JPS6078212A - 燃焼法及びバ−ナ− - Google Patents

燃焼法及びバ−ナ−

Info

Publication number
JPS6078212A
JPS6078212A JP59123526A JP12352684A JPS6078212A JP S6078212 A JPS6078212 A JP S6078212A JP 59123526 A JP59123526 A JP 59123526A JP 12352684 A JP12352684 A JP 12352684A JP S6078212 A JPS6078212 A JP S6078212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
oxygen
coal
burner
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59123526A
Other languages
English (en)
Inventor
コリン・ムーア
デービツド・ポール・ジエンキンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOC Group Ltd
Original Assignee
BOC Group Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOC Group Ltd filed Critical BOC Group Ltd
Publication of JPS6078212A publication Critical patent/JPS6078212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K1/00Preparation of lump or pulverulent fuel in readiness for delivery to combustion apparatus
    • F23K1/02Mixing solid fuel with a liquid, e.g. preparing slurries
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D1/00Burners for combustion of pulverulent fuel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D1/00Burners for combustion of pulverulent fuel
    • F23D1/005Burners for combustion of pulverulent fuel burning a mixture of pulverulent fuel delivered as a slurry, i.e. comprising a carrying liquid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼法及び燃料バーナーに関する。更に詳しく
は水性担体媒体中の粒状燃料、特に微粉砕石炭の燃焼に
関する。
水性担体媒体中の微粉砕石炭を、該石炭の燃焼を助ける
ために空気を使用しつつ燃焼させることが知られている
。たとえ大量の過剰空気が使用される場合でも、該空気
が、か々シの程度予熱される場合を除いては、該石炭を
充分に燃焼させるためには、該微粉細石炭と水性担体媒
体との混合物中に約75重量パーセントの石炭を使用す
る必要(3) があることがわかっている。石炭の濃度がこれだけ高く
なると、石炭と水性担体媒体との混合物をバーナーまで
運搬する際に種々の困難が生じるため、特別な高圧ポン
プ設備又は特別な細砕設備が通常必要とされる。或いは
この代わりに、水性担体中に懸濁した石炭の運搬を容易
にするために乳化剤及び安定剤等の様々な添加剤が該水
性担体媒体中に添加される。これらの手段のどれを用い
るにしろ、相当額の追加コストが生じる。例えば空気を
予熱するとなると、燃焼ガス生成物と空気とを熱交換す
るために、通常、大型の熱交換機が必要となる。
水中に懸濁した微粉砕石炭の燃焼を助けるために、本発
明者は空気の代わりに工業用の粉砕酸素を用いて実験を
行った。その結果、2つの驚くべきことが明らかになっ
た。
第1に、本発明者は水中に懸濁した一般に市販されてい
る粒子サイズの微粉砕石炭からなる組成物で、しかも、
わずか60重量パーセントの石炭しか含まない組成物を
燃焼させることに成功した。
(4) こうして、該組成物のポンプ輸送を容易にするために、
組成物に乳化剤を添加したり、又は特別に高圧のポンプ
設備を用いたシする必要がないことがわかった。
第2に、該水性担体媒体をアトマイズ化することにより
、通常の燃料油と酸素からなる火炎に似た火炎即ち、比
