JPS608118B2 - 抗生物質c―13648およびその製造法 - Google Patents
抗生物質c―13648およびその製造法Info
- Publication number
- JPS608118B2 JPS608118B2 JP52135434A JP13543477A JPS608118B2 JP S608118 B2 JPS608118 B2 JP S608118B2 JP 52135434 A JP52135434 A JP 52135434A JP 13543477 A JP13543477 A JP 13543477A JP S608118 B2 JPS608118 B2 JP S608118B2
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- Japan
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- antibiotic
- line
- reaction
- shoulder
- single line
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- Expired
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質C−13648およびその製造法
に関する。
に関する。
本発明者らは、新規な抗生物質の探索を目的として多数
の土壌試料から微生物を分離し、その産生する抗生物質
を探索した結果、ある種の微生物が新規な抗生物質を産
生すること、該微生物はストレプトミセス属に属するこ
と、該微生物を適宜の培地に培養することにより該抗生
物質を培養物中に蓄積させうろことを知り、本発明を完
成した。
の土壌試料から微生物を分離し、その産生する抗生物質
を探索した結果、ある種の微生物が新規な抗生物質を産
生すること、該微生物はストレプトミセス属に属するこ
と、該微生物を適宜の培地に培養することにより該抗生
物質を培養物中に蓄積させうろことを知り、本発明を完
成した。
なおこの新規抗生物質を抗生物質C−13648と称す
ることとした。抗生物質C−13648(以下「C−1
3648」と称することもある)の生産菌は、上記のよ
うにストレプトミセス属に属するが、たとれば本発明者
らがフイリツピン国ロスバニョス(LOSbaNOS)
の土壌試料から分離したストレプトミセス・恥.C−1
3鼠玖珠(以下「恥.C−1364玖珠」と称すること
もある)は本発明の方法に最も有利に供用される菌株の
1例である。
ることとした。抗生物質C−13648(以下「C−1
3648」と称することもある)の生産菌は、上記のよ
うにストレプトミセス属に属するが、たとれば本発明者
らがフイリツピン国ロスバニョス(LOSbaNOS)
の土壌試料から分離したストレプトミセス・恥.C−1
3鼠玖珠(以下「恥.C−1364玖珠」と称すること
もある)は本発明の方法に最も有利に供用される菌株の
1例である。
MC−13648株の菌学的諸性質をシヤーリングおよ
びゴットリーブの方法(インターナショナル・ジヤーナ
ル・オブ・システマテイツク。
びゴットリーブの方法(インターナショナル・ジヤーナ
ル・オブ・システマテイツク。
バクテリオ ロ ジ ー:lntematio脇I J
om雌l ofS侭tematicBacteriol
ogy,16巻、313〜340頁、1966王)に従
って検討し、26qo,3週間にわたって観察した結果
は、下記のとおりである。1 形態学的性質 気菌糸はゆるやかに屈曲しストレートからフレクシャス
(Strai軸ttonexous)をなす。
om雌l ofS侭tematicBacteriol
ogy,16巻、313〜340頁、1966王)に従
って検討し、26qo,3週間にわたって観察した結果
は、下記のとおりである。1 形態学的性質 気菌糸はゆるやかに屈曲しストレートからフレクシャス
(Strai軸ttonexous)をなす。
菌糸の先端部に多数の分生子が連鎖状に着生し、胞子の
う、遊走子、菌核は認められない。分生子は0.7〜0
.9仏m×1〜1.2仏mの卵形または長楕円形をなし
、表面は多数凹凸はあるが既して平滑である。
う、遊走子、菌核は認められない。分生子は0.7〜0
.9仏m×1〜1.2仏mの卵形または長楕円形をなし
、表面は多数凹凸はあるが既して平滑である。
2 分類用培地上の諸性質
本菌株の一般的性状としてて、多くの分類用培地上でよ
く発育し、灰色の気菌糸をよく着生する。
く発育し、灰色の気菌糸をよく着生する。
基生菌糸は、淡黄色ないし蓑褐色を呈し、合成培地中に
はほとんど可溶性色素を生成しないが、天然培地上で生
育させると褐色ないし暗褐色の可溶性色素を生成する。
本菌株の各種塔地上での培養所見、生理的性状および炭
素源の利用性はそれぞれ第1,2および第3表に示すと
おりである。
はほとんど可溶性色素を生成しないが、天然培地上で生
育させると褐色ないし暗褐色の可溶性色素を生成する。
本菌株の各種塔地上での培養所見、生理的性状および炭
素源の利用性はそれぞれ第1,2および第3表に示すと
おりである。
第1表 船.C−1364玖珠の分類用培地上の諸性質
ッァベック寒天増殖(以下Gと略記す):微弱 気菌糸の着生(以下Aと略記す):なし 可溶性色素産生(以下Pと略記す):なしグルコースッ
アベツク寒天 G:中程度、淡黄色(hueをa)* A:微弱、淡灰色 P:なし グリセロールッアベツク寒天 G:中程度、淡黄色(hue波a)* A:微弱、淡灰色 P:なし *カラーハーモニー。
ッァベック寒天増殖(以下Gと略記す):微弱 気菌糸の着生(以下Aと略記す):なし 可溶性色素産生(以下Pと略記す):なしグルコースッ
アベツク寒天 G:中程度、淡黄色(hueをa)* A:微弱、淡灰色 P:なし グリセロールッアベツク寒天 G:中程度、淡黄色(hue波a)* A:微弱、淡灰色 P:なし *カラーハーモニー。
