JPS606935B2 - トルエンのニトロ化法 - Google Patents

トルエンのニトロ化法

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JPS606935B2
JPS606935B2 JP57091494A JP9149482A JPS606935B2 JP S606935 B2 JPS606935 B2 JP S606935B2 JP 57091494 A JP57091494 A JP 57091494A JP 9149482 A JP9149482 A JP 9149482A JP S606935 B2 JPS606935 B2 JP S606935B2
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dnt
waste acid
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dinitrotoluene
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JP57091494A
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JPS57203036A (en
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ジヨン・エドワ−ド・サウイツキ
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Air Products and Chemicals Inc
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Publication date
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Publication of JPS606935B2 publication Critical patent/JPS606935B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
    • C07C201/06Preparation of nitro compounds
    • C07C201/16Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2,4−ジニトロトルェンの回収法に関する。
さらに詳しく云えば、本発明はジニトロトルェン異性体
の混合物から実質的に純粋な2,4ージニトロトルェン
を単機する方法に関する。ニトロ芳香族、特にジニトロ
トルェン(DNT)は芳香族アミンたとえばポリウレタ
ン製造のためのィソシァネートに変換されうるトルェン
ジアミンの製造における中間体として広く使用されてい
る。
商業的にはジニトロトルェンは代表的には濃硫酸および
硝酸の混合物である混酸によるトルェンのニトロ化で製
造される。この方法ではモノニトロトルェンが第1ニト
ロイ○段階で生成されついで水溶液相から分離される。
ついでこの粗モノニトロトルェンは第2ニトロイリ段階
において新しいニトロ化用酸でニトロ化される。ついで
DNT生成物は水性相から分離回収されそして水性相は
ニトロイ0菱階に循環される。DNT製造のためのその
他の方法は米国特許第2,362,743号、同第3,
178,481号、同第3,243,466および同第
3,708,546号各明細書に教示されている。
米国特許第2,362,743号明細書にはDNTおよ
び特に2,4−DNTを、硫酸を使用しない2段階ニト
ロ化法により製造する方法が記載されている。
米国特許第3,178,481号明細書には一つのニト
ロ化段階でトルヱンからDNTを形成するループ反応系
を使用して高い%の2,4−DNT異性体を有するDN
T生成物を製造する方法が開示されている。
米国特許第3,243,466号明細書には一連の4個
のニトロ化器中でトルェンからPNTを製造する連続法
