JPS6077755A - 固定力の調整自在なる頚椎装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、むち打ち症や喘息等の患者の頚（１１固定
を目的とし、屈曲の調整が可能で、復元力を有する頬部
受は支持フレームを調整することにより、頚椎の固定力
を自在に調整できる頚椎装具に関するものである。

従来、頚椎の外固定を目的として、各種の体幹装具が使
われていた。頚椎固定用カラーは、頚椎構築学」二の障
害患者、例えば、むち打ち症の治療に有効であったが、
この際、必要とされる固定力は患者の障害程度によって
まちまちであり、その選択については、単一の固定用装
具で調整されるように工夫されているものの、やむなく
池の装具に交換しなくてはならない場合もホ、す、不経
済であった。

又、頚椎固定に際して、１顛部、及び後頭結節部の支持
性が最も大切にされて来たものの、疾患の師類によって
は、その支持力にそれ程依存する必要がないことが判明
している。

逆に、顕部の固定に固執することにより、日常の食事、
会話に不便をきたすばかりでなく、ｌＧ’１部を支点と
するテコ状の物理的刺激が病巣にかかり、かえって症状
を悪化させ、又、心理的にも悪影響を与えている。

父、後頭イ１（１節部の支持が就寝時、枕との間でｉ変
り１″１部に０：、迫感をもたらし、睡眠を阻害するこ
ともあったっ 史に、こ！１までの装具は、頚椎周囲に密１γｊ−する
部分が多く、朱ＩＪに、夏期には熱感、発汗等による不
快感や障害か）１ｇこり、他の衛生部ても望甘しくない
等の欠点かあ−たｃｌ 本気明は、以上のような欠点を除くために発明されたも
って、その一実施例を図面ｊこつＩＸで説明すれば、 （イ）環ＩＪ、形なる背部支１１フし−ｌ、（１″））
土部ｊ−１Ｕ１ハ則として患バ・つ後頭イｉ’、ｌ！ｆ
）部より低い高さに、後頭９１寸（２）を角度が自由に
変え得るよう適゛イを隙間を１投：→た市め金具（３）
によ−）で１１′２すｆ−Ｊ　＋・ける。

（口ｊ　背部支１．１フレーム（１）の下部に、背板（
４）をＩＬめ金具（１（３）（３′）によって取り付け
る。

鵠　背板（４）の下部両端に、数個の穴（５）（５）を
設置’ｔたバンド（６）（６）を取り付ける。

（、−）相対称なる支持フレーム（７）（７’）の適当
なる位置に、屈曲の調整が可能で復元力を有する頬部受
は支持フレーム（８）（８’）を１１Ｑり伺け、更にそ
の上部内側に頬部受け（９）（９’）を取り伺ける。

（ホ）胸＆（１０）　（１０）の下端にバンド川はビン
（ｕ）　（１１）を取り付け、胸板（１０）の裏面と胸
板（１０’）の表面に一ジ・クテーブ（１２）（］２）
を取り付ける。

（へ）胸板（１０）（１０）の端部に支持フレーム（７
）（７’）を取り付ける。

（ト）背板支持フレーム（１）（１，）の」一部適当な
る位置に、支持フレーム（７）（７’）を連結金具（１
３）　（１３）によって、支持フレーム（７）（７’）
が背部支持フレーム（１，）（１）を上下移動せず、且
つ左右に旋回可能に取り付ける。

（チ）後頭受け（２）に、カバー（１４）を取り付ける
。

本発明は、以］−のような構造である力・ら、これを使
用するときは、 連れ１．金具（１３）（１３）を中心として、支＋、Ｙ
フレーム（７）（７′）を外方向に両手で開し・て、’
ｉ’（ＩＨｉの固定を必要とする患者の背？変力・ら、
４ζ発明の頚椎装具（Ａ）を首に掛け、胸板（１０）（
ＸＯ）をマ・ノ・クテーブ（１２Ｘ（１２′）１こよ−
コてイ系１１、する。胸板（１０）（１０′）相互の締
め付；・寸ノＪも簡単に調整できる。／くンド（６）（
，６゛λｋ・１’＋Ｔｉｊ１１９１゜から通し、適当な
締め伺：寸カカ’　？！）　’）　ｔする′ノ°ζ！５
）（５）をノ・／１川１ヒノＣ１ｌ’　（ｒ＋６・１こ
）、才する。

頬部受：げ（９’（９′）が頬部に適当な（・違Ｂ１１
）ＪをＩＪ、えるよう、す・ｆＩ部受け支持フレーｌ、
（８）（８′）を曲げ調整する。後顧受（寸（２）（よ
！記者゛の後頭結節部を安上１しなし・よう、原貝Ｕと
して、（乏頭受け（２）の高さが後顧結節部以下となる
ようにする。これは、従来の固定用カラー「ボ１ノ不ノ
ク」と同程度の高さである。

第７１２１は、本発明の頚椎装具（Ａ）を装着した正面
図であり、第８図は、背面からの斜視図、そして第９図
は側面図を示すものであり、頬部受け（９）（９’）と
後顧受け（２）により、患者の頚椎の前屈、後屈、側屈
、回旋の全ての運動は制限される。

