JPS6055903A - 寝台の天井収納方法と天井収納寝台および安眠寝台 - Google Patents

寝台の天井収納方法と天井収納寝台および安眠寝台

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JPS6055903A
JPS6055903A JP58165581A JP16558183A JPS6055903A JP S6055903 A JPS6055903 A JP S6055903A JP 58165581 A JP58165581 A JP 58165581A JP 16558183 A JP16558183 A JP 16558183A JP S6055903 A JPS6055903 A JP S6055903A
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JP58165581A
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利治 川西
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C17/00Sofas; Couches; Beds
    • A47C17/84Suspended beds, e.g. suspended from ceiling

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の概要) この発明は、寝台本体(1)を索(2)によつてつりさ
げた状態で天井下または天井内につりあげて収納する寝
台の天井収納方法に関するものを特定発明とし、寝台の
天井収納方法の実施に直接使用する収納装置を装備した
天井収納寝台に関するものを第1併合発明とし、天井収
納寝台の構成に欠くことのできない寝台本体(1)およ
び索(2)を構造の一部として催眠を促進し安眠を確保
するための装置を装備した安眠寝台に関するものを第2
併合発明としたものである。
(従来の技術) 従来は洋式寝台や和式寝具を収納するために相当な収納
スペースと労力を必要とした。
また、寝室に定置された洋式寝台は、収納不可能である
ため寝室は寝台で占拠され多目的用途に兼用できない現
状にある。
最近の国内住宅事情は、土地および建設コストの高騰と
国民所得の伸び惱みから小規模住宅が普及されている傾
向にあり、いわゆる兎小屋と酷評されても高層マンシヨ
ンに人気が集中しているところである。しかし、近代的
なマンシヨンに住む人達が快適なベツド生活を希望して
も設置場所と収納が困難なため多くの人達が和式寝具を
利用している実情にある。ところがでの和式寝具の収納
が大変であり、収納場所としては一般的に押入れを利用
しているが押入れのスペースが少く毎朝毎晩寝具類の出
し入れに困難を極めている家庭が多くこれらの作業に要
する労力も毎日欠かすことのできない作業であるだけに
大きいものとなつている。他の家庭電化製品が普及して
いる中でとり残されている感じがする。
そこで、家具メーカーが開発したものに、寝台を折り曲
げてソフアーとして利用するいわゆる「ソフアー兼用ベ
ツド」がある。一見、ベツドの収納スペースの解消とソ
フアー兼用のメリツトがあるようであるが、兼用にセツ
トする労力と寝具類の収納になお相当なスペースと労力
を必要とするし、ソフアー兼用という単一兼用機能では
寝室の多目的用途に兼用する面において制約を受ける欠
点がある。
また、電気機器メーカーが開発したものに、ベツド本体
フレームを二つ折りにたたんで収納壁面等のスペースに
格納するいわゆる「格納ベツド」(公開特許公報昭54
−115960)がある。一見、従来から収納不可能と
いわれてきた洋式定置式ベツドの収納を可能にしたメリ
ツトはあるようであるが、壁面等に収納スペースを必要
とすることや、収納にある程度の労力を必要とし寝具類
の収納にもスペースと労力を要する欠点がある。
従来の睡眠環境技術についても欠点があまりにも多い。
必要かつ充分な睡眠は健康維持の基本であり「人生の3
分の1は睡眠する」といわれている人類の大事な睡眠生
活において、その騒音環境は文明の発達とともに航空機
、鉄道、自動車等からの騒音公害が拡大されつつあり、
これらの寝室の外から侵入してくる騒音や、寝室内の同
室就寝者のひどい「いびき」や「歯ぎしり」また「寝で
と」等寝室の内部から発生する騒音のために催眠と安眠
を妨害されている実例を多く見受けるところである。
つぎに、気象環境についても、日本の夏季は高温高湿度
の地方が多く、とくに、深夜になつても温度湿度の高い
ことから寝就かれない暑い夜を経験された人達が多くい
るものと思われる。また、日本の冬季は空気の乾燥した
寒い夜が多く、就寝中に喉を痛めて風邪の原因となつた
人達も多くいるものと思われる。
以上の騒音環境と気象環境の問題点を解決するために従
来技術は、建物や寝室全体を防音構造とし、寝室全体を
空気調和することにより対策しているため住居コストが
高価になり、熱損失も多くエネルギーの消費も大きい欠
点がある。また、いびき対策としては不快な耳栓をする
か、または、1人1室を必要としている現状である。
さらに、睡眠環境改善の中で最も厄介なものは、社会構
造の複雑化、社会環境の荒廃化等からくる人間関係の険
悪化が急速に進んでいる現時代を迎えて、人類特有の病
気といわれる不眠症で悩んでいる人達が急増していると
聞くがこれらの対策として睡眠薬以外ないという現状に
ある。
(発明の目的) この発明の目的は、寝台の収納方法について従来技術の
欠点を解消し、あらゆる形態の天井に寝台本体を収納す
る方法を発明し、併せて、寝台の天井収納方法の実施に
直接使用可能な天井収納寝台を提供することを第一の目
的とする。
また、睡眠環境設備についても従来技術の欠点を解消し
、前述の天井収納寝台の収納作用を利用して折りたたみ
収納可能な防音装置を装備し、防音装置によつて形成さ
れる寝台小ルーム内に小型で兼価、かつ、省エネルギー
性のよい空気調和装置をはじめ催眠を促進し、安眠を確
保する諸設備を利用者の選択自在(オプシヨン)により
装備可能な安眠寝台を提供することを第二の目的とする
(発明の構成と作用効果) (1)、寝台の天井収納方法の構成とその作用効果を図
面に基いて詳細に説明する。
第1−イ図、第1−ロ図は、この発明の第1実施態様の
実施例(1)を示す斜視図であり、第1−ハ図、第1−
ニ図は、同縦断面図である。天井空間のないいわゆる高
層マンシヨン等の寝室において、鉄筋コンクリート天井
面(6)に固定した複数個のボルト(5)に端末を繋着
し支持された所要長さの複数本の索(2)を垂下させ、
床面(11)上に置いた寝台本体(1)の上蓋隅部に設
けた複数個の案内穴(12)を通し、寝台本体(1)の
空間(1−イ)、(1−ロ)に内設した複数個の案内滑
車(3)(3′)を経由して懸架させ、空間(1−イ)
に内設した昇降装置(A)の巻胴(4)に索(2)のも
う一つの端末を捲着されている。この構成において巻胴
(4)を正回転(及時計回転方向)させることにより索
(2)を巻胴(4)に巻込み寝台本体(1)を上昇させ
ることができる。
また、逆回転(時計回転方向)させることにより索(2
)を巻胴(4)から巻戻し寝台本体(1)を下降させる
ことができる。床面(11)に着床させた使用状態から
上昇させて天井面(6)に近接した所定位置で停止させ
、そのまま天井下に収納することが可能である。
第2−イ図、第2−ロ図は、同実施例(2)を示す縦断
面図である、天井内空間(7)を有しつり天井(13)
によつて仕切られた寝室において、実施例(1)と比較
すると、天井内建物骨組(8)に固定したボルト(10
)に端末を繋着し支持された所定長さの複数本の索(2
)がつり天井(13)に設けた小穴(16)を通して垂
下させている点が異つている。この構成において巻胴(
