JPS607248B2 - テレビ画像投影装置 - Google Patents

テレビ画像投影装置

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JPS607248B2
JPS607248B2 JP7609480A JP7609480A JPS607248B2 JP S607248 B2 JPS607248 B2 JP S607248B2 JP 7609480 A JP7609480 A JP 7609480A JP 7609480 A JP7609480 A JP 7609480A JP S607248 B2 JPS607248 B2 JP S607248B2
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達郎 西谷
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビの画像を拡大してスクリーンに投影す
るテレビ画像投影装置に関するものである。
従釆、この種の装置として、第1図に示す如〈、テレビ
受像機1を、映像面を上方に向けて、辺laを下側に、
下辺lbを上側にして傾斜せしめて台枠2にて支え、映
像面側に、反射鏡としンズとを組み合わせた投影機3を
セットして、スクリーン4に映像を拡大投影する投影装
置が用いられている。
通常投影装置は床面5上に置かれ、観客の眼6はそれよ
りも高い位置にあり、投影像が見え易いように、スクリ
ーン4も高い位置に置かれる。
スクリーン4の中心7の高さをhとする。この場合投影
機3の光軸8は、床面5に対し上向きになり、仰角Qを
有する。スクリーンは床面5に垂直な壁9に平行に置く
と、仰角Qのために投影像は上方が大きく開き、下方が
すぼまるゆがみを起こし、見にくくなるので、スクリー
ンは通常、光軸8に対し直角な平面10上に配備される
投影機3がスライド映写機又は映画映写機の如く、光源
が非常に明るく、スクリーン上の投影画像も非常に明る
い場合は、スクリーン面は乱反射を行なうよう機成され
、平板状スクリーンが用いられる。
この場合、反射光は広く散光するので、光軸8からかな
り離れた方向の観客も容易に明るい投影像をスクリーン
上に見ることができる。しかしながら、テレビ投影装置
においては光源が非常に暗いため、散光スクリーン面で
は明るい画像を見ることができない。従ってスクリーン
面は、反射拡散角度が或る程度狭くなるような反射面と
することが必要であり、例えば特許第964154号の
如きものが提供されている。しかし、このようなスクリ
ーンにおいては、明るい像が得られる代りに、見易い範
囲は必然的に狭い範囲となる。スクリーン面を光軸8に
対して垂直な平面10とすると、反射光線は光軸8を中
心とした狭い範囲しか蓬せず、最も見易い位置は投影機
3により占められ、見易い範囲は極めて僅かとなる。従
って、反射光の中心を光軸8から例えば角度23だけそ
らせ、床面5から適当な高さの眼6の位置あたりに向け
るようにスクリーン面を角度8だけ傾けて平面11に一
致させるようにして、広い範囲の観客から見易いように
する。
通常の場合スクリ−ン4は、観客に対する集光性をよく
するため、平面11の垂直線12に対し対称に湾曲して
凹ませてある。
このような状態で投影を行なうと、投影機3からはaに
示く如く矩形の正しい像を投影しても、スクリーン4上
には、bで示す如く、上に開き下がすぼまるゆがんだ像
が投影され、しかも、上辺及び下辺付近はピントがぼけ
、鮮明な像が得られない欠点があった。
このゆがみを修正するため、従来はテレビ受像機1の内
部において電気回路的な処理を行ない、予め、上辺がす
ぼまり下辺が広いゆがんだ像をテレビ映像面に写し、こ
れをスクリーン4に投影することによってスクリーン4
上にはゆがみのない投影像を得るようにしてある。
しかし、このような方式においては、テレビ受像機自体
は、特殊なゆがみ回路を有する特殊なものであり、従っ
て高価なものとなり、既に家庭にて用いている通常のテ
レビ受像機、或いは市販の通常のテレビ受像機を利用す
ることはできない。従って需要者は、テレビ映像投影装
置としてトこの特殊なテレビ受像機をも購入せねばなら
ず、装置全体として極めて高価なものとなる欠点があっ
