JPS6084167A - 静電バグフイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石炭火力、製鉄工業、セメントエ栗及びその他
の一般の工場等で発生する含塵カス中の粉塵を集塵する
ための静電バグフィルタに関するものである。

従莱のこの種の静電バグフィルタは、それを構成する炉
布に対して含塵ガスを通過せしめた際、その炉布に含塵
ガス中のダストが捕集され、これが徐々に堆積されて所
甜目詰を生ずるので、この炉布を通過する際の流体抵抗
が増加し、バ塵ガスの圧力損失が大きくなり、含塵ガス
を送るためのファンの動力損失が著しく、経済性が低下
する。

この発明は斯様な従来の静電バグフィルタを改良しよう
とするものでめり、含塵カス中のダストを炉布で捕える
前にその大部分を・電気集塵極で捕集し、そのダストに
よる沢布の目詰りを防止し、含塵ガスの流れの圧力損失
を少くすることを目的とするものである。

この発明の添附図面第１図に基づいて説明すると、竪型
円筒形バグｌの中心軸に溢って、竪型集塵電極２を設け
、また該円筒形バグｌの内側゛と連通せる含塵ガス人口
４にダストの予備荷電装置５を設け、更に円筒形バグｌ
の外側と清浄ガス出口６とを連通して静電バグフィルタ
全構成することを本発明の基本的特徴とする。更にその
静′亀的効果を発揮せしめるため、＠１図の実施例にお
いては該円筒形バグｌを構成する繊維を絶縁性とし、該
集塵電極２と接地する。

この場合竪長集塵電極２は、ワイヤ、ロッド、パイプな
いしチェーン等で形成し、その＠径はコロナの発生を抑
制するため少くとも２〜３λ以上、好ましくは５〜１０
％以上にする。更に該円筒形バグｌの外側を覆うように
設けられたケーシング７の上方天井２６にチェーン２７
を介してカップ状支持体１５を係止し、このカップ状支
持体１５の周囲に前述の円筒形バグの上端部を嵌合して
バインダ１６で締付け、更に中間部外側にはバグの補強
のためリング２５を適当数非接地状態でと９つける。ま
たバグｌの下端は下部ヘッダー２９の取付円前部３０の
外周に嵌合し、その外周をバインダ１６で紬めつけて固
定しである。更に該カップ状支持体１５の中心部から環
２８を介して該竪長集塵極２を愁吊し、下方において重
錘１９により張架する。

いま人口４よシ進入せる含塵ガス中のダストは予備荷電
装置５により強力に例えば負極性荷電され、上記絶縁性
繊維より成る円筒形バグｌの一内周面に捕えられ、ここ
に堆積する。この場合ダストの負電荷はバグｌの繊維が
絶縁性のためその内周面に保持蓄積され、バグの′電位
は負の高電圧に保たれる。その結果接地された該竪型集
塵電極２はバグに対して正電位となり、両者の間の空間
には強力な放射状の電界が形成され、後続の負電荷を帯
びたダストの大部分は、クーロン力により該集、雇極２
の上に捕果される。この場合バグｌの内周面に堆積する
一部ダストも上記電界の作用で樹板状の多孔質の層を形
成し、その通気抵抗は大幅に低くなる。その結果バグ■
の圧力損失は著るしく低く保たれ、その時間的上昇も極
めておそくなる。この様にバグｌの内周面と集塵電極２
０間の空間に放射状電界を作り、こｎによってダストの
大部分を集腺′に極２に捕集すると共に、バグｌ上の堆
積ダスト層をも多孔性として圧損上昇を防ぐことが、本
発明の骨子でおって、その電界形成の具体的方法には独
々の方法がお９、第１図の実施例ではダストの負電荷自
体によりバグｌの電位を負の尚電圧とする自己バイアス
方法を採用している。

清浄になったガスは出口６よυ外部に放出さ扛、また槌
打装置３１で衝撃を与えることによシ該集塵電極２の上
に捕果せるダストは下方剥離に落下せしめる。また時々
バグＩＩｃ通方向にガスを流すことによシその内周面に
耐着せる多孔質ダス）１容易に下方に剥岨洛下せしめる
。

第２図は本発明の第二の実施例を示した縦断面図で、上
記放射状電界ケ形成するのに特に高圧電源３を使用した
ものでおる。

本例では、時に導電性又は半導電性の繊維で構成せる竪
型円筒形バグｌの中心軸に沼って竪型集塵電極２を設け
、この円筒形バグｌと竪長集塵電極２との間に、コロナ
開始適圧以下の電圧（本例では正極性）を印加するため
の直流電源３を設け、又該円筒形バグｌの内側と連通ず
る含塵ガス人口４にダストに集ａｒｔ極と逆極性（本例
では負電極）の電荷を与えるための予備荷電装置５を設
け、更に同円筒形バグの外側と清浄ガス出口６とを連通
して静電バグフィルタを構成する。

更に詳細にのべると前述の円筒形バグｌはカーボン繊維
、導電性又は半導電性のガラス繊維及びプラスチック繊
維等で形成したり、或は非導電性繊維の表面にカーボン
等の導電性被１［−耐着せしめたり、あるいはその内部
に金属細線をおりこんだものからなっている。

