JPS6073365A - 超伝導回路の電流測定装置 - Google Patents
超伝導回路の電流測定装置Info
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- JPS6073365A JPS6073365A JP18201583A JP18201583A JPS6073365A JP S6073365 A JPS6073365 A JP S6073365A JP 18201583 A JP18201583 A JP 18201583A JP 18201583 A JP18201583 A JP 18201583A JP S6073365 A JPS6073365 A JP S6073365A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の技術分野
本発明は超伝導体回路に係り、特にジョセフソン集積回
路内の超伝導電流測定装置に関する。
路内の超伝導電流測定装置に関する。
(2)技術の背景
超伝導体としてのジョセフソン素子は超高速計算機等へ
の応用を目的とした研究が成され、素子の形態としては
トンネル型、ポイントコンタクト型、ブリッジ型等が知
られている。これら素子の例えば2枚の超伝導膜のpb
やNb0間に酸化膜をはさんだトンネル型等では酸化膜
の厚さによって結合の度合を調整している。この結合部
分を流れる電流は所定の一定値io(臨界電流)以下の
時電圧が生しないことはよく知られている。上記臨界電
流は外部から加えた磁界と共に第1図に示すような減衰
振動を示すことも知られている。
の応用を目的とした研究が成され、素子の形態としては
トンネル型、ポイントコンタクト型、ブリッジ型等が知
られている。これら素子の例えば2枚の超伝導膜のpb
やNb0間に酸化膜をはさんだトンネル型等では酸化膜
の厚さによって結合の度合を調整している。この結合部
分を流れる電流は所定の一定値io(臨界電流)以下の
時電圧が生しないことはよく知られている。上記臨界電
流は外部から加えた磁界と共に第1図に示すような減衰
振動を示すことも知られている。
一般に、これらジョセフソン素子を用いた集積回路内の
電流を測定する場合tこは磁界結合型ジョセフソン素子
を磁気センサとしてを用いて測定を行なっていた。
電流を測定する場合tこは磁界結合型ジョセフソン素子
を磁気センサとしてを用いて測定を行なっていた。
(3)従来技術の問題点
例えば第2図に示すジョセフソン素子J1゜J2で構成
されたループ内の被測定電流lxを測定するためには磁
界結合型のジョセフソン素子JO)1本の入力信号線2
に被測定電流■×を流した時と、被測定電流を流さなか
ったときの闇値特性を磁気センサI) ETの磁界結合
型ジョセフソン素子の端子間電圧■jを得て、第3図の
実線と破線で示すバイアス電流■6と制御電流■。との
関係を示す2つの闇値特性のずれから被測定電流Iにを
めていた。上記闇値特性はオシロスコープで表示するが
実際に第3図に示すような波形を正確に得るためには1
0秒程度のスイープ状態を写真撮影する必要があるため
に測定装置にオシロスコープや写真機等を必要とするだ
りでなく2つの闇値特性、即ら被測定電流を流す場合と
流さない場合を測定するので測定に長時間費ず欠点を有
していた。
されたループ内の被測定電流lxを測定するためには磁
界結合型のジョセフソン素子JO)1本の入力信号線2
に被測定電流■×を流した時と、被測定電流を流さなか
ったときの闇値特性を磁気センサI) ETの磁界結合
型ジョセフソン素子の端子間電圧■jを得て、第3図の
実線と破線で示すバイアス電流■6と制御電流■。との
関係を示す2つの闇値特性のずれから被測定電流Iにを
めていた。上記闇値特性はオシロスコープで表示するが
実際に第3図に示すような波形を正確に得るためには1
0秒程度のスイープ状態を写真撮影する必要があるため
に測定装置にオシロスコープや写真機等を必要とするだ
りでなく2つの闇値特性、即ら被測定電流を流す場合と
流さない場合を測定するので測定に長時間費ず欠点を有
していた。
(4)発明の目的
本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたもので測定素子
のスイッチング電圧波形を平滑化し、上記4り定素了で
あるジョセフソン素子の第1の入力信号線(制御線)に
