JPS6069400A - 油のパイプライン輸送方法 - Google Patents
油のパイプライン輸送方法Info
- Publication number
- JPS6069400A JPS6069400A JP17538483A JP17538483A JPS6069400A JP S6069400 A JPS6069400 A JP S6069400A JP 17538483 A JP17538483 A JP 17538483A JP 17538483 A JP17538483 A JP 17538483A JP S6069400 A JPS6069400 A JP S6069400A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- carbon dioxide
- high viscosity
- pipeline
- viscosity
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17D—PIPE-LINE SYSTEMS; PIPE-LINES
- F17D1/00—Pipe-line systems
- F17D1/08—Pipe-line systems for liquids or viscous products
- F17D1/16—Facilitating the conveyance of liquids or effecting the conveyance of viscous products by modification of their viscosity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高粘性油を効率的にパイプライン輸送する場
合に特に適した、油のパイプライン輸送方法に関する。
合に特に適した、油のパイプライン輸送方法に関する。
高粘性油のパイプライン輸送方法として、従来は高粘性
油を加熱することによりその粘度を下げ、保温したパイ
プラインで輸送する方法が採用されている。即ち、輸送
元に於いて、加熱炉等で加熱することにより高粘性油の
粘度を下げて流動性を良くし、保温したパイプラインに
よって目的地まで輸送している。然し乍ら、この従来の
パイプライン輸送方法では加熱の為の多量の熱源を必要
とするという問題があり、更にパイプラインでの熱損失
が大きいため長距離パイプラインに適さないという問題
があった。
油を加熱することによりその粘度を下げ、保温したパイ
プラインで輸送する方法が採用されている。即ち、輸送
元に於いて、加熱炉等で加熱することにより高粘性油の
粘度を下げて流動性を良くし、保温したパイプラインに
よって目的地まで輸送している。然し乍ら、この従来の
パイプライン輸送方法では加熱の為の多量の熱源を必要
とするという問題があり、更にパイプラインでの熱損失
が大きいため長距離パイプラインに適さないという問題
があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、多量の熱源
が不要で、従って熱損失を伴うこともなく、高粘性油の
長距離輸送に適した効率的なパイプライン輸送方法を提
供するものである。
が不要で、従って熱損失を伴うこともなく、高粘性油の
長距離輸送に適した効率的なパイプライン輸送方法を提
供するものである。
即ち、本発明は、輸送すべき高粘性油中に圧力下で二酸
化炭素を溶解させることによりその粘度を下げ、輸送中
に二酸化炭素が油中から分離しないように二酸化炭素の
飽和圧力以上に保持することを特徴とする油のパイプラ
イン輸送方法である。
化炭素を溶解させることによりその粘度を下げ、輸送中
に二酸化炭素が油中から分離しないように二酸化炭素の
飽和圧力以上に保持することを特徴とする油のパイプラ
イン輸送方法である。
発明者等は高粘性油を効率的にパイプライン輸送する為
、容易に高粘性油の粘度を下げ、そのまま粘度を保持す
る方法につき種々の検討をおこなった。そして、二酸化
炭素が高圧下で容易に油に溶解して大幅に油の粘度を下
げることに着目し、これをパイプライン輸送に利用する
ことよって上記本発明に至ったものである。即ち、本発
明にあっては高粘性油に二酸化炭素を溶解させ、粘度を
下げて輸送を容易にする点が特徴で、圧力を保持するだ
けで同等加熱することなしにパイプライン輸送が可能と
なる。また、輸送完了後は脱圧するだけで油中から容易
に二酸化炭素を分離することができる。
、容易に高粘性油の粘度を下げ、そのまま粘度を保持す
る方法につき種々の検討をおこなった。そして、二酸化
炭素が高圧下で容易に油に溶解して大幅に油の粘度を下
げることに着目し、これをパイプライン輸送に利用する
ことよって上記本発明に至ったものである。即ち、本発
明にあっては高粘性油に二酸化炭素を溶解させ、粘度を
下げて輸送を容易にする点が特徴で、圧力を保持するだ
けで同等加熱することなしにパイプライン輸送が可能と
なる。また、輸送完了後は脱圧するだけで油中から容易
に二酸化炭素を分離することができる。
ところで、二酸化lj2素の溶解によって高粘性油の粘
度が低下する様子は第1図のデータにより明瞭に示され
ている。このデータはPetrolelJIIIE n
aineer : Auoust 1964. p 4
2. F ig、 2に報告されたものである。
度が低下する様子は第1図のデータにより明瞭に示され
ている。このデータはPetrolelJIIIE n
aineer : Auoust 1964. p 4
2. F ig、 2に報告されたものである。
なお、本発明は高粘性油のパイプライン輸送のみならず
、石炭と油の混合物のパイプライン輸送、寒冷地に於け
る油のパイプライン輸送、通常の油のパイプライン輸送
にも適用できるものである。
、石炭と油の混合物のパイプライン輸送、寒冷地に於け
る油のパイプライン輸送、通常の油のパイプライン輸送
にも適用できるものである。
以下、第2図を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明を高粘性油のパイプライン輸送に適用し
た一実施例を示すフローチャートである。
た一実施例を示すフローチャートである。
図示のように、高粘性油1は二酸化炭素2を溶解させる
為に高粘性油供給ポンプ3により昇圧され、二酸化炭素
循環装置4に供給される。他方、二酸化炭素2は高粘性
油1に対する溶解性を良くする為に、二酸化炭素溶解装
置5により循環して二酸化炭素溶解装M4に供給される
。溶解装置4で二酸化炭素を溶解されて粘度の下がった
油は、輸送用ポンプ6によってパイプライン輸送に必要
な圧力に昇圧され、パイプライン7を通して目的地まで
輸送される。その際、溶存中の二酸化炭素がパイプライ
ン中で分離しないように、パイプライン7には圧力保持
装置8を設けてパイプライン中での圧力低下を防止する
。そして、目的地に輸送された油は脱圧分離装置9にか
けられ、溶存している二酸化炭素11を脱圧分離されて
高粘性油10に再生される。なお、分離された二酸化炭
素11は、輸送元で高粘性油の粘度を低下させる為に再
使用することもできる。
為に高粘性油供給ポンプ3により昇圧され、二酸化炭素
循環装置4に供給される。他方、二酸化炭素2は高粘性
油1に対する溶解性を良くする為に、二酸化炭素溶解装
置5により循環して二酸化炭素溶解装M4に供給される
。溶解装置4で二酸化炭素を溶解されて粘度の下がった
