JPS6068271A - 完全遮光包装物 - Google Patents

完全遮光包装物

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JPS6068271A
JPS6068271A JP17661183A JP17661183A JPS6068271A JP S6068271 A JPS6068271 A JP S6068271A JP 17661183 A JP17661183 A JP 17661183A JP 17661183 A JP17661183 A JP 17661183A JP S6068271 A JPS6068271 A JP S6068271A
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JP
Japan
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light
chloride resin
shielding
vinyl chloride
weight
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JP17661183A
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JPS6340756B2 (ja
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章 宮崎
赤瀬 圭美
天田 巌
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Eisai Co Ltd
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Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ズ 本発明は、塩化ビニル樹脂高ポリ欠−を主体とする遮光
性に優れた遮光性シートを用いた光分解性医薬品を収納
する完全J1ρ光包装物に関す光に分解しやすい医薬品
を保存あるいは管理するためには、光を完全に遮光する
ことが必要である。
このため、従来特にはアンプルに収納した医薬品におい
ては、黒紙等の遮光性のフィルムで覆い、さらに箱に納
入するか、あるいはアンプル1本ごとに黒色のプラスチ
ック等で作られた互いに嵌合する収納用本体と蓋体とか
らなる特別製の容器に入れて光を遮断する包装や、1本
ごとに着色セロファン等で被覆した包装がほどこされて
いる。
しかしこれらの包装物は、包装形態が複雑であるため非
常に手数がかかり、かつ費用を要する上に、1本ずつ開
封した時、残ったアンプルの遮光を保つことか難しく、
肝心の直射日光下での完全遮光がきわめて困難であった
一方9図面の第1図、第2図に示すような。
塩化ビニル樹脂のシート(1)にアンプルが1本ずつ個
別に収納する収納四部(2)を成形しさらにアルミニウ
ムフィルム等の遮光性を有する材殻からなる開封建容易
な蓋フィルム(3)をかぶせるアンプルのプリスタ包装
方法があるが、このブリスタ包製方法は、アンプルの個
別包装ができる上に、バッキング用台紙や外箱等が不要
のため包装]二程が省けかつ低コストで済むという利点
がある。
しかるに従来の塩ビシートを用いて成形包装した遮光包
装方法としては、塩化ビニル樹脂に相溶性のある着色剤
を用い赤色や褐色等のシートが使われてきたか、これら
は紫外線吸収剤を配合したものであっても、はぼ波長5
80nm以下の可視及び紫外線遮断が限界で全波長にわ
たって光を遮断することがてきないものであった。
で′ 従って波長580nm以下の光線領域が分解される医薬
品9例えばビタミンに2等のごときは直射日光下にあっ
ても光分解をふせぐことかできるが、全波長域で安定性
の悪いメチルコバラミン(メチル−B、2)のような医
薬品は、前述の赤色〜褐色の塩化ビニル樹脂では直射日
光下で光分解されてしまうため、全く光を透過しない塩
化ビニル樹脂材による包装が必要とされる。
そこで塩化ビニル樹脂にカーボンブラックを添加した一
般の黒色塩ビフィルムでアンプルを収納する凹部を圧空
成形したところ、凹状にフィルムが伸展されるとフィル
ムの厚さにムラが生じ薄い部分ては光を透過させてしま
うことが判った。
ついで、全光波長を完全に遮光するようにカーボンブラ
ック量を増加させて添加すると収納四部を加圧成形する
際の成形がうまくいかず実用的でないのである。
以上の点に鑑みて種々配合と露光試験を重ねた結果、塩
化ビニル樹脂に酢酸ビニルを共重合させ、柔軟性のある
樹脂組成物として成形性を良くするとともに、カーボン
ブラックの配合量を調整することによって遮光が完全に
できる−」−に成形加工も自在にできるシートを発明し
た。
即ち9本発明は、3〜15モル%酢酸ビニル含有塩化ビ
ニル樹脂100重量部に対して、カーボンブラック1〜
4重量部を加えた塩化ビニル樹脂組成物からなるシート
を用いて光分解性医薬品を収納した完全遮光包装物に関
する。
さらに詳細に述べると、単独の塩化ビニル樹脂において
は該樹脂100重量部に対しカーボンブラック1重量部
以下を配合して得られる黒色シートの光透過性を調べる
と、成形時に生じた色むらにより光が透過されてしまい
本発明の目的とする完全遮光シートには不適当である。
しかも前記塩化ビニル樹脂100重量部に対してカーボ
ンブラックを1重量部以上配合すると今度はシートの成
形加工か悪くなってしまう難点が生じた。
そこで酢酸ビニルを3〜15モル%の割合で塩化ビニル
樹脂に共重合した組成物にすると、カーボンブラックを
該酢酸ビニル含有塩化ビニル樹脂100重量部に対し1
〜4重景重量加しても成形性は良好で、アンプル収納凹
部を成形するのに何ら支障もなくかつカーボンブラック
が1重量部以上添加されるので直射日光下でも光の透過
が全(な(完全遮光可能なシートが作られるのである。
ここでいう3〜15モル96酢酸ビニル含有塩化ビニル
樹脂の平均重合度は600〜1000が望ましく。
その具体的な配合処方例を下記に示す。
処方) 18モル%酢酸ビニル含有塩化ビニル樹脂100重量部
2、メチルメタクリルブタジェンスチレン 10重量部
3 カーボンブラック 2重量部 メチルメタクリルブタジェンスチレンは耐衝撃補強剤で
