JPS606153Y2 - 電動シヤツタ−における制動装置 - Google Patents
電動シヤツタ−における制動装置Info
- Publication number
- JPS606153Y2 JPS606153Y2 JP12811880U JP12811880U JPS606153Y2 JP S606153 Y2 JPS606153 Y2 JP S606153Y2 JP 12811880 U JP12811880 U JP 12811880U JP 12811880 U JP12811880 U JP 12811880U JP S606153 Y2 JPS606153 Y2 JP S606153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- cam
- shutter
- drive shaft
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電動シャッターにおける制動装置の改良に関す
るものである。
るものである。
従来この種の制御装置においては、第1図に示すように
、ブレーキケースaに回転自在に支承されたシャッター
駆動軸すにブレーキシーブCを軸方向にのみ摺動自在に
取付け、このブレーキシーブCとブレーキケースaに固
着した受は板dとの対向面間にスプリングSを圧設して
該スプリングSの圧力によりブレーキシーブCの外周面
に設けたブレーキシューeをブレーキケースaの截頭円
錐形状内周面に圧着させることによってシャッターを制
動し、非常時にはシャッター駆動軸すに回転自在に配設
している手動カムmを人手等により適宜な手段を介して
回動させることによって制動を解してシャッターを自重
により降下させるようにしているが、ブレーキシーブC
は駆動軸すと一体的に回転するので、スプリングSに捩
れが作用してスプリングSが短時間で損傷するという問
題点があり、これは通常の運転時において、駆動軸すを
回転させ、制動力を解いた状態でシャッターの昇降を行
う際にも生じるものである。
、ブレーキケースaに回転自在に支承されたシャッター
駆動軸すにブレーキシーブCを軸方向にのみ摺動自在に
取付け、このブレーキシーブCとブレーキケースaに固
着した受は板dとの対向面間にスプリングSを圧設して
該スプリングSの圧力によりブレーキシーブCの外周面
に設けたブレーキシューeをブレーキケースaの截頭円
錐形状内周面に圧着させることによってシャッターを制
動し、非常時にはシャッター駆動軸すに回転自在に配設
している手動カムmを人手等により適宜な手段を介して
回動させることによって制動を解してシャッターを自重
により降下させるようにしているが、ブレーキシーブC
は駆動軸すと一体的に回転するので、スプリングSに捩
れが作用してスプリングSが短時間で損傷するという問
題点があり、これは通常の運転時において、駆動軸すを
回転させ、制動力を解いた状態でシャッターの昇降を行
う際にも生じるものである。
本考案はこのような欠点をなくするために、制動スプリ
ングをシャッター駆動軸の入力側において、軸方向にの
み移動可能なブレーキカムとブレーキケースカバーの間
に圧設したことを特長とする電動シャッターにおける制
動装置を提供するものである。
ングをシャッター駆動軸の入力側において、軸方向にの
み移動可能なブレーキカムとブレーキケースカバーの間
に圧設したことを特長とする電動シャッターにおける制
動装置を提供するものである。
本考案の実施例を図面によって説明すれば、1は入力側
のシャッター駆動軸で、一端部にスプロケット2を軸着
し、モーター3によりモーター側スプロケット4及びチ
ェノ5を介して駆動される。
のシャッター駆動軸で、一端部にスプロケット2を軸着
し、モーター3によりモーター側スプロケット4及びチ
ェノ5を介して駆動される。
シャッター駆動軸1はボールベヤリング6を介してブレ
ーキケース13の前端面に固着したブレーキケースカバ
ー7に回転自在に支承され、他端部にブレーキカムボス
8を軸方向に移動自在に軸着し、ボールベヤリング9を
介してブレーキカム10を支承しである。
ーキケース13の前端面に固着したブレーキケースカバ
ー7に回転自在に支承され、他端部にブレーキカムボス
8を軸方向に移動自在に軸着し、ボールベヤリング9を
介してブレーキカム10を支承しである。
11はブレーキカム10と前記ブレーキケースカバー7
との間に圧設した制動スプリングである。
との間に圧設した制動スプリングである。
12はブレーキケース13に螺入したブレーキカムスト
ッパーで、先端部をブレーキケース13の内面に突出さ
せ、ブレーキカム10の外周面に削設した長溝14に係
止させて、ブレーキカム10の回転を防止すると共に軸
方向にのみ移動可能にしである。
ッパーで、先端部をブレーキケース13の内面に突出さ
せ、ブレーキカム10の外周面に削設した長溝14に係
止させて、ブレーキカム10の回転を防止すると共に軸
方向にのみ移動可能にしである。
15はブレーキカム10の外周に遊嵌した環状の手動カ
ムで、側面にカム面16を形成し、前記のブレーキカム
10の外周面に突設したカムローラー17を該カム面1
6に当接させである。
ムで、側面にカム面16を形成し、前記のブレーキカム
10の外周面に突設したカムローラー17を該カム面1