又、竪長集塵電極２はワイヤ、ロッド、パイプ及びチェ
ーン等で形成し、その直径は少くとも２〜３％以上好ま
しくは５〜１０％以上にする０ 更に円筒形バグ１の外側を覆うように設けられたケーシ
ング７の上方に、碍子９を介して支持杆１０を設け、こ
れに７１１■３杆１１の上部鍔１２を掛止め、その下部
釣１３に筒状碍子１４を介してカップ状支持体１５を係
止し、このカップ状支持体１５の周囲に前述の円筒形バ
グｌの上端部を嵌合してバインダ１６で締付けまた中間
部外側にリング２５を適当数嵌合し、さらに一部分を接
地２０する。そして、上部鍔１２と高圧直流電源３とを
電ｉ１７で結合し、下部銹１３にフック１８を介して前
述の短長集塵寛健２の上端を懸吊し、そ・の下端に重錘
１９を設けたもので、本例では集塵電極２の極性は正で
ある。

更に又予備荷電！［５はいかなるものを用いてもよいが
本例ではコロナ放電電極２１と、対向′電極２２０間に
１％圧′亀源２３を接続し、放′鉱電極２１から対向電
極２２に向って流れる負コロナによる負イオン電流によ
り入口４がら入って来る含塵ガス中のダストに本例では
負電荷を与えて予備荷電するものである。斯様にして予
備荷電されたダストは円筒形バグ１の下端からその内側
に入り込む。

この際、短長集塵電極２と円筒形バグ２との間の空間に
はコロナ開始電圧以下の電界が形成されているので、先
に予備荷電されたダストはクーロン力の作用をうけて短
長集塵電極２に同って移動し、これに耐層する。そして
、その分だけダストの少くなった含塵ガスが円筒形バグ
ｌを通過してダストはその内面に多孔質のダスト層を形
成し、清浄ガスはその外側に至り、清浄空気出口６から
大気中に放出されるものである。なお、短長集塵電極２
に耐層したダストが徐々に堆積して、或厚さ以上になっ
たとき例えば逆方向にガスを流してこれを剥離して落下
するものでめる。

本発明は上述の通りであるから、含塵ガスの中のダスト
が円筒形バグｌの内面に到達する前に、その大部分を短
長集塵゛電極２の周囲に耐着せしめるので、円筒形バグ
ｌの内面に附層するダストは極めて少く、その結果目詰
り全防止でき、この部分を通過する金属ガスの圧力損失
を少くシ、金座ガスのファンの動力費を着しく転減する
ことができる。

第３図は第２図の実施５・すの変形で、バグ１の上端を
固定するカップ状支持体１５は第１図の実施例と同様に
ケーシング７の天井２６よりチェーン２７により１１３
り下げ、その中心より絶縁用椅子３２ケ介して該集ル電
極２を犯線感近し、下方で重錘１９により張架する。更
に重錘１９の上方に下部ヘッダ２９に固定せるアーム３
０により支持せる碍管３１をバグ１の中心ｌ１ＩＩＩｊ
ｖｃ位置する如く設けて、該果岨′電極２をこれに貫通
せしめ、これによりその振Ｉ！ＪＪ全防止する株になっ
ている。そして高圧電ｊ９ｉ　３よｇｉｒ”３３を介し
て導線をホッパー３４内に導入の上該県跋電極２の下方
においてこれに接続し、これに正の高電圧を供給する。

それ以外の動作は第２図の実施例と全く同様である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の縦断面図、第２図及び第３図
は夫々他の実施例の縦断面図である０１６．、、−１６
円筒形バグ ２・・・・・・・・・短長集塵［極 ３・・・・・・・・・直流高圧電源 ４・・・・・・・・・含塵ガス入口 ５・・・・・・・・・予備荷電装置 ６・・・・・・・・・清浄ガス出口 式　理　人　弁理士　斎　藤　１１１ （ほか２名） ｔｓ　ｌ　■ 峻　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　竪型円筒形バッグの中心軸に沿って竪長集塵電極（
   ２）を設け、該円筒形バッグの内側と連通ずる含塵ガス
   入口にダストの予備荷電装置を設け、更に円筒形バッグ
   の外側と清浄ガス出口とを連通した静電バグフィルタ。 ２　該円筒形バッグを絶縁性せんいで構成し、かつ該竪
   長集厘電極（２＋を接地せること全特徴としたところの
   特許請求範囲１に記載の静電バグフィルタ。 ａ　該筒形バッグを４電件の繊維で構成の上これ？接地
   し、該竪長集趙電極（４を大地に対して絶叙し、この円
   筒形バッグと竪長集厘電極との間に、コロナ開始電圧以
   下の電圧を印加するための直流電源ケ設け、該ダスト予
   備荷電装置により入口ダストに該集塵電極と逆極性の電
   荷ケ与えることｅ４１￥徴とする所の特許請求範囲りに
   記載の静電バグフィルタ。