が記載されている。
米国特許第3,708,546号明細書にはトルェンを
少量の水の存在下で0℃以下の濃度において硝酸および
硫酸の混合物と反応させることによりトルェンをニトロ
化して2,4−DNT異性体舎量の高いDNT異性体の
混合物を得る方法が開示されている。
DNT生成物はメチレンクロラィドでの溶媒抽出により
反応混合物から回収されている。商業的に製造されるD
NTは6種の異性体の組み合わせである。
これら異性体の各々は特定学薬品においてそれら自体の
需要を有しそしてより望ましい異性体はプレミアム価格
で販売されうる。しかしながら、問題はDNT法からよ
り望ましい異性体を分離しそして回収ししかも理想的に
は一定の商業規格をみたさなければならないDNT生成
物の組成に悪質な変化を与えないことである。この問題
のために標準の分離技術たとえば蒸留および晶出は通常
、特定のDNT異性体を単離するためにDNT法からの
「製品」等級の異性体温合物について実施されている。
一つのかかる分離法は米国特許第2,765348号明
細書に教示されており、そこでは2,4−DNTおよび
その他の不純物との2,6一DNTの混合物から2,6
−DNTを得る方法が開示されている。
アニリンまたは低級アルキル置換アニリンが2,4一D
NT、2,6一DNTおよび不純物の異性体混合物に加
えられる。生成する混合物は、0℃以下であるがしかし
反応物が固化する温度以上で冷却される。ついで生成す
る2,6一DNTの結晶が回収される。以上にもかかわ
らず、商業的に製造されるDNT生成物の異性体組成に
悪い影響を及ぼさずにジニトロトルェン法から実質的に
純粋な2,4一DNT異性体を回収する方法が依然とし
て必要とされている。
最も広い観点では本発明は2,4−DNTと他のDNT
異性体との混合物から実質的に純粋な2,4−DNTを
回収する方法に関する。
そ方法はDNT異性体の混合物を高められた温度におい
て硫酸水溶液と接触させてDNT異性体を含有する水性
硫酸相(この酸相はDNT異性体で実質的に飽和されて
いるのが好ましい)を生成されることからなる。ついで
水性酸相を冷却して、有意量の他の結晶性DNT異性体
の沈殿を伴なうことないこ実質的に純粋な結晶性2,4
−DNTを沈殿せしめる。硫酸水溶液は約65〜9の重
量%硫酸でありそして高められた温度は約50〜90q
oであるのが好ましい。硫酸水溶液は過剰のDNT異性
体を含有する有機相およびDNT異性体で実質的に飽和
された水性酸相を生成するある量のDNT異性体温合物
と接触させるのが好ましい。
水性酸相を有機相から分離しそして好ましくは約40o
○以下の温度で冷却して2,4−DNT結晶を沈殿させ
る。この温度は有意量の他のDNT異性体が沈殿するか
または水性硫酸相が固化する程に低くあるべきでない。
昇りの態様において、実質的に純粋な2,4−DNTは
ジニトロトルェンの製造のための2段階ニトロ化法から
回収される。このDNT法は‘a’第1ニトロイリ数皆
のトルェンを硫酸および硝酸の水性混合物でニトロ化し
てモノニトロトルヱン含有有機相および第1の水性廃酸
相を生成させ、【b1 モノニトロトルェン含有有機相
を第1の水性廃酸相から分離して第1の水性廃酸流を生
成させ、{c} 硫酸および硝酸の混合物を使用して第
2ニトロイリ数皆の有機相中に含有されたモノニトロト
ルェンをニトロ化してジニトロトルェン含有有機相およ
び第2の水性廃酸相を生成させ、(d’ジニトロトルェ
ン含有有機相を第2の水性廃酸相から分離して第2の廃
酸流を生成せしめ、そして‘el ジニトロトルェンを
有機相から回収することからなる。
第1および第2の廃酸流はニトロ化段階に運ばれるのが
有利である。代表的には第1廃酸流は好ましくは再濃縮
した後に第2ニトロイQ段階に運ばれそして第2廃酸流
は第1ニトロイQ段階に循環される。上記のDNT法に
適用される場合の2,4一DNT回収のための本発明の
新規な特徴は‘11 2,4−DNTの晶出を起こさせ
るために第1または第2の水性廃酸流の少くとも一部分
を冷却し、そして(2} この冷却された廃酸流から結
晶性の2,4一DNTを回収する。
