JPS6056416A - テ−パロツドの加工装置 - Google Patents

テ−パロツドの加工装置

Info

Publication number
JPS6056416A
JPS6056416A JP16704083A JP16704083A JPS6056416A JP S6056416 A JPS6056416 A JP S6056416A JP 16704083 A JP16704083 A JP 16704083A JP 16704083 A JP16704083 A JP 16704083A JP S6056416 A JPS6056416 A JP S6056416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
metal material
constant
feed
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16704083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0525571B2 (ja
Inventor
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Kozo Katsube
勝部 好三
Heijiro Kawakami
川上 平次郎
Keizo Nakano
仲野 慶三
Nobuaki Marukawa
丸川 信明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP16704083A priority Critical patent/JPS6056416A/ja
Publication of JPS6056416A publication Critical patent/JPS6056416A/ja
Publication of JPH0525571B2 publication Critical patent/JPH0525571B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/04Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of bars or wire
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/06Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of rods or wires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテーパロッドの加工装置に係り、特に連続−貫
してテーパロッドを生産することのできる精度の高い加
工装置に関するものである。
近年自動車や鉄道車両等の乗り心地の改善のために、従
来の線径一定のコイルハネに換えて、線径の変化するテ
ーパロッドをコイルバネに用いる所+lW非線型特性を
持つテーパコイルバネの普及が著しい。
このようなテーバコイルハネに用いるテーパロッドは中
央部が大径で左右両端にいくほど径の小さくなる形状の
ものが用いられているが、かかるテーパロッドの製造は
、従来切削加工によって所定の線径を有する線材或いは
棒材等の金属ロンドを所望のテーパ状に機械加工するこ
とにより形成されているために、切削による材料のロス
が大きく、又このようなバネ用線材は圧延状態のままで
は引張強度が非常に高いため、切削バイ]・の寿命が著
しく短くこの面からもコスト高となる。
これらの対策として累月を軟化焼鈍することも考えられ
るが、かかる工程の付加によるコストアンプが著しい。
このような点から一定線径の金属ロンドに適宜の手段に
よって温度勾配を与え、この温度勾配に基づく塑性程度
の違いを利用して塑性加工することにより、温度勾配部
分をテーバ状に成形する塑性加工方法(特開昭58−1
6.728号公報参照)が知られているが、この方法で
は材料を停止させた状態で材料に温度勾配を与える工程
と、同じく材料の停止状態において材料に引張等による
組成加工を施す工程と、加工された材料を排出するため
の工程とを順番に経る必要があり、そのため材料の流れ
が一旦中断される所aWハツチ加工となり、その能率が
悪いと共に材料内における温度勾配の制御は極めて困難
で寸法精度の高い金属ロンドの製造方法には不向きであ
る。
上記のようなダイスを使用しない塑性加工方法としては
、その他に線材を一対のローラと巻取ドラムとの間で把
持し、その中間部分で加熱し前記ドラムの周速をローラ
の周速よりも高速となして、線材に組成加工を施しつつ
冷却する連続形ダイレス引抜装置(組成と加工Vo1.