6に当接させである。
18は手動カム15の外周面適所に植設した手動レバー
で、ケース13の外部に穿設した周方向の長孔13aを
通して下方に垂設又は側方に延出させである。
で、ケース13の外部に穿設した周方向の長孔13aを
通して下方に垂設又は側方に延出させである。
19はブレーキケース13の内周面に設けた手動カム1
5のストッパーで、手動カム15の他側面に当接してそ
の軸方向の移動を防止するものである。
5のストッパーで、手動カム15の他側面に当接してそ
の軸方向の移動を防止するものである。
20は出力側の駆動軸で、先端部に受板21を一体的に
軸着し、前記の入力側の駆動軸に接続しである。
軸着し、前記の入力側の駆動軸に接続しである。
22はブレーキシューで、セットビン23によって受は
板21に支承して、ブレーキカム10との間にブレーキ
ライニング24を挾持し、前記の制動スプリング11に
よって、背面のブレーキライニング25を介して後部ブ
レーキケース26に圧設させである。
板21に支承して、ブレーキカム10との間にブレーキ
ライニング24を挾持し、前記の制動スプリング11に
よって、背面のブレーキライニング25を介して後部ブ
レーキケース26に圧設させである。
27は受は板21とブレーキシュー22との間に圧設し
たコイルスプリングで、前述した制動スプリング11に
比べてはるかに弱い弾圧力を有し、ブレーキシュー22
のブレーキライニング25を後部ブレーキケース26か
ら離間させる方向に付勢しである。
たコイルスプリングで、前述した制動スプリング11に
比べてはるかに弱い弾圧力を有し、ブレーキシュー22
のブレーキライニング25を後部ブレーキケース26か
ら離間させる方向に付勢しである。
出力側駆動軸20はボールベヤリング28を介して後部
ブレーキケース26に支承され、後端部に一体的に形成
した太陽歯車29により、遊星歯車機構よりなる減速装
置30を介してシャッター巻取りドラムに接続しである
。
ブレーキケース26に支承され、後端部に一体的に形成
した太陽歯車29により、遊星歯車機構よりなる減速装
置30を介してシャッター巻取りドラムに接続しである
。
上記のように構成した実施例についてその作用を説明す
れば、モーター3によりモーター側スプロケット4、チ
ェ75及びスプロケット2を介して入力側のシャッター
駆動軸1を駆動して出力側の駆動軸20を連動し、これ
と一体の太陽歯車29によりシャッター駆動装置30を
介してシャッター巻取りドラム(図示せず)に回転を伝
達するものであるが、この場合、シャッター駆動軸1が
回転すると、ブレーキカムボス8と受板21間に配設し
た山形クラッチによってブレーキカムボス8が図におい
て左方に移動し、ブレーキカム10を制動スプリング1
1は抗して共に移動させてブレーキシュー25と後部ブ
レーキケース26との圧接を解き、停止時にはスプリン
グ11によってブレーキシュー25を後部ブレーキケー
ス26に圧接させてシャッター制動するものである。
れば、モーター3によりモーター側スプロケット4、チ
ェ75及びスプロケット2を介して入力側のシャッター
駆動軸1を駆動して出力側の駆動軸20を連動し、これ
と一体の太陽歯車29によりシャッター駆動装置30を
介してシャッター巻取りドラム(図示せず)に回転を伝
達するものであるが、この場合、シャッター駆動軸1が
回転すると、ブレーキカムボス8と受板21間に配設し
た山形クラッチによってブレーキカムボス8が図におい
て左方に移動し、ブレーキカム10を制動スプリング1
1は抗して共に移動させてブレーキシュー25と後部ブ
レーキケース26との圧接を解き、停止時にはスプリン
グ11によってブレーキシュー25を後部ブレーキケー
ス26に圧接させてシャッター制動するものである。
又火災等の緊急時において送電を停止したときは、手動
レバー18を介して手動カム15を所定方向に回動し、
そのカム面16の作用によって、カムローラー17を介
してブレーキシュー22を図において左方に移動させ、
制動スプリング11をその弾力に抗して圧縮し、ブレー
キシュー22の制動力を開放してシャッターを急閉鎖す
るものである。
レバー18を介して手動カム15を所定方向に回動し、
そのカム面16の作用によって、カムローラー17を介
してブレーキシュー22を図において左方に移動させ、
制動スプリング11をその弾力に抗して圧縮し、ブレー
キシュー22の制動力を開放してシャッターを急閉鎖す
るものである。
上述のように本考案は、ブレーキケース13に回転自在
に設けたシャッター駆動軸1にブレーキカム10を該シ
ャッター駆動軸1の軸方向にのみ移動可能に配設すると
共にこのブレーキカム10とブレーキケースカバー7間
にスプリング11を圧設してこのスプリング11の圧力
によりブレーキカム10をブレーキケース13の適所に
圧着させることによってシャッターを制動させるように
し、さらに、前記ブレーキカム10に手動カム15を回
転自在に対設して該手動カム15のカム面16でブレー
キカム10を前記スプリング11に抗して軸方向に移動
させることによりシャッターの制動を解くように構成し
たことを特徴とする電動シャッターにおける制動装置に
係るものであるから、制動スプリング11がブレーキシ
ュー22と共に回転することがなく、常に静止の状態で
作動し、しかも制動スプリング11をシャッター駆動軸