た。
また、条件によってスクリーン4の角度8を変えたり、
光軸8の角度Qを変えたりする場合tそれに応じてゆが
み回路を修正することは−般の需要家には不可能である
、などの欠点を有するものであった。本発明は、テレビ
の映像面の正面に、映像平面に対して、45度士5度の
範囲内で起伏調節可能に取り付けられ、かつ映像平面に
対して平行に調節移動可能な反射鏡を設けたことによっ
て、従来のものの有する上記の欠点を除き、既に家庭に
ある、或いは市販の通常のテレビ受像機と組み合わせ、
任意の傾きのスクリーンに対しても、ゆがみを僅少とな
し、かつピントが良好で、鮮明な投影像が得られるテレ
ビ画像投影装置を提供することを目的とするものである
本発明は基板上に設置されるテレビ受像機の湾曲した映
像面側に着脱自在に設けた取付枠機構にレンズを収納し
た鏡筒を備え、前記湾曲した映像面の正面に、映像面に
対し、a=45度士10度 なる反射面角度8の範囲以内の所定の範囲で調節可能で
前記映像面と鏡筒との間に設けられた反射鏡と、映像面
中心軸に対し、の=90度士10度 なる光軸角度のの範囲内に光藤を有し、かつ前記反射鏡
の傾斜正面側で鏡筒内に設けられたレンズに対して前記
反射鏡を、前記映像面と平行に、該反射鏡の傾斜正面及
び背面方向に前後移動調節する敬付金具と調節ねじを含
む反射鏡移動調節機構と、前記レンズを通して投影し結
像面を形成する湾曲したスクリーンにピント合せできる
調節機構と、前記基板上に設置されるテレビ受像機を所
定の姿勢に支える煩斜台を移動自在で角度調節自在に備
えたテレビ保持機構とを装備したことを特徴とするテレ
ビ画像投影装置である。
本発明を実施例につき図面を用いて説明する。
以下の説明においてへゆがみ修正については主として第
1図に示す如きスクリーン4面上における投影像のゆが
みをなくすことにつき述べる。実際は、観客の眼私ま、
垂直線12よりさらに角度8だけ上方にあるので、スク
リーン4の面上において矩形像が得られても、視線13
の方向からは、上辺が広がり下がすぼまってゆがんだ像
に見える筈である。しかし、スクリーン4は矩形である
、という固定観念があるので、スクリーン4の枠に平行
に写っている像はやはりゆがみのない正しい矩形である
、と判断するので、スクリーン4の面上におけるゆがみ
を修正すればよい。第2図、第3図、第4図は本発明の
実施例を示しト基板15の上にテレビ受像機1が、煩斜
台I6に支えられて、映像面を上にして、上辺laが下
側に、下辺lbが上側になるよう頃斜して支えられてい
る。
テレビ受像機1の映像面側には、側板17,18、正面
板19及びつなぎ板2川こより構成される枠体21が載
層され、この枠体21は取付金具22,23、リンク2
4、バー25、ロッド26,27,28,29及びター
ンバクル30,31により基板15に取り付けられる。
リンク24、ロッド26,27,28,29の代りにチ
ェーンを用いてもよい。バー25は或る程度操むので、
テレビ受像機1がガタがないように取り付けられると共
に過大な力がかかるのを防いでいる。枠体21は、後述
の如く種々の銘柄、種々のサイズの市販のテレビ受像機
に合わせて取り付けうれるようになっている。
枠体21には、正面側にレンズ32を収容した鏡筒33
が光軸8に沿って移動可能に支えられ、また、背面側に
は、後述の如く起伏可能に支えられ、内面に鏡面を備え
た反射鏡35が設けられている。
傾斜台16は、調節ネジ36により前後に移動が可能で
あり、光軸8の、床面5に対する角度Qを調節するよう
になっている。
また、基板15には車輪37が設けられ、スクリーンと
の間の距離を容易に調節できるようになっている。第5
図ないし第8図において、側板17,18、正面板19
及びつなぎ板20は互に着脱可能であり、ボルト38,
39により組み立てられている。
取付金具22,23は、側板17,18の下辺に設けら
れたネジ穴40及びネジ41、蝶ネジ42とにより「前
後方向に任意の位置に取り付けられるようになっている
取付金具22及び23の間隙は任意に選べるので、各種
の銘柄、サイズのテレビ受像機1の寸法に合わせて取り
付けることができる。
また、枠体21を、テレビ受像機1の映像平面(後述)
に平行に、前後方向(テレビ受像機1の映像面の上下方
