即ち最大の磁界を通過するときに、平衡し
ている。
電動機が回転し、トランジスタ33aが導通していると
、その逆起電力によシ、電機子電流が減少するので、オ
ペアンプ52の反転端子の電圧が上昇して、その出力は
負となシ、トランジスタ33 bは不導通に保持される
。電機子コイル48を貫通する磁束が、減少する位置に
侵入すると、電機子電流が増大するので、オペアンプ5
2の反転端子の入力電圧が降下するので、出力は正とな
り、トランジスタ33bを導通する。従ってトランジス
タ33aは不導通に転化して、電機子コイル47が通電
される。
このときに、電機子コイル48には矢印方向に通電する
誘導出力が、すでに発生しているので、オペアンプ52
の出力は、正の出力となシ、引続いてトランジスタ33
bは導通されている。電機子コイル48が次の反対磁界
に侵入すると、矢印方向の誘導出力は反転するので、オ
ペアンプ5zの出力は負に転化して、トランジスタ33
bは不導通となる。従って自動的にトランジスタ33a
が導通して、電機子コイル47が通電される。
以上の説明のように、N1 S極の磁界の1つを通過す
る旬に、電機子コイル47.48の通電が父替される。
従って引続いた回転を行なうことができるものである。
第9図(C)のオペアンプ34bについても、本実施例
のように、ブリッジ回路を構成すると、動作はよシ安定
するものである。
次に起動手段について説明する。
電気スイッチ27 aを閉じると、コンデンサ51で定
められる時間だけ、トランジスタ50の導通によりFJ
JJ6Bコイル49が通電され、又トランジスタ38a
−)通するので、トランジスタ33aは不導通に、又ト
ランジスタ33bもベース入力がないので不導通となっ
ている。
励磁コイル49は、第11図(a)で同一記号で示され
の充電の完了とともに、トランジスタ50は不導通とな
るので、トランジスタ38aのベース電圧が上昇して不
導通となる。従って、トランジスタ33aは導通して、
電機子コイル48が通電されるので、マグイ・ット回転
子18は穂時計方向に回転して起動される。その後の回
転の持続は前述した通電である。このときに、すてに補
極46dの励磁は消滅しているので、これによるトルク
リプルの発生はない。
第11図(b)の制御回路は、前実施例において、起動
の為のマグイントとして、電磁石を利用したものにも適
用できることは明らかである。
第11図(C)の制御回路は、(b)図の回路r着干駕
更したものでおる。即ち電機子コイル48の逆起電力の
検出の為のブリッジ回路の不平衡出力は、オベアンプ(
比較回路)52よシ出力されて、トランジスタ33bの
導通、不導通を制御している。この回路の動作は、(b
)図の場合と全く同様である。又電機子コイル47を含
む逆起電力の検出の為のブリッジ回路の不平衡出力は、
オペアンプ52a(比較回路)より出力されて、l・ラ
ンジスタ33aのベースに入力され、トランジスタ33
aの導通、不導通を制御している。かかる制御は、電機
子コイル48の通電制御と全く同様である。
以上の構hzなので、電機子コイル48.47は、突極
が1磁極の巾を通過する旬に、通電が交替され、(b)
図の回路若しくは、前述したフリソブフロンプ回路と全
く同じ動作をする。従って第11図(b)の励磁コイル
49を含む起動手段を付加することにより、本発明の目
的が達成される特徴がある。
又第11図(e)の制御回路は、第9図(a)、(b)
、(c)及び第10図(b)の電機子コイルの通電の交
替の為の回路としてオリ用することができることも明ら
かである。
第11図(e)のトランジスタ33a、33bのベース
入力は交替しても同じ作動を行なうことができるもので
ある。
以上の各実施例の説明より判るように、本発明によれば
、冒頭において述べた目的が達成されて効果著しきもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の適用されるコアレス電動機の説
明図、第2図は、同じくそのマグネット回転子の説明図
、第3図は、本発明装置の適用されるコアのある電動機
の説明図、第4図は、同じくその固定電機子の説明図、
第5図は、電機子の説明図、第6図は、電機子コイル及
びマグネット回転子の展開図及びマグネットの説明図、
第7図は、他の実施例の電機子コイル及びマグネット回
転子の展開図、第8図は、トルク曲線のグラフ、第9図
は、電機子フィルの制御回路図、第10図(a)は、他
の実施例の電機子コイル及びマダイ・ント回転子の展開