ことからなる。
さらに追加の工程として‘3’ 水性廃酸流の一部分を
ニトロイQ段階に戻すことを包含するのが望ましい。
さらに別の態様では、実質的に純粋な2,4−DNTが
1段階ニトロ化法から回収される。
このDNT法は【a} ニドロイり段階のトルェンを硫
酸および硝酸の水性混合物でニトロ化して、ジニトロト
ルェン含有有機相および水性廃酸相からなるニトロ化反
応混合物を生成せしめ、tb} その有機相を水性廃酸
相から分離して水性酸流を生成せしめ、そして‘C’ジ
ニトロトルェンを有機相から回収することからなる。
上記の1段階DNT法は代表的にはニトロ化反応混合物
がニトロイリ段階に循環されるループ反応系のように操
作される。循環するニトロ化反応混合物の一部分は、D
NT生成物を含有する有機相を水性廃酸相(これは水性
廃酸流の形態でループ反応系に戻されてもよい)から分
離させるために分離段階に連続的に取り出される。さら
に本発明方法の新規な特徴を構成する前記の工程‘1)
および‘21および場合により工程【釧まループDNT
反応過程の水性廃酸流に適用しうる。
ニトロトルェン含有有機相および水性酸相からなるニト
ロ化段階におけるニトロ化反応媒体はDNT法の発熱的
性格の故に高められた温度にある。本発明方法は存在し
ているDNT法の水性廃酸流の一部分を有利に使用する
ものである。
かかる流れは有機相と接触状態にあったDNT異性体で
飽和されており「そしてしたがって晶出法の第1工程は
すでに完了されている。本発明方法は実質的に純粋な1
種の特定のDNT異性体の結晶をDNT反応系から分離
する方法を提供する。
本発明方法はこの特定異性体を6種までのDNT異性体
からなるDNT生成物の混合物から分離する必要なしに
DNT法から実質的に純粋な2,4一DNTを提供する
。実質的に高い純度の2,4−DNTを回収する外に、
若干の他の利点が実現される。
2段階DNT法のモノニトロ化工程は発熱反応であるの
で熱を除去する必要があるが、その必要性は入ってくる
かまたは循環される廃酸流の温度が低いので減少される
別の利点は、温度がより低くそして水性相中の有機含量
が減少されたために循環される酸中における副生成物の
生成が減少される点にある。
かかる副生成物の例としてはたとえばジニトロクレゾー
ル、亜硝酸、TNTおよびその他の酸化性化合物があげ
られる。今や2,4一DNTが除去された廃酸流は他の
DNT異性体、特に2,6一DNTについて比較的濃縮
されているのでそれは別の異性体分離のための源として
役立ちうる。
別の利点として、廃酸流から2,4−DNTが分離され
るとその後の工程においてこの流れから有機物を除去す
る負担が減少され、それによりそれらの物質を処理する
装置をなしですますことができる。
また、周囲に失われる有機物質がより少なくなるであろ
う。さらに別の利点として、DNT法からの2,4−D
NTの除去速度を増大させるかまたは存在する総量から
のDNT生成物にその異性体を加えるかのいずれかによ
り規格外生成物を調整するために2,4−DNTの総量
が蓄積および使用できる。
商業製品としてDNT法により製造されるDNT異性体
の混合物に属する「製品規格」は生成物中における2,
4−DNT/2,6−DNTの比および2,4−DNT
と2,6−DNTとの合計に関する許容範囲を意味する
。代表的には商業上のDNT生成物については2,4一
DNT/2,6−DNT比は約80/20±1でありそ
してこれら2種の異性体の合計は少くとも95重量%で
ある。さらにDNT法から除去される実質的に純粋な結
晶性2,4−DNTの量を調整することによりDNT生
成物は商業上使用するための規格内に維持されうる。第
1図は本発明方法を使用する2段階ジニトロ化法を示す
模式図である。
第2図は第1図の好適な態様で使用される装置の配列を
示している。
第3図は本発明方法を包含する1段階ジニトロ化法を示
す模式図である。本発明によれば、まず最初にDNT異
性体温合物を約50〜90ooの温度で約65〜9の重
量%硫酸と緊密に接触(たとえば振函)させることによ
り2,4−DNTと他のDNT異性体との混合物から実
