JPS607056B2 - 模様の移動が可能な手編機 - Google Patents

模様の移動が可能な手編機

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JPS607056B2
JPS607056B2 JP15893576A JP15893576A JPS607056B2 JP S607056 B2 JPS607056 B2 JP S607056B2 JP 15893576 A JP15893576 A JP 15893576A JP 15893576 A JP15893576 A JP 15893576A JP S607056 B2 JPS607056 B2 JP S607056B2
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JP
Japan
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output
block
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inactive
needle
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隆司 飛田
力 三井
一隆 桑名
忠昭 走出
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は手編機の緑針と選針情報との対応をずらす模様
の移動が可能な手編機に関するものである。
従来手編機に於いて模様の移動をする時、手編機内に模
様を移動させる機能が無い場合は編物の編む位置を針床
の上でずらして模様の移動をしていた。
しかし編成途中では編物を全ての針から外して移動量分
だけずらし、再び編物を編針に引掛け直す必要があり非
常に不便であった。又手練機内に模様を移動させる機能
がある場合に於いても、従来の編機の蓬針単位数はせし
、ぜし、24〜32であるため、移動装置による移動量
も現状では24〆下である。更に移動装置によって大き
な移動量をとるためには装置が大型化して重量的にも重
くなり、かつ移動量の最大値が変るとそれに応じた機構
の変更を余儀なくされ、実用的でなかった。本発明は前
記従来の欠点を解消するために提案されたもので、針床
に前後及び上下に移動可能に支持された複数の編針と、
前記針床上に移動可能に配設されたキャリジと、該キャ
リジに設けられ、前記編針を下方位置に順次圧下する圧
下部材と、該圧下部材に圧下される編針の位置を前記針
床に関して夫々のブロックに分割したブロック信号とし
て検出するブロック検出手段と、該ブロック検出手段の
ブロック信号により読出し信号を出力する模様記憶媒体
と、該論出し信号に対応して前記編針を選針、非選針と
する選針装置を備えた手編機に於いて、外部指令により
模様の移動を指示するブロック移動信号を記憶するレジ
スタ手段と、該レジスタ手段に記憶されたブロック移動
信号により、前記ブロック検出手段のブロック信号を補
正し、該補正信号により前記記憶媒体より謙出し信号を
読出す模様議出し手段とから成る構成を備え、移動量が
大きくとれ、簡単に入力することができると共に、移動
量の大きさによって装置変更を必要とせず、かつ装置が
小型となり、特にフ。ック単位で移動できる模様の移動
が可能な手編機を提供せんとするものである。以下本発
明の実施例を図面について説明する。
先ず本発明の実施例を示す手編機の基本構成について説
明すると、この手編機は第1図に示す家庭用編機の選針
機構を電子制御するものであり、針床1に緑針2を上下
及び前後に移動可能に並設してある。編針2は常時はリ
ーフスプリング3により■に示すように上方向にあって
高バット状態となっている。又針床1上を左右に移動す
るキャリジ4にはバット圧下部材5が設置されていて編
成編針のみを@に示すように圧下し、非編成編針はバッ
ト圧下部材5を通過せず、従って圧下されないようにな
っている。7は板支持部材で、8枚の柄板GI〜G8と
本発明の要点の1つである5枚の検索板KI〜K5が編
針2に対向して取付けてある。
又柄板GI〜G8と、検索板KI〜K5の夫々に位置を
検出したりするためのスイッチGSI〜GS8,KSI
〜KS5が設置されている。ここで縄針2が第1図の@
のように庄下された場合、柄板GI〜G8のうち何れか
の1枚と検索板KI〜K5のうちの少なくとも1枚以上
を長手方向に移動させる。SOLI〜8はソレノィド支
持部材65に取付けられたソレノィドで、電気入力に従
って前記移動した柄板GI〜G8をプランジャPLI〜
8,S榛SBI〜8により移動した位置に保持する。第
2図は第1図に示す編機の電子選針制御システム図で、
キャリジ4に設けられた圧下部材5により編針2を圧下
すると、検索板KI〜K5及び柄板GI〜G8が作用す
るようになっているが、柄板GI〜G8は第3図に示す
如く各ブロックの針番号1〜8に対応して円20内に示
すような突起が設けられている。
この突起には第1カム面21が設けられており、又柄板
GI〜G8は常にスプリングにより第3図の左方向に賦
勢されているが、縞針2が圧下されると、第1カム面2
1によりその緑針2の番号に対応する柄板が図に於いて
右方向へ移動する。又第4図に示すように、板支持板7
に板支持榛8によって横移動可能に保持されている柄板
GI〜G8には夫々小穴GHI〜8が設けられており、
それにより柄板が図に於いて右方へ移動した場合レバー
GLI〜8を介してスイッチGSI〜GS8を作用させ
、第2図に示すようにコントローラー00川こ入力され
る。検索板KI〜K5はスイッチKSI〜KS5のスプ
リング力によりレバーKLI〜5を介して夫々図に於い
て常に右方に賦勢されているが、位置決め棒51と各長
穴52により柄板GI〜G8は横移動を規制されている
。又検索板KI〜K5も同様に位置決め綾51と各長欠
53により横移動を規制されている。以上のように検索
板KI〜K5と柄板GI〜G8は構成されているので、
例えば21ブロックの5番目の編針2を圧下すると、第
5図の関係からスイッチKS1,KS3及びKS5が作
用すると共に第3図に示す関係でスイッチGS5が作用
する。
コントローラ1000ではそのスイッチKSI〜KS5
のコード信号によりそのブロックを検知できると共に、
スイッチGSI〜GS8によりそのブロックに於ける針
番号も知ることができる。次に第2図に示すコント。ー
ラ1000の構成を説明すると「 スイッチGSI〜G
S8は先頭針検出回路100と非圧下検出回路600‘