4)の転動によつて寝台本体(1)を天井(13)下に
実施例(1)と同じように収納することが可能である。
第3−イ図、第3−ロ図は、同実施例(3)を示す縦断
面図である。実施例(2)と比較すると、つり天井(1
3)を一部切欠き寝台本体(1)が通過可能なように大
きい穴(15)を設け切欠面は枠(17)で仕舞い、切
欠いた部分の天井(13)は枠(17)の上に載置嵌合
するように加工仕上げを施して可動天井(14)として
いる点が異つている。この構成において巻胴(4)の正
回転によつて寝台本体(1)が上昇し可動天井(14)
が押しあげられ所定位置に停止させることによりそのま
ま寝台本体(1)を天井内に収納することが可能である
第4−イ図、第4−ロ図は、同実施例(4)を示す縦断
面図である。実施例(3)と比較すると、2台の寝台本
体(1)(1′)を重ねて収納するための2台分のボル
ト(10)と可動天井(14)に2台分の案内穴(16
)を設けている点が異つている。この構成において寝台
本体(1′)の宙づり使用状態から実施例(3)と同じ
ように天井内に収納し、続いて寝台本体(1)も天井内
に収納することが可能である。
第5−イ図、第5−ロ図は、この発明の第2実施態様の
実施例(1)を示す縦断面である。天井内空間(7)を
有しつり天井(13)によつて仕切られた寝室において
、天井内建物骨組(8)に固定架設した枠組(9)に載
設装備した昇降装置(A)の巻胴(4)に所定長さの複
数本の索(2)の端末を捲着し、枠組(9)に内設した
複数個の案内滑車(3′)(3)を経由して懸架させ、
つり天井(13)に設けた案内穴(16)を通して垂下
させた索(2)のもう一つの端末を床面(11)上に置
いた寝台本体(1)に固定したボルト(10)に繋着し
支持されている。この構成において巻胴(4)を正回転
(反時計回転方向)させることにより索(2)を巻胴(
4)に巻込み寝台本体(1)を上昇させることができる
。また、逆回転(時計回転方向)させることにより索(
2)を巻胴(4)から巻戻し寝台本体(1)を下降させ
ることができる。床面(11)に着床させた使用状態か
ら上昇させて天井面(13)に近接した所定位置で停止
させそのまま天井下に収納させることが可能である。
第6−イ図、第6−ロ図は、同実施例(2)を示す縦断
面図である。実施例(1)と比較すると、つり天井(1
3)を一部切欠き寝台本体(1)が通過可能なように大
きい穴(15)を設け切欠面は枠(17)で仕舞い、切
欠いた部分の天井(13)は枠(17)の上に載置嵌合
するように加工仕上げを施している点が異つている。こ
の構成において巻胴(4)の転動によつて寝台本体(1
)が上昇し、可動天井(14)が押しあげられ所定位置
において停止させることによつてそのまま寝台本体(1
)を天井内に収納させることが可能である。
第7−イ図、第7−ロ図は、同実施例(3)を示す縦断
面図である。実施例(2)と比較すると、2台の寝台本
体(1)(1′)を重ねて収納するたの枠組(9)に2
台分の昇降装置(A)(A′)を載設し、2台分の案内
滑車(3′)(3)を内設し、2台分の索(2)を懸架
垂下させそれぞれの寝台本体(1)(1′)に固定した
ボルト(10)に繋着し支持している。可動天井(14
)には2台分の索(2)を通すための案内穴(16)を
設けてある点が異つている。この構成において寝台本体
(1′)は宙づり使用状態から実施例(2)と同じよう
に天井内に収納し、続いて寝台本体(1)も天井内に収
納することが可能である。
寝台の天井収納方法の効果として、以上のとおり7実施
例に示すようにあらゆる寝室の天井形態に対応して寝台
本体(1)を天井下または天井内に収納することが可能
である。
寝台本体(1)の中央上部空間(1−ハ)に洋式寝具を
内設することにより洋式寝台として、また、和式寝具を
内設することにより和式寝台として、寝具を内設したま
ま収納することができる。
また、寝台本体(1)の種類についても、シングルベツ
ド、ダブルベツド、ツインベツド等の寝台を天井に収納
することができる。
(2)天井収納寝台の構成とその作用効果を図面に基い
て詳細に説明する。
第8−イ図、第8−ロ図は、この発明の第1実施態様の
実施例(1)を示す天井収納寝台(シングルベツドタイ
プ)の平面断面図、正面断面図である。ヘツド側空間(
1−イ)、フート側空間(1−ロ)、中央上部空間(1
−ハ)、中央下部空間(1−ニ)を一体の箱形として寝
台本体(1)を形成し、空間(1−イ)に昇降装置(A
)を内設し、空間(1−イ)(1−ロ)に複数個の案内
滑車(3)(3′)を配置内設し、空間(1−イ)(1
−ロ)の上蓋板の隅部に索(2)の通過に必要な案内穴
(12)を設けてあり、そして、所定の長さと強度があ
り伸縮率が小さく可撓性のよい複数本の索(2)の端末
を昇降機(A)の巻胴(4)に捲着し空間(1−ニ)を
通しそれぞれの案内滑車(3′)(3)を経由させて懸
架し、索(2)のもう一つの端末をそれぞれの案内穴(
12)から引き出し天井面(6)に固定したボルト(5
)に繋着し支持されている構造である、昇降装置(A)
は第10−イ図〜第10−ハ図に示すように複数個の巻
胴(4)を巻胴軸(18)に嵌着固定し、巻胴軸(18
)は両端を軸受(19)で回動自在に軸支しその一端に
は直結形軸接手(20)が楔着され、歯車減速機(21
)は単相可逆ブレーキ付モーター(22)を一体に直結
し出力軸には直結形軸接手(20′)を楔着し巻胴軸(
18)に接続されている。
歯車減速機(21)は取付金具(21−1)によつて支
持固定され、巻胴(4)は第14−イ図、第14−ロ図
に示すように円筒状の巻胴(4)円板状の鏡板(4−1
)(4−1)に溶着し鏡板(4−1)(4−1)は巻胴
軸(18)に嵌着し、巻胴(4)の中央部に索(2)端
末を保持するための溝付形状の穴(4−2)が設けられ
ている。案内滑車(3)は第16−イ図、第16−ロ図
に示すように案内滑車(3)を水平方向の軸(3−1)
で支持枠(3−2)にかしめ工法で軸着し小ねじ(3−
4)で取付け固定する。また、案内滑車(3′)は第1
7−イ図、第17−ロ図に示すように案内滑車(3′)
を垂直方向の軸(3′−1)で支持枠(3′−2)(3
′−3)にかしめ工法で軸着し小ねじ(3′−4)で取
付け固定する。なお支持枠(3′−2)(3′−3)は
鋲(3′−5)でかしめ工法で固定されている。ボルト
(5)は第18図に示すようにコンクリート天井面(6
)にホールインアンカー(5−1)を挿入し固定金具(
5−2)を打込み固定してのホールインアンカー(5−
1)に上半部を右ねじ下半部を左ねじ中央部を六角形と
したボルト(5)をねじ込み、ボルト(5)の下半部に
索(2)の端末を挿入した繋着金具(5−3)をねじ込
み繋着する構造となつている。この構成において昇降装
置(A)のモーター(22)の正逆回転によりその回転
数を歯車減速機(21)によつて減速しトルクアツプし
て巻胴軸(18)に伝導し巻胴(4)を正逆回転させ巻
胴(4)に索(2)を巻込み巻戻しを行なうことが可能
になり寝台本体(1)の昇降収納を任意に行なうことが
できる。
第9−イ図、第9−ロ図は、同実施例(2)を示す天井
収納寝台(ツインベツドタイプ)の平面断面図、正面断
面図である、実施例(1)と比較すると、中央上部空間
が(1−ハ)(1−ハ′)2個有する点すなわちツイン
ベツドタイプとなつているところが異つている。
この構成においても実施例(1)と同じように寝台本体
(1)の昇降収納を任意に行なうことができる。
第11−イ図〜第11−ハ図は、同実施例(3)を示す
天井収納寝台の昇降装置(A)の組立平面図、正面図、
側面図である、実施例(1)と比較すると、昇降装置(
A)の巻胴軸(18)の一端にローラーチエン大歯車(
スプロケツトホイール)(24)を楔着し、チエン減速
機(23)は単相可逆ブレーキ付モーター(22)を一
体に直結し出力軸にはローラーチエン小歯車(25)を
