JPS606364B2 - Abs樹脂の改善された製法 - Google Patents

Abs樹脂の改善された製法

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JPS606364B2
JPS606364B2 JP54089757A JP8975779A JPS606364B2 JP S606364 B2 JPS606364 B2 JP S606364B2 JP 54089757 A JP54089757 A JP 54089757A JP 8975779 A JP8975779 A JP 8975779A JP S606364 B2 JPS606364 B2 JP S606364B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F279/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
    • C08F279/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
    • C08F279/04Vinyl aromatic monomers and nitriles as the only monomers

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  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改善されたA茂樹脂の製造方法に関する。
更に詳しくは本発明は、アルカジェンゴムを水性乳剤中
で、スチレンおよびニトリルタィプ単量体とグラフト化
させてグラフトゴムを生成させ、単量体相中に前記グラ
フト化されたゴムを抽出しそして前記水性相から前記の
単量体でグラフト化されたゴム相を分離し、次いで前記
グラフト化ゴム‐単量体相を塊状重合させてA斑ポリブ
レントを生成させるにあたって「前記単量体の塊状重合
を実質的に白色のABS樹脂を生成させるに充分な二酸
化炭素の存在下に実施することからなるABS樹脂の製
造方法の改善に関する。スチレンタィプ単量体およびア
クリロニトリルタィフ。単量体でグラフト化せしめられ
たアルカジェンゴムのゴム粒子を、スチレンタィプ単量
体とアクリロニトリルタィフ。単量体との英重合体のマ
トリックス中に一般に均一に分散せしめた一般にABS
樹脂と呼ばれるタイプのゴム変性樹脂の商業的製造にお
いては、その製造に対しては懸濁重合または乳化重合法
のどちらかを使用することがこれまでの一般的な商業的
実施であった。ある生成物樹脂は、単一バッチ重合の結
果として、または数バッチ重合の結果として製造される
。次いで予備形成グラフト共重合体と他のグラフト共重
合体または未グラフト化共重合体との混合を包含する物
理的ブレンド操作を行う。かかる製造技術に関連する固
有のコスト、複雑さおよび敏感さの故に、当技術分野は
最近そのような樹脂をより安価な、より簡単な、高度に
信頼性のある方法および装置を使用して製造することを
可能ならしめる別の技術を開発しようとしている。特に
将来性のある別の技術は懸濁または乳化重合に使用され
る水からの生成物の分離および回収のような問題のない
塊状重合の使用からなる。完全塊状重合技術によるAB
S樹脂の製造はこれまでに提案されている。
しかしながら工業的スケールでそのような製造経路の実
際的実現は、競争しうるに充分なだけ安価でありしかも
成形および押出するためにそして成形され製造された生
成物の用途に必要且つ望ましい物理的性質を有する生成
樹脂の製造の困難さの故に、問題に満ちている。これら
の困難さの故に、当技術は全体的過程においては乳化お
よび/または懸濁技術の若干を塊状重合技術の若干と組
合せてきた。米国特許第3950455号および同第3
957912号明細書は、ゴムを水性ェマルジョン状態
でグラフト交叉結合ゴム粒子としてグラフト化させそし
て前記グラフト化ゴム粒子を有する単量体中に単量体に
よって水性相から抽出する混成法を開示している。
次いで単量体相を水性相から分離しそして塊状重合させ
てABS樹脂とする。そのような樹脂の色の制御のため
に、種々の方法例えば酸化防止剤その他、または樹脂中
の発色団の着色を招来する組成ドリフトの制御のための
スチレンおよびァクリロニトリル単量体組成の重合の間
のより厳密な制御が使用されている。
そのような方法は制御に費用がかかり且つ困難であるこ
