JPS606809Y2 - 度数可変眼鏡 - Google Patents

度数可変眼鏡

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Publication number
JPS606809Y2
JPS606809Y2 JP14912281U JP14912281U JPS606809Y2 JP S606809 Y2 JPS606809 Y2 JP S606809Y2 JP 14912281 U JP14912281 U JP 14912281U JP 14912281 U JP14912281 U JP 14912281U JP S606809 Y2 JPS606809 Y2 JP S606809Y2
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JP
Japan
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liquid
hollow chamber
lens
temple
lens body
Prior art date
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Expired
Application number
JP14912281U
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English (en)
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JPS5852510U (ja
Inventor
雄司 安藤
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は近視若しくは老眼に好適な度数可変レンズを装
着した眼鏡に関する。
一般にレンズは均質な材料でできたガラスによって形成
されており、レンズの度数即ち焦点距離を変更するには
レンズ自体を曲率の違った新しい別のレンズに取替えな
ければならない。
このため眼鏡を遠距離用と近距離用の2種類を必要とす
る人はその度毎に取替える必要がある。
又1つの眼鏡で下半分を近距離用としたものが市販され
ているが境界で段がついて見えるので階段等がある場合
は非常に危険である。
このため透明、弾性材に液体を圧送して膨らみをかえて
度数を変更するもの例えば実開昭55−48183号が
知られている。
しかしこのものは両凸レンズで両側を膨らませるため実
際の眼鏡に使用すると眼に沿はないので不便である。
従って本考案はメニスカスレンズの外側凸面の曲率が変
更できるようにして上記の欠点をなくした新しい実用性
ある眼鏡を提供しようとするものであり、本考案の要旨
は弾性変形可能なレンズ用材質が変形するように中空室
を形成した曲率可変のレンズ体をフレームに嵌め込み、
テンプル又はフロント部に容積可変の容器を設け、該容
器と前記空室とを連通ずるとともに透光性の液体を充満
させ前記容器の容積を縮少する手段を設けて、容器内の
液体をレンズ体の中空室に圧送することによりレンズ体
を膨らませて度数を変更する眼鏡において、メニスカス
の凹側は膨らませずこの面を基準として凸側の曲率を変
えることを特徴とするものである。
以下本考案の実施態様を図面にもとづき説明する。
1は眼鏡フロント、2はフロント1の両端に蝶番によっ
て折りた)み可能に設けられたテンプル、3は眼鏡のレ
ンズ体で長期間弾性を持続して復元力のある材料例えば
プラスチック、変形量が少くてよいときは硝子で作られ
液体が入る中空室3aが形成されている。
中空室3aは凹面3c側に対して凸面3b側に寄せて形
成されており、通常は中空室3a内の液体に圧力がか)
つたとき凹面3c側を基準として凸面3b側の中央部が
膨らむように3b・3cの厚みが考慮されているが、乱
視用或いは使用レンズ材質等により凸面3b側の厚みは
均一でなく偏肉に形成されることもある。
又凸面3b側と凹面3c側との材料屈折率を異にするも
の、或いは有色、紫外線除け、偏光材等を張り合わせて
用いることもある。
4はテンプルに組込まれたシリンダでOリングによって
液体が漏洩しないようにされたピストン5が嵌装されて
いる。
6は該シリンダ室とレンズ体の中空室3aとを連結する
パイプで柔軟性を有し且拡張して体積が膨張することの
ない材料で作られており、フロントとテンプルの蝶番の
内側を通りその連結部において液体の洩れのないように
完全に密着されている。
中空室3 a %シリンダ4、バイブロ内には気泡が残
らないように真空にしたあと液体が封入される。
そして液体は透光性で流動性が良く屈折率が比較的高く
、且材料を腐食させないもの例えばアルコール、蒸留水
などが使用される。
7はテンプル2に収納された乾電池8で駆動されるマイ
クロモータでスイッチ9で正転、スイッチ10で逆転さ
れる。
11はマイクロモータ7の出力軸から減速して回転され
るねじ、12は該ねじ11に螺合された雌ねじでテンプ
ル2の長手方向に移動可能に支承され回らないようにキ
ー13で回り止めがされている。
そして雌ねじ12の先端はピストン5に当接される。
又側面には矢印又は基準線が刻印されていてテンプル2
の面に刻設された目盛線によってシリンダ4内の液体の
押し出し量がわかるようになっている。
゛レンズ体3とシリンダ4、モータ7等の液体圧送部材
は同じものが両方に用いられる。
このように作られた老眼用眼鏡について作用を説明する
老眼の度数に合わせて近距離用のレンズの膨らませ量に
合わせた液量を送り出すよう雌ねじ12のストロークが
調整された眼鏡において、通常は雌ねじ12は後退位置
におかれているのでレンズ体3の弾性復元力によって中
空室3aの容積は最少となり余分の液体は押し出されシ
リンダ4内に戻りピストン5を押し出した状態にあって
遠距離用眼鏡である。
新聞等近くのものを見たい時は逆転用スイッチ1,0を
オンし、その間マイクロモータ7を駆動しねじ11を逆