負帰還をかりることで測定素子が常に闇値特性上の1点
で電圧状態にスイッチするようにし、この時の帰還電流
が被測定電流と同じ値であることを利用して超伝導電流
を簡単な装置で測定するようにした超伝導回路の電流測
定装置を提供することを目的とするものである。
のスイッチング電圧波形を平滑化し、上記4り定素了で
あるジョセフソン素子の第1の入力信号線(制御線)に
負帰還をかりることで測定素子が常に闇値特性上の1点
で電圧状態にスイッチするようにし、この時の帰還電流
が被測定電流と同じ値であることを利用して超伝導電流
を簡単な装置で測定するようにした超伝導回路の電流測
定装置を提供することを目的とするものである。
(5)発明の構成
上記目的は本発明によれば入力信号線を2本以上有する
ジョセフソン素子等の超伝導体に於て、該超伝導体のバ
イアス電流端子と第1の入力信号線に電流発生源を接続
し、上記超伝導体両端には電圧の平均値を得る装置を接
続し、該装置出力を介して上記第1の入力信号線に帰還
電流を与え、上記超伝導体の第2の入力信号線に流れる
被測定用の超伝導電流を上記装置からの帰還電流によっ
て打ち消すように負帰還して、上記帰還系の出力により
被測定用の超伝導電流を測定してなることを特徴とする
超伝導体の電流測定装置を提供することで達成される。
ジョセフソン素子等の超伝導体に於て、該超伝導体のバ
イアス電流端子と第1の入力信号線に電流発生源を接続
し、上記超伝導体両端には電圧の平均値を得る装置を接
続し、該装置出力を介して上記第1の入力信号線に帰還
電流を与え、上記超伝導体の第2の入力信号線に流れる
被測定用の超伝導電流を上記装置からの帰還電流によっ
て打ち消すように負帰還して、上記帰還系の出力により
被測定用の超伝導電流を測定してなることを特徴とする
超伝導体の電流測定装置を提供することで達成される。
(6)発明の実施例
以下、本発明の一実施例を第4図について詳記する。面
、第1〜第3図と同一部分には同一符号をイ′Njシて
示す。第4図は本発明の超伝導体の電流測定装置の回路
図を示すものである。Jは磁界結合型のジョセフソン素
子であり、測定素子のジョセフソン素子Jの第2の入力
信号線2及び第1の入力信号線l (制御線)は端子T
+ 、 T 2 、 T’ 3 。
、第1〜第3図と同一部分には同一符号をイ′Njシて
示す。第4図は本発明の超伝導体の電流測定装置の回路
図を示すものである。Jは磁界結合型のジョセフソン素
子であり、測定素子のジョセフソン素子Jの第2の入力
信号線2及び第1の入力信号線l (制御線)は端子T
+ 、 T 2 、 T’ 3 。
T sに導出され、ジョセフソン素子Jの両端は出力端
子T*、T6に接続されている。4は冷却装置でジョセ
フソン素子Jは該装置内で冷却されている。第1の入力
信号線lの端子T2とジョセフソン素子、1の一端T1
には抵抗RC,Reの一端が接続され、該抵抗Rβ1
RCの他fll:lは共通に接続されて発振器5に接続
され、該発振器5とジョセフソン素子Jの一端は接地さ
れている。発振器5の出力としては鉱山状波形を出力す
るものが適している。
子T*、T6に接続されている。4は冷却装置でジョセ
フソン素子Jは該装置内で冷却されている。第1の入力
信号線lの端子T2とジョセフソン素子、1の一端T1
には抵抗RC,Reの一端が接続され、該抵抗Rβ1
RCの他fll:lは共通に接続されて発振器5に接続
され、該発振器5とジョセフソン素子Jの一端は接地さ
れている。発振器5の出力としては鉱山状波形を出力す
るものが適している。
第2の入力信号線2には被測定電流lχが流れ、出力端
子T5.T6のジョセフソン素子5両端にば差動増幅器
よりなる第1の増幅器A1が接続され、該第1の増幅器
A+の出力は第2の増幅器A2に与えられると共に該第
2の増幅器A2の他の入力硝子にば基準電圧E’sから
の基準電圧が与えられて、レベルシフトされた第2の増
幅器Δ2の出力ば積分器6に加えられる。該積分器の出
力は測定出力端子T7並びに抵抗R1iを介して第1の
入力信号線lに負帰還され、第2の入力信号線2に流れ
る被測定電流lxを上記負帰還型流目でキャンセルさせ
るようにする。 尚、上記実施例で抵抗Rε、RC,R
fは電圧−電流変換のために用いられるものであり発振
器5及び積分器6が電流出力されるものであれば上記抵