マニュアル、第4版(マンテエイナー コーポレーシヨ
ン オブアメリ力、195母王発行)による色名記号で
ある。グルコース・アスパラギン寒天G:良好 クリー
ム色(huell/次a)*A:中程度 灰色(紅c)
*P:なし グリセロール。
ン オブアメリ力、195母王発行)による色名記号で
ある。グルコース・アスパラギン寒天G:良好 クリー
ム色(huell/次a)*A:中程度 灰色(紅c)
*P:なし グリセロール。
アスパラギン寒天G:中程度 黄褐色(hueを)*
A:中程度 灰色(3ih)*
P:なし
栄養寒天
G:中程度 蓑褐色(hue3ie)*
A:なし
P:良好 黄褐色
リンゴ酸カルシウム寒天
G:中程度 淡桃色(hue$a)*
A:微弱 灰色($e)*
P:なし
酵母エキス・麦芽エキス寒天
G:良好 黄褐色(hue31e)*
A:良好 灰色(3ih)*
P:良好 黄褐色
オートミール寒天
G:良好 黄褐色(hueを)*
A:良好 灰色(3ih)*
P:微弱 淡褐色
べプトン・酵母エキス鉄寒天
G:中程度 褐色
A:なし
P:良好 暗褐色(hue4pl)*
チロシン寒天
G:良く生育 茶褐色
A:良く着生 灰色(滋e)*
P:良好 くり色(hue4nj)*
でん粉無機塩寒天
G:中程度
A:中程度 淡灰色
P:なし
ゼラチン
G:微弱
A:なし
P:なし
ミルク
G:中程度
A:なし
P:中程度 紫褐色
第2表 地.C−1364玖珠の生理的性質生育温度:
15〜40qo生育最適温度:31〜3チ○ メラニン様色素産生: べプトン・酵母エキス鉄寒天塔地 +チロジン寒
天塔地 十でん粉加水分解
+ミルク・ベプトン化
+ミルク凝固 + ゼラチン液化 第3表 船.C−1364玖珠の炭素源利用性グリセロ
ール 川イノシトール
+ マンニトール ‐日キシ
ロース 升アラビノース
什 ガラクトース レ ぶどう酒 什 果糖 什 マンノース 州 ラムノース 日 メリビオース 日 マルトース 川 庶糖 + ラクトース 日 ラフイノース 川 トレノ・ロース +ソリユブ
ルスターチ W対照 川;非常に良く利用する、H;良く利用する、十:利用
する、±わずかに利用する以上の観察結果から、本菌の
分類学的特徴として次の性質が挙げられる;■気菌糸の
色調は灰色系(G的y Series)に属す。
15〜40qo生育最適温度:31〜3チ○ メラニン様色素産生: べプトン・酵母エキス鉄寒天塔地 +チロジン寒
天塔地 十でん粉加水分解
+ミルク・ベプトン化
+ミルク凝固 + ゼラチン液化 第3表 船.C−1364玖珠の炭素源利用性グリセロ
ール 川イノシトール
+ マンニトール ‐日キシ
ロース 升アラビノース
什 ガラクトース レ ぶどう酒 什 果糖 什 マンノース 州 ラムノース 日 メリビオース 日 マルトース 川 庶糖 + ラクトース 日 ラフイノース 川 トレノ・ロース +ソリユブ
ルスターチ W対照 川;非常に良く利用する、H;良く利用する、十:利用
する、±わずかに利用する以上の観察結果から、本菌の
分類学的特徴として次の性質が挙げられる;■気菌糸の
色調は灰色系(G的y Series)に属す。
■先端は直線状(SUai或t)から曲線状(flex
o雌)である。■分生子の表面は平滑である。■メラニ
ン様色素を産生する。■炭素源は概してよく利用し、ィ
ノシトール、度糖、トレハロースをわずかに利用する。
以上の諸性質からェス・ェー・ワックスマン・ヂ・アク
テノミセテス、第2巻、ザ・ウィリアムズ・アンド・ウ
ィルキンス・カンパニー、1961年発行、アール.イ
ー・ブツフアナン・アンド・ェヌ・イー・ギボンズ線、
パージーズ・マニュアル・オブ・デターミネイテイブ・
バクテリオロジー、第8版、197仏王発行およびその
他の文献に従って既知菌種と比較した。その結果、No
.C−1364勃発はストレプトミセス・タナシェンシ
ス(SUeptomyces tanashiensi
s Hata ○hki &Hig此hi,1952)
;ジヤーナル・オブ・アンチビオティタス、5巻、52
2頁、1952王、ストレプトミセス・ビキニエンシス
(Streptomycesbikinie船isJh
onstone&Waksman,1948);ジャー
ナル・オブ・バクテリオロジー、59塗、317頁、1
948王およびストレプトミセス・アンチビオテ イ
ク ス ( Strep■myces antibio
ticusWaksman &Hemici,1948
);バーヂーズ・マニュアル・オブ・デターミネーテイ
ブ・バクテリオロジー、第6版、1948年、アンチビ
オティクス・アンド・ケモテラピ−、4巻1050頁、
1954王に類似していることが認められた。ストレプ
トミセス・タナシェンシスは気菌糸が茶灰色であり、合
成塔地で黄緑色の可溶性色素を生成することおよびアラ
ビノース、ラムノース、ラフイノース、マンニトールを
利用しないことから本菌株とは異なると考えられる。ま
たストレプトミセス・ビキニェンシスは合成塔地上で生
育させると淡褐色の可溶性色素を生成することおよびア
ラピノース、ラムノース、果糖、ラフィノースおよびマ
ンニトールを利用しないことから本菌株と異なると考え
られる。一方、ストレプトミセス・アンチビオティクス
は炭素源の利用性においてラフィノ−スを利用せず、イ
ノシトールを利用するのに対し、No.C−1364玖
珠‘まラフイノースをよく利用するが、ィノシトールを
炭素源とした場合、僅かしか生育しない。またNo.C
−1364針総まゼラチンを液化しないがストレプトミ
セス・アンチビオテイクスの液化能は強い。しかし、N
o.C−1364玖珠のその他の多くの分類学的諸性状
はストレプトミセス・アンチビオティクスのそれらとよ
く一致するので、M.C−1364玖珠をストレプトミ
セス。アンチビオティクスと同定し、炭素源利用性その
他の分類学的性質に多少の相違が認められるので、本菌
