JPS606124Y2 - 折畳み式ステ−ジ - Google Patents

折畳み式ステ−ジ

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Publication number
JPS606124Y2
JPS606124Y2 JP14435081U JP14435081U JPS606124Y2 JP S606124 Y2 JPS606124 Y2 JP S606124Y2 JP 14435081 U JP14435081 U JP 14435081U JP 14435081 U JP14435081 U JP 14435081U JP S606124 Y2 JPS606124 Y2 JP S606124Y2
Authority
JP
Japan
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leg
stage
links
legs
platform
Prior art date
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Expired
Application number
JP14435081U
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English (en)
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JPS5847656U (ja
Inventor
恒夫 田村
Original Assignee
株式会社コトブキ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コトブキ filed Critical 株式会社コトブキ
Priority to JP14435081U priority Critical patent/JPS606124Y2/ja
Publication of JPS5847656U publication Critical patent/JPS5847656U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主に体育館等に設置使用される壁面収納型な
どの折畳み式ステージに関する。
従来この種の折畳み式ステージとしては、実願昭52−
11682咥(実開昭54−43500号)に示されて
いる如く電動式と称されて、モータ駆動によるウィンチ
の回転でワイヤーロープを引張ったり緩めたりすること
により、前後2分割されたステージを山形状に折畳んだ
り逆に水平に進展したりできるようにしたものが知られ
ている。
しかしながら上記従来のワイヤーロープを用いた折畳み
式ステージは、折畳み及び進展動作中にモータやウィン
チの回転振動及びワイヤーロープの摺動に伴う振動等が
ステージに伝わり、大きな騒音を発生する問題があった
また上記モータやウィンチを設置する他に、ワイヤーロ
ープを張設するのに中間脚下部及び後脚上部に滑車等の
ローラを強固に設ける必要があって、構成が複雑で製作
組立てが面倒となる上に、前脚の下部車輪の回転走行が
何等かの原因でスムーズに行なわれなかった場合など、
ワイヤーロープが弛んでローラから外れてしまうと言っ
た危険な状態を招く恐れがあって、常にワイヤーロープ
の状態を点検して正常であることを確認しながら進展或
いは折畳み動作を行なわなければならない面倒があった
更にはワイヤーロープを前脚上部から中間脚下部のロー
ラの下側に通して後脚上部のローラに掛は渡すことでV
字状に配し、そしてその末端のウィンチの巻取りによる
引張り動作にてステージ全体を山形状に折畳むのである
が、しかしその折畳み動作時、中間脚を直接押上げる作
用はワイヤーロープが最初のV字状の状態から引張られ
て直線の状態になるまでで、それ以後は中間脚を直接押
上げる作用をなすものは無く、ワイヤーロープが前脚を
後方に引寄せる力のみで中間脚を上昇させて行くことの
であるから、特にステージの高さが低く且つ奥行小が大
きいものの場合には、上記ワイヤーロープがV字状の状
態から直線の状態となるまでの中間脚の上昇ストローク
は非常に水さく、その状態から更に山形状に上昇せしめ
て行くことはかなり困難であって、スムーズな折畳みが
できない問題があった。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、構成の簡素
化が計れて製作組立てが容易で、且つ折畳み及び進展動
作時の振動騒音等が少なく、また従来の如くワイヤーロ
ープの外れと言った心配が無用で、しかもステージの高
さがかなり低く且つ奥行き巾が大きくてもスムーズな折
畳み・進展動作を行なうことができる高性能な折畳み式
ステージを提供することを目的とする。
つまりこの考案の折畳み式ステージは、上記目的を遠戚
すべく、折畳み・進展の駆動用として、従来のワイヤー
ロープに代えて、油圧シリンダーを脚台の後脚下部と中
間脚上部との間及び前脚下部と中間脚上部との間にそれ
ぞれ対角線状に亘って枢支連結して設け、その前後各油
圧シリンダーを別置油圧パワーユニットと接続して伸縮
動作する構成とすることで、その前後油圧シリンダーの
ピストンロッドを伸出することにより中間脚を押上げな
がらステージ全体を山形状に折畳み、逆に前後油圧シリ
ンダーのピストンロッドを短縮することにより中間脚を
下降させながらステージ全体を水平状態に伸展できるよ
うにしたものであり、従来のワイヤーロープ式の如く滑
車等のローラを設けることが不要で構成が簡素化でき、
製作組立てが容易となると共に、モータやウィンチ等の
振動がステージに伝わって騒音を発生するようなことが
無く、しかも従来のようにワイヤーロープが外れると言
ったような心配も無用であり、また折畳み時に中間脚を
油圧シリンダーで直接的に最上位置まで押上げて行くこ
とにより、その折畳み動作がスムーズで、ステージの高
さがかなり低く且つ奥行き巾が大きくてもその折畳み・
進展動作を行なうことが可能となるものである。
以下この考案の一実施例を図面に従い説明する。
第1図は一部省略した平面図、第2図は同側面図、第3
図は折り立て途中の状態を示す側面図であり、図中1,
2はそれぞれ合板等により形成された前後一対のステー
ジ用踏板、3はその前後円ステージ用踏板1,2を下側
から支持する脚台である。
この脚台3は体育館等の建物内の床A上に固定して立設
された後脚4と、下部に車輪5aを有した前脚5と、中
間脚6と、上記後脚4と中間脚6相互及び前脚5と中間
脚6相互をそれぞれ連結する前後各上下リンク7.8と
から構成されている。
なお、上記後脚4はステージの後側寄り即ち建物の内壁
B近傍寄りに複数配列され、又前脚5はステージの前側
寄り複数配列され、その前面には幕板9が左右に亘って
取付けられている。
また中間脚6は前後ステージ用踏板1,2の境界部直下
に複数床Aから浮上可能に配列されている。
こうした構成の脚台3の前後の上側リンク7.7上に各
々左右に横架した複数本づつの根太10・・・を介して