転させる。
雌ねじはキー13で回転を阻止されているため回転につ
れて前進しピストン5を押す。
ピストン5の前進でシリンダ4内の液体はバイブロを経
てレンズ体3の中空室3aに強圧で送られ薄い凸面3b
側の中央部を膨らませる。
雌ねじ12の前進端においてレンズ体3は近距離用とし
て必要な曲率となる。
再び遠距離用とするには正転用スイッチ9をオンし、そ
の間モータ7を駆動しねじ11を正転させて雌ねじ12
を後退させピストン5の押圧力を除く。
このためレンズ体3の凸面3b側の復元力により中空室
3a内に圧送された液体はバイブロを経てシリンダ4内
に押し帰され雌ねじ12の後退端迄ピストン5が押し戻
されたときレンズ体3は遠距離用の曲率となる。
この眼鏡で老眼の度数の低い人が使用したいときは雌ね
じ12の前進量を目盛によって調整量を確認して適合し
た曲率にすることができる。
又正転用スイッチ、逆転用スイッチの作動をテンプル2
に組込んだ水銀スイッチ(図示せず)と連結し斜め下方
を向いたとき逆転用スイッチがオンするようしておけば
自動的に近距離用に切換えることができる。
なお本実施例はピストン押圧手段にマイクロモータを用
いたが、レバー、カム機構によって手動操作することも
可能であり、又両レンズ体の操作を1個分で同時に行な
うことも可能である。
又雌ねじ12の前進、後退端におけるモータの過負荷の
ないよう安全手段を設けることは必要により実行される
又眼鏡フロント側に加圧手段をも組込めばテンプルを頻
繁に折りまげることによるパイプ並びにその接続部の故
障をなくすることができる。
更に本考案中のレンズ体を検眼の雲霧法に使用すること
ができるもので圧力を順に変化させることによってレン
ズを順に取替えていく必要がなくなる。
更に又カメラのレンズに使用するときは圧力の変化と焦
点距離の関係を調べておき所定圧力でシャッタを作動さ
せるようにすることにより自動焦点レンズとして効果が
あり、又ズームレンズ、非球面レンズとしても使用でき
るものである。
以上詳述したように本考案によれば度数変更の膨らみは
外側のみが行なわれるため実用に支障がなく、また片側
が基準となるので異常彎曲を起すことがなく正確に復元
できるものである。
また1個のレンズで遠距離用、近距離用と使い分けでき
て2つの眼鏡を持つ必要がない。
又老眼の度数が進んだ場合は液体の圧力をかえるようピ
ストンのストロークを調整することにより簡単に適合さ
せることができる。
更に液体に着色したものを用いればサングラスとしての
使用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の眼鏡の斜視図、第2図はレンズ体と加
圧手段の説明図である。 1・・・・・・眼鏡フロント、2・・・・・・テンプル
、3・・・・・・レンズ体、3a・・・・・・中空室、
4・・・・・・シリンダ、5・・・・・・ピストン、6
・・・・・・パイプ、7・・・・・・マイクロモータ、
8・・・・・・電池、9・・・・・・正転用スイッチ、
1゜・・・・・・逆転用スイッチ、11・・・・・・ね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空室を形成した弾性変形可能なレンズ用材質よりなる
    レンズ体を眼鏡フレームに嵌め込み、外力によって容積
    を変更できる容器を眼鏡テンプル又はフロント部に設け
    、該容器と前記中空室とに充満させた透明な液体をパイ
    プによって連通させ、前記容器の容積を変更して液体を
    前記中空室に圧送する加圧手段を眼鏡テンプル又はフロ
    ント部に設け、前記中空室に圧送される液体によって前
    記レンズ体を膨らませて曲率を変更させるようにした眼
    鏡において、メニスカスの凹側を基準として薄い凸側か
    変形されるようになしたことを特徴とする度数可変眼鏡
JP14912281U 1981-10-07 1981-10-07 度数可変眼鏡 Expired JPS606809Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14912281U JPS606809Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 度数可変眼鏡

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14912281U JPS606809Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 度数可変眼鏡

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Publication Number Publication Date
JPS5852510U JPS5852510U (ja) 1983-04-09
JPS606809Y2 true JPS606809Y2 (ja) 1985-03-06

Family

ID=29941906

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JP14912281U Expired JPS606809Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 度数可変眼鏡

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2814346C (en) * 2010-10-11 2018-11-13 Adlens Beacon, Inc. Perimeter piezo reservoir in a lens

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JPS5852510U (ja) 1983-04-09

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