株をストレプトミセス・アンチビオテイクスNo.C−
13648( StreptomyCeS antib
iotic雌M,C −13648)と称することにし
た。舷.C−13648株が生産する新規抗生物質C−
1364甥頃似物質生産菌との相違を以下に示す。
o雌)である。■分生子の表面は平滑である。■メラニ
ン様色素を産生する。■炭素源は概してよく利用し、ィ
ノシトール、度糖、トレハロースをわずかに利用する。
以上の諸性質からェス・ェー・ワックスマン・ヂ・アク
テノミセテス、第2巻、ザ・ウィリアムズ・アンド・ウ
ィルキンス・カンパニー、1961年発行、アール.イ
ー・ブツフアナン・アンド・ェヌ・イー・ギボンズ線、
パージーズ・マニュアル・オブ・デターミネイテイブ・
バクテリオロジー、第8版、197仏王発行およびその
他の文献に従って既知菌種と比較した。その結果、No
.C−1364勃発はストレプトミセス・タナシェンシ
ス(SUeptomyces tanashiensi
s Hata ○hki &Hig此hi,1952)
;ジヤーナル・オブ・アンチビオティタス、5巻、52
2頁、1952王、ストレプトミセス・ビキニエンシス
(Streptomycesbikinie船isJh
onstone&Waksman,1948);ジャー
ナル・オブ・バクテリオロジー、59塗、317頁、1
948王およびストレプトミセス・アンチビオテ イ
ク ス ( Strep■myces antibio
ticusWaksman &Hemici,1948
);バーヂーズ・マニュアル・オブ・デターミネーテイ
ブ・バクテリオロジー、第6版、1948年、アンチビ
オティクス・アンド・ケモテラピ−、4巻1050頁、
1954王に類似していることが認められた。ストレプ
トミセス・タナシェンシスは気菌糸が茶灰色であり、合
成塔地で黄緑色の可溶性色素を生成することおよびアラ
ビノース、ラムノース、ラフイノース、マンニトールを
利用しないことから本菌株とは異なると考えられる。ま
たストレプトミセス・ビキニェンシスは合成塔地上で生
育させると淡褐色の可溶性色素を生成することおよびア
ラピノース、ラムノース、果糖、ラフィノースおよびマ
ンニトールを利用しないことから本菌株と異なると考え
られる。一方、ストレプトミセス・アンチビオティクス
は炭素源の利用性においてラフィノ−スを利用せず、イ
ノシトールを利用するのに対し、No.C−1364玖
珠‘まラフイノースをよく利用するが、ィノシトールを
炭素源とした場合、僅かしか生育しない。またNo.C
−1364針総まゼラチンを液化しないがストレプトミ
セス・アンチビオテイクスの液化能は強い。しかし、N
o.C−1364玖珠のその他の多くの分類学的諸性状
はストレプトミセス・アンチビオティクスのそれらとよ
く一致するので、M.C−1364玖珠をストレプトミ
セス。アンチビオティクスと同定し、炭素源利用性その
他の分類学的性質に多少の相違が認められるので、本菌
株をストレプトミセス・アンチビオテイクスNo.C−
13648( StreptomyCeS antib
iotic雌M,C −13648)と称することにし
た。舷.C−13648株が生産する新規抗生物質C−
1364甥頃似物質生産菌との相違を以下に示す。
アンスラマイシン生産菌:ストレプトミセス・ルフイネ
ウス・パール。サーモトレランス(Sueptomyc
esrMine瓜 var.thermotolera
ns;米国特許3,361,742)とは生育温度の点
で異なる。
ウス・パール。サーモトレランス(Sueptomyc
esrMine瓜 var.thermotolera
ns;米国特許3,361,742)とは生育温度の点
で異なる。
ストレプトミセス・ス/ぐデイユグリセウス(Stre
ptomyces spadicognseus:特関
昭52−79082)とは胞子形成菌糸および胞子表面
の形態が異なる。デキストロクリシン生産菌:ストレプ
トミセス・カルブス・パール・デキストロクリサス(S
trept。myCeS CalvuS var.de
×trMhr$uS;ザ.ジャーナル・オブ・アンチビ
オテイクス、22巻、201頁、196$王)、シピロ
マィシン生産菌:ストレプトスポランギウム・シビリク
ム(SびeptosporanJIMmsjbjric
mm;アンチビオテイキ・14蓋、963頁、196虫
王)およびネオスラマィシンAおよびB生産菌:ストレ
プトミセス・ェス・ピーNo.MC−916−C4(特
開昭52−47992)とは胞子形成菌糸または胞子の
う形成などの形態的性質において異なる。
ptomyces spadicognseus:特関
昭52−79082)とは胞子形成菌糸および胞子表面
の形態が異なる。デキストロクリシン生産菌:ストレプ
トミセス・カルブス・パール・デキストロクリサス(S
trept。myCeS CalvuS var.de
×trMhr$uS;ザ.ジャーナル・オブ・アンチビ
オテイクス、22巻、201頁、196$王)、シピロ
マィシン生産菌:ストレプトスポランギウム・シビリク
ム(SびeptosporanJIMmsjbjric
mm;アンチビオテイキ・14蓋、963頁、196虫
王)およびネオスラマィシンAおよびB生産菌:ストレ
プトミセス・ェス・ピーNo.MC−916−C4(特
開昭52−47992)とは胞子形成菌糸または胞子の
う形成などの形態的性質において異なる。
また、トメイマィシン生産菌:ストレプトミセス・アタ
ロモゲネス・パール・トメイミセテイクス(Strep
homycesachromogenes var.t
omaymyceticus;ザ・ジヤーナル・オブ・
アンチビオティクス、29萱、437頁、1972王)
とはメラニン様色素生成の点において異なる。以上に述
べた新規抗生物質C−13648生産菌:ストレプトミ
セス・アンチビオテイクスNo.C−13648( S
treptomyCeS antibiotic聡NO
