JPS6079584A - テ−プロ−ル用低摩擦シ−ト - Google Patents

テ−プロ−ル用低摩擦シ−ト

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JPS6079584A
JPS6079584A JP18530283A JP18530283A JPS6079584A JP S6079584 A JPS6079584 A JP S6079584A JP 18530283 A JP18530283 A JP 18530283A JP 18530283 A JP18530283 A JP 18530283A JP S6079584 A JPS6079584 A JP S6079584A
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JP
Japan
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low
friction
film
tape roll
thermoplastic resin
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Pending
Application number
JP18530283A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テープロール用の低摩擦シートに関する。本
発明でいうテープロールとは、ビデイオテープやオーデ
ィオテープ等の磁気テープ、あるいはシングルlやスー
パーを等のl簡映画フィルムの如き、可撓性を有する長
尺帯状体(以下「テープ」と言う)をロール状に巻いた
ものをいう。
前記テープロールは、通常カセットするいはマガジン(
カートリッジ)と呼ばれるケースの内部で巻き戻され、
あるいは巻き取られて使用されるが、このとき、テープ
ロールがケース内面と摩擦してテープの走行性が妨げら
れる心配がある。このため、一般に低摩擦シートと呼ば
れる低摩擦部材がケース内面とテープロールとの間に固
定あるいは回転可能に設けられる。
従ってこの低摩擦シートには摩擦係数が低く、耐摩耗性
、寸度安定性があシ帯電防止適性を有していることが要
求される。
従来、か\る低摩擦シートとしては、フッ素樹脂シート
、シリコン又はワックス処理紙、特開昭30−/113
4/−12号に提案されている如き熱可塑性フィルム表
面にフッ素化合物を含有させたシート、あるいは実公昭
4’J−2ざjざ号公報に開示された如く、ワックス、
低分子列ポリエチレン及び、アルキル硫酸ニスデルのナ
トリウム塩の少なくとも一種を塗布したシート等が知ら
れている。
しかしながら、これらの低摩擦シートは、帯電防止性、
耐摩耗性、平面安定性の点で必ずしも満足するものでは
なく、とくに高密度ポリエチレンフィルムを使用した低
摩擦ソートは帯電量が多く、フィルム中に種々の帯電防
止剤を添加して帯電量を小さくしようとする試みが行わ
れてきた。然1゜帯電防止効果も小さくコストも高かっ
た。
特に添加剤が入らない透明な熱可塑性樹脂フィルムは、
フィルムとしては摩擦係数が低くてもテープロールとの
摩擦で発生した静電気の為にテープ「1−ルに吸引され
摩擦係数が大きくなったり磁性粉その他のゴミがテープ
ロールに付着してヒデイオテーブやオーディオテープ用
低摩擦シートの場合にはドロップアウト(音とびゃ画像
のみだれ)となシ、ざ朋映画フィルム用低摩擦ソートの
一鳴合には火花を発生して感光材料を感光させる外、フ
ィルム裁断クズや写真乳剤粉その他のゴミが付着してフ
ィルムの画質が著しく損われるために実用化されてこな
かった。
これらの欠点をカバーするために現在実用化されている
テープロール用低摩擦シートのを1とんとかカーボンブ
ラックを添加したテフロンシー ト又はカーボンブラッ
クを添加した切さく加工成形による超高分子量ポリエチ
レン7−ト又はカーボンブラックを含む紙支持体に滑剤
を塗設したシーl−が用いられている。
然しこれらの低摩擦シートはカーボ゛ンブラックを多量
に含むためカーボンブラックの固り(プッ)がテープロ
ールに接する面にも発生しやすくηつシートの表面強度
を劣化させたゆシート成形時の機械の汚れによシ非常に