こ接続している。先頭針検出回路10川ま圧下開始検出
回路200と、フロック移動方向検出回路30Qと、タ
イミング回路8001こ薮続ごれている。600は非氏
下検出回路で圧下開始検出回路200と、ブロック移動
方向検出回路300と、ブロック検知回路400と、段
検知回路700とに接続され、圧下開始検出回路20川
まブロック検知回路400に接続され、ブロック移動方
向検出回路300はブロック検知回路400に接続され
ている。
又ブロック検知回路400と段検知回路700はリード
オンメモリ(以下ROMと称す)5001こ接続されそ
の出力はタイミング回路8001こ接続し、該回路80
0の出力は前記非圧下検出回路600と駆動回路900
1こ接続している。駆動回路900はコントローラー0
00の出力としてソレノィドSOLI〜SOL8に接続
している。又第6図に示すように柄板GI〜G8の小穴
GWI〜GW8と、板支持部村7に設けられている4・
穴HI〜日8と、プランジャPLI〜8との小穴間に夫
々S綾SBI〜SB8が設けられ、柄板が常の位置にあ
る場合はS榛SB7の位置関係になり、柄板が前述の如
く圧下された編針2により図に於いて右方向に移動して
いる場合はS樺SB8の位置関係となる。そしてこの関
係にある場合、タイミング回路8001こよりソレノィ
ド駆動信号が生じれば駆動回路90川こより増中されて
、例えばソレノィドSOL8に電流が流れる。又プラン
ジャPL8はソレノィドSOL8に吸引され、柄板G8
はこの位置に保持される。この場合に於ける編針2の係
止作用を、柄板の突起をソレノィドのある方向から見た
第7図及び第8図により説明する。
編針2は第9図に示すように圧下部材5で圧下される。
なお、第9図に於ける編針の状態(a・・・i)は第7
図及び第8図の編針の状態(1・・・肌)と、bH1,
cり0,d日m,e日N,f日V,g。W,hけ肌の如
くほぼ対応している。さて第7図の1に於いて編針2は
圧下部材5により圧下され、遂には0のように第1カム
面21により柄板の賦勢力Aに抗して柄板を左方に移動
させる。柄板GI〜G8は第6図のスプリングSPI〜
8によりS樺SBI〜8を介して柄板を常にA方向に賦
勢している。ここで爪こ於いてはスイッチOSI〜8の
うち柄板に対応するスイッチが作用し、mに於いて編針
2は最下位まで圧下される。この場合スイッチは作用し
たままであり、ソレノィド関係は第6図のプランジャP
L8の状態になっている。そしてWのように圧下部材5
が通過すると柄板の小勢力Aとスプリング3により編針
2は上方へ復帰され、柄板も編針2の動きに伴って元の
位置に復帰し、V,の,肌では完全に復帰してスイッチ
も非作用になると共に、ソレノィド関係は第6図のプラ
ンジャPL7の状態に復帰している。この錫合編針2は
第9図のfの状態になり、選別カム10の第1カム11
によりhの状態に選別される。第8図に於いては1,川
ま第7図の場合と同様に作用し、mに於いてタイミング
回路800の作用により駆動回路900を介してソレノ
ィド‘こ電流を流し、柄板にB方向の力を与えて柄板を
第3図の位置決め棒51と長欠52が接する位置で保持
される。この場合W,Vのように圧下部材5が通過して
も、編針2は第2カム22により上方への復帰を妨げら
れて下方位置に係止されたままであり、スイッチも作用
したままである。次にタイミング回路800の信号によ
りソレノィド‘こ電流が流れなくなると、W,皿のよう
に柄板の賦勢力Aとスプリング3により編針2は上方へ
復帰し、スイッチは非作用となる。この錫合編針2は第
9図のgの状態になり、選別カム10の第2カム12に
よりiの状態に選別される。又第2図に於いて緑針2は
■のように係止、非係止と制御され、キャリジ4に設け
られている選別カム101こより@のように選針される
。更にコントローラ1000を詳細に説明すると、先頭
針検出回路10川ま第9図に示すように圧下部材5によ
り編針2を複数個圧下し、又第8図に示すように柄板を
スイッチGSI〜8が作用する位置で保持する場合があ
り、スイッチGSI〜8は複数個作用する時に於いても
常に圧下部材5が新に圧下した編針2の番号のスイッチ
GSI〜8の信号を検出する回路である。
又圧下開始検出回路200はスイッチKSI〜KS5が
、編針2が複数個下方に位置する場合に2個所のブロッ
ク番号とまたがる場合があって正しいコード信号を検出
できない虜れがあるので、常に1本だけ縄針2が下方位
置になる状態、即ち圧下部材5がその段の編成に於いて
最初に編針2を圧下したことを検出する回路である(つ
まりその場合は編針2の正しいブロック番号のコード信
号をスイッチKSI〜5は表わしている)。又ブロック
移動方向検出回路300は第3図に示すように縞針2の
番号が8番から1番になった場合はブロック番号が増加
し、編針2の番号が1番から8番になった場合はブロッ
ク番号が減少することに着目して圧下部材5が新に圧下
した緑針2のブロックの変化を検出する回路である。次
にブロック検出回路400は圧下開始検出回路200の
信号が生じた時にスイッチKSI〜KS5のコード信号
を読取り、氏下を最初にした編針2のブロック番号とし
て記憶する。そしてブロック移動方向検出回路300か
らブロック番号増加信号が生じたら記憶しているブロッ
ク番号に1を加算して記憶し、ブロック移動方向検出回
路300からブロック番号減少信号が生じたら記憶して
いるブロック番号より1を減算して新しいブロック番号
として記憶することにより、常に圧下部材5が新しく圧
下した編針2のブロック番号を出力する回路である。R
OM500は予じめ各段数に於ける各ブロックの選針状
態を記憶している従来のパンチカードに相当するもので
あり、該ROM500にはブロック検知回路400と段
検知回路700の出力をアドレス入力とし、そのアドレ
ス入力に応じた予じめ記憶している8ビットの出力を生
じる。
この8ビットの出力は各ブロックに於ける編針2の番号
に対応するものである。即ち、ROM500Gま各段数
に於ける各ブロックの選針状態を記憶していて段数とブ
ロックの入力に応じてその選針状態を出力するものであ
る。又非圧下検出回路600はスイッチGSI〜GS8
の何れも作用していないことを検出して圧下部材5が編
成編針の圧下を終了した検出するものである。但しソレ
ノィドSOLI〜SOL8が作用している場合、スイッ
チGSI〜GS8が作用し続けるため圧下終了を検出で
きない場合があるので、タイミング回路800のタイミ
ングとソレノィドSOLI〜8への通電信号の関係でソ