.C ‐13648)は工業技術院微生物工業技術研究
所および財団法人発酵研究所にそれぞれFERM−PN
o.4225および『0−13765として寄託されて
いる。
ロモゲネス・パール・トメイミセテイクス(Strep
homycesachromogenes var.t
omaymyceticus;ザ・ジヤーナル・オブ・
アンチビオティクス、29萱、437頁、1972王)
とはメラニン様色素生成の点において異なる。以上に述
べた新規抗生物質C−13648生産菌:ストレプトミ
セス・アンチビオテイクスNo.C−13648( S
treptomyCeS antibiotic聡NO
.C ‐13648)は工業技術院微生物工業技術研究
所および財団法人発酵研究所にそれぞれFERM−PN
o.4225および『0−13765として寄託されて
いる。
No.C−13648株は、他のストレプトミセス属の
場合と同様に、その性状が変化しやすく、たとえば紫外
線、エックス線、放射線、人工変異剤などを用いる人工
的変異手段で容易に変異しうるものであり、このような
変異株であっても、C−13648の生産能を有するも
のは、すべて本発明の方法に使用することができる。本
発明の方法において、No.C−13648株が培養さ
れる渚地は、液状でも園状でもよいが、液状の培地がよ
り便宜的に用いられ、また表面培養、振顔培養法によっ
てもよいが、深部培養方法がより有利に用いられる。
場合と同様に、その性状が変化しやすく、たとえば紫外
線、エックス線、放射線、人工変異剤などを用いる人工
的変異手段で容易に変異しうるものであり、このような
変異株であっても、C−13648の生産能を有するも
のは、すべて本発明の方法に使用することができる。本
発明の方法において、No.C−13648株が培養さ
れる渚地は、液状でも園状でもよいが、液状の培地がよ
り便宜的に用いられ、また表面培養、振顔培養法によっ
てもよいが、深部培養方法がより有利に用いられる。
渚地中には紬.C−1364釘沫が同化しうる炭素源、
たとえばでんぷん、グルコース、デキストリン、グリセ
リン、シユークロースおよびnーパラフイン、アルコー
ル類(例、メタノール)など、窒素源としては、たとえ
ば有機窒素源としてコーン・スチープ・リカー、大豆粉
、綿実粉、ベプトン、肉エキスなど無機窒素源としては
塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、尿素などを使用し得る。その他、必要に応じて無機
塩類たとえばナトリウム、カリウム、マグネシウム、カ
ルシウムまたは燐を含む塩類、重金属塩類たとえば鉄、
マンガン、亜鉛、コバルト、銅、ニッケルなどの塩類、
消泡剤たとえば大豆油、ラード油、チキン・オイル、シ
リコン油、アクトコールなどを適宜添加してもよい。液
体培養に際しては、培地のpHは中性付近特にpH6〜
8が好ましい。培養温度は24qo〜30q○、培養時
間は90〜14加持間が望ましい。培養経過にともなう
生産力価の経時変化は、フアージ公を試験菌とする抗フ
アージ活性を指標とするペーパー・ディスク法(ザ−ジ
ャーナル・オブ・アンチビオティクス、29蓋、754
頁、197洋王)により測定できる。C−13648を
培養液から採取するには、脂綾性の天然物を採取するの
に用いられる常法に従って行うことが出来る。
たとえばでんぷん、グルコース、デキストリン、グリセ
リン、シユークロースおよびnーパラフイン、アルコー
ル類(例、メタノール)など、窒素源としては、たとえ
ば有機窒素源としてコーン・スチープ・リカー、大豆粉
、綿実粉、ベプトン、肉エキスなど無機窒素源としては
塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、尿素などを使用し得る。その他、必要に応じて無機
塩類たとえばナトリウム、カリウム、マグネシウム、カ
ルシウムまたは燐を含む塩類、重金属塩類たとえば鉄、
マンガン、亜鉛、コバルト、銅、ニッケルなどの塩類、
消泡剤たとえば大豆油、ラード油、チキン・オイル、シ
リコン油、アクトコールなどを適宜添加してもよい。液
体培養に際しては、培地のpHは中性付近特にpH6〜
8が好ましい。培養温度は24qo〜30q○、培養時
間は90〜14加持間が望ましい。培養経過にともなう
生産力価の経時変化は、フアージ公を試験菌とする抗フ
アージ活性を指標とするペーパー・ディスク法(ザ−ジ
ャーナル・オブ・アンチビオティクス、29蓋、754
頁、197洋王)により測定できる。C−13648を
培養液から採取するには、脂綾性の天然物を採取するの
に用いられる常法に従って行うことが出来る。
たとえば、水と任意に混和しない有機溶媒、ブタノール
、ィソブタノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホ
ルム、エーテル等の有機溶媒で水溶液から抽出される。
又、XAD−2(ロームアンドハーフ社 アメリカ)、
HP−10(三菱化成)などの非イオン交換性樹脂、或
いは活性炭などを吸着剤として使用してC−13648
を吸着させ、たとえばメタノール水、プロパノール水、
プタノール水、アセトン水などにより溶出することが出
来る。これらの方法を適宜組合わせる以外に、更にセフ
アデックスLH−20(ファルマシア製)やシリカゲル
などを用いるカラムクロマトグラフイーによっても精製
され、場合によっては、シリカゲルなどの担体を用いる
薄層クロマトグラフィーも利用される。
、ィソブタノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホ
ルム、エーテル等の有機溶媒で水溶液から抽出される。
又、XAD−2(ロームアンドハーフ社 アメリカ)、
HP−10(三菱化成)などの非イオン交換性樹脂、或
いは活性炭などを吸着剤として使用してC−13648
を吸着させ、たとえばメタノール水、プロパノール水、