高価になっていた、。
テープロールを保持する為に適度のカールを必要として
いるかカーボ゛ンブラックは吸水性のためにカール変化
と寸度変化が犬きく問題であった。
特に切削加工成形による多くのメーカーで使用されてい
るカーボ′ン入超高分子量ポリエチレンンートは円柱の
中心部になる稈カールが大きくなりカールのバラツキが
非常に大きく均一な低F¥擦/−トが作れないと言う大
きな問題がある。
本発明は、従来の低摩擦シートの有する上記欠点を除去
し、上記各適性を有し、かつ安価に製造できる新規な低
摩擦シートを提供することを目的とするもので、これが
ため本発明者等は鋭意研冗し、種々実験を重ねた結果、
熱可塑性樹脂フィルムのテープロールと接する反対面に
!jN−1200Aのアルミ蒸着層をもうけた低摩擦シ
ートとすることによってよく目的を達することができ、
本発明を州たものでおる。
以下本発明について詳細に説明する。第1図は本発明に
なる低摩擦シートの断面図であって、低摩擦熱可塑性樹
脂フイルノ・である。
コはアルミ蒸着層であって、これは低摩擦熱可塑性樹脂
フィルムlがテープロールと接する面の反対の面に設け
られる。このアルミ蒸着層は低摩擦熱可塑性樹脂フィル
ムとの接着と帯電防止、カール、平面性を満足するため
に )ワ味がjjA〜/、2011)Aの範囲内であり
、望ましいのは1roA〜tooAの範囲内である。s
s八へ満では接着と帯電防止の点を満足せず、/20/
A以−ヒではアルミ蒸着時の熱によシ低摩擦熱可塑性樹
脂フィルムlが溶融軟化したシ、収縮したり、変形して
凹凸が発生して平面性をそこなったり、カールが大きく
なったりするだけでなくアルミ蒸着釘費が高価になり実
用に供しない。
本発明にあっては低厚擦熱可塑性樹脂フ・1ルノ、lと
アルミ蒸着NJ、2との接着性をより改善するために低
摩擦熱可塑性樹脂フィルム/[おけるアルミ蒸着層λが
形成される面を、コロナ放電 処理、火炎処理、紫外線
照射処理、アンカー剤塗布等を施すのが好ましい。
又アルミ蒸着層λのfメ睦のため20I!7y1以下の
ラッカ一層やワックス層や樹脂層等の保膜層3をもうけ
ても帯■、防止性をあまりそこなうことはない。
本発明にあっては、アルミ蒸着時、2は、低摩擦熱可塑
性樹脂フィルム/のテープロールと+iニーJ’る面の
反対の面に設けられるが、これは主として次のような理
由による。1力わちアルミ蒸着時F’i −2fフィル
ムのテープロールと接する面に設りることは、その反対
面に設けることと同様に行うことけ出来、帯電防止性は
大きい利点はあるが、fJIgv耗性、接着(=−密着
)強度、テープ汚染、平面性、摩擦係数が高い等、種々
の間211が発生し、前記(7た帯電防止性が大きい利
点よりはるかに上回る欠点が生じこれらめ解決のために
実用化が困難となる慮れがあるためである。
本発明における低摩擦シートにおいての摩擦についてい
えば、テープロールと接する面は低摩擦で滑シ易く、そ
の反対面は高摩擦で滑D 1lliいシートであること
である。
然し必要によっては保護層3として滑剤又は滑剤を含む
層を設けることにより滑シ易くすることができる。(第
≠図) 本発明において、保護層3やアンカー塗S層(−接着良
化層)を設けるには一般に公知の溶幽押出し、コート法
、スジレイ塗布法、ローラー・コート法、フレキソ印刷
法、エア・ナイフコート法、グラビア・コート法、カー
テンコート法、シルクスクリーン塗布法、リバースロー
ルコート法、バーコード法、スムージングコート法、d
octo+コート法、キャスト塗布法等神々の方法を採
用することができる。
然し低摩擦シートの総厚味は、マガジンあるいはカセッ
トへの組込み適性、低摩擦性、帯電防+h性、コスト、
削性等の点からみて30〜/ 7011mの範囲内がよ
く、より一層好ましいのはjO〜・1108mの範囲内
である。従って低摩擦熱nJ’ piす性樹脂フィルA
 /はその厚みを30〜/ 、j Oltとすることが
好ましく、1o−ioθμであればなお好ましい。
又低摩擦熱可塑性樹脂フィルム/のテープj:I −ル
と接する面の摩擦係数は0.30t(スベリ角で17度
)以−Fとすることが好ましい。
このフィルム中には金員繊維や、金j−粉末、金弯化合
物、カーボンブラック、金鵬塩あるいは各種界面活性剤
