JPS6069567A - 誘導形電力量計の防錆処理方法 - Google Patents

誘導形電力量計の防錆処理方法

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JPS6069567A
JPS6069567A JP17841883A JP17841883A JPS6069567A JP S6069567 A JPS6069567 A JP S6069567A JP 17841883 A JP17841883 A JP 17841883A JP 17841883 A JP17841883 A JP 17841883A JP S6069567 A JPS6069567 A JP S6069567A
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JP
Japan
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main frame
voltage
coating
coil
current element
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Application number
JP17841883A
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English (en)
Inventor
Makoto Honda
誠 本多
Takashi Yamazaki
孝 山崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は誘導形電力量計に係り、特にこの電力量計の主
要な構成要素の防錆処理方法の改良に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕単相の誘導形電
力量計は第1図にボすように板体を成形した主枠4の表
側に上部軸受7および下部軸受8を介して円板6が取付
けらnると共に、この円板6に制動を加える制動磁石9
、および、円板60回転数を電力量として計量表示する
計量装置5が取付けられており、主枠4の裏側には円板
6に負荷電力に比例した駆動トルクを与える駆動素子と
しての電圧素子2および電流素子3が取付けられて本体
部が構成さnる。この本体部は箱体をなすペース1に収
納さnる一方、ペース1の外側壁に端子板12が取付け
ら几ている。また、ペース11C収納される本体部には
銘板11を内側に貼り付けたガラスカバー10が、端子
板12には端子カバー13がそれぞれ被せられている。
なお%誘導形電力量計はこれらの要素以外に各種の補償
装置や調整装置等を含むが本発明には直接的な関係がな
いので省略している。
ところで、電圧素子2は電源電圧に比例した磁束を発生
させるもので、第2図に示すように、E字形の電圧鉄心
21の中央脚に、巻枠す上に巻装した電圧コイルnが装
着される一方、中央脚および側脚のそれぞれの磁極に近
接して位相補償バスが付加さ几、さらに、電圧鉄心21
にはこれを主枠4に取付けるための取付穴21aが穿た
れている。また、電流素子3は負荷電流に比例した磁束
を発生させるもので、第3図に示すように、U字形の電
流鉄心31の脚部に、それぞn巻枠お上に巻装した電流
コイル32が装着される一方、脚端部には電流シャント
33が設けられ、さらに、電流鉄心31にはこ7’Lを
主枠4に取付けるための取付穴31aが穿たれている。
第4図は主枠4の詳細な形状を示し、上記電圧素子2お
よび電流素子3を含めた多(の要素を取付けるために多
数のねじ穴やバカ穴が設けらn、電圧素子2および電流
素子3は第5図に示す状態罠組立てられる。すなわち、
電圧素子2は取付ねじδにより、電流素子3は取付ねじ
あによりそれぞれ主枠4の裏側に取付けら几、このとき
磁極間隔がAKなっている。
ここで、主枠4は鉄板でなり、電圧鉄心21および電流
鉄心31は珪素鋼板等でなることから比較的錆やす(、
例えば、塗装やメッキ等の表面処理を施さなけ扛ばなら
ない。また、この種の電力量計は7〜10年にも及ぶ長
期間、曝露状態におか扛ることから屋内に設置する計器
と比較す扛ば防錆効果の高い表面処理が要求されている
電力量計の従来の防錆処理方法としては、鉄製部品をそ
れぞれ単品にて塗装またはメッキを施し、その後で組立
てを行っていた。このうち、主枠4と電圧鉄心21およ
び電流鉄心31とをそれそ扛別個に表面処理した場合に
は、次に述べる不具合があった。
(1)主枠および電圧鉄心の少なくとも一方が塗装によ
る場合、塗料の垂れや膜厚のばらつきによって主枠と電
圧鉄心との電磁結合状態が変化し、特性にばらつきを生
じる。
(2)組立時に歪が生じ、その影響で年月の経過と共に
特性が変化し、その分だけ誤差が増大する。
(3)電圧素子および電流素子は取付ねじだけで主枠に
固定されるため、主枠と鉄心との間に塗膜が存在するこ
と、その膜厚にばらつきがあること等により取付状態に