20. N1224 (19T9−9)参照)が知られ
ているが、この場合にはローラとドラムとの周速の比が
一定であるため、引き抜かれた線材の線径は常に一定で
あり、テーバロッドの加工には不向きであると共に、巻
取ドラムに巻き付けて線月を引き出すため線材と巻取ド
ラムとのスリップがない反面、巻取ドラムに巻き取られ
た線材に曲がり癖がつき後工程をいたずらに複雑化する
と共に、一定長に切断されたテーパロッドを引抜装置に
おいて的接製造することができず、テーバロッドの製造
装置としては不適当である。
従って本発明の目的とする処は、テーパロッドをダイレ
ス方式の下において、連続して高精度に製造し18る装
置を提供することであり、その要旨とする処が、金属ロ
ンドを把持して一定速度で送り出す一女・1以上の定速
送りローラと、上記定速送りローラより材料の送り方向
下流側に設いられた加熱装置と、上記加熱装置より更に
下流側に設けられた冷却装置と、上記冷却装置より更に
下流側に設けられ、材料を把持して上記定速送りローラ
の送り速度以上の速度で材料を送り出す一対以上の変速
テンシジンローラと、十記変速テンションローラを変速
制御する速度制御装置とを有してなる点にあるテーパロ
ッドの加工装置を提供せんとするものである。
続いて添付した図面を参照して本発明を具体化した実施
例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに第1図は本発明の一実施例に係るテーパロッドの
加工装置全体の工程図、第2図は本発明の詳細な説明す
るための引張速度と製造されたロンドの外径との関係を
示すグラフ、第3図はテーバロッドを形成するための引
張速度の時間的変化を示すグラフ、第4図は製造中の口
・ノドの軸方向の距離に対する温度及び引張強度の関係
を示すグラフである。
本発明に係るテーバロッドの加二[装置は線材。
棒材その他のあらゆる円形断面金属)4f4を加工する
場合に適用することができ、その内箱1図に示したもの
は円筒コイルバネに使用することのできるテーバロッド
を製造するための装置の一例である。
図において1は金属材料で、一対以上の定速送りローラ
に2によって把持されつつ、一定の送り速度で矢印3で
示す送り方向へ送られる。上記定速送りローラ2は図で
は一対しか示されてし1なし)が、例えば適当角度分位
相を変えて複数対使用することにより、その把持力を増
大せしめることも可能であり、金)lル材料1に対する
把持力を増大させるため、その外周面を金属材料lの円
形断面の外周円弧に等しい半径の円弧溝を形成してもの
を使用することが望ましい。そしてこれらの定速送リロ
ーラ2の把持力は、多くの場合一方の定速送りローラを
金属材料1に対して付勢する油圧シリンダによって発生
させるものであるが、かかる油圧シリンダは他の付勢手
段としてのハネ材等の弾性体に置き換えることも可能で
ある。
上記の定速送りローラ2によって送り出された金属材料
lは、続いて金属材料1の送り速度を検出する計尺メー
タ5を経て定速送り口〜う2の材料送り方向下流側に設
けられた加熱装置6内へ誘導される。し1に示した加熱
装置6は、ワークコイル7及び該ワークコイル7を励磁
する高周波発振器8等よりなる高周波加熱装置であるが
、かかる加熱装置は上記のような高周波加熱装置ばかり
でなく、例えば誘導加熱装置その他の非接触形加熱装置
を用いることができる。但しこの発明では金属材料1を
連続的に走行させた状態で加熱するものであるため、前
記従来技術(特開昭57−199517号公報参照)に
記載されたような通電形の接触式加熱装置は不適当であ
る。
図示の如く加熱装置g6のワークコイル7内を通過した
金属材料1は、」二記加熱装′ff、6の更に下流側に
設けた冷却装置9内へ引き込まれる。
この冷却装置9は冷媒として油や水を使用するものが用
いられ、前段の焼入槽9aと後段の冷媒回収部9+、と
より構成されている。上記焼入槽9dは金属材料1の方
向へ冷却油等を吹き付けるノズル10と、吹き付けられ
たノズルを冷媒回収部9Lに向かって還流させる略円池
状の還流+i++ttと、前記ノズル10へ送り込む冷
媒を一時的に貯溜するための一時貯溜部12とによって
概略構成され、前記ノズル10ば吹き出された冷媒が還
流部10の方向へ全て流出し、加熱装置6の方向へは流
れ出さないように下流側の冷媒回収部の方向へ若干傾斜
した状態で指向されている。
加熱装置6を出た金属材料1は前記ノズル10の中心を
通り、更に還流部11を貫通して冷媒回収部9b内を通
り抜ける。冷媒回収部9トは還流部11から流出する油
等の冷媒を底部13内に一時貯溜すると共に還流部11
を通過して来た金属材料1に付着した冷媒を金属+A料
1から剥離させて回収するためのもので、金属材料1は
この冷媒回収部9ト内に設けた合成ゴム等よりなる鍔1
4に当接することにより、この鍔14によってその表面
にイ」着した冷媒が機械的に掻き取られ、底部13へ回
