JPS608925B2 - 原木整形刃物を備えたロ−タリ−レ−ス - Google Patents

原木整形刃物を備えたロ−タリ−レ−ス

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JPS608925B2
JPS608925B2 JP1467974A JP1467974A JPS608925B2 JP S608925 B2 JPS608925 B2 JP S608925B2 JP 1467974 A JP1467974 A JP 1467974A JP 1467974 A JP1467974 A JP 1467974A JP S608925 B2 JPS608925 B2 JP S608925B2
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JP
Japan
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cutting
log
knife
detector
shaping
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JP1467974A
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JPS50109598A (ja
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豊 山田
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は原木整形刃物を備えたロータリーレースに関
するもので、原木丸太の表面の凹凸を検出する複数個の
検出器と、その検出信号によって進出、後退する原木整
形刃物とを備え、この原木整形刃物は、砲台に設けた切
削刃物より適切な寸法だけ単板切削が先行するように装
置し、原木丸太の表面の凹凸等の不整部位を切削除去し
て切削刃物で上剥用単板を切削するように構成したこと
を特徴としている。
従って、原木表面の凹凸、不等心円部の凹凸等の不整形
部位や表皮に附着している臭殻、土砂等を原木整形刃物
で除去し、整形された外周面から単板を切削して、切削
用刃物の損耗を減殺し、良質単板取得と切削能率を著し
く向上させることを目的とするものである。この発明を
実施例の図面について説明すると、第1図において1は
プレッシャーバーボディ、2は原木の長手方向中央部に
切込まれるように設けた罫引刃、3はベッドの案内面上
を摺動することができる砲台、4は鍵台3に設けられた
切削刃物でその刃先線が原木Lの軸線と平行に設置され
ている。
5は切削刃物4を緊締する刃物押えで錐台3に固着され
ている。
6は流体シリンダで砲台3の下方の左右に取り付けられ
、その作動村6′は一端を鍵台3の背面に設けた支点軸
8に枢支させたリンク7の他端附近に連結されている。
9はリンク7に連結された短いリンクで、このリンク9
は原木整形刃物10を上部に取付けたホルダー1の突腕
11′の端部に連結されている。ホルダー1は錐台3の
下方前部に取付けた支片12の支点軸13によって揺動
自在に枢支されている。原木整形刃物1川ま罫引刃2の
左右に分割され、同様の手段で各別に支持されており、
各々の刃先き線は原木Lの軸線および切削刃物4の刃先
線に平行で通常切削刃物4の下部に設置されている。1
4は原木Lの表面に常時接触するように設けられた原木
Lの表面の凹凸や不等心円部等の不整部位を検出する検
出器で、第5図に図示のごとく、原木丸太の回転方向に
おいて、通常、切削刃物4の上手に配置され、原木丸太
の半径方向においては、切削刃物4による切削予想線の
近傍に配置される。
検出器14は、例えば、リミットスイッチ、マイクロス
イッチ等によって構成され、その先端の検出子の位置が
、原木Lの外周面から、切削刃物4により切削される単
板厚tより僅かに多く、原木Lの中心に向った位置まで
、前後揺動が可能で、第5図に図示の検出器14の先端
部が、二点鎖線による表示位置から、実線で示す位置ま
で、揺動自在に設けてある。すなわち第5図において、
切削刃物4による切削予想線口〜口′位置より、原木L
の中心に接近した位置の凹部等(第5図におけるX部)
によって、検出信号を発信するのであり、前記口〜口′
位置より外方に向うイ〜イ′位置の範囲においては、前
記検出器14の先端部の揺動作用はあっても、検出信号
を発信する必要はないのである。また、原木長さ方向に
おいては、原木Lの鞠線、および切削刃物4と平行な同