上記前後ステージ用踏板1,2が固着されて保持されて
いる。
なお、中間脚6上には前後ステージ用踏板1,2に対し
接離可能な根太11が固定されている。
また上記各リンク7゜8はそれぞれ両端が上述の脚に対
しピン支されて一種の平行リンクを前後に構成するよう
になっている。
一方上述した脚台3に前後一対の油圧シリンダー12.
13が設けられている・。
この後側の油圧シリンダー12は基端が後脚4の下部に
ピン支され、ピストンロッド12a先端が中間脚6の上
部にピン支されて設けられている。
前側の油圧シリンダー13は基端が前脚5の下部にピン
支され、ピストンロッド13a先端が中間脚6の上部に
ピン支されて設けられている。
なお、この前後油圧シリンダー12.13は脚台3の左
右両方寄り部に配設されている。
またこれら各油圧シリンダー12.13は建物の壁面の
邪魔にならない適当個所に別置して設けたパワーユニッ
ト(図示せず)に油圧チューブを介して接続されている
而して、上記構成の折畳み式ステージの作動を述べると
、先ず第1図、第2図に示す伸展状態において、作業員
の押しボタン操作によりパワーユニットを稼動すると、
圧油が流量制御されながら各油圧シリンダー12.13
に送られ、これにて前後各油圧シリンダー12.13が
ピストンロッド12a、13aを進出して全体的に伸長
するようになる。
この各油圧シリンダー12.13の伸長に伴い脚台3の
中間脚6が床Aから浮上するように押し上げられる力を
受け、これにて脚台3がその上側の前後ステージ用踏板
1,2を伴って徐々に第3図に示す如く山形状にスムー
ズに折り立てられるようになり、この際前脚5が下部車
輪5aを床A上に転動させながら後方へ移動する。
しかして油圧シリンダー12.13の最大限の伸長に伴
い脚台3が完全に2つ折りに重なって前後ステージ用踏
板1,2を垂直に折畳み建物の内壁Bの凹部内に納まる
ようになる。
次に上記折畳み状態から逆に油圧シリンダー12.13
内の圧油をパワーユニットに環流させると、その油圧シ
リンダー12.13が短縮し、これにて中間脚6が降下
せしめられ、これに伴い前脚5が前方へ移動せしめられ
て、脚台3が前後ステージ用踏板1,2を伴って徐々に
スムーズに山形状態から前方へ伸展し、最後に中間脚6
が床Aに接地したところで、前後ステージ用踏板1,2
が前後に並列した状態で完全に水平となり、これにてス
テージとして利用可能となる。
この考案は以上詳述した如くなしたから、従来のワイヤ
ーロープを用いるものに対し、前後斜めに配した油圧シ
リンダーの作動により折畳み・伸展ができるので、震動
や騒音が少なく、しかもステージ高さが低く且つ奥行が
大なるものでもスムーズに折畳み・伸展作動ができる高
性能な折畳み式ステージとなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は一部
省略した平面図、第2図は同側面図、第3図は折畳み作
動途中の状態を示す側面図である。 1.2・・・・・・ステージ用踏板、3・・・・・・脚
台、4・・・・・・後脚、5・・・・・・前脚、5a・
・・・・・車輪、6・・・・・・中間脚、7,8・・・
・・・リンク、9・・・・・・幕板、10,11・・・
・・・根太、12,13・・・・・・油圧シリンダー
12a、13a・・・・・・ピストンロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物内の床上に立設固定された後脚と、その後脚に後端
    部を枢支連結して設けられた上下一対の後側リンクと、
    それら上下後側リンクの前端部に枢支連結して設けられ
    該上下後側リンクの上記後脚に対する回動により垂直状
    態のまま上下動する中間脚と、その中間脚に後端部を枢
    支連結して設けられた上下一対の前側リンクと、それら
    上下前側リンクの前端部に枢支連結して設けられて垂直
    状態のまま上記中間脚の上昇に伴い後方に引寄せられ且
    つ中間脚の下降に伴い前方に押出される下部車輪付き前
    脚とから脚台を構威し、その脚台の前後各上側リンク上
    にそれぞれステージ用踏板を載設して山形状に折畳んだ
    り水平状態に進展したりできるようにした折畳み式ステ
    ージにおいて、その折畳み・進展の駆動用として上記脚
    台の後脚下部と中間脚上部との間及び前脚下部と中間脚
    上部との間にそれぞれ対角線状に亘って枢支連結され且
    つ別置油圧パワーユニットと接続して伸縮動作する前後
    油圧シリンダーを設けた折畳み式ステージ。
JP14435081U 1981-09-29 1981-09-29 折畳み式ステ−ジ Expired JPS606124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14435081U JPS606124Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 折畳み式ステ−ジ

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JP14435081U JPS606124Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 折畳み式ステ−ジ

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JPS5847656U JPS5847656U (ja) 1983-03-31
JPS606124Y2 true JPS606124Y2 (ja) 1985-02-26

Family

ID=29937314

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JP14435081U Expired JPS606124Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 折畳み式ステ−ジ

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JPH04136371A (ja) * 1990-09-26 1992-05-11 Kayaba Ind Co Ltd 移動式ステージ
JP6524027B2 (ja) * 2016-06-20 2019-06-05 ニチブ株式会社 折り立て収納式舞台の折り立て収納保持装置
JP6807103B2 (ja) * 2017-01-11 2021-01-06 ニチブ株式会社 壁面収納舞台
JP2018114069A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 ニチブ株式会社 折り畳み収納式舞台

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JPS5847656U (ja) 1983-03-31

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