JPS6057015B2 - 高速回転軸の応力計測装置 - Google Patents

高速回転軸の応力計測装置

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JPS6057015B2
JPS6057015B2 JP52135993A JP13599377A JPS6057015B2 JP S6057015 B2 JPS6057015 B2 JP S6057015B2 JP 52135993 A JP52135993 A JP 52135993A JP 13599377 A JP13599377 A JP 13599377A JP S6057015 B2 JPS6057015 B2 JP S6057015B2
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JP
Japan
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core
rotating shaft
iron core
rectifier
secondary winding
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JP52135993A
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JPS5469488A (en
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健 松田
哲 原田
正允 中野
祐悦 宇藤
博文 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速回転体の回転軸に作用する機械トルク或
いは捩り応力を長期間連続的に監視計測するための高速
回転軸の応力計測装置に関するものである。
近年高速回転体の使用条件は著しく厳しいものになつ
ており、一例としてタービン発電機の場合短絡とか非同
期投入はもとより、最近の再閉路採用に伴う過渡的な事
故トルクの頻度増加の傾向等があげられる。
かかる厳しい使用条件のもとで、回転体に発生する捩り
応力或いは回転体に作用するトルクを正確に把握するこ
とは、回転体の信頼性の確保と高寿命のため必要かくべ
からざるものである。回転体に発生する捩り応力或いは
回転体に作用するトルクを計測するため従来使用されて
いた手段は、例えば軸表面に歪ゲージを貼り電池から供
給される電力によつてFM或いは店送受信器によつて信
号を授受する方式があつた。
また回転軸に歯車或いは溝を設けて電磁ピックアップに
より位相角を調べる方式が知られていた。しかしながら
前者の方式は歪ゲージや送受信器の電源として電池を使
用しているため短時間の計測しか行えなかつた。後者の
方式では軸端部に余裕があるときは歯車等を設置するこ
とは比較的容易であるが、軸端部以外で特に既設機では
軸表面に新たな加工を施す必要があるので既設機にこの
計測法を適用するのは困難であつた。本発明はかかる欠
点を除去したものでその目的は、回転軸に発生する捩り
応力や回転軸に作用するトルクを長時間連続的に安定な
状態で高精度に計側することが可能であると共に、新設
機はもとより既設機に対しても回転軸に新たな加工を施
すことがなく、従つて回転機の信頼性を損うことのない
高速回転軸の応力計測装置を提供することにある。
以下本発明の詳細な説明施例である第1図ないし第6図
について説明する。
第1図は本発明のシステムを示すブロック図である。外
部の交流電源11からの電力はトランス12の1次側巻
線13に入力し、2次側巻線14を経て整流器15によ
り直流に変換される。この直流は抵抗線歪ゲージ16と
FM或いはM送信器(以下FM送信器という)17に供
給され、歪ゲージ16の出力信号はFM送信器17から
送信側アンテナ18を介して外部へ送信される。この電
波は受信側アンテナ19によりキヤッチされFM或いは
M受信器20(以下FM受信器という)に受信され、そ
の信号は、記録計或いは解析機構(以下記録計という)
21の処理システムに送られる。なおこの図において2
点鎖線で囲んだ部分22は回転体側システムとして図示
していない回転軸上に設置されている。前述したように
回転軸上に貼りつけた抵抗線歪ゲージとFM送受信器に
よつてその検出信号を回転体から静止側に送達する方式
は従来から使用されていたが、本発明では歪ゲージ16
とFM送信器17の電力を1次側巻線13と2次側巻線
14で構成される一種の回転形トランス12より、静止
側の交流電源から回転体に非接触で供給することを特徴
とするものである。
この特徴により回転体側システム22内で必要とする電
力は外部の静止側から連続的に供給が可能となり、長時
間連続して安定状態かつ高精度に計測が可能となつたも
のである。次に上記の回転側システム22を具体化した
一例を第2図ないし第6図について説明する。
半分割された円環31,31A,32,32A,33A
ないし33Dはそれぞれ円環状に組合して積層され、こ
の際隣接する円環の合せ目は第4図に示すように、2枚
の円環31の合せ目34は2枚の円環32の合せ目35
に対し90目位相差があり、この位相差は全ての円環が
もつており、このようにして積層された各円環31ない
し33は締付け用のリーマボルト36とナット37によ
り強固に締付ける。なお上記の説明で端部の円環はそれ
ぞれ2枚とし中央部の円環を4枚としたが、これは回転
