JPS607895Y2 - 曲面切断装置 - Google Patents
曲面切断装置Info
- Publication number
- JPS607895Y2 JPS607895Y2 JP18536481U JP18536481U JPS607895Y2 JP S607895 Y2 JPS607895 Y2 JP S607895Y2 JP 18536481 U JP18536481 U JP 18536481U JP 18536481 U JP18536481 U JP 18536481U JP S607895 Y2 JPS607895 Y2 JP S607895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- shaft
- flange
- torch
- circular hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は曲面切断装置、特にプラズマ切断機等を用い
てパイプの周側部に自動的に円孔を穿設する装置に関す
るものである。
てパイプの周側部に自動的に円孔を穿設する装置に関す
るものである。
一般に、プラズマ切断やガス切断においては、トーチと
被切断材との距離が切断品質を左右する重要なファクタ
ーの一つであることが知られている。
被切断材との距離が切断品質を左右する重要なファクタ
ーの一つであることが知られている。
したがって、パイプの周側部に円孔を穿設する場合には
、パイプの周側部の形状に応じてトーチを上下動させて
トーチとパイプ表面との間を常に所定の距離に保つ必要
がある。
、パイプの周側部の形状に応じてトーチを上下動させて
トーチとパイプ表面との間を常に所定の距離に保つ必要
がある。
トーチとパイプ表面との距離を一定に保ちつつ自動的に
パイプ周側部に円孔を穿設する装置は種々実用に供され
ているが、いずれも、トーチの上下動にカム機構を用い
ているために穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔
の直径が種々変化した場合にはその度毎にカムを取り換
えたりあるいはリング腕長を変更したりする必要がある
ので、段取り変えに多くの時間を要し、満足すべき作業
能率が得られない等の問題点がある。
パイプ周側部に円孔を穿設する装置は種々実用に供され
ているが、いずれも、トーチの上下動にカム機構を用い
ているために穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔
の直径が種々変化した場合にはその度毎にカムを取り換
えたりあるいはリング腕長を変更したりする必要がある
ので、段取り変えに多くの時間を要し、満足すべき作業
能率が得られない等の問題点がある。
この考案は従来の装置の上記問題点を解消するためなさ
れたもので、穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔
の直径が種々変化した場合にでも、簡単な調整作業によ
って、所望の直径の円孔を自動的に、しかも精度よく穿
設することのできる曲面切断装置を提供しようとするも
のである。
れたもので、穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔
の直径が種々変化した場合にでも、簡単な調整作業によ
って、所望の直径の円孔を自動的に、しかも精度よく穿
設することのできる曲面切断装置を提供しようとするも
のである。
次に本考案の具体的な実施例を図面を参照しつつ詳細に
説明する。
説明する。
図において、1は上方へと延びる支柱であって、この支
柱1の上部からは平行な2本のアーム2.3が側方へと
穿設されている。
柱1の上部からは平行な2本のアーム2.3が側方へと
穿設されている。
上側のアーム2にはモータ4がその主軸を下方に向さて
取り付けられ、モータ4の主軸には下方へ延びる第1の
シャフト5の上端が連結されている。
取り付けられ、モータ4の主軸には下方へ延びる第1の
シャフト5の上端が連結されている。
第1のシャフト5の下端にはさらに下方へと延びる第2
のシャフト6が取り付けられている。
のシャフト6が取り付けられている。
そしてこれらシャフト5,6は2本のアーム2,3にブ
ラケット?、8,9.10を介して回転可能に支持され
ている。
ラケット?、8,9.10を介して回転可能に支持され
ている。
第2のシャフト6はその外周部に軸方向へのスプライン
が形威されており、またその下端部にはシャフト6より
径大なストッパ11が取着されている。
が形威されており、またその下端部にはシャフト6より
径大なストッパ11が取着されている。
12は上記シャフト6の外周に嵌合されたフランジであ
って、その内周部にはシャフト6のスプラインと咬合し
得るスプラインが形威されており、フランジ12がシャ
フトと共に回転し、かつシャフト6に対して軸方向に自
由に摺動し得るようになされている。
って、その内周部にはシャフト6のスプラインと咬合し
得るスプラインが形威されており、フランジ12がシャ
フトと共に回転し、かつシャフト6に対して軸方向に自
由に摺動し得るようになされている。
なおシャフト6とフランジ12とにスプラインを形成す