楔着し、ローラーチエン(26)によつて巻胴軸(18
)に動力を伝導する構造になつている点が異つている。
この構成においても実施例(1)と同じように寝台本体
(1)の昇降収納が任意に行なうことができる。また、
減速比が大きくとれることや、低騒音で廉価に実施でき
る効果がある。
第12−イ図〜第12−ハ図は、同実施例(4)を示す
天井収納寝台の昇降装置(A)の組立平面図、正面図、
側面図である。実施例(3)と比較すると、昇降装置(
A)の動力源にメカニカルブレーキ(27)を設け入力
軸(27−1)に手捲用ロープリール(28)を楔着し
ている点が異つている。メカニカルブレーキ(27)は
第20−イ図〜第20−ハ図に示すように入力軸(ねじ
付軸)(27−1)に楔着した手巻用ロープリール(2
8)に所定長さのロープ(28−1)の一端を捲着し、
ロープ(28−1)の一部をエンドレス状に寝台本体(
1)底板の小穴(28−2)(28−2)を通して垂下
させ、ロープ(28−1)のもう一つの端末をロープリ
ール(28)に必要な長さを巻きつけたうえロープリー
ル(28)に捲着されている。入力軸(27−1)はメ
カニカルブレーキ本体(27−2)に螺合させた状態で
箱形支持枠(27−3)に設けた軸受(27−4)(2
7−5)により転動自在に支持されており、入力軸(2
7−1)には円板(27−6)を遊嵌合させメカニカル
ブレーキ本体(27−2)の欠円軸部には円周にラチエ
ツト歯を刻み両面にブレーキライニング板(27−7)
を鋲(27−8)で鋲着し中心部に円穴を有するブレー
キ板(27−9)を転動自在に遊嵌合させ、つぎに欠円
穴を有する円板状のブレーキ板(27−10)を転動抑
止状態に遊嵌合させ、ブレーキ板(27−9)(27−
10)は交互に嵌め込み組立てられている。箱形支持枠
(27−3)の内側上部にはラチエツトの爪(27−1
1)が取付けられており、メカニカルブレーキ本体(2
7−2)の端末にはローラーチエン小歯車(25)を楔
着してある。この構成において寝台本体(1)の下部か
ら垂下しているエンドレス状のロープ(28−1)を手
で引張つてロープリールを正回転(反時計回転方向)さ
せることによつて入力軸(27−1)とメカニカルブレ
ーキ本体(27−2)は締めつけられ一体となつて正回
転し、小歯車(25)、ローラーチエン(26)によつ
て巻胴(4)を正回転させ寝台本体(1)の上昇収納が
可能である。また、ロープリール(28)を逆回転させ
ることにより入力軸(27−1)はメカニカルブレーキ
本体(27−2)を緩める状態になりラチエツト爪(2
7−11)によつて逆回転を止められているブレーキ板
(27−9)と欠円軸部に遊嵌合のブレーキ板(27−
10)が相互に摩擦摺動しながらメカニカルブレーキ本
体(27−2)とともに逆回転し寝台本体(1)を下降
着床させることが可能である。以上のような作用により
天井収納寝台を手動によつて操作し昇降収納を任意に行
なうことができる。
第13−イ図〜第13−ハ図は、同実施例(5)を示す
天井収納寝台の昇降装置(A)組立平面図、正面図、側
面図である。実施例(イ)〜(4)と比較すると。ウオ
ーム歯車減速機(29)を内設し、巻胴(4)を直接歯
車軸(29−2)に一体に嵌着固定し、ウオーム軸(2
9−1)に単相可逆ブレーキ付モーター(22)を一体
に直結、または、Vベルト駆動で伝導される構造になつ
ている点が異つている。この構成においても実施例(1
)〜(3)と同じように寝台本体(1)の昇降収納が任
意に行なうことができる。
第21図は、この発明の第2実施態様の実施例(1)を
示す天井収納寝台の昇降装置を駆動制御する電気装置の
説明用斜視図入り電気配線図である、寝室の既設コンセ
ント(30)から単相100V電源を受電レコード電線
(31)で寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋板に設
けたコード電線案内穴(32)直上位置まで配線して垂
下させ、コード電線(31)は案内穴(32)を通し案
内滑車(33)を経由させて空間(1−イ)に内設した
自動巻取りコードリール(34)の接続端子(34−1
)にコード電線の端末をそれぞれ接続して捲着する。接
続端子(34−1)と電気的に接続されコードリール軸
(34−2)に嵌着されているスリツプリング(34−
3)からばね板集電接触子(34−4)により集電し電
線(34−5)で寝台本体(1)内コンセント(35)
に接続されている。コンセント(35)より受電し電線
(34−6)でモーター(22)の接続端子(C)に直
接接続し電線(34−7)で昇降可逆操作スイツチ兼上
限下限リミツトスイツチ(36)の円弧状接点(36−
2)に接続されている。この兼用スイツチ(36)はス
イツチ軸(36−1)の端末に円弧状接点(36−2)
を有するロータリードラム(36−3)を嵌着し軸(3
6−1)の正逆回転により円弧状接点(36−2)が接
触するようにばね板接触子(36−4)(36−4′)
を配設し、電線(34−8)(34−8′)によりモー
ター(22)の接続端子(b)(a)に接続されている
。また、軸(36−1)の中間位置にカム板(36−5
)を嵌着固定しばね板(36−5)でカム板(36−5
)を挟着している。軸(36−1)の手前寄り端末は寝
台本体(1)の側板を貫通して外側に突出させ操作用レ
バー(37)を嵌着固定されている。操作用レバー(3
7)の両端には操作引ひも上昇用(37−1)と下降用
(37−2)を取付け、下降側の先端にはコロ車輪付上
限検知アーム(37−3)および同下限検知アーム(3
7−4)を位置調整可能なようにボルト(37−5)で
締着されている。なお、操作用レバー(37)の過回転
防止金具(37−6)を設けてある。
この構成において自動巻取りコード電線リール(34)
は公知のとおりうず巻ばね(ゼンマイ)の弾力性を利用
したもので寝台本体(1)の昇降運動に対応してコード
電線(31)を適度の張力を保持しながら自動的に巻取
り巻戻すようにされている。コンセント(35)は寝台
本体(1)内に装備する機器や装置の電源として供給す
るものである、操作用引ひも上昇用(37−1)を引き
下げることにより軸(36−1)が正回転(反時計回転
方向)し上限検知アーム(37−3)はアツプしカム板
(36−5)はばね板(36−6)を押し拡げて回転し
ロータリードラム(36−3)も回転して円弧状接点(
36−2)がばね板接触子(36−4′)に接触し電線
(34−8′)によつてモーター(22)の接続端子(
a)に通電しモーター(22)は正回転する。したがつ
て寝台本体(1)は上昇を始める。カム板(36−5)
は軸(36−1)の回転を抑制するとともに円弧状接点
(36−2)の中立点への復帰を一気に行なわせ中立点
を保持するために設けたものであり操作用引ひも(37
−1)を手から離しても軸(36−1)はカム板(36
−5)で保持されたまま寝台本体(1)は上昇を続ける
、天井面に接近してくるとまず上限検知アーム(37−
3)が天井面に接し寝台本体(1)の上昇によつてある
程度押し下げられるとカム板(36−5)とばね板(3
6−6)の作用で一気に接点(36−2)が中立位置に
戻り寝台本体(1)の上昇運動は自動的に停止し収納状
態となる。また、操作用引ひも下降用を引き下げること
により同様逆方法によりモーター(22)の接続端子(
b)に通電し、寝台本体(1)は下降を始め床面(11
)に接近して停止する。
そこで、寝台本体(1)の着床位置を確認して手で操作
レバー(37)を下降方向に押し下げて着床させ使用状
態となる、なお、上限下限へ検知部の高低調整は検知ア
ーム(37−3)(37−4)を締付けているボルト(
37−5)を緩めて角度を変更して調整する。この実施
例によつて、第1実施態様の実施例(1)(2)(3)
(5)の昇降装置をワンタツチで操作引ひもを操作する
ことにより自動的にモーター(22)の回転を制御し寝