とが証明されている。予期せざることに、その中に前記
単量体でグラフト化された分散アルカジェンゴムを分散
せしめたモノビニリデン芳香族単量体およびアルケンニ
トリル単量体の塊状重合の間の発色は、塊状重合を実質
的に白色を有するA斑樹脂を生成させるに充分な量の二
酸化炭素の存在下に実施することにより阻止できること
が発見された。
本発明は、モノビニリデン芳香族およびアルケンニトリ
ル単量体でグラフト化されたアルカジェンゴムの粒子を
、モノビニリデン芳香族単量体とアルケンニトリル単量
体とのマトリックス共重合体に分散せしめたA茂樹脂を
製造するにあたり、‘a} 水性乳化グラフト重合によ
ってアルカジェンゴムをモノビニリデン芳香族単量体お
よびアルケンニトリル単量体でグラフト化せしめて水性
ラテックス中のグラフト化ゴム粒子を生成させること、
‘b’前記ラテックスにラテックス固体分10の重量部
当り30〜40の重量部のモノピニリデン芳香族単量体
およびアルケンニトリル単量体よりなる群から選ばれた
少くとも1種のモノヱチレン性不飽和単量体を混合する
こと、{c} 前記水性ラテックスから単量体中に前記
グラフト化ゴムラテックス粒子を抽出して単量体相中の
前記粒子の分散液を形成させその際前記水性ラテックス
に別個の遊離水相を生成させること、{d} 前記遊離
水相を前記単量体相から分離させること、{e} 前記
単量体相中に分散せしめた前記グラフト化ゴム粒子を塊
状重合条件に付して溶融物として前記マトリックス共重
合体中に分散させた前記アルカジェングラフト化ゴム粒
子および未反応単量体を包含するABS樹脂組成物を生
成させること、そして{f} 前記ABS樹脂組成物溶
融物を揮発分除去により前記未反応単量体を取り除いて
前記グラフト化ゴム粒子をその中に分散せしめた前記マ
トリックス共重合体を包含するABS樹脂生成物を生成
させることからなり、而して前記(eー段階での単量体
相の塊状重合を実質的に白色を有するA茂樹脂生成物を
生成させるに充分な二酸化炭素の存在下に実施すること
を特徴としている。
前述したように、A茂および関連したゴム変性樹脂の製
造は、最初のゴムラテックスからの共重合体グラフト化
ゴムの製造を必要とする。
本発明の目的に対しては、グラフトゴム共重合体は、乳
化条件下に予備形成されたゴムサブストレートの存在下
にスーパーストレート単量体を重合させることにより製
造される。そのようなグラフト重合体系においては、重
合(グラフト化)ゴムからすべての未グラフト化ゴムを
分離することは一般に不可能である。そして未グラフト
化ゴムの量は通常非常に4・であり、すなわち全グラフ
トゴム共重合体重量基準で2%以下そして好ましくは0
.5重量%以下である。また、ゴムサブストレートへの
スーパーストレート単量体の100%グラフト重合を達
成させることができる。そのような技術は一般に当業者
には周知である。共役1,3ージェンゴム、エチレンー
プロピレン−ジエンターポリマーゴム、アクリレートー
ジェン共重合体ゴムおよびそれらの混合物を含む種々の
アルカジェンゴムをサブストレートとして使用すること
ができる。
本発明に使用する出発組成物の製造に使用される弾性体
中には少くとも約5の重量%の共役アルカジェン成分を
包含せしめることが好ましい。好ましいサブストレート
ゴムはアルカジェンゴムであるか、または全ゴム単量体
基準で少くとも75重量%の例えば約0℃以下好ましく
は約一200C以下の二次転移温度を有するゴム重合体
よりなるァルカジェンゴム混合物である。
そのような共役1,3−ジヱンの例としてはブタジヱン
、イソプレン、ピベリレン、クロロプレンその他があげ
られる。そのようなゴムとしては共役1,3−ジェンの
ホモ重合体およびそのような1,3−ジェンと1種また
は数種の共重合性モノェチレン性不飽和単量体例えばモ
ノビニリデン芳香族炭化水素例えばスチレンおよびアラ
ルキルスチレンその他、アルファアルキルスチレン例え
ばアルファメチルスチレン、アルフアエチルスチレン1
00グラフト効率は非常に小さい単量体対サブ重量比に
おいてのみ実現可能となるのであるから、予備形成され
たゴムサブストレートの存在下に重合される単量体の少
くとも一部分はグラフト共重合体生成物を与えるために
はそれと化学的に結合しないであろう。この非結合共重
合体部分は、単量体対ゴム比、特定の単量体原料処方、
ゴムの性質、重合条件および当業者が理解しているよう
な性質、重合条件および当業者が理解しているようなそ