図、及びその通電制御回路図、第11図は、異なる実施
例の電動機の説明図及びその電機子コイルの通電制御回
路図をそれぞれ示す。 1・・・回転軸、2・・・軟鋼板、3・・・ヨーク、3
a プラスチック成型材、5.14.18、B・・・マ
グネット回転子、6.6a、6b、21.21a121
b、47.48.4’/a、47b、48a、48b・
・・電機子コイル、9 b、 15”−軸承、 10 
a % 10 b−xテールボール、8・・・円筒筐体
、20.11.41・・・マグネット、A・・負荷、1
3・・・基板、17・・・軟銅円筒、 14a、14b
・・スo7ト、 19.9b・・・空孔、32・・誘導
コイル、34.20a・・・軟鋼磁心、イ 30、’、’rb、 49.30 a 、 30 b 
=−励磁コ≠−ル、23 ・・・板ばね、 24.43
.44・・・マグイント回転子、 25a125 b 
) −−−−・−126a 、 26 b 、 2(i
 c 、 2(5d −) kり曲線、 M、M −1
・−・通電制御回路、 28B、、28b。 33a、33b、38a、38b、50− トランジス
タ、42.31 a 、 31 b 、 2’/ a−
・・電気スイツチ、34b134a、34.52.52
 a ・・・オペアンプ、 40−・・フリツプフロン
プ回路、 45・・・電機子、 45a、4E)b。 4b c 、 4b d −突極、 46a146b、
46c、46d−補極。 茶1図 を 牟 2 園 第 3 園 第 4 回 第5 図 (J) 第 7 図 (a−) 第 6 園 手続補正書(自発) 昭和58年1り月〃日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年10月24日差出しの特許
出願 2、発明の名称 誘導出力を位随検知信号とする半導体
電動機 a補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の楠及び図面の簡単な説明の
観及び添付図面の第7図、第9図。 (1)明細書第18頁上から第16行目「I!01転す
るものである。」の次に下記の文を加入する。 記 第9図(d)、(e)に示す回路は、電機子コイル5a
。 6bの通電制御手段の他の実施例である。 第9図(di、(e)において、前実施例と同一記号の
ものは同一部材なので、その説明を省略する。 第9図(d)において、電機子コイル6aは、そのi 
#ji時に、中間タップが導出されて、オペアンプ34
 cの非反転端子に入力される。又コイル6dの部分は
、コイル6aの部分に対して反対方向に倦かれている。 電気スイッチ27 aが投入され、しかも電動機が回転
しないときに、オペアンプ34 cの反転、非反転の入
力端子の入力電圧に差がないように、即ち出力が零とな
るように、コイル6a、6dを含むブリッジ回路は平衡
されている。 このときに、トランジスタ33aは、導通しているので
、電機子コイル6bは辿tちれている。 電動機が回転しているときには、電機子コイル6aには
、矢印方向の誘導出力があるので、オペアンプ34cの
出力は負で、トランジスタ3J bは不導通に保持され
ている。しかし、次の異なる端極に電機子コイル6aが
侵入すると、誘導出力の方向は反転して、オペアンプ3
4 cの出力は正となシ、電は交替する。電動機が回転
して、更に次の磁界下に電機子フィル6aが侵入すると
、誘導出方の方向が復帰して、トランジスタ33bは不
導通、トランジスタ33aは導通状態となシ、電機子コ
イル6a、6bの通電は交替する。 以上のように、電機子コイル6a、6bの通電が交替し
て、電動機は、引続いて同一方向の駆動トルクが得られ
て回転する。従って前実施例と同一の目的を達すること
ができる。起動の為の第6図示のマクイント20にょシ
、回転方向を指定して起動することができること社明ら
かである。 前記したコイル5a、5dを含むブリッジ回路のコイル
6dは、単なる抵抗でもよいが、電機子コイル6aの1
sを分割してコイル6dの抵抗分を、ブリッジ回路の1
部の抵抗としたので、淵度俊化があった場合にも、ブリ
ッジ回路の平衡条件が乱れることがない特徴がある。従
って、電気スイッチ27aを閉じて、電機子コイル6b
が通電されて、起動したときに、電動機の回転速度が小
さい場合でも、オペアンプ34 cによるトランジスタ
33bのペース入力制御を完全に行なうことが可能とな
り、起動動作がよシ正確となる効果がある。 第5図示のマグネット20の構成を次のように変巣する
と、回転中のりプルトルクを減少せしめることができる