較的炎が短いため、比較的強い火力を有する火炎を得る
ことができた。
これらの結果はいずれも、実質上純粋な酸素又は濃縮酸
素を予熱することなしに達成できる。
本発明の第1の側面により、粒状燃料の燃焼法が提供さ
れる。すなわちこの燃焼法によれば、50重量%〜70
重量%の粒状燃料と、30重量%〜50重量%の水性担
体から成シ、乳化剤や潤滑剤を添加することなしに容易
にポンプ輸送できる組成物を燃焼域に供給して、微粒化
し、更に該粒状燃料の燃焼を助けるためにほぼ純粋な酸
素又は濃縮酸素を該燃焼域に供給する。
該組成物は微粒化することが好ましい。即ち、少なくと
も、該粒状燃料を燃焼させることによシ、(5) 熱せられている閉鎖容器の内部が、所定の温度まで上が
るまでは、更に好ましくは、連続的に、該組成物をアト
マイズ化し、これによシ、酸素と油とから生ずる火炎に
類似の温度分布を有する火炎が得られる。該アトマイズ
化は好ましくは、燃焼域の上流で行う。
該粒状燃料は、好ましくは、微粉砕石炭である。
ここで石炭という用語には、鉱物炭無煙炭、亜瀝青炭、
及び亜炭が含まれる。
該酸素又は濃縮酸素を相当の温度まで予熱することは行
わない。即ち、酸素又は濃縮酸素と燃焼によるガス生成
物との熱交換によシ前者の温度を上げるための熱交換機
を用いることは不必要である。通常、酸素又は濃縮酸素
は、周囲温度で、燃焼域に供給され、前記組成物も同様
である。
該組成物中の石炭の割合は該組成物中に乳化剤その他の
化学薬剤又は潤滑剤を添加しなくても容易にポンプ輸送
が出来るような割合にする。一般的に、55重量%〜6
5重量%の石炭を含有する組成物、特に、約60重量饅
の石炭とその残りは(6) 水を含有する組成物であれば、この基準を満たす。
該石炭は通常粒子サイズの範囲内で該組成物中に存在す
る。適当な瀝青炭組成物の1例を挙げると、この中には
網目の太ききが106ミクロンの篩を通過する粒子を7
3.6重量%富有し、網目の太き式が75ミクロン(2
00メツシユ)ノ篩ヲ通過する粒子は57,8重量%、
網目の大きさ40ミクロンの篩を通過する粒子は40.
7重量多含有していた。1961年に、ロンドンWC2
、トラフアルガースフェア、グランドビルディング20
1号で開催された世界エネルギー会議で発表され、英国
委員会により、1961年に出版された「燃料KI’A
fるスパイアーズ・テクニカル・データ」の第6版の3
00頁には、微粉砕瀝青炭組成物の通常のものは、網目
の大きさ75ミクロン(200メツシユ)の篩を通過す
る瀝青炭粒子を70重量%の割合で含有すると、引用さ
れている。即ち、通常用いられる組成物は、本発明によ
る使用に適するとされ網目の大きさ75ミクロンの篩を
通過する粒子を60重量係以下しか官有しない前記組(
7) 放物よりはかなり微細である。本発明の組成物は比較的
粗く細砕した組成物である。このような粒子サイズの範
囲にある石炭は、本発明による方法を行うために用いる
1個又はそれ以上のバーナーと連動して現場で使用され
うる従来の設計の単純な水細砕設備により作ることがで
きる。
該組成物は好ましくはその中にアトマイズ化剤を導入し
て、アトマイズ化する。該アトマイズ化剤は、好ましく
は、加圧非濃縮液である。アトマイズ化剤としては例え
ば圧縮空気を用い、該組成物を燃焼させるために、用い
るバーナーの上流で、前記組成物中に導入してよい。こ
の代わりに、アトマイズ化剤として、はぼ純粋な酸素又
は濃縮酸素を使用してもよく、燃焼域に供給される酸素
又は濃縮酸素の1部をこの目的のために使用する。
本発明において用いられるバーナーは、比較的単純な構
造であってよい。バーナーは通常、外部シェル(これは
冷却ジャケットを有していてよい)及び、該シェルの出
口先端又はその附近に、位置するヘッド又はノズルを有
する。該ヘッド又はノ(8) ズルは好ましくは、前記組成物のための1個又はそれ以
上の内部通路を画定し、かつ、酸素又は濃縮酸素のため
の通路を別個に1個又はそれ以上画定してよいし、又は
その代わりに、該シェルと一体に1個又はそれ以上の酸
素又は濃縮酸素用の通路を画定してもよい。該ヘッド又
はノズルの先端部は、シェルの先端部と同一平面上にあ
ってもよく、又は、シェルの内部に設けられてもよい。
必要であれば安定した火炎を容易に生成するために、バ
ーナーの始動時に燃焼させる補助的液体燃料のための通
路を、バーナーに設けてもよい。
前記補助燃料としてはプロパンを用いてよい。該補助燃
料のための通路はバーナーのヘッド又はノズルの中を通
って形成してもよい。
好ましいバーナーにおいては、ヘッド又はノズルは、一
方の先端では酸素又は濃縮酸素のための通路と連結しく
もしくは、酸素又は濃縮酸素のための通路が2個以上設
けられる場合はそのうちの1個と連結し)、他方の先端
では、前記組成物のための通路と連結する通路を有する
。すなわちと(9) れにより、酸素又は濃縮酸素の1部を前記組成物のため