の他の因子によって増大または減少しうる。従って、グ
ラフト共重合体組成物は典型的には本発明の実施に使用
するためのグラフト重合体の製造に利用可能な方法故に
ある量のモノビニリデン芳香族単量体とアルケンニトリ
ル単量体の第2(未グラフト化)共重合体を含有してい
る。一般に、既知の乳化グラフト重合法のいずれかを使
用して予備形成された弾性体状アルカジェンサブストレ
ートへのスーパーストレート単量体のその他、ビニルナ
フタレンその他、ァルハロモノビニリデン芳香族炭化水
素例えばクロロスチレン、2,4−ジブロモスチレンそ
の他、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アルキ
ルアクリレートおよびアルキルメタクリレート、アクリ
ルアミド、不飽和ケトン例えばビニルメチルケトン、メ
チルィソプロベニルケトンその他、アルファオレフィン
例えばエチレン、プロピレンその他トピリジン、ビニル
ェステル例えばビニルアセテート、ビニルステアレ−ト
その他、ビニルおよびビニリデンハラィドその他との相
互重合体(インターポリマー)があげられる。ゴムは、
ゴム形成単量体の重量基準で約2重量%までの交叉結合
剤を含有しうる。
交叉結合剤はジェンゴムの交叉結合形成に一般に使用さ
れる任意の薬剤例えばジビニルベンゼン、ジアリルマレ
アート「ジアリルフマレート、ジアリルアジベート、ア
リルアクリレート、アリルメタクリレート、多価アルコ
ールのジアクリレートおよびジメタクリレート例えばエ
チレングリコールジメタクリレートその他でありうる。
好ましいゴムの群は、アルカジェン単量体約75〜10
の重量%およびモノビニリデン芳香族炭化水素例えばス
チレンおよび不飽和ニトリル例えばアクリロニトリルま
たはそれらの混合物よりなる群から選ばれた単量体約0
〜25重量%よりなるものである。
特に有利なゴムサブストレートは、ブタジェンホモ重合
体または90〜95重量%のブタジェンと5〜1の雲量
%のアクリロニトリルまたはスチレンとの共重合体であ
る。ゴム単量体の重合に対しては、塊状重合または懸濁
重合に比して乳化重合が好ましい。
その理由は、それが本発明の使用に対して好ましい粒子
サイズを与えるからである。更にゴム単量体の乳化重合
はグラフトゴム共重合体の製造における予備形成された
ゴム上へのスーパーストレート単量体の以後の乳化重合
に対してのベースまたは出発点として有用なラテックス
を生成する。グラフト共重合体は、一般に通常の乳化グ
ラフト重合技術によって、予備生成されたゴムサブスト
レートの存在下にスーパーストレート単量体を重合させ
ることによって製造することができる。
好ましい方法は、乳化技術を使用してグラフト共重合体
に対して約0.8仏を越えない粒子サイズを生成させる
。これは本発明の実施に使用するに好ましい粒子サイズ
である。そのようなグラフト重合においては、予備形成
されたゴムサブストレ−トラテックスを一般に所望の単
量体と混合しそしてこの混合物を重合させてゴムサブス
トレート上にスーパーストレート単量体の一部を化学的
に結合すなわちグラフト化せしめる。単量体とゴムサブ
ストレートとの比および重合条件によって、ゴムサブス
トレート上へのスーパ−ストレート単量体の所望のグラ
フト化度および未グラフト化マトリックス共重合体の重
合度の両方を制御することが可能である。グラフト重合
反応帯城に仕込まれる単量体とゴムとの比は、得られる
グラフト共重合体のスーパーストレート対サブストレー
ト比の第一義的決定因子であるが、しかし重合条件、ゴ
ムの化学的性質および粒子サイズ、単量体の添加速度、
連鎖移動剤その他もまた作用を及ぼす。重合触媒が一般
に包含され、そしてその使用される量は全重合怪物質の
約0.001〜3.の重量%そして好ましくは約0.0
05〜0.5重量%である。その正確な量は単量体およ
び所望の重合サイクルによる。周知のように、比較的4
・重量%すなわち重合性物質を基準にして約0.001
〜2.5重量%程度の分子量制御剤例えばメルカプタン
、ハラィドおよびテルベンを包含させることが往々にし
て望ましい。
更に比較的少量の酸化防止剤または安定剤例えば通常の
アルキル化フェノールその他を包含させることが望まし
い場合もある。しかしこれらは重合の間またはその後で
加えることができる。乳化重合グラフト法においては、
単量体およびゴムサブストレートは適当な乳化剤例えば
脂肪酸石けん、高分子量のアルキルまたはアルカリール
サルフェートおよびスルホネートのアルカリ金属または