。 即ち、マグネット20の上端に軟鋼片2にCを固着し、
これに励磁コイル20dを装着する。FJ)J磁コイル
20dの通電により、図示のように上端に誘導された(
ホ)&Nが消去されて、無磁極に転化されるように構成
されている。 上記した磁気誘導によるN磁極は、第5.6図のマクネ
ット20と同じ作用を行なうように、電機子に1足され
ている。 第9図(d)の軟鋼片20 eのN(m極の作用で、マ
グネット(ロ)転子5は、所定の位置に停止する。即ち
界(ホ)となるマグネット回転子5のS極が対向する位
置で停止する。N極に対向する位置も不安定な平衡位置
となるが、通電を停止して、マグネット回転子5が停止
せんとするときに、上記した不安偶発的に、N極で不安
定な平衡点で停止するような慣性エイ・ルギーを持って
いる場合ても、平衡することなく、反撥力で逆行して、
マグネット回転子5の次のS極の位置で停止する。 特に、第11図(a)のような実施例では、補極46a
、46 b 、・・・・によるコギングの為に、マクネ
ット2゜が、マグイ・ソト回転子のN極に対向する不安
定な平衡位置で停止する機会はない。又コアレスの電動
機の場合には、コギングを供与する為に、を根子の1部
に、別に軟鋼片を埋設する也とにより同じ効果を得るこ
とができるものである。 第9図(d)に戻り、電源スイフチ27 aを投入する
と、軟鋼片20cのN極が、マグネット回転子5のS極
に対向しているので、所定の方向に起動され、同時に、
励磁コイル20 dが通電されるので、軟鋼片20C(
ON磁極は消磁される。従ってその後の回転において反
トル久(第1θ図(a)のトルク曲線3()aによるも
の)の混入が除去される効果がある。かかる手段は、前
述した第9図若しくはそれに類似したシーソー回路に適
用できるものである。 次に第9図(e)の電気回路について説明する。 電松子コイル6a、6bは、通電が交替することにより
、1方向の駆動トルクを発生する1相の電機子コイルと
なっている。又誘導コイル6eは、第5図の電機子コイ
ル6aの外周若しくは、内部に巻かれたコイルで、電機
子コイル6aの巻線を行なうときに、同一コイル枠によ
シ同時に巻かれたコイルである。tm子コイル6bが矢
印方向に通電されたときに、′WjL機子コ帽子コイル
6a下方矢印の方向に誘導出力が、又誘導コイル6eに
は、上方矢印の方向に誘導出力が得られるように集成さ
れている。 起動手段としては、例えば第9図(d)に示すマグイ・
ット21」、20Cが使用されているとすると、電源ス
ィッチ27 aを閉じると、電機子コイル6bが通電さ
れて起動する。 次の磁界に、電機子コイル6a及び誘導コイル6eが侵
入すると、誘導コイル6eの誘導出力は、反転するので
、トランジスタ33bのベース人力が、コンデンサと抵
抗を介して入力されて導通する。 従って電機子コイルf5a、(5bの通電が交替されて
、同方向の駆動トルクが得られる。 以上の説明のように、電機子コイル6a、6bの通電が
、誘導コイル6eの誘導出力により交替されて駆動され
る1相の電動機を得ることができる。尚ダイオード33
cは、上述した通電の交替を低速時においても可能とす
る為のものである。誘導コイル6eの代シに、誘導コイ
ル6fを、電機子コイル6bの外周若しくは内周に設け
、この出力により、点線で示すように、トランジスタ3
3bのベースを付勢しても同じ目的が達成できる。 次に、第9図(f)について説明する。前実施?1」と
同一記号のものは同一部材でおる。 me号A示すものは、第9図(d)の電機子コイル5a
、コイル6d及びオペアンプ34 cを含む電気回路で
、オペアンプ34Cの出力は、トランジスタ33bのベ
ース入力となっている。 第9図(d)のマグネン)20.20c若しくは第6図
のマグネット20が使用されて、初期におけるマクィ・
ット回転子5の位置定めが行なわれるものであるが省略
して図示していない。 電源スィッチ27 aを閉じると、電機子コイル6bが
通電されるので起動することは前述した通りである。こ
のときに、トランジスタ27 bは導通している。若し
何等かの理由で、起動に失敗すると、を様子コイル6b
は導通されたままとなる。従って、コンデンサ33fは
、トランジスタ33eが導通しているので充電され、ト
ランジスタ33 eのベース入力が得られると、導通す
るので、トランジスタ2°7bは、不導通に転化する。 従って前述したマクネント20.20cにより、マグネ
ント回転子は起動前の位置に復帰する。コンデンサ3.