向)に沿って移動せしめることができ、反射鏡35を、
その傾斜正面方向43及び傾斜背面方向44に前後移動
せしめ、任意の位置に調節固定することができる。側板
17及び18の正面側端面及び後端部上面にはネジ穴4
5,46が設けられ、穴47を介してボルト38により
正面板19と、穴48を介してボルト39によりつなぎ
板20と組み合わされている。
穴47及び穴48は、枠体21の幅方向に並べて複数個
設けられており、側板17と18との間隔を調節するこ
とができる。従って、各種の銘柄、サイズのテレビ受像
機に対して、第8図に示す如く、テレビ枠上にダイヤル
、スイッチなどのテレビ操作つまみ49をよけて、ブラ
ウン管の映像面50の幅方向の中心に枠体21を取り付
けることができる。また、側板17及び18の正面側の
端面には第5図、第8図に示す如く突起86が設けられ
、正面板19が隙間87を介して取り付けられるように
なっているので、上下のボルト38の締め方を調節する
ことによって側板17,18に対する鏡筒33の傾きを
変え、後述の光藤角度のの調節を行うことができるよう
になっている。第9図は枠体21の縦断面を示したもの
である。
反射鏡35の下端は第10図に示す如く斜にそがれてお
り、つなぎ板20の左端の傾斜した端面により滑り止め
されている。
上端にはネジ穴があり、金具51に設けられた反射面角
度調節ネジ52を回転することにより上端が金具51に
離接し、従って、反射鏡35を、下端の尖端部53を中
心に、回動せしめることができる。尖端部53はつなぎ
板201こ取り付けられてはいないが、反射鏡35の起
伏に際してナイフエッジの如く作用し、回動の中心とな
る。5川まブラウン管の映像面であり、曲面をなしてい
る。
映像面中心54において映像面501こ立てた法線を映
像面中心軸55と称し、映像面中心54において映像面
中心軸55に直交する平面を映像平面56と称す。57
及び58を上端点、下端点と称す。
反射鏡35は映像平面56に対し、反射面角度8がo=
45度士△a なる範囲に調節起伏が加能であり、かっこの範囲内の任
意の角度に固定することができる。
△8としては、2度〜10度程度が選ばれる。
8の調節範囲は45度でなく他の角度でもよい。
反射鏡35による鏡像に関しては、59は鏡像映像面中
心、6川ま鏡像映像面中心軸、61は鏡像映像平面、6
2は鏡像上端点、63は鏡像下端点、64は鏡像映像面
である。第9図は8=45度の場合であり、映像面50
とその鏡像映像面64は直角の関係にある。鏡筒33に
は2枚のレンズ65,66が備えられている。
レンズ65,66はガラスの凸レンズでもよいが、アク
リル樹脂製のフレネルレンズを用いれば軽量のものが得
られる。鏡筒33はガイド67の中を光軸8に沿って前
後に移動可能となっている。68はしンズ系を一つのレ
ンズと考えたときのレンズの中心である。
映像面中心軸55と光軸8との間の光軸角度のは、の=
90度土10度 程度の範囲内に選ばれる。
のが調節可能なる如く、鏡筒33を回動せしめる構造と
してもよい。第9図はの;90度の場合であり、光軸8
は鏡像映像面中心軸6川こ平行であり、即ち、映像面中
心軸55は、鏡像光軸69に平行である。映像面中心5
4は、鏡像光軸69に対し、煩斜背面方向44の向きに
Sだけ偏心してセットされている。
従って鏡像映像面中心59は、光軸8から下方にSだけ
偏心した位置に位置する。鏡像光軸69からの映像面中
心54の距離を偏心量Sと称す。鏡像映像面中心59と
、レンズの中心68とを通過する直線を中心投影軸70
と称す。
第11図は、反射鏡35と、映像面50との相対動きの
作用効果の説明図であり、反射鏡35は、回動中心軸3
4のまわりに回動し得るよう支えられているが、反射面
角度a=45度にて固定されている場合の例を示す。
また、光軸角度はの=90度の場合を示す。以下図面の
簡略化のため、反射鏡35の厚さはなく、回動中心軸3
4は、映像平面56上にあるものとし、レンズ群はしン
ズの中心68における1枚のレンズ71の画で示す。1
0は光軸8に垂直な平面であり、4′は光軸8上にスク
リーン面の中心7′を有し、かつ湾曲半径の中心も光軸
8上にあるスクリーンである。
中心7′に、テレビ投影画面の中心を一致させるために
は、鏡像光軸69に対して映像面中心軸55〆を一致せ
