JPS607685Y2 - 皮ふの研削具 - Google Patents

皮ふの研削具

Info

Publication number
JPS607685Y2
JPS607685Y2 JP10107979U JP10107979U JPS607685Y2 JP S607685 Y2 JPS607685 Y2 JP S607685Y2 JP 10107979 U JP10107979 U JP 10107979U JP 10107979 U JP10107979 U JP 10107979U JP S607685 Y2 JPS607685 Y2 JP S607685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adhesive
support
grinding
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10107979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5619206U (ja
Inventor
隆明 植木
Original Assignee
株式会社 キリサン化成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 キリサン化成 filed Critical 株式会社 キリサン化成
Priority to JP10107979U priority Critical patent/JPS607685Y2/ja
Publication of JPS5619206U publication Critical patent/JPS5619206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607685Y2 publication Critical patent/JPS607685Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本案は角質化した皮ふ、うおの目、たこなどによる硬い
皮ふの部分を研削する研削具に関する。
角質化した部分、うおの目その他の硬くなった皮ふの部
分を削るための器具としては軽石やガラスを発泡させた
ものなどがある。
しかし、軽石は削り取りの効率が悪い難点を有し、ガラ
スを発泡させたものは、削り取りの効果は比較的すぐれ
ているが、ガラス自体が摩耗しやすく、かつ摩耗したガ
ラスが粉末状となって落ち、使用後の掃除が面倒である
などの難点がある。
また、合成樹脂製などの本体の表面に研摩粒子を付着さ
せたものもあるが研削の効果が低く、かつ粒子が脱落し
やすい難点がある。
本案は上記の問題を解決するものである。
これを図面に示した実施例について説明すると、1は研
削シートで、紙または織布、不織布などの吸液性を有す
るシート2の片面に研削用の粒子3を付着して構成した
、通常サンドペーパーまたはサンドクロスと称されてい
るもので、水用、乾燥用のいずれでも使用できる。
4は合成樹脂、金属、木材などの吸液性がないが、また
は吸液性が少ない材料で形成した、板状や棒状その他生
に持ちやすい形状とする支持体で、その表面に研削シー
ト1を、そのシート2を介して接着している。
支持体4に対する研削シート1の接着は、アルファシア
ノアクリレート樹脂製の接着剤を使用する。
例えば、この接着剤を支持体4に塗布し、その上に研削
シート1のシート2側を重ね適当に加圧するなどして接
着する。
アルファシアノアクリレート樹脂製の接着剤はほとんど
粘性のない液状で、硬化後は極めて強力な接着効果を発
揮する。
すなわち、支持体4に塗布した前記接着剤を、その上に
重ねた吸液性シート2のほぼ全体に、その内部にまで含
浸させて硬化させることで、支持体4に研削シート1を
接着する、と同時に、シート2を構成する各繊維を接着
固化腰かつシート2の表面に付着させている粒子3をも
前記接着剤でシート2に接着している。
接着剤をシート2に塗布しそれを支持体4に接着しても
同様である。
5は支持体4に設けた取手で、支持体4が棒状のときは
、その一端を取手とすればよく、支持体4が直方体状な
どで、それがそれを直接に手指で持てる程度に厚いとき
は取手5は除くこともでき、取手5は支持体4の形状な
どに応じて適当になしうるものである。
本案の研削具は上記のとおりで、これによる皮ふの研削
は、公知のものと同様に粒子3を所要の場所に接触させ
て摩擦する。
この研削具は、前記のように通常サンドペーパまたはサ
ンドクロスと称されている研削シート1を支持体4に接
着したもので、その接着剤としてアルファシアノアクリ
レート樹脂製のものを使用しており、この接着剤は強力
な接着力を有するから、使用している間に支持体4から
研削シート1が剥離するおそれはほとんどない。
しかも、この接着剤はほとんど粘性のない液体であり、
シート2は紙または布などで吸液性を有しているから、
支持体4とシート2間に介在させた前記接着剤はその硬
化前にシート2の内部に浸透する。
したがって、前記接着剤が硬化すると、シート2を支持
体4に接着する、と同時に、シート2の内部組織を互い
に接着し、更にその表面の粒子3をも極めて強固に固着
するから、皮ふとの摩擦で粒子3がシート2から脱落す
ることはほとんどない。
加えて、シート2を構成する繊維の全体をも互いに接着
固化し、一体化しているから、シート2が紙の場合に、
それの一部がその厚さ方向において剥離するようなおそ
れはなく、シート2が布の場合でも、その繊維の一部が
分離するおそれはない。
このため、長期間にわたる使用が可能で、適当な大きさ
の粒子3を有する研削シート1を使用しておけば、皮ふ
の研削を確実に行いうる。
また、前記のように、この研削具は、シート2内にアル
ファシアノアクリレート樹脂製の接着剤を浸透させ硬化
させているから、水や湯中に入れても、それらがシート
2内に浸透することはなく、支持体4からのシート2の
剥離またはシート2自体の破損粒子3の脱落もないから
、水や湯を付けた状態で使用することもできる。
水または湯を付けて使用すると、それが研削した皮ふが
粒子3に付着することを少なくするから、より研削を容
易にしうる。
支持体4に研削シート1を接着する接着剤によるシート
2と粒子3との接着は、支持体4側からシート2に浸透
した接着剤で行う。
すなわち、シート2に付着した粒子3の裏面に接着剤が
付着する状態になるから、より確実な接着ができ、かつ
粒子3の表面側に接着剤の皮膜が生じるおそれがないか
ら、粒子3の層の表面の凹凸状態には全く変化はなく、
研削効果のすぐれた研削具となる。
実施例では、支持体4にややへこませた部分を設け、そ
こに研削シート1をはめ込み接着しているが、この凹部
は除くこともできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は
拡大断面図である。 1:研削シート、2:シート、3:粒子、4:支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸液性のシートの表面に粒子を付着した研削シートを、
    吸液性のないまたは少ない材料性の支持体に接着剤で固
    着し、かつ前記接着剤としてアルファシアノアクリレー
    ト樹脂製の接着剤を使用し、支持体に対する研削シート
    の接着時に、前記シートの内部に浸透した前記接着剤で
    、シートの内部組織およびその表面に付着した粒子を接
    着した皮ふの研削具。
JP10107979U 1979-07-20 1979-07-20 皮ふの研削具 Expired JPS607685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107979U JPS607685Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 皮ふの研削具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10107979U JPS607685Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 皮ふの研削具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5619206U JPS5619206U (ja) 1981-02-20
JPS607685Y2 true JPS607685Y2 (ja) 1985-03-15

