JPS607666Y2 - 剣道面防具の面蒲団製造工具 - Google Patents
剣道面防具の面蒲団製造工具Info
- Publication number
- JPS607666Y2 JPS607666Y2 JP7537981U JP7537981U JPS607666Y2 JP S607666 Y2 JPS607666 Y2 JP S607666Y2 JP 7537981 U JP7537981 U JP 7537981U JP 7537981 U JP7537981 U JP 7537981U JP S607666 Y2 JPS607666 Y2 JP S607666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- menbogu
- kendo
- frame member
- men
- menfudan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は剣道面防具の面蒲団製造工具に関する。
剣道面防具は、面金と面蒲団を生皮によって相互に縫付
けて形成するが、従来の面蒲団にはその長手方向に多数
の平行縁線が施してあり、でき上がった面防具は面蒲団
の両端部が垂下した如き形状を有するものであった。
けて形成するが、従来の面蒲団にはその長手方向に多数
の平行縁線が施してあり、でき上がった面防具は面蒲団
の両端部が垂下した如き形状を有するものであった。
従って使用者は面蒲団の両端部を手で左右に押し広げる
如く締付けするが年月を要して癖付けする以外に適当な
手段が無かった。
如く締付けするが年月を要して癖付けする以外に適当な
手段が無かった。
本考案者は面蒲団の左右両翼部に面蒲団の前端縁から後
端縁にかけて約４５°の角度を有してそれぞれ内向きに
対向して多数の斜行する平行縁線を施すことによって従
来の面防具の有する欠点を除去できることを見出した。
端縁にかけて約４５°の角度を有してそれぞれ内向きに
対向して多数の斜行する平行縁線を施すことによって従
来の面防具の有する欠点を除去できることを見出した。
しかし工業用ミシンによって面蒲団の両翼部に斜めの平
行な多数の縞線を施すことは容易でないので種々試作の
未来考案を遠戚した。
行な多数の縞線を施すことは容易でないので種々試作の
未来考案を遠戚した。
本考案の目的は、剣道面防具の面蒲団製造工具を提供す
るにある。
るにある。
本考案の剣道面防具の面蒲団製造工具は、工業用ミシン
の合板上を横方向に移動し得る横送り装置と、横送り装
置の側部端縁に係合し横送り装置に沿ってその移動方向
と直角の縦方向に上記台板上を摺動し得るように設けた
面蒲団取付枠とからなるものである。
の合板上を横方向に移動し得る横送り装置と、横送り装
置の側部端縁に係合し横送り装置に沿ってその移動方向
と直角の縦方向に上記台板上を摺動し得るように設けた
面蒲団取付枠とからなるものである。
次に本考案を実施例につき図面を参照しながら詳細に説
明する。
明する。
第１図において１は本考案の面蒲団製造工具である。
工業用ミシンの四角形台板３上にはミシン頭部１１が固
設してあり、上記ミシン頭部の下の合板上には縦長な板
体から主としてなり上記合板上を横方向に移動すること
ができる横送り装置２が設けである。
設してあり、上記ミシン頭部の下の合板上には縦長な板
体から主としてなり上記合板上を横方向に移動すること
ができる横送り装置２が設けである。
横送り装置２の側部端縁６には、第２図で示す如き、面
蒲団取付枠４が、第１ａ図の拡大断面図示すように第１
枠部材６の側部端縁７を係合した係合手段によって横送
り装置２の側部端縁５に沿って摺動自在に取付けられて
いる。
蒲団取付枠４が、第１ａ図の拡大断面図示すように第１
枠部材６の側部端縁７を係合した係合手段によって横送
り装置２の側部端縁５に沿って摺動自在に取付けられて
いる。
図中１２は斜めの平行な縞線１３を施して縫製中の面蒲
団１２である。
団１２である。
面蒲団取付枠４は、第１枠部材６、上部枠部材に対し、
約４５°の鋭角をもって相互に平行にそれぞれ横向きに
突設された第２及び第３枠部材８゜９及び第２、第３枠
部材８，９をそれらの他端部で連結した第４枠部材１０
によって主として形成されている。
約４５°の鋭角をもって相互に平行にそれぞれ横向きに
突設された第２及び第３枠部材８゜９及び第２、第３枠
部材８，９をそれらの他端部で連結した第４枠部材１０
によって主として形成されている。
第２図において１４．１５は補強枠部材である。
本考案の面蒲団製造工具１は、上記のような構造のもの
であるから、面蒲団製造工具１全体は、横送り装置２に
より合板３上を横方向、即ち左右に移動し得ると共に、
面蒲団取付枠４は横送り装置２の移動方向と直角の縦方
向、即ち上下に上記装置の一側部に沿って合板３上を摺
動させることができる。
であるから、面蒲団製造工具１全体は、横送り装置２に
より合板３上を横方向、即ち左右に移動し得ると共に、
面蒲団取付枠４は横送り装置２の移動方向と直角の縦方
向、即ち上下に上記装置の一側部に沿って合板３上を摺
動させることができる。
図示しないが、面蒲団１２の他の翼部を縫製するには、