等の公知の帝1に防止剤を含有させて帯電防止性をより
一層向上させることが出来る。
又低摩擦性向上の為各種の公知の滑剤4フイ/l= A
中に添加したり(第5図)フィルム表面圧塗設′するこ
とも可能である(第を図、第7図)。
特に密度が0.ハリ/Lc以上の分子配向高密度ポリエ
チレンフ・fルムを使用すると低摩擦性、耐摩耗性、剛
性の点ですぐれた安価な低I′?ゼさ/−トを得ること
ができる。
本発明にあっては低摩擦熱可塑性樹脂フィルムはインフ
レーション法又はTダイ法等(各製造方法でのシングル
押出し法、共押し出し法を含む)罠よって得ることが出
来るが、これを得るにインフレーション法による時には
、ブロー比が/、/〜λ、Qの範囲内でよく、望ましく
は/、λ〜l。
乙の範囲内で成形されたものである。また延伸による時
には、その延伸倍率はi、t〜7倍の範囲内でよく望ま
しくはλ、θ〜弘、θ倍の範囲内である。
また、この低摩擦熱可塑性樹脂フィルム中には特開昭1
0−/4’夕弘t、2号に記載された含フツ素化合物や
、ジメチルポリシロキザン等のシリコンやパラフィンワ
ックス、高級アルコール、高級脂肪酸、脂肪酸塩等の公
知の滑剤を混合添加したシ、フィルム表面に上記の滑剤
を塗設したり、テープロールと接する表面に各種の凹凸
の形付けを設けて低摩擦特性をさらに向上させることは
好ましい。
第を図はあらかじめ型付は加工した低摩擦熱可塑性樹脂
フィルム/lにアルミ蒸着M、2を設けた例で、第を図
に示す構造のテープロール用低摩擦シートに対しても当
然第弘図ない(−4第7図記載の変更例が考えられる。
次に実施例によって本発明をより詳細に説明する。
(比較例) 密度がOlり4t、9/CC(ASTMD79’j−A
OTによる測定値)のI(i −z e x j o 
o 。
SR高密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学株式会社製
)を用いて、ブロー比/、3.1すさに0μmのインフ
レーションフイノ1ムヲ眉、これを低摩擦シートとした
。この低摩擦シートをAとし第1図に示す。
上記した八であるフィルム中にフ”アーネスタイプ′の
カーボンブラック(三菱化成株式会社製)f/θ%添付
されたフィルムによって低摩擦ノートとした。この低摩
擦シートをBとし、第3図に示す。
これらA1とBとは従来品である。
上記して得られた低摩擦シー)Aのテープロールと接す
る面の反対面に、コロナ放電処理(3rダイン)して、
さらに厚さ!OAのアルミニウム薄膜を真空蒸着し、総
厚み略goμ711の低摩擦シートを得た。この低摩擦
シー1をCとする。
(実施例) また上記1.て得られた低摩擦シー)Aのデーブロール
と接する面の反対面にコロナ放電処理(3gダイン)U
、−C,さらに厚さ10OAと6ooAのアルミニウム
薄膜を真空蒸着し、総J9み略ざ0μmの低摩擦シート
を得た。この低摩擦シートをそれぞれり、Eと1.て第
1図に示す。
次に上記して得られた低摩擦シートAのテープロールと
接する面の反対面にコロナ放電処理(φ2ダイン)して
、さらに厚さ、20(7Aの丁ルミニウム薄膜を真空蒸
着し7た後、このアルミ蒸着面に、乾燥膜厚271 m
の黄色の酢ビ糸塗料を塗布したところ金色光沢を有する
美しい総厚み!r、2μn1の低摩擦シートを得た。
この低摩擦シートをFとして第≠図に示す、次ニ上記低
摩擦シートA中にジメチルボリシロキザン(信越化学株
式会社製 )をθ。
5%添加した低摩擦シートのテープロールと接する面の
反対面にコロナ放電処理(qoダイン)]、て、さらに
100Aのアルミニウム薄膜を真空蒸着し、総厚み略g
θμmの低摩擦シートを得た。
この低摩擦シートをGとして第5図に示す。
これら低摩擦シートA、B、C,D、E、F。
Gについてそれぞれ適性を評価またところ第1表に示す
ような結果が得られた。
上記の表における評価方法A−Fは次の通りである。
評価方法人(滑り易さ) テストすべきシー)・の1部を切取り、これを縦737
n77Lx横3jtm@の荷重200gのブロックの底
面に貼着する。一方テストすべきシートの7部を同様に
切取り、これを傾斜面に貼着し、前記ブロックのシート
面を傾斜面上に載せ、この傾斜面の傾斜角度を変化させ
て、前記ブロックが滑り始めた時の角度を読み取る。