不完全なものがあり、輸出時および取扱い時の振動や衝
撃、ならびに、長年月に亘る熱サイクルの影響で取付ね
じが緩み、電圧素子または電流素子の位置ずれによって
誤差が大きくなって了5ことがあった。
(4) 主枠をメッキすると共に、メッキの施こされた
取付ねじを用いると、ねじれを含む鋭角部分にメッキ特
有の盛り上がりがあることから、組立に際してこの盛り
上がりが削り取られて金属粉として円板上に落下し、こ
れが円板の不回転または誤差の増大へ原因にもなってい
た。
(5)構成部品をそれぞれ単品で表面処理を施すことは
工数が増え、その分だけコスト高になっていた。
かくして、従来の電力量計の防錆処理は、特性かばらつ
(と共に、誤差の増大要因が多(、さらK、その校正作
業をも含めてコスト高になると云う欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来のものの欠点を除去するためになされ
たもので、特性の均一化および誤差の最小化を図り得る
誘導形電力か計の防錆処理方法の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために本発明の誘導形電力量計の防
錆処理方法は、それぞル鉄心にコイルを巻装した電圧素
子および電流素子を主枠に装着し、少な(とも前記鉄心
および主枠の露出面を一体的に防錆処理することを特徴
としている。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。
鉄心にコイルを装着する一般的な方法は、鉄心忙対して
予め防錆処理を施す一方、軸心部に透孔を有する絶縁性
の巻枠に導線を巻装してこの巻枠の透孔罠鉄心を通すが
、ここでは、表面が未処理の鉄心を巻枠に通して第2図
および第3図に示す如(電圧素子2および電流素子3を
組立てる。
また、従来の電力量計にあっては防錆処理を完了した主
枠4に種々の要素を取付けているが、ここでは、表面が
未処理の主枠4に、この電圧素子2および電流素子3を
ねじ止めして第5図のように組立てた後、鉄心および主
枠の露出面を一体的に防M処理する。
このように主枠および鉄心を一体的に表面処理するとき
、次の点を考慮する必要がある。
(1)電圧コイルおよび電流コイルのリード線の端部に
塗膜を付けてはならない。
(2) 金属以外の構成部品すなわち導線の被覆、巻枠
等が処理液に冒されず、しかも、処理温度等に十分耐え
ること。
(3)塗料が小さな間隙まで浸透し、同時に均一な膜厚
が得られること。
(4)異種金属であっても塗装性、密着性に優れてい西
こと。
これらの条件を満たす最適な方法としてここでは電着塗
装を採用し、そして次の対策を講じた。
第6図は電圧素子の縦断面図を示すものであるが、巻枠
おとして塗料の溶剤分や焼付条件(170〜180℃、
30分)にも十分耐える耐熱プラスチックを用いると共
に、コイル22を巻積した表面部にこれと略同−条件の
プラスチックを流動浸漬せしめて絶縁層かを形成し、こ
の絶縁層2Gからコイルの端部冴を導出することによっ
てコイルnを他から絶縁し、その端部冴に塗膜が付かな
いようにして導線の被覆、巻枠等の保護を図っている。
なお、電流素子にもこ1”Lと同一の処理を施している
また、電着塗装時には電圧素子2oおよび屯流素子刃を
取付けた主枠4を、第7図に示ずように金具41に引掛
け、少な(とも、主枠4、鉄心21 、31および位相
補償片に対して塗装性、密着性および耐食性に優れたも
のを用いるようにしている。
かくして、主枠4およびこ7’Lに取付げらnる電圧素
子および電流素子が一体的に塗装さルるが、従来の処理
法とこの考案による処理法とを、被膜部分を拡大して示
した第8図および第9図を用いて比較する。
先ず、第8図に示すように、メッキ膜42を有する主枠
4に、塗装膜43を有する電圧鉄心21および11i流
鉄心31をそれぞn取付ねじδおよび35によって取付
ける従来の方法にあっては、メッキ膜42および塗装膜
43を介して1u圧鉄心21および電流鉄心31が主枠
4に磁気結合されるが、これらの膜厚の合計値Bがばら
つくと磁気結合係数が変化するものであった。また、メ
ッキ膜42および塗装膜43の介在により締付けが不完
全となる場合があり、こftによって磁極間隙人が衝撃
等によって変化し易く、さらに、予めメッキしたがため
に、ねじ止めの際に鉄粉44が落下することがあった。
これに対して、第9図に示すように、被膜を形成1−る
以前の主枠4と、電圧鉄心21および電流鉄心31とを
取付ねじるおよび35により一体化した状態で静電塗装
を施す本発明によるものは、電圧鉄心21および電流鉄
心31と、主枠4とが直接接触するため、締付状態およ
び電磁結合係数が略一定に71ろ。また、被膜43が鉄
心および主枠に跨がって付着せしめられると共に、取付
ねじδおよび35の頭部を覆うことになり、この状態で
(IIii撃が加えられたとしても緩み難く、したがっ
て、磁極間隙人を常に一定に保持することができる。