収されると共に更に上記鍔14の下流側に設りた空気ノ
ズル等よりなるエアワイパ15内を通過することにより
、その表面に付着した微量の冷媒が圧縮工゛/によって
吹き飛ばされて底部13へ回収される。
J−記冷却装置9を通り越した金属材料1は前記81尺
メータ5と同様の計尺メータ5′によって冷却後の走行
速度が検出され、更に冷却装置9の下流側に設けた一対
以上の変速テンションローラ16に把持され、前記矢印
3で示される送り方向に送り出される。
変速テンションローラ16はDCモータ17によって速
度制御され、送り出される金属材料1に形成されるテー
パ度合に応じて変速制御され、そのIWI連■2は定速
送りローラ2の周速■1以上の速度に制御される。
上記変速テンションローラ16は冷却装置9を通過する
時に、その外径が固定されたテーパロッドとしての金属
材料1を把持して強制的に送り出すものであるから、対
となった変速テンションlコーラ16.16の中心16
□、16aの間の距離は通過する金属材料1の外径に応
して変化させる必要があるため、両変速テンシジンロー
ラ16及び16はそれぞれ油圧シリンダ■8及び18に
よって金属材料1の方向に付勢され、金属材料1の中心
が常に一定の位置を通過するように構成されている。
こうして変速テンションローラ16によって送り出され
る金属材料1の外径は、該変速テンションローラ1らよ
りも更に下流側に設けられた線径計測器19を経て下流
側に送られる。この線径計測器19 (形状測定器)は
図示のような2個のり一うで金属材料1を挟み込み、両
目−ラの軸間距離を検出するタイプのものであってもよ
く、又光センサ等を用いて線径を検出”4“るもの等種
にの接触式又は非接触式のセンサが使用されると共に、
その検出位置(取付位置)は冷却装置9と加熱装置6と
の間であってもよい。
」−記線径組測器19を通った金属材料は必要に応じて
焼戻炉20へ送られ、焼戻処理を経た後所定の位置で切
断されるか又は線径計測器19を経た後ずぐに切断され
た後、焼戻処理が行われる。
加熱装置i!16に入る前及び冷却装置9から出た後の
金属材料1の送り量は前記計尺メータ5及び5′によっ
て測定され、電気信号に変換されて速度制御装置21へ
送られる。この速度制御装置21は金属材料工に所定の
テーパ角度を与えるべく、計尺メータ5,5′からの信
号に応じ゛ζ変速テンションローラ16の送り速度を制
御する他、製造されたテーパロッドの外径を検出する線
径計測器19からの信号を入力し、その値が異常なもの
であれば、加工装置全体を停止したり、又はその異常部
分のロッドを排除するべく、後工程のカッタ等へ排除信
号を送出する等加」二装置H</全体の運転状態の■、
制御を司るものである。
又前記加熱装置6の出口部分には、加熱装置6を出た直
後の金属材料の温度を測定する輻射形の温度計22が設
けられており、この温度計22に接続された温度制御装
置23によってこの温度計22からの出力が一定となる
ように(即ち加熱装置6から出た直後の金属材料の温度
が一定となるように)高周波発振器8を制御して、ワー
クコイル7によって金属材料1に与えられる熱量を制御
する。
続いて上記テーパロッドの加工装置の作用について説明
する。定速送りローラ2によって定速で送り出された金
属材料1は加熱装置6を通過するうちに加熱され、その
出口部分において最高温度となる。この温度は例えば必
要に応じて900度乃至1000度又はそれ以下若しく
はそれ以上の高温にまで制御することができ、この時点
で金属材料1の引張強度が著しく低下し、変速テンショ
ンローラ16による送り速度■9が定速送りローラ2に
よる送り速度■1よりも速い場合には、この最高温度に
なった部分で材料の塑性変形が生じ、その断面積が減少
する。
こうして断面積が減少した金属材料1は、続いて冷却装
置9内を通ることにより冷却され引張強度が増大するた
め、急激に断面積の変化がなくなり外径が固定されてい
く。
今仮に第2図(a)に示す如く、送り速度V。
が10m/minでテンションローラ16の引出速度■
2も同様に10m/minの場合、12φの金属材料1
の外径は変化することなく一定で、加熱器6内における
加熱域及び加熱器6と冷却器9との間の変形域、更には
冷却器9内の冷却域において何処を取っても一定の12
φ一定の径を保つ。
一方第2図(b)に示すように、定速送りローラ2の送
り速度V 1 = 10m /minを一点に保ったま
ま、テンションローラ16の引出速度■りを約11.9
mとした場合、冷却装置内の冷却域で冷却された後の金
属材料1の外径は、約11φに減少(減面率6%)する
。これは金属材料1の何処を取っても単位時間当たりに
通過する金属材料1の体積が一定に保たれることに起因
するもので、例えば、第1図に示すように定速送りロー
ラ2で把持された部分の金属材料1の…i面積をAI 
とし、加熱され塑性加工を受けた後冷却されて塑性変形
がなくなった状態における金属材料1の断面積をA2と