質的に純粋な2,4一DNTが単離されうるということ
が見出された。かかる接触は水性酸相をDNT異性体で
実質的に飽和するに必要な量よりも過剰な量のDNT異
性体混合物を使用して行なわれるべきでありしかもかか
る飽和がなされるに充分な時間接続されるべきである。
云うまでもなくDNT異性体温合物はまずたとえばベン
ゼン、トルェン、キシレンなどのような芳香族炭化水素
溶媒中に溶解され、この溶液が硫酸相と接触せしめられ
る。この水性硫酸相は過剰のDNT物質の有機相から分
離されそして実質的に純粋な2,4−DNTを晶出させ
るために約40午0またはそれ以下、好ましくは290
またはそれ以下であるがしかし有意量の別のDNT異性
体を晶出させるかまたは水性硫酸相を凍結させる程には
低くない温度に冷却される。またDNT法に関しては、
DNT異性体の混合物で飽和されている廃酸流の少くと
も一部分の温度を低下することにより2,4−DNTが
優先的に晶出されることが見出された。
第1図について述べれば、ライン1川こおけるトルェン
、ライン12における硝酸およびライン14における硫
酸はDNT法のモノニトロ化段階16中に供給される。
モノニトロイQ段階16は単一の反応容器または連続し
て結合された数個の反応容器からなることができる。こ
れらの反応容器は礎梓により2種の非混和性相、すなわ
ち水性相と有機相とを緊密に接触させるように設計され
ている。このニトロ化段階への硫酸供給はDNT法の第
2ニトロ化段階18で生成された廃酸であり、以下にお
いてはこれを「循環酸」と称する。モノニトロ化段階か
らの水性廃酸流19は再濃縮器201こ入り、そこでこ
れはジニトロイリ没階18におけるニトロ化用混酸の一
部分として使用するために再濃縮される。第1ニトロ化
段階で生成されたモノニトロトルェンを含有する有機相
は、これも単一反応容器または一連の反応容器からなる
ことのできる第2ニトロ化段階18中にライン22によ
り供給される。
ライン24からの硝酸、ライン26からの再濃縮された
硫酸および場合によりライン28からの新しい硫酸もジ
ニトロ化段階18に加えられる。生成物DNTは図示さ
れていないが代表的な精製段階中でのさらに別の精製の
ためにジニトロ化段階18を出てライン3川こ入る。
廃酸流はジニトロイ口受階18を出てライン32を通っ
て冷却段階34に入り、そこで少くとも一部分の廃酸流
は冷却されて実質的に純粋な2,4一DNTを沈殿し、
それはライン36により除去される。
2,4−DNT含有の実質的部分を除去せしめた廃酸流
の冷却された部分および廃酸流の残部分はライン14中
でモノニトロイQ没階16に循環され、これは第1ニト
ロイ0段階のための硫酸の主要源になる。
さて、本発明方法の実施のためのより好適な態様を示す
第2図2については、ライン42における約140夕/
分のトルェン、ライン44における約90〆/分の60
〜90%硝酸水溶液およびライン46における約300
そ/分の循環酸としての80〜90%硫酸水溶液が蝿梓
機52を有する単一反応容器50からなるモノニトロイ
り安階48に並流で供給される。
しかしながら、モノニトロ化帯域48は一つの反応容器
から次のものに進む流出速度が第1反応容器中に供給さ
れるトルェン、硝酸および硫酸の全流速にほぼ等しいよ
うに連続して結合された約4個のかかる反応容器からな
るのが好ましい。約40〜70qC、好ましくは約50
00の温度でモノニトo化反応段階48において維持さ
れるモノニトロ化反応媒体はライン54を経て出ていき
そして分離器55の中に入り、そこでモノニトロ化反応
媒体を構成する有機相56および消費された水性酸相5
7が重力分離される。約0.5重量%の未反応トルェン
、20重量%のDNTおよび8の重量%のモノニトロト
ルェンを含有する有機相56は約190夕/分でライン
58を通過してジニトロイリ没階60(これは蝿梓機6
4を備えた単一反応容器62からなることができるが、
しかし連続して結合された4個のかかる反応容器からな
るのが好ましい)中に入る。ライン66に入る分離器5
5からの廃酸は約65〜8の重量%の硫酸および約0.