なお、電着塗装としてはアニオン方式とカチオン方式と
があり、この何れでも塗装は可能であるが塗膜の耐食性
という点でカチオン方式が優扛ている。
ところで上記実施例では、各構成部品をねじ止めする構
成の電力量計に・ついて説明したが、その取付法は「力
7メ」、「ハトメ」、「溶接」および「半田付」等によ
って固定する構成のものであっても、要は電圧鉄心およ
び電流鉄心と主枠とを組立てた状態で電気的に導通して
おれば上述した如き静電塗装は可能である。また、静電
塗装に限らず、上述した条件を満たし得るものであれば
、これ以外の表面処理方法を採ってもよい。
なおまた、上記実施例では単相の誘導形化力量計の表面
処理について説明したが、三相の誘導形化力量計でも、
第10図に示すように、主枠4aに2個の電圧鉄心2a
と、2個の電流鉄心3aをそれぞれ組付けた状態で表面
処理することによって上述したと同様な結果が得られる
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如(、本発明によれば電圧
素子および電流素子を主枠に組立てた状態で、これらを
一体的に表面処理しているので、鉄心および主枠が直接
接触されて磁気結合係数、を略一定にすることができ、
また取付ねじを含めてこれらの部品が連続被膜で覆われ
るため振動や衝懲に対して緩みが少なく、長期間に亘る
熱サイクルや、長距離に及ぶ輸送に耐え、しかも屋外に
曝露させたとき主要な鉄製部品の錆を極めて低(抑える
ことができる。
また、量産工程では完全に除去し得ないものとされてい
るねじ締め時の鉄粉が塗膜に封じ込まれるため、これが
円板上に落ちて発生する円板の不回転および誤差の増大
を未然に防ぐことができる。
さらに、単品ごとに防錆処理する場合に比べて、その処
理が一度で済むため、その分だけコストダウンが図れる
また、防錆処理として電着塗装を施す場合には、塗膜の
焼付時に約180℃に加熱されるため、組立時の内部歪
を十分に除去しイU、こ几によって実使用時の熱サイク
ルの影響を受けない電力量の測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単相の誘導形電力量計の一般的な構成を示す分
解斜視図、第2図(a) 〜(C)、第3図(a)〜(
c)および第4図(a)〜(C)はこの誘導形電力址b
1の主要部品の形状を示す平面図および側面図、第5図
はこの誘導形電力量計の主要部品の組立状態図、第6図
は本発明を実施する主要部品の構成を示す断面図、第7
図は本発明を実施する防錆処理状態を説明するための斜
視図、第8図および第9図は従来の防錆処理方法と、本
発明による防錆処理方法との差異を説明するための主要
部品の断面図、第10図は本発明を適用する三相の誘導
形電力量計の主要部品の組立状態図である。 2.2a・・・電圧素子、3,3a・・・電流素子、4
゜4a・・・主枠、21・・・電圧鉄心、n・・・電圧
コイル、31・・・電流鉄心、32・・・電流コイル、
5,35・・・取付ねじ。 出願人代理人 猪 股 清 第2図 (a) (C) 第3図 (a) 第4図 第5図 (0) (b) 51+ ご9 と’+ 3t+ 35 第1 (0) 0 0図 手続補正病 昭和59年6月7 日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1 事f1の表示 DI和58年 特W1ft 第178418号2 発明
の名称 誘導形電力m目の防錆処理方法 3 補正をする者 事f1との関係 特許出願人 (307) 株式会社 東 芝 4 代 理 人 」 8 補正の内容 明IO書の次の各箇所に記載された「静電塗装」をそれ
ぞれ「電着塗装」に訂正覆る。 第 9頁第15行 第10頁第13行

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)そ牡ぞれ鉄心にコイルを巻装した電圧素子および
    電流素子を主枠に装着し、少な(とも前記鉄心および主
    枠の露出面を一体的に防錆処理することを特徴とする誘
    導形電力量計の防錆処理方法。 (匂前記防錆処理として電着塗装を施すことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の誘導形電力量計の防錆処
    理方法。
JP17841883A 1983-09-27 1983-09-27 誘導形電力量計の防錆処理方法 Pending JPS6069567A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612867B1 (ja) * 1970-11-18 1981-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612867B1 (ja) * 1970-11-18 1981-03-25

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