台本体(1)を昇降収納させることができる。
第22図は、同実施例(2)を示す天井収納寝台の昇降
装置を駆動制御する電気装置の説明用斜視図入り電気配
線図である。実施例(1)と比較すると、モーター(2
2)の接続端子(a)(b)を切替え正逆回転させるた
めのマグネツトスイツチ(38)(38′)を空間(1
−イ)に内設し、昇降装置(A)の操作用押釦スイツチ
(38−1)を寝室の壁部に添設し、5芯コード電線(
38−2)で実施例(1)と同じように押釦スイツチ(
38−1)とマグネツトスイツチ(38)(38′)の
間を電気的に接続されている。また、寝台本体(1)を
上限下限の定位置に自動停止させるためのリミツトスイ
ツチ上限用(39)と同下限用(39′)を寝台本体(
1)の上部位置と下部位置に任意数配置添設し、マグネ
ツトスイツチ(38)(38′)の励磁回路に電線(3
9−1)(39−1′)で、それぞれ、直列に接続され
ている点が異つている。この構成によいて押釦スイツチ
(38−1)の上昇釦(上)を押すことにより制御電流
はY線の(d)点から停止釦(止)のB接点を通り(上
)のA接点を通りV線を経由してマグネツトスイツチ(
38)の(e)点を通り励磁コイル(38−イ)を通り
リミツトスイツチ(39)を通りX線の(f)点に達す
るいわゆる励磁回路を形成し、マグネツトスイツチ(3
8)の主接点(38−ロ)および補助接点(38−ハ)
がONの状態となりモーター(22)の起動電流がY線
から主接点(38−ロ)を通りモーター(22)の接続
端子(a)からコイル(22−1)を通つてモーター(
22)の接続端子(c)からX線に達しモーター(22
)は正回転し寝台本体(1)は上昇を始める。上昇釦(
上)から手を離しても制御電流はY線の(d)点から(
止)の(B)接点を通りW線を経由してマグネツトスイ
ツチ(38)の補助接点(38−ハ)を通り(e)点か
ら励磁コイル(38−イ)を通りリミツトスイツチ(3
9)を経てX線に達するいわゆる保持回路が形成されて
おりモーター(22)は正回転を続け寝台本体(1)は
上昇を続ける。そして、寝台本体(1)が上限停止位置
に到達するとリミツトスイツチ(39)の接点がOFF
の状態となり保持回路の電流が遮断され励磁コイル(3
8−イ)が消磁されて主接点(38−ロ)および補助接
点(38−ハ)はOFFとなりモーター(22)は停止
し寝台本体(1)は定位置に停止する。また、押釦スイ
ツチ(38−1)の下降釦(下)を押すことにより同じ
ように■線を経由してマグネツトスイツチ(38′)の
(e′)を通り励磁コイル(38−イ′)を通りリミツ
トスイツチ(39′)を通つてX線の(f)点に達し(
38−イ′)は励磁されて主接点(38−ロ′)および
補助接点(38−ハ)はON状態となり、起動電流はY
線からモーター(22)の接続端子(b)に接続されコ
イル(22−2)を通り接続端子(c)からX線に通電
されモーター(22)は逆回転し寝台本体(1)を着床
させることができる。また、任意の位置が停止させたい
場合は押釦スイツチ(38−1)の停止釦(止)を押す
ことにより上昇中または下降中においても即時に保持回
路を遮断し停止させることができる。
第23図は、同実施例(3)を示す電気装置の一部正面
断面図である。実施例(1)と比較するとスイツチ軸(
36−1)に嵌着固定したカム板(36−5)とモータ
ー(22)のブレーキ輪(40)を一体に挟着するよう
にレバー(41)(41′)を空間(1−イ)に内設し
た取付台(41−1)にピン(41−2)で軸着し、ブ
レーキ輪(40)の軸芯に合わせてブレーキシユー(4
0−1)をピン(41−2)で軸着し、カム板(36−
5)の軸芯に合わせて摺動板(41−3)をボルト(4
1−4)で取付固定する。また、レバー(41)の端末
には充分な引張り力を有する弦巻ばね(41−5)をピ
ン(41−2で)軸着している点が異つている。この構
成においてカム板(36−5)が軸(36−1)の回転
によつて回されると挟着している上下のレバー(41)
(41′)は押し拡げられブレーキ輪(40)を締めつ
けているブレーキシユー(40−1)(40−1′)は
緩解された状態となる。同時に軸(36−1)の回転に
よつて実施例(1)で説明した円弧状接点(36−2)
がスイツチONしてモーター(22)が回転する。また
、寝台本体(1)が定位置に到達し軸(36−1)が逆
回転し始めると弦巻ばね(41−5)の引張力によりカ
ム板(36−5)は一気に中立位置に戻り円弧状接点(
36−2)はスイツチOFFの状態となり同時にモータ
ー(22)のブレーキ輪(40)は上下のブレーキシユ
ー(40−1)(40−1′)に締め付けられモーター
の回転は停止する。すなわち、モーター(22)のスイ
ツチON、OFFと同時にモーターブレーキ輪(40)
の緩締を同時に行なうことが可能である。この実施例に
よつて単相可逆ブレーキなしのモーター(22)でよい
ことになり廉価で実施できる効果がある。
第24図は、この発明の第3実施態様の実施例(1)を
示す天井収納寝台の自動開閉脚装置の説明用斜視図であ
り、第25−イ図〜第26−ハ図は、フート側およびヘ
ツド側の脚開閉行程説明用一部断面図である。寝台変体
(1)のフレーム両端末外側下部位置に断面が箱形の寝
台脚(42)を蝶番(43)によつて回転自在に蝶着し
、昇降装置(A)の巻胴軸(18)に摩擦摺動巻胴(4
4)を挟着し、空間(1−イ)(1−ロ)に複数個の案
内滑車(46)を配置内設し、所定長さと強度があり可
撓性のよい複数本の駆動索(45)のそれぞれ端末を摩
擦摺動巻胴(44)にそれぞれ互違いの方向に捲着しそ
れぞれの案内滑車(46)を経由して懸架し、駆動索(
45)のもう一つの端末を両方の脚(42)(42)の
内側頂部の中央位置(42−a)および外側中央位置(
42−b)に繋着されている。また、(42−1)は脚
(42)(42)を閉じたまま使用する場合の開閉停止
金具であり両脚の両側に取付られている。
なお、摩擦摺動巻胴(44)は第15−イ図、第15−
ロ図に示すように両フランジ付円筒を縦割に2等分した
巻胴本体(44)(44′)から構成され巻胴軸(18
)を挟み込むように4本のボルト(44−1)で摩擦力
調節可能にばね座板(44−2)を入れて締付け巻胴軸
(18)を挟着している、巻胴本体(44)(44′)
の軸(18)に接する面にはブレーキライニング(44
−3)を貼着し、巻胴(44)の表面には駆動索(45
)を捲着するため止金具(44−4)を2箇所に小ねじ
(44−5)で取付けてある。この構成において巻胴軸
(18)の正回転(反時計回転方向)により寝台本体(
1)は上昇し。
脚(42)(42)は同時に蝶番(43)を中心に閉じ
る方向に回転する。すなわち、巻胴軸の正回転に伴つて
摩擦摺動巻胴(44)(44′)も正回転し、巻胴(4
4)に巻込まれる方の駆動索(45)は脚(42)(4
2)を閉じる方向に引張り、巻戻される方の駆動索(4
5)は脚(42)(42)を閉じる方向に緩められ 第
25−イ図〜第26−ハ図に示すような行程で両脚(4
2)(42)は開いた状態から閉じる方向に寝台本体(
1)の上昇運動と同時に自動的に作用する。また、巻胴
軸(18)の逆回転によつて寝台本体(1)は下降し閉
じた状態の両脚(42)(42)は逆に同じ方法と行程
によつて開く方向に回転する。なお、脚(42)(42
)が開閉を終了した状態で寝台本体(1)がなお昇降が
継続する場合は駆動索(45)は巻胴(44)に引張ら
れ釣り合い状態で停止し軸(18)と巻胴(44)の間
で摩擦摺動することとなる。
摩擦力の調節はボルト(44−1)を締緩して自在に調
節することができる。この実施例によつて第1実施態様
で説明した天井収納寝台の昇降装置(A)の巻胴軸(1
8)と昇降用動力を利用して寝台本体(1)の昇降作用
に追隨して脚(42)(42)を自動的に開閉させるこ