本発明の背部支持フレーム（１）と支持フレーム（７）
（７’）の連結部は、支持フレーム（７）（７′）が背
部支持フレーム（１）（１）を、１−下移動せず、且つ
左右に旋回可能に取り付けるが、例えば、第２図、第３
図に示すように連結金具（１３）　（１３）が取り付け
られる部分の」１下を押しつぶして、背部支持フレーム
（］）（１）の外径よりも突出する押圧部（１５）　（
１５）を形成し、連結金具（１，３）　（１３）が」１
下方向シー移動しないようにする。

又、連結金具（１３）　（１，３）が取り付けられる部
分を、全周押圧して背部支持フレーム（１）（１）の径
よりも小さくして、連結金具（１３）（１３）を取り付
けることによっても、同様の目的を果たす。

本発明の頬部受け（９）（９’）、背板（４）、胸板（
１０）　（１０’）　、後顧受け（２）を合成樹脂１９
によ−・て角るが、これらを透明な合成樹脂を用いるこ
とにより、ファツション性にも優れたものになる。

第５図は、本発明の頚椎装具（Ａ）の背板（４）の両−
１ｚ　ｇｉ、；に信相はバント（１６）　（１６）を取
り伺け、胸板（ｉ　０　＞　（１０’）の上端に・マン
ト掛はピノ（１１）０１）を取り付け、両肩１・こバン
ドを掛けるようにしたものである。

本発明の！ｒｉ＋ｆｌ装具−（Ａ）を多くの頚■１固定
を・必要とする患者に装着したところ、頚椎の前屈、後
屈、側屈、回旋の全ての運動が制限きれ、従来の固定用
カラーと同し目的を果たし、その」−軽量て、取り扱い
やすく、更には口が自由に開くため、食事や会話に支障
をきたさない。又、肌の密接する面積がきわめて少ない
ため、風通しもよく、住）に、夏期については熱感、発
汗等からも解放され、装着していても不快感はないばか
りか、衛生面でも優れた効果を発揮する。

本発明によって、患者毎に頚椎装具の型取りをする必要
がなく、ある範囲のサイズを伽えておけば、患者の体形
に応じて調整すればよく、何度ても使用することができ
るものである。

又、患者の症状によって固定力も頬部受は支持フレーム
の曲げによって調整てきるのて、完治まて継続して使用
でき、他の装置に交換する必要は全くない。取り付け、
取り外しも簡単で、軽量のため装着しても非常に楽であ
る。

又、１頭部、及び後頭結節部を固定しないため、患者は
日常の食事や会話も自由に出来、心理的にもよい影響を
与えるものである。

更に、後頭結節部を支持しないため、就寝時、枕との間
で後頭部に圧迫感がなく、患者は安眠てきるものである
。

よって、本発明は、頚椎固定の装具として優れ、実用価
値がきわめて高い発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の斜視図である。 第２図は、本発明の正面」１方から見た斜視図である。 第３図は、本発明の背面図である。 第４図は、本発明の右側面図である。 第５図は、本発明の頚椎装具（Ａ）に肩バンド（１５）
　（１ｓ：ｌを取り付けた斜視図である。 第６図は、本発明の後頭受け（２）の取り利は状態を示
す背面図である。 第７図は、本発明の頚椎装具（Ａ）を装着した状態を示
す正面図である。 第８図は、本発明の頚椎装具（Ａ）を装着した状態を示
す背面からの斜視図である。 第９図は、本発明の頚（１１゛装具（Ａ）を装着した状
態を示す側面図である。 （１）は背部支持フレーム、（２）は後頭受：→、（３
＞（３’）は庄め金具、（４）は背板、（５）は穴、（
６）はバント、（７）（７’）は支持フレーム、（８）
（８’）は頬部受は支持フレーム、（９）（９’）は頬
部受け、（１０）　（１０）は胸板、（１１）はバンド
掛はビン、（１２）　（〕２′）はマンツクテープ、（
１３）は連結金具、（１４）はカバー、（１５）は抑圧
部、（１６）は層相はバンド、（Ａ）は頚椎装具 特許出願人　株式会社　にれ薬品

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 背部支ねフレーム（１）の上部１・ζ後頭受け（２）を
   、下部に背板（４）を取り付け、支持フレーム（７）（
   ７′＞の下部に係止手段を有する胸板（１０＞（１０′
   ）を取り付け、且つ適当なる位置に、頬部受（寸（９）
   （９′）を設けた頬部受は支持フレーム（ｓ）（ｓ’）
   を取り付け、背部支持フレーム（１＞　（１）の」二部
   適当なる位置ｊこ、支持フレーム（７）（７′）を上下
   移動せす、且つ旋回可能に取り付（寸、更に背板（４″
   ：：と胸板（１０）　（１０）とを縮め付は可能なるバ
   ンド（６）（６）を取り（（けたことを特徴とする固定
   力の調整自在なる宵ｉｎ１装具。