JPS606302A - プラスチツクケ−スのマ−ク削除装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばビン類運搬用のプラスチックケース表面
に印刷あるいは塗布された表示マークを切削削除するた
めの装り、に関する。

従来、ビール清涼飲料水などのビン類運搬用のプラスチ
ックケースな一定形状寸法のものが、いわゆる通い箱と
して日常的にかなり多ｍ＜使用されている。またこれら
のケースは破損、汚染あるいは不要などの理由で廃棄ま
たは材料再生処理されるものも非常に多くなっているの
も周知の通りである。材料再生処理においては、これら
を破砕し、洗浄した上で再溶融するのであるがこれらの
ケースにはその側面に文字や標識等の印刷あるいは塗布
された表示マークがありそのまま溶融すると、七ｆ１．
らの色の異なる塗料被覆ハ、はとんどそのｖ　ｘ　ＨＢ
融プラスチック材中に細分化された状態で混合され再生
されるプラスチック材の拐質を劣化させるのみならず、
外観的にも甚だ見苦しいものとなる。

このため、こうしたプラスチックケースについ゛　ては
溶融に先立って手動砥石グライダ−等圧よりその表示マ
ーク部を削ね落す作業が行なわれているが能率が悪く、
また発生粉塵のためその作業環境が悪く、さらにはかか
る処理を要するケースＴＩ′ｉ量的に甚だ多いなどの問
題があるため、同作業の機械化装置が望まれているのが
現状である。

本発明は前述したようなプラスチックケースの表示マー
クの削除作業における能率の向上、省力化全図るための
機械化装置、特には自動化可能装置を得ることを目的と
したものである。

本発明を要約すれば、テーブル上の定位置で定方向に位
置された被切削ケースを固定板により上から押えて固定
したのちモータにより駆動する１対の回転切削刃を被切
削ケースの両側面のマーク部に、同時に接近させ該切削
刃を背後から該マーク部に押付けかつ該マーク部を左右
方向に移動させるという一連の動作を繰返えしてケース
４側面のマーク部を切削削除するための装置であって、
テーブル回転機構つきケース固定装置と、モーター駆動
回転切削刃と切削刃押付は機構を１体として取付けた切
削機と、固定架台上の移動架台上に懸架した１対の前記
切削機をモーター駆動のねじ機構の組合せによって同時
に左右方向に移動させる切削機構移動機構と、前記切削
機を保持懸架する移動架台を固定架台上でモーター駆動
のねじ機構の組合せによって前後方向に移動させる切削
機構移動機構とを備えるプラスチックケースのマーク削
除装＠にある。

以下、図面について本発明によるマーク削除装置の詳細
を説明する。

第１図は本発明装置の側断面図第２図は同装置の斜視図
であり鄭３圀はマーク削除装置Ｃ要部である切削機の斜
視図である。

第１図および第２図において、被切削ケースを載置する
テープ）ｖｌ　ｒｊその下部にエアーシリｌグー２の作
動にニジテーブル１を水平に９０°＠転往復動させる回
転機構を有しておシ、ケース固定装置はこのテーブル１
上に載置されたケース３（仮想線で示されている）を固
定架台４に固定されたエアーシリｌグー５の作動により
テーブル回転機構は固定するケース固定板６を有してい
る。

固定架台番の上部にはレール７上に移動架台８が載置さ
れこの移動架台８は固定架台上に固定された減速モータ
ー９０駆＠ＷＣよシ回転駆動されるケースの進行方向の
雄ねじ棒１Ｇを有し、したがって、移動架台８は図示を
省略する雌ねじに工り前後進する。（尚、以下の説明に
おいては、被切削ケースおよび切削機の移動方向はケー
スの進行方向を前方としこれと直角方向を左右方向とし
て説明する。） 第３図は切削機１２の詳細を示し、切削ａ　１２　Ｕ、
レール１１に騎乗した切削機基板１６にモータ−１３ト
ユニバーサルジョイン）　１４によって回転駆動される
回転切削刃１５ｔ−備え、同回転切削刃１５ハ図示を省
略するけれども、水のスプレー冷却により被切削ケース
のマークを冷却切削する。また切削刃１５を係止保持す
る係止板１７は基板１６に固定されることなく切削機基
板１６背後に設けられたエアシリンダー１８のロンドに
よって保持されている。切削刃の傾きやねじ九を防ぐた
め、係止板１７の背後には工了シリンダー〇ロッドと共
に切削機基板１６を貫通する複数のガイドピン１９が設
けられる。すなわちエアシリンダー１８ｒＩ′ｉ、係止
板１７．従って切削刃１５を被切削ケースに押付ける作
用をなす。

