JPS608488A - 燃料を貯蔵タンクから内燃機関に搬送する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、・燃料を貯蔵タンクから内燃機関例えば自動
車内燃機関に搬送する装置であって、電気駆動モータに
よって駆動さ乙ろ搬送ポンプが、電気駆動モータの電機
子軸に相対回転不能に結合されていて搬送室内で回転す
る搬送部材を有しており、電気駆動モータの電機子は管
状の軟７＠性部材によって取り囲１ゎており、該軟磁性
部材の内壁面には横断面がほぼリングセグメント形の永
久磁石が配置されており、史に、プラスチックから成る
中間壁が搬送室を、電機子を取り囲んでいて燃料が貫流
する宇から仕切つている形式の燃料搬送装置に関する。

従来技術 磁気帰路として役立つ管形の軟磁性部材自体が装置ケー
シングとして構成されており、その両方の開口が２つの
カバ一部分によって閉り、られており、一方のカバ一部
分がプラスチックから成る中間壁を形成している搬送装
置は既に公知である。この場合磁石セグメントを磁気帰
路管に固定するために付加的な手段、例えは保持ばね・
ストッパ部材などを必要とする。磁気帰路管は同時にケ
ーシングの機能も有しているので、これを充分に厚くし
て、吐き出し側の搬送導管内に組み込贅れる電像モータ
の室が漏れないようにしなげ扛ばならない。つ凍り磁気
帰路管は例えば深絞り加工又は溶接加工しておかなけれ
ばならない。これら両方の製作法は極めて高価である。

発明の目的 本発明の目的は、磁石セグメントの固定のための付加的
な手段を不要にし、かつ磁気帰路管を極めて簡単に構成
し得るようにすることである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明の構成では、中間壁が
、軟磁性部材を取り囲んでいろ管状付加部を有しており
、該管状付加部の内部で中間壁に、永久磁石の一方の端
区分を収容するポケットが設けられているようにした。

作　用 本発明の構成によ扛ば、中間壁は、搬送装置を組み立て
ろための重要な台架として役立つ。

磁気帰路管及び永久磁石は管状付加部若しくはポケット
内に挿入されるに丁ぎないので、永久磁石のための特別
な付加的保持手段は必要でない。更に、磁気帰路管はケ
ーシングの機能を果た丁必要がなく、したがって極めて
簡単に構成することができる。磁気帰路管は例えば金属
薄板を巻き丸め加工することによって製作すること、あ
るいは２つの半割部を曲げ加工で作って、中間壁の管状
付加部内に挿入することが考えられろ。圧力密なケーシ
ングに対てる要求は中間壁の管状付加部によって満たさ
れろ。

実施例 特許請求の範囲第２項以下は本発明の有利な実施態様を
記載したものである。

図面を参照しながら本発明の構成を具体的に説明すると
、第１図において燃料貯蔵タンク１０は吸い込み導管１
２を介して燃料搬送装置１４の吸い込み側に接続されて
いる。燃料搬送装置１４の吐き′出し側には吐き出し導
管１６が接続されており、これは内燃機関１８に通じて
いる。内燃機関の運転中、燃料搬送装置１４は燃料を俗
料貯蔵タンク１０から内燃機関１８に搬送する。

燃料搬送装置１４は電気駆動モータ２０を有しており（
第２図）、これは搬送ポンプ２２を駆動するのに役立つ
。搬送ボン７″２２は搬送部材として回転する羽根車２
４を有しており、この羽根車２４は、電機子２６に所属
している電機子＋ｌＩ！ｌ＋　２　Ｆｌに相対回転不能
に結合されている。

電気駆動モータ２０の電機子２６は管状の軟磁性部材３
０によって取り四１れており、軟磁性部材３０の内壁面
３２には永久磁石３４が配置されている。永久磁石３４
はリングセグメント形であって、その外面３５（第４図
）を軟磁性部材３０の内壁面３２に接触させている。軟
磁性部材３０は電気駆動モータ２０の磁気帰路を形成し
ている。搬送ポンプ２２０羽根車２４と電機子２６を収
容している室３６との間には中間壁３８が配置されてお
り、これは電機子２６０回転軸線に対して直角方向に延
びている。永久磁石３４を整磁性部材３０に固定１−ろ
１こめに中間壁３８は各永久磁石３４のためにポケット
４０を有しており、各ポケット４０内にはそれぞｎ永久
磁石３４の一方の端区分が収容きれている。電気駆動モ
ータ２０の回転軸線の方向で永久磁石３４を軟磁性部材
３０に固定する１こめに、ポケット４０内には中間壁３
８のほぼリング形の突起４２がある。各突起４２はスト
ッパ面４４を有しており、こねは永久磁石３４σ）−方
の端部４５と協＠する。更に中間壁３８は管状付加部４
６を有しており、この管状付加部は電機子２６の回転軸
線に対して同心的に延びていて、永久磁石３４の、端面
４５とは逆の側の他方の端部４８を越えて突出している
。突起４２は管状付加部４６から、軟磁性部材３０の壁
厚５ＯＫ合わせた間隔をおいて配置されている。これに
よって環状透き間５２（第６図・第４図）が形成されて
おり、これは、管状の軟磁性部材３０の一方の端部を収
容するのに役立つ。