の通路内にそらせて、組成物水溶液をアトマイズ化でき
るようにする。通常、酸素又は濃縮酸素の5容量%〜1
0容量係をこのようにしてそらせる。
更に本発明は、水と粒状燃料とから成る組成物を燃焼さ
せるための粒状燃料バーナーを提供する。
すなわち、このバーナーは、ヘッド又はノズル、このヘ
ッド又はノズルの中を通る前記組成物のための少なくと
も1個の通路、はぼ純粋な酸素又は濃縮酸素のための少
なくとも1個の通路、及び、酸素用通路と組成物用通路
との間を連結する補助通路を含み、この補助通路によシ
、バーナーの作動時に、酸素又は濃縮酸素が、前記組成
物用通路内に導入され、前記組成物をアトマイズ化する
ことができる。
本発明による方法及びバーナーを、添付の図面を具体例
として参照しつつ以下に説明する:第1図は微粉砕石炭
と水とから成る組成物の燃焼用の本発明によるバーナー
の、1部切断した、「]n) 倒立面図の略図である。
第2図は第1図に示すバーナーの端面図である。
第3図は本発明で用いられる石炭と水との組成物を形成
する工場を示す略図である。
第4図は、本発明による方法により得られる石炭と水と
の組成物の火炎の分布を示すグラフである。
これらの図面の縮尺率は一定でない。
添付図面を参照すると、バーナー2は外部シェル4と内
部ヘッド又はノズル6とを有する。該ヘッド又はノズル
6は該シェル4と同軸で、一体式の本体の形状をしてい
る。すなわちこの一体式の本体は、バーナー先端部14
の方へと末広がシになる円錐台形の最内奥部8、中央右
側の円筒形部分10及び、バーナー先端部14の方へと
先細シになる最も外側の円錐台形部分12を有する。
ヘッド又はノズル6とシェル4との間にはほぼ純粋な酸
素又は濃縮酸素のため概ね環状の通路16が画定される
。ヘッド又はノズル6の中を通って、水と微粉砕石炭と
の組成物のための中央部(11) に位置する比較的広い軸方向の通路18が設けられる。
通路18内には導管20が差込1れ、この導管はバーナ
ー2のヘッド又はノズル6と、後板22との間に延びる
。後板22には連結手段24が設けられ、これにより、
図示されない手段によシ、導管20へ、ここより更にヘ
ッド又はノズル6の通路18へと、石炭と水とのスラリ
又は組成物がポンプ供給される。シェル4にもこれと同
様に、連結手段26が設けられ、これにより、酸素又は
濃縮酸素をバーナーの外部からシェル4の内部へと、更
にここより通路16へと通すことができる。
ヘッド又はノズル6は比較的狭い通路28を有する。即
ちこの狭い通路28はヘッド又はノズル6の中を通って
、中央通路18と平行に延び、この中にプロパン又はそ
の他の可燃流体供給用の導管30が差込まれる。導管3
0は、後板22内に差込凍れ、この後板22には、連結
手段32が設けられ、これにより導管30は、プロパン
供給源(図示せず)に連結される。
(12) ヘッド又はノズル6は、更に、補助通路34を有する。
即ち、この補助通路84は通路16と通路18との間に
延びかつこれら2通路間を連結し、これによシ、通路1
6から通路18内へと、酸素が流入し、微粉砕石炭と共
に通路18へ供給される水をアトマイズ化することがで
きる。
ヘッド又はノズル6は通常銅で形成され、シェル4との
間の熱伝導が良い。ヘッド又はノズル6と不可分に、シ
ェル4の内側表面に係合する右側の円筒形部分10の円
周上に、等間隔の3個のラグが設けられる。シェル4に
は通常、ジャケット(図示せず)が設けられこのジャケ
ットの中を通って空気或いは水のような冷却剤が循環し
、これによシ、バーナーの使用時にバーナーが熱くなり
すぎることを防ぐ。
ヘッド又はノズル6の露出先端部はシェル4の先端部と
同一平面上であってよく、或いはヘッド又はノズル6は
シェル4の内部に設けられてもよい。
バーナー2は通常、バーナー2の始動時に燃料(13) に着火するための手段(図示せず)を備える。このよう
な手段はこの燃焼技術においてはよく知られているため
、本明細書ではこれ以上詳しく説明はしない。
バーナーの作動時は、乳化剤等の添加されない水中に懸
濁した微粉砕石炭から成る組成物は導管20を通シ、通
路18へとポンプ輸送され、通路18からバーナーの火
炎(図示せず)内へとアトマイズ化される。工業用純粋
酸素を、周囲温度又はこれに近い温度でミ加圧下でシェ
ル4内へ押入し、通路16の中を通シ、必ずというわけ
ではないが、通常は超音波速度でこの通路16を出て、
バーナーの火炎の中へ送シ込まれ、ここで、微粉砕石炭
の燃焼を助ける。シェル4へ供給される酸素の5容量%
〜25容量チは通路84内を通り、通路18内を流れる
水と微粉砕石炭の懸濁液の流れの中へと流れ込む。通路
84内を通る酸素の運動エネルギーは、前記のように水
をアトマイズ化するに充分である。
本発明による方法を行う際に、アトマイ化媒体1a−S としての酸素の使用は必須ではない。この代わシに、微