切削刃１５に接してその上下に設けられた円板状のスト
ッパー２０は被切削ケースマーク部の切削深さをａ節す
るものであり、従ってこのストッパー２０と円柱状切削
刃１５のそれらの半径の差だけの深さの被切削ケースの
側壁が切り削されることになる。このストッパー２０は
、ケースの種類に応じてマーク部切削深さを変える必要
のある場合には、取替えられる。また、切削機用、は切
削機基板１６部分を固定架台４の内部へ垂下した形で移
動架台８に騎乗されてお）、この切削機用の上部には移
動架台８上に設けられた雄ねじ棒２１とこれにねじ合せ
られる雌ねじ２２が設けられ、雄ねじ棒２１Ｆｉその一
端に設けられた減速モーター２３によって正逆回転でき
る。この雄ねじ棒２１には中央部分を挾んで左右の部分
に右ねじ及び左ねじが形成してあり、一方、切削ｆｉ１
２　、１２’にはその上部に該雄ねじ２１の右ねじ及び
左ねじにねじ合せられる固定雌ねじ２２　、２２’がそ
れぞれ設けられている。しかして左右１対の切削機旦、
昆′は中央部従って被切削ケース３を左右方向から挾む
恰好でレール１１に懸架されており、雄ねじ棒２１の回
転方向に応じて１対の切削［１２゜Ｂ′は同時に左右方
向に開きまたは閉じるように移動する。換言すれば、移
動架台８の雄ねじ棒２１、これに噛合する雌ねじ２２、
切削機１２によって切削機構移動機構が構成され、減速
モーター９により駆動される雄ねじ棒ｌＯお工び移動架
台８の雌ねじにより、切削機Ｍ、ηを被切削ケース３の
側面に沿って移動させる切削機竪移動機構が構成される
。

以上のように構成された前記実施例装置によるマーク削
除作業の実際を、その好ましい付属設備のそれと共に説
明する。

被切削ケース３は人力またＦｉｍ械力ｌ８の外力によっ
てシュート２４上を押し出され、供給台２５上にセット
される。

供給台２５上にセットされた被切削ケース３Ｆｉエアシ
リンダーを利用したプッシャー２６によって切削装置内
に押出され切削テーブル１上にセットされる。これらシ
ュート２４、供給台２５およびテーブルｉＦｉケース３
の進行方向および進行中を規制するガイドがそれぞれ両
側縁部に付されたものがよい。

テーブルｌ上の規定の位置に押出されたケースはその上
部のエアシリどダ−５の作動により下降するケース固定
板６によって上から押えられ、テーブル回転機構される
。この固定につづき切削機構移動機構を作動させる。す
なわち移動架台８上の減速モーター２３が作動し、雄ね
じ棒２１が回転されると、雌ねじ２２　、２２’をもつ
１対の切削機ｎｐ＊は、架台８のレール１１に沿って移
動し、テーブルｌ上の被切削ケース３に接近する。

次いで切削機のエアシリン［ダー１８を作動させ回転切
削刃１５をケース３に押付ける。

切削機の回転切削刃１５はモーター１３の駆動ですでに
回転しておシ、ケースと接触し次ｍＫ切削を始める。切
削刃１５０ケ一ス面への押付は圧力は、エアシリンダー
１８の駆動圧力を調整することでケース材質やマーク凹
凸に対応できるけれども、水スプレーによシ切削刃１５
の目詰シを阻止して、切ぐずを飛散させずに作業を行う
ことができる。

ケース切削開始と同時に切削機竪移動機構を作動させる
。すなわち、固定架台４上の減速モーター９が駆動し雄
ねじ棒ｌＯを回転させることによシ移動架台８を固定架
台４のレール７に沿って後方に移動させることができる
。従って、移動架台８に懸架保持された切削機１２　、
１２’も後方に移動するから、回転切削刃１５ハケース
側面のマーク部を前方から後方に移動しながら切削する
。この切削距離はリミットスイッチ（図示せず）によっ
て容易に設定し得るのは明らかである。