すると、断面積がA2の部分における金属材料1の走行
速度は変速テンションローラ16の引出速度■2と一致
し、A、における材料の送り量と、A2における材料の
送り量とが一致することにより、A、XV、=A2XV
、が成り立ぢ、断面MA2は断面積A、とVl’/V2
の積として計算されるからであり、■、とV、の速度比
が大きいほど減面率は低下し、材料が細くなって引き出
されるためである。そのため、例えば第2図(C)に示
すように、送り速度■、を一定(10m/m1n)のま
まで、テンションローラ16の引出iI 度V 2を1
4.4mに設定すると、供給側で12φであった材料は
冷却域において10φまで絞られる(減面率30.5%
)ことになる。
上記第2図に示したのは、定速送りローラ2の送り速度
■1を一定とした状態で、変速テンションローラ16の
引出速度■2を段階的に変化させた場合を示したもので
あるが、この説明から、もし変速テンションローラ16
の引出速度V、を連続的に変化させた場合には、それに
伴って冷却後の材料の断面禎も連続的に変化し、チーパ
イ1きのロッドを製造し得ることが理解される。
第3図はこのようなテーパロッドを製造する際のテーパ
形状に対応するテンションローラ16の引出速度の変化
を示したもので、例えば両端の大径部Ra及びRI、の
外径が12ψで、両人径部の中央部に10φの小径部R
e(長さLo)を有し、上記大径部R8及びRCと小径
部RCとの間が一様なテーパ部1輸及びRe (それぞ
れ長さはL)により構成されたテーバロッドの各部位が
冷却装置9の冷却点(冷却により塑性変形が停止する点
)を通過する際のテンションローラIGの引出速度■、
の変化を示すものであり、定速送りローラ2の送り速度
V1を10/minとした場合について示している。
ここで0i1述の説明で明らかな如く、大径部R。
、Rし及び小径部Rcが冷却点を通過する時には、引出
速度■2は10m及び14.4m (一定)に設定され
、その間のテーパ部R,及びr6が冷却点を通過する時
に、引出速度■2が漸増又は漸減する。
この漸増又は漸減の度合は引出速度■2が減面率(塑成
変形前後の材料の直i子の二乗に反比例)に反比例する
ものであるから、はぼ二次曲線的に変化するものである
上記のような冷却開始点を何処にめるか、換言すれば変
形域をどの程度の距離として6(1保するかは、材料の
特性、使用する加熱装置の種類、材料の外径、到達する
最高温度等によって種々の対応が考えられるが、原則的
には第4図に示したグラフによって説明される。即ち第
4図は走行する材料の加熱域2変形域、冷却域における
各場所に対応する材料の温度及び引張強度の関係を示す
もので、実線は材料の表面における温度及び引張強度、
破線は材料の中心部におりる温度及び引張強度、一点鎖
線は両者の平均的な引張強度を示すもので、加熱装置I
¥6による加熱は表面より始まることにより、図示の如
く表面温度の変化と中心部における温度の変化との間に
は遅れを生じ、表面温度が最高温度を過ぎた後変形域に
入ると徐々に低下するのに対して、中心温度は変形域に
おいても徐々に上昇し、両者の温度が一致した時点から
冷却を開始することにより、材料に一様な焼入が施され
るようにすることが望ましい。
焼入開始時点を上記のような表面と中心部の温度の一致
点に選ぶことにより、材料の引張強度が一様となった時
点、即ち最も一様な塑性変形が得られる時点を選んで塑
性加工を行うことにより、変形後の材料の断面形状を真
円状に保つことが可能となる。
又この方法では変速テンションローラ]6の引出速度の
制御のみによって、材料のテーパ程度を制御することが
できるので、材料の外径やテーパ程度等を極めて高精度
に維持することができ、又引出速度■2を適宜に変化さ
せることにより任意の断面変化を材料に発生させること
ができ、しかも材料の送り、排出、加熱を完全な連続状
態下において達成することができるので、生産能率を最
高度まで向上させることが可能となり、且つ機械的な切
削に頼るものではないから材料の歩留りゃ工具の歩留り
についても、従来のテーバロッドの製造方法と比べて比
較にならない低コスト化を達成し得るものである。
続いて第5図及び第6図に示したブロック図を参照して
本発明に係るテーバロッドの加工装置の制御装置につい
て説明する。ここに第5図は本発明にかかるテーバロッ
ドの加工装置の制御回路全体のブロック図、第6図は同
制御回路に用いることの出来る演算装置部分の信号の流
れを説明する為のブロック図である。
尚第1図に示した構成要素と共通ずる要素には同一の符
号を使用する。但しこの場合線径測定器19は、加熱装
置6と冷却装置9との間に設けられ、冷却点にお4ノる
金171 +A’ Hlの外径を測定する。
第1図に示した速度制御装置i′]I21は第5図にお
けるマイクロコンピュータA及びこれによって駆動され
る後記の速度パターン測定部とを含むものである。
マイクロコンピュータAは、内部に周知の中央処理ユニ