粉砕石炭の懸濁水溶液をバーナー2へとポンプ輸送する
際に通常は、周囲温度で圧縮空気をこの懸濁水溶液へと
供給してもよい。その他の圧縮流体で、該水溶液中で凝
縮しないものであれば、圧縮空気の代わりに使用してよ
い。
微粉砕石炭の懸濁水溶液は通常、60重量%の微粉砕石
炭と40重量%の水とを含有してよい。
微粉砕石炭の粒子がバーナー2を出て、火炎中に入る際
、つぎの段階が連続して起こる。第1段階では、火炎の
熱のため、周囲の水が、水蒸気に変換される。第2段階
では温度が上がるにつれて、石炭から揮発性物質が発生
し、これらの揮発性物質は通路16から火炎へと供給き
れる酸素分子の存在下で燃焼する。この酸素の1部を、
通路34を通って供給することにより、石炭粒子と、こ
の酸素が密接に接触する助けとなり、これにより、該揮
発性物質の燃焼を容易にすると考えられている。第3段
階では、石炭の炭素分が燃焼する。従来の、酸素又は濃
縮酸素でなく空気を用いて燃焼を助ける方式の微粉砕石
炭懸濁水溶液の燃焼法では、燃焼は、燃焼過程の第2段
階(石炭から発生する揮発性蒸気の燃焼)から、第3段
階(炭素の燃焼)へと進む。しかし、空気の代わりに酸
素を用いて、燃焼を助ける場合には、本発明者の仮説と
しては、前記第2及び第3段階は、連続的にではなく多
かれ少なかれ同時に進行すると思われるが、この仮説に
よって、本発明の範囲をいかなる意味でも限定すること
はしない。
微粉砕石炭の粒子が火炎の中を進むにつれて、石炭粒子
の温度は最大限に達し、続いて、比較的炭素官有量の小
感な灰となって火炎から出る前に再び温度が下がる。実
の所、微粉砕石炭の懸濁水溶液の燃料を助けるために空
気を使用する場合よりも、炭素官有量の低い灰を得るこ
とが可能なことがわかった。更に、酸素と重油燃料バー
ナーにより形成される火炎に比較される、割合炎の短い
火炎が得られた。これらの結果は、微粉砕石炭を僅か6
0重量%しか含有しない懸濁水溶液を燃焼させて得られ
たものである。
通常、微粉砕石炭の燃焼にかかわる酸素分子のほぼ全て
が、バーナー2から供給される。酸素又は濃縮酸素は通
常、石炭の完全な化学量論的燃焼に要する量の90%〜
110%の量で供給してよむ)。
微粉砕石炭の燃焼には濃縮酸素よシもほぼ純粋な酸素を
使用することが好ましい。即ち、濃縮酸素中の窒素分が
石炭の完全燃焼に不利な影響を及ぼす傾向があるためで
ある。
バーナーの始動時に、安定な火炎を容易に得ることがで
きるように、導管8oを通って、通路28へと、プロパ
ンを供給してよい。必要であればこの供給は通常、火炎
温度が700℃程度に達した時点で停止してよい。これ
には例えば5秒〜500秒かかるだろう。
本発明による方法の利点としては、例えば添付図面に示
すような比較的単純な設計のバーナーが使用しうるとい
うことがある。特に、通路18は粒子燃料により閉塞さ
れるのを避けるために、比較的大きな直径のものにして
よい。
(17) バーナー2は、必要であれば、耐熱性内壁を有する換気
幅内へ又は炉の1部を形成する換気幅内へ向けて燃焼さ
せてもよい。
バーナー2内にプロパン用の通路28及びこれと連結す
る導管30と連結手段32とを設けることは必須ではな
い。必要であれば、始動時に、安定した火炎を得るため
に、プロパンを別に供給してもよいが、この手段も必須
ではない。
添付図面の第8図を参照すると、微粉砕石炭と水とから
なる組成物を製造する工場を示す略図が描かれている。
原炭のストック40は、選別装置42手段によシ、選別
される。篩を通過した粒子は直接に木組砕機44内へ入
る。篩上に残った粒子はショークラッシャー46内へと
通過し、ここで生成する石炭は木組砕機44内へと送り
込まれる。ポンプ48はストック40から石炭ダストの
懸濁水溶液を吸い上げ、木組砕機へと送シ込む。必要で
あれば、石炭層その他の炭鉱から出る廃棄物をこの懸濁
液に添加してよい。
(1日) 所望の組成のスラリ又は組成物を形成するために、細砕
機44内に、充分な量の水を給水する。
こうして生成するスラリを、本発明によるスラリを燃焼
するためのバーナー装置52へと送り込む。
必要であれば、所定の量のスラリを流量測定のために、
ポンプ50の吸込み側へと再循環させ、更に別の所定量
のスラリを、石炭ダストの粒子を同伴するためにストッ
ク40へと再循環させてよい。
必要であれば石炭の燃焼により生成する灰の化学組成を
変えるための適当な融剤を、木組砕機の上流又は下流の
スラリに添加してよい。このような添加は、英国特許出
願第2099132,4号中に記載されている。
本発明による方法をつぎの具体例を参照して、以下に詳
しく説明する。
実施例 400重量%水と、600重量%粒子の粗い方の瀝青炭
とからなる組成物を形成した。該粒子の粗い瀝青炭の粒
子の大きさの範囲は、その73.6(19) 重量係が、網目の大きさ106の篩を通過し、57.8
重量%が網目の大きさ75の篩を通過し、更に、40.
