JPS6059476B2 - 遮断弁 - Google Patents
遮断弁Info
- Publication number
- JPS6059476B2 JPS6059476B2 JP52062791A JP6279177A JPS6059476B2 JP S6059476 B2 JPS6059476 B2 JP S6059476B2 JP 52062791 A JP52062791 A JP 52062791A JP 6279177 A JP6279177 A JP 6279177A JP S6059476 B2 JPS6059476 B2 JP S6059476B2
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- valve
- fluid
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- pipe
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は配管内に過流量が生じたときに同配管内を上
流側の方向または下流側の方向に遮断できる遮断弁の改
良に関するものである。
流側の方向または下流側の方向に遮断できる遮断弁の改
良に関するものである。
配管内が大気圧以下の場合に配管が破損すると、大気
圧の空気が配管内に流入して、配管内の流体と空気との
好ましくない反応、或は空気の流入による回転体の発熱
ひいては破壊を生じる。
圧の空気が配管内に流入して、配管内の流体と空気との
好ましくない反応、或は空気の流入による回転体の発熱
ひいては破壊を生じる。
また配管内が大気圧以上の場合に配管が破損すると、管
内が大気圧になるまで管内流体が噴出して、管内流体が
有害物の場合には重大な事態を生じる。そのため配管が
破損したときに配管内を瞬時に遮断しなければならない
が、配管内を流体がどの方向に流れるかは、配管内が大
気圧以下の場合破損個所から配管内上流側及び下流側の
方向へ流れるし、配管内が大気圧以上の場合配管内上流
側及び下流側から破損個所の方向へ流れるというように
一定でなく、通常の逆止弁では、或る方向の管内流体し
か遮断できない。そのため従来は、配管破損時に生ずる
急激一な圧力変化または流量変化を、配管内に設けた圧
力検出器または流量検出器により検出し、そのとき得ら
れる検出信号を電磁弁に送り、それを作動して、配管内
を遮断しているが、その場合検出器や増巾器等の自動制
御機械器を必要として、コストを高める。また上記のよ
うに遮断するので、応答性が悪くて、瞬時に遮断できな
いという問題があつた。 本発明は前記の問題点に対処
するもので、流入孔と流出孔とを水平方向て対向するよ
うに設けた弁本体と、同流入孔と同流出孔の対向端部に
それぞれ取付けた可撓性の環状リップパッキンと、上記
弁本体の上部中央から同者リップパッキンの間に懸垂さ
れて水平方向に移動可能な弁体とよりなり、同者リップ
パッキンを皿型形状とし且つ最外周部に至る程肉薄に形
成したことを特徴とする遮断弁に係り、その目的とする
処は、コストを低減Jできる。
内が大気圧になるまで管内流体が噴出して、管内流体が
有害物の場合には重大な事態を生じる。そのため配管が
破損したときに配管内を瞬時に遮断しなければならない
が、配管内を流体がどの方向に流れるかは、配管内が大
気圧以下の場合破損個所から配管内上流側及び下流側の
方向へ流れるし、配管内が大気圧以上の場合配管内上流
側及び下流側から破損個所の方向へ流れるというように
一定でなく、通常の逆止弁では、或る方向の管内流体し
か遮断できない。そのため従来は、配管破損時に生ずる
急激一な圧力変化または流量変化を、配管内に設けた圧
力検出器または流量検出器により検出し、そのとき得ら
れる検出信号を電磁弁に送り、それを作動して、配管内
を遮断しているが、その場合検出器や増巾器等の自動制
御機械器を必要として、コストを高める。また上記のよ
うに遮断するので、応答性が悪くて、瞬時に遮断できな
いという問題があつた。 本発明は前記の問題点に対処
するもので、流入孔と流出孔とを水平方向て対向するよ
うに設けた弁本体と、同流入孔と同流出孔の対向端部に
それぞれ取付けた可撓性の環状リップパッキンと、上記
弁本体の上部中央から同者リップパッキンの間に懸垂さ
れて水平方向に移動可能な弁体とよりなり、同者リップ
パッキンを皿型形状とし且つ最外周部に至る程肉薄に形
