JPS606900A - 連続可変式放射線コリメ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は連続可変式放射線コリメータに係シ、特に放射
線照射あるいは放射線強度測定にあたり放射線通路部の
断面積を対象とする試料の大きさに適した大きさに容易
に変え得るようにするのに好適な構造の連続可変式放射
線コリメータに関するものである。

〔従来技術〕

原子炉等を利用して試料に放射線照射を行う場合は、試
料の周辺に適宜遮蔽体を配置した上で行うが、この場合
の従来技術を第１図〜第４図を用いて説明する。第１図
においては、遮蔽壁１に設けだ負通孔２から放射線が遮
蔽体３を介して試料４に照射されるが、試料４の放射線
照射部が限定されている場合は、貫通孔２の内部に放射
線に対する遮蔽能力の大きい材料よシなる放射線コリメ
ータ５を挿入し、放射１Ｍ　’Ｆｒ：　ａＩいビーム状
にしている。

一方、放射線を照射された試料の放射線強度を測定する
場合も同様で、放射線コリメータ５を使〜 用して試料４よシ放射される放射線を細いビーム状とし
、それを放射線検出器に導いて放射線強度を測定するよ
うにしている。

したがって、放射線を照射する試料４または放射線強度
を測定する試料４の大きさに応じて従来は放射線コリメ
ータ５を入れ換えていた。しかし、放射線コリメータ５
の入れ換え作業時に作業者が被曝する危険があシ、また
、放射線コリメータ５はＭ景物であるため、入れ換え作
業には労力を必要としていた。

このため、従来、放射線コリメータの入れ換えの際の作
業者に対する被＠量の低減および放射線の収束能力の向
上をはかる方法として第２図、第３図および第４図に示
す方法が考えられる。

第２図においては、遮蔽壁１０貞通孔２の内部に前置コ
リメータ６と後置コリメータ７とを設け、２つのコリメ
ータ６．７を一体として用いて放射線を収束させるよう
にしているが、この方法では、前置コリメータ６の開口
部６ａの大きさによシ放射線通路部の断面積が限定され
るので、試料４に対する放射線照射量の最適化あるいは
試料４からの入射放射線量の最適化をはかることができ
ない。

第３図においては、第２図の後置コリメータ７を回転で
きるようにして、前置コリメ′−夕６の開口部６ａと後
置コリメータ７の開口部７ａとの相対位置を変えて放射
線通路部のＩｒｆＴ而債を面えることができるようにし
である。

甘／ζ、第４図においては、第２図の後置コリメータ７
を犬き１円盤状として、それに様々な開口部７ｂ、７ｃ
、７ｄ、７ｅを設けておき、この円盤状の後置コリメー
タ７を回転することによって、例えば、第４図に示しで
あるように、開口部７ｄを前置コリメータ６の開口部６
ａに重ね、開口部７ｄに相当する放射線通路部を確保す
るようにしである。したがって、後１ｒ１゛コリメータ
７を回転することによって放射線通＋ｖδ部を開口部７
ａ〜７ｅのように変えることができる。

しかしながら、第３図においては、前置コリメータ６の
開口部６ａの大きさにより限定されるため、照射量の最
適化あるいは入射放射線量の最適化をはかることができ
ない。また、第４図においては、後置コリメータ７０寸
法が大きくなるとい９欠点があり、さらに試料の大きさ
に応じた任、はの放射線進路部断面潰を得るのが因縁で
あるという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、試料の形状に応じた適切な断面積の放射線通
路部を容易に得ることができる連続可変式放射線コリメ
ータを提供することにろる。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、一方の端部を放射線進路部を形成可能
の形状に構成した放射線に対する遮蔽能力が大きい材料
からなる複数個の遮蔽板からなり、この各遮蔽板はそれ
ぞれの遮蔽板の放射線通路部形成可能の端部間に放射線
通路部を形成できるようにそれぞれ移動可能に支持し、
上記各遮蔽板の移装置に応じて上記放射線通路部の断面
積の大きさを連続的に変えることができる構成のものと
し７ｂ点にある。