るのに代えて、キー、セレーション等の手段を用いるこ
ともある。
るのに代えて、キー、セレーション等の手段を用いるこ
ともある。
フランジ12の側部からは側方へと延びる一対のスライ
ダ13.14が取り付けられているが、これらスライダ
13.14はフランジ12の回転軸とは直交し、かつ両
スライダ13.14が同一直線上に位置するよう配設さ
れている。
ダ13.14が取り付けられているが、これらスライダ
13.14はフランジ12の回転軸とは直交し、かつ両
スライダ13.14が同一直線上に位置するよう配設さ
れている。
そして一方のスライダ13には、倣い用移動治具15を
介して倣い装置16が取り付けられている。
介して倣い装置16が取り付けられている。
倣い用移動治具15は、スライダ13上を自由に摺動し
、また任意の位置でボルト等によって固定し得るような
されている。
、また任意の位置でボルト等によって固定し得るような
されている。
倣い装置16はケーシング17の凹陥部18に鋼球19
を嵌入して成るもので、鋼球19はケーシング17に保
持されると共にいずれの方向にも自由に回転し得るよう
なされている。
を嵌入して成るもので、鋼球19はケーシング17に保
持されると共にいずれの方向にも自由に回転し得るよう
なされている。
また一方のスライダ14にはトーチ用移動治具20を介
してプラズマ切断トーチ21が取り付けられているが、
このトーチ用移動治具20は上記倣い用移動治具15と
同様にスライダ14上を自由に摺動し、また任意の位置
で固定し得るものである。
してプラズマ切断トーチ21が取り付けられているが、
このトーチ用移動治具20は上記倣い用移動治具15と
同様にスライダ14上を自由に摺動し、また任意の位置
で固定し得るものである。
そして倣い装置16とプラズマ切断トーチ21とは、両
者がフランジ12の回転軸に関して対称となる位置に配
設する。
者がフランジ12の回転軸に関して対称となる位置に配
設する。
なお、22は穿孔されるパイプ、23はパイプ架台であ
って、このパイプ架台23は上玉下方向に移動して種々
の口径を有するパイプ22の切断面をトーチ直下に配置
し得るようなされている。
って、このパイプ架台23は上玉下方向に移動して種々
の口径を有するパイプ22の切断面をトーチ直下に配置
し得るようなされている。
上記のような曲面切断装置を用いてパイプに円孔を穿設
する場合には、プラズマ切断トーチ21とモータ4とを
作動させるが、モータ4を回転させることによってシャ
フト5,6、フランジ12およびスライダ13.14を
介して倣い装置16とプラズマ切断トーチ21とがシャ
フト6を中心として回転することになる。
する場合には、プラズマ切断トーチ21とモータ4とを
作動させるが、モータ4を回転させることによってシャ
フト5,6、フランジ12およびスライダ13.14を
介して倣い装置16とプラズマ切断トーチ21とがシャ
フト6を中心として回転することになる。
この際、倣い装置16の鋼球19はパイプ22の表面に
接触した状態で移動し、パイ122周側部の形状の変化
に応じて上下動する。
接触した状態で移動し、パイ122周側部の形状の変化
に応じて上下動する。
この倣い装置16の上下動に従ってプラズマ切断トーチ
21も上下に移動するが、パイプ22の形状がフランジ
12の回転軸に関して対称であり、またプラズマ切断ト
ーチ21もフランジ12の回転軸に関して倣い装置16
とは対称となる位置に配設されているので、プラズマ切
断トーチ21はパイプ22の表面形状に沿って上下動し
ながら移動することになり、したがってプラズマ切断ト
ーチ21とパイプ22の表面との距離は常に一定に保た
れ、高品質の切断が行なえる。
21も上下に移動するが、パイプ22の形状がフランジ
12の回転軸に関して対称であり、またプラズマ切断ト
ーチ21もフランジ12の回転軸に関して倣い装置16
とは対称となる位置に配設されているので、プラズマ切
断トーチ21はパイプ22の表面形状に沿って上下動し
ながら移動することになり、したがってプラズマ切断ト
ーチ21とパイプ22の表面との距離は常に一定に保た
れ、高品質の切断が行なえる。
なお、穿設する円孔の直径を変更する場合には、倣い装
置16とプラズマ切断トーチ21との取り付は位置を変
更すればよい。
置16とプラズマ切断トーチ21との取り付は位置を変
更すればよい。
以上に本考案の一実施例を説明したが、本考案は上記実
施例に限られるものではなく、種々変更することが可能
である。
施例に限られるものではなく、種々変更することが可能
である。
例えば上記実施例においては倣い用移動治具14とトー
チ用移動治具20とをスライダ13.14上で移動させ
ることによって穿設される円孔の直径を変化させている
が、この代わりに、倣い用移動治具14とトーチ用移動
治具20とをスライダ13.14の先端部に固定すると
共に両スライダ13.14を平行にフランジ12に取り
付け、各スライダ13.14をフランジ12に対して移
動可能となし、各スライダ13.14の突出し長さを調
節することによって穿設される円孔の直径を変化させて
もよく、この場合各スライダ13.14の相対向する面
にラックを形威し、両ラック間にピニオンを介在させる