アンモニウム石けん、良鎖脂肪族アミンの鉱酸塩その他
の使用により水中で安定化せしめられる。
特に有利であることが証明された乳化剤はオレィン酸ア
ンモニウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナ
トリウムおよびその他のナトリウム石けんである。一般
に乳化剤は単量体100重量部当り約0.1〜15重量
部の量で与えられそして水は単量体1部当り約1〜4部
の量、そしてより大なる希釈が望ましい場合には当業者
は明らかなようにそれ以上の割合でさえも与えられる。
所望により、ゴムサブストレートの乳化重合で製造され
た水性ラテックスは、更に乳化剤、水およびその他を加
えるかまたは加えることなしで単量体をその上にグラフ
ト化させるべき水性媒体となりうる。通常のパーオキシ
およびアゾ触媒を含む種々の水浴性遊離ラジカル重合開
始剤がゴム単量体の乳化重合に対して一般に使用され、
そして得られるラテツクスはグラフト共重合体単量体が
混合される水性媒体として使用することができる。この
ようにして、ゴム重合用触媒は全体としてまたは一部分
グラフト重合用触媒として機能しうる。しかしながらグ
ラフト重合の時点で追加の触媒を加えることもできる。
典型的乳化重合条件は蝿梓下そして好ましくは不活性雰
囲気中での約20〜100℃の範囲の温度を包含する。
1平方インチ当り約1〜100ポンドの圧力を使用する
ことができ、そして単量体および/または追加の触媒を
少量ずつかまたは連続的に反応サイクルの一部の間に添
加することができる。重合は好ましくは実質的にすべて
(すなわち90%以上)の単量体が重合するまで継続さ
れる。残存する単量体および他の揮発性成分は所望によ
りラテックスから留去することができる。しかしながら
これはラテツクス中に残存せしめるのが好ましい。この
ラテツクスは以後の操作に使用できる状態にある。重合
条件を変化させることの他に、乳化ラテックスグラフト
粒子の粒子サイズはまた、種付け、澄拝、グラフト化前
の集塊化(アグロメレーション)によるゴムサィズの変
動、凝固技術その他によっても変化させることができる
好ましい集塊化(アグロメレーション)法は、米国特許
第3558541号および同第355137ぴ号各明細
書に示されている。ゴムの粒子サイズはグラフト共重合
体に対する最適グラフト水準に影響を有している。
例えばある重量%の小サイズゴム粒子は相当する重量の
より大なるサイズのゴム粒子よりもかなり一層大なるグ
ラフト化用表面積を与える。従って、グラフト化密度は
、ゴム粒子サイズにより変化させることができる。一般
に、より小なるグラフト重合体粒子はより大なるサイズ
の粒子よりも一層高いスーパーストレート/サブストレ
ート比を忍容する。ゴムグラフト共重合体の粒子サイズ
は本発明の方法により製造される生成物の光沢および物
理的性質に有意の効果を有している。
典型的には、本発明の実施に使用されるグラフト共重合
体の粒子サイズは約0.001仏程度の小なるものから
、約5.0仏程度の大なるものまで、そしてある生成物
に対して所望される最終的性質によって好ましくは約0
.25〜2.0仏の間で変化させることができる。本発
明の実施に使用するに好ましいゴムグラフト共重合体は
既知の方法例えば光学顕微鏡写真からの測定、光散乱ま
たはその他の既知の試験により側定して約0.3〜0.
8〆そしてより好ましくは約0.3〜0.6仏の重量平
均粒子サイズを有するものである。乳化重合法のために
は、ゴムは有意の程度の交叉結合を有していることが望
ましい。
グラフト共重合体に関しては、少くとも若干の程度のゴ
ム交叉結合はグラフト重合法の間に固有であり、そして
これは望ましくは交叉結合剤の添加または重合条件の制
御により増大させることができる。異なった原料グラフ
トゴムラテックス、そのようなラテックスの混合物また
は一つ以上のサイズのグラフトゴム粒子を含有するラテ
ックスを使用して本発明の方法によって種々のA粥タイ
プの樹脂を製造することができる。本発明の教示により
生成可能なA斑タィプ樹脂の群の例としては、比較的単
分散性(モノディスパーズ)粒子サイズ分布を有する樹
脂、一つが小粒子でそして一つが大粒子の二粒子サイズ
を有する樹脂などがあげられる。粒子サイズ分布におい
て多分敬性(ポリディスパース)のグラフト粒子成分が
存在する樹脂は、その重量平均粒子サイズが約0.01
〜5.0仏好ましくは約0.20〜約2.0〆の範囲の
ものでありそしてこの最も好ましい範囲は0.3〜0.
