JPS6056590B2 - 繊維形成用ブツシングの製造方法 - Google Patents

繊維形成用ブツシングの製造方法

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JPS6056590B2
JPS6056590B2 JP23301282A JP23301282A JPS6056590B2 JP S6056590 B2 JPS6056590 B2 JP S6056590B2 JP 23301282 A JP23301282 A JP 23301282A JP 23301282 A JP23301282 A JP 23301282A JP S6056590 B2 JPS6056590 B2 JP S6056590B2
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JP
Japan
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washer
bottom plate
nozzle
fiber
plate
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JP23301282A
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JPS59125265A (ja
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源次郎 竹内
毅 渡辺
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Tokuriki Honten Co Ltd
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Tokuriki Honten Co Ltd
Nitto Boseki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/0008Soldering, e.g. brazing, or unsoldering specially adapted for particular articles or work

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高温溶融状態のガラス等の無機質繊維原料を
多数のノズルから流出させて紡糸するために用いる繊維
形成用ブッシングの製造方法に関する。
繊維形成用ブッシングは溶融している繊維原料を入れ
る白金もしくは白金合金製の切頭長方角錘状の容器の底
に多数のノズルを突設させてあり、。
そのノズルから溶液原料が所定の流量で通過し、ノズル
の先端で繊維形成温度になるようにその寸法、形状が決
定されている。 このような繊維形成用ブッシングにお
ける多数のノズルの形成は従来特公昭45−232時に
示される如く、以下のようにして行なわれていた。
第1図に示す如く、頚部1と、これに続く大径面2を成
す段部を有する截頭円錐部3とを一体にした鋲状体のノ
ズル素子4を設けておく。 このようなノズル素子4を
、第2図に示すような繊維形成用ブッシュの底板5にあ
けた約400〜800@の径2Tm程の孔6に係止する
ものであるが、この係止の際、厚さ約O、2Tnmの白
金製のワッシャ7を用いるが、このワッシャ7の外径は
ノズル素子4の大径面2の外径よりわすかに大きく、そ
の孔はノズル素子4の頚部1が嵌入し得る内径となつて
いる。
そこで、ノズル素子4を底板5にあけた孔6に係止す
るには第3図に示す如くワッシャ7をノズル素子4の段
部に載置し、ノズル素子4の頚部1を底板5の孔6に嵌
入し、さらにノズル素子4の上端に上部ワッシャ8を嵌
めた後、ノズル素子4の上端をかしめて全体を一時的に
固定する。
この作業を底板5の全部の孔6に施した後、この底板を
加熱してワッシャ7、 8を溶融させて全一体とする。
その後にそれぞれのノズル素子4の中央に穴9をあけ
て繊維形成用ブッシングが完成する。
このような従来の技術では、400〜80田固程度の
ノズル数のものにおいてはまだ実施できたが、近年では
ノズル数が2000〜300媚のものが主流になるにつ
れて、ノズル素子の増加にもかかわらず底板は比例して
大きくならないために、ノズル素子の取付密度は極度に
大きくなり、ノズル素子同志が相接するような状態にな
つて製造が困難になると共にノズルの固着信頼性が少く
なつて来た。その理由は、ノズルの高密度化によつてワ
ッシャの大きさを小さくしなければならなくなるが、良
好な溶接状態を得るにはワッシャの質量を一定以上に保
つておかなければならない。そこでその質量の不足分を
ワッシャの厚さで補うことが考えられるが、その厚さも
ワッシャの溶解性を考慮すると許される限度があつてむ
やみに厚くすることができず、その結果、ワッシャの絶
対質量が不足して良好な溶接結果が得られないこととな
り、製品の信頼性が極めて低下する原因となつている。
また、従来は、ワッシャが個々に独立していたため、各
ノズル素子にワッシャ1個宛を忘れずに装入せねばなら
ず、その作業性と信頼性に問題があり、しかも隣接する
ノズル素子とワッシャに対する溶接時の熱のまわり方に
おいても、ワッシャが個々に弧立しているため、薄く熱
容量の小さい白金ワッシャを介しての熱伝導効果は期待
できないので、トーチバーナーの焔から直接ワッシャに
与えられる熱と白金より熱伝導率が悪くしかも厚く熱容
量の大きい白金ロジウム合金である底板を介して熱を伝
える必要があり、溶接時に多大の熱量を与えることが必