7重量%が網目の犬きづ40の篩を通過する大きさであ
った。使用した石炭の分類は701瀝青炭で、8254
0KJ/lc9の発熱量、85.4重量%の揮発分、4
.6重量%の灰分、及び0.8重量%の含水量(DA、
F)を有していた。
該組成物を、第1図及び第2図に示すバーナーとほぼ類
似のバーナーを用いて燃焼させた。ただし、このバーナ
ーが図示のものと異なる点として、通路30のような口
火形成用の内部通路は使用されず、通路84にあたる通
路は使用でれていなかった。この代わりとして、外部の
プロパン口火と、空気によるアトマイズ化(酸素による
アトマイズ化ではなく)を用いた。バーナーは、直径0
.91m1長’88.66mの火炎トンネルの中へ向け
て燃焼させた。バーナーは、水平方向から30°の角度
で下方へ傾いていた。最大トンネル壁温度が1480℃
で得た火炎分布を第4図に示す。火炎分布の形状から、
600重量%比較的粗く細砕しく20) た石炭を含有する、石炭と水との混合物を用いて、20
00℃以上の火炎温度が得られると推論する。
こうして得た火炎は、炎が長く、弱く、明るくないとい
う特徴を有する空気と石油とから生成する火炎、及び空
気と、微粉砕石炭とから生成する火炎と比較して、火が
短く、火力が強く、炎が極めて明るい。
第4図の火炎分布を得るために、安定状態の作動では、
600重量%水と400重量%石炭とからなる組成物を
速度毎分2.0kg、温度15℃で、バーナーに供給し
、工業用純粋酸素を、速度毎分2.16 m3で、更に
、アトマイズ化のための空気を、速度毎分0.86m3
で供給した。点火用、及び安定した火炎を得るためにプ
ロ・パン点火炎を用いた。当初のプロパンの供給量は全
熱エネルギーの80%をプロパンが供給するようにした
。4分後に平均壁温度が53℃に達した時、プロパンの
供給量を半分にし、平均壁温度が730℃(約7分後)
に達した時、プロパンの供給を停止し、口火を消した。
(21)
【図面の簡単な説明】
第1図は微粉砕石炭と水とから成る組成物の燃焼用の本
発明によるバーナーの、1部切断した、倒立面図の略図
である。 第2図は第1図に示すバーナーの端面図でおる。 第8図は本発明で用いられる石炭と水との組成物を形成
する工場を示す略図である。 第4図は、本発明による方法により得られる石炭と水と
の組成物の火炎の分布を示すグラフである。 特許出願人 ザ・ビーオーシー・グループ・ビーエル 
シー (22) Fl[l]。4゜ 手続補正書(方式) 昭和599年10月スフ 昭和59年 特許願第123526 号燃焼法及びバー
ナー 6、補正をする者 事件との関係 出 願 人 住所 名 称 ザ・ビーオーシー・グループ・ピーエルシー4
、代理人 5、補正命令の日付 昭和59年9月25日(発送日)
6、補正の対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.50重量%〜70重量%の粒状燃料と、30重量%
    〜50重量%の水性担体とからなシ、乳化剤又は潤滑剤
    を添加することなしに、ポンプ輸送することのできる組
    成物を燃焼域に供給して、微粒化し、更に、該粒状燃料
    の燃焼を助けるために実質上純粋な酸素又は濃縮酸素を
    該燃焼域に供給することからなる粒状燃料の燃焼法。 2、該担体が該燃焼域の上流で微粒化されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該酸素又は濃縮酸素が、室温度で該燃焼域に供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法。 4、該組成物が室温度で該燃焼域に供給されることを特
    徴とする、前記特許請求の範囲の任意の項記載の方法。 5、該粒状燃料が粒状石炭であることを特徴とす(1) る前記特許請求の範囲の任意の項記載の方法。 6、該組成物が50重量%〜70重量%の石炭と残りの
    パーヒントの水とからなることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 7、該組成物が60重量%の石炭と、残りのパーセント
    の水とからなることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    記載の方法。 8、該組成物が比較的粗い粒子状石炭からなることを特
    徴とする特許 載の方法。 9、該組成物のための石炭粒子が、水細砕によって形成
    されることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の方
    法。 狛.該組成物の中に微粒化剤を導入することによシ該組
    成物が微粒化されることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項〜第9項1での任意の項記載の方法。 ■.水と粒状燃料とからなる組成物の燃焼に用いる粒状