個々の永久磁石３４のためのポケット４０の構成は特に
第４図から明らかである。丁なわちポケット４０は、中
間壁３８と一体に結合されている壁５４を有している。

この壁５４は弾性的に変形可能である。壁５４は軟磁性
部材３０の内壁面３２に対して同心的に延びている。突
起４２は各永久磁石３４のためにストッパ５６゜５８を
有している。ストッパ５６．５８は所属の永久磁石３４
０半径方向側面６０．６２と協働して、軟磁性部材３０
の周方向で永久磁石を軟磁性部材３０に固定する。この
ために壁５４は弾性的に変形可能であって、永久磁石３
４の内面６４に予圧をもって接触している。管状付加部
４６の、中間壁３８から遠い方の端区分６６はカバ一部
分６８のためのかん合部を形成しており、該カバ一部分
６８は管状付加部４６の開口を閉じている。カバ一部分
６８は同時にモータケーシング部分として構成さ扛てい
て、例えは電機子軸２８の一方の端部の軸受けに役立つ
とともに、電気駆動モータ２０の炭素ブラシ７１の案内
６９を固定するのに役立つ。

四に第２図に示すように、管状付加部４６の端区分６６
内にリング７０が挿入されており、このリングは、軟磁
性部材３０の、中間壁３８とは逆の側の端面に当接して
いる。リング７０は各永久磁石３４のためにポケット７
４を有しており、こわは、永久磁石３４の他方の端区分
を収容している。リング７０のポケット７４はやはり弾
性的な＄１５４を形成されており、この壁１５４の構成
は中間壁３８の壁５４とほぼ同じである。丁なわち壁１
５４はやはり、永久磁石３４の他方の端部４８と協働す
るスドノ／′ｅ１４４を有している。壁１５４はリング
７０と一体に結合さねていて、弾性的に変形可能である
。壁１５４はやはり予圧をもって永久磁石３４の内面６
４に接触するように配置されて（−る。カバ一部分６８
は６つの支持突起７６をもって管状付加部４６内に突入
しており（第２図）、これらの支持突起７６はリング７
０の、永久磁石３４とは逆の（１１１１に支えら牡て（
１ろ。し１こカーってリング７０は支持突起７６と軟磁
性部材３０の端面との間に締め込せれている。

中間壁３８は−に環状付加部８０を備えており、こ肚は
中間壁から管状付加部４６とは逆向きに延びていて、羽
根車２４を取り囲んで（・ろ。

環状付加部８０には閉鎖カバー８２が固定されている。

閉鎖カバー８２は、環状付加部８０及び中間壁３８と共
に、搬送ポンプ２２の搬送室８４を形成しており、この
搬送室８４内で羽根車２４が回転する。搬送ポンプ２２
は２段型に構成されていて、羽根状の搬送要素８６の環
を有している。搬送要素８６はウェブ状に構成さｔてい
て、半径方向に延びている。羽根＄２４の円周に沼って
更に別の羽根状の搬送要素８８が設けられている。特に
第５図に示すように、中間壁３８の、搬送室８４に向い
１こ側に搬送通路９０が形成されており、この搬送通路
９０は、搬送要素８６に所属する内側の環状連路を有し
ており、これは、搬送要素８８と協働する外側の環状通
路に移行している。搬送通路９０の外側の情状通路は出
口孔９２に開口しており、この出口孔によって室３６が
搬送室８４に接続さｔている。閉鎖カバー８２はやはり
搬送通路を有しており、これは搬送通路９０とほぼ同じ
よ５に形成さねている（第６図）。しかし、出１］孔の
代わりに閉鎖カバー８２の搬送通路９０は吸い込み孔９
４を有しており、これは搬送通路９０の内側の環状通路
内に開口している。

搬送装置の運転中、搬送されろ媒体は吸い込み孔９４を
通って搬送室８４内に吸い込寸れ、搬送要素８６によっ
て搬送通路９０内で加速され、内側の環状通路から外側
の環状通路に達し、最後に出口孔９２を通って電気駆動
モータ２０の室３６内に達する。カバ一部分６８の吐き
出し管片には吐き出し導管１６　（第１図）が接続され
ている。要するに室３Ｇは吐き出し導管１日の一部を形
成している。このような形式の２段型搬送ポンプは米国
特許第１６５５７８６号明Ｍｌ書に記載されている。