要であり、ノズル素子の数が2000〜40(1)個と
もなると、高度の熟練をもつてしても、溶接不完全な部
分が生じやすかつた。本発明は上記の欠点を解決するこ
とを目的とし、ノズル素子を嵌合する繊維形成用ブッシ
ングの底板にあけた孔を複数個づつブロックに分けるよ
うにこの各ブロック全体の孔に合うように孔を.あけた
ワッシャ板を設け、このワッシャ板を底板に当てて互の
孔を合わせてノズル素子を嵌入して加熱、溶接すること
によつて、各ノズル素子間にはさまれている中間エリア
にあるワッシャ板の部分も溶接時に溶接に利用すること
により、ワッシャの質量不足を解決すると共に一板のワ
ッシャ板によつて溶接時の加熱を行なうための各ブロッ
ク毎の熱伝導を良くして、全ノズル素子の溶接が確実に
行なえて信頼性の高い高密度な繊維形成用ブッシングを
製造することを可能にしたことを特徴とする。以下に本
発明の実施例を図面に従つて説明する。
第5図から第8図は本発明の一実施例を示し、白金ロジ
ウム製の繊維形成用ブッシングの底板10に高密度に孔
11をあけておく。
この底板10の孔11に見合う間隔で孔12をあけた白
金の板を上記底板10の孔11を所望数づつのブロック
13に分けるようにこのブロック13に合う寸法にして
ワッシャ板14を形成する。15は白金ロジウム製のノ
ズル素子であり、盾記底板10の孔11に嵌合する頚部
10とこれに続く大径面17を成す段部を有する截頭円
錐部18とを一体にした鋲状体てあり、上記従来品と同
様である。
上記底板10、ワッシャ板14およびノズル素子15は
、第7図に示す如く、底板10にワッシャ板14を互の
孔11,12を合わせて位置させ、この孔11,12の
中にノズル素子15の頚部16を嵌入してノズル素子1
5の上面をかしめて全一体にする。
このように底板10の全部の孔11にワッシャ板14を
介してノズル素子15をブロック毎にかしめて固定する
。この状態でガス炉、電気炉、電気抵抗が熱高周波電気
誘導加熱もしくは電弧加熱等によつて白金の融点以上で
白金ロジウムの融点以下の温度に加熱する。
この加熱によつてワッシャ板14は溶融して底板10と
ノズル素子15とを溶接するものであるが、このとき、
第7図に示す如くワッシャ板14の孔12と孔12には
さまれている中間エリア19の部分も溶接材として使用
されるために充分な溶接質量が得られると共に、ワッシ
ャ板14の熱伝導によつて毎ブ七ツクのすべてのノズル
素子15に熱が迅速且つ均等に伝わつて安定した固着が
得られる。このようにして底板10に固着したノズル素
子15の中心に穿孔を行なつてノズル形成して繊維形成
用ブッシングが完成する。
なお、上記本実施例では底板10の孔11をブロックに
分けるようにそのブロックの大きさに合わせたワッシャ
板を用いたが、上記した如くブロックの大きさは所望の
大きさにすれば良いために最小は2個の孔から最大は底
板の全孔に合う一枚のワッシャ板としてもよい。
以上述べた如く、本発明によると繊維形成用ブッシング
の底板に高密度にあけた孔にノズル素子を取付けるにあ
たつて、孔間隔が狭いために充分な質量の溶接用のワッ
シャを取付けることができなかつた従来技術に比較して
、全孔をブロックに分けるようにそのブロックに合つた
大きさのワッシャ板によつてノズル素子を溶接すること
により、高密度であつてもワッシャ板の各孔間の中間エ
リアの部分を溶接材として使用することができるために
質量が不足することがなく、さらにワッシャ板によつて
熱伝導を全孔に迅速且つ均等に伝えることができるため
に溶接に不良が生ずることがなく、上記理由と相俟つて
高密度ながらも信頼性の高い繊維形成用ブッシングを製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のワッシャとノズル素子を示す斜視図、
第2図は従来例の底板の部分平面図、第3図は従来の底
板にノズル素子をかしめた状態の部分拡大断面図、第4
図はノズルの状態を示す部分拡大断面図、第5図は本発
明の底板の部分平面図、第6図はワッシャ板の平面図、
第7図はワッシャ板の部分拡大図、第8図は底板にノズ
ル素子をかしめた状態の部分拡大断面図、第9図はノズ
ルの状態を示す部分拡大断面図てある。 10・・・・・・繊維形成用ブッシングの底板、11・
・・・・・孔、12・・・・・・孔、14・・・・・・
ワッシャ板、15・・・・・ノズル素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 白金ロジウム製の繊維形成用ブッシングの底板に白
    金ロジウム製のノズル素子を白金製のワッシャによつて
    溶接固着する繊維形成用ブッシングの製造方法において
    、繊維形成用ブッシングの底板にあけた孔に上記底板の
    孔と同間隔に少くとも2個の孔を穿設した白金製のワッ
    シャ板をはさんでノズル素子を取付け、その後に加熱す
    ることによりワッシャ板を溶解させてノズル素子を底板
    に溶接固着することを特徴とする繊維形成用ブッシング
    の製造方法。 2 白金製ワッシャ板を複数のブロックに分割した特許
    請求の範囲第1項記載の繊維形成用ブッシングの製造方
    法。 3 白金製ワッシャ板を1ブロックとした特許請求の範
    囲第1項記載の繊維形成用ブッシングの製造方法。
JP23301282A 1982-12-28 1982-12-28 繊維形成用ブツシングの製造方法 Expired JPS6056590B2 (ja)

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