JPS6062934A - ミカンコミバエ・ウリミバエの殺虫装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生果実（例えばピーマン）に（−１着するミカ
ンコミバエ及びウリミバエの殺虫装置に関するものであ
る。

ミカンコミバエ、ウリミバエは蒸熱処理（温度４３度、
湿度９０％〜１００％、処理時間３時間）によって死滅
することが知られでいるが、未だ現在実用化されていな
い。これは温湿度に対し高い精度が要求されるためであ
る。

本発明は斯様な事情に鑑み（なされたものであり、その
基本的構成は、蒸熱を横方向に循環流通せしめる循環♀
ど、この循環室内の蒸熱を縦方向に強制流通ｕしめる差
圧殺虫筒とから構成し、所定の温度・湿度に保持した循
環室の蒸熱を差圧殺虫筒内に流入づることに−より、生
果実の品温を所定に絹持して、差圧殺虫筒内に収納した
生果実にイ」着りるミカンコシバエ、ウリミバエ（幼虫
、卵）を殺虫覆るものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図中（Ａ）は循環室、（Ｉ３）（Ｂ）・・・は循環室（
Ａ）内に設けた差圧殺虫筒を夫々示Ｊ０循環室（Ａ＞は
その対向Ｊる側壁に送風機（１０ａ　）　（１０ｂ　）
　（１０ｃ　）　（ｌｌａ　）　（ｌｌｂ　）（１１ｃ
　）が設【Ｊて蒸熱が水平方向く横方向）に流通するよ
うになっている。図中（Ｃ）は所定の蒸熱を循環室（Ａ
）に送り込むｗ４環ダク１〜であり、この循環ダクｈ（
Ｃ）には蒸気発生装置（１２）、加熱装置（１３）　、
冷却装置（１４）、排出口（１５）　（１５）など、循
環室（Ａ）内が所定温度及び湿度に維持されるようなＳ
！四がイ・［設きれ、これらの装置は循環室（Δ）に設
置した検知器に基づいて自動的に運転、停止層る。

循環室（Ａ）の床面には１．１−ラ］ンベ鬼ｙ（ｉｅ）
（１１）が設りでパレット（２５）に積載したピーマン
（イ）などの生果実が搬入、搬出されやりすいようにな
っており、この日−ラコンベ翫７（１６）　（１７）の
下方の床面とローラコンベＡ７（１６）　（１７）との
間に空間部があり、この空間部より循環室（Δ）の蒸熱
が差圧殺虫筒（［１）・・・内に吸入される。図中（ａ
ｌ）は循環室（Ａ）のｆＦｌ１ｍ扉を示°す。

差圧殺虫筒（Ｂ）（Ｂ）・・・は巻上げ装置り２６）（
２１）により上下りるフード（２１）と、このフード（
２１）上部に設りた差圧ファン（２２）と、パレット（
２５）に搭載しピーマン（イ）を収納した収穫箱（２４
ａ　）　（２４ｂ　）　（２４ｃ　）　（２４ｄ　）・
・・の外周面を被覆する被覆部材（２３）から構成され
ており、差圧ファン（２２）は収穫箱（２４ａ　）・・
・に対するピーマンの収納量、ピーマンの状態・・・な
どにより、回転数が調節される司変送ＩＩＩ機であり、
この差圧ファン（２２）の運転によって、循環室（Ａ）
内の底部の蒸熱はローラコンベヤ＜１６）　（１７）　
、パレット（２５）の間隙を通って差圧殺虫筒（Ｂ）内
に吸入され、フード（２１）より循環室（Ａ）のに部に
吹き抜１ノる。そして、この差圧ファン（２２）により
、差圧殺虫筒（Ｂ）内に収納したピーマン（イ）の品温
を所定温１良に維持する。

前記差圧殺虫筒（【３）を構成りる被覆部材（２３）は
塩化ビニルシーｉ・又はフィルムなどの柔軟且つ非通気
性部材であり、この被覆部材（２３）にＪ：ってパレッ
ト（２５）上に前後左右且つ上下に積み重ねたピーマン
（イ）入り収穫箱（２４ａ　）　（２４１＋　）・・・
の外側周面を被覆する。この被覆部Ｕ（２３）は差圧フ
ァン（２２）の運転に伴う吸引力により、収穫箱（２４
ａ　）　（２４ｂ　）・・・の外側周面を密着゛りる。