しめればよい。この場合偏心量Sは、S=0である。こ
のときの映像面を50′、映像面中心を54’、上端点
、下端点をそれぞれ57′,58′、鏡像に関しては、
鏡像映像面を64′、鏡像映像面中心軸を60′、鏡像
映像面中心を59′、鏡像上端点を62′、鏡像下端点
を63′とする。このような状態で、中心投影軸70′
は、光軸8と一致する。
この場合、中心7′に中心を置くスクリーン4′上の投
影像は第11図中のaに示す如く、ゆがみはないが、上
下辺付近のピントは合わない。以下、この種の図におい
て格子状の線の、実線はピントが合った部分、点線はピ
ントが合わない部分を示す。前述の如く、光軸8からそ
れた位置にいる観客に見易くするために、散乱角度は小
さいが、或る程度散乱している反射光の中心を例えば眼
6に向けるため、スクリーン4のほぼ中心(後述の如く
投影中心点74)に対して、aなる入射角を以て、中心
投影藤70を当てる必要がある。
スクリーン4はスクリーン4′に対して平面101こ沿
って第11図、及び同図内のa,bに示す如く上方にず
らした位置(中心7′の高さh3が、中心7の高さLに
ずれている)に画かれているが、以下の説明に関しては
、光学的には、第1図において平面101こ沿って配備
されたスクリーン4′を、角度8だけ回転せしめて平面
11に沿うスクリーン4とした場合にもほぼ同様な説明
がなし得る。
光軸8からはずれた位置にあるスクリーン4に投影する
のに、枠体21を光軸8ごと傾けて、光軸8によりスク
リーン4のほぼ中心をねらった場合には、第11図中の
b‘こ示す如く、上方が開き、下方がすぼまってゆがみ
、しかも、ピントが合わない部分が広くなる。
これを防ぐために、光軸8は中心7′のあった点にほぼ
向けたまま、映像面50′を映像平面56に平行に偏心
量Sだけ移動せしめ(枠体21とテレビ受像機1との相
対的位置を変え)、投影像を上方にずらせ、投影像の上
端と下端とを、スクリーン4の上辺75と、下辺76と
に合わせる。
この状態のとき、中心投影軸70が、スクリーン4に当
たる点を投影中心点74とする。上辺75と下辺76と
を含む平面(中心7における薮平面、即ち平面10に平
行)をスクリーン平均平面77と称す。82は投影中心
点74における法線である。
この場合、中心投影軸70と、スクリーン平均平面77
とは垂直でなし、にも拘らず、鏡像映像平面61は常に
平面10と平行なので、スクリーン4には、殆んどゆが
みのない矩形の(映像面50は矩形であるとする)投影
像が得られる。
後述の如く、 8′主49隻 のキ90度 の場合においても偏心量S、反射面角度ひ、光軸角度の
、仰角Qなどを調節することにより、鏡像映像平面61
を、平面10‘こほぼ平行になるよう調節すれば、スク
リーン4にはほぼゆがみのない、矩形の投影像が得られ
る。
次に、スクリーン4におけるピントにつき見るに、スク
リーンが平面10であり、テレビ画像が鏡像映像平面6
1上にあるならば、平面10、鏡像映像平面61及びレ
ンズ面73(光軸8に垂直)は平行であるので、平面1
川こは全体にわたって鮮鉄な投影像が得られるが、スク
リーン4は湾曲しており、映像面50(鏡像映像面64
)も湾曲しているので全面にはピントが合わない。
以下の説明においては、簡略化のため、鏡像とスクリー
ン4の投影像との関係によって説明する。鏡像映像面中
心59の投影像が、投影中心点74においてピントが合
った状態で投影されているとする。
湾曲した鏡像映像面64の投影像は、スクリーン4の湾
曲の程度よりも鏡像映像面64の湾曲の程度が大なので
、投影像78の如く、スクリーン4よりも手前に湾曲し
た位置に結ばれる。投影像78の湾曲半径の中心は投影
中心点74を通り、平面101こ垂直な垂直線79上に
ある。しかして、スクリーン4の湾曲の中心は、中心7
における法線である垂直線12上にあり、投影像78の
湾曲の中心と、偏心量Tだけの高さの差があるので、ス
クリーン平均平面77から垂直方向に測った、上辺75
と投影像78の上端点80との距離1,は、下辺76と
投影像78の下端点81との距離12と異なり、12>
11 なる関係がある。
即ち、投影中心点74付近はピントが合い、上辺75、
下辺76付近はピントがぼけるが、下辺76の方が、ぼ
け方が、ひどくなる。この場合の、スクリーン4面上に