中の遠心力がリーマボルト36に分布して作用すること
を意図したものであり、リーマボルト36の強度上許容
できるならは枚数は少くすることが可能である。ただし
既設の回転機軸上に追加設置するときは円環は2分割以
上にしなければならない。・また2分割のときは少くと
も左右の端部と中央の最小3枚は必要である。また円環
の材料は硅素鋼板であることが望ましい。また各円環の
位相差は上記した90材に限定されるものではなく、2
分割された各円環が一体化可能であれば良く、また円環
33の枚数は必要に応じて適宜に選定される。
そしてこのようにして組立てられた円環部は、円環31
,31A,32,32Aが外部鉄心となり、円環33A
〜33Dが内部鉄心となつて第1図のトランス12の2
次側”鉄心38を形成し、またかような構成にすること
によつて、回転軸39上の他の部材と無関係に組立てる
ので既製機に対して容易に追加設置が可能である。高速
回転軸上に構造物を設置するときは、回転中の遠心力に
より構造物が軸から浮き上り振動を発生して回転機に悪
影響を与えないように配慮しなければならない。その対
策としては一般に焼ばめがおこなわれる。本発明におい
ては、上述したように強固に締付られた鉄心38の内径
は軸39の外径より大きく加工されており、この鉄心3
8を加熱すると内径はさらに大きくなる。ここで鉄心3
8と回転軸39の隙間には円周上適宜数に分割した狭い
扇状のスペーサ40を挿入し、加熱を中止すれば加熱に
より膨張した鉄心38内径の増加分は有効な焼ばめ代と
なる。この際鉄心38内径とスペーサ40の外径を同一
のテーパ面にすればさらに効果的である。鉄心38の内
部には2次側巻線14が設けられ、この2次側巻線14
の周囲には絶縁物41ないし44が配置されているが、
高速回転時に充分な焼ばめ代を保持するためには鉄心3
8は相当な高温度にまで加熱される。
2次側巻線14と絶縁物41ないし44の耐えられる範
囲内での温度で充分な焼ばめ代が得られるときは、2次
側巻線14と絶縁物41ないし44は焼ばめ前に鉄心3
8内に組立てておくことが可能である。
この場合2次側巻線14を保持するコイルくさび45は
、円環31等と同様に2分割のリング状のものが使用可
能である。しかしながら一般的には絶縁物41等は耐熱
性に乏しく焼ばめの必要温度に耐えられない場合が多い
かかる場合には2次側巻線14の作業は焼ばめ後に行う
ようになる。従つて鉄心38を回転軸39に焼ばめして
冷却した後に、絶縁物41,42および44を鉄心38
内部に配置してから2次側巻線14を巻きつけ絶縁物4
3を2次側巻線14の上部に載置する。次に第5図に示
すように細分割したコイルくさび45を第4図に示すよ
うに円環32と32Aの一部を切欠いて形成した挿入部
46から挿入して、所定の位置に設置して2次側巻線1
4が遠心力により飛び出したり変形するのを防いでいる
。そしてこのように形成した2次側鉄心38の外周には
微小間隙を介して静止側に1次側鉄心が配置される。本
発明は前述したように第1図の回転側システム22の全
ての部材を回転軸39上に設置するのであるから、整流
器15、FM送信機17および送信側アンテナ18は鉄
心38内に設ける必要がある。
上記した整流器15等の機器は第6図に示すように、円
環31と32の一部を切欠いて形成した収納室47内に
挿入されている。なお上記の機器が大きくて収納室47
のみては収容不可能のときは、円環31Aと32Aの一
部に設けた収納室47Aを使用し、両室47と47Aは
電路48内の電線で結ばれる。なお両室47と47Aは
左右対象位置に設けることがバランス上有利であり、ま
た収容機器の数によつては収容室はさらに増加すること
も可能である。回転軸39の表面には抵抗線歪ゲージ1
6(第6図参照)が貼付けてあり、この抵抗線歪ゲージ
16の出力信号は円環31に設けた電路49を通つて収
納室47内のFM送信器17に導かれる。
また回転形トランス12の2次側巻線14に誘起された
電力は円環33Dの一部に設けた電路60を通つて収納
室47内部の機器である抵抗線歪ゲージ16とFM送信
器17に供給される。収納室47および47A内部の各
機器の配置および各機器の電気的接続が終了したときは
、収納室47等の隙間へコンパウンド等を充填すること
により各機器は保持される。そして収納室47と47A
および電路49は蓋51と51Aおよびボルト52によ
り被れて外部から保護されている。なお2次側巻線14
の抵抗線歪ゲージ16への電力は電路50,48そして
49と収納室47を通つて供給される。第7図は本発明
の他の実施例でこの例では鉄心61を形成する円環は軸
方向については62,62Aそして63の3種類の構成
である。
この例では円環62と63そして62Aと63の合せ目
にインロー部64と64Aを形成し、該インロー部64
と64Aにより遠心力の一部を負担させることによりリ
ーマボルト36の応力を減少させている。また回転軸3
9に浅い円周溝65を加工し、同溝に鉄心61に固着し
たストッパ66を係合させて鉄心61の軸方向移動を阻
止し、そして円環62の端部に設けた円周凸起67とス
トッパ66はスペーサ40の抜け止め作用をしている。
第8図および第9図も本発明の他の実施例て何れも第3
図のスペーサ40の変形を示したものである。第8図で
は鉄心38と回転軸39の間に同一の傾斜角度で方向が
逆になつている2枚のスペーサ71と72を挿入した例
である。第9図は鉄心38のの両側から傾斜角が同一で
方向が逆な2枚のスペーサ73と74を挿入した例であ
