JPS6064398A

JPS6064398A - 音声入力装置

Info

Publication number: JPS6064398A
Application number: JP58173593A
Authority: JP
Inventors: 中谷　奉文
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-09-20
Filing date: 1983-09-20
Publication date: 1985-04-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技１１年野□ 本発明は、音声信号のレベルを適正なレベルに設定する
音声入力装置に関する。

裳米狭朱音声認識及び音声分析システムにおいて、音声信号の大
きさは話者の心理状況・環境及び疲労度によって変化す
る。この音声信号の大きさを一定に保つ方法として、従
来、ＡＧＣ（自動音量調整装置）を用いる方法と、先ず
最初に大きさを登録し、リセットするまで一定の増幅度
に設定する方法とがあった。しかし、前者は音量検出に
時定数を有するため同−音声区間中に音量が変化する振
輔歪を発生する欠点を有し、後者は個々の音量レベルの
詳細な調整ができない等の欠点を有していた。

月−一一昨本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、音声認識システム或いは音声分析システムにおい
て、入力される音声信号を常に適正なレベルに設定する
ことを目的としてなされたものである。

１−一一皮本発明の構成について、以下、実施例に基づいて説明す
る。

最初に、第１図の波形図を参照しながら本発明の原理に
ついて説明する。

第１図（ａ）は、入力音声のパワーラベルを示し、図中
の横線Ｐは音声区間の終端を検出するための閾値を示し
、丸印Ａ、Ｂ、Ｃは終端位置を示す。また、音波波形Ｓ
上の丸印Ｎ＾、Ｎ８・・・はそれぞれ終端Ａ、Ｂ・・・
からΔＴ秒後のノイズレベルを示す。第１図（ｂ）は第
１の音声のピークホールド回路の出力波形を示し、第１
図（Ｃ）は第２の音声のピークホールド回路の出力波形
で以前の音声のピーク値をホールドし、Ａ点でリセット
され、第２の音声のピーク値をホールドして０点でリセ
ットされることを示す。第１図（ｄ）は第１図（ｂ）の
ピークホールド値から制御信号を抽出するための制御パ
ルスを示しハイレベルで抽出する様子を示す。第１図（
ｅ）は同様に第１図（Ｃ）ノピークホールド値から制御
信号を抽出するための制御パルスを示している。第１図
（ｆ）は終端検出信号を、第１図（ｇ）は終端からへＴ
後のタイミングパルスを示している。つまり本発明は離
散的に続けて発声する音声の大きさは急激に変化するこ
とはないとの仮定に立って、後続する音声の大きさは前
の大きさと同じであるだろうという仮定に沿って制御す
るようにしており、上記制御を実現するために、音声信
号の終端を検出する終端検出部と、音声信号のピーク値
を検出してホールドする二つの並列に接続されたビール
ホールド回路と、該二つのピークホールド値から一つの
制御信号を得る手段と、終端検出信号から一定時間遅延
した信号で入力信式をサンプルホールドする手段と、該
制御信号とサンプルホールド信号から信号対雑音比をめ
る手段と、この比信号により入力音声の信号レベルを制
御する手段とを有していることを特徴とするものである
。

第２図は、上記原理に従って構成された本発明の一実施
例を説明するための図で、入力端１からの入力音声は、
例えば電圧制御型増幅器のような３− 音量調整器２、終端検出器３、第１のピークホールド回
路４．第２のピークホールド５、及び、サンプルホール
ド回路６に並列に印加される。また、ピークホールド回
路４及び５は終端検出器３からの制御パルス７〔第１図
（ｄ）〕及び８〔第１図（ｅ））により制御される。各
々のピークホールド出力は例えば電子スイッチのような
選択手段１１で切り出され、第１図（ｂ）及び（Ｃ）の
Ｓ＾。

ＳＢが切り出される。一方、終端検出器の出力９〔第１
図（ｆ）〕を遅延器１０でΔＴ（例えば１５０ｍ５程度
）だけ遅延した信号〔第１図（ｇ）〕で入入力量をサン
プルホールド回路６によりサンプルホールドする。この
値は第１図（０）のＮ＾、Ｎ日の値であり、音声終了直
後（１５０ｍｓ後）のノイズレベルである。１３は信号
のピーク値からノイズレベルを差し引いて信号対雑音比
をめる演算器でありこの出力信号１４で音量調整器２を
制御する。また、演算器１３のもう一つの出力信号１６
は略信号対雑音比を表わす量でこの信号と閾値を比較し
て小さい場合には発声者にその旨を伝４− え音声の入力を遮断する信号を発生するのに使用する。

以上に、本発明の一実施例について説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、音声
調整器は制御信号を量子化した音声信号からめて制御す
る乗算型ＤＡ変換器で実現しても良いし、また、終端検
出器は音声区間検出器の終端信号を使用してもよいこと
は言うに及ばない。

効　果以上の説明から明らかなように、本発明によると、音声
区間中音量レベルが変化しないので時定数を有する自動
音量調整器の如く音量レベルが時々刻々制御されて変化
する所謂振幅悪を発生することがなく、信号又は雑音比
を有効に利用して適切なレベルの音声信号を得ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の詳細な説明するための信号波形図、
第２図は、本発明の一実施例を説明するための構成図で
ある。１・・・入力端、２・・・音量調整器、３・・・終端検
出部、４，５・・・ピークホールド回路、６・・・サン
プルホールド回路、１０・・・遅延回路、１１・・・ス
イッチ、１３・・・演算器。第２図２手続補正書輸発）昭和５８年１０月２４日１、事件の表示昭和５８年　特許願　第１７３５９３号２、発明の名称音声入力装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人オオタク　ナカマゴメ住所　東京都大田区中馬込　１丁目３番６号氏　名（名
称）　（６７４）　株式会社　リコー代表者　浜　１）
　広４、代　理　人住　所　〒２３１　横浜市中区不老町１−２−７５、補
正命令の日付７、補正の内容（１）、明細書第３頁第６行目に記載の「パワーラベル
」を「パワーレベル」に補正する。（２）、明細書第３頁第２０行目に記載の「ノピークホ
ールド値１を［のピークホールド値ｊに補正する。（３）、明細書第３頁第２０４行目に記載の「所謂振幅
悪」を「所謂振幅歪」に補正する。（４）、明細書第６頁第１５行目に記載の「信号又は雑
音比」を「信号対雑音比」に補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、音声入力装置において、音声信号の終端を検出
する終端検出手段と、音声信号のピーク値を検出してホ
ールドする二つの並列接続されたピークホールド手段と
、該ピークホールド手段から一つの制御信号を得る手段
と、終端検出信号から一定時間遅延した信号で入力信号
をサンプルホールドする手段と、該制御信号とサンプル
ホールド信号から略信号対雑音比をめる手段と、この比
信号により入力音声の信号レベルを調整する音量調整手
段とを有することを特徴とする音声入力装置。
（２）、上記略信号対雑音比信号を用いて発声音に音量
レベルの良否を伝え、音声入力を遮断する手段を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の音
声入力装置。