レノィドSOLI〜8の何れかが作用してスイッチが作
用しても圧下終了を検知できるよう補正されている。段
検知回路700‘ま非圧下検出回路600の1段編成終
了信号により1段加算する回路であり、選針状態を出力
すべき段数を検知している。又タイミング回路800は
、例えば2ブロックの1番の編針2が圧下されて第8図
のDの状態になり、スイッチGSIが作用しても直ちに
はソレノイドSOLIに通電せず、次に2ブロックの2
番の総針2が圧下されてスイッチGS2が作用すると、
2ブロックの1番の編針2は第8図のmの状態になって
ソレノィドSOLIに通電する。又次に2ブロックの3
番の編針2が圧下されてスイッチGS3が作用すると第
8図のWの状態になり、ソレノィドSOLIには通電し
たままにし、次に2ブロックの4番の編針2が圧下され
てスイッチGS4が作用すると第8図のVの状態になり
、ソレノィドSOLIは未だ通電されたままである。次
に2ブロックの5番の編針2が圧下されてスイッチGS
5が作用すると、ソレノィドSOLIの通電が停止して
電流を流さなくなり、第8図ののの状態になる。このよ
うに各柄板GI〜G8に対応するソレノィドSOLI〜
8に通電するタイミングを先頭針検出回路100の出力
で決め、ROM600の出力に応じてソレノィドSOL
I〜8に通電する。次に非圧下検出回路600の信号が
生じるとソレノィドSOLI〜8の全ての通電を止める
。又駆動回路900はタイミング回路800の出力を増
中してソレノィドSOLI〜8に与えるものである。第
10図はコントローラ1000の電気回路図を示し、柄
板GI〜8のスイッチGSI〜GS8の一端は由電源に
接続し、他端は夫々抵抗91〜98を介して接地される
と共に、先頭針検出回路100と非圧下検出回路600
の入力に接続しており「該スイッチGSI〜GS8は作
用した時にオンする。
一方検索板KI〜K5のスイッチKSI〜KS5の一端
は由電源に接続し「池端は夫々抵抗81〜88を介して
接地されると共に、ブロック検知回路400の入力に接
続しており、該スイッチKSI〜KS5は作用した時に
オンする。又先頭針検出回路100は第11図に示すよ
うに入力GSI〜GS8は夫々単安定マルチパイプレー
夕(以下単マルと称す)101〜108に接続され、そ
の単マル亀01〜108の出力GMI〜GM8は圧下開
始検出回路200と、ブロック移動方向検出回路300
と、タイミング回路801〜808の入力に接続してい
る。又単マル101〜108の入力が高電位日に変化し
た時のみ短時間高電位日を出力する。非圧下検出回路6
00は第12図に示すようにスイッチGSI〜GS8は
夫々ァンド素子611〜618を1入力に接続し、タイ
ミング回路801〜808の出力であるPI〜P8は夫
々ィンバータ素子601〜608を介してアンド素子6
11〜618の他の入力に接続している。アンド素子6
11〜618の出力は各々オア素子621の入力に接続
し、オア素子621の出力はィンバータ素子631を介
して非圧下検出回路600の出力ARとなっている。又
圧下開始検出回路2001ま第13図に示すように先頭
針検出回路100の出力GMI〜GM8は各々オア素子
201に入力し、オア素子201の出力はリセット、セ
ットフリツプフロツプ(以下F・Fと称す)202のセ
ット入力に接続している。一方非圧下検出回路600の
出力ARはF・F202のリセット入力に接続している
。F・F202のQ出力は単マル203の入力に接続し
、単マル203の出力は圧下開始検出回路200の出力
TOPとなっている。又ブロック移動方向検出回路30
川ま第14図に示すように出力CMIはアンド素子30
5の1入力と、F・F304のセット入力に接続し出力
GM8はF・F303のセット入力と、アンド素子30
,6の1入力に接続している。又出力GM7はオア素子
301の1入力に接続し、出力ARはオア素子301の
他の入力と、オア素子302の1入力に接続し、出力G
M2はオア素子302の他の入力に接続している。又オ
ア素子301の出力はF・F303のリセット入力に接
続し、オア素子302の出力はIF・F304のリセッ
ト入力に接続しており、F・F303の8出力はアンド
素子305の他の入力に接続し、F・F304の8出力
はアンド素子306の他の入力に接続している。アンド
素子305の出力はブロック移動方向検出回路300の
出力Lとなり「アンド素子306の出力は該検出回路3
00の出力Rとなっている。第10図に示すブロック検
知回路40川ま5ビットのアップダウンカウンタ素子で
構成され、出力Lはアップ入力に接続し、出力Rはダウ
ン入力に接続し「出力TOPはロード入力に接続し、出
力ARはリセット入力に接続している。又スイッチKS
I〜KS5は各ビットの入力に接続され、各ビットの出
力BI〜B5はブロック検知回路400の出力としてフ
ロック番号のコード信号を表わしている。次に段検知回
路700は第15図に示すように由電位は、自動復帰型
スイッチ701を介してアップダウンカウンタ703の
リセット入力に接続すると共に抵抗704を介して接地
し、又自動復帰型スイッチ702を介してダウン入力に
接続すると共に、抵抗705を介して接地しており、出
力ARはアップ入力に接続している。前記アップダウン
カウンタ703は7ビットで構成され、その出力AI〜
A7は段検知回路700の出力となっている。又出力A
I〜A7は1坊隼‘こ変換して数字表示することも可能
であるが、本発明とは直接関係はないので省略する。R
OM500は出力BI〜B5及び出力AI〜A7の12
ビットでアドレス入力に接続され、その8ビットの出力
RI〜R8はタイミング回路801〜808に接続して
いる。又タイミング回路800はタイミング回路801
〜808の8個の回路で構成されているが、これらの回
路は何れもほぼ同様な構成であるのでタイミング回路8
01のみについて説明する。タイミング回路801は第
16図に示すように出力GM8と出力OM2は夫々オア
素子81 1の入力に接続し、出力GMIはF。F81
4のリセット入力に接続すると共にアンド素子812の
1入力に接続している。又出力GM5と出力ARは夫々
オア素子813の入力に接続しオア素子811の出力F
・F814のセット入力に接続し、アンド素子812の
出力はF・F815のセット入力に接続しており、オア
素子813の出力はF・F815のリセット入力に接続
し、F・F814の8出力はアンド素子816の1入力
に接続し、F・F815の8出力はアンド素子816の
他の入力に接続している。又アンド素子816の出力は