8仏である。更に、ゴムグラフトは、低グラフト粒子が
集塊化して最終重合体生成物中で大形粒子を形成してい
る低グラフト小粒子ゴムをベースとするものでありうる
。例えば特に有用なラテックスおよびラテックス混合物
としては、サブストレートゴム10碇邦当り30〜8戊
邦のグラフトスーパーストレート水準にグラフト化せし
められ約0.3〜0.8仏(その粒子サイズは直接乳化
重合によるかまたは所望のサイズまで集塊化させること
により得られた単相分布でそしてシャープなものである
)の単分散した比較的大なるサイズの粒子のもの、およ
びまた同一グラフト水準までグラフト化せしめられそし
て乳化重合およびその多分散したサイズのものを生成さ
せるための段階的集塊化により得られる0.3〜0.8
ムのサイズ範囲にわたって多分散した比較的大なるサイ
ズの粒子のものがあげられる。
また、例えばそのようなラテックスおよび混合物として
は、前記の多分散サイズ範囲であるがしかしサブストレ
ート10碇部当り15〜4碇部のグラフト水準の比較的
大なる粒子サイズと0.05〜0.3仏でそしてサブス
トレート10碇部当り40〜10礎郭のグラフト水準の
比較的4・サイズの高グラフト水準粒子のラテックスと
の混合ラテツクス、および0.3〜2.0〆およびサブ
ストレート10碇郡当り15〜4礎都の低いグラフト水
準の比較的大形の単分散粒子と前記と同一の高グラフト
水準小サイズ粒子ラテックスとの混合ラテックスがあげ
られる。また有用なラテツクス混合物としては、例えば
0.05〜0.3仏の、そのいくらかはサブストレート
10碇郡当り40〜10碇邦のグラフト水準を有してお
り、そしてあるものはサブストレート100部当り10
〜40部のグラフト水準しか有していないそしてラテッ
クス粒子を連続塊状重合反応および揮発分除去段階での
鞄断および処理の結果として最終A茂樹脂中では0.2
〜2.0仏のサイズに集塊化させた混合高グラフト水準
および低グラフト水準4・粒子のものがあげられる。グ
ラフト化ゴム粒子はェマルジョンの25〜65重量%、
好ましくは30〜55重量%の量で水性ラテツクス中に
含有せしめられる。グラフト化ゴム粒子はモノビニリデ
ン芳香族単量体およびアルケンニトリル単量体例えばス
チレンおよびアクリルニトリル単量体よりなる群から選
ばれた少くとも1種のモノェチレン性不飽和単量体と混
合することによって容易に水性ラテックスから除去され
る。ラテックス固体分(グラフト化ゴム粒子)10碇都
当り約30〜400部の単量体が使用される。ゴム粒子
は単量体相として単量体中に抽出される。残りの水性ラ
テックスは別の遊離水相を形成する。遊離水相は、煩潟
、押出し、またはその他の機械的手段により単量体相か
ら容易に分離される。グラフト化ゴム粒子10戊部当り
約30〜10碇邦の単量体は例えば米国特許第3859
217号明細書に開示されたようなペーストを圧縮して
残存水相を第1の流れとして分離しそして第2の流れと
して単量体相を分離させる押出しタイプの手段により容
易に分離および処理される硬質ないし軟質の単量体相ペ
ーストを与える。単量体相を前記モノビーニリデン芳香
族およびアルケンニトリル単量体で更に希釈して、重合
せしめられる単量体相中のゴム部分を調整して約3〜5
0重量%がA茂樹脂生成物中に残存するようにすること
ができる。グラフト化ゴム10の郡当り100〜40碇
部の単量体が使用される場合、単量体相は液体であり、
そしてこれは額潟または遠心によって水相から容易に分
離される。
拳量体相を追加の単量体で調整して所望のゴム含量およ
び単量体組成を生成させることができる。次いで単量体
相を塊状重合に付してマトリックス共重合体中に前記グ
ラフト化ゴム粒子を分散せしめたABS樹脂を生成させ
る。
残存未反応単量体は、在来の手段(マトリックス共重合
体、分散グラフト化ゴム粒子および残存単量体を包含す
る塊状重合からの溶融物を約180〜250℃に加熱し
、そして残存単量体を大気圧以下の圧力で、通常の押出
し‘こよってかまたはフラッシュタンク中で落下ストラ
ンド揮発分除去によってフラッシュ除去する)による揮
発分除去により除去される。揮発分除去の適当な方法は
米国特許第379755び号明細書に開示されたワィプ
ド(払拭)フィルム揮発分除去の少くとも一つの段階を
使用するものである。本発明のABS樹脂は、グラフト
共重合体およびマトリックス共重合体両方において80
:20〜20:80のモノピニリデン芳香族単量体対ァ
ルケンニトリル単量体重量比を有しうる。
マトリックス相の単量体組成は一般にグラフト共重合体
と大約同一である。ABS樹脂は所望の物理的性質によ
って3〜50%の範囲のゴム部分を有している。グラフ
ト化ゴム粒子の単量体相中への抽出はグラフト共重合体
用飽和溶媒を含有する少くとも1種の単豊体を使用して
実施することができる。前記溶媒の使用はその中にグラ
フト重合体を分散させた単量体相の粘度を低下させて、
塊状重合の間により多量のゴムを存在させることを可能
ならしめる。こうした飽和溶媒は25o 〜250午0
の沸点を有しておりそしてこれは前記単量体中に前記単
量体および溶媒の約10〜4匹重量%の量で存在する。
飽和溶媒は米国特許第3957912言明細書(参考と