とができる効果がある。また、使用者の希望により選択
自在に和式寝台として脚(42)(42)を閉じたまま
着床させて使用したい場合は開閉停止金具(42−1)
をかけたまま使用することができる。和式寝台専用とし
て使用したい場合は自動脚開閉装置を取外して廉価に実
施することもできる。
第27−イ図〜第27−ハ図は、この発明の第4実施態
様の実施例(1)を示す天井収納寝台の底面に装備した
照明装置の斜視図、平面断面図、一部拡大正面断面図で
ある。寝台本体(1)の空間(1−ニ)の索(2)に支
障しない中央位置に照明装置(47)(47)を埋設装
備し、電源はコンセント(35)から受電し電線で直接
照明装置(47)(47)に接続されている 照明装置
(47)(47)は空間(1−ニ)の底板を切欠き穴(
47−1)を設け照明装置枠(47−2)を嵌め込み空
間(1−ハ)の底板に取付け固定しての枠(47−2)
に蛍光灯管(47−3)を複数本取付け点滅スイツチ(
47−4)も取付けられている。また、切欠き穴(47
−1)には白色半透明のプラスチツク製のカバー(47
−5)を嵌め込み固定されている。点滅スイツチ(47
−4)の操作用引ひも(47−6)はカバー(47−5
)の小穴(47−7)を通して垂下されている。この構
成において寝台本体(1)が天井に収納された場合照明
装置(47)によつて寝室全体の照明を行なうもので点
滅操作引ひも(47−6)を引いて寝室の照度を段階的
に調節することができる、この実施例によつて天井収納
時に寝室全体の照明ができることと、脚(42)を開い
て使用する場合はもちろんのこと脚(42)を閉じたま
ま使用する場合にも支障することなく寝台本体(1)を
着床させることができる効果がある。
第28−イ図〜第28−ハ図は、同実施例2を示す天井
収納寝台の底面に整備したつりさげ形照明装置の斜視図
、平面断面図、正面断面図である、実施例(1)と比較
すると、寝台本体(1)の空間(1−ニ)の底面中央付
近の位置に照明装置(48)のコード支持具(48−1
)を埋設装備し空間(1−ニ)の底板の支障する部分は
切欠き穴(48−2)を設けコード支持具(48−1)
から引き出したコード(48−3)の先端につりさげ形
照明装置(48)を接続固定されている。コード(48
−3)はコード支持具(48−1)に巻き込まれる伸縮
自在の構造となつており照明装置(48)は点滅スイツ
チを内蔵し点滅操作引きひも(48−4)を垂下させて
いる点が異つている。この構成において寝台本体(1)
が天井に収納された場合証明装置(48)を任意の位置
まで引き下げ寝室全体の照明を行なうもので点滅操作引
ひも(48−4)を引いて照度を段階的に調節すること
ができる。また、寝台本体(1)が下降して着床する場
合、引き下げられた照明装置(48)が先に床面(11
)に接し無荷重状態になりコード(48−3)は自動的
にコード支持具(48−1)に巻込まれる。この実施例
によつて照明装置(48)の高さを調節して寝室全体を
照明できる効果がある。
第27−イ図〜第27−ハ図は、この発明の第5実施態
様の実施例(1)を示す天井収納寝台の見え掛り面に化
粧板を貼着した飾り天井の斜視図、平面断面図。
一部拡大正面断面図である、寝台本体(1)の収納時の
見え掛り面、すなわち、底面(1−a)、両側面(1−
b)および両脚(42)(42)の閉じた場合の外側面
(42−a)、底面(42−b)、両端面(42−c)
に飾り天井としてふさわしい化粧板(49)が貼着され
ている。この構成において寝台本体(1)を天井に収納
した場合両脚(42)(42)は自動的に閉じた状態に
なり寝台本体(1)と脚(42)(42)が一体の飾り
天井としての作用と機能を発揮する。すなわち既設の寝
室の天井面、壁面とインテリア的にマツチするよう意匠
的に使用者の希望選択自在に化粧板(49)の材質、表
面の色彩、模様、柄を選定することができる。この実施
例によつて寝室全体のインテリア効果を向上させ特に高
層マンシヨン等の天井の低い寝室において収納時の狭隘
感を緩和解消させる効果がある。
同実施例(2)として、実施例(1)で貼着した化粧板
(49)の代りに化粧クロス(50)または化粧紙を貼
着した方法あるいは化粧塗装を施して飾り天井とした構
成において、実施例(1)と同じような作用と機能を得
ることができる。この実施例によつて飾り天井化が廉価
に実施できる効果がある。
(3)、安眠寝台の構成とその作用効果を図面に基いて
詳細に説明する。
第29−イ図〜第29−リ図は、この発明の第1実施態
様の実施例(1)を示す安眠寝台の防音装置の平面図。
正面図、側面断面図、折りたたみ行程を示す側面断面図
、一部拡大側面断面図、一部拡大正面断面図、支持具拡
大断面図、同平面断面図、防音排気口拡大一部断面入り
正面図である、防音装置の本体は遮音、吸音、断熱効果
のよい防音天板(53)と防音側板(54)(54′)
を可撓性のよい防音シート(55)(55′)で2重構
造に囲い込むようにつなぎあわせて構成し、その下部を
第29−ホ図、第29−ヘ図に示すように寝台本体(1
)の側板上端縁部に着脱可能にかつ防音効果を損なわな
いような構造に取付部材(59)、防音パツキン(60
)を介して小ねじ(59−1)で寝台本体(1)を覆う
ように冠着している。防音天板(53)のアーム部(5
3−a)先端に防音装置の全重量を支持するための複数
個の摩擦摺動支持具(51)(51′)を小ねじ(51
−1)で締付固定されている。支持具(51)(51′
)の構造は第29−ト図、第29−チ図に示すように索
(2)を握り締めるような恰好で摩擦摺動自在に上下す
るよう挟着しており、かつ、索(2)から着脱可能なよ
うに支持具本体は二つに縦割りにして(51)と(51
′)から構成している、天板アーム部(53−a)の先
端部は索(2)から取り外せるように溝状切欠き(53
−b)と小円状の切欠き穴(53−c)が設けられてい
る。この位置にあわせて支持具(51)(51′)を一
体となるように小ねじ(51−1)で締付け固定してい
る。また、支持具本体(51)(51′)には周囲4箇
所に切欠き溝(51−a)を設け先端部はゆるやかな円
錐体状にテーパーをつけ複数個の段溝(51−b)を設
けこの段溝に摩擦力を調節するための弾性リング(52
)(52′)が嵌め込まれている。
なお、弾性リング(52)(52′)の締付け効果が出
るように肉厚を薄くし可撓性をもたせるためと、収納時
に索(2)のつりボルト(5)の先端(5−3)が挿入
されるように支持具本体(51)(51′)の上部に丸
穴(51−c)が設けられている。防音天板(53)の
フート側寄り中央部と防音両側板(54)(54)のヘ
ツド側寄り下部位置に防音換気口(57)を複数個貫設
されている。防音換気口(57)の構造は第29−リ図
に示すように防音天板(53)および防音側板(54)
の外側面にフランジ付円筒状の薄板構造の換気口(57
−1)の表面に吸音材(57−2)を貼着して貫設し、
防音板(53)(54)の内側面にフランジ付缶蓋状の
薄板構造の換気口(57−3)に通気穴(57−4)を
設け内表面に吸音材(57−2)を貼着し換気口(57
−1)に中心を合せて冠設しそれぞれ小ねじ(57−5
)により締付け固定されている。
防音両側板(54)(54)の中央ややヘツド側寄り位
置に人と寝具類の出入口防音扉(56)(56)を設け
ている。出入口は防音両側板(54)(54)に必要な
大きさの穴を切欠いて設け、防音扉(56)(56)は
この切欠穴を充分に覆う大きさの形状のもので止め金付
把手(56−1)を設け複数個の蝶番(56−2)によ
つて蝶着されている。また、防音天板(53)のヘツド
側中央位置の内面に照明灯(58)を添設し電源はコン
セント(35)より受電し点滅スイツチ(84)を経由
して電気配線により接続されている。
防音装置の両端面は2重防音シート(55)(55′)
によつて囲まれるように構成され第29−ニ図に示すよ