タイミング回路801の出力PIとなり、駆動回路90
1に接続している。駆動回路90川ま901〜908で
示す8個の駆動回路で構成されているが、その回路構成
は公知の電流増中回路であるため詳細な説明は省略する
。一方タイミング回路801〜808の各出力P1〜P
8は夫々駆動回路901〜908の入力として接続され
、該回路901〜908の各出力は夫々ソレノィドSO
LI〜8に接続しており、由電位と接地間に電源(図示
省略)を有している。又各素子の電源関係は省略した。
なお、以上説明した回路構成は説明の便のために分り易
い構成にしたが、実際はマイクロコンピュータで同様な
作用をするプログラム制御を行なっており、その説明は
省略するが駆動回路900を除くと1チップで構成可能
となり、コスト的、スペース的にも有利である。次に以
上説明した実施例について作用を説明するが、ここでは
第1ブロックの6番の編針2から第2ブロックの3番の
編針2までを編成する場合を例に上げて説明する。
又ROM50川こは下記第1表に示す蓬針状態が記憶さ
れているものとする。第1表 但し、1:第9図に於いて続針(2をgのように係止し
て第2ヵム(12)で選別0:第9図に於いて編針(2
をfのように係d上せず第1カム(11)で選別さて1
段目は1ブロックの方向から2ブロックの方向へキャリ
ジ4を移動させるものとし、先ず第15図に於いてスイ
ッチ701を作用させて段検知回路700の出力AI〜
A7を1段目のコード信号にする。
又キャリジ4の圧下部材5を1ブロックの1,2,3と
通過させるが、その編針は非編成針であるため圧下しな
い。従ってスイッチOSI〜GS8はオフのままである
ため、第12図に於いてアンド素子611〜618はア
ンドが成立せず全て非作用となり、オア素子621のオ
アも成立しないのでオア素子は非作用となる。又ィンバ
ー夕素子631は反転作用をするので作用となり、回路
200,300,400とタイミング回路800をリセ
ット状態にする。第16図に於いて各タイミング回路8
01〜808のオア素子813はオァが成立して作用状
態となり、F・F815はリセットされその8出力は非
作用となり、アンド素子816はアンドが非成立となる
ため非作用となり、駆動回路901〜908も非作用と
なり、ソレノィドSOLI〜8は通電されない。次いで
キャリジ4は更に移動し、遂には編成針である1ブロッ
クの6番の編針を圧下する。
又第3図に示す関係で柄板G6と検索板KIが移動し、
スイッチGS6とKSIが作用する。非圧下検出回路6
00は第12図に於いてスイッチGS6は作用で、タイ
ミング回路806の出力P6は非作用のままであり、又
ィンバータ素子606は作用トアンド素子616も作用
、オア素子621はオァが成立して作用となり、ィンバ
ータ素子631は非作用となる。従って回路200,3
00,400,800のリセツト状態を開放する。又先
頭針検出回路10川ま第11図に於いてスイッチGS6
が作用し、単マル106も作用し、短時間の信号をGM
6が出力する。一方圧下開始検出回路200は第13図
に於いて出力CM6が作用したので、オア素子201は
オアが成立して作用状態となり、リセット状態であった
F・F202はセット入力が生じ,ーそのa出力は非作
用に変化し、単マル203は単時間の信号TOPを出力
する。ブロック移動方向検出回路30川ま第14図に於
いて出力ARが作用から非作用になったので、F・F3
04,305はリセット入力が作用から非作用になるが
、セット入力が生じないため何れの8出力も非作用のま
まであり、アンド素子305,306は共にアンドが成
立せず、出力L,Rは共に非作用となる。
ブロック検出回路40川ま第10図に於いて出力TOP
の作用によりロード入力が作用し、出力BI〜B5に入
力KSI〜KS5の状態がそのままセットされて1,0
,0,0,0となり、1ブロックを意味する。段検知回
路700は出力ARが作用から非作用ではアップカウン
トせず、1段目を意味する出力AI〜A7は0,0,0
,0,0,0,0となっている。ROM500では1段
目の第1ブロックというアドレス入力が作用し、第1表
に従って出力RI〜R8は0,1,0,1,0,10,
1となる。又タイミング回路802は16図に於いてオ
ア素子813のオアが成立し、F・F815は依然とし
てリセット入力が作用したままであり、8出力は非作用
、アンド素子816も非作用で出力P2は非作用となり
、ソレノィドSOL2は通電されない。タイミング回路
806は第16図に於いて出力R6は作用、出力GM6
も作用で、アンド素子812はアンドが成立し、F・F
816はセット入力が作用し、8出力は作用状態となる
が、出力OM6はF・F814にリセット入力をも作用
させるためF・F814の8出力は非作用となり、アン
ド素子816はアンドが成立しないので出力P6は非作
用となり、ソレノィドSOL6は通電されない。又タイ
ミング回路801,803,804,805,807,
808は第16図に於いてF・F815はセット入力が
生じないため、末だリセット状態となり、その8出力は
非作用、アンド素子816も非作用、出力P1,P3,
P4,P5,P7,P8も非作用となり、ソレノイドS
OLI〜8は全て通電されない。次にキャリジ4の移動
に伴なし、圧下部材5が次の縞針2、即ち1ブロックの
7番の編針を圧下すると、新に柄板G7が移動してスイ
ッチGS7が作用する。
先頭針検出回路100は第11図に於いてスイッチGS
7が非作用から作用したことにより単マル107が作用
し、短時間の作用信号が出力GM7に生じる。非庄下検
出回路600は第12図に於いてスイッチGS7は作用
、タイミング回路807の出力P7は非作用のままであ
るためィンバータ素子607は作用となし、アンド素子
617はアンドが成立して作用となり、オア素子621
はオアが成立したままとなって作用状態を続け、インバ
ータ631は非作用、即ち出力ARは非作用のままであ
る。圧下開始検出回路20川ま、第13図に於いて出力
ARが非作用であるのでF・F202はセット状態であ
り、その8出力は作用のままであるため単マル203は
既に非作用となり、その出力TOPは非作用となる。又
ブロック移動方向検出回路300は第14図に於いて、
F・F303,304は共にセット入力が作用していな
いのでリセット状態のままであり、a出力は何れも非作
用であってアンド素子305,306は共にアンドが成
立せず、出力L,Rは非作用のままである。ブロック検
知回路400は第10図に於いてアップ入力、ダウン入
力、ロード入力及びリセット入力は何れも作用せず、そ
