JPS607687Y2 - 歯科用エア−スケ−ラ− - Google Patents
歯科用エア−スケ−ラ−Info
- Publication number
- JPS607687Y2 JPS607687Y2 JP14652681U JP14652681U JPS607687Y2 JP S607687 Y2 JPS607687 Y2 JP S607687Y2 JP 14652681 U JP14652681 U JP 14652681U JP 14652681 U JP14652681 U JP 14652681U JP S607687 Y2 JPS607687 Y2 JP S607687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- dental air
- scaler
- rotating
- sectional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯科用エアースケーラ−の振動源に関するもの
である。
である。
従来の歯科用エアースケーラ−は振動源に高速回転する
回転体を具備し、この回転体へ圧縮空気を噴射せしめ回
転体の両側に設置された側板を回転体が交互に叩きなが
ら高速回転する(この時の回転体の運動状態は例えば机
上面で回転させられた硬貨が回転を徐々に弱め運動を停
止しようと、机上面を叩きながら回転している時の硬貨
の運動状態と同様である)。
回転体を具備し、この回転体へ圧縮空気を噴射せしめ回
転体の両側に設置された側板を回転体が交互に叩きなが
ら高速回転する(この時の回転体の運動状態は例えば机
上面で回転させられた硬貨が回転を徐々に弱め運動を停
止しようと、机上面を叩きながら回転している時の硬貨
の運動状態と同様である)。
この回転体の回転運動によって生ずる振動を振動伝達シ
ャフトを介し、先端に脱着自在に接続されたチップに伝
達し、歯石、歯垢等を除去するものである。
ャフトを介し、先端に脱着自在に接続されたチップに伝
達し、歯石、歯垢等を除去するものである。
ところが回転体が回転体の両側板を叩きながら高速回転
をする為に、回転体及びその両側板の摩耗は大変激しい
。
をする為に、回転体及びその両側板の摩耗は大変激しい
。
そこで回転体と両側板の材質は耐摩耗性に優れたものが
使用され、そのうえ焼き入れ、研磨加工を施し摩耗を防
止していることは公知のことである。
使用され、そのうえ焼き入れ、研磨加工を施し摩耗を防
止していることは公知のことである。
またさらに、摩耗防止、腐食防止の為に回転体及び両側
板へスプレ一式オイルによる注油がなされていることも
上記同様公知のことである。
板へスプレ一式オイルによる注油がなされていることも
上記同様公知のことである。
上記従来の振動源を有する歯科用エアースケーラ−に於
いて、歯科用エアースケーラ−がほぼ鉛直方向を向いた
状態でハンガーに保持されていたか、又はハンガー上で
は水平状態に保持されていたが、術者が施術をする際に
歯科用エアースケーラ−をほぼ鉛直方向を向けて、単時
間ではあるが保持することがあり、歯科用エアースケー
ラ−の振動源へ圧縮空気を供給しても、回転体が回転始
動しない場合があった。
いて、歯科用エアースケーラ−がほぼ鉛直方向を向いた
状態でハンガーに保持されていたか、又はハンガー上で
は水平状態に保持されていたが、術者が施術をする際に
歯科用エアースケーラ−をほぼ鉛直方向を向けて、単時
間ではあるが保持することがあり、歯科用エアースケー
ラ−の振動源へ圧縮空気を供給しても、回転体が回転始
動しない場合があった。
これは高精度に平行研磨加工された回転体が、同じく研
磨加工された両側板のうち鉛直下方になった側板へ密着
するからであり、さらに注油されたオイルによって密着
度は高まる。
磨加工された両側板のうち鉛直下方になった側板へ密着
するからであり、さらに注油されたオイルによって密着
度は高まる。
この鉛直下方の側板に密着した回転体は、その位置を逆
転させ回転体を密着した側板の下方にしても同側板から
離れ落ちることは少ない。
転させ回転体を密着した側板の下方にしても同側板から
離れ落ちることは少ない。
このように側板へ密着した回転体へ圧縮空気を噴射させ
ても圧縮空気が回転体と側板の隙間に流れ込めず、よっ
て回転体を浮上、回転始動させることは不可能であり、
逆に上方より回転体を側板へ押圧することになる。
ても圧縮空気が回転体と側板の隙間に流れ込めず、よっ
て回転体を浮上、回転始動させることは不可能であり、
逆に上方より回転体を側板へ押圧することになる。
上記のように従来の振動源を有した歯科用エアースケー
ラ−は方向によっては振動を発生しないことがあった。
ラ−は方向によっては振動を発生しないことがあった。
よって、本考案は上記の点に鑑みどのような方向を向い
た状態にあっても常に回転体が回転始動し、振動が発生
する歯科用エアースケーラ−を提供するものである。
た状態にあっても常に回転体が回転始動し、振動が発生
する歯科用エアースケーラ−を提供するものである。
以下図面の実施例によって説明する。
第1図は従来の平行に研磨加工された回転体の断面図で
あり、第2図は従来の回転体を内装した振動室内の状態
を示す断面図である。
あり、第2図は従来の回転体を内装した振動室内の状態
を示す断面図である。
従来の平行に研磨加工された回転体1は側板2に密着し
ているので、吹出孔4より噴出した圧縮空気(圧縮空気
の流れを矢印で示す)は回転体1を側板2へ押圧しなが
ら振動室6内を回転しながら排気口5より排気される。
ているので、吹出孔4より噴出した圧縮空気(圧縮空気
の流れを矢印で示す)は回転体1を側板2へ押圧しなが