うに全開状態から折りたためるようにあらかじめ破線は
内側に一点鎖は外側に折りぐせをつけてある。
この構成において天井収納寝台の作用特性を活用して寝
台本体(1)の上昇収納運動と同時に寝台本体(1)の
上に自動的に折りたたまれて収納できる特徴を有する寝
台専用の防音装置である。あなわち。
寝台本体(1)が天井に収納される場合は索(2)が昇
降装置(A)の巻胴(4)に巻込まれて上昇するため摩
擦摺動支持具(51)によつて支持されている防音天板
(53)は停止状態にあり、防音装置は徐々に折りたた
まれながら寝台本体(1)は上昇する。寝台本体(1)
が天板(53)に接近し防音装置の折りたたみが完了し
た位置に達すると、支持具(51)は索(2)を摺動し
ながら寝台(1)とともに上昇し天井に収納される。つ
ぎに、寝台本体(1)が下降する場合は寝台本体(1)
が下降をはじめても天板(53)は支持具(51)によ
り索(2)に支持され停止状態にあり、防音装置は徐々
に開かれながら全開位置に違すると支持具(51)は索
(2)を摺動しながら寝台本体(1)とともに下降し着
床して使用状態になる。摩擦摺動支持具(51)の摩擦
力調節は弾性リング(52)(52′)を上下に移動し
て緊締力を調節して行なう。この実施例によつて催眠を
促進し安眠を確保する睡眠環境の第1条件である騒音防
止が大巾に改善される効果がある。また、従来の寝室全
体を防音する方法と比較して大巾に廉価に実施できる、
効果や、室内発生騒音も防止できる効果がある。
第30−イ図〜第30−ニ図は、この発明の第2実施態
様の実施例(1)を示す安眠寝台の防音装置により形成
される小ルーム内に装備する空気調和装置の平面図、正
面図、平面断面図、冷媒配管説明図である。
寝台本体(1)の空間(1−ロ)奥寄り区画内に冷媒ガ
ス圧縮機(冷凍機)(61)、室外空気熱交換ユニツト
(62)を配置よく内設し、空間(1−ロ)の側板に除
じんフイルター付空気取入口(64)と空気排出口(6
5)を貫設し、また、空間(1−ロ)中央付近に室内空
気熱交換ユニツト(63)、加湿器(70)、殺菌灯(
71)を配置よく内設し空間(1−ロ)の側板に除じん
フイルター付空気取入口(風量調節機能付)(64′)
を貫設し、空間(1−ロ)上蓋板中央付近位置に調和空
気の吹出口(66)、除じんフイルター付還気口(67
)を貫設する。そして、冷媒ガス圧縮機(61)と室外
空気熱交換ユニツト(62)、室内空気熱交換ユニツト
(63)の間を冷暖房切替四方弁(68)を経由して冷
媒管(69)で連結し、室外空気熱交換ユニツト(62
)と室内空気熱交換ユニツト(63)の間は冷媒毛管(
69−1)で連結されている。また、空気調和装置各機
器の電源はコンセント(35)より受電し制御装置を経
由して電気配線により各機器に接続されている。この構
成において、室内空気熱交換ユニツト(63)を運転す
ることにより防音装置によつて形成された小ルーム内の
空気を循還させるとともに空気取入口(64′)から必
要な新鮮空気を補給し還気口(67)でじんあいの除去
が行なわれる。冷媒ガス圧縮機(61)と室外空気熱交
換ユニツト(62)を運転し冷暖房切替四方弁(68)
の設定により冷房除湿、または暖房が可能となる。加湿
器(70)の運転により加湿作用が行なわれ殺菌灯(7
1)の点灯により循還空気の殺菌作用が行なわれる。こ
れらの運転操作は制御装置により選択自在に行なうこと
ができる。また、温湿度の調整も選択自在に設定するこ
とにより自動的に行なわれる。この実施例によつて睡眠
を促進し安眠を確保する睡眠環境の第2条件である空気
環境が大巾に改善される効果がある。また、寝室全体を
空気調和する従来の方法と比較して空気調和設備費、運
転費が大巾に廉価に実施できる効果がある。
第30−ハ図、第34−イ図〜第34−ニ図は、この発
明の第3実施態様の実施例(1)を示す安眠寝台のエヤ
ーマツト兼寝具乾燥装置の配置平面断面図、エヤーマツ
ト兼寝具乾燥袋の斜視図、一部拡大平面図、エヤーマツ
ト使用状態の横断面図、寝具乾燥袋使用状態の横断面図
である。寝台本体(1)の空間(1−ハ)に3枚の塩化
ビニルシート(72−1)(72−2)(72−3)と
複数枚の塩化ビニールシート張り材(72−4)(72
−5)によつて一体構造に溶着構成されたエヤーマツト
兼寝具乾燥袋を敷設し、空間(1−ロ)の手前寄り位置
に加熱器付送風機(73)を内設し送風機(73)とエ
ヤーマツト(72)の間は電動止弁(74−1)を介し
て給排気管(74)で連結し、送風機(73)と寝具乾
燥袋(72)の間は電動止弁(75−1)を介して送風
管(75)で連結されている。また、寝具乾燥袋(72
)の上面塩化ビニールシート(72−1)には空気吹出
し小穴(72−6)を均一に多数あけられている、送風
機(73)と電動止弁(74−1)(75−1)の電源
はコンセント(35)より受電し制御装置を経由して電
気配線でそれぞれの機器に接続されている。この構成に
おいてエヤーマツトとして使用する場合は制御装置のス
イツチ(85)を「エヤーマツト」側に倒し給気タイマ
ースイツチ(88)を設定することにより電動止弁(7
4−1)は開き同時に送風機(73)は回転しエヤーマ
ツト(72)に給気される。設定時間経過によりエヤー
マツト(72)は膨らみ自動的に電動止弁(74−1)
は閉じ送風機は停止し使用状態となる。また、収納する
場合は排気タイマースイツチ(88−1)を設定するこ
とにより電動止弁(74−1)を開きエヤーマツト内の
空気を排出し設定時間経過により自動的に電動止弁(7
4−1)は閉じ収納できる状態となる。つぎに、寝具乾
燥装置として使用する場合はスイツチ(85)を「乾燥
」側に倒し送風タイマースイツチ(86)を設定するこ
とにより電動止弁(75−1)は開き送風機(73)は
回転し乾燥袋(72)に送風される。
そして、加熱タイマースイツチ(87)を設定すること
により加熱器に通電し温風を送風される。設定時間の経
過により自動的に加熱器への通電が停止しさらに設定時
間経過により送風機(73)も停止し電動止弁(85−
1)も閉じ寝具の乾燥運転は終了する。この実施例によ
つて催眠を促進し安眠を確保する睡眠環境の第3の条件
である寝具のクツシヨン性と乾燥性により触覚快感条件
が改善される効果がある。また、収納時に空気を抜いて
収納容積を小さくできるため寝台本体(1)の形状を薄
形にすることができる効果と、寝具の下に常に敷設して
あるため取扱操作が容易にできる効果がある。
第30−イ図、第31図は、この発明の第4実施態様の
実施例(1)を示す安眠寝台の音響装置パネル盤(B)
の配置平面図、パネル盤(B)の拡大平面図である。
寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋奥寄り位置に音響
機器を選択自在に配置可能な音響パネル盤(B)を貫設
し、パネル盤(B)には目ざまし機能付デジタル発光時
計(76)、AM−FM切替付小形ラジオ(77)、小
形カセツトステレオ(78)を配置よく装備し、複数個
のスピーカー(79)は空間(1−イ)上蓋板の両隅部
位置に貫設されている。電源はコンセント(35)より
受電し直接各機器に電気配線により接続されている、こ
の構成においてデジタル時計(76)の時間調整は早送
り釦(76−1)と遅送り釦(76−2)で行ない、目
ざまし時刻の設定は釦(76−3)を押しながら釦(7
6−1)(76−2)を操作して行ないスイツチ(74
−4)を「ON」側に倒して記憶させ釦(76−3)か
ら手を離すとデジタルは標準時刻に復帰する。スイツチ
(76−4)は「ON」に倒しておくと目ざまし機能が
■いており設定時刻に到達するとスピーカー(79)か
ら目ざましにふさわしいメロデーを流し目ざましを促す
。また、スイツチ(76−4)を「OFF」にすると目
ざまし機能は解除される。小形ラジオ(77)の電源ス
イツチはつまみ(77−1)を回して「ON」となるタ