おける投影像の状態を第11図中のcに示す。
このような状態に対して、ゆがみをできるだけ少なく、
かつピントができるだけ広い範囲で合うように、投影装
置の各部の調節機構を調節する。
調節としては、反射面角度調節ネジ52による反射鏡3
5の反射面角度aの調節、取付金具22,23、ネジ4
1、蝶ネジ42による偏心量Sの調節、鏡筒33の傾斜
変更の機構(ボルト38の調節)による光軸8と、映像
面中心軸55との間の光触角度の調節、その他、調節ネ
ジ36による仰角ばの調節、基板15ごと移動せしめて
、スクリーン4との水平距離の調節などが行なわれる。
これらの調節の作用につき説明する。これらの調節は、
大別して、スクリーン4を結像面とする被写界深度領域
の調節及び鏡像映像面64の位置の調節の二種類の調節
である。
この両方の調節をバランスをはかって、鏡像映像面64
を被写界深度領域の中にできるだけ入れるようにしてピ
ントを合わせ、かつ鏡像映像平面61をできるだけスク
リーン平均平面77に平行に保つようにしてゆがみを防
ぐようにする。第12図は被写界深度領域の調節の説明
図である。
スクリーン平均平面77に対して平行なしンズ面73を
有するレンズ71によりスクリーン4上に結像すべき被
写体は点83,84,85を含む曲面内にある(点84
は鏡像映像面中心59と一致する)。偏心量Tの影響に
より、点83は点85よりやや後方となり、13>14
となる。レンズ71の焦点深度により被写界深度領域は
点83′,84′,85′を含む曲面と、点83″,8
4″,85″を含む曲面との間の、ハッチングで示す領
域となる。この領域は、13>14なることにより、や
や右倒れの、下端がやや広がった形状をなす。レンズ7
1を光軸8の方向に平行に右又は左に移動せしめれば被
写界深度領域はほぼ平行に、レンズ71の動きとは逆に
左又は右に移動する。
レンズ71をレンズの中心68のまわりに反時計方向(
の>90度)又は時計方向(のく90度)に回動せしめ
て煩ければ、被写界深度領域は、点84中心にレンズ7
1の回転と同じ回転向きに、反計方向又は時計方向に回
転する。このようなしンズ71の前後平行移動及び回を
、それぞれ単独に、或いは適宜組み合わせることによっ
て被写界深度領域を任意の位置及び懐きに調節すること
ができる。
レンズ71の回動は「 の=90度±△の にて、 △の≦10度 程度とする。
のを80〜100度の範囲内の適当な角度に予め固定し
て、微調節は主として後述の反射面角度8の調節により
行なってもよい。被写界深度領域の回動はスクリーン4
を中心7又はその付近の点を中心に回動することによっ
ても行なわれる。
即ち、スクリーン4を反時計方向又は時計方向に回動す
れば「被写界深度領域はこれと逆に時計方向又は反時計
万向に回動する。テレビ画像の投影に当たり、或る条件
で機器をセットした後、角度3を変えないような場合に
おいても、スクリーン4を回動せしめ、要求される8と
なし、スクリーン4の回動による被写界深度領域の回動
を、レンズ71の回動にて補償して、被写界深度領域を
もとの位置に確保してピントを合わせることができる。
レンズ71の回動は、第9図の如き鏡筒33を用いる場
合には「ガイド67をトラニオン状となし、正面板19
から回動可能に支えてもよい。その場合「 レンズの中
心68付近を回敷中心とすることが好ましい。但しレン
ズ71が複合レンズであって長い場合、レンズ71の後
端の上下の振れが大きいとも他の部分に当たったり、投
影範囲が反射鏡35よりも外に拡がったりする問題が生
ずるので、この様な場合には、レンズの中心68よりも
後方で、例えば第5図の突起86のまわりの回動の如く
、後端に近く回動中心を選んでもよい。
なお、被写界深度領域の深さ(光軸8方向の厚さ)は、
レンズ71を絞れば深くなるが、投影画面が暗くなり、
また、けられを生ずるので絞りはできるだけ行なわない
被写界深度領域が移動、回動することにより、スクリー
ン4面上の投影像における変化を第12図中のaないし
fに示す。
この場合、鏡像映像面64は、第11図に太い二点鎖線
で示す如く中心投影軸70上に鏡像映像面中心59があ
り(第12図の点84と一致)、鏡像映像平面61も第
11図に示す如く平面亀川こ平行であるとする。被写界