油は、輸送用ポンプ6によってパイプライン輸送に必要
な圧力に昇圧され、パイプライン7を通して目的地まで
輸送される。その際、溶存中の二酸化炭素がパイプライ
ン中で分離しないように、パイプライン7には圧力保持
装置8を設けてパイプライン中での圧力低下を防止する
。そして、目的地に輸送された油は脱圧分離装置9にか
けられ、溶存している二酸化炭素11を脱圧分離されて
高粘性油10に再生される。なお、分離された二酸化炭
素11は、輸送元で高粘性油の粘度を低下させる為に再
使用することもできる。
こうして同等熱源を必要とせず、従って熱損失も伴うこ
となく、高粘性油の効率的な長距離パイプライン輸送を
行なうことができる。
となく、高粘性油の効率的な長距離パイプライン輸送を
行なうことができる。
以上詳述したように、従来は高粘性油をカロ熱し、しか
も保温したパイプラインで輸送していた為に長距離輸送
が困難であったのに対して、本発明によれば圧力を保持
するだけで同等加熱する必要がない為、高粘性油の効率
的な長距離輸送が可能である等、顕著な効果が得られる
ものである。
も保温したパイプラインで輸送していた為に長距離輸送
が困難であったのに対して、本発明によれば圧力を保持
するだけで同等加熱する必要がない為、高粘性油の効率
的な長距離輸送が可能である等、顕著な効果が得られる
ものである。
第1図は二酸化炭素の溶解によって高粘性油の粘度が低
下する様子を示す線図、第2図は本発明の一実施例にな
る高粘性油のパイプライン輸送方法を示すフローチャー
トである。 1・・・高粘性油、2・・・二酸化炭素、3・・・高粘
性油供給ポンプ、4・・・二酸化炭素溶解装置、5・・
・二酸化炭素循環装置、6・・・輸送要ポンプ、7・・
・パイプライン、8・・・圧力保持装置、9・・・脱圧
分離装置、1o・・・高粘性油、11・・・二酸化炭素
出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦
下する様子を示す線図、第2図は本発明の一実施例にな
る高粘性油のパイプライン輸送方法を示すフローチャー
トである。 1・・・高粘性油、2・・・二酸化炭素、3・・・高粘
性油供給ポンプ、4・・・二酸化炭素溶解装置、5・・
・二酸化炭素循環装置、6・・・輸送要ポンプ、7・・
・パイプライン、8・・・圧力保持装置、9・・・脱圧
分離装置、1o・・・高粘性油、11・・・二酸化炭素
出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 輸送すべき高粘性油中に圧力下で二酸化炭素を溶解させ
ることによりその粘度を下げ、輸送中に二酸化炭素が油
中から分離しないように二酸化炭素の飽和圧力以上に保
持することを特徴とする油のパイプライン輸送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17538483A JPS6069400A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 油のパイプライン輸送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17538483A JPS6069400A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 油のパイプライン輸送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069400A true JPS6069400A (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=15995163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17538483A Pending JPS6069400A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 油のパイプライン輸送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069400A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015171879A1 (en) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | Saudi Arabian Oil Company | System and process for handling heavy oil residue |
CN105264293A (zh) * | 2013-03-15 | 2016-01-20 | 沙特阿拉伯石油公司 | 用于处理重质渣油的系统和方法 |
US10240101B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-03-26 | Saudi Arabian Oil Company | Process for combustion of heavy oil residue |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3618624A (en) * | 1970-02-26 | 1971-11-09 | Cities Service Oil Co | Fluid pipelining |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17538483A patent/JPS6069400A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3618624A (en) * | 1970-02-26 | 1971-11-09 | Cities Service Oil Co | Fluid pipelining |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105264293A (zh) * | 2013-03-15 | 2016-01-20 | 沙特阿拉伯石油公司 | 用于处理重质渣油的系统和方法 |
US10240101B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-03-26 | Saudi Arabian Oil Company | Process for combustion of heavy oil residue |
WO2015171879A1 (en) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | Saudi Arabian Oil Company | System and process for handling heavy oil residue |
CN106459776A (zh) * | 2014-05-07 | 2017-02-22 | 沙特阿拉伯石油公司 | 用于处理重质渣油的系统和方法 |
JP2017520726A (ja) * | 2014-05-07 | 2017-07-27 | サウジ アラビアン オイル カンパニー | 重油残留物を取り扱うためのシステム及び方法 |
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