してここに包含される)に記載のようにニトリル、炭化
水素、ハロゲン化炭化水素、低級カルボン酸ェステル、
環式エーテル、ホルムアミドおよびアセトアミドよりな
る群から選ばれる。単量体を添加しまたはこれを添加し
ていない単量体相の塊状重合は、既知の方法で任意の既
知の塊状重合反応装置または容器を使用することにより
実施される。
好ましくはそのような塊状重合は、蒸気の形態の未反応
単量体および溶媒の除去に適合させた任意の既知の重合
容器中で実施される熱重合である。最も好ましくは、熱
塊状重合反応は、反応容器からの単量体蒸気の除去手段
による反応温度の厳密な制御をもって実施される。単量
体蒸気を除去することのできる蝿洋タンク反応器、水平
澱梓シリンダー反応器およびその他のそのような反応器
を含めて任意の温度制御重合反応装置を好ましい塊状重
合段階に対して使用することができる。塊状重合反応を
それに対する供給流れの性質および量およびその条件を
変化させることによって制御して、所望のABS樹脂生
成物を製造することができる。
周知のように、比較的少量の分子量制御剤または連鎖移
動剤をマトリックス共重合体の重合に混入することが往
々にして望ましい。メルカプタン、ハラィドおよびテル
ベンのような連鎖移動剤を、所望により0.001〜2
.0重量%の量で添加することができる。この生成物は
選ばれた組成の所望のマトリックス共重合体好ましくは
スチレン−アクリロニトリルまたはSAN共重合体、お
よびその中の所望のゴム含量を与えるグラフトゴム粒子
分散物よりなっている。共重合体マトリックス中に3〜
5の重量%またはこれ以上のゴムのゴム部分舎量を有す
る樹脂を製造することができる。塊状重合反応を制御し
ていずれかの所望の組成好ましくは未反応単量体中約4
0〜75重量%の共重合体固体分の未反応単量体中の共
重合体溶液を生成させることができる。好ましい熱塊状
重合反応の生成物は重合温度条件によって約1300〜
200℃の温度では一般にそのような組成物の熱溶融物
の形である。塊状重合の熱溶融生成物を反応器から連続
的に除去しそしてその後で−っまたはそれ以上の揮発分
除去段階にかけて、使用された未反応単量体および飽和
溶媒および残存する痕跡量の水をそれから除去する。
そのような揮発分除去は既知の方法でワイプドフイルム
または落下ストランドタイプいずれかの所望の揮発分除
去装置中で実施される。揮発分除去処理は一般には0.
01〜800柳Hg絶対圧で約140o 〜280午0
の温度、好ましくは2〜20比繊維対圧で約180o
〜26000の温度で実施される。揮発分除去段階の生
成物は、実質的に遊離または未反応単量体ならびに溶媒
および水の除去された樹脂生成物組成物である。そのよ
うな遊離または残存単量体水準は1.の重量%以下好ま
しくは0.4重量%以下まで減少している。本発明の改
良された方法は、その中に前記分散グラフト化ゴム粒子
を分散せしめた前記単量体相の塊状重合を、実質的に白
色を有するA茂樹脂生成物を与えるに充分な二酸化炭素
の存在下に実施することを包含する。
二酸化炭素は前記単量体中に気体として二酸化炭素を本
質的に二酸化炭素で飽和されるまで吹込みまたは置換さ
せることによって重合の前に前記単量体相中に加えそし
て次いで塊状重合の間3.8〜8.5kgノcその圧力
で前記単量体相上に二酸化炭素ガスのプランケットを連
続的に吹き込みそして/または保持して重合温度を約1
30〜2000Cに保持させることができる。
通常そのような塊状重合系には窒素ガスを置換してその
ような反応を阻害することが知られている酸素を除去す
る。
そのような窒素系はまた、反応器中の圧力を制御しそし
て温度を制御させるためにも使用される。本発明におい
てはそのような吹き込みおよび圧力制御系の窒素を二酸
化炭素で置換させる。実施例は、窒素置換がABS樹脂
の黄ないし褐色の発色を阻止しないこと、他方二酸化炭
素を置換させた場合には製造されたABS樹脂は実質的
に白色であることを示している。二酸化炭素がこの発色
を阻止する機構は知られていない。従って発色阻止は予
期せギることである。分散グラフト化ゴム粒子を有する
単量体相の塊状重合に適応させることのできる適当な方
法は米国特許第3903200号明細書(これはここに
参考として包含されている)に開示されている。前記単
量体相の塊状重合の間に存在させる二酸化炭素プランケ
ットおよび置換(パージ)の保持に適当な方法は米国特
許第3794471号明細書(これはここに包含される
)に開示されている。単星体相の吹き込みまたは置換(
パージ)はこれまでに記載のようにして実施することが
できる。
この操作は通常の化学工業ハンドブック、例えば「Ch
emicalEn望neer′s Handかok」第
5版(マックグローヒル社発行)に記載の液体中に気体
を分散させるという概念に基づいている。吹き込み、簡
単なバブラ−その他を使用する液体中に気体を分散させ
る方法は、「Methodsof鉾s、Dispers
ion」の表題で第18−71頁ないし第18−96頁
に開示されている。多孔性パイプまたはプレート吹込器
(スパージャー)は通常直径0.3〜1.2伽のオリフ
ィスを有している。そのような気−液援触は通常燈杵タ