第２図に示すように、断面で見て閉鎖カバー８２の外側
面９日は内側面９８の形状に適合せしめられていて、閉
鎖カバー８２の厚さは大部分にわたってほぼ均一にされ
ている。管状付加部４６と環状付加部８０とを有する中
間壁３８はカバ一部分６８及び閉鎖カバー８２と同じく
プラスチックから作られている。これによって、これら
の部材間の突き合わせ箇所を溶接して密封することが可
能である。このことは例えば超音波その他の手段によっ
て行うことができる。

これによって個々の部材が耐久性にかつ圧力密に結合さ
れる。要するに搬送装置ケーシングはカバ一部分６８と
、管状付加部４６と、環状付加部８０と、閉鎖カバー８
２とによって形成さしろ。中間壁３８は中央の構成部品
であって、永久磁石３４の１こめのポケット４０及び管
状軟磁性部材３０のための環状透き間５２並びにケーシ
ング壁４６．８０を備えている。永久磁石のための同じ
ようなポケットをリング７０が有しており、これはカバ
一部分６８の支持突起７６によってケーシング内に締め
込ｔ　ｔ’ｔ、ている。

この、Ｊ：’ｉな構造の搬送装置は組み立てが特に簡単
である。丁なわち、中間壁３８と管状付加部４６と環状
付加部４Ｂとから成る中火の構成部品内に、軟磁性部材
３０．永久磁石３４．リング７０．予備組み立てされ１
こ電機子２６及びカバ一部分６８を挿入するだけでよい
からである。管状付加部４６とカバ一部分６８との間の
突き合わせ箇所１００を溶接し１こ後に、羽根車２４及
び閉鎖カバー８２を組み付′ｖｆろことができろ。次い
で、環状付加部８０と閉鎖カバー８２との間の他方の突
き合わせ箇所１００を溶接子れば、搬送装置が完成する
。突き合わせ箇所１００の溶接作業は、互いに溶接され
る部分が例えば同一の又は類似のグラスチックから成っ
ていわば、何ら困備でない。