ットCPIJ、プログラム内蔵用のり・−ドオンリーメ
モリROM、一時記憶装置RAM、入出力インターフェ
ース回路等によって構成され、CPUに接続された出力
インターフェース回路には基準速度発生器30と、係数
設定器31、時間関数発生器32、及び切換器33.3
4がそれぞれ接続されている。
又温度検出器22からの温度信号は温度制御装置23に
フィードハックされると共に変換装置Bを経てマイクロ
コンピュータ八へ伝達される。温度;Ia制御装置は加
熱装置6への入力電流等を制御するための電源装置35
に接続されており、上記温度制御装置23はマイクロコ
ンピュータAの出力インターフェース回路に接続されて
いることにより、マイクロコンピュータ八から送出され
る温度設定)直により加熱装置6の温度が適切に制御さ
れる。例えば速度検出装置5及び5′からの速度信号に
応じて加熱装置の加熱度合を調整し金属材料の可塑度合
を調整し、最適のテンション条件を得たり、後記する変
速テンションローラの送り速度の調整を行って金属材料
のテーバ度合を所定の値に調整する等の制御を行うこと
が出来る。
更に前記したように金属材料の外径は外径測定器19に
よって検出され、その値がマイクロコンピ−ユータAに
入力されることにより、マイクロコンピュータAは金属
材料の外径の変化に応じて後述のようにテンションロー
ラ16の増速度を変化させ、製品としての金属材料の外
径及びテーパ度合を任意に調整することが可能である。
又基準速度発生器30の出力側は、第1の自りj速度調
整器A S R及び第1の自動電流調整器ACRを経て
第1の直流電源袋W36に接続され、この第1の直流電
源袋W36の出力端は定速送りローラ2を駆動するDC
モータ00M−1に接続されており、DCモータ00M
−1の回転速度は第1のパルスジェネレータPL(、−
1により検出され、第1のF/Vコンバータ37を経て
第1の自動速度調整器ASRの入力側にフィー1ζ)λ
・ツクされている。
又j”+ii記貼準速度発生器30の出力信号は加減算
器38に伝達され、後述する掛算器39又は前記切換器
34からの信号に加算され、第2の自動速度調整器AS
R−2及び第2の自動電流調整器ACR−2を経て、第
2の直流電源装置40に伝達され、この第2の直流電源
装置40の出力信号は変速テンションローラ16を駆動
するDCモータ00M−2に印加される。DCモータ0
0M−2の回転数は第2のパルスジェネレータPLO−
2により検出され、第2のF/Vコンバータ41を経て
加減算器38にフィードバンクされる。
前記基準速度発生器30ば以上の説明で明白な如く、定
速送りローラ2を駆動するDCモータ00M−1を定速
回転させるための基準設定値Cを発生させるためのもの
で、前記81数設定器31は定速送りローラ2に対する
変速テンションローラ16の増速度合を決定する係数α
を設定するもので、該係数設定器31からの出力信号は
掛算器42及び43に人力される。
一方時間関数発生器32は時間関数tを発生させるもの
で、その出力信号tは前記掛算器42に入力されると同
時に掛算器44に入力されて、tllが演算され、この
tllの信号が掛算器43に入力されることにより、掛
算器43の出力信号はαtl+となり、且つ掛算器42
からの出力信号はαtとなる。
この発明では前記の温度制御装置6″′23、基準速度
発生器30.係数設定器31及び時間関数発生器32を
マイクロコンピュータ八が駆動することにより、加熱装
置6による加熱程度や定速送りローラ2及び変速テンシ
ョンローラ1Gの送り速度を、マイクロコンピュータA
のROMに内蔵されたプログラムに従って設定し、所望
のテーパ形状を得ることができるものであるが、さらに
各数値を手動によってキーボード等から与えてやること
も可能なように構成しておくことが望ましい。第5図に
おける設定器はこれら手動による数値設定のための機能
を有するキーボード等を表し、温度制御装置23には手
動設定器23.が、基準速度発生器30には手動設定器
30a、係数設定器31には手動設定器31aが、時間
関数発生器32には手動設定器32aがそれぞれ接続さ
れている。
尚時間関数発生器32には、変速テンションローラ16
の送り速度を定速送りローラ2の送り速度よりも、加速
するか減速するかの指令を与えるための加減速指令器4
5が接続されている。
従って前記温度検出器22がらの温度情報、外径検出器
19からの外径情報、速度検出器5及び5′からの速度
情報を入力したマイクロコンピュータAはこれらの情報
から適切な指令情報を基準速度発生器3o、温度制御装
置23、切換器33.34、係数設定器31、時間関数
発生器32に送り、変速テンションローラ16の増速度
合を調整して金属ロッドのテーパ度合を所定の値に調整
する。
このような調整はマイクロコンピュータAにより自動的
に行うこともできるが、手動設定器により手動で行うこ
とも可能である。
例えばマイクロコンピュータA又は手動設定器30、か