の出力BI〜B5は1,0,0,0,0を保持しも1ブ
ロックを意味する出力のままである。段検知回路700
は第15図に於いてリセット入力、ダウン入力及びアッ
プ入力は何れも作用せずもその出力AI〜A7は0,0
,0,0,0,0,0を保持し、1段目を意味する出力
のままである。ROM500はBI〜B5,AI〜A7
のアドレス入力が変化しないため出力RI〜R8は0,
1,0,1,0,1,0,1のままである。
タイミング回路801〜805,807,808は第1
6図に於いてアンド素子812のアンドは成立しないで
その出力は非作用となり、F・F815はセット入力が
作用しないためその8出力は非作用のままであり、アン
ド素子816はアンドが成立しないのでその出力PI〜
P5,P7,P8は非作用となり、ソレノィドSOLI
〜5,7,8は通電されない。又タイミング回路806
は第16図に於いてオア素子813の入力である出力G
M2、出力ARは何れも非作用であるのでオアは成立せ
ず、その出力は非作用のままであり、F・F815はセ
ット状態を保持し、その8出力は作用のままである。一
方オア素子811の入力である出力GM5,GM7のう
ち出力GM7が作用となってオアが成立し、その出力は
作用となってF●F814にセット入力を与え、その8
出力も作用となり、アンド素子816はアンドが成立し
て出力P6は作用し、駆動回路906を介してソレノイ
ドSOL6に通電する。そこで柄板G6と1ブロックの
6番の編針2は第8図のmの状態となる。次に1ブロッ
クの8番の縞針2が圧下されると新に柄板G8が移動し
、スイッチGS8が作用する。
先頭針検出回路100は第11図に於いてスイッチGS
7が作用に変化したことにより、単マ.ル108が作用
して短時間の作用信号が出力GM8に生じる。非圧下検
出回路600は第12図に於いてスイッチGS8は作用
、タイミング回路808の出力P8は非作用のままであ
るので、ィンバータ素子608は作用となり、アンド素
子618は作用となり、オア素子621は作用状態を続
け、インバータ631は非作用、即ち出力ARは非作用
のままである。圧下開始検出回路200は第13図に於
いて出力ARが非作用であるため、F・F202の8出
力は作用のままであり、出力TOPは非作用のままであ
る。又ブロック移動方向検出回路300は第14図に於
いて、F・F303にセット入力が生じてそのa出力は
作用となるか、出力GMIが非作用であるためアンド素
子305は非作用となり、F・F304はセット入力が
作用しないためその6出力は非作用のままであり、アン
ド素子306は非作用であって出力L,Rも非作用のま
まである。従ってブロック検知回路400と段検知回路
700の出力は変化せず、ROM500の出力RI〜R
8は0,1,0,1,0,1,0,1のままである。タ
イミング回路801〜805,807は第16に於いて
アンド素子812のアンドは成立せず、その出力は非作
用であって、F・F815のa出力も非作用のままであ
る。又アンド素子816の出力は非作用となり、各出力
PI〜P5,P7は非作用でソレノィドSOLI〜5,
7は通電されない。一方タイミング回路806は第16
図に於いてオア素子813の2入力は非作用、その出力
も非作用で、F・F815の8出力は作用のままである
。又F・F814のリセット入力である出力GM6は作
用せずそのa出力は作用のままであり、アンド素子81
6はアンドが成立し、出力P6は作用のままであってソ
レノイドSOL6は通電を続け、柄板G6は第8図のN
の状態になる。タイミング回路808は第16図に於い
てアンド素子812の入力である出力GM8と出力R8
が作用しているので、アンド素子812の出力は作用と
なり、F・F815はセットされその8出力は作用とな
る。一方出力GM8はF。F814をリセットにし、そ
のa出力を非作用にするためアンド素子816の出力で
あるP8は非作用のままであり、ソレノィドSOL8は
通電されない。次に2ブロックの1番の編針2が庄下さ
れると、新に柄板GIと検索板K2が移動し、スイッチ
GS1,KS2が作用する。先頭針検出回路10川ま第
1 1図に於いてスイッチGSIの作用により単マル1
01が作用し、出力OMIが生じる。又非圧下検出回路
60川ま第12図に於いてスイッチOSIは作用、出力
P川ま非作用であるので、アンド素子611は作用とな
り、オア素子621は作用のままであり、ィンバータ6
31の出力である出力ARは非作用のままである。圧下
開始検出回路20川ま第13図に於いて出力ARが非作
用であるので、出力TOPは非作用のままである。又ブ
ロック移動方向検出回路300は第14図に於いて、F
・F303のa出力は作用のままであって出力GMIが
作用し、アンド素子305はアンドが成立し、その出力
であるLは作用する。一方F・F304はセット入力が
生じ、その8出力が作用となるが出力GM8は非作用で
あるので、アンド素子306の出力である出力Rは非作
用のままである。ブロック検知回路40川ま第10図に
於いてアップ入力のみ作用し、その出力81〜B5は1
個アップカウントし、0,1,0,0,0に変化し2ブ
ロックを意味する出力になる。段検知回路70川ま第1
5図に於いてリセツト入力、ダウン入力及びアップ入力
の何れも作用せず、その出力AI〜A7は0,0,0,
0’0,0,0を保有し1段目を意味する出力のままで
ある。ROM500では1段目の第2ブロックのアドレ
ス入力が作用し、第1表に従って出力RI〜R8は1,
1,0,0,1,1,0,0となる。
タイミング回路802〜805,807は第16図に於
いてアンド素子812のアンドは成立せず、その出力は
非作用、F・F815の8出力は非作用のままであり「
アンド素子816の出力は非作用となり、各出力P2〜
P5,P7も非作用でソレノィドSOL2〜5,7は通
電されない。タイミング回路801は第16図に於いて
出力GMIと出力RIが作用し、アンド素子812も作
用してF・F815をセットにし、8出力を作用させる
。一方出力GMIの作用によりF。F81 4はリセツ
トされ、その出力は非作用となり、アンド素子816の
出力である出力PIは非作用となり、ソレノィドSOL
Iは通電されない。又タイミング回路806は第16図
に於いてオア素子813の2入力は非作用のままであり
、その出力は非作用で、F。F815のa出力は作用の
ままである。一方F。F814のリセツト入力である出
力GM6が作用せず、その8出力は作用のままであり「
アンド素子816の出力P6も作用のままであってソレ
