JPS607743Y2 - カテ−テル - Google Patents

カテ−テル

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Publication number
JPS607743Y2
JPS607743Y2 JP4927979U JP4927979U JPS607743Y2 JP S607743 Y2 JPS607743 Y2 JP S607743Y2 JP 4927979 U JP4927979 U JP 4927979U JP 4927979 U JP4927979 U JP 4927979U JP S607743 Y2 JPS607743 Y2 JP S607743Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
tip
tube
catheter
tapered
Prior art date
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Expired
Application number
JP4927979U
Other languages
English (en)
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JPS55148746U (ja
Inventor
剛 村松
章壮 向井
Original Assignee
日本シヤ−ウツド株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本シヤ−ウツド株式会社 filed Critical 日本シヤ−ウツド株式会社
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Publication of JPS55148746U publication Critical patent/JPS55148746U/ja
Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、先端に錘りをつけた軟質プラスチック製カテ
ーテルに関するものである。
人体の食道を経由して胃またはさらに十二指腸等に装入
するカテーテルの先端に水銀またはステンレススチール
等の錘を取付けることはカテーテルを食道を容易に通過
せしめる手法として既に公知である。
このようなカテーテルは第1図および第2図のカテーテ
ルの先端の錘の取付は構造の断面的説明図に示すような
ものであって、aはチューブで軟質プラスチック製、b
は錘り収納部、Cは錘り、dは側孔である。
いずれにしても充分な重さの錘りとするためにはどうし
てもその収納部は長かくならざるを得ない。
従って、胃底部等の液の排除には不便となるため、この
部分を可能なかぎり短かくすることが好ましいが短かく
てはまた充分な重量の錘りを収納し難い。
また第2図に示すようなカテーテルに於いてはチューブ
aと錘りを入れた収納部すとを別々に成形して溶着eさ
せるものであるが、溶着の強度にばらつきがあり抜管時
にチューブaと収納部すとが離脱する虞れがあった。
また側孔dはチューブaの内壁より大きくすることは不
可能であり、チューブを通して物を送り込む際にチュー
ブ内径より小さくても側孔dでつまること、または胃腸
内容物の逆流により簡単に側孔は盲状となるという不都
合が発生することがしばしばあった。
本考案は上記の従来のカテーテルの欠点を改善したもの
であって、錘り収納部を使用し易いように、短くても充
分の目方の錘を収納できるようにした上に、側孔を従来
より遥かに大きくすることができたもので、その要旨と
するところはチューブの先端部をテーパー状に次第に拡
大した口径となし、該テーパ一部の中間をシールし、該
シール部より先端部に錘りを封入して先端を閉塞し、か
つ上記シール部のすぐ上のテーパ一部にチューブの内径
より大きい径を有する側孔を設けることができるように
したことにある。
本考案のカテーテルは従来の如きポリ塩化ビニル等のも
のが使用されているが長期使用の場合、消化液に侵され
て非常に固くなるものが多く、2週間位で可成患者に苦
痛を与えるようになり、また固くなった細いチューブの
先端で消化管穿孔の危険さえあることに鑑みるとポリエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ポリウレタン等の可塑剤を
含まない軟質のものが最適である。
本考案のカテーテルの錘り封入部附近を第3図により説
明する。
1は長いプラスチックチューブの先端近くであり、2は
水銀またはステンレススチールの塊り、ボール等重い金
属の錘り、3はチューブの先端を、テーパーをつけて次
第に口径を拡大して錘り2を入れて先端をシールした部
分を示腰4は側孔であり、この側孔4はテーパー状部に
設けであるためチューブの内径以上の大きな側孔を設け
るようにすることができた。
5は錘の収納部3の上縁を閉鎖する高周波シール部であ
る。
この錘り収納部3の形成には先ず第4図の断面図に示す
ようにチューブ1の先端をテーパー状Aに押出して切断
し、テーパー状部Aの中間部を高周波シール5して、そ
の先端部に水銀、ステンレススチール黄銅其他の重い金
属の錘り2を入れた後のテーパ一部Aの先端を高周波電
流等を利用して閉塞6し、上記錘り2の上部のテーパー
状部の管状部7に側孔4を、チューブの内径より大きな
径で設ける。
あるいはテーパ一部Aの開口部を先ず高周波溶接等で閉
塞6し次いでテーパ一部Aの中間部を同様に高周波シー
ル5し、同封鎖部5と7の間に水銀等の錘り2を注射器
等で水銀を封入し、さらにその針穴を高周波溶接を利用
して閉塞するようにしてもよい。
このようにして製造されたカテーテルはその先端の短い
状態で充分な錘り効果を有するため、挿入が容易であり
、金属はすべて合成樹脂に包まれているので長時間留置
しても金属による傷害も心配なく、その強度は一定で充
分の強度を有する。
またチューブ内径より小さいものであれば側孔につまる
こともなく、かつチューブを介して送り込まれた注入液
は確実にカテーテル外に排出できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来のカテーテルの先端
部の断面的説明図、第3図は本考案のカテーテル先端部
の構造を示す断面的説明図、第4図は錘りを封入する前
のチューブとその先端のテーパー状の部分の断面的説明
図である。 1・・・・・・プラスチックのチューブ、2・・・・・
・錘り、3・・・・・・錘を入れたテーパ一部、4・・
・・・・側孔、5・・・・・・テーパ一部中間のシール
部、6・・・・・・テーパ一部の先端を溶接した閉塞部
、7・・・・・・テーパー状部の錘の封鎖部との間の管
状部、A・・・・・・テーパー状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に錘りをつけた軟質プラスチック製カテーテルにお
    いて、チューブの先端部をテーパー状に次第に拡大した
    口径となし、該テーパ一部の中間をシールし、該シール
    部より先端部に錘りを封入して先端を閉塞し、かつ上記
    シール部のすぐ上のテーパ一部にチューブの内径よりも
    大きい径を有する側孔を設けたことを特徴とするカテー
    テル。
JP4927979U 1979-04-13 1979-04-13 カテ−テル Expired JPS607743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4927979U JPS607743Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 カテ−テル

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JP4927979U JPS607743Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 カテ−テル

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Publication Number Publication Date
JPS55148746U JPS55148746U (ja) 1980-10-25
JPS607743Y2 true JPS607743Y2 (ja) 1985-03-15

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ID=28934576

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JP4927979U Expired JPS607743Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 カテ−テル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748269Y2 (ja) * 1989-02-27 1995-11-08 日本ゼオン株式会社 消化管用カテーテル
WO2017007829A1 (en) * 2015-07-06 2017-01-12 Werd, Llc Temporaru tubes and a system for placing same in a patient

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148746U (ja) 1980-10-25

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