成したことを特徴とする遮断弁に係り、その目的とする
処は、コストを低減Jできる。
また配管内を上流側の方向または下流側の方向に瞬時に
しかも完全に遮断きる。さらに弁体及び弁体支持部の損
傷を未然に防止できる改良された遮断弁を供する点にあ
る。 本発明の遮断弁は前記のように流入孔と流出孔i
とを水平方向で対向するように設けた弁本体と、同流入
孔と同流出孔との対向端部にそれぞれ取付けた可撓性の
環状リップパッキンと、上記弁本体の上部中央から同各
リップパッキンの間に懸垂されて水平方向に移動可能な
弁体とよりなり、同各リップパッキンを皿型形状とし且
つ最外周部に至る程肉薄に形成したので、弁本体に外的
振動が加はつたり、弁体に定常流の流体が作用しても、
弁体は懸垂位置に保持されて、流体を流入孔から流出孔
の方向へ導く。
しかも完全に遮断きる。さらに弁体及び弁体支持部の損
傷を未然に防止できる改良された遮断弁を供する点にあ
る。 本発明の遮断弁は前記のように流入孔と流出孔i
とを水平方向で対向するように設けた弁本体と、同流入
孔と同流出孔との対向端部にそれぞれ取付けた可撓性の
環状リップパッキンと、上記弁本体の上部中央から同各
リップパッキンの間に懸垂されて水平方向に移動可能な
弁体とよりなり、同各リップパッキンを皿型形状とし且
つ最外周部に至る程肉薄に形成したので、弁本体に外的
振動が加はつたり、弁体に定常流の流体が作用しても、
弁体は懸垂位置に保持されて、流体を流入孔から流出孔
の方向へ導く。
また流入孔から流出孔に向う流体量が何等かの原因によ
り急激に増大すると、弁体か懸垂位置から流出孔の方向
に移動し、流出孔のリップパッキンに密着して、流入孔
と流出孔との間を遮断する。また弁体の両側に働く流体
の圧力差が所定レベル以下になると、弁体が自重により
元の懸垂位置に戻つて、流入孔と流出孔とを連通する。
また流体が何等かの原因により流出孔から流入孔へ逆流
すると、弁体が懸垂位置から流入孔の方向に移動し、流
入孔のリップパッキンに密着して、流入孔と.流出孔と
の間を遮断する。また弁体の両側に働く流体の圧力差が
所定レベル以下になると、弁体が自重により元の懸垂位
置に戻つて、流入孔と流出孔とを連通する。このように
本発明の遮断弁は、配管内に過流量が生じたときに、配
管内を上流側の方向または下流側の方向に遮断できるが
、弁体をその両側に働く流体の圧力差の大小により移動
させるので、自動制御機器を必要とせず、コストを低減
できるものである。また前記のように遮断するので、応
答性が高く、瞬時に遮断できるものである。またガスケ
ットにリップパッキンを、即ち、形状が皿型であるし最
外周部に至る程肉薄で弁体への密着性が高いリップ−パ
ッキンを使用しており、弁体が前記のように圧力差だけ
て移動するにかかねらす弁体に密着して、流入孔と流出
孔との間を完全に遮断できるものである。また弁体がリ
ップパッキンに激突してもそのときの衝撃を最外周部に
至る程肉薄とした.可撓性の環状リップパッキンにより
吸収して、弁体の振動を防止するので、弁体及び弁体支
持部の損傷を未然に防止でき、ひいては弁の寿命を長く
することができるものである。次に本発明の遮断弁を第
1,2図に示す一実施・例により説明すると、1,1が
配管(図示せず)に接続した1対の弁本体、2が同弁本
体1の一方に設けた流入孔、3が同弁本体1の他方に設
けた流出孔て、同流入孔2と同流出孔3とは水平方向で
対向している。
り急激に増大すると、弁体か懸垂位置から流出孔の方向
に移動し、流出孔のリップパッキンに密着して、流入孔
と流出孔との間を遮断する。また弁体の両側に働く流体
の圧力差が所定レベル以下になると、弁体が自重により
元の懸垂位置に戻つて、流入孔と流出孔とを連通する。
また流体が何等かの原因により流出孔から流入孔へ逆流
すると、弁体が懸垂位置から流入孔の方向に移動し、流
入孔のリップパッキンに密着して、流入孔と.流出孔と
の間を遮断する。また弁体の両側に働く流体の圧力差が
所定レベル以下になると、弁体が自重により元の懸垂位
置に戻つて、流入孔と流出孔とを連通する。このように
本発明の遮断弁は、配管内に過流量が生じたときに、配
管内を上流側の方向または下流側の方向に遮断できるが
、弁体をその両側に働く流体の圧力差の大小により移動
させるので、自動制御機器を必要とせず、コストを低減
できるものである。また前記のように遮断するので、応