番　〔発明の実施例〕 以下本発明全第５図、第６図、第８１区、第９図に示し
た実施例および編７図を用いて詐細に説明する。

第５図は本発明の連続可変式放射、嵌コリメータの一実
施例を示す断面図で、遮蔽壁内に組み込んだ状態を示し
である。第５図において、１は遮蔽壁、２は＃蔽壁１に
設けた貫通孔、４は試料で、貫通孔２の中１ｕＮ軸に直
角方向に本発明に係る放射線コリメータの放射線に対す
る遮蔽能力が大きい材料からなる２個の遮蔽板８ａ、８
Ｊｔｊ４ね合せて設けである。遮蔽板８ａ、８ｂは、第
６図に示すように、それぞれの対向する側の端面が遮蔽
板８ａ、８ｂの図示矢印Ａ、Ｂ方向の移動によってコリ
メータ中心９を中心とする正方形の放射線通路部１０を
形成できる形状としである。第５図の１１ａ、Ｉｌｂは
それぞれＪｉ蔽抜板８ａ８ｂを連動して移動できるよう
に支持しているａ蔽壁１内に設けた移動用レールで、遮
蔽板８ａ、ｓｂを移動させてもコリメータ中心９が変化
しないようにしである。

本発明に係る連続ＯＪ変式放射−コリメータを用いて試
料４への放射−照射あるいは試料４の放射線強度測定を
何うときは、まず、放射線通路部１０の面積が零の状態
、すなわち、遮蔽板８ａ。

８ｂが完全に重畳している状ｊ甜で試料４をコリメータ
中心９上に置き、その後、遮蔽板８ａ、８ｂを連動して
移動させて試料４の大きさに適した面積の放射線通路部
１０を得るようにする。

いま、ａ抜板８ａ、８ｂの対向する端面の形状の各辺の
長さをａとすると（第６図参照）、放射線通路部１０の
面積はＯからａ２捷で連続的に変えることができる。そ
の間の遮蔽板８ａ、８ｂの移動路Ｈｔは０からａ　／　
）Ｑである。移動距離ｔと放射線通路部１０の面積との
関係＆、１第７図に示しである。ただし、第７図におい
ては、放射線通路部１０の面積をコリメータ有効（ＪＡ
　’Ｉｆとして規格化して示しである。

上記したように、本発明の実施例によれば、放射線通路
部１０の断面積を連続的に変えることができるので、試
料４の大きさに逸した断ＬＩｌｉ積の放射線通路部１０
を容易に得ることができ、放射線通路部の敢適化おるい
は放射線強度測足時の入射放射＃量の最適化をはかるこ
とができる。１だ、コリメータの取シ扱いは容易であり
、従来のコリメータで（は、入れ換えを行わなければな
らず、そのための治具が必要となり、しかも、２Å以上
の人手を必要としていたが、本発明に係るコリメータで
は、１人で操作可能であり、さらに、入れ換え作業が不
要になるため、作業者の被曝量の低減をはかることがで
きる。

第８図、第９１シ１はそれぞれａ抜板の他の実施例を示
す平面１メ１である。第６図においては、遮蔽板８ａ、
８ｂの対向端面の形状をくの字形としであるが、化８図
においてはコの字形としてあシ、第９図においては半円
弧形状としである。

なお、遮蔽板８ａ、８ｂの対向端面の形状は、試料４の
形状に応じて最も適した形状に設計すり。

ばよく、また、遮蔽板８ａ、８ｂの移動方向は、特に限
疋する必要はない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、試料の形状に応
じた適切な断面積の放射線通路部を容易に得ることがで
き、照射量の最適化千入射放射線量の最Ｃ適化をはかる
ことができ、しかも、取シ扱い容易で、被曝量の低減も
はかることができるという効果がめる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はそれぞれ従来の放射線コリメータの説
明図、第５図は本発明の連続可変式放射線コリメータの
一実施例を示す遮蔽壁内に組み込んだ状態を示す断面図
、第６図は第５図の４蔽板の平面図、第７図は各遮蔽板
の移動距離とコリメータ有効視野との関係線図、第８１
Δ、第９図はてれそれ遮蔽板の他の実施例を示す平面図
である。 １・・・遮蔽壁、２・・・貫通孔、４・・・試料、８ａ
、８ｂ・・・遮蔽板、９・・・コリメータ中心、１０・
・・放射綴通為　１１２１ 為　２　図 ’ｔｗ　３　１２１　Ｆ＋４６ も　５　い も　こ　［へ ！ 嬌□−一□−１ ′Ａ　旨 符勧距尭蜆（１） 馬　８［８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　放射線照射または放射線強度測定の際に用いるコ
   リメータにおいて、一方の端部を放射線通路部を形成可
   能の形状に構成した放射線に対する遮蔽能力が大きい材
   料からなる複数個の遮蔽板からなシ、該各Ｊ蔽板はそれ
   ぞれの遮蔽板の放射線通踏部形成可能の端部間に放射線
   通路部を形成できるようにそれぞれ移動可能に支持し、
   前記各遮蔽板の移動量に応じて前記放射線通路部の断面
   積の大きさを連続的に変えることができる構成としであ
   ることを特徴とする連続可変式放射線コリメータ。