ら基準速度発生器3oに基準速度指令信号が与えられる
と、基準速度発生器30ば基準設定値信号Cを、第1の
自動速度調整器ASR−1及び第1の自動電流調整器A
CR−1を経て、第1の直流電源装置36に送り込み、
この直流電源装置36によってDCモータDCM−1が
所定の基準速度で回転され、定速送りローラ2が金属材
料1を所望の一定の設定速度で加熱装置6.冷却装置9
を経て変速テンションローラ16に向けて送り出す。
今例えばマイクロコンピュータAが係数設定器31を駆
動していない状態では切換器33及び34から発生する
信号はOレヘルであるため、掛算器39又は切換器34
から加減算器38に伝達される信号はOレヘルであり、
基準速度発生器30から送出される基準設定(1ij 
Cがそのまま加減算器38を経て第2の自動速度調整器
ASR−2に伝達され、更に第2の自動電流調整器A 
CR−2を経て、第2の直流電源装置40に伝達される
。従ってこの場合DCモータDCM−2もDCモータD
CM−1と同一速度で回転され、変速テンションローラ
16の送り速度と定速送りローラ2の送り速度とが同一
となるため金属材料1は塑成加工を受けず、加熱冷却の
前後におりる外径が一定のまま送り出されるごとになる
次にマイクロコンピュータA又は手動設定器31aから
係数指令信号を係数設定器31に送出して、係数設定器
31が所望の係数設定値信号αを掛算器42.43に送
り出し、又マイクロコンピュータΔ又は手動設定器32
Aから与えられる指令信号によって時間関数発生器32
が時間関数tをIJI算器42.43及び44に送出し
ている状態を考える。ここで例えばマイクロコンピュー
タAが切換器33を駆動して、掛算器42の出力側と掛
算器39の入力側を連結し掛算器43の出方側と掛算器
39の入力側を遮断し且つマイクロコンピュータ八から
の信号によって切換器34をOFF状態とすると、時間
関数発生器32がらの時間関数信号tと係数設定器31
からの係数値信号αとが、掛算器42で掛は合わされα
tの信号となり切換器33を経て掛算器39に伝達され
、こごで基準設定値Cと上記αtが掛は合わされ、速度
指令信号Cαtが加減算器38に伝達される。加減算器
38には基準速度発生器3oがらの基準設定値信号Cが
伝達されており、これが速度指令信号Cαtと加算され
、C+Cαtの速度指令信号が第2の自動速度調整器A
sR−2及び第2の自動電流調整器ACR−2を経て第
2の直流電源装置40に伝達され、変速テンションロー
ラ16を定速送りローラ2に対してCαの分だけ増速駆
動し、加熱前の金属材料の外径に対して加熱冷却後の金
属材料の外径を縮小させる。
この場合切換器33を切り換えて掛算器43と掛算器3
9とを接続する如くなせば、加減算器38に伝達される
速度指令信号はCαtl+となり、テーパ部分の形状パ
ターンが変化する。同様に切換器33を遮断しマイクロ
コンピュータAがらの切り換え信号によって、切換器3
4を切り換えて掛算器42と加減算器38を接続した場
合には、掛算器42からの出力αtが切換器34を経て
加減算器38に伝達され、変速テンションローラ16が
C+αtの送り速度で駆動される。又マイクロコンピュ
ータAからの信号によって切換器34を切り換え、掛算
器43と加減算器38とを接続すると掛算器43からの
出力αtl+が加減算器38に伝達され、変速テンショ
ンローラ16がC+αtl+で駆動される。
]−記のように切換器33及び39を操作することによ
り、定速送りローラ2の速度を一定に保ったまま、変速
テンションローラ16の送り速度を種々に変化させるこ
とが可能となり、このような速度パターンに基づき金属
材料のテーバ度合を種々に制御することができる。
例えば加速(又は減速)度合をαを又はCα上とした場
合、Cやαの値にょゲC程度は異なるがテーパ部の断面
形状は2次曲線となり、αt11又はCαtl+とした
場合は直線状となる。
こうして種々のパターンに基づき変速テンションローラ
を駆動することにより、金属材料のテーバ度合を一定に
、又は任意に調整することが可能となる。
1Mf61及び第2のパルスジェネレータPLO−1及
びPLG−2からの信号が、それぞれ第1及び第2の自
動速度開整器ASR−1及びASR−2の入力端にフィ
ードハックされることにより第1及び第2のDCモータ
DCM−1及びDCM−2の急速な速度変動が防止され
る。
本発明は以上述べた如く、金属ロッドを把持して一定速
度で送り出す一対以」二の定速送りローラと、上記定速
送りローラより材料の送り方向下流側に設けられた加熱
装置と、上記加熱装置より更に下流側に設けられた冷却
装置と、上記冷却装置より更に下流側に設けられ、材料
を把持して上記定速送りローラの送り速度以上の速度で
利料を送り出す一対以上の変速テンションローラと、上
記変速テンションローラを変速制御する速度制御装置と
を有してなることを特徴とするテーパロッドの加工装置