答性が高く、瞬時に遮断できるものである。またガスケ
ットにリップパッキンを、即ち、形状が皿型であるし最
外周部に至る程肉薄で弁体への密着性が高いリップ−パ
ッキンを使用しており、弁体が前記のように圧力差だけ
て移動するにかかねらす弁体に密着して、流入孔と流出
孔との間を完全に遮断できるものである。また弁体がリ
ップパッキンに激突してもそのときの衝撃を最外周部に
至る程肉薄とした.可撓性の環状リップパッキンにより
吸収して、弁体の振動を防止するので、弁体及び弁体支
持部の損傷を未然に防止でき、ひいては弁の寿命を長く
することができるものである。次に本発明の遮断弁を第
1,2図に示す一実施・例により説明すると、1,1が
配管(図示せず)に接続した1対の弁本体、2が同弁本
体1の一方に設けた流入孔、3が同弁本体1の他方に設
けた流出孔て、同流入孔2と同流出孔3とは水平方向で
対向している。
また4が上記各弁本体1を連結する中空の筐体、5が同
筐体4と上記各弁体1との間を気密的に遮断するパッキ
ン、6が上記筐体4の上部に設けた孔、7が弁体支持部
8を同孔6内に臨ませるように上記筐体4の上面に取付
けた弁体支持部材、9が同弁体支持部材7と上記筐体4
との間を気密的に遮断するパッキン、11が上記弁体支
持部8に軸受10を介し取付けた揺動レバー、13が同
揺動レバー11に軸受12を介し・取付けた弁体、14
,14が前記流入孔2と前記流出孔3との対向端部に取
付けた環状のリップパッキン、15が同流入孔2と同流
出孔3との間に設けた流路である。なお弁体13が定常
流では閉位置に移動しないが過大流量では閉位置に移動
するという弁体13の作動限界点は、弁体13の重量、
弁体13の作用面積、弁体13とリップパッキン14と
の間隙、リンク機構8,10,11,12の摩擦力等に
より任意に設定することができる。本発明の遮断弁は前
記のように構成されているので、弁本体1に外的振動が
加はつたり、弁体13に定常流の流体が作用しても、弁
体13は実線位置に保持されて、流体を矢印の方向に導
く。
筐体4と上記各弁体1との間を気密的に遮断するパッキ
ン、6が上記筐体4の上部に設けた孔、7が弁体支持部
8を同孔6内に臨ませるように上記筐体4の上面に取付
けた弁体支持部材、9が同弁体支持部材7と上記筐体4
との間を気密的に遮断するパッキン、11が上記弁体支
持部8に軸受10を介し取付けた揺動レバー、13が同
揺動レバー11に軸受12を介し・取付けた弁体、14
,14が前記流入孔2と前記流出孔3との対向端部に取
付けた環状のリップパッキン、15が同流入孔2と同流
出孔3との間に設けた流路である。なお弁体13が定常
流では閉位置に移動しないが過大流量では閉位置に移動
するという弁体13の作動限界点は、弁体13の重量、
弁体13の作用面積、弁体13とリップパッキン14と
の間隙、リンク機構8,10,11,12の摩擦力等に
より任意に設定することができる。本発明の遮断弁は前
記のように構成されているので、弁本体1に外的振動が
加はつたり、弁体13に定常流の流体が作用しても、弁
体13は実線位置に保持されて、流体を矢印の方向に導
く。
また流入孔2から流出孔3に向う流体量が何等の原因に
より急激に増大すると、弁体13が実線位置から点線位
置に移動し、左側のリップパッキン14に密着して、流
入孔2と流出孔3との間を気密的に遮断する。また弁体
13の両側に働く流体の圧力差が所定レベル以下になる
と、弁体13が自重により実線位置に戻つて、流入孔2
と流出孔3とを連通する。また流体が何等かの原因によ
り逆流すると、弁体13が実線位置から右方に移動し、
右側のリップパッキン14に密着して、流入孔2と流出
孔3との間を気密的に遮断するし、弁体13の両側に働
く流体の圧力差が所定レベル以下になると、弁体13が
自重により実線位置に戻つて、流入孔2と流出孔3とを
連通する。このように配管内に過流量が生じたときに、
配管内を上流側の方向または下流側の方向に遮断できる
が、弁体13をその両側に働く流体の圧力差の大小によ
り移動させるので、自動制御機器を必要とせず、コスト
を低減できるものである。また前記のように遮断するの
で、応答性が高く、瞬時に遮断できるものである。また
ガスケットにリツプパツキン14を、即ち、形状が皿型
であるし最外周部に至る程肉薄て弁体13への密着性が
高いリップパッキン14を使用しており、弁体13が前
記のように圧力差だけで移動するにかかわらず弁体13
