JPS60579Y2 - 湿度調節装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 一般に、温度と湿度との関係については次の通りである
。

即ち、冬期のように比較的温度の低い場合には湿度が高
い程同−の雰囲気温度でも人体には暖かく感じ、夏期の
ように比較的温度の高い場合には湿度が高い程むし暑く
惑じる。

本考案は、上述事項に鑑み温度に適した湿度となるよう
に該温度と湿度とを関連せしめた事を特徴とするもので
、以下図示の一実施例により詳細に説明する。

１は加湿器等に設けられた操作パネルにして、その前面
には電源ランプ２、電源スィッチ３及び湿度調節用ボタ
ン４．４・・・・・・が配設されている。

この湿度調節用ボタン４．４・・・・・・はその押圧に
よッテ湿麿が４０％、５０％、６０％、７０％、に切り
換え調整されるようになって居り、ボタン本体５．５・
・・・・・の上面に所定温度の時に所定の色に変わって
その雰囲気温度を表示する液晶温度表示手段６゜６・・
・・・・を介して透明なアクリル樹脂板７．７を覆着し
てなる構造となっている。

又、上記液晶温度表示手段６．６・・・・・・は各々２
っづつの指標部分８．８を有し、該指標部分８．８にて
下は１４℃から上は２８′Ｃまでの温度を表示するよう
２℃きざみになっている（第３図示）。

即ち、今雰囲気温度が２０℃とした場合、右から２つ目
ののボタン４の上に描かれたｒ２０Ｊという文字が緑色
となって表われ、この時の雰囲気温度が２０°Ｃである
ことを使用者に知らしめる。

尚、上記実施例に於いて温度表示手段として液晶を用い
たが、このようなものに限定されず温度を表示するもの
であればどのようなものでも良い。

又、温度表示手段の指標についても上記実施例では数字
を用いているが、単なる色調の変化を利用して温度表示
をすることも可能である。

更に、温度表示手段は湿度調節用ボタンの上面に直接設
けているが、該湿度調節用ボタンの近傍に上記温度表示
手段を設けても良い。

従って、本考案の湿度調節装置によれば、温度表示手段
６．６・・・・・・の指標部分８．訃・・・・・によっ
て指示された湿度調節用ボタン４．４・・・・・・を押
圧すると、その時の温度に適した湿度調整がなされるこ
ととなる。

例えば、今雰囲気温度が２２′Ｃであるとすれと、右か
ら３つ目の湿度調節用ボタン４の１２２ヨという文字が
緑色となり、現在の雰囲気温度が２２’Ｃであることが
判る。

従って、右から３つ目の湿度調節用ボタン４を押すと、
加湿器が作動し２２℃に適した５０％の雰囲気温度に調
整される。

以上本考案は、段階的に湿度を調整する湿度調整用ボタ
ンを複数個設けると共に、特定温度におい所定の色に変
化する表示手段を、当該特定温度における最適湿度を示
す上記湿度調節用ボタンに夫々対応して、これらボタン
の外面に設けたことを特徴とする湿度調整装置。

であるので、各種温度において色の変わった表示部を有
する湿度調節用ボタンを操作するだけでその温度に応じ
た湿度に空気調和することができ、湿度調整操作が非常
に簡単であり、何人でも間違いのない湿度調整操作を行
うことができる。

しかも、構造的にも室度調節用ボタンの外面に特定温度
で色が変化する表示手段を設けるだけであるから、電気
的、機械的な部分が一切なく構造が簡単で故障もなく、
安価で製作性、信頼性に優れる湿度調整装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案装置の正面図、第２図は第１図の要部縦
断面図、第３図は本考案装置の要部説明図を示す。 ４．４・・・・・・：湿度調節用ボタン、５．５・・・
・・・：ボタン本体、６．６・・・・・・：温度表示手
段、８゜８：指標部分。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 段階的に湿度を調整する湿度調整用ボタンを複数個設け
   ると共に、 特定温度において所定の色に変化する表示手段を、当該
   特定温度における最適湿度を示す上記湿度調整用ボタン
   に夫々対応して、これらボタンの外面に設けたことを特
   徴とする湿度調整装置。