であるから、テーパロッドが連続的に製造され、従来の
ようにハツチ式の製造装置でないので極めて能率がよく
、しかもテーバの程度を厳密に制御することが出来るの
で寸法精度のよいテーパロッドを製造することが可能の
テーパロッドの加」二装;6を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るテーパロッドの加工装
置6全体の工程図、第2図は本発明の詳細な説明するた
めの引張速度と製造されたロンド径との関係を示すグラ
フ、第3図はテーパロッドを形成するための引張速度の
時間的変化を示すグラフ、第4図は製造中のロンドの軸
方向の距離に対する温度及び引張強度の関係を示すグラ
フ、第5図はI−記実施例に係る加工装置の制御回路の
概略を示すブロック図、第6図は同制御回路に用いるこ
とのできるマイクロコンピュータ内の信号の流れを示す
ゾロツク図である。 (符号の説明) 1・・・金属材料 2・・・定速送りローラ4・・・油
圧シリンダ 5・・・計尺メータ6・・・加熱装置 9
・・・冷却装置 16・・・テンションローラ 17・・弓〕Cモータ1
8・・・油圧シリンダ 19・・・統計計測器20・・
・焼戻炉 21・・・速度制御装置23・・・温度制御
装置 出願人 株式会社 神戸製鋼所 代理人 弁理士 本庄 武男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属材料を把持して一定速度で送り出す一対以」―
    の定速送りローラと、 上記定速送りローラより金属材料の送り方向下流側に設
    けられた加熱装置と、 上記加熱装置より更に下流+1’lに設けられた冷却装
    置と、 」−記冷却装置より更に下流側に設けられ、金属材料を
    把持して上記定速送りローラの送り速度以上の速度で金
    属材料を送り出す一対以上の変速テンンヨンローラと、 上記変速テンションローラを変速制御する速度制御装置
    と を有してなることを特徴とするテーパロッドの加工装置
    。 2、上記冷却装置に使用する冷媒が油である特許請求の
    範囲第1項に記載したテーパロッドの加工装置。 3、上記変速テンションローラが油圧シリンダによって
    金属材料に押圧されている特許請求の範囲第1項に記載
    したテーパロッドの加工装置。 4、上記変速テンションローラより下流側に焼戻装置が
    設けられている特許請求の範囲第1項に記載したテーパ
    ロッドの加工装置。
JP16704083A 1983-09-09 1983-09-09 テ−パロツドの加工装置 Granted JPS6056416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16704083A JPS6056416A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 テ−パロツドの加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16704083A JPS6056416A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 テ−パロツドの加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056416A true JPS6056416A (ja) 1985-04-02
JPH0525571B2 JPH0525571B2 (ja) 1993-04-13

Family

ID=15842266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16704083A Granted JPS6056416A (ja) 1983-09-09 1983-09-09 テ−パロツドの加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6056416A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0259580A2 (en) * 1986-09-11 1988-03-16 KABUSHIKI KAISHA KOBE SEIKO SHO also known as Kobe Steel Ltd. Production of a taper rod
JP2007211991A (ja) * 2007-05-23 2007-08-23 Nippon Sprew Corp 螺旋状コイルインサート用線材

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844154A (ja) * 1971-10-11 1973-06-25
JPS4881761A (ja) * 1972-02-04 1973-11-01