1〜1.の重量%の亜硝酸ないし硝酸であるが、これは
約350そ/分で再濃縮器68に入り、そこで廃酸流が
加熱されて水が除去される。
再濃縮(90〜9紅重量%)された硫酸流は約235そ
/分でライン70を通過して、約100〆/分のライン
72からの60〜9の重量%硝酸水溶液と共に、ジニト
ロイリ段階60中に入る。必要により、あるいは再濃縮
器68からの再濃縮された酸の代わりに、新しい硫酸(
90〜98%)をライン7U‘こよって加えてもよい。
約60〜90℃、好ましくは約70qoの温度にありそ
してDNT異性体生成物およびニトロ化用廃酸からなる
ジニトロ化反応媒体は約820夕/分でライン74を経
て反応容器62から分離器75に入り、そこでDNT含
有有機相76および水性廃酸相77が分離される。約9
9.頚重量%DNT生成物を含有する有機相76はライ
ン78を通って洗浄および生成物回収の段階(図示され
ていない)にいく。DNT生成物は代表的には過剰の水
性酸相を除去しそしてまたDNT法で生成された不純物
および副生成物を除去するために一連の櫨拝された容器
中で洗浄される。分離器75からの約70〜90重量%
硫酸である水性廃酸相77は「循環酸」としてライン4
6により約300夕/分でモノニトロ化段階48に運ば
れる。
この点における循環酸流はそれが予めDNT生成物であ
る有機相と緊密に接触しているためにDNT異性体で飽
和されている。この廃酸相77の有機含量は約3〜7重
量%であり、そのうちの約78〜84%は2,4−DN
T異性体である。ライン46における消費されたニトロ
化用酸流の少くとも一部分、たとえば約75ぞ/分はラ
イン801こより流出されて冷却帯城82に入り「そこ
でその流出流の温度は約40q0以下、好ましくは約2
60またはそれ以下に低下されて循環酸流中における他
のDNTから2,4−DNTは晶出されついで分離され
る。冷却帯城82は、水性廃酸相を蓄積しそしてそれの
熱含量を周囲の空気に放出することにより徐々に冷却さ
せしめる長い滞留保持タンクからなることができる。好
ましくは保持タンクは外部冷却により冷却され、その結
果このタンクはより小さなサイズのものでありうる。さ
らに、保持タンクはバッチ操作または連続操作として操
作されることができ、そしていずれの場合でも水性廃酸
流の冷却された部分はライン84によりモノニトロイ○
袋階48に循環させるためにライン46に戻される。2
,4一DNTの結晶は冷却帯城82の保持タンク中にあ
らかじめ定められた量まで蓄積される。
かかる時点でタンクへの流出流は閉止されそして排出さ
れたタンクには結晶性生成物が残る。2,4−DNT結
晶は水洗するのが有利である。
水および結晶の混合物を2,4−DNTの融点に加熱し
そして水と融解2,4一DNTとの得られる液体混合物
をタンクから排出させる。水と融解2,4−DNTの物
理学的分離は保持タンクからの排出前にかまたはかかる
排出と同時かのいずれかでなされる。分離された2,4
一DNTは貯蔵のためにかまたは2,4ートルヱンジア
ミン製造用水素化工程に送られる。循環酸流の少くとも
一部分は再び冷却帯城82に転換されてその操作サイク
ルを完結する。保持タンクを空にして結晶性生成物を洗
浄するために流出流の冷却帯域への供給が中断される場
合には、若干連続的な過程を維持するために循環酸流の
一部分を受け入れるように第2タンクが操作されるのが
好ましい。勿論、すべての循環酸流が冷却帯城82に向
けられてもよく、そこでその温度が低下せしめられて2
,4一DNTの晶出を達成しうる。
しかしながら、すべての循環酸流を冷却するとかかる方
法の主要目的であるDNT法からの不定のDNT生成物
を得ることにならるであろう。循還酸流の冷却および結
晶性生成物の物理学的分離は一定に流れる循環酸流上で
実施されうる。2段階DNT法ニトロ化用廃酸相から実
質的に純粋な2,4−DNT異性体を製造するための本
発明の別の態様では分離器55からのライン66におけ
るモノニトロ化用廃酸流は冷却されて所望の生成物を晶
出せしめる。
ジニトロイり段階60からの循環酸流はDNT異性体の
混合物を含有しそしてモノニトロイロ段階48に選ばれ
るのでモノニトロ化段階48におけるニトロ化反応媒体
もDNT異性体を含有するであろう。したがって、有機