ンクおよび蝿洋反応器中で吹き込みチューブを回転蝿梓
機の下においてタンクおよび単量体相全体にわたって最
適分散が得られるようにすることにより実施される。本
法においては好ましくは単量体相を二酸化炭素で本質的
に飽和させるに充分な量の二酸化炭素ガスを塊状重合反
応器に分散させる。
二酸化炭素はこの単量体相中に溶解性を有しており、そ
して単量体相を飽天0させる。次いで追加の二酸化炭素
を使用して重合単量体相にプランケットを形成し、そし
て温度制御のための重合相の加圧のための不活性気体相
を生成させる。この圧力は130〜20000の温度制
御のためには3.8kg/の〜8.1kg/c鰭である
。ゴムラテックスの製造(A段階) K2S408開始剤(単量体基準で0.5重量%)を使
用して7700の温度で3%ゴムリザーブ石けんを有す
る約1:1の単量体−水比を使用して、93/3のB/
AN単量体比を有するブタジヱン/アクリロニトリル単
量体の単量体処方を乳化重合させて約0.08仏の粒子
サイズを有するゴム粒子のラテックス(約42%固体分
)を生成させることによってゴムラテツクスを製造した
ゴムラテックスの凝集(B段階) 前記A段階のゴムラテックス(2600夕)を26cc
の無水酢酸を含有する水780夕と混合し、そして35
ooで約25分放置したゴムラテックスは凝集して約0
.7仏の粒子サイズとなった。
これを酸安定乳化剤(ドデシルェーテルスルホネートの
日20中10%溶液)約200夕で安定化させた。ゴム
ラテックスのグラフト化(C段階) 前記B段階の凝集ゴムラテックス(2600夕)を単量
体処方としての70夕のスチレンおよび30夕のアクリ
ロニトリルで、レドックス開始剤系として27夕のK2
S2084%溶液および27夕の重亜硫酸カリウム2%
溶液を使用してグラフト化された。
グラフト化は約80ooで約98%変換率まで実施され
た。グラフト化ラテックスの脱水(D段階)Aそ2(S
04)3(10%溶液)を使用して凝固させ、そして次
いでこの系をスチレン/アクリロニトリル(50/50
)単量体相で処理して単量体相中にグラフト化ゴム粒子
を抽出することによって、C段階のグラフト化ゴムラテ
ックスを脱水させた。
水相を領漉して除き単量体/グラフト化ゴム相を別相と
して残留せしめた。例1 D段階の単量体ノグラフト化ゴム相を最終単量体比が7
の重量%スチレンおよび3の重量%アクリロニトリルで
ありそして約2の重量%のグラフト化ゴム粒子を重合性
混合物として含有している単量体処方中に分散させた。
この混合物を154℃および8.4k9/めで米国特許
第375101ぴ号明細書に記載のタイプの反応器中で
塊状重合させて、約70%の単量体変換率とした。重合
性混合物に窒素を吹き込みそして正の窒素圧下での重合
の前に窒素ガスで飽和させてその温度を約154o0に
制御した。部分重合混合物を3び分間200ooで約7
6.2肌Hgの真空オーブン中での揮発分除去にかけて
その残存単量体を約0.5%に減少させてゴム部分約2
0%のA既ポリブレンドを生成させた。このABS樹脂
を375qoで鳥平シートに成型し、そしてASTM試
験D−1925によりその色を試験した。黄色指数は7
6ユニットであると測定された。例2 重合の前に単量体ーグラフトゴム相を二酸化炭素で置換
および飽和させて例1をくりかえした。
単量体/グラフト重合体相混合物は、150ooおよび
8.1k9/めで混合物1夕当り約lccの二酸化炭素
気体溶解性を有していることが見出された。塊状重合は
温度制御のために正の二酸化炭素ガス圧の下で実施され
る。回収されたA茂樹脂の色を測定しそしてそれは通常
の窒素雰囲気中で重合させたA斑の色よりも実質的に低
い42ュニットの黄色指数を有していることがわかった
。ASTM試験D−1925によれば約40〜50の値
を有する試料は実質的に白色であり、そして40以下は
白色と考えられる。50〜70の範囲の値は黄色と考え
られそして70の値以上では黄色ないし褐色である。
25%アクリロニトリル、50%スチレンおよび25%
プロピオニトリルの単量体抽出相をAそ2(S04)3
による凝固後溶媒として使用してD段階をくりかえした

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モノビニリデン芳香族およびアルケンニトリル単量
    体でグラフト化させたアルカジエンゴムの粒子をモノビ
    ニリデン芳香族単量体とアルケンニトリル単量体とのマ
    トリツクス共重合体中に分散せしめた実質的に白色を有
    するABS樹脂を製造するにあたり、(a)水性乳化グ
    ラフト重合によってアルカジエンゴムにモノビニリデン
    芳香族単量体およびアルケンニトリルをグラフト化させ
    て水性ラテツクス中のグラフト化ゴム粒子を生成させる
    こと、(b)前記ラテツクスをモノビニリデン芳香族単
    量体およびアルケンニトリルよりなる群から選ばれた少
    くとも1種の単量体と混合すること、(c)前記ラテツ
    クスから前記単量体中に前記グラフト化ゴム粒子を抽出
    して単量体相としての前記単量体中の前記粒子の分散液
    を形成させそして前記水性ラテツクスには別個の遊離水