1の入力側に配設したので、シャッターの始動、停止時
における慣性力が直接制動スプリング11に作用するこ
とがないので逆転トルクを小さく抑えて、制動スプリン
グが損傷するおそれがなく、非常時においてもシャッタ
ーの閉止作用を迅速に行い得る等の効果を有するもので
ある。
に設けたシャッター駆動軸1にブレーキカム10を該シ
ャッター駆動軸1の軸方向にのみ移動可能に配設すると
共にこのブレーキカム10とブレーキケースカバー7間
にスプリング11を圧設してこのスプリング11の圧力
によりブレーキカム10をブレーキケース13の適所に
圧着させることによってシャッターを制動させるように
し、さらに、前記ブレーキカム10に手動カム15を回
転自在に対設して該手動カム15のカム面16でブレー
キカム10を前記スプリング11に抗して軸方向に移動
させることによりシャッターの制動を解くように構成し
たことを特徴とする電動シャッターにおける制動装置に
係るものであるから、制動スプリング11がブレーキシ
ュー22と共に回転することがなく、常に静止の状態で
作動し、しかも制動スプリング11をシャッター駆動軸
1の入力側に配設したので、シャッターの始動、停止時
における慣性力が直接制動スプリング11に作用するこ
とがないので逆転トルクを小さく抑えて、制動スプリン
グが損傷するおそれがなく、非常時においてもシャッタ
ーの閉止作用を迅速に行い得る等の効果を有するもので
ある。
図面は本考案の実施例を従来との比較において示すもの
で、第1図は従来の実施例の簡略縦断側面図、第2図は
本考案の縦断側面図、第3図は手動カムの要部の正面図
、第4図は手動カムのカム面の一部展開図である。 1・・・・・ツヤツタ−駆動軸、7・・・・・・ブレー
キケースカバー、10・・・・・・ブレーキカム、11
・・・・・・制動スプリング、15・・・・・・手動カ
ム、22・・・・・・ブレーキシュー。
で、第1図は従来の実施例の簡略縦断側面図、第2図は
本考案の縦断側面図、第3図は手動カムの要部の正面図
、第4図は手動カムのカム面の一部展開図である。 1・・・・・ツヤツタ−駆動軸、7・・・・・・ブレー
キケースカバー、10・・・・・・ブレーキカム、11
・・・・・・制動スプリング、15・・・・・・手動カ
ム、22・・・・・・ブレーキシュー。
Claims (1)
- ブレーキケース13の前端面に固着したブレーキケース
カバー7にシャッター駆動軸1を回転自在に支承させる
一方、ブレーキケース13の後端面中央に前記シャッタ
ー駆動軸1に接続した出力軸20を回転自在に軸承させ
、前記シャッター駆動軸1にブレーキカム10を該シャ
ッター駆動軸1の軸方向にのみ移動可能に配設すると共
にこのブレーキカム10と前記ブレーキケースカバーと
の対向面間にスプリング11を圧設してこのスプリング
11の圧力によりブレーキカム10を前記出力軸20に
固定したブレーキシュー22を介してブレーキケース1
3の後端部内面に圧着させてシャッターを制御させるよ
うに腰さらに、前記ブレーキカム10に手動カム15を
回転自在に対設して該手動カム15のカム面16でブレ
ーキカム10を前記スプリング11に抗して軸方向に移
動させることによりシャッターの制動を解くように構成
したことを特徴とする電動シャッターにおける制動装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12811880U JPS606153Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | 電動シヤツタ−における制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12811880U JPS606153Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | 電動シヤツタ−における制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750591U JPS5750591U (ja) | 1982-03-23 |
JPS606153Y2 true JPS606153Y2 (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=29488511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12811880U Expired JPS606153Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | 電動シヤツタ−における制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606153Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-08 JP JP12811880U patent/JPS606153Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750591U (ja) | 1982-03-23 |
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