相56と平衡であったであろう水性廃酸相57もDNT
異性体温合物を含有するであろう。図示されてはいない
が、この態様では水が廃酸相から除去される再濃縮器6
8も、循環酸流のために冷却帯城82と同様なその後に
続く冷却帯城保持タンクを含有する。このようにしてモ
ノニトロ化段階48からのニトロ化用廃酸流66が最初
に再濃縮されついで冷却されて2,4−DNT異性体を
晶出する。分離器55および75から分離された廃酸相
は硫酸濃度および温度に応じて約2〜8重量%の有機物
質を含有する。
廃酸流66は見かけ上約35〜75ooの温度で約65
〜8の重量%の硫酸強度で生成される。ライン46にお
ける循環酸流は代表的には約50〜90qoの温度で約
65〜9の重量%の硫酸強度を有する。廃酸流中に溶解
された全有機化合物のうち約70〜9の重量%は2,4
一DNTである。実質的に純粋な2,4一DNTは最終
のDNT生成物についての規格に悪影響を及ぼさずに第
2図2に示されている連続2段階DNT法から除去され
うる。たとえば、2,4−DNTが連続的に除去される
であろうDNT法については470×1ぴポンド/年の
DNT生産高が想定される。このDNT法が操業すべき
ガイドラインは以下の製品DNT規格である。なわち2
,4−DNT79〜81%および2,6−DNTI9〜
21%(標準化された)、および純度(2,4一DNT
十2,6−DNT)94.80重量%以上。1年の連続
操作の間かかる条件下で操作すると、最終のDNT生成
物異性体温合物を規格から外れさせることなしに4×1
びポンド/年の割合でDNT法から2,4−DNTが着
実に取り出されうる。
循環1段階DNT法を示す第3図については、ライン1
00におけるトルェンおよびライン102における硝酸
および硫酸からなるニトロ化用水性酸を導管104中に
供V給しそして移動する流れ状態を維持する。
反応媒体を構成する有機相および水性相の乱流状の緊密
な割合はそれが導管104中でジニトロ段階106を通
る間移動する流れ104中で維持される。その際106
では反応媒体はDNT相および水性廃酸相からなるライ
ン108中におけるニトロ化反応生成物流を生成するに
充分な時間700 〜90qoの間の温度に維持される
。60qo以上の温度で維持された反応生成物流はジニ
トロ化段階106に入る前に新しいトルェンおよびニト
ロ化用酸を受容するためにライン108によってライン
104に循環される。
ニトロ化反応生成物流の少くとも一部分は60oo以上
に維持された分離段階中でDNT含有有機相を水性廃酸
相から分離するためにライン1101こよりループ反応
系から回収される。
分離段階112における物理学的分離工程は液体状DN
T生成物相をして精製段階(図示されていない)にライ
ン114によってバイパスすることを可能にし、そこで
DNT異性体温合物は洗浄されそして精製される。水性
廃酸流はライン116によって分離段階112から冷却
段階118に進み、そこでその流れは約4000以下、
好ましくは約25oo以下の温度に冷却されて実質的に
純粋な2,4一DNTを晶出し、これはライン120に
よって除去される。冷却された水性廃酸流はライン12
2によってニトロ化反応生成物流の残りの部分を含有す
る再循環ライン108に戻される。トルェンからDNT
を製造するための1段階ループ反応スキームのより詳し
い説明は米国特許第3,17&481号明細書中に述べ
られている。以下に本発明を実施例により説明するが、
それらは本発明の範囲を限定するものではない。実施例
1循環酸は70.5±0.7℃および10.9分の滞
留時間において試薬級モノニトロトルェン(MNT)異
性体温合物(60.2重量%o−MNT、4.2重量%
m−MNT、35.亀重量%p−MNT)をジニトロ化
用酸混合物(44.8モル%硫酸、17.4モル%硝酸
、37.8モル%水)で連続的にDNTにニトロ化する
ことにより製造された。
定常状態の廃酸(循環酸)濃度はイオンクロマトグラフ
ィーによる分析では有機物不含基準で82.3重量%硫
酸および2.7重量%硝酸であった。表1はDNTへの
91.6%転化率(有機生成物のガスクロマトグラフィ
一分析による)を示している。この生成物は代表的なD
NT異性体分布(2,4一DNT/2,6一DNT=7