る。また円環は既設の回転機へ設置するときの便のため
円周方向に2分割以上に分割したものを述べてきたが、
支障のない場合とか新設の回転機へ設置するときは一体
の円環で良く、場合によつては軸の一部として削り出し
ても良い。本発明の高速回転軸の応力測定装置は上述し
たように構成したので、静止位置にある交流電源の電力
は静止側の一次側鉄心に巻かれた一次側コイルに入力し
、この電力は回転する軸上に取付けた2次側鉄心に巻か
れた2次側コイルに伝達されることになる。
従つて回転軸上の抵抗線歪ゲージとFM送信器への供給
電力は、結局静止側の交流電源から供給されるので、長
時間安定した電力により作動する。また、2次側鉄心を
回転軸に堅固に取付け、その中に2次側巻線、整流器、
送信器、アンテナ等を収納したので回転による遠心力や
衝撃に対してよく耐えることができる。このため抵抗線
歪ゲージとFM送信器の動作も極めて安定なので精度の
高い回転軸の応力計測が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示し、第1図
は本発明のシステムを示すブロック図、第2図は本発明
の要部の正面図、第3図は第2図の3−3線断面図、第
4図は第2図の斜視図、第5図はコイルくさびの斜視図
、第6図は第2図の6−6線断面図、第7図ないし第9
図はそれぞれ第3図に対応する異なる形式の他の実施例
の断面図である。 11・・・・・・交流電源、13・・・・・・1次側巻
線、14・・・・・2次側巻線、15・・・・・・整流
器、16・・・・・・歪ゲージ、17・・・・・送信器
、18・・・・・送信アンテナ、19・・・・・受信ア
ンテナ、20・・・・・・受信器、21・・・・・記録
計、38・・・・・・2次側鉄心、39・・・・・回転
軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転軸に貫挿され円環をなす内部鉄心と前記回転軸
    に貫挿されて前記内部鉄心の両側面に当接し前記内部鉄
    心よりも外周直径の大なる円環をなす外部鉄心とを有す
    る2次側鉄心と、この2次側鉄心を軸方向に貫通して緊
    締するネジ付棒体と、前記回転軸の表面と前記2次側鉄
    心の内周面とのあいたに円環状に挿入され軸方向断面が
    狭扇状をなすスペーサと、前記内部鉄心の外周面と前記
    外部鉄心の内側側面とによつて囲まれる空間に巻装され
    た2次側巻線と、この2次側巻線の外周面を覆い前記外
    部鉄心に嵌合された円環をなす巻線押えと、前記2次側
    巻線に接続され前記2次側鉄心内部に収納された整流器
    と、前記回転軸の表面に貼付され前記整流器からの電力
    で作動する歪ゲージと、前記2次側鉄心内部に収納され
    前記整流器からの電力で作動すると共に前記歪ゲージの
    出力信号を送信する送信器と、前記2次側鉄心内部に収
    納され前記送信器の電波を発する送信側アンテナと、前
    記2次側鉄心に対して微小間隙を介して静止側に配置さ
    れた1次側鉄心と、この1次側鉄心に巻回され静止側の
    交流電源に結ばれた1次側巻線と、前記送信アンテナか
    らの電波を受けるべく静止側に設けた受信側アンテナと
    、この受信側アンテナの電波によつて作動する受信器と
    、この受信器の出力信号を記録或いは解析するための記
    録計或いは解析装置とからなる高速回路軸の応力計測装
    置。
JP52135993A 1977-11-12 1977-11-12 高速回転軸の応力計測装置 Expired JPS6057015B2 (ja)

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JP52135993A JPS6057015B2 (ja) 1977-11-12 1977-11-12 高速回転軸の応力計測装置

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Publication Number Publication Date
JPS5469488A JPS5469488A (en) 1979-06-04
JPS6057015B2 true JPS6057015B2 (ja) 1985-12-12

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JP52135993A Expired JPS6057015B2 (ja) 1977-11-12 1977-11-12 高速回転軸の応力計測装置

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JP (1) JPS6057015B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062673A (ja) * 1973-10-01 1975-05-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062673A (ja) * 1973-10-01 1975-05-28

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JPS5469488A (en) 1979-06-04

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