イマースイツチで目盛に合せて時間を設定しておくと時
間の経過によつて自動的に「OFF」となる。セレクト
スイツチ(77−2)は「AM」に倒しておくと一般放
送を、「FM」に倒しておくとFM放送を受信すること
ができる。つまみ(77−3)を回すと音量調節、つま
み(77−4)を回すと選局同調することができる。ラ
ジオの音声もスピーカー(79)から流れる。小形カセ
ツトステレオ(78)のテープ挿入口(78−4)にテ
ープを挿入すると自動的にスイツチオンし、演奏がはじ
まりテープの流れが終了するとテープは自動的にアツプ
されてスイツチオフとなる。つまみ(78−1)を左右
に移動して音質の調節を、つまみ(78−2)を左右に
移動して左右のスピーカーの音量バランスの調節を、つ
まみ(78−3)を左右に移動して音量の調節を自在に
行なうことができる。エゼクト釦(78−5)を押すと
演奏中であつてもカセツトテープを取出すことができる
。つまみ(78−6)を左へ操作するとテープは早送り
される。ステレオの音声もスピーカー(79)から流れ
る。この実施例によつて催眠を促進し安眠を確保する睡
眠環境の第4条件である音響感覚条件が改善される効果
がある。また、防音装置で囲われた小ルームであるため
他にめいわくをかけることも無く楽しむことができ、そ
のまま眠りについても自動的にスイツチオフとなる効果
もある。
第35−イ図、第35−ロ図は、この発明の第5実施態
様の実施例(1)を示す安眠寝台の読書装置の斜視図。
使用状態の縦断面図である。防音天板(53)のヘツド
側寄り内側位置に伸縮と角度調節可能なアーム(81)
(81)を取付金具(81−1)(81−1)によつて
取付け、アーム(81)(81)の先端に読書架台(8
0)を取付け支持し、蝶ナツト付小ねじ(80−1)(
81−3)(81−4)によつて伸縮と角度の調節可能
に組立てられている。読書架台(80)には図書類を挟
持するための複数のフリツプ(80−2)を備えている
。また、空間(1−イ)上蓋両隅位置に読書用スポツト
照明灯(82)(82)を貫設し、電源はコンセント(
35)より受電し電気配線でスイツチ(81)を経由し
て照明灯(82)(82)に接続されている。この構成
において読書架台(80)を使用する場合、第35−ロ
図の2点鎖線で示すような角度の位置に読書架台(80
)を移動し、図書類をクリツプ(80−2)で挟持させ
スポツト照明灯(82)(82)を点灯して安楽な姿勢
で読書することができる。
この実施例によつて読書すると顕著に催眠を誘発促進す
る効果がある。
第30−イ図、第33図は、この発明の第6実施態様の
実施例(1)を示す安眠寝台の芳香装置の配置平面図、
斜視図である、寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋中
央位置に芳香料ポツト(83)が貫設されている。芳香
料ポツト(83)はポツト本体(83−1)と蓋(83
−2)より形成され蓋(83−2)にはつまみ(83−
3)を回して開度調節できる開口(83−4)を有して
いる。この構成においてポツト(83)の中に催眠を誘
発し促進させる効果のある芳香料を投入し必要に応じて
蓋(83−2)の開口部(83−4)をつまみ(83−
3)を回して開き、防音装置で形成された小ルーム内に
芳香を充満させさわやかなムードの中で就寝することが
できる。この実施例によつて臭覚条件を改善し催眠を促
進する効果がある。
第30−イ図、第32図は、この発明の第7実施態様の
実施例(1)を示す安眠寝台の集中制御パネル盤(C)
の配置平面図、パネル盤(C)の拡大平面図である。
寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋手前寄り位置に制
御機器を選択自在に配置可能な集中制御パネル盤(C)
を貫設し、パネル盤(C)には防音装置内灯(58)と
読書灯(82)の切替スイツチ(84)、エヤーマツト
兼寝具乾燥装置の操作スイツチ(85)、乾燥運転タイ
マースイツチ(86)、加熱器運転タイマースイツチ(
87)、エヤーマツト給気タイマースイツチ(88)、
同排気タイマースイツチ(88−1)、空気調和装置操
作スイツチ(89)、同サーモスタツト(89−1)、
同ヒユーミデイスタツト(89−2)非常警報ブザー(
90)、同赤色ランプ(90−1)、ブザー鳴動停止釦
(90−2)を配置よく装備し、電源はコンセント(3
5)から受電し電気配線によつて各制御装置を経由して
それぞれの機器に接続されている。なお、警報ブザー(
90)には非常停電、異常高低温、異常高低湿度、異常
発煙を、検知する検知器(センサー)と、予備電源とし
て充電電池を内蔵されている。この構成において防音装
置内灯(58)と読書灯(82)の切替スイツチ(84
)は「室内」側に倒すことにより防音装置内灯(58)
が点灯し、「読書」側に倒すことにより読書灯(82)
(82)が点灯し、中立位置に戻すことにより双方の照
明灯(58)(82)(82)が消灯される、エヤーマ
ツト兼寝具乾燥装置の操作スイツチ(85)は「エヤー
マツト」側に倒し給気タイマースイツチ(88)を設定
することにより電動止弁(74−1)を開き同時に送風
機(73)は回転しエヤーマツト(72)に給気される
。設定時間が経過するとエヤーマツト(72)は膨らみ
自動的に電動止弁(74−1)は閉じ送風機(73)は
停止してエヤーマツト(72)は使用状態となる。収納
する場合は「排気」タイマースイツチ(88−1)を設
定することにより電動止弁(74−1)を開きエヤーマ
ツト(72)の空気を排出し設定時間の経過により自動
的に電動止弁(74−1)は閉じ寝台本体(1)は収納
できる状態になる。また、操作スイツチ(85)を「乾
燥」側に倒し送風タイマースイツチ(86)を設定する
ことにより電動止弁(85−1)は開き同時に送風機(
73)は回転し乾燥袋(72)に送風される。そして、
加熱タイマースイツチ(87)を設定することにより加
熱器に通電し温風が送風される。設定時間の経過により
自動的に加熱器への通電が停止し、さらに時間経過によ
り送風機(73)も停止し電動止弁(75−1)も閉じ
寝具乾燥運転は終了する。空気調和装置の操作スイツチ
(89)はロータリー形スイツチで「冷房」側の「風」
位置まで回すことにより冷暖房切替四方弁(68)は冷
媒回路を冷房サイクルに切替え、殺菌灯(71)を点灯
し、室内空気熱交換ユニツト(63)の送風機を回転さ
せ新鮮空気の取入れ換気作用と、室内空気の循還清浄殺
菌作用が行なわれる、つぎに「弱」位置まで回すことに
より室外空気熱交換ユニツト(62)と冷媒ガス圧縮機
(61)が運転し弱冷房運転が開始される。さらに、「
強」位置まで回すと強冷房運転となる。「止」位置に戻
すことにより冷房換気の作用は停止する。また、操作ス
イツチ(89)を「暖房」側に回すことにより同方法で
暖房運転を行なうことができる。サーモスタツト(89
−1)を希温度に設定することにより防音装置内の循還
空気の温度を自動的に設定した温度に保持するよう冷媒
ガス圧縮機(61)と室外空気熱交換ユニツト(62)
の運転を発停させて調整する。ヒユーミデイスタツト(
89−2)を希望湿度に設定することにより循環空気の
湿度を自動的に設定した湿度以下にならないように加湿
器(70)の運転を発停させて調整する。非常警報ブザ
ー(90)は防音装置内の異常すなわち非常停電異常高
低温、異常高低湿度、異常発煙を自動的に検知し警報ブ
ザー(90)を鳴動させ赤色ランプ(90−1)を点滅
して就寝者に異常を知らせ強制的に目ざめを促す安全機
能を備えている。鳴動停止釦(90−2)を押すことに
より鳴動回路を遮断して意識的に鳴動を停止させること
ができる。また、警報ブザー(90)は充電電池により
作動するため停電時においても鳴動作用は行なわれる、
この実施例によつて安眠寝台の各実施態様の実施例によ