ノィドSOL6は通電を続け「柄板G6は第8図のVの
状態になる。タイミング回路808は第竃6図に於いて
オア素子813の入力である出力GM4、出力ARは何
れも非作用であるのでオアは成立せず、その出力は非作
用のままであってF・F815はセット状態を保持し、
そのa出力は作用のままである。一方オア素子811の
入力である出力OM7,GMIのうち出力GMIが作用
となり、オアが成立しその出力は作用となってF・F8
14にセット入力を与え、その8出力も作用となる。又
アンド素子816はアンドが成立し出力P8は作用し、
ソレノィドSOL8を通電し、柄板G8を第8図のmの
状態にする。次に2ブロックの2番の編針2が圧下され
ると、新に柄板G2が移動し、スイッチGS2が作用す
る。先頭針検出回路10川ま第1 1図に於いてスイッ
チGS2の作用により単マル102が作用し、出力GM
2が生じる。又非圧下検出回路600は第12図に於い
てスイッチGS2は作用、出力P2は非作用であるため
、アンド素子612は作用となり、オア素子621は作
用のままであり、ィンバータ631の出力である出力A
Rは非作用のまである。圧下開始検出回路200は第1
3図に於いて出力ARが非作用であるので、出力TOP
も非作用のままである。ブロック移動方向検出回路30
川ま第14図に於いてF・F303はセット状態であり
その0出力は作用であるが「出力GMIは非作用である
ので、アンド素子305の出力である出力Lは非作用と
なり、出力GM2の作用によりオア素子302を作用さ
せると共にF・F304をリセットしかつその8出力を
非作用にし、アンド素子306の出力である出力Rは非
作用のままである。従ってブロック検知回路400と段
検知回路700の出力は変化せず「ROM500の出力
RI〜R8は1,1,0,0,1,1,0,0のままで
ある。タイミング回路801は第16図に於いてF・F
815はセット状態であり、そのa出力は作用のままで
ある。一方出力GM2の作用によりオア素子81 1を
作用させ、F・F814の8出力を作用とし、アンド素
子816のアンドが成立して出力PIは作用し、ソレノ
ィドSOLIに通電し、柄板GIは第8図のmの状態に
なる。又タイミング回路802は第16図に於いて出力
GM2と出力R2が作用となり、アンド素子812は作
用し、F・F815をセットにしてa出力を作用させる
。一方出力GM2の作用によりF・F814はリセット
されてそのa出力は非作用となり、アンド素子816の
出力である出力P2は非作用となり、ソレノイドSOL
2は通電されない。柄板G2は第8図のDの状態になる
。又タイミング回路803〜805,807は各出力P
3〜P5,P7は依然として非作用であり、ソレノイド
SOL3〜5,7は通電されないままである。タイミン
グ回路806は出力GM2の作用によりオア素子813
を作用させ、F・F815をリセットしてその8出力を
非作用とし、アンド素子816の出力であるP6は非作
用となり、ソレノィドSOL6を通電させないようにす
る。又柄板G6は第8図の町,肌となり、スイッチGS
6も非作用になる。1ブロックの6番の編針2は第8図
のVの状態の時に第9図に於ける第1カム11を通過し
、血の態で第2カム12で選別する。
一方ブロック7番の編針2は板支持板7のソレノィドS
OL7に通電されなかったため、第7図のn,m,W,
Vと作用し、第9図に於いて第1カム11により選針さ
れ、スイッチGS7も非作用となる。タイミング回路8
08は、出力P8は作用のままであってソレノィドSO
L8は通電されたままであり、柄板G8は第8図のWの
状態になる。次に最後の編成針である2ブロックの3番
の編針2が圧下されると、新に柄板G3が移動し、スイ
ッチGS3が作用する。
又先頭針検出回路100は第1 1図に於いてスイッチ
GS3の作用により単マル103が作用し、出力GM3
が生じる。非圧下検出回路600は第12図に於いて、
スイッチGS3は作用、出力P3は非作用であるためア
ンド素子613は作用となり、オア素子621は作用の
ままであり、インバータ631の出力である出力ARは
非作用のままである。圧下開始検出回路200は第13
図に於いて、出力ARが非作用のため出力TOPは非作
用のままである。又ブロック移動方向検出回路300は
入力に変化がなく依然として出力L,Rは共に非作用の
ままである。従ってブロック検知回路400と段検知回
路700の出力は変化せず、ROM500の出力RI〜
R8は1,1,0,0,1,1,0,0のままである。
タイミング回路801は入力に変化がなく出力PIは作
用のままであり、ソレノイドSOLIは通電されたまま
であって、柄板GIは第8図のNの状態になる。
タイミング回路802は第16図に於いて、出力GM3
の作用によりオア素子811を作用し、F・F814を
セットしてその8出力を作用とする。又F・F815は
セット状態のままであり、その8出力も作用となり、ア
ンド素子816の出力であるP2を作用させ、ソレノィ
ドSOL2に通電する。柄板G2は第8図のmの状態に
なる。又タイミング回路803〜807は各出力P3〜
P7は依然として非作用であり、ソレノイドSOL3〜
7は通電されないままである。一方タイミング回路80
8は入力に変化が無く「出力P8は作用のままであり、
ソレノィドSOL8は通電されたままであって柄板G8
は第8図のVの状態になる。更にキャリジ4が移動し、
2ブロックの3番の編針2が第7図に於いてロからm,
W,Vとほぼ3針ピッチ圧下部材5を通過すると、柄板
G3は戻り、スイッチGS3は非作用となる。
この時通電しているソレノィドはSOL1,SOL2,
SOL8であり、圧下部材5は編針2を圧下しない。従
ってスイッチOSI,GS2,GS8のみ作用している
。非圧下検出回路600は第12図に於いて「出力P1
,P2,P8は作用であるためインバータ601,60
2,608は非作用となり、アンド素子611,612
,618はアンドが成立せず非作用となる。一方スイッ
チGS3〜GS7は非作用となり、アンド素子613〜
617はアンドが成立せず非作用となり、又オア素子6
21はオアが成立しないため非作用となり、ィンバータ
631の出力である出力ARは作用となる。先頭針検出
回路100は新しく作用するスイッチが無いため、出力
GMI〜GM8の全てが非作用となる。圧下開始検出回
路200は第13図に於いて「出力ARによりF・F2
02がリセットされその8出力は作用から非作用になる
が、単マル203は作用せず出力TOPは非作用のまま
である。ブロック移動方向検出回路30川ま第14図に