プタノール水、アセトン水などにより溶出することが出
来る。これらの方法を適宜組合わせる以外に、更にセフ
アデックスLH−20(ファルマシア製)やシリカゲル
などを用いるカラムクロマトグラフイーによっても精製
され、場合によっては、シリカゲルなどの担体を用いる
薄層クロマトグラフィーも利用される。
後記の実施例によって得られたC−13648の物理化
学的性質は次に示す通りである。
学的性質は次に示す通りである。
a 外観:無色の粉末
b 元素分析値:C2,日26N204・1/2LOと
して実測値 計算値C 66.97±0.5(%
) 66.47(%)日 7.24土0.3
7.17N 6.92±0.5 7.38 c 分子量:370(マス・スペクトル)d C2,日
26N204 e 比旋光度: 〔Q〕色0十419.6土100(Cこ0.25、クロ
ロホルム)f 紫外線吸収スペクトル: 紫外線吸収スペクトルは第1図に示すとおりで、図中実
線はメタノール、点線は0.1NHCI−50メタノー
ル、破線は0.1NNaOH−50%メタノールの溶液
中でそれぞれ測定したスペクトルを示す。
して実測値 計算値C 66.97±0.5(%
) 66.47(%)日 7.24土0.3
7.17N 6.92±0.5 7.38 c 分子量:370(マス・スペクトル)d C2,日
26N204 e 比旋光度: 〔Q〕色0十419.6土100(Cこ0.25、クロ
ロホルム)f 紫外線吸収スペクトル: 紫外線吸収スペクトルは第1図に示すとおりで、図中実
線はメタノール、点線は0.1NHCI−50メタノー
ル、破線は0.1NNaOH−50%メタノールの溶液
中でそれぞれ測定したスペクトルを示す。
その極大値は次のとおりである。入るタノール24則m
(E主務574)、2脚m(肩)、31則m〈E手孫1
13‐o)^qIN一日CI一50%メタノールmax
22狐m(E後741)、23細m(肩)、265nm
(肩)・3脚m(母後92)^qIN−NaOH−50
%メタノールmax265nm(E珍715)、29か
m(肩)、32かm(E手孫347)g 主要赤外線吸
収スペクトル(KBす去):臭化カリウムの錠剤として
測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に示すとおりで
、主な吸収(波数)は次のとおりである。
(E主務574)、2脚m(肩)、31則m〈E手孫1
13‐o)^qIN一日CI一50%メタノールmax
22狐m(E後741)、23細m(肩)、265nm
(肩)・3脚m(母後92)^qIN−NaOH−50
%メタノールmax265nm(E珍715)、29か
m(肩)、32かm(E手孫347)g 主要赤外線吸
収スペクトル(KBす去):臭化カリウムの錠剤として
測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に示すとおりで
、主な吸収(波数)は次のとおりである。
3400,3140,2960,2925,2850,
1625,1585,1510,1460,1440,
1410,1380,1345,1280.1250,
1205 1180,1135,1065,1020,
945,880,810,780,765,690(伽
‐1)h 主要核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム
中)(6脚):12.8(母日、単一線)、1.33(
班、単一線)、1.69(SH、二重線)、1.69(
知日、中広い二重線)、3.90(知日、単一線)、4
.49(IH、二重線)、5.17(IH、二重線)、
5.58(IH、多重線)、6.44(IH、単一線)
、7.26(IH、単一線)i 溶解性: メタノール、エタノール、ブタノール、プロパノール、
アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホルム、ト
ルヱンに可溶。
1625,1585,1510,1460,1440,
1410,1380,1345,1280.1250,
1205 1180,1135,1065,1020,
945,880,810,780,765,690(伽
‐1)h 主要核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム
中)(6脚):12.8(母日、単一線)、1.33(
班、単一線)、1.69(SH、二重線)、1.69(
知日、中広い二重線)、3.90(知日、単一線)、4
.49(IH、二重線)、5.17(IH、二重線)、
5.58(IH、多重線)、6.44(IH、単一線)
、7.26(IH、単一線)i 溶解性: メタノール、エタノール、ブタノール、プロパノール、
アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホルム、ト
ルヱンに可溶。
へキサン、石油エーテル、水に鍵溶。i 星色反応:
バートン反応、ドラーゲンドルフ反応陽性。
ニンヒドリン反応擬陽性。坂口反応陰性。k 薄層クロ
マトグラフィー: シリカゲルプレート(東京化成製)使用 CHC13−MeOH(15:1)Rfo.92,CH
C13−MeOH(50:1)Rfo.46,AcOE
T−MeOH(25:1)Rf0.69,トルエンーア
セトン(2:3)Rf0.65,トルエンーアセトン(
2:1)Rfo.39抗微生物活性 抗生物質C−13648の抗細菌活性は、トリプティカ
ーゼ・ソィ・アガー(BBL)を検定培地とする寒天希
釈法で検定された。
マトグラフィー: シリカゲルプレート(東京化成製)使用 CHC13−MeOH(15:1)Rfo.92,CH
C13−MeOH(50:1)Rfo.46,AcOE
T−MeOH(25:1)Rf0.69,トルエンーア
セトン(2:3)Rf0.65,トルエンーアセトン(