    燃料バーナーであって、前記バーカーはヘッド又はノズ
    ノペ該ヘッド又はノズルの中を前記(2) 組成物が通過するための少なくとも1個の通路、実質上
    純粋な酸素又は濃縮酸素のための、少なくとも1個の通
    路、及び該酸素用通路(01つ)と該組成物用通路(の
    1つ)との間を連結し、これにより、該バーナーの作動
    時に、実質上純粋な酸素又は濃縮酸素を前記組成物中に
    導入し、前記組成物を微粒化できるようにするための補
    助通路とを含むことを特徴とする、水と粒状燃料とから
    なる組成物の燃焼に用いる、粒状燃料バーナー。
JP59123526A 1983-10-05 1984-06-15 燃焼法及びバ−ナ− Pending JPS6078212A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8326685 1983-10-05
GB838326685A GB8326685D0 (en) 1983-10-05 1983-10-05 Combustion and burners

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6078212A true JPS6078212A (ja) 1985-05-02

Family

ID=10549735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59123526A Pending JPS6078212A (ja) 1983-10-05 1984-06-15 燃焼法及びバ−ナ−

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4577567A (ja)
JP (1) JPS6078212A (ja)
KR (1) KR910006270B1 (ja)
AU (1) AU579104B2 (ja)
GB (1) GB8326685D0 (ja)
ZA (1) ZA844339B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009509730A (ja) * 2005-09-28 2009-03-12 ヒンメルフロイントポイントナー,カート 処理プラントへの給送方法及び装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8720468D0 (en) * 1987-08-29 1987-10-07 Boc Group Plc Flame treatment method
US4957050A (en) * 1989-09-05 1990-09-18 Union Carbide Corporation Combustion process having improved temperature distribution
FI124635B (fi) * 2008-04-14 2014-11-14 Heiko Romu Matalaenerginen liekinheitin

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160512A (en) * 1980-04-14 1981-12-10 Kernforschungsanlage Juelich Method of burning suspension of coal and water and burner for executing thereof
JPS5761325B2 (ja) * 1979-01-08 1982-12-23 Daiichi Seimo Kk
JPS5922991A (ja) * 1982-06-29 1984-02-06 テキサス・デベロツプメント・コ−ポレ−シヨン 混合ガスの製造方法及び製造用バ−ナ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3124086A (en) * 1964-03-10 Slurry firex cyclone furnace
US4211174A (en) * 1978-08-07 1980-07-08 Whirlpool Corporation Wet oxidation of coal for generation of heat energy
US4380960A (en) * 1978-10-05 1983-04-26 Dickinson Norman L Pollution-free low temperature slurry combustion process utilizing the super-critical state
