JPS607445Y2 - 自己保持型電磁石 - Google Patents

自己保持型電磁石

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JPS607445Y2
JPS607445Y2 JP2678781U JP2678781U JPS607445Y2 JP S607445 Y2 JPS607445 Y2 JP S607445Y2 JP 2678781 U JP2678781 U JP 2678781U JP 2678781 U JP2678781 U JP 2678781U JP S607445 Y2 JPS607445 Y2 JP S607445Y2
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JP
Japan
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magnetic yoke
pieces
yoke pieces
magnetic
piece
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Expired
Application number
JP2678781U
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JPS57140708U (ja
Inventor
節男 三井
健佑 深沢
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自己保持型電磁石に係り、とくにカメラ等の
小型で精密な機器類の内部に組込むのに適した自己保持
型電磁石の構造の改良に関する。
一般にこの種の自己保持型電磁石は、永久磁石片と、こ
の両磁極面に密接配置した一対の磁気ヨーク片と、これ
らの磁気ヨーク片の端面に吸着される吸着片とを備えて
いる。
ところで、このような自己保持型電磁石にあっては、益
々小形化及び吸着力の増大が要請されるようになってき
ている。
このため、永久磁石片の厚みを増大させることが考慮さ
れている。
しかし、一対の磁気ヨーク片をプレス加工で一対に成型
し、空隙を形成して2分割する場合には、各磁気ヨーク
片の板厚は一様であり、その厚みにも限度がある。
従って、磁気ヨーク片の厚み以上に永久磁石片を厚くし
ても、磁気ヨーク片からはみ出た永久磁石片の磁極面か
らの磁束は空気中を通ることとなり、吸着力の増大にあ
まり寄与できない不都合を生じる。
本考案は、上記の不都合を除去し、小形で吸着力の大き
な自己保持型電磁石を提供しようとするものである。
以下、本考案に係る自己保持型電磁石の実施例を図面に
従って説明する。
第1図及び第2図において、自己保持型電磁石は、一対
の磁気ヨーク片IA、IBと、永久磁石片2と、ボビン
3A、3Bに巻線4A、4Bを夫々施したコイル5A、
5Bと、補助ヨーク片6A、6Bとを備えており、前記
磁気ヨーク片IA、IBの端面に吸着される位置に吸着
片7が配置されるようになっている。
前記一対の磁気ヨーク片IA、IBは一様な厚さの板を
プレス加工で一体戒型した後、後部中間位置に空隙8を
設けて2分割したものである。
実際には空隙8を設ける前に戊型板の裏面にはんだ付け
を施しておき、このはんだ付は部分を残して切断するよ
うにして一対の磁気ヨーク片IA、1Bが機械的に分離
されてしまわないようにしておく。
前記永久磁石片2は例えば希土類コバルト系永久磁石の
如く小型で強力な磁気吸着力を有するものであって、前
記磁気ヨーク片IA、IBよりも厚みが犬である。
この永久磁石片2は磁気ヨーク片IA、IBの足の基部
に、磁極面が磁気ヨーク片IA、IBの内側面に密接す
る如く嵌込まれる。
補助ヨーク片6A、6Bは磁気ヨーク片IA、IBと同
様の磁気特性を有す材質であり、前記磁気ヨーク片IA
1Bの足の基部に密着されかつ夫々磁気ヨーク片IA、
IBよりはみ出した永久磁石片2の磁極面に密接する如
く接着固定される。
この場合、補助ヨーク片6A、6Bと磁気ヨーク片IA
、IBとの間及び補助ヨーク片6A、6Bと永久磁石片
2との間は磁束の通路となるため接着剤がまわり込まな
いようにし、磁気的に接合された状態とする。
前記コイル5A、5Bは、ボビン3A、3Bを各磁気ヨ
ーク片1A、1Bに嵌合し、接着することによって取付
けられる。
なお、磁気ヨーク片IA、IB側はカメラのフレーム等
に固定され、また吸着片7はカメラのシャッタ等の可動
部分に取付けられるようになっている。
以上の実施例の構成において、コイル5A、5Bに電流
が流れていないときには永久磁石片2の吸着力によって
吸着片7は磁気ヨーク片IA、1Bに吸着された状態と
なる。
また、コイル5A。5Bに通電すればコイル5A、5B
による磁束で永久磁石片2による磁束を相殺することに
なり、吸着片7は磁気ヨーク片IA、IBの端面より離
脱する。
上記実施例によれば、磁気ヨーク片IA、1Bに補助ヨ
ーク片6A、6Bを付加することにより、磁気ヨーク片
IA、IBよりも厚さの大きな永久磁石片2を使用する
ことができ、全体的な形状の大形化を招くことなく吸着
力の増大を効果的に図ることができる。
また、磁気ヨーク片1A。1Bの厚さは一様でよいから
プレス加工で一体に底型でき、吸着面の研磨も均一な成
型品を多層固定して大量に行う事ができるから製造容易
でコストの面でも有利である。
なお、必要に応じて補助ヨーク片6A、6B間に調整片
を設けてもよく、磁気ヨーク片IA、IBの底面に取付
けのための台座を固着するようにしてもよい。
叙上のように、本考案によれば、小形で吸着力の大きな
自己保持型電磁石を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自己保持型電磁石の実施例を示す
平断面図、第2図は第1図の■−■断面図である。 IA、IB・・・・・・磁気ヨーク片、2・・・・・・
永久磁石片、5A、5B・・・・・・コイル、6A、6
B・・・・・・補助ヨーク片、7・・・・・・吸着片、
8・・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の磁気ヨーク片を一体戊型し空隙を形成して2分割
    し、それら磁気ヨーク片より厚みの大なる永久磁石片を
    磁極面の一部が各磁気ヨーク片の足の内側面に密接する
    如く固定し、前記磁気ヨーク片の足に密接しかつ前記永
    久磁石片の残りの磁極面に密接する如く補助ヨーク片を
    夫々固定し、前記磁気ヨーク片の足にコイルを設けたこ
    とを特徴とする自己保持型電磁石。
JP2678781U 1981-02-28 1981-02-28 自己保持型電磁石 Expired JPS607445Y2 (ja)

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JP2678781U JPS607445Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 自己保持型電磁石

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Publication Number Publication Date
JPS57140708U JPS57140708U (ja) 1982-09-03
JPS607445Y2 true JPS607445Y2 (ja) 1985-03-13

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