2:1)Rfo.39抗微生物活性 抗生物質C−13648の抗細菌活性は、トリプティカ
ーゼ・ソィ・アガー(BBL)を検定培地とする寒天希
釈法で検定された。
その結果を第4表に示す。抗フアージ活性は次の文献に
示された方法によりべ」バーディスク法で検定された。
示された方法によりべ」バーディスク法で検定された。
その結果を第5表に示す。文献;谷田ら、ザ・ジャーナ
ル・オブ・アンチイビオテイクス(J.Antibic
tics)29巻,754頁,197乙王。第4表 試験菌 エシエリヒア・コリK12 (Escherihiacoli) エシエリヒア・コリNIHJ (Escherihiacoli) ブロテウス・ブルガリス (Proteusvulgalis) ブロテウス・モルガニ (Proteusmorganii) ブロテウス・ミラピリス (Proteusmlrabilis) シュードモナス・エルギノ−ザ (Pseudomonas aeruglnosa)サ
ルモネフ。
ル・オブ・アンチイビオテイクス(J.Antibic
tics)29巻,754頁,197乙王。第4表 試験菌 エシエリヒア・コリK12 (Escherihiacoli) エシエリヒア・コリNIHJ (Escherihiacoli) ブロテウス・ブルガリス (Proteusvulgalis) ブロテウス・モルガニ (Proteusmorganii) ブロテウス・ミラピリス (Proteusmlrabilis) シュードモナス・エルギノ−ザ (Pseudomonas aeruglnosa)サ
ルモネフ。
テイフイムリウム(Salmonella typhi
mur・um)サルモネフ・エンテリテイデイス(Sa
lmonella enteritidis)アルカリ
ゲネス・フエカリス(AIcaligenesfaec
alis)エンブロバクタ−・クロアカエ(Enter
obactercloacae)セラチア・マルセツセ
ンス(Serratia mauescens)バチル
ス・サブチリス PC1219(Bacillus s
ubtillis)バチルス・セレウス(Bacill
uscereus) バチルス・プミルス (Bacillus pumilus) バチルス・メガテリウム (Bacillus megaterlum)/ごチノ
レス・フ十レピス(Bacillusbrevis) スタフイロコツカス・アウレウス FDA 209P(
Staphylococcus aureus)ザ^ル
チナ・ルテア(Sarclnalutea) ミクロコツカス・フラブス (Micrococcus flavus)最少阻止濃
度(〃g/ml) IF03301 >100 >100 IF03045 >100 1F03168 >100 1F03849 >100 1F03080 >100 TFO12529 >100 1F03313 >100 1FO13111 >loo IFO12009 >100 1F03046 >loo IF0 3513 50 IF03514 >loo IF0 3813 100 1FO12108 >100 1F0 3331 50 IFO12732 >100 1F0 3232 50 IF0 3242 100 第5表 ファージ プラーク形成阻止作用*(100r夕/m
l)QB − ら 一 MS2
一f,
一○X174T2
十T4
十T5
川T7
日*
谷田ら、ジャーナル・オブ・アンチイビオティクス(J
.Antibictics)29萱、754頁、197
88こ記載の方法によって検定した。
mur・um)サルモネフ・エンテリテイデイス(Sa
lmonella enteritidis)アルカリ
ゲネス・フエカリス(AIcaligenesfaec
alis)エンブロバクタ−・クロアカエ(Enter
obactercloacae)セラチア・マルセツセ
ンス(Serratia mauescens)バチル
ス・サブチリス PC1219(Bacillus s
ubtillis)バチルス・セレウス(Bacill
uscereus) バチルス・プミルス (Bacillus pumilus) バチルス・メガテリウム (Bacillus megaterlum)/ごチノ
レス・フ十レピス(Bacillusbrevis) スタフイロコツカス・アウレウス FDA 209P(
Staphylococcus aureus)ザ^ル
チナ・ルテア(Sarclnalutea) ミクロコツカス・フラブス (Micrococcus flavus)最少阻止濃
度(〃g/ml) IF03301 >100 >100 IF03045 >100 1F03168 >100 1F03849 >100 1F03080 >100 TFO12529 >100 1F03313 >100 1FO13111 >loo IFO12009 >100 1F03046 >loo IF0 3513 50 IF03514 >loo IF0 3813 100 1FO12108 >100 1F0 3331 50 IFO12732 >100 1F0 3232 50 IF0 3242 100 第5表 ファージ プラーク形成阻止作用*(100r夕/m
l)QB − ら 一 MS2
一f,
一○X174T2
十T4
十T5
川T7
日*
谷田ら、ジャーナル・オブ・アンチイビオティクス(J
.Antibictics)29萱、754頁、197
88こ記載の方法によって検定した。
毒性
マウス(CF#1、雄、4週令、23一26夕)を供試
動物とした急性毒性試験において、C−13648を5
%アラビアゴム生理食塩水に懸濁し、マウスに腹腔注射
し、7日間観察した場合の推定LD5oは0.781〜
1.563の9/kgであった。
動物とした急性毒性試験において、C−13648を5
%アラビアゴム生理食塩水に懸濁し、マウスに腹腔注射
し、7日間観察した場合の推定LD5oは0.781〜
1.563の9/kgであった。
以上の諸性質を既知抗生物質と比較すると、紫外線吸収
スペクトルにおいて、C−13648はトメィマィシン