切削刃がケース後方端部に達したのち切削機のシリンダ
ー１８を復帰させ、竪移動機構の減速モーター２３を逆
転させて雄ねじ棒２１を回転させることによって１対の
切削機１２　、１２−を開かせ切削刃２１をケースから
完全に離す。

この後、竪移動機措のモーター９を逆転駆動させること
によって移動架台８、従って切削刃１５を先方の元の位
１１に復帰させる。

この切削刃の左右前方への復帰と共にケース固定装置の
シリンダー５を復帰させ、固定板６を上昇させケースの
固定を解除する。

以上でセットされた被切削ケースの左右両側面のマーク
部の切削は終了するが、さらに前後両側面のマーク削除
を行うべくケースを９０°水平回転させたのち、上記一
連の工程動作を繰返えすことになる。すなわち、テーブ
ル回転機構のエアシリンダー２を作動させてテーブルｌ
およびケース３を９０°の水平回転を行なわせる。

ふたたび、固定板６を下降させてケース３を固定せしめ
る。切削機構移動機構を働らかせることによシ、切削機
は左右に閉じ、切削刃はケースに接近ないし接触し、さ
らに切削刃押付は機構の働きによりマーク切削が始まる
。

同時に切削機構移動機構が働き、切削刃１５は先方から
後方に移動しマーク部を切削する。この場合、被切削ケ
ースは通常縦横の長さが異なりケースの向きにより切削
刃の左右開閉長さおよび前後縦方向移動距離を変える必
要があるが、リミットスイッチを利用し、それぞれ二段
作動方式をとらせ得るようにすれば連携動作の組合せ方
でケースの縦横に応じた切削刃の移動範囲を設定し得る
ことは明らかである。

マーク部の切削が終れば、切削刃押付は機構を復帰させ
切削機すなわち切削刃を左右に開かせてケースから完全
に離す。次いで竪移動機構を作動させ切削刃が先方の元
の位置に復帰したのち、固定板６を上昇させケースの固
定を外す。引続きテーブル回転装置のエアシリンダー２
を復帰させ回転を９０°逆転させケースの向きを元に戻
す。

これで１ケース切削の１サイクルを終了するが、切削を
終了したケースはすでに後方のシュート２４を経て供給
台２５の上に待機させておいた新たな被切削ケースをプ
ッシャー２６でテーブル１上に押入れることに、ｃシシ
ュート２７から外部に押出される。

本発明の装置は以上のように構成されかつ操作されるも
のであるが、各動作工程間をリミットスイッチで連携せ
しめ連続自動化操業を行わせることは容易になし得る。

本装置によれば省力化は勿論可能かつ容易であり、ケー
スの大量処理が可能となる。また本装置は作動機構が堅
牢であり、その動作も確実である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるマーク削除装置の側面図、８２図
は同じく斜視図で、第３図は同装置に用いる切削機の斜
視図である。 １・・・テーブル、　１６・・・基板、２・・・エアシ
リンダー、１７・・・係止板、３・・・ケース、　１８
・・・エアシリンダー、４・・・固定架台、　１９・・
・ガイドビン、５・・・エアシリンダー、２０・・・ス
トッパー、６・・・固定板、　２１・・・雄ねじ棒、７
・・・レール　２２　、２２’・・・雌ねじ、８・・・
移動架台、　２３・・・減速モーター、９・・・減速モ
ーター、２４・・・シュート、ｌＯ・・・雄ねじ棒、　
２５・・・供給台、１１・・・レール、　２６・・・ブ
ツシャ−１１２、１２’　−・・切削機、２７・・・シ
ュート、１３・・・モーター、 １４・・・ジヨイント、 １５・・・切削刃。 特許出願人　東邦開発工〉ジニ了’Ｊン７”！氏会社第
２図 ９ １１− 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ）プラスチックケースを載置できるテーブルを水平面
   内で９０°回転させる回転機構と、前記テーブルの上方
   に位置した固定板を下降させてプラスチックケースを前
   記テーブルに固定するケース固定装置と、前記プラスチ
   ックケースの両側に対向して位置した切削刃を取付けた
   一対の基板および同基板を対向方向に前進させる切削刃
   押付は機構を有する一対の切削機と、これらの切削機を
   懸吊した移動架台を前記切削機の対向方向に対し直角な
   方向に移動させる切削機構移動Ｗ４構と、前記移動架台
   に設けられかつ前記切削機を対向方向に移動させる切削
   機竪移動機構とを備えるプラスチックケースの１−り削
   除装置。