於いて出力ARの作用によりオア素子301,302を
作用させ、F‘F303,304をリセットし、それら
の8出力を非作用としてアンド素子305,306の出
力である出力L,Rを非作用のままにしている。ブロッ
ク検知回路400は第10図に於いて出力ARの作用に
よりリセット入力が作用し、出力BI〜B5は0,0,
0,0,0となり、編針2が圧下部材5により圧下され
ていないことを示している。段検知回路700は第15
図に於いて、アップダウンカウン夕703は出力ARの
作用によりアップカウントし、出力AI〜A7は1,0
,0,0,0,0,0となり、2段目を意味する。RO
M500は第1表の2段目の0ブロックに従い、出力P
I〜P8は0,0,0,0,0,0,0,0に変化する
又タイミング回路801〜808は第16図に於いて出
力ARの作用によりオア素子813が作用し、F・F8
15がリセットされ、8出力が非作用となり、アンド素
子816の出力である出力PI〜P8も非作用となり、
ソレノイドSOLI〜8は全て通電されない。このよう
にして1ブロックの6,8番と、2ブロックの1,2番
は編針が下方に係止して第9図の第2カム12により選
別され、1ブロックの7番と2ブロックの3番の編針は
下に係止されず第9図の第1カム11により選別される
。これで1段の鍵針は実施され、次にキャリジ4は第2
ブロックから第1ブロックへと移動して2段目の選針作
用が始まる。キャリジ4の移動に伴なし、図示していな
い逆方向用の圧下部材により第2ブロックの3番の編針
2を圧下する。
これにより第3図に示す関係で柄板G3と検索板K12
が移動し「 スイッチGS3とKS2が作用する。非圧
下検出回路600は第12図に於いてスイッチOS3は
作用、出力P3は非作用であるためアンド素子613は
作用となり、オア素子621は作用、ィンバータ631
の出力である出力ARは非作用となる。先頭針検出回路
100Gま第1 1図に於いてスイッチGS3が作用し
、又単マル106が作用して短時間の作用信号CM3が
出力する。圧下開始検出回路200は第13図に於いて
出力GM3が作用したのでオア素子201も作用し「リ
セット状態になっていたF−F202はセット入力が作
用し、そのa出力は作用に変化し、単マル203は短時
間の作用信号TOPを出力する。フ。ツク移動方向検出
回路30川ま第14図に於いて、F・F304,305
はセット入力が作用しないためリセット状態であり、夫
々の8出力は非作用であってアンド素子305,306
の出力である出力L, Rは非作用のままである。ブロ
ック検知回路40川ま第10図に於いて出力『OPの作
用によりロード入力が作用し、出力BI〜B5に入力K
SI〜KS5の状態がそのままセットされ、0,1,0
,0,0となり2ブロックを意味する。段検知回路70
0はリセット入力、ダウン入力「アップ入力とも作用せ
ず、出力AI〜A7は1,0,0,0,0,0,0を保
持している。ROM500では2段目の第2ブロックの
アドレス入力が作用し、第1表に従って出力RI〜R8
は0,0,1,1,0,0,1,1となる。
又タイミング回路803は第16図に於いて出力GMI
とR3の作用によりアンド素子812を作用させ、F・
F815をセットしてそのa出力を作用にする一方、出
力CMIの作用によりF・F814をリセットしてその
8出力を非作用にすると共に、アンド素子816の出力
であるP3を非作用にし、ソレノィドSOL3は通電し
ない。又タイミング回路801,802,804〜80
8は第16図に於いて、F・F815はリセット状態の
ためその8出力は非作用となり、アンド素子816の出
力であるP1,P2,P4〜P8を非作用にし、ソレノ
イドSOL1,2,SOL4〜SOL8は通電しない。
以後1段目の場合と同機に作用する。
又第1ブロックの8番の編針が新に圧下された場合、ブ
ロック移動方向検出回路300は出力Rが作用してブロ
ック検知回路400のダウン入力を作用させ、アップダ
ウンカウンタをダウンカウントし、出力BI〜B5を1
,0,0,0,0とし1ブロックを意味する。なお、2
段目の作用の詳細な説明は以上の通りとし、以後の説明
は省略する。段検知回路70川ま第15図に於いてスイ
ッチ702を作用させると、アップダウンカウンタ70
3をダウンカウトするので、緑機の使用者が編成ミスを
して、数長段編み直しをする場合に用いるものである。
前記第2図の実施例に示すコントローラ1000では最
後の編成針は係止されて選別することは出来ない。
これはしースキャリジを使用する場合の配慮であるが、
本発明とは余り関係が無いので詳細な説明は省略する。
さて前述の説明によって緑針2の番号とROMの記憶さ
れている選針情報との対応は1対1の関係にあるが、こ
の対応をずらすためにはROMのアドレス入力を変える
ことによって達成できることが分る。
次に本発明装置の主要部をなす移動装置を第17図の実
施例について説明すると、2進数の加算回路411をブ
ロック検知回路400とROM500の間に追加する。
この実施例では加算回路の一方の5ビットの入力端子は
ブロック検知回路400の5ビットの出力端子に、他方
の5ビットの入力はブロック検知回路400と同じ機能
をもつ移動レジスタ410の5ビットの出力端子に接,
されている。又加算回路の入出力の関係は(加出力E=
被加算入力D+加算入力B)となる。なお「 E,D,
Bは「E5,E4,E3,E2,E,「D5,D4,D
3,D2,D,一、「B5,B4,耳,&,B」にて表
わす。又小文字の(,〜5 )は最位ビットからの桁数
を表わす。移動レジス夕の5ビット入力には移動量を表
わす5ビットの2進数を得るためのマトリクス回路の出
力K(K5,&,K3,K2,K,)が第2表のように
構成されている。このマトリクス回路及びスイッチ回路
は公知であるので詳細な説明は省略する。押ボタン等の
例えば「0」から「24」のスイッチの中の1つを押す
と、オア素子413が作用するようにマトリクス回路の
出力&,K4,K3,K2,K,の出力端子5本と「0
」スイッチの一端がオア素子413のゲート入力に接続
され、オァ素子413の出力は単マル412の入力に接
続され、単マル412の作用によって移動レジスタ41
0の入力である5ビットのコードを移動レジスタに取込
むために、単マル412の出力端子は移勤レジスタ41
0を。
ードするロード端子に接続されている。又移動レジスタ
410のクリア端子はクリアスイッチ414を介してア
ースに接続されている。なお、ここでは加算回路のみを