第２図に示した面蒲団取付枠４と対称的な構造を有する
面蒲団取付枠を使用する。
第２図に示した面蒲団取付枠４と対称的な構造を有する
面蒲団取付枠を使用する。
面蒲団取付枠４に対する面蒲団１２の取付は、図の如く
上記枠部材に設けた取付孔１６と面蒲団１２の端縁とに
糸を挿通して上記取付枠内に張設して行なつ。
上記枠部材に設けた取付孔１６と面蒲団１２の端縁とに
糸を挿通して上記取付枠内に張設して行なつ。
第３図は本考案の面蒲団製造工具１によって両翼部に斜
行する縞線１３を施して仕上げた面蒲団１２である。
行する縞線１３を施して仕上げた面蒲団１２である。
第４図はこの面蒲団１２を生皮１８によって面金１７に
取付けて製造した面防具であり、従来のものと異なり左
右の両翼部は初めから裾広がりの形状を有しており使用
者の肩及び両腕を押圧するようなことがない。
取付けて製造した面防具であり、従来のものと異なり左
右の両翼部は初めから裾広がりの形状を有しており使用
者の肩及び両腕を押圧するようなことがない。
本考案によれば、左右に対称的な斜めの縞線を入れた面
蒲団を容易に縫製することができる利点がある。
蒲団を容易に縫製することができる利点がある。
第１図は工業用ミシンの合板上に本考案の剣道面防具の
面蒲団製造工具を取付けて示す平面図、第１ａ図は第１
Ａ−ＩＡ線における断面図、第２図は面蒲団取付枠の平
面図、第３図は面蒲団製造工具により製造された面蒲団
を縞線と共に示す平面図、第４図は本考案に係る面蒲団
を用いて製造した剣道面防具である。 １：本考案の面蒲団製造工具、２：横送り装置、３：台
板、４：面蒲団取付枠、５：横送り装置の側部端縁、６
：第１枠部材、７：第１枠部材の側部端縁、８：第２枠
部材、９：第３枠部材、１０：第４枠部材、１１：ミシ
ン頭部、１２：面蒲団、１３：縞線、１４，１５：補強
枠部材 １６：取付孔、１７：面金、１８：生皮。
面蒲団製造工具を取付けて示す平面図、第１ａ図は第１
Ａ−ＩＡ線における断面図、第２図は面蒲団取付枠の平
面図、第３図は面蒲団製造工具により製造された面蒲団
を縞線と共に示す平面図、第４図は本考案に係る面蒲団
を用いて製造した剣道面防具である。 １：本考案の面蒲団製造工具、２：横送り装置、３：台
板、４：面蒲団取付枠、５：横送り装置の側部端縁、６
：第１枠部材、７：第１枠部材の側部端縁、８：第２枠
部材、９：第３枠部材、１０：第４枠部材、１１：ミシ
ン頭部、１２：面蒲団、１３：縞線、１４，１５：補強
枠部材 １６：取付孔、１７：面金、１８：生皮。
Claims (1)
- 縦長な板体から主としてなり、工業用ミシンの四角台板
３上を横方向に移動し得るよう設けた横送り装置２と、
横送り装置２の側面端縁５に沿って摺動自在に保合でき
る側部端縁７を有する第１枠部材６、第１枠部材６に対
し鋭角をもって相互に平行に横向きに突設された第２第
３枠部材８゜９及び第２、第３枠部材８，９をそれらの
他端部で連結した第４枠部材１０から主としてなり、且
つ横送り装置２の移動方向と直交する縦方向に合板３上
を摺動し得るよう設けた面蒲団取付枠４とからなること
を特徴とする剣道面防具の面蒲団製造工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7537981U JPS607666Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 剣道面防具の面蒲団製造工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7537981U JPS607666Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 剣道面防具の面蒲団製造工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57187566U JPS57187566U (ja) | 1982-11-29 |
| JPS607666Y2 true JPS607666Y2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=29871115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7537981U Expired JPS607666Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | 剣道面防具の面蒲団製造工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607666Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP7537981U patent/JPS607666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57187566U (ja) | 1982-11-29 |
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