抗R13゜Rc、Rfは不要であることは勿論である。
子T5.T6のジョセフソン素子5両端にば差動増幅器
よりなる第1の増幅器A1が接続され、該第1の増幅器
A+の出力は第2の増幅器A2に与えられると共に該第
2の増幅器A2の他の入力硝子にば基準電圧E’sから
の基準電圧が与えられて、レベルシフトされた第2の増
幅器Δ2の出力ば積分器6に加えられる。該積分器の出
力は測定出力端子T7並びに抵抗R1iを介して第1の
入力信号線lに負帰還され、第2の入力信号線2に流れ
る被測定電流lxを上記負帰還型流目でキャンセルさせ
るようにする。 尚、上記実施例で抵抗Rε、RC,R
fは電圧−電流変換のために用いられるものであり発振
器5及び積分器6が電流出力されるものであれば上記抵
抗R13゜Rc、Rfは不要であることは勿論である。
また増幅器Al、A2及び積分器が電圧の平均値を得る
装置の一例であり、他の方式によっても良し)。
装置の一例であり、他の方式によっても良し)。
第5図はジョセフソン素子Jの闇値特性と特性上での電
流の与え方を示したものであり、5QUI D (su
per conducting 3uantum 1n
terferencedevices)超電導量子干渉
針を用いて測定した闇値特性であり、縦軸にバイアス電
流IB (抵抗RBとジョセフソン素子Jに流れる電流
)を横軸に制御電流(第1の入力信号線1に流れる電流
)をとったもので発振器5の出力としては第6図Dl)
のような鋸歯状波が第1の入力信号線1並びにジョセフ
ソン素子Jに与えられる。上記鋸歯状波により!’I’
55図の第1象限に供給電流直線8で示すように電流を
振ったとする。
流の与え方を示したものであり、5QUI D (su
per conducting 3uantum 1n
terferencedevices)超電導量子干渉
針を用いて測定した闇値特性であり、縦軸にバイアス電
流IB (抵抗RBとジョセフソン素子Jに流れる電流
)を横軸に制御電流(第1の入力信号線1に流れる電流
)をとったもので発振器5の出力としては第6図Dl)
のような鋸歯状波が第1の入力信号線1並びにジョセフ
ソン素子Jに与えられる。上記鋸歯状波により!’I’
55図の第1象限に供給電流直線8で示すように電流を
振ったとする。
今、第2人力信号線2に流れる被測定電流lxが零で、
この時積分器6の出力が零(If=o)となるように第
2の増幅器A2の基準電圧Esを選択したとすると、こ
の状態ではジョセフソン素子Jの闇値特性は第5図の実
線で示したものとなりジョセフソン素子Jは供給電流直
線8上で原点0から符号9で示した点までは零電圧状態
であり。
この時積分器6の出力が零(If=o)となるように第
2の増幅器A2の基準電圧Esを選択したとすると、こ
の状態ではジョセフソン素子Jの闇値特性は第5図の実
線で示したものとなりジョセフソン素子Jは供給電流直
線8上で原点0から符号9で示した点までは零電圧状態
であり。
その後電圧状態となる。第2の入力信号線2にiにで示
す被測定電流が流れるとジョセフソン素子jの闇値特性
は第5図の破線で示すように被測定電流Ix分だけずれ
る、この時の供給電流直線8上では原点0から符号10
で示される点までジョセフソン素子、工は零電圧状態で
あり、その後電圧状態となる。この状態を示したのが第
6図(a)。
す被測定電流が流れるとジョセフソン素子jの闇値特性
は第5図の破線で示すように被測定電流Ix分だけずれ
る、この時の供給電流直線8上では原点0から符号10
で示される点までジョセフソン素子、工は零電圧状態で
あり、その後電圧状態となる。この状態を示したのが第
6図(a)。
lb)である。第6図(a)は横軸に時間を縦軸にジョ
セフソン素子Jと第1の入力信号線1の抵抗Re。
セフソン素子Jと第1の入力信号線1の抵抗Re。
Rc部分に流れる電流+s、ICを取った場合の鋸歯状
波電流を示し、第6図tb+はジョセフソン素子Jの両
端の電圧v3を縦軸にとり横軸に時間tをとった波形で
あり第6図(blに於て第2の入力信号線2に流れる被
測定電流1cが零のときば9aで示す時間でジョセフソ
ン素子Jはスイッチングし、鋸歯状波の立ち下がりでリ
セットされ、被測定電流Txが第2の入力信号線2に加
わった時は10aで示す時間でスイッチする。
波電流を示し、第6図tb+はジョセフソン素子Jの両
