JPS607357B2 - シーズヒータ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は「水中で使用する又は冷凍庫等のデフロスト
用に使用するシーズヒータの改良に関するものである。

従来のシーズヒータの端末モールドの要部断面図を第３
図で示す。金属パイプ１の内部中央にターミナル３を接
続したヒータ線４を挿入し、金属パイプ事とヒータ線４
との間にマグネシャ粉等の無機質の電気絶縁材料２を充
てんしたものである。シーズヒータの端末部近傍で、シ
ーズヒータのターミナル３にシリコーンゴム又はクロロ
プレンゴム等のゴム被覆したりード線５を接続端子６を
用いて接続し「 この接続部、シーズヒータの金属パイ
プの端末部およびゴム被覆したりード線とをシリコーン
ゴム等の加硫ゴム？で−体成形してシーズヒータの端末
モールドを形成している。シーズヒータの金属パイプ内
に充てんされているマグネシャ粉等の無機質の電気絶縁
材料は気孔率が約２０％程度である。シーズヒータの端
末部をシリコーンゴム等の加硫ゴムで一体成形モールド
して完全密閉すると、シーズヒータ内部の空気、ガスお
よび水分は膨張してシーズヒータの端面Ｃに圧力がかか
り、加硫ゴムのモールドは、は〈離し、ふくらみ「そし
て破損する。加硫ゴムモールドの破損でシーズヒータの
絶縁抵抗が低下する重大な欠点をもっている。そこで本
発明は、シーズヒータの端末モールドを改良し、常に加
硫ゴムモールドがシーズヒータの端末で正常に働くよう
に対策するものである。

第１図は本発明のシーズヒータ端末部要部断面図を示す
。シーズヒータの端末部の金属パイプ端面より約５〜Ｉ
Ｑ肋の深さに、充てんされている無機質の電気絶縁材料
２を切削し、金属／ぐィプーの表面でモールドをする所
（金属パイプ表面Ａ）および切削した金属パイプ内面８
、およびターミナル３、リード線を磨き「電気絶縁抵抗
に優れたカップシーリング剤を主成分とするプライマー
８を塗布し、シーズヒータを加熱乾燥した直後に、射出
成形機用の端末モールド成形用の金型内にセットし「射
出成形機より未加稀ゴム、例えばシリコーンゴムもクロ
ロシリコーンゴム等を注入し、シーズヒータの端末部に
加硫ゴム７を成形する。このように、シーズヒータの端
末部の金属パイプ端面より約５〜１物肋の深さの金属パ
イプ内面Ｂにプラィマ−を塗布し、シーズヒータの加熱
乾燥直後に未加硫ゴムでシーズヒータの端末部をモ−ル
ド成形するため〜シーズヒータの充てん材料に使用され
ている無機質の電気絶縁材料が乾燥しガスおよび水分量
が少なく又、金属パイプ内面Ｂにプラィマーを塗布し、
金属パイプと加硫ゴムの接着面が長くなったために「従
来のように加稀ゴムモールドは破損することがなくなっ
た。この発明によると〜シーズヒータの端末部の金属パ
イプ内面Ｂにプラィマーを塗布して加流ゴムでモールド
成形するためにシーズヒータの端末モールドの信頼性が
高く「 しかも常に高い絶縁抵抗を保つ等の利点があり
、工業上有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシーズヒータの端末部要部断面図であ
りへ第２図は本発明のシーズヒータの要部断面図であり
「第３図は従来のシーズヒータの菱部断面図を示す。 １・…・・金属パイプ、２……無機質の電気絶縁材料「
３……ターミナル、４…・・・ヒータ線、５・・…・
リード線〜 ６………接続端子「 ７州…加硫ゴム、８
……プラィマー、Ａ……金属パイプ表面、Ｂ…・・・金
属パイプ内面ＬＣ……シーズヒータの端面。 第１図第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ シーズヒータのターミナル３とゴム被覆したリード
   線５とをシーズヒータの端末部近傍で接続し、この接続
   部を含むシーズヒータの金属パイプ１の端部およびリー
   ド線５とを加流ゴムで成形するシーズヒータにおいて、
   シーズヒータの端末部の電気絶縁材料２を所定の深さに
   切削して金属パイプ内面Ｂを設け、シーズヒータ端末部
   の金属パイプ表面Ａ、金属パイプ内面Ｂ、ターミナル３
   、接続端子６およびリード線５をプライマー８で塗布し
   、加硫ゴム７で一体モールドしたことを特徴とするシー
   ズヒータ。