に密着して、流入孔2と流出孔3との間を完全に遮断で
きるものである。前記第1,2図の遮断弁は、2つの軸
受10,12をもつた2蝶番弁といえるが、揺動レバー
11を省略して軸受を1つにしても差支えない。
より急激に増大すると、弁体13が実線位置から点線位
置に移動し、左側のリップパッキン14に密着して、流
入孔2と流出孔3との間を気密的に遮断する。また弁体
13の両側に働く流体の圧力差が所定レベル以下になる
と、弁体13が自重により実線位置に戻つて、流入孔2
と流出孔3とを連通する。また流体が何等かの原因によ
り逆流すると、弁体13が実線位置から右方に移動し、
右側のリップパッキン14に密着して、流入孔2と流出
孔3との間を気密的に遮断するし、弁体13の両側に働
く流体の圧力差が所定レベル以下になると、弁体13が
自重により実線位置に戻つて、流入孔2と流出孔3とを
連通する。このように配管内に過流量が生じたときに、
配管内を上流側の方向または下流側の方向に遮断できる
が、弁体13をその両側に働く流体の圧力差の大小によ
り移動させるので、自動制御機器を必要とせず、コスト
を低減できるものである。また前記のように遮断するの
で、応答性が高く、瞬時に遮断できるものである。また
ガスケットにリツプパツキン14を、即ち、形状が皿型
であるし最外周部に至る程肉薄て弁体13への密着性が
高いリップパッキン14を使用しており、弁体13が前
記のように圧力差だけで移動するにかかわらず弁体13
に密着して、流入孔2と流出孔3との間を完全に遮断で
きるものである。前記第1,2図の遮断弁は、2つの軸
受10,12をもつた2蝶番弁といえるが、揺動レバー
11を省略して軸受を1つにしても差支えない。
その例を第3図に示した。但しこの場合には弁本体1の
対向する内面を逆V字状に傾斜させる必要がある。また
弁体13を懸垂支持する蝶番10,12は第4,5,6
図に示すようにエッジ式のものにしてもよい。また遮断
弁の両側に配設した配管のうち、いづれかの側の配管に
破壊事故等が生じたとき、それを迅速に検出することが
事故対策土重要であるが、第7図に上記検出手段の一例
を示した。
対向する内面を逆V字状に傾斜させる必要がある。また
弁体13を懸垂支持する蝶番10,12は第4,5,6
図に示すようにエッジ式のものにしてもよい。また遮断
弁の両側に配設した配管のうち、いづれかの側の配管に
破壊事故等が生じたとき、それを迅速に検出することが
事故対策土重要であるが、第7図に上記検出手段の一例
を示した。
16,17が実線位置の弁体13に対し触れないように
筐体4の下部内面に取付けたリミットスイッチで、弁体
13が例えば実線位置から点線位置に移動したときには
、リミットスイッチ17が作動して、左側の配管に事故
の生じたことを検知するようになつている。
筐体4の下部内面に取付けたリミットスイッチで、弁体
13が例えば実線位置から点線位置に移動したときには
、リミットスイッチ17が作動して、左側の配管に事故
の生じたことを検知するようになつている。
なおリミットスイッチ16,17を押す力が弁体13の
移動に悪影響を与えない僅かなものであることは云うま
でもない。また弁体13の遮断方向を知る他の例を第8
図に示した。18が本遮断弁の右側に配設[2た配管、
19が左側に配設した配管、20,21が上記各配管1
8,19に設けた流体取出部、22が同各流体取出部2
0,21の間に設けたマノメータ、23が同マノメータ
22内に注入した水銀等の導電性流体、24,25が同
マノメータ22に取付けて先端が同マノメータ22内に
突出した導線、26,27がマノメータ22に上記と同
様に取付けるとともに26の他端が上記導線24に、2
7の他端が上記導線25にそれぞれ接続した導線で、弁
体13が一方のリップパッキン14に密着して、弁体1
3の両側に大きな圧力差が生じると、導電性流体23が
導線24,26または25,27を接続し、ランプを点
灯する等して、弁体13の遮断方向を検知するようにな
つている。
移動に悪影響を与えない僅かなものであることは云うま
でもない。また弁体13の遮断方向を知る他の例を第8
図に示した。18が本遮断弁の右側に配設[2た配管、
19が左側に配設した配管、20,21が上記各配管1
8,19に設けた流体取出部、22が同各流体取出部2
0,21の間に設けたマノメータ、23が同マノメータ
22内に注入した水銀等の導電性流体、24,25が同