端の電圧v3を縦軸にとり横軸に時間tをとった波形で
あり第6図(blに於て第2の入力信号線2に流れる被
測定電流1cが零のときば9aで示す時間でジョセフソ
ン素子Jはスイッチングし、鋸歯状波の立ち下がりでリ
セットされ、被測定電流Txが第2の入力信号線2に加
わった時は10aで示す時間でスイッチする。
被測定電流Iにが流れた時は第6図(blのハツチング
で示した領域11部分だり平均レヘルが下がるために、
これを反転して積分器6を通して第1の入力信号線lに
加えれば、抵抗Rf部分を流れる電流Ifは被測定電流
[Xを打ら消して、第5図に示す符号9の点でジョセフ
ソン素子Jばスイッチする。
で示した領域11部分だり平均レヘルが下がるために、
これを反転して積分器6を通して第1の入力信号線lに
加えれば、抵抗Rf部分を流れる電流Ifは被測定電流
[Xを打ら消して、第5図に示す符号9の点でジョセフ
ソン素子Jばスイッチする。
この時の被測定電流IJ−と第1の入力信号線1に帰還
される電流Ifとの関係はIf−1xとなり積分器6の
出力はIf−Rfとなるので、この電圧値から被測定電
流lxをめることが出来る。
される電流Ifとの関係はIf−1xとなり積分器6の
出力はIf−Rfとなるので、この電圧値から被測定電
流lxをめることが出来る。
即ち、抵抗器Rfの両端の電圧を測定することで超電導
電流Ifの表示が可能となる。
電流Ifの表示が可能となる。
上記した測定装置によればジョセフソン素子Jの闇値特
性の例えば点9で示す同一点でスイッチするように負帰
還が掛り、積分器6で書く波形の領域11が平均化され
るので正確な超電導電流測定が可能となる。
性の例えば点9で示す同一点でスイッチするように負帰
還が掛り、積分器6で書く波形の領域11が平均化され
るので正確な超電導電流測定が可能となる。
第7図は本発明の他の実施例を示すものであり第5図と
同様に対称2接合超電導量子干渉δ1を用いた場合の二
つのバイアス及び制御電流の与え方を示すものであり、
符号12で示すものは制御電流lcとしては一定電流を
流し、バイアス電流Isのみを鋸歯状波にしてジョセフ
ソン素子Jに与えたものでこの場合も第4図と同様に被
測定電流の測定を行なうことが出来る。
同様に対称2接合超電導量子干渉δ1を用いた場合の二
つのバイアス及び制御電流の与え方を示すものであり、
符号12で示すものは制御電流lcとしては一定電流を
流し、バイアス電流Isのみを鋸歯状波にしてジョセフ
ソン素子Jに与えたものでこの場合も第4図と同様に被
測定電流の測定を行なうことが出来る。
第7図の符号13で示す測定装置ではバイアス電流1昏
として第8図(alに示すような一定の電流をスイッチ
ングさせながら与え、第1の入力信号線1への制御電流
■。とじて第8図(blの如き鋸歯状波形を断続的に与
えるようにしたもので、このようにしても被測定電流I
χの測定を行なうことが出来る。
として第8図(alに示すような一定の電流をスイッチ
ングさせながら与え、第1の入力信号線1への制御電流
■。とじて第8図(blの如き鋸歯状波形を断続的に与
えるようにしたもので、このようにしても被測定電流I
χの測定を行なうことが出来る。
上記した符号12で示す装置によるときは第7図に示す
闇値特性の0次モード波形とマイナス1次モー1”波形
16並びにプラス1次モード波形15との重なり部分1
5a、16aが大きくなるような素子では0次モードで
スイッチするのかプラス又はマイナス1次モードでスイ
ッチするのか不明となり被測定電流範囲は大きく取れな
いが重なりの小さなものでは十分に利用することが可能
である。
闇値特性の0次モード波形とマイナス1次モー1”波形
16並びにプラス1次モード波形15との重なり部分1
5a、16aが大きくなるような素子では0次モードで
スイッチするのかプラス又はマイナス1次モードでスイ
ッチするのか不明となり被測定電流範囲は大きく取れな
いが重なりの小さなものでは十分に利用することが可能
である。
又、符号13で示すものはバイアス電流を流す発振器と
制窃1電流を供給する発振器を必要とし、バイアス電流
IBの大きさによって被測定電流の範囲が変化するがこ
の値は比較的大きくとれる。
制窃1電流を供給する発振器を必要とし、バイアス電流
IBの大きさによって被測定電流の範囲が変化するがこ
の値は比較的大きくとれる。
然し、上記第4図で示した構成によれば簡単な構成で比