2〜20重量部の配合が好ましく、その他の添加剤とし
ては、錫系、カドミウム−バリウム−亜鉛系、カルシウ
ムー亜鉛系、鉛系の安定剤や、金属石ケン、天然ワック
ス類7石油系ワックス類の炭化水素類、高級脂肪酸とそ
の誘導体などの各種滑剤を適宜10%前後加えるもので
ある。 − 又2本発明に使用する塩化ビニル樹脂組成物の遮光シー
トの厚さは、 0.4mm以上が好ましくそれ以下であ
ると、遮光性が悪くなるとともに強度も弱くなり包装す
るアンプルを破損する危険性が生じてくる。
さらに成形加工は、予備加熱成形した後にプラグを用い
てエアープレスするプラズアシスト圧空成形法を用いて
アンプル収納凹部を成形加工すれば、シートの均一性が
保たれて1色むらや厚さのむらの発生をふせぐことがで
きる。
本発明の完全遮光包装物はアンプル等のブリスター包装
の他、カプセル錠剤等のFTP包装にも使用できるもの
である。
次に本発明の遮光性シートを使用した包装物の光安定性
試験およびその結果を示す。
(1)本発明完全遮光包装物と他シートを用いた包装物
におけるメチルコバラミンの安定性試験試験方法:■本
発明包装物で厚さが0.4mmのもの、■本発明包装物
で厚さが0.3mmのもの。
■一般般用用赤褐色塩ビフィルム、■赤褐色塩ビフイル
ムと白色塩ビフィルムを二重に重ねて成形したもの、■
従来の塩化ビニル樹脂にカーボッ1重量部配合フィルム
の各シートを図面第1図〜第2図に示す成形包装形態に
し、メチルコバラミン1mlを充填した褐色アンプルを
それぞれの成形包装物に収納し、螢光灯火1000Lu
xの条件で連続照射して積算照度12万Lux hou
r。
24万Lux hour、 48万Lux hourを
照射後、ジシアノ化法によりメチルコバラミンの残存量
を測定した。
なおメチルコバラミン1 mlを充填した褐色アンプル
に光線500Lux照射した結果を次に示す。
上記の結果から1本発明の完全遮光包装物が直射日光下
でも光を全く透過せず収納物の光分解を完全にふせぎ、
特にメチルコバラミンのような包装に適していることが
明らかである。
(2) シートの厚さによるメチルコバラミンの安定性
試験 本発明に使用する遮光シートの0.4mmの厚さのもの
と0.3mmの厚さのものを前項と同様の包装形態にし
、メチルコバラミン1 m、Lを充填した褐色アンプル
を収納し、螢光灯照射下1000Lux。
2000Lux、及び日光のそれぞれの照射条件におけ
るメチルコバラミンの残存量を下記の条件による液体ク
ロマトグラフィー法で測定した。
固定相 : Nucleosil NH254(Nag
el) 15cm X 4.6mm d移動相 : P
H5,00,02M酒石酸、リン酸−水素ナトリウム緩
衝液/アセトニトリル(25・75)上記結果より厚さ
は0.4mm以」二のシートが好ましいことが明らかと
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブリスタ包装物の実施例を示す斜視図、第2
図はその断面図である。 1・・・・・・遮光性シート 2、・・・・・・アンプル収納四部 3、・・・・・・蓋フィルム 特許出願人 第 1 卜−1 第21−1 手続補正書(方式) 昭和59年2月78日 特許庁長官若杉和夫殿 、】、事件の表示 昭和58年特許願第1.76611号 2 発明の名称 完全遮光包装物 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都文京区小石川4丁[16番10弓゛名称
(021)エーザイ株式会社 ノJ −゛( 4j *’t: 4、補正命令の1」付 昭和59年1月11[」 (発送日:昭和59年1月31. I]’)5、補正の
対象 願だ)および明細書 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)3〜15モル%酢酸ビニル含有塩化ビニル樹脂10
    0重量部に対し、カーボンブラ°ツク1〜4重量部を加
    えた塩化ビニル樹脂組成物からなるシートを用いて光分
    解性医薬品を収納した完全遮光包装物。 2)3〜15モル%酢酸ビニル含有塩化ビニル樹脂の平
    均重合度が600〜1000である特許請求の範囲第1
    項記載の光分解性医薬品を収納した完全遮光包装物。
JP17661183A 1983-09-24 1983-09-24 完全遮光包装物 Granted JPS6068271A (ja)

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JP17661183A JPS6068271A (ja) 1983-09-24 1983-09-24 完全遮光包装物

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JP17661183A JPS6068271A (ja) 1983-09-24 1983-09-24 完全遮光包装物

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Publication Number Publication Date
JPS6068271A true JPS6068271A (ja) 1985-04-18
JPS6340756B2 JPS6340756B2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=16016590

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758057U (ja) * 1980-09-24 1982-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561033A (en) * 1978-10-31 1980-05-08 Fujitsu Ltd Floating head

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JPS5758057U (ja) * 1980-09-24 1982-04-06

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