マノメータ22に取付けて先端が同マノメータ22内に
突出した導線、26,27がマノメータ22に上記と同
様に取付けるとともに26の他端が上記導線24に、2
7の他端が上記導線25にそれぞれ接続した導線で、弁
体13が一方のリップパッキン14に密着して、弁体1
3の両側に大きな圧力差が生じると、導電性流体23が
導線24,26または25,27を接続し、ランプを点
灯する等して、弁体13の遮断方向を検知するようにな
つている。
唯、弁体13の両側に急激な圧力変動が起ると、導電性
流体23を飛散させる惧れがある。第9図にその防止手
段を示した。即ち、28,29が上記導電性流体23の
各上端面に置いた導電性流体23よりも軽い截頭円錐状
の蓋体、30,31が前記流体取出部20,21内に設
けた截頭円錐状の中空部を有する突起で、急激な圧力変
動が生じても蓋体28(または29)が突起30(また
は31)の内面に係合、密着して、導電性流体23の飛
散を防止するようになつている。なお導管性流体23と
配管18,19内を流れる流体との反応が心配される場
合には、導電性流体23の上部に管内流体と反応しない
別の流体を注入する。但しこの場合、流体は非導電性の
ものでもよい。また弁体13の遮断方向を、導電性流体
23の飛散を防止しながら検知するさらに他の例を第1
0,11,12図に示した。即ち、22,22がフラン
ジ32を介し各配管18,19の流体取出部20,21
に取付けた2つのマノメータ、33が同各マノメータ2
2の測定圧力室22a側と絶対圧力室22b側とを短絡
するバイパス管、34が同管33に設けたバイパス弁で
、同バイパス弁34を開いて各マノメータ22の絶対圧
力室22b側を排気し、次いで同バイパス弁34を閉じ
て準備を完了したのちに、弁体13の両側に急激な圧力
差が生じると、導電性流体23が導線24,26を接続
し、ランプ35を点灯する等して、弁体13の遮断方向
を検知するように、またこのとき導電性流体23の飛散
を上記のように閉じているバイパス弁34により防止す
るようになつている。以上本発明を実施例について説明
したが、勿論本発明はこのような実施例にだけ局限され
るものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種
々の設計の改変を施しうるものである。
流体23を飛散させる惧れがある。第9図にその防止手
段を示した。即ち、28,29が上記導電性流体23の
各上端面に置いた導電性流体23よりも軽い截頭円錐状
の蓋体、30,31が前記流体取出部20,21内に設
けた截頭円錐状の中空部を有する突起で、急激な圧力変
動が生じても蓋体28(または29)が突起30(また
は31)の内面に係合、密着して、導電性流体23の飛
散を防止するようになつている。なお導管性流体23と
配管18,19内を流れる流体との反応が心配される場
合には、導電性流体23の上部に管内流体と反応しない
別の流体を注入する。但しこの場合、流体は非導電性の
ものでもよい。また弁体13の遮断方向を、導電性流体
23の飛散を防止しながら検知するさらに他の例を第1
0,11,12図に示した。即ち、22,22がフラン
ジ32を介し各配管18,19の流体取出部20,21
に取付けた2つのマノメータ、33が同各マノメータ2
2の測定圧力室22a側と絶対圧力室22b側とを短絡
するバイパス管、34が同管33に設けたバイパス弁で
、同バイパス弁34を開いて各マノメータ22の絶対圧
力室22b側を排気し、次いで同バイパス弁34を閉じ
て準備を完了したのちに、弁体13の両側に急激な圧力
差が生じると、導電性流体23が導線24,26を接続
し、ランプ35を点灯する等して、弁体13の遮断方向
を検知するように、またこのとき導電性流体23の飛散
を上記のように閉じているバイパス弁34により防止す
るようになつている。以上本発明を実施例について説明
したが、勿論本発明はこのような実施例にだけ局限され
るものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種
々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は本発明に係る遮断弁の一実施例を示す縦断側面
図、第2図は第1図矢視■−■線に沿う縦断正面図、第
3図は本発明に係る遮断弁の他の実施例を示す縦断側面
図、第4図は本発明に係る遮断弁の弁体部分の他の実施