較的大きな被測定電流範囲をとることができる。第91
21に、第4図で示す被測定電流範囲を示す。被測定電
流範囲が正の■χの時に&J電流供給直線8と0次モー
ド曲線14の頂点17が交叉する迄か、或いはマイナス
1次モード曲線16の裾18が電流供給直線8と交差す
るうちの先に交差する方の値で定まる範囲が、又マイナ
スの被測定電流−lxの時は0次モード曲線14の裾1
9が電流供給直線8と交差するまでの範囲が被測定電流
の測定範囲である。
較的大きな被測定電流範囲をとることができる。第91
21に、第4図で示す被測定電流範囲を示す。被測定電
流範囲が正の■χの時に&J電流供給直線8と0次モー
ド曲線14の頂点17が交叉する迄か、或いはマイナス
1次モード曲線16の裾18が電流供給直線8と交差す
るうちの先に交差する方の値で定まる範囲が、又マイナ
スの被測定電流−lxの時は0次モード曲線14の裾1
9が電流供給直線8と交差するまでの範囲が被測定電流
の測定範囲である。
第10図は本発明の他の実施例を示すものであり第4図
とは電流の与え方を異ならせて第1象限及び第3象限に
原点Oを中心に正負にバイアス電流IB及び制御電流1
cを与えたものである。即らバイアス電流+6又は制御
電流1cとしては第11図(alに示すような正負に交
番する鋸歯状波電流を与えるようにしている。このとき
のジョセフソン素子3両端の電圧Vjは第11図(bl
の如き波形となる。
とは電流の与え方を異ならせて第1象限及び第3象限に
原点Oを中心に正負にバイアス電流IB及び制御電流1
cを与えたものである。即らバイアス電流+6又は制御
電流1cとしては第11図(alに示すような正負に交
番する鋸歯状波電流を与えるようにしている。このとき
のジョセフソン素子3両端の電圧Vjは第11図(bl
の如き波形となる。
ジョセフソン素子は闇値特性が原点0対称であるため第
10図、第11図ta+の如き電流IBとlcを与える
と被測定電流Ixが零のときには電流供給直線8の対称
点20と22で素子がスイッチし、第11図(blのジ
ョセフソン素子Jの両端電圧Vjは20a、22a、で
スイッチする。このためにジョセフソン素子Jの両端電
圧Vjは正負で平均化されて零となる。ずなわら第4図
で示したメフセノト用の第2の増幅器A2は不要となる
。
10図、第11図ta+の如き電流IBとlcを与える
と被測定電流Ixが零のときには電流供給直線8の対称
点20と22で素子がスイッチし、第11図(blのジ
ョセフソン素子Jの両端電圧Vjは20a、22a、で
スイッチする。このためにジョセフソン素子Jの両端電
圧Vjは正負で平均化されて零となる。ずなわら第4図
で示したメフセノト用の第2の増幅器A2は不要となる
。
次に被測定電流lxが流れると闇値は第10図の破線で
示す位置に動きスイッチ点は21及び23で示ず位置と
なる。この時には第11図(blに於てジョセフソン素
子Jの両端の電圧Vjが正の時にはスイッチする時刻が
202から212に両端の電圧Vjが負の時には22a
から23aに動きVjの平均値が負になるためこの成分
を負帰還すれば第4図に示した測定外囲と同様に被/l
il+定電流I×をめることができる。
示す位置に動きスイッチ点は21及び23で示ず位置と
なる。この時には第11図(blに於てジョセフソン素
子Jの両端の電圧Vjが正の時にはスイッチする時刻が
202から212に両端の電圧Vjが負の時には22a
から23aに動きVjの平均値が負になるためこの成分
を負帰還すれば第4図に示した測定外囲と同様に被/l
il+定電流I×をめることができる。
この装置ではlx =Oの時に基準電圧Esを加えずに
If=Oとすることが出来るので回路を簡略化できる。
If=Oとすることが出来るので回路を簡略化できる。
第12図は第1O図に示す構成を更に発展させたもので
ジョセフソン素子3Iに非対称素子を用いるようにした
もので第10図では闇値特性曲線の1n点に対し対称で
あるためずれ方向をどちらにずれたかを判断するために
制御電流■。を必要とするが第12図に示ず場合にば頂
点24に対し波形か非対称になっているために制御電流
ICを加えなくても非測定電流lxをめることが可能と
なる。
ジョセフソン素子3Iに非対称素子を用いるようにした
もので第10図では闇値特性曲線の1n点に対し対称で
あるためずれ方向をどちらにずれたかを判断するために