、ネオスラマイシンA,Bにかなり類似しているが、こ
れらとは分子式、分子量、薄層クロマトグラフィーのR
f値、赤外部吸収スペクトルにおいて明らかに異なり、
新規抗生物質であることは明らかである。第4表に示し
た抗微生物活性からわかるようにC−13648はグラ
ム陽性菌に抗菌力を示すので、それらの試験菌と同種の
細菌の殺菌剤または消毒剤として有用なものである。
スペクトルにおいて、C−13648はトメィマィシン
、ネオスラマイシンA,Bにかなり類似しているが、こ
れらとは分子式、分子量、薄層クロマトグラフィーのR
f値、赤外部吸収スペクトルにおいて明らかに異なり、
新規抗生物質であることは明らかである。第4表に示し
た抗微生物活性からわかるようにC−13648はグラ
ム陽性菌に抗菌力を示すので、それらの試験菌と同種の
細菌の殺菌剤または消毒剤として有用なものである。
また、第5表に示したように本抗生物質はフアージT5
に強い活性を示すことから核酸合成阻害剤であることが
推定され、抗腫場剤としての有用性も期待される。
に強い活性を示すことから核酸合成阻害剤であることが
推定され、抗腫場剤としての有用性も期待される。
本発明の抗生物質C−13648の50〜200ムタ/
mlのメタノール含有(たとえば5%メタノール水)水
溶液とすることにより鳥かごの消毒、実験器具の消毒、
人の手の消毒などに消毒剤として用いることができる。
mlのメタノール含有(たとえば5%メタノール水)水
溶液とすることにより鳥かごの消毒、実験器具の消毒、
人の手の消毒などに消毒剤として用いることができる。
実施例グルコース・アスパラギン斜面寒天塔地に培養し
たストレプトミセス・アンチビオテイクス地.C−13
648株(FERM‐P)を20帆1客三角フラスコ内
のグルコース2%、可溶性デンプン3%、生大豆粉1%
、コーンステイープリカー1%、ポリベプトン0.5%
、NaCIO.3%、CaC030.5%、pH7.0
を含む4仇hlの種塔地に接種し、28℃。
たストレプトミセス・アンチビオテイクス地.C−13
648株(FERM‐P)を20帆1客三角フラスコ内
のグルコース2%、可溶性デンプン3%、生大豆粉1%
、コーンステイープリカー1%、ポリベプトン0.5%
、NaCIO.3%、CaC030.5%、pH7.0
を含む4仇hlの種塔地に接種し、28℃。
48時間回転振糧機上で培養し、種培養液を得た。
得られた種培養液の1皿1を種培地50血1を含む2そ
客坂口フラスコに移植し、2がo,4報時間往復振濠機
上で培養した。
客坂口フラスコに移植し、2がo,4報時間往復振濠機
上で培養した。
この培養液50仇nlを種培地30夕を含む50ク客ス
テンレス・スチールタンクに移植し、28℃、通気30
夕/分、櫨拝280回転/分(1/狐T)、内圧lkg
/伽の条件で4糊時間培養して種培養液を得た。得られ
た種培養液を移植率10%で主培養培地(デキストリン
5%、生大豆粉3%、ポリベプトン0.1%、炭酸カル
シウム0.6%、pH7.0補正)100そを含む20
0〆容ステンレス・スチールタンクに移植し28℃、通
気100夕/分、損枠200回転/分(1/幻T)、内
圧lk9/鮒の条件で9加時間培養した。得られた培養
液はフアージ公をいるペーパーディスク法による検出法
で25ムタ/mlの生産力価を示した。得られた培養液
を炉過して炉液45そを得、これをpH7.0として、
XAD一2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム4
.5そに通し、充分水洗後、50%アセトン水20そで
溶出する。熔出液のアセトンを留去して残る水溶液をp
H7.0で酢酸エチル5クで2回抽出し、抽出液を無水
硫酸ソーダで乾燥後、減圧下に濃縮するとアメ状の残査
5.55夕が得られた。これをへキサンで処理すると粗
物質4.4夕が得られた。次に、この粗物質4.1夕を
CHC13に溶かし、シリカゲルカラム(メルク社製)
100夕に吸着させ、CHC13一MeOH(100:
1)で展開すると、粗製のC−13648、430の9
が得られた。
テンレス・スチールタンクに移植し、28℃、通気30
夕/分、櫨拝280回転/分(1/狐T)、内圧lkg
/伽の条件で4糊時間培養して種培養液を得た。得られ
た種培養液を移植率10%で主培養培地(デキストリン
5%、生大豆粉3%、ポリベプトン0.1%、炭酸カル
シウム0.6%、pH7.0補正)100そを含む20
0〆容ステンレス・スチールタンクに移植し28℃、通
気100夕/分、損枠200回転/分(1/幻T)、内
圧lk9/鮒の条件で9加時間培養した。得られた培養
液はフアージ公をいるペーパーディスク法による検出法
で25ムタ/mlの生産力価を示した。得られた培養液
を炉過して炉液45そを得、これをpH7.0として、
XAD一2(ローム・アンド・ハース社製)のカラム4
.5そに通し、充分水洗後、50%アセトン水20そで
溶出する。熔出液のアセトンを留去して残る水溶液をp
H7.0で酢酸エチル5クで2回抽出し、抽出液を無水
硫酸ソーダで乾燥後、減圧下に濃縮するとアメ状の残査
5.55夕が得られた。これをへキサンで処理すると粗
物質4.4夕が得られた。次に、この粗物質4.1夕を
CHC13に溶かし、シリカゲルカラム(メルク社製)
100夕に吸着させ、CHC13一MeOH(100:
1)で展開すると、粗製のC−13648、430の9
が得られた。
このうち420の9を薄層クロマトグラフィー(シリカ
ゲル、メルク社製、HF鰍)に付し、トルェン−アセト
ン(3:2)で展開し、Rfo.42〜0.45のC−
1364頚客分をとり、CHC13で抽出して減圧濃縮
乾固すると、ほぼ純粋なC−1364& 98の9が得
られた。これを少量の酢酸エチルに溶かしへキサンを加
えると、殆んど無色の粉末状のC−13648が得られ
た。
ゲル、メルク社製、HF鰍)に付し、トルェン−アセト