9/21、純度95.6%、両方ともMNT不含基準)
であつた。表1 有機相および水性相を分離した後、約4その循環酸が大
きなガラス容器中に集められそして放置して70qoか
ら約25午0に冷却せしめられた。
混合物からは繊維状結晶が分離された。溶解された2,
4一DNTのうちの60〜70%、すなわち190夕か
ら約130夕が除去された。これらの結晶をガスクロマ
トグラフィ一により分析したところ表1に示されたよう
な異性体分布を示した。この実施例は実質的に純粋な結
晶である2,4−DNT(98.4%)が単離されたこ
とを示している。実施例 ロ DNT異性体の混合物を82重量%硫酸水溶液で1時間
(前記酸水溶液を有機物質で飽和させるに充分な程度)
の間約70つ0において接触させる2種のバッチ試験を
実施した。
ついで過剰のDNTは分離された。一方の水性試料は4
000の浴中に入れ、その間他方は放置して室温(25
qo)に冷却させた。表D‘ま出発原料のDNT混合物
の異性体組成、70℃における82%硫酸中のDNT異
性体分布および2種のバッチ溶液から40o○および2
5qoにおいて単離された結晶のガスクロマトグラフィ
一分析を示している。表ロからわかるように、酸溶液の
両バッチ中で生長された結晶はもとのDNT異性体混合
物よりも高い濃度の2,4−DNT、すなわち65.9
%に対してそれぞれ88.2%および95.3%である
2,4−DNTを含有した。表 □ 実施例 m 実質的に第2図に示された2段階ニトロ化法では貯蔵タ
ンクはモノニトロイリ教階48からの廃酸を貯蔵するの
に役立つように分離器55と再濃縮器68との間のライ
ン66中に置かれた。
タンク中に入る廃酸相の温度は60〜70q0であった
。組成は70〜75重量%硫酸および0.1〜1.の重
量%硝酸であった。タンクの内容物は約2500に冷却
された。単離された結晶性物質は表mに示されているよ
うに約97.の重量%の2,4−DNT含量を示した。
表m本発明はDNT法から実質的に純粋な2,4−DN
Tを得るための方法を提供する。
2,4−DNTは特にトルェンジィソシアネートおよび
染料を製造するのに使用される中間体である2,4−ト
ルェンジアミンのための原料である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を使用する2段階ジニトロ化法を示
す模式図であり、第2図は第1図の好適な態様で使用さ
れる装置の配列を示す図であり、そして第3図は本発明
方法を包含する1段階ジニトロ化法を示す模式図である
。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ジニトロトルエン異性体を含有する水性硫
    酸相を生成させるに充分な時間高められた温度において
    ジニトロトルエン異性体の混合物を含有する有機相を硫
    酸水溶液と接触させ、(b) 水性硫酸相を冷却してそ
    れにより有意量の別のジニトロトルエン異性体を沈殿さ
    せることなしに実質的に純粋な2,4−ジニトロトルエ
    ン結晶の沈殿を生ぜしめ、そして(c) 2,4−ジニ
    トロトルエンの結晶を集めることを特徴とする、2,4
    −ジニトロトルエンと他のジニトロトルエン異性体との
    混合物から実質的に純粋な2,4−ジニトロトルエンを
    製造する方法。 2 接触工程が過剰のジニトロトルエン異性体を含有す
    る有機相および実質的にジニトロトルエン異性体で飽和
    された水性酸相を生成し、ついでその水性酸相が有機相
    から分離される、前記特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 3 水性硫酸相が約65〜90重量%硫酸である、前記
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4 DNT異性体混合物および水性硫酸相が約50〜9
    0℃の温度で接触せしめられる、前記特許請求の範囲第
    2項に記載の方法。 5 水性硫酸相が約40℃以下の温度に冷却される、前
    記特許請求の範囲第2項、第3項または第4項のいずれ
    かに記載の方法。 6 水性硫酸相が約25℃以下の温度に冷却される、前