制御電流■。を必要とするが第12図に示ず場合にば頂
点24に対し波形か非対称になっているために制御電流
ICを加えなくても非測定電流lxをめることが可能と
なる。
(7)発明の効果
本発明によれは超電導電流を帰還系を用いて平均的にi
Jl、lI定することができるので超電導電流を電11
、 i−lで節f)(にt、++定することができる特
徴を有する。
Jl、lI定することができるので超電導電流を電11
、 i−lで節f)(にt、++定することができる特
徴を有する。
第1121は従来のジョセフソン素子の硼束と電流との
関係を説明する線図、第2図は従来のジョセフソン素子
の電流測定回路を示す回路図、第3図は5QUIDの闇
値特性を説明する線図、第4図は本発明の一実施例を示
す超電導測定装置の回路図、第5図は第4図の回路構成
によって得られるバイアス電流と制)〕11電流並びに
非測定電流の関係を示す闇値特性図、第6図fatは第
4図の第1の入力信号線及びジョセフソン素子に加える
バイアス電流または制御電流波形図、第6図(b)は第
4図に示すジョセフソン素子両端電圧波形図、第7図は
本発明の第1の入力信号線またはジョセフソン素子に加
える電流の他の与え方を説明するための闇値特性図、第
8図は第7図の13で示す電流測定装置のバイアス電流
及び制御電流波形図、第9図は第4図に示す被測定電流
測定装置の電流測定範囲を説明するだめの線図、第10
図は本発明の更に他の実施例を示す超伝導体の電流測定
装置を説明するための闇値特性図、第11図(alは第
10図に示す電流測定装置のバイアス電流又は制御電流
波形図、第11図(blは第10図に示す電流測定装置
のジョセフソン素子内61AIの電圧波形図、第12図
は第10図に示す電流測定装置を非対称型の超電導素子
で計測した場合の他の実施例を示す波形図である。 J、Jl、J2・・・ジョセフソン素子DET・・・磁
気センサ 1・・・制御綿2・・・入力線 IX・・・
被測定電流4・・・冷却装置 5・・・発振器
関係を説明する線図、第2図は従来のジョセフソン素子
の電流測定回路を示す回路図、第3図は5QUIDの闇
値特性を説明する線図、第4図は本発明の一実施例を示
す超電導測定装置の回路図、第5図は第4図の回路構成
によって得られるバイアス電流と制)〕11電流並びに
非測定電流の関係を示す闇値特性図、第6図fatは第
4図の第1の入力信号線及びジョセフソン素子に加える
バイアス電流または制御電流波形図、第6図(b)は第
4図に示すジョセフソン素子両端電圧波形図、第7図は
本発明の第1の入力信号線またはジョセフソン素子に加
える電流の他の与え方を説明するための闇値特性図、第
8図は第7図の13で示す電流測定装置のバイアス電流
及び制御電流波形図、第9図は第4図に示す被測定電流
測定装置の電流測定範囲を説明するだめの線図、第10
図は本発明の更に他の実施例を示す超伝導体の電流測定
装置を説明するための闇値特性図、第11図(alは第
10図に示す電流測定装置のバイアス電流又は制御電流
波形図、第11図(blは第10図に示す電流測定装置
のジョセフソン素子内61AIの電圧波形図、第12図
は第10図に示す電流測定装置を非対称型の超電導素子
で計測した場合の他の実施例を示す波形図である。 J、Jl、J2・・・ジョセフソン素子DET・・・磁
気センサ 1・・・制御綿2・・・入力線 IX・・・
被測定電流4・・・冷却装置 5・・・発振器
Claims (2)
- (1)入力信号線を2本以上有するジョセフソン素子の
超伝導体に於て、該超伝導体のバイアス電流(Iiil
子と第1の入力信号線に電流発生源を接続し、上記超伝
導体両端には電圧の平均値を得る装置を接続し、該装置
出力を介して上記第1の入力信号線に帰還電流を与え、
上記超伝導体の第2の人力信号線に流れる被−Ill定
用の超伝導電流を」二記装置からの帰還電流によって打
ち消すように負帰還して、上記帰還系の出力により被測
定用の超伝導電流を測定し−どなることを特徴とする超
伝導回路の電流測定装置斤。 - (2)前記電圧の平均値を得る装置として増幅器と「1
分器を用いた特許請求の範囲第1項記載の超伝導回路の
電流測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18201583A JPS6073365A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 超伝導回路の電流測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18201583A JPS6073365A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 超伝導回路の電流測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6073365A true JPS6073365A (ja) | 1985-04-25 |
JPH0575978B2 JPH0575978B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=16110840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18201583A Granted JPS6073365A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 超伝導回路の電流測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6073365A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU592279B2 (en) * | 1987-05-22 | 1990-01-04 | Intelhearts Co. Ltd. | Method of producing a porous ceramic panel |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53124481A (en) * | 1977-04-07 | 1978-10-30 | Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan | Extraahigh sensitivity type voltemeter using quantum interferometer |
JPS55131784A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Shimadzu Corp | Magnetism measuring apparatus |
US4245169A (en) * | 1979-03-14 | 1981-01-13 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Sampling circuit and method therefor |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18201583A patent/JPS6073365A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53124481A (en) * | 1977-04-07 | 1978-10-30 | Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan | Extraahigh sensitivity type voltemeter using quantum interferometer |
US4245169A (en) * | 1979-03-14 | 1981-01-13 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Sampling circuit and method therefor |
JPS55131784A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Shimadzu Corp | Magnetism measuring apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575978B2 (ja) | 1993-10-21 |
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