一直線上に、複数個配列され、その1個でも、前記検出
信号を発することにより、必要に応じ適宜時限装置を介
して後述の整形刃物10の進出動作を促すものであり、
さらにまた、前記複数個の検出器は、必要に応じ、その
働きの数を、例えばスナップスイッチ等により、適宜削
減も可能に装置されるのである。前記検出器群は、切削
刃物4と一体的に原木への前進、後退運動が可能で、例
えば、鎚台3から跳ねだした形に設置されるものである
。そしてこの検出器14の検出信号で第1図の流体シリ
ング6を作動させ、その作動杵6′が出入りして、リン
ク7を作動し、リンク9を介してホルダ11を支点髄1
3を中心として矢示方向に揺動させるのである。整形刃
物10の刃先は、進出したとき切削刃物4よりも所定の
厚み寸法だけ先行するようになっている。15はリンク
7すなわち整形刃物の作動時の上限を調整するねじスト
ッパで、例えば切削刃物4が切削する単板厚tだけ、整
形刃物10の先端部が常時先行するよう位鷹決めするの
である。
つまり第5図の状態から略1回転切削が進行して切削刃
物4が到達する切削予想線ハ〜ハ′位置に予め整形刃物
が位置するようストッパー15を調整しておくのである
。16は上剥された単板搬出用のコンベヤである。
第2図イ、第2図口、第3図、第4図は原木Lを切削す
るときの作用の説明図で、各図の原木端面に施した渦状
線は、切削刃物による切削予想線で、a,b,c,dの
部分が凸出している不整部位である。
通常の切削では流体シリンダ6の作動村6′は下動され
ており、リンク7,9でホールダ11を金色台側へ引き
整形刃物10‘ま後退した状態になっている。この状態
から原木が回転すると、罫引刃2が原木長手方向のほぼ
中央部に切り込まれるのである。次に、原木の凸出部を
上にして図示した第2図口の正面図において、複数個配
設された検出器群のうち、検出器14aは、前記凸出部
に接触しても検出信号を発しないが、他の検出器14b
,14c,14dは、当援する原木の外周面が、前記凸
出部より切削単板厚t以上、原木中心に寄った位置にあ
るため、各々が検出信号を発し、その信号によって流体
シリンダ6の作動杵6′が上動され、リンク7,9を介
してホルダー0が突出し、原木回転によって整形刃物1
0が刃物4より先行して、不整部位aを切削することに
なる。鍵台3の前進に伴って検出器14bも原木側へ近
づき、第2図口の状態から原木がさらに1回転すると検
出器と原木との間隔は単板厚tだけ縮まり、相対的に見
ると、検出器14bの検出子は図示の旧部位aの範囲内
に納まるので、検出器14bの検出信号は途絶える。し
かし、検出器14c,14dは引続き検出信号を発信し
、その信号により不整部位bが切削され、同様にして、
検出器14dの信号によりc部も切削されて、d部に到
達して検出信号の発信が途絶える。従って、流体シリン
ダ6が作動し、作動村6′を引き下げ、リンク7,9に
よってホルダ11、整形刃物10を鍵台側に退没させ、
その後は切削刃物4のみにより、上剥単板の切削が行わ
れるのである。原木整形刃物10で削成された切削片は
、第2図イでa′,b′,c′のような不要な単板とし
て下方のコンベヤ16から排除され、d部位の切削片す
は略矩形の有効な単板で、これは其の後容易な処理で有
効に使用される。
以上は罫引刃2の一方の部分について述べたけれども、
罫引刃2の他方の原木部分についても同様に作用し、不
整部位の切削除去が行われるものである。
第6図は原木Lの直径を無限大と仮定して作図した説明
図である。
原木Lは、ほぼ1回転前に整形刃物1川こよって不整部
位Zは既に削除されているので、第6図に示す状態から
原木Lの回転がさらに進むと、切削刃物4により第7図
ハに示す単板が切削される。もし、1回転前に不整部位
Zの部分を削除しない場合には、第7図口に示すように
、不規則形状の欠陥部分xを含んだままの単板が切削さ
れることになり、点線部がつながって存在するために、
次段の工程、例えば乾燥工程、において無益な乾燥を強
いられるばかりでなく、乾燥後さらに点線部を切断する
裁断工程が余分に必要である等無駄が多い。
一方、再び第6図を見ると、検出器14の検出子は欠陥
部分xの底に接しており、ローロ′線よりも下方(原木
の中心側)にあるので検出信号を発信し(もし、検出子
がローロ′線よりも上方の位置にあれば検出信号は発信
されない)、この信号により整形刃物1川ま進出動作を
開始する。
整形刃物10が進出するから(二点鎖線10′は整形刃
物が最前位置まで進出した状態を示す)、第6図のロー
ロ′線とハーハ′線の間にyで示されている部分は整形