3fが放電すると、トランジスタ330は不導通に、ト
ランジスタ27 bは導通しで、再起動が行なわれる。 かかる動作は、起動が成功するまで繰返して行なわれる
ものである。起動が行なわれて、正常な運転のときには
、電機子コイル6bは通電、非通電を繰返すが、この周
期はみじかいので、コンデンサ3.3fの電圧は、僅か
に上昇するのみで、トランジスタ33Cを導通せしめる
ことはない。従ってトランジスタ2’/ bは、導通し
て保持されるものである。 以上の説明のように、本実施例によれば、起動に万一失
敗した場合でも、その原因が除去されると起動できる効
果かある。 又トリガダイオード33gを挿入すると、トランジスタ
2゛7 bの不導通の状態を長い時間保持できるので、
起動失敗時に電動機の焼損事故を防止することができる
。 (2)明細書の第33頁上から第1O行目r 3z・・
・・・・誘導コイル、34.20a・・・・軟鋼磁心」
の記載を「32.6 e、6 f−誘導コイル、 34
.20 a。 2UC・・・・・・軟鋼磁心、 20d・・・・励磁コ
イル、と補正する。 (3)添付図m1の第7図(a)を次に示すように袖正
し、又第9図(d)、第9図(e)、第9図(f)を次
に示すように加入する。 以 上。  7 M (a) 第 9 図 (d) 弗 θ 図 手続補正書(自発) 昭和59年1月7′z日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 昭和58年特許願第197570号2
、発明の名称 誘導出力を位置検知信号とする半祷体電
動機 3袖正をする者 事件との関係 特許出願人 〒150 東京都渋谷区神宮前1丁目20番3号4、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄及び図面の簡単な説明の
榴 5、補正の内容 (1)明紬普第12頁上から第11行目「負荷トルク」
の記載を「負荷トルク特に摩擦トルク」と補正する。 (2)明細書第12頁上から第15竹目〜第13頁上か
ら第3付目「マク坏ット41の横方向の・・・・・・・
・・・採用することができない、」の記載を削除する。 (3)明細書第16頁上から第15行目「にはN極」の
記載を「はN極」と補正する。 (4)明細書第19頁上から第11行目「R8型のフリ
ップフロンプ回路40」の記載を[ンユミソト回跪4(
1」と祁1正する。 (5)ψj細細組第19負上ら第20行目〜第2υ頁上
から第11]目「フリンプフロンブ回路4()」の記載
を[ンユミソト回路4(j」と補正する。 (6)明細書第12頁上から第17竹目〜第18行目「
フリンフフロンプ回路」の記載を「シュミット回路」と
補正する。 以 上。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 界磁若しくは、これと同期回転するマグネット回転子の
    磁界内におかれたコイルの誘導出力を位置検知信号とし
    て電機子コイルの通電制御を行なって回転する半導体電
    動機において、本体に固定ているN、Sの磁極を有する
    マグ不ントと、前記した単一の磁極の極性に対応する所
    定の電機子コイルに通電を開始して起動せしめるととも
    に、引続いて前記したコイルの誘導出力により回転を持
    続する誘導出力を位置検知信号とする半導体電動機。
JP58197570A 1983-10-24 1983-10-24 誘導出力を位置検知信号とする半導体電動機 Pending JPS6091894A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0222604A2 (en) * 1985-11-08 1987-05-20 Maghemite Inc. Starter procedure for permanent magnet motor
KR20150086151A (ko) 2014-01-17 2015-07-27 가부시키가이샤 도모에 쇼카이 밸브 개폐 장치

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