ら振動室6内を回転しながら排気口5より排気される。
よって回転体1は回転始動しない。
次に第3図、第4図、第5図は本考案の回転体の断面図
、第6図は本考案の回転体を内装した振動室内の状態を
示す断面図、第7図は本考案の回転体を具備した歯科用
エアースケーラ−の断面図である。
、第6図は本考案の回転体を内装した振動室内の状態を
示す断面図、第7図は本考案の回転体を具備した歯科用
エアースケーラ−の断面図である。
薄い円板状の回転体の肉厚が外周部より中心部へ向って
厚くなるよう両面に焼き入れ研磨加工の施されたテーパ
ー面もしくは曲面を有する本考案の回転体1を振動室6
内に組み込み、圧縮空気を空気管路7を介し吹出リング
3の吹出孔4より回転体1へ噴射せしめるならば、歯科
用エアースケーラ−が鉛直方向にあっても、回転体1と
側板2との間に形成された空間へ圧縮空気が流れ込み、
回転体1は上方へ浮上しながら回転始動する。
厚くなるよう両面に焼き入れ研磨加工の施されたテーパ
ー面もしくは曲面を有する本考案の回転体1を振動室6
内に組み込み、圧縮空気を空気管路7を介し吹出リング
3の吹出孔4より回転体1へ噴射せしめるならば、歯科
用エアースケーラ−が鉛直方向にあっても、回転体1と
側板2との間に形成された空間へ圧縮空気が流れ込み、
回転体1は上方へ浮上しながら回転始動する。
よって振動が発生する。また、上記実施例以外の両面の
中心部に凸部を有する回転体においても、本考案の目的
を十分にたつしうるものである。
中心部に凸部を有する回転体においても、本考案の目的
を十分にたつしうるものである。
以上本考案は歯科用エアースケーラ−がどのような方向
状態にあっても、また注油されたオイルの影響を受ける
ことなく必ず始動し、振動を発生するので極めて有益で
ある。
状態にあっても、また注油されたオイルの影響を受ける
ことなく必ず始動し、振動を発生するので極めて有益で
ある。
第1図は従来の平行に研磨加工された回転体の断面図。
第2図は従来の回転体を内装した振動室内の状態を示す
断面図。 第3図はテーパー面を有する本考案の回転体の断面図。 第4図は凸曲面を有する本考案の回転体の断面図。 第5図は凹曲面を有する本考案の回転体の断面図。 第6図は本考案の回転体を内装した振動室内の状態を示
す断面図。 第7図は本考案の回転体を具備した歯科用エアースケー
ラ−の断面図。 1・・・・・・本考案の回転体、1′・・・・・・従来
の回転体、2・・・・・・側板、4・・・・・・吹出孔
、6・・・・・・振動室、8・・・・・・テーパー面、
矢印・・・・・・圧縮空気の流れ。
断面図。 第3図はテーパー面を有する本考案の回転体の断面図。 第4図は凸曲面を有する本考案の回転体の断面図。 第5図は凹曲面を有する本考案の回転体の断面図。 第6図は本考案の回転体を内装した振動室内の状態を示
す断面図。 第7図は本考案の回転体を具備した歯科用エアースケー
ラ−の断面図。 1・・・・・・本考案の回転体、1′・・・・・・従来
の回転体、2・・・・・・側板、4・・・・・・吹出孔
、6・・・・・・振動室、8・・・・・・テーパー面、
矢印・・・・・・圧縮空気の流れ。
Claims (1)
- 回転振動源の回転体に圧縮空気を噴出し、回転体の回転
によって発生する振動を先端に接続されたチップに伝達
し、この振動によって歯石、歯垢等を除去する歯科用エ
アースケーラ−に於いて、薄い円板状の回転体の肉厚が
外周部より中心部に向って厚くなるテーパー面もしくは
曲面をその両面に有することを特徴とする歯科用エアー
スケ−ツー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652681U JPS607687Y2 (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | 歯科用エア−スケ−ラ− |
US06/368,057 US4453919A (en) | 1981-04-24 | 1982-04-13 | Dental scaler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14652681U JPS607687Y2 (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | 歯科用エア−スケ−ラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851707U JPS5851707U (ja) | 1983-04-08 |
JPS607687Y2 true JPS607687Y2 (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=29939431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14652681U Expired JPS607687Y2 (ja) | 1981-04-24 | 1981-10-01 | 歯科用エア−スケ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607687Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-01 JP JP14652681U patent/JPS607687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5851707U (ja) | 1983-04-08 |
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