刃物の位置まで回転してきたときに整形刃物によって欠
陥部分xもろとも削除される。この削除された切削片の
形状は第7図イに示すとおりである。このように単板切
削用の通常の刃物以外に、原木全長にわたる他の刃物を
装備している場合、原木からの単板切削にあたり、その
刃物で予め原木外周面の異物等を払拭することが可能と
なり、例えば原木に附着した砂磯等の異物による刃物の
損耗、刃欠けを未然に防ぐことも可能となる。
このように、この発明は、ロータリーレースにおいて、
切削刃物4とは別に、所定の厚み寸法だけ先行し、かつ
原木表面の凹凸の検出器14の検出信号によって進出、
後退する整形刃物10を設け、原木の上剥切削の当初ま
たは連続切削中、整形刃物10により原木の凹凸不整部
位や表皮を切削した後、切削刃物4により単板切削を行
うようにして切削刃物4の損耗を著しく減殺し、かつ能
率をきわめて良好にしたばかりでなく、原木整形刃物で
切削される矩形の有効な単板は、従来の不規則な形状の
上剥単板の処理方法よりはるかに小人数でも処理でき、
無駄な単坂部の乾燥も排除されて、乾燥工程でも能率が
向上され、合板の製造にきわめて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は原木整
形刃物を装置した鍵台の断面図、第2図イは切削の態様
を示す斜視図、第2図口は検出器の作用を示す正面図、
第3図は原木表面の不整部位の切削状態の説明図、第4
図は原木表面の不整部位が切削され平滑な部位を切削刃
物で切削する状態の説明図、第5図、第6図は原木表面
欠点部の切削状態を示す説明図、第7図イ、口、ハは切
削単板を示す部分図である。 1……プレッシャーバーボディ、2……罫引ナイフ、3
・・・・・・鎚台、4・・・・・・切削刃物、6・・・
・・・流体シリンダ、6′・・・…作動村、7,9・・
・・・・リンク、10・・・・・・原木整形刃物、11
・・・・・・ホルダ、11′...・..突腕、12・
・・・・・支片、14,14a,14b・・・・・・検
出器、15・・・・・・調整ねじストッパ、16・・・
・・・コンベヤ、L・・…・原木、t・・・・・・切削
単板厚、x・・・・・・欠陥部分、y・・・・・・欠陥
部の切削片。 第1図第2図(ィ) 第2図 (0) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータリーレースにおいて、ベツドの案内面上を摺
    動する鉋台3に設けられ刃先線が原木の軸線と平行に設
    置された切削刃物4と、この切削刃物4の上手でかつ切
    削刃物4による切削予想線の近傍に位置し、原木の軸線
    および切削刃物4の刃先線と平行に配置され、切削刃物
    4と一体的に摺動可能でかつ検出子を原木の外表面に常
    に接触させた複数個の検出器と、切削刃物4の下手に設
    けられ、刃先線が原木の軸線および切削刃物4の刃先線
    と平行に配置され、切削刃物4による切削予想線に対し
    て前進または後退自在に支持された整形刃物10と、切
    削刃物4で通常の切削を行なうときには整形刃物10を
    前記切削予想線より後退した位置に移動させ、原木の不
    整部位を切削するときには整形刃物10を切削刃物4よ
    りも所定の厚み寸法だけ先行させた位置に進出させるこ
    とができる流体シリンダとを備え、原木の表面の不整部
    を検出器で検出して整形刃物10で切除しその後切削刃
    物4で単板を切削することを特徴とする原木整形刃物を
    備えたロータリーレース。
JP1467974A 1974-02-05 1974-02-05 原木整形刃物を備えたロ−タリ−レ−ス Expired JPS608925B2 (ja)

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JPS50109598A JPS50109598A (ja) 1975-08-28
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JPS5341409A (en) * 1976-09-25 1978-04-14 Meinan Machinery Works Method of producing veneers for plywoods
JPS58179601A (ja) * 1982-04-14 1983-10-20 株式会社ノダ 連続単板の処理方法および連続単板を処理する装置

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