    相を形成させること、(d)前記遊離水相を前記単量体
    相から分離すること、(e)前記単量体相を塊状重合条
    件に付してABS樹脂を生成させること、そして(f)
    前記ABS樹脂を揮発分除去にかけて残存単量体を除去
    させることの各段階を包含しており、而して前記塊状重
    合を実質的に白色を有するABS樹脂生成物を生成させ
    るに充分な二酸化炭素の存在下に実施することを特徴と
    する、ABS樹脂の改善された製造方法。 2 モノビニリデン芳香族およびアルケンニトリル単量
    体でグラフト化させたアルカジエンゴムの粒子をモノビ
    ニリデン芳香族単量体とアルケンニトリル単量体とのマ
    トリツクス共重合体中に分散せしめた改善された色を有
    するABS樹脂を製造するにあたり、(a)水性乳化グ
    ラフト重合体によってアルカジエンゴムにモノビニリデ
    ン芳香族単量体およびアルケンニトリル単量体をグラフ
    ト化させて水性ラテツクス中のグラフト化ゴム粒子を生
    成させること、(b)前記ラテツクスをラテツクス固体
    100重量部当り30〜400重量部の量のモノビニリ
    デン芳香族単量体およびアルケンニトリル単量体よりな
    る群から選ばれた少くとも1種のモノエチレン性不飽和
    単量体と混合すること、(c)前記水性ラテツクスから
    単量体中に前記グラフト化ゴムラテツクス粒子を抽出し
    て単量体相中の前記粒子の分散液を形成させそして前記
    水性ラテツクスには別個の遊離水相を生成させること、
    (d)前記遊離水相を前記単量体相から分離させること
    、(e)前記単量体相中に分散させた前記グラフト化ゴ
    ム粒子を塊状重合条件に付して溶融物として前記マトリ
    ツクス共重合体中に分散させた前記アルカジエングラフ
    ト化ゴム粒子および未反応単量体を包含するABS樹脂
    組成物を生成させること、そして(f)前記ABS樹脂
    組成物溶融物を揮発分除去に付して前記未反応単量体を
    除去して前記グラフト化ゴム粒子をその中に分散せしめ
    た前記マトリツクス共重合体を包含するABS樹脂生成
    物を生成させることからなり、而して前記(e)段階で
    の単量体相の塊状重合を実質的に白色を有するABS樹
    脂生成物を生成させるに充分な二酸化炭素の存在下に実
    施する前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記モノビニリデン芳香族単量体がスチレン、アル
    フアメチルスチレン、クロロスチレンまたはブロモスチ
    レンであることを特徴とする、前記特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 4 前記アルケンニトリル単量体がアクリロニトリルま
    たはメタクリルニトリルである前記特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 5 前記単量体相を(e)段階で追加のモノエチレン性
    不飽和単量体で調整してその結果モノエチレン性不飽和
    芳香族対アルケニルニトリル単量体の重量比が80:2
    0〜20:80となすことを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6 前記単量体相を重合条件下に二酸化炭素で飽和させ
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7 前記塊状重合を水平撹拌流れ中で連続塊状重合条件
    下に反応を前記単量体の蒸発により冷却して実施するこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 前記グラフト化ゴムラテツクスを前記単量体中への
    抽出の前に凝固させることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項記載の方法。9 前記(b)段階で使用され
    た単量体がモノビニリデン芳香族およびアルケンニトリ
    ル単量体のグラフト共重合体に対する少くとも1種の飽
    和溶媒を含有していることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 10 前記溶媒が25〜250℃の間の沸点を有してお
    りそして前記単量体中に前記単量体および溶媒の約10
    〜40重量%の量で存在していることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第9項記載の方法。
JP54089757A 1978-07-14 1979-07-13 Abs樹脂の改善された製法 Expired JPS606364B2 (ja)

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US924772 1992-08-04

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