ことによって両スライダ13.14を連通させようとす
れば調整作業に便利である。
チ用移動治具20とをスライダ13.14上で移動させ
ることによって穿設される円孔の直径を変化させている
が、この代わりに、倣い用移動治具14とトーチ用移動
治具20とをスライダ13.14の先端部に固定すると
共に両スライダ13.14を平行にフランジ12に取り
付け、各スライダ13.14をフランジ12に対して移
動可能となし、各スライダ13.14の突出し長さを調
節することによって穿設される円孔の直径を変化させて
もよく、この場合各スライダ13.14の相対向する面
にラックを形威し、両ラック間にピニオンを介在させる
ことによって両スライダ13.14を連通させようとす
れば調整作業に便利である。
またスプリング等を用いることによって、フランジ12
を常に下方へ付勢しておけば、倣い装置16の鋼球が確
実にパイプ22表面に当接することになるので、切断精
度はより一層向上する。
を常に下方へ付勢しておけば、倣い装置16の鋼球が確
実にパイプ22表面に当接することになるので、切断精
度はより一層向上する。
なお、上記実施例ではプラズマ切断トーチ21を用いて
いるが、ガス切断法を用いることができるのはもちろん
である。
いるが、ガス切断法を用いることができるのはもちろん
である。
本考案の曲面切断装置は以上のように構成されたもので
あって、穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔の直
径が種々変化した場合にも従来のようにカムを取り替え
たり、リング腕長を変更したりする必要がなく、倣い装
置と切断トーチとの回転半径を変更するだけの簡単な調
整作業で所望の直径の円孔を精度よく穿設することがで
きるという効果を有しており、そのため特に上水道用T
字管、原子力圧力容器用ノズル、海洋構造物パイプ継手
の製造用に好適である。
あって、穿孔されるパイプの直径や穿設すべき円孔の直
径が種々変化した場合にも従来のようにカムを取り替え
たり、リング腕長を変更したりする必要がなく、倣い装
置と切断トーチとの回転半径を変更するだけの簡単な調
整作業で所望の直径の円孔を精度よく穿設することがで
きるという効果を有しており、そのため特に上水道用T
字管、原子力圧力容器用ノズル、海洋構造物パイプ継手
の製造用に好適である。
第1図は本考案の一実施例を示す略示側面図、第2図は
倣い装置の要部を示す拡大縦断面図である。 6・・・・・・シャフト、12・・・・・・フランジ、
13,14・・・・・・スライダ、16・・・・・・倣
い装置、21・・−−−−切断トーチ。
倣い装置の要部を示す拡大縦断面図である。 6・・・・・・シャフト、12・・・・・・フランジ、
13,14・・・・・・スライダ、16・・・・・・倣
い装置、21・・−−−−切断トーチ。
Claims (1)
- シャフト6の先端部に取り付けられてシャフト6の回転
によって回転されるフランジ12を、シャフト6の軸方
向に摺動可能となし、このフランジ12から側方へ一対
のスライダ13.14を突設し、これらスライダ13.
14の一方には切断トーチ21を、他方には倣い装置1
6をそれぞれ取り付けて、切断トーチ21と倣い装置1
6とをフランジ12の回転軸に関して対称に配設し得る
ようしたことを特徴とする曲面切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18536481U JPS607895Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 曲面切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18536481U JPS607895Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 曲面切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889178U JPS5889178U (ja) | 1983-06-16 |
JPS607895Y2 true JPS607895Y2 (ja) | 1985-03-18 |
Family
ID=29986344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18536481U Expired JPS607895Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 曲面切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607895Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP18536481U patent/JPS607895Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5889178U (ja) | 1983-06-16 |
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