発明の効果 以上のように本発明では、中間壁が、軟磁性部材を取り
囲んでいろ管状付加部を有しており、該管状付加部の内
部で中間壁に、永久磁石の一方の端区分を収容するポケ
ットが設けられているようにしたので、永久磁石のため
の特別な付加的保持手段を必要とせず、また磁気帰路管
としての軟磁性部材がケーシングの機能を果に丁必要が
なく、これを極めて簡単に構成することができろという
著しい効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示すもので、第１図は燃料貯
蔵タンクと燃料搬送装置と内懐機関との概略図、第２図
は第１図に示した燃料搬送装置の拡大縦断面図、第６図
は本発明てよる中間壁の縦断面図、第４図は第６図のＩ
Ｖ　−ＩＶ線に涜った中間壁の断面図、第５図は第６図
の矢印Ｖの方向で中間壁を見た図、第６図は第６図の矢
印Ｖとは逆の方向で閉鎖カバーを見た図である。 １０・・燃料貯蔵タンク、１２・・吸い込み導管、１４
・・・燃料搬送導管、１６・・・吐き出し導管、１８・
内燃機関、２０・・・電気駆動モータ、２２・・搬送ポ
ンプ、２４・・・羽根車、２６・・電機子、２８・・・
電機子軸、３０・・軟磁性部材、３２・内壁面、３４・
・永久磁石、３５・・・外面、３６・・室、３８・中間
壁、４０・・ポケット、４２・−突起。 ４４−＝ストッパ面、４５・・・端面、４６・・管状付
加部、４８・・端面、５０・・壁厚、５２・環状透き間
、５４・・壁、５６及び５８・・ストッパ、６０及び６
２・・半径方向側面、６４・内面、６６・・一端Ｘ分、
６８・・カバ一部分、６９・・案内、７０・・リング、
７１・・炭素ブラシ、７２・・段面、γ４・ポケット、
７６・・支持突起、８０・・環状付加部、８２・・閉鎖
カバー、８４・搬送室、８６及び８８・・搬送要素、９
０・・・搬送通路、９２・・出口孔、９４・・吸い込み
孔、９６・・外側面、９８・・・内側面、１００・突き
合わせ箇所、１４４・・ストッパ、１５４・・壁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 王　燃料を貯蔵タンクから内燃機関に搬送する装置であ
   って、電気駆動モータによって駆動されろ搬送ポンプが
   、電気駆動モータの電機子軸に相対回転不能に結合され
   ていて搬送室内で回転する搬送部材を有しており、電気
   駆動モータの電機子は管状の軟磁性部材によって取り四
   重れており、該軟磁性部材の内壁面には横断面がほぼリ
   ングセグメント形の永久磁石が配置されており、更に、
   プラスチック　１から成る中間壁が搬送室を、電機子を
   敗り囲んでいて・燃料が貫流する室から仕切っている形
   式のものにおいて、中間壁（３ｓ　）　カ、軟磁性部材
   （３０）を取り囲んでいろ管状付加部（４６）を有して
   おり、該管状付加部　（（４６）の内部で中間壁（３８
   ）に、永久磁石（３４）の一方の端区分を収容するボヶ
   ッ）（４０）が設けられていることを特徴とする、・燃
   料を貯蔵タンクから内・撚機間に搬送する装置。 ２、　中間壁（３８）によって搬送室から仕切られてい
   る室（３６）が搬送ポンプ（２２）の吐き出し側に接続
   されている特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６　ポケッ）（４０）内に軸方向の突起（４２）が配置
   されており、この突起は、永久磁石（３４）の一方の端
   面（４５）のためのストッパ面（４４）を有している特
   許請求の範囲第２項記載の装置。 ４　突起（４２）が管状付加部（４６）Ｋ対して同心的
   にかつ間隔をおいて配置されており、該間隔は管状の軟
   磁性部材（３０）の壁即（５０）に合わされている特許
   請求の範囲第６項記載の装置。 ５　ボケッ）（４０）の少なくとも１つの壁（５４）が
   弾性的に構成されている特許請求の範囲第４項記載の装
   置。 ６９弾性的な壁（５４）が永久磁石（３４）のリングセ
   グメント形の内面（６４）に予圧をもって接触している
   特許請求のｆｌｉｉ’！、四組５項記載の装置。 ７、　各永久磁石（３４）のために突起（４２ンにそれ
   ぞれ２つのストッパ（５６，５８）が設けられており、
   各ストッパは、永久磁石（３４）の半径方向側面（６０
   ，６２）と協働する特許請求の範囲第６項記載の装置。 ８、　管状付加部（４６）が中間壁（３８）から管状の
   軟磁性部材（３０）を越えて延びており、管状付加部（
   ４６）の、中間壁（３８）とは逆の側において管状付加
   部（４６）内にリング（γ０）が挿入されており、この
   リングは、管状の軟磁性部材（３０）Ｋ軸方向で支えら
   ねていて、かつ、永久磁石（３４）の他方の端区分を収
   容するボケツ）（７４）を有している特許請求の範囲第
   ６項記載の装置。 ９　リング（γ０）が段面（７２）をもって、管状の軟
   磁性部材（３ｏ）のリング（γ０）側の端面に接触して
   おり、かつ、永久磁石（３４ンの他方の端面の定めのス
   トッパ（１４４）を有している特許請求の範囲第８項記
   載の装置。 １０リング（７０ンのポヶッ）（７４）が少なくとも１
   つの弾性変形可能な壁（１５４）を有している特許請求
   の範囲第９項記載の装置。 １１、管状付加部（４６）が中間壁（３８）から、端Ｘ
   分（６６）をもってリング（７ｏ）を越えて延びており
   、かっ該端区分（６６）をもってカバ一部分（６８）の
   ためのかん合部を形成している特許請求の範囲第１０頃
   記眩の装置。 １２、カバ一部分（６８）が、リング（７ｏ）の、永久
   磁石（３４）とは逆の側の端面と協働する少なくとも１
   つの支持突起（７６）を有している特許請求の範囲第１
   １項記載の装置。 １６、中間壁（３８ンが、管状付加部（４６）とは逆の
   側に環状付加部（８ｏ）を有してぃろ特許請求の範囲第
   １項記載の装置。 １４　環状付加部（８０）に閉鎖カバー（８２）が固定
   されており、中間壁の、閉鎖カバー（８２）Ｋ向い１こ
   側と、閉鎖カバー（８２）と、環状付加部（８０）とが
   、搬送ポンプ。 （２２）を有する搬送室（８４）を形成している特許請
   求の範囲第１６項記載の装置。 １５、中間壁（３８）と閉鎖カバー（８２）との互いに
   向き合っている面に搬送通路（９０）が形成されており
   、この搬送通路は搬送部材の搬送要素（８６，８８）と
   協働する特許請求の範囲第１４項記載の装置。 １６、閉鎖カバー（８２）が吸い込み孔（９４）を有し
   ており、この吸い込み孔は搬送室（８４）内に開口して
   いる特許請求の範囲第１５項記制の装置。 １７　カバ一部分（６８）が管状付加部（４６）に固く
   結合されており、かつ中間壁（３８）が、管状付加部と
   は逆の側に環状付加部（８０）を有しており、この環状
   付加部（８０）に閉鎖カバー（８２）が固く結合されて
   いる特許請求の範囲第１１項記載の装置。 １８、断面で見て、閉鎖カバー（８２）の外側面が内側
   面（９８）の経過に適合せしめられていて、閉鎖カバー
   （８２）の厚さがその大部分にわたってほぼ均一である
   特許請求の範囲第１５項記載の装置。