収穫箱（２４ａ　）　（２４ｂ　）・・・は上面開放状
で側壁及び底板には多数の通気孔が設けである。

斯して、圃地において収穫して収穫箱（２４ａ　）・・
・に入れたピーマン（イ）番よパレツｌ〜（２５）上に
積載して循環室（Δ）に運搬し、ローラコンベヤ１６）
に載せて、差圧殺虫ｆｔ、（［３）を構成するフード（
２１）の真下に送り込む。そし−（、パレット（２５）
上の収穫箱（２４ａ）・・・の外側周面を被覆部材（２
３）で被覆してフード（２１）を時下させて収穫箱（２
４ａ　）　（２４ａ　）・・・の上部開放部を被蓋づる
。然る後、Ｗｉ環室（Ａ）を密１！］シて、循環ダクト
（Ｃ）に付設した蒸気発生装δ（１２）、加熱装置（１
３）　、循環室（Δ）の送風機（１０ａ　）　・＝、（
Ｉｌａ　）−・・、差圧殺虫１ｒＪ（Ｌ３）の差圧ファ
ン（２２）を運転り°る。りると循１ｍ室（Ａ）は循環
空気が横方向に流通して室内（Δ）を所定温、湿変に維
持される。そして差１［殺虫筒（Ｂ）は差圧ファン（２
２）の運転によって収穫箱（２４ａ）・・・め外側周面
に巻着した被覆部材（２３）が収穫箱（２４ａ）・・・
の外側面に密着して収穫箱（２４ａ）・・・の外側面側
の通気孔と塞ぐため、循環室（Ａ）内の蒸熱は差圧殺虫
ｆａ（［３）の下方より内部に吸入されて収穫箱（２４
ａ）・・・内のピーマン（イ）の間を通り抜【ノて差圧
殺虫筒（Ｂ）の上部より循環Ｗ（Ａ）内に送風され、室
（Ａ）内に拡散される。差圧殺虫１１ｊ（Ｂ）内のピー
マン（イ）゛は蒸熱により所定の品温に維持せしめる。

以上の運転を３時間程度継続しく行うことにより、各収
穫箱（２４ａ　）内のピーマン（イ）に付着するミカン
コシバエ、ウリミバエの幼虫及び卵が完全に死滅づる。

なお、前記ピーマン（イ）の蒸熱処理による殺虫によっ
ても、ピーマン（イ）が萎凋することがないし、また色
つやや弾力性も損なうことがない。

本発明は蒸熱を横り向に循環流通せしめる循環室と、こ
の循環室内の蒸熱を縦方向に強制流通せしめる差圧殺虫
ｎとからなり、該差圧殺虫筒内にミカンコミバエ、ウリ
ミバエが付−１２する生果実を格納して、蒸熱により殺
虫することを特徴とするから、生果実の周囲に蒸熱をま
んべんなく送り込むことができ、生果実の品温を一定に
維持できる。従って、生果実の品品な殺虫温度に的確に
維持できるため、生果実の品質を損うことなく、生果実
にイ１看りるミカン−１ミバエ、ウリミバエを完全に殺
虫ぐきる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明９一実施例を示し、第１図は一部切欠して
示す平面図、第２図は縦断側面図、第３図はＸ−Ｘ線に
沿える縦…ｉ面図、第４図は差圧殺虫筒の分解斜視図ぐ
ある。 図中（Ａ＞は循環室、（Ｂ）（１３）・・・は差圧接着
筒を夫々示１゜ 特許出願人　三川産業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蒸熱を横方向に循環流通ｕしめる循環室と、この循環室
   内の蒸熱を縦方向に強制流通１！シめる差圧殺虫筒とか
   らなり、該差１１殺虫筒内にミカンコミバエ、ウリミバ
   エが（＝Ｊ　ｒｔする生果実を格納して、蒸熱により殺
   虫Ｊることを特徴どＪるミカンコシバエ・ウリミバエの
   殺虫装置。