深度領域が、第12図の位置にある場合、スクリーン4
面上の投影像は第12図中のb又はeに示す如く、中央
からやや上方にかけての部分はピントがあうが上、下は
合わない。被写界深度領域が右方に懐いているので、下
辺付近の方がピントが合いにくい。被写界深度領域が矢
印A又はBの如く光軸に沿って前方又は後方に平行に移
動する場合(レンズ48の前方又は後方への平行移動に
よる)「投影像は第12図中のa又はcの如く縮4・又
は拡大され〜何れの場合もほぼ前面にわたってピントが
合わなくなる。
cにおいては上、下辺の付近のみピントが合う。被写界
深度領域が矢印D又はFの如く「点84を中心に、反時
計方向又は時計方向に回動する場合(レンズ71の回動
、即ち光軸8の回敷、又はスクリーン4の回動などによ
る)、投影像は「第12図中d又はfの如く、ピントの
合う範囲が下方または上方に変化する。
第軍3図は鏡像映像面64の位置の説明である。
反射面角度8が45度の場合は、鏡像映像面6Wま「そ
の鏡像映像平面61が、映像平面56と垂直になり、ス
クリーン平均平面77と平行になる。反射鏡35をト回
動中心軸34のまわりに△aだけ起伏せしめれば、鏡像
映像平面61及び鏡像映像面64は回動中心軸34のま
わりに2△8だけ回動して、61a,61b、及び64
a,64bの如き位置となる。回動中心軸34は、反射
鏡35の下緑ではなく「中央付近に設けてもよい。
鏡像映像面64が回動中心軸34のまわりに回動した場
合の、スクリーン4面上の投影像の状態を第13図中の
a,b,cに示す。
鏡像映像中心面64が、中立位置(鏡像映像平面61が
光軸8に垂直)にある場合は、投影像はbの如くである
が、64a又は64bの如く反時計方向又は時計方向に
回動した場合には第13図中a又はbの如くピントの合
う範囲が変化する。
時計方向の回動は、角度が小さげれ‘よ、第12図のf
の如く上半分がほほピントが合うが、角度が大きくなる
と、第13図cの如く中央付近のみピントが合うことに
なる。以上の如き、被写界深度領域の調節と、鏡像映像
面64の調節を適当に組み合わせて行なうことにより、
ゆがみが極めて少なく、かつ広い面積にわたってピント
が合った鮮明な投影画像を得ることができる。
以上の説明の順序は、理解し易いような順序で述べたも
ので、実際の機器のセット及び調節は以上の順序に限ら
ず、任意に行ない得る。
例えば、投影装置、スクリーン、観客の相対的位置は大
体決まっており、それらの条件と「使用する予定のテレ
ビ受像機の銘柄、サイズなどにより、光軸角度のは、予
め80〜100度の或る角度に設計しておくか、又は可
変角度にしておいて予め設定しておき、偏心量Sは、実
際に使用するテレビ受像機の銘柄、サイズなどにより、
取り付けるときに調節、設定し、その後は、レンズ71
の光軸8方向の調節と、反射鏡35の反射面角度8の調
節により調節を行なうようにしてもよい。以上は、投影
装置よりもスクリーンが高い位置にある場合につき説明
したが「投影装置が天井に設けられ、それより低い位置
にあるスクリーンに投影を行なう場合においても、同様
な説明がなされる。
枠体21として、側板17,18、正面板19、つなぎ
板20を固定して組み合わせて形成し、この枠体21を
、使用する最大サイズの映像面の大きさの穴を設けた平
板上に、ピニオン、ラック機構、又はネジ機構などにス
ライド調節可能に軟遣し、平板の下側には各種の銘柄、
サイズのテレビ受像機に取り付けられる調節可能な脚部
を着脱可能に取り付ければ、枠体21をいちいち分解、
組立する必要がなく、また偏心量Sの調節が容易となる
本発明により、既に家庭にある、或いは市販の通常のテ
レビ受像機を用いることができ、何等特殊な高価なテレ
ビ受像機を用いることなく、任意の傾きのスクリーンに
対してゆがみを殆んど除去し、しかも、広い範囲にわた
ってピントが合い、鮮明な投影画像を得るテレビ画像投
影装置を提供することができ、実用上極めて大なる効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、テレビ画像投影の場合の投影装置とスクリー
ンとの関係位置を示す側面図、第2図ないし第13図は
、本発明の実施例に関するもので、第2図は側面図、第
3図及び第4図は第2図のそれぞれ1矢視図、ロ矢視図