例を示す正面図、第5図は第4図矢視■−■線に沿う側
面図、第6図ノは第5図の一部を拡大した縦断側面図、
第7図は遮断方向の検出手段を示す縦断側面図、第8図
は同検出手段の他の例を示す側面図、第9図は同検出手
段のさらに他の例を示す一部縦断側面図、第10図は同
検出手段のさらに他の例を示す側面図、第11図は第1
0図の一部を拡大した縦断側面図、第12図は上記一部
の正面図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・流入孔、3・・
・・・・流出孔、3・・・・・・弁本体、14・・・・
・・リップパッキン。
図、第2図は第1図矢視■−■線に沿う縦断正面図、第
3図は本発明に係る遮断弁の他の実施例を示す縦断側面
図、第4図は本発明に係る遮断弁の弁体部分の他の実施
例を示す正面図、第5図は第4図矢視■−■線に沿う側
面図、第6図ノは第5図の一部を拡大した縦断側面図、
第7図は遮断方向の検出手段を示す縦断側面図、第8図
は同検出手段の他の例を示す側面図、第9図は同検出手
段のさらに他の例を示す一部縦断側面図、第10図は同
検出手段のさらに他の例を示す側面図、第11図は第1
0図の一部を拡大した縦断側面図、第12図は上記一部
の正面図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・流入孔、3・・
・・・・流出孔、3・・・・・・弁本体、14・・・・
・・リップパッキン。
Claims (1)
- 1 流入孔と流出孔とを水平方向で対向するように設け
た弁本体と、同流入孔と同流出孔との対向端部にそれぞ
れ取付けた可撓性の環状リップパッキンと、上記弁本体
の上部中央から同各リップパッキンの間に懸垂されて水
平方向に移動可能な弁体とよりなり、同各リップパッキ
ンを皿型形状とし且つ最外周部に至る程肉薄に形成した
ことを特徴とする遮断弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52062791A JPS6059476B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52062791A JPS6059476B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 遮断弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53148030A JPS53148030A (en) | 1978-12-23 |
JPS6059476B2 true JPS6059476B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=13210515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52062791A Expired JPS6059476B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | 遮断弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059476B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192047U (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-20 | 株式会社 富永製作所 | 気送管装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827321A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 |
-
1977
- 1977-05-31 JP JP52062791A patent/JPS6059476B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827321A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53148030A (en) | 1978-12-23 |
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