JPS5353449U (ja) * 1976-10-09 1978-05-08
JPS5564912A (en) * 1978-11-07 1980-05-16 Nippon Steel Corp Continuous controlling method for width of hot metallic strip

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844154A (ja) * 1971-10-11 1973-06-25
JPS4881761A (ja) * 1972-02-04 1973-11-01
JPS5353449U (ja) * 1976-10-09 1978-05-08
JPS5564912A (en) * 1978-11-07 1980-05-16 Nippon Steel Corp Continuous controlling method for width of hot metallic strip

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0259580A2 (en) * 1986-09-11 1988-03-16 KABUSHIKI KAISHA KOBE SEIKO SHO also known as Kobe Steel Ltd. Production of a taper rod
JP2007211991A (ja) * 2007-05-23 2007-08-23 Nippon Sprew Corp 螺旋状コイルインサート用線材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0525571B2 (ja) 1993-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10076892B2 (en) Isothermal processed copper cladded aluminum composite
JPH08300044A (ja) 棒線材連続矯正装置
US2863557A (en) Apparatus whitch controls temperature and speed of extruded product
US3460366A (en) Apparatus for producing metal strips
US4842818A (en) Method for manufacturing tapered rods
JPS6056416A (ja) テ−パロツドの加工装置
GB2098901A (en) Roll forming a workpiece
JPH0525572B2 (ja)
US20220212238A1 (en) Drawing system for generating profiled metal sections, and method for automatically operating such a drawing system
JPS61206520A (ja) テ−パロツドの加工設備
EP0062317B1 (en) Method of plastic working of metal materials
JPS61206518A (ja) テ−パロツドの製造方法
US4224816A (en) Method of and an apparatus for producing extrusion profiles
JPS61202722A (ja) テ−パロツドの加工設備
JPS61202723A (ja) テ−パロツドの加工設備
US3212309A (en) Automatic temperature regulating system
US3397438A (en) Control system for metallic strip gathering apparatus
JP2803527B2 (ja) 伸線ダイスの摩耗検出方法
JP7410230B2 (ja) 金属帯材を製造する方法
KR100896574B1 (ko) 연속소둔로의 장력설정 제어방법
SU984543A1 (ru) Устройство управлени волочильным станом
EP0259580B1 (en) Production of a taper rod
EP0054343B1 (en) Method for manufacturing tapered rods and apparatus therefor
US3461471A (en) Method of forming lock washers by rolling multiple sections from a single rod
CA1086683A (en) Method of and an apparatus for producing extrusion profiles