評価方法(ハクリ帯電圧) テストすべきシートで巾31mrrLs長さ/33om
mのエンドレスベルトを作り、このベルトを荷重jo 
o g(7) S U S o −シーと、S U S
 ” −7−間に/、2m7分の速度で送った時のハク
リ帯電量をボルトメーター(新束利学KK製)で読み取
る。
評価方法C(カーリング) テストすべきシートで縦’ Cm N横1OCIrLの
長方形の試片を作成し、温度200C,湿度6.t%の
雰囲気中に/ kgの荷重板下に2を時間放的]7た後
、温度2θ0C,湿度4 、t%の雰囲気中にシートを
1枚宛無荷重で平板−Hに2弘時間放置した後シートの
四隅の平板からの高さをスケルで読み取る。
評価方法D(静マサツ係数) 評価方法人(滑り易さ)で測定l、た渭9始めた時の角
度(スベリ角度)θのtan でめム即ち静マサツ係数
”” t a nθで示す。
評価方法E(コスト比) テストすべきシートの単位面積当りの製造コストの比で
ある。
評価方法F(電気抵抗値) 上に掲げた表からも明らかなように、本発明になる低摩
擦シー)DEFGは、従来品による低摩擦シー)A、B
及び蒸着層の厚みを薄くした比較品Cに比すれば、帯電
防止性に優れ、適度のカーリングを有し、マカジンある
いはカセットへの組込み適性にも優れていることが明ら
かであり、−またこれらの特性のほかにも摩擦係数も小
さく、耐摩耗性、寸度安定性にも優れ、し7かも安価に
製造し得られるものでもあって、カセットテープ用、あ
るいはrmm映画用フィルムの低摩擦シートとして特に
好ましく用いられるものとなった、これは帯電防止性が
大巾に良好となったことから、カセットテープ用低摩擦
ソートが帯電した場合には、磁性粉との他の塵埃がテー
プに付層し、これが原因となってテープの音質特性が損
われ、咬た’ 70 mフィルム用低摩擦シートにあっ
ては、写真乳剤粉その他の塵埃の付着のほか、静電気に
よる、いわゆるスタヂツクマークの発生等によりフイル
ノ・の画質が著しく損われる等のおそれが解消されるに
至ったからである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明を説明するためのもので、第1図、第
q図〜第g図は本発明に係る低摩擦シー1・の代表−N
Jを示す断面1伯である。。 gj’、 2図および第3図はそれぞれ従来の低摩1η
7−トの代表例を示す断面図である。 /・・・・・低P擦熱可塑性樹脂ノイルl−2la・・
・・・・/にカーボンブラックを添加した低摩擦シート
。 lb・・・・・/に滑剤を添加した熱可塑性樹脂フィル
ム。 λ・・・・・・アルミニウム薄膜′?−兵空蒸沼したブ
ルミ蒸着層。 3・・・・・・保護層。 弘・・・・・・低摩擦層。 グb・・・・・・滑剤を添〃口した低1ヤ擦jj! 。 //・・・・・・型付は加工した低摩擦い「旧Ij注I
Xt411ijノイルム。 特許出願人 富士写真フイルノ、株式会社@1図 @3図 115図 II7図 第2図 第4図 116区 118図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11テープロールと接する低摩擦係数の面を有する熱
    可塑性樹脂フィルムのテープロールと接する面とは反対
    の面に厚さjjA〜/λOOAのアルミ蒸着層を設けた
    ことを特徴とするテープロール用低摩擦シート。 (2) 該熱可塑性樹脂フィルムは滑剤を含むものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のテープ
    ロール用摩擦シート。
JP18530283A 1983-10-04 1983-10-04 テ−プロ−ル用低摩擦シ−ト Pending JPS6079584A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837621B1 (ja) * 1969-12-29 1973-11-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837621B1 (ja) * 1969-12-29 1973-11-12

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