、第5図は一部拡大側面図、第6図はそのm失視図、第
7図は第5図のW−W線断面図、第8図は正面図、第9
図は第8図のV−V線断面図、第10図は、側板の後端
部の拡大側面図、第11図はテレビ映像と、鏡像と、ス
クリーンとの関係を示す光学系説明図、第12図は被写
界深度領域に関する光学系説明図、第13図は鏡像に関
する光学系説明図である。 1・・・・・・テレビ受像機、la・・…・上辺、lb
…・・・下辺、2・・・・・・台枠、3…・・・投影機
、4,4′・・・…スクリーン、5・…・・床面、6・
・・・・・眼、7,7′・・・・・・中心、8・・・・
・・光軸、9・・…・壁、10,11…・・・平面、1
2・・・・・・垂直線、13・・・…視線、14…・・
・平面、15・・・・・・基板、16・・・・・・傾斜
台、17,18・・…・側板、19…・・・正面板、2
0……つなぎ板、21・・・・・・枠体、22,23・
・・・・・取付金具、24……リンク、25……バー、
26,27,28,29……ロツド、30,31……タ
ーンバクル、32・・・・・・レンズ、33・・・・・
・鏡筒、34・・・・・・回動中心軸、35・・・・・
・反射鏡、36・・・・・・調節ネジ、37・・・・・
・車輪、38,39・・・・・・ボルト、40・・・…
ネジ穴、41……ネジ、42・・・・・・煤ネジ、43
・・・…傾斜正面方向、44・・・・・・傾斜背面方向
、45,46…・・・ネジ穴、47,48・・・・・・
穴、49・・・・・・ブレビ操作つまみ、50,50′
・・…・映像面、51・・・・・・金具、52…・・・
反射面角度調節ネジ、53・・・…尖端部、54,54
′……映像面中心、55,55′・・・…映像面中心軸
、56・・・…映像平面、57,57′・・…・上端点
、58,58′・・・・・・下端点、59,59′・…
・・鏡像映像面中心、60,60′・・・・..鏡像映
像面中心軸、61,61a,61b・・・・・・鏡像映
像平面、62,62′・・・・・・鏡像上端点、63,
63′・・・・・・鏡像下端点、64,64′,64a
,64b・・・・・・鏡像映像面、65,66・・…・
レンズ、67…・・・ガイド、68……レンズの中心、
69…・・・鏡像光軸、70,70′…・・・中心投影
軸、71・・・・・・レンズ、72……鏡像中心投影軸
、73…・・・レンズ面、74…・・・投影中心点、7
5・・・・・・上辺、76・・・…下辺、77・・・・
・・スクリーン平均平面、78・・・・・・投影像、7
9……垂直線、80・・・・・・上端点、81・・・…
下端点、82…・・・法線、83,83′,83″,8
4,84′,84″,85,85′,85″・…・・点
、86・・・…突起、87・・・・・・隙間。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 図 糠 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上に設置されるテレビ受像機の湾曲した映像面
    側に着脱自在に設けた取付枠機構にレンズを収納した鏡
    筒を備え、前記湾曲した映像面の正面に、映像面に対し
    、θ=45度±10度 なる反射面角度θの範囲以内の所定の範囲で調節可能で
    前記映像面と鏡筒との間に設けられた反射鏡と、映像面
    中心軸に対し、ψ=90度±10度 なる光軸角度ψの範囲内に光軸を有し、かつ前記反射鏡
    の傾斜正面側で鏡筒内に設けられたレンズに対して前記
    反射鏡を、前記映像面と平行に、該反射鏡の傾斜正面及
    び背面方向に前後移動調節する取付金具と調節ねじを含
    む反射鏡移動調節機構と、前記レンズを通して投影し結
    像面を形成する湾曲したスクリーンにピント合せできる
    調節機構と、前記基板上に設置されるテレビ受像機を所
    定の姿勢に支える傾斜台を移動自在で角度調節自在に備
    えたテレビ保持機構とを装備したことを特徴とするテレ
    ビ画像投影装置。
JP7609480A 1980-06-06 1980-06-06 テレビ画像投影装置 Expired JPS607248B2 (ja)

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