GB2099132B (en) * 1981-04-16 1985-02-06 Boc Ltd Fuel burners and theeir operation

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761325B2 (ja) * 1979-01-08 1982-12-23 Daiichi Seimo Kk
JPS56160512A (en) * 1980-04-14 1981-12-10 Kernforschungsanlage Juelich Method of burning suspension of coal and water and burner for executing thereof
JPS5922991A (ja) * 1982-06-29 1984-02-06 テキサス・デベロツプメント・コ−ポレ−シヨン 混合ガスの製造方法及び製造用バ−ナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009509730A (ja) * 2005-09-28 2009-03-12 ヒンメルフロイントポイントナー,カート 処理プラントへの給送方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR850003971A (ko) 1985-06-29
ZA844339B (en) 1985-01-30
KR910006270B1 (ko) 1991-08-19
US4577567A (en) 1986-03-25
AU579104B2 (en) 1988-11-17
GB8326685D0 (en) 1983-11-09
AU2978284A (en) 1985-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4249471A (en) Method and apparatus for burning pelletized organic fibrous fuel
US4144015A (en) Combustion process
US5762486A (en) Toroidal vortex combustion for low heating value liquid
CA1182290A (en) Coal gasification method and apparatus using coal powder
TW201105907A (en) Biomass center air jet burner
US4515095A (en) Combustion of coal/water slurries
JP2006152434A (ja) 高炉操業方法
CN103897740B (zh) 煤炭共气化方法
JPS6078212A (ja) 燃焼法及びバ−ナ−
US20140202365A1 (en) Combustion apparatus with direct firing system
RU2336465C2 (ru) Способ плазменно-угольной растопки котла
JPS59500482A (ja) バーナー
GB2099132A (en) Fuel burners and their operation
CN101479530B (zh) 灰分中未燃烧碳的增氧燃烧
US4558652A (en) Combustion of coal-water slurries
CA1235610A (en) Combustion of coal-water slurries
US4864943A (en) System for burning pulverized fuel
EP0132927A1 (en) Method of combustion and burners
US20070095259A1 (en) Method for oxygen enriched low NOx, low CO2 and low CO combustion of pulverized solid fuel suspended in a preheated secondary fluid hydrocarbon fuel
RU2631959C1 (ru) Способ сжигания угля, подвергнутого механической и плазменной обработке
JPWO2004055436A1 (ja) 可燃性固形物及び水を含む混合物の供給方法
GB2141532A (en) Method of combustion and burners
JPS61250417A (ja) 燃焼用バ−ナ
JPH08333608A (ja) 高炉への微粉炭吹込み方法及び微粉炭吹込みバーナ
JP4831612B2 (ja) 高水分炭の燃焼方法