Family

ID=29333811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10107979U Expired JPS607685Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 皮ふの研削具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607685Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5619206U (ja) 1981-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10646257B2 (en) Abrading implement
AU719970B2 (en) Abrasive holder
US3998012A (en) Abrading article
US3021649A (en) Perforated abrasive faced scrubbing pad
US20070243804A1 (en) Abrasive article with a resilient dusting surface
US20070144074A1 (en) Resilient abrasive article
US7621802B2 (en) Corner sanding sponge
BR0016238A (pt) Esponja de lixamento flexìvel resiliente
US20200205859A1 (en) Abrading implement
EP0004454A3 (en) Improvements in coated abrasives
US4484419A (en) Block for wet abrading
US6439983B1 (en) Sanding and cleaning device for drywall bullnose cornerbeads
JPS607685Y2 (ja) 皮ふの研削具
US5199225A (en) Blade sharpening guide
US7267609B2 (en) Dual purpose sanding and collecting abrading device
CN210524859U (zh) 一种便于修复的抛光磨垫
US2996850A (en) Scouring implement
US20090049634A1 (en) Fibrous pad for cleaning/polishing floors
JPH0411335B2 (ja)
KR200458805Y1 (ko) 연마프레임과 이를 적용한 손발톱 연마기
US8474087B1 (en) Sandpaper cleaner
JP2593621Y2 (ja) 美容用ポリッシャー
CN211517195U (zh) 一种砂纸手持器具
JPS6132683Y2 (ja)
JP3033415U (ja) 柔軟研磨布紙