ン(3:2)で展開し、Rfo.42〜0.45のC−
1364頚客分をとり、CHC13で抽出して減圧濃縮
乾固すると、ほぼ純粋なC−1364& 98の9が得
られた。これを少量の酢酸エチルに溶かしへキサンを加
えると、殆んど無色の粉末状のC−13648が得られ
た。
第1図は抗生物質C−13648の紫外線吸収スべクト
ルを示す。 第2図は抗生物質C−13648の臭化カリウムを用い
て測定した赤外線吸収スベクトルを示す。多上図 多2図
ルを示す。 第2図は抗生物質C−13648の臭化カリウムを用い
て測定した赤外線吸収スベクトルを示す。多上図 多2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の物理化学的性質を有する抗生物質C−1364
8(i)外観:無色の粉末 (ii)分子式:C_2_1H_2_6N_2O_4(i
ii)分子量(マス・スペクトル):370(iv)比旋光
度:〔α〕^2^0_D+419.6±10°(C=0
.25,クロロホルム)(v)紫外線吸収スペクトル: λ^メ^タ^ノ^ー^ル_m_a_xnm(E^1^%
_1_c_m):246(574),273(肩),3
15(113)λ1/1ONHCl−50%メタノール
maxnm(E^1^%_1_c_m):222(74
1),238(肩),265(肩),318(92)λ
1/1ONNaOH−50%メタノールmaxnm(E
^1^%_1_c_m):265(713),292(
肩),322(347)(vi)赤外線吸収スペクトル(
KBr法):主要ピーク(cm^−^1)3400,3
140,2960,2925,2850,1625,1
585,1510,1460,1440,1410,1
380,1345,1280,1250,1205,1
180,1135,1065,1020,945,88
0,810,780,765,690(vii)核磁気共
鳴スペクトル(重クロロホルム中)、(δppm):主
要スペクトル1.28(3H、単一線)、1.33(3
H、単一線)、1.69(3H、二重線)、1.69(
3H、巾広い二重線)、3.90(3H、単一線)、4
.49(1H、二重線)、5.17(1H、二重線)、
5.58(1H、多重線)、6.44(1H、単一線)
、7.26(1H、単一線)(viii)溶解性:メタノー
ル、エタノール、ブタノール、プロパノール、アセトン
、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホルム、トルエンに
可溶で、ヘキサン、石油エーテル、水に難溶である。 (ix)呈色反応: 陽性:バートン反応、ドラーゲンドルフ反応 凝陽性:ニンヒドリン反応 陰性:坂口反応 2 ストレプトミセス属に属する抗生物質C−1364
8を生産する菌を培地に培養し、培養物中に抗生物質C
−13648を生成蓄積せしめ、これを採取することを
特徴とする抗生物質C−13648の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52135434A JPS608118B2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 抗生物質c―13648およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52135434A JPS608118B2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 抗生物質c―13648およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5470201A JPS5470201A (en) | 1979-06-05 |
JPS608118B2 true JPS608118B2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=15151621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52135434A Expired JPS608118B2 (ja) | 1977-11-10 | 1977-11-10 | 抗生物質c―13648およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608118B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134410U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-21 | ||
JPS61134411U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-21 | ||
JPS634707U (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 |
-
1977
- 1977-11-10 JP JP52135434A patent/JPS608118B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134410U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-21 | ||
JPS61134411U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-21 | ||
JPS634707U (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5470201A (en) | 1979-06-05 |
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