    記特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7 ジニトロトルエン異性体混合物が最初に芳香族炭化
    水素溶媒中に溶解せしめられる、前記特許請求の範囲第
    2項、第3項または第4項のいずれかに記載の方法。 8 (a)第1ニトロ化段階のトルエンを硫酸および硝
    酸の水性混合物でニトロ化してモノニトロトルエン含有
    有機相および第1の水性廃酸相を生成せしめ、(b)有
    機相を第1の水性廃酸相から分離して第1の水性廃酸流
    を生成せしめ、(c)第2ニトロ化段階の有機相中に含
    有されたモノニトロトルエンを硫酸および硝酸の混合物
    を使用してニトロ化してジニトロトルエン含有有機相お
    よび第2の水性廃酸相を生成せしめ、(d)その有機相
    を第2の水性廃酸相から分離して第2の水性廃酸流を生
    成させ、そして(e)有機相からジニトロトルエン類を
    回収することを包含するジニトロトルエン類の製造にあ
    たり、(f)第1または第2の水性廃酸流の少くとも一
    部分を冷却して2,4−ジニトロトルエンを晶出させ、
    ついで(g)冷却された水性廃酸流から2,4ジニトロ
    トルエン結晶を回収することを特徴とする、改良された
    方法。 9 更に下の工程すなわち(h)水性廃酸流の冷却され
    た一部分をニトロ化段階に戻すことを包含する前記特許
    請求の範囲第8項記載の方法。 10 第1または第2の水性廃酸流の一部分を約40℃
    以下の温度に冷却する、前記特許請求の範囲第8項また
    は第9項に記載の方法。 11 第1または第2の水性廃酸流の一部分を約25℃
    以下の温度に冷却する、前記特許請求の範囲第10項に
    記載の方法。 12 第2ニトロ化段階からの水性廃酸流の一部分を冷
    却する、前記特許請求の範囲第8項または第9項に記載
    の方法。 13 第1ニトロ化段階からの水性廃酸流の一部分を冷
    却する、前記特許請求の範囲第8項または第9項に記載
    の方法。 14 水性廃酸流の一部分を約40℃以下の温度に冷却
    する、前記特許請求の範囲第12項に記載の方法。 15 水性廃酸流の一部分を約25℃以下の温度に冷却
    する、前記特許請求の範囲第12項に記載の方法。 16 (a)ニトロ化段階のトルエンを硫酸および硝酸
    の水性混合物でニトロ化してジニトロトルエン含有有機
    相および水性廃酸相からなるニトロ化反応混合物を生成
    させ、(b)その有機相を水性廃酸水溶液相から分離し
    て水性廃酸流を生成させ、そして(C)ジニトロトルエ
    ン類を有機相から回収することを包含するジニトロトル
    エン類の製造にあたり、さらに(d)廃酸水溶液流の少
    くとも一部分を冷却して2,4−ジニトロトルエンを晶
    出させ、ついで(e)2,4−ジニトロトルエン結晶を
    冷却された水性廃酸流から回収することを特徴とする、
    改良された方法。 17 ニトロ化反応混合物の少くとも一部分を有機相お
    よび水性廃酸流に分離し、残りの部分のニトロ化反応混
    合物はニトロ化段階に再循環させる、前記特許請求の範
    囲第16項に記載の方法。 18 下記の工程、すなわち(f)水性廃酸流の冷却さ
    れた一部分をニトロ化段階に戻すことを包含する、前記
    特許請求の範囲第17項に記載の方法。 19 水性廃酸流の一部分を約40℃以下の温度に冷却
    する、前記特許請求の範囲第16項、第17項または第
    18項のいずれかに記載の方法。 20 水性廃酸流の一部分を約25℃以下の温度に冷却
    する、前記特許請求の範囲第19項に記載の方法。
JP57091494A 1981-06-01 1982-05-31 トルエンのニトロ化法 Expired JPS606935B2 (ja)

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US269137 1981-06-01

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