説明したが、本発明の実施例としては減算回路を用いて
も同様な効果が得られることは容易に理解できよつo次
に第17図の実施例について作用を説明すると、移動な
しの場合、移動レジスタ410のデータはクリアスイッ
チ414によつて「0,0,0,0,0」(D=000
00)の状態にある。
加算回路出力Eと、加算回路入力Bと、加算回路入力D
との関係はE=B+Dであるので、E=B+00000
=Bとなる。従って前述の説明と同じ結果となる。選針
後の結果を第3表に示す。第4表 次に移動の場合、例として2ブロック移動する場合を説
明する。
先ず数字「2Jを押すとマトリクス回路が作用し「第2
表からK「QQQ120」となる信号が移動レジスタ4
10の入力に与えられる。次にオア素子413が作用し
、更に単マル412が作用して移動レジスタ4101こ
データが取り込まれる(D=00010)。加算回路出
力Eは、E:B+Dであるから、E=B+00010と
なる。このことはROMのアドレスに常に2を加えたも
のを与えるようになる。例えばキヤリジ4によつて編成
する際第1ブロックの編針2を押えた場合、B=000
01であるのでB=00001十00010=0001
1となり、ROMアドレスは第3ブロックを指示するこ
とになる。キャリジ4が進み第2ブロックに到達して編
針2を押えた時、B=00010であるのでE=000
10十00010=00100となり、ROMアドレス
は第4ブロックを指示することになる。同様にして編成
した場合の選針結果は第4表の通りであった。第3表次
に第3表と第4表を比較すると、2ブロックのずれが生
じていることが分る。
このことは2ブロックの移動をしたことになる。又移動
しない状態に戻すにはクリアスイッチ414を押すこと
により、移動レジス夕410の出力DはDこ00000
となり、移動量を零にすることが出来る。更に移動量を
変更したい場合には、移動をする場合に於いて説明した
時と同じ操作をし、所望のブロック数と同じスイッチを
押すことによって移動量を同様にして達成できる。以上
詳細に説明した如く本発明は構成されているので、移動
量は1ブロックから24ブロックまでの移動ができるよ
うになり、従来の模様の機械式移動装置を有するものの
如く移動量に限界はなく、大きな移動が可能である。
又装置も移動量に応じて大きさを変える必要はなく、装
置全体を小型化することができるものである。従って本
発明によると模様の移動をさせる場合、編物編成者の自
由度が非常に大きくなり「かつ操作もし易い等の優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す手編機の側断面図「第2
図は同電子選針制御のシステム図、第3図は編針と柄板
及び検索板との関係を示す説明図、第4図は同スイッチ
部を示す平面断面図、第5図は同編針のコード化を示す
説明図、第6図は同電子選針制御装置による柄板駆動装
置の平面断面図、第7図及び第8図は縄針と柄板との係
合状態を示す説明図「第9図は編針の選針状態を示す説
明図、第10図は同コントローラの電気回路図、第11
図、第12図、第13図、第14図、第15図及び第1
6図は同要部の詳細電気回路図、第17図は同移動装置
の移動回路図である。 図の主要部分の説明、2・…・・編針、5…・・・バッ
ト圧下部材、GI〜G8…・・・柄板、KI〜K5…・
・・検索板、GSI〜GS8,KSI〜KS5・・・・
・・スイッチ、100・…・’先頭針検出回路、200
・・・・・・圧下開始検出回路、300・・・・・ワロ
ック移動方向検出回路、400・・…・ブロック検知回
路、500・・・…ROM、700・・…・段検知回路
、800・…・・タイミング回路、900・・・・・・
駆動回路、1000・・・…コントローラ。完4図 第l図 第2図 第0図 第5図 ′拝」6図 第7図 第8図 第9図 斧l0図 第ll図 弟l2図 第0図 亮l△図 常l5図 弟l6図 亮lフ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 針床に前後及び上下に移動可能に支持された複数の
    編針と、前記針床上に移動可能に配設されたキヤリジと
    、該キヤリジに設けられ、前記編針を下方位置に順次圧
    下する圧下部材と、該圧下部材に圧下される編針の位置
    を前記針床に関して夫々のブロツクに分割したブロツク
    信号として検出するブロツク検出手段と、該ブロツク検
    出手段のブロツク信号により読出し信号を出力する模様
    記憶媒体と、該読出し信号に対応して前記編針を選針、
    非選針とする選針装置を備えた手編機に於いて、外部指
    令により模様の移動を指示するブロツク移動信号を記憶
    するレジスタ手段と、該レジスタ手段に記憶されたブロ
    ツク移動信号により、前記ブロツク検出手段のブロツク
    信号を補正し、該補正信号により前記記憶媒体より読出
    し信号を読出す模様読出し手段とから成ることを特徴と
    する模様の移動が可能な手編機。
JP15893576A 1976-12-30 1976-12-30 模様の移動が可能な手編機 Expired JPS607056B2 (ja)

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JP15893576A JPS607056B2 (ja) 1976-12-30 1976-12-30 模様の移動が可能な手編機

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JPS5386865A JPS5386865A (en) 1978-07-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05219639A (ja) * 1992-02-06 1993-08-27 Hitachi Cable Ltd ケーブルの接続部における浸水検知センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05219639A (ja) * 1992-02-06 1993-08-27 Hitachi Cable Ltd ケーブルの接続部における浸水検知センサ

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JPS5386865A (en) 1978-07-31

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