つて装備される機器の制御装置は集中配置され、就寝状
態のまま手を伸して便利よく操作できる効果と併せて保
安設備としての非常警報ブザー(90)により就寝者の
安心感を確保し不安感による催眠の妨害を排除できる効
果がある。
(発明の総合効果) この発明は、寝台を天井に収納する方法の発明を中心に
して、収納に必要な新規の装置や公知の材料、機器を寝
台本体(1)内に組込み装備し、システム化した寝台に
技術革新することができた、その結果、実施例ごとの個
々の効果のほか次のような総合効果がある。
(1)、寝台本体、寝台脚、寝具類、防音装置が完全に
自動的に天井に同時収納することができる。
(2)、寝室を多目的用途に兼用することができる。
(3)、従来の寝具類の収納スペースを他の用途に転活
用することができる。
(4)、小規模住宅にも寝台の利用が可能となり居住空
間の立体的利用を計ることができる。
(5)、寝台底面を飾り天井化し照明装置を装備するこ
とにより寝室全体のインテリア効果をアツプさせること
ができる。
(6) 催眠を促進し安眠を確保する諸設備を装備する
ことにより睡眠環境条件を大巾に改善することができる
(7) 防音装置、空気調和装置が従来の寝室全体に実
施することと比較して小容量となり廉価で実施すること
ができる。これは併せて省資源、省エネルギー的に実施
することができることになる。
(8)加湿器、殺菌灯の装備により健康睡眠が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1−イ図は寝台本体を天井に収納した状態を下から見
た斜視図、第1−ロ図は寝台本体を床面に着床させた使
用状態を上から見た斜視図である。 第1−ハ図、第1−ニ図は同縦断面図である。 第2−イ図〜第7−ロ図は寝台の天井収納方法の各実施
態様の実施例を示す縦断面図である。 第8−イ図は天井収納寝台の平面断面図、第8−ロ図は
同正面断面図である。 第9−イ図は同実施例(2)の平面断面図、第9−ロ図
は同正面断面図である。 第10−イ図〜第13−ハ図は天井収納寝台の昇降装置
の各実施例の平面図、正面図、側面図である。 第14−イ図は同昇降装置の巻胴の一部破断面(第14
−ロ図のイ−イ視面)入り拡大平面図であり、第14−
ロ図は断面図(第14−イ図のア−ア視面)である。 第15−イ図は同自動開閉脚装置の摩擦摺動巻胴の一部
破断面(第15−ロ図のオ−オ視面)入り拡大平面図で
あり、第15−ロ図は断面図(第15−イ図のウ−ウ視
面を右側半分にエ−エ視面を左側半分に示した)である
。 第16−イ図は同昇降装置の案内滑車(垂直方向から水
平方向へ)の正面図であり、第16−ロ図は断面図(第
16−イ図のア−ア視図)である。 第17−イ図は同昇降装置の案内滑車(水平方向から水
平方向へ)の平面図、第17−ロ図は断面図(第17−
イ図のイ−イ視面)である。 第18図は同昇降装置の索を繋着するボルトを鉄筋コン
クリート天井に埋設固定した状態を示す縦断面図である
。 第19−イ図は同ボルトを天井内建物骨組または寝台本
体に取付け固定する態様の同ボルトの縦断面図であり、
第19−ロ図は同側面図である。 第20−イ図は昇降装置のメカニカルブレーキの拡大平
面断面図(第20−ロ図のウ−ウ視面)であり、第20
−ロ図は正面断面図(第20−イ図のア−ア視面)、第
20−ハ図は正面断面図(第20−ロ図のイ−イ視面)
である。 第21図は昇降装置の電気配線図、第22図は同実施例
(2)を示す電気配線図、第23図は同実施例(3)を
示す正面図である。 第24図は自動開閉脚装置の原理説明用斜視図、第25
−イ図〜第26−ハ図は脚の開閉行程説明用一部断面図
である。 第27−イ図〜第27−ロ図は天井収納寝台の底面に装
備した照明装置の斜視図、平面断面図(第27−ハ図の
イ−イ視面)、一部拡大正面断面図(第26−ロ図のア
−ア視面)である。 第28−イ図〜第28−ロ図は同実施例(2)の斜視図
、平面断面図(第28−ハ図のイ−イ視面)、正面断面
図(第28−ロ図のア−ア視面)である。 第29−イ図〜第29−リ図は安眠寝台の防音装置の平
面図、正面断面図(第29−イ図のア−ア視面)、側面
断面図(第29−ロ図のイ−イ視面)、折りたたみ状態
説明用側面断面図(第29−ロ図のイ−イ視面)、一部
拡大側面断面図(第29−ロ図のウ−ウ視面)、一部拡
大正面断面図(第29−ハ図のエ−エ視面)、摩擦摺動
支持具の拡大正面断面図(第29−4図のカ−カ視面)
、同平面断面図(第29−ト図のオ−オ視面)、防音排
気口拡大正面一部断面図(第29−イ図のア−ア視面)
である。 第30−イ図〜第30−ハ図は安眠寝台の空気調和装置
置、エヤーマツト兼寝具乾燥装置、音響パネル盤、集中
制御パネル盤、芳香料ポツト、読書灯の配置平面図、同
正面図、同平面断面図(第30−ロ図のア−ア視面)で
あり、第30−ニ図は冷媒配管系統図である。 第31図は音響パネル盤の機器配置平面図である。 第32図は集中制御パネル盤の機器配置平面図である。 第33図は芳香料ポツトの斜視図である。 第34−イ図〜第34−ニ図はエヤーマツト兼寝具乾燥
袋の斜視図、一部拡大平面図、マツト使用状態の横断面
図、乾燥袋使用状態の横断面図である。 第35−イ図、第35−ロ図は安眠寝台の読書架台の斜
視図、同使用状態の説明用断面図である。 符号の説明 (A)は天井収納寝台の昇降装置、(B)は安眠寝台の
音響パネル盤、(C)は同集中制御パネル盤である。 (1)は寝台本体、(1−イ)はヘツド側空間、(1−
ロ)はフート側空間、(1−ハ)は中央上部空間、(1
−ニ)は中央下部空間、(2)は寝台つり索、(3)は
案内滑車(垂直→水平)、(3′)は案内滑車(水平→
水平)、(4)は巻胴、(5)はボルト(鉄筋コンクリ
ート天井面に埋設用)、(6)は鉄筋コンクリート面、
(7)は天井内空間、(8)は天井内建物骨組、(9)
は枠組、(10)はボルト(建物骨組または寝台本体に
取付用)、(11)は寝室の床面、(12)は索(2)
の案内穴、(13)はつり天井、(14)は可動天井、
(15)は寝台の通過穴、(16)は可動天井(14)
に設けた索(2)の案内穴、(17)はつり天井(13
)の切欠部分の仕舞枠、(18)は巻胴軸、(19)は
巻胴軸受、(20)は直結形軸接手、(21)は歯車減
速機、(22)は単相可逆ブレーキ付モーター、(23
)はチエン減速機、(24)はスプロケツトホイール(
大)、(25)は同(小)、(26)はローラーチエン
、(27)はメカニカルブレーキ、(28)は手捲用ロ
ープリール、(29)はウオームギヤー減速機 (30
)は寝室の既設コンセント、(31)はコード電線、(
32)は同案内穴、(33)は同案内滑車、(34)は
同自動巻取りリール、(35)は寝台内コンセント、(
36)は昇降可逆スイツチ兼上限下限リミツトスイツチ
、(37)は操作用レバー、(38)はマグネツトスイ
ツチ、(39)はリミツトスイツチ、(40)はモータ
ーのブレーキ輪(41)はモーターブレーキレバー、(
42)は寝台の脚、(43)は蝶番、(44)は摩擦摺
動巻胴、(45)は脚開閉用駆動索、(46)は同案内
滑車、(47)は、埋込形照明装置、(48)はつりさ
げ形照明装置、(49)は化粧板、(50)は化粧クロ
ス、(51)は摩擦摺動支持具、(52)は同上用弾性
リング(53)は防音天板、(54)は防音側板、(5
5)は防音シート、(56)は防音扉、(57)は防音
換気口、(58)は防音装置内灯、(59)は防音装置
取付部材、(60)は同上用パツキン、(61)は冷媒
ガス圧縮機、(62)は室外空気熱交換ユニツト、(6
3)は室内空気熱交換ユニツト、(64)はフイルター
付空気取入口、(65)は空気排出口、(66)は調和
空気吹出口、(67)は同フイルター付還気口(68)
は冷暖房切替四方弁、(69)は冷媒管、(70)は加
湿器、(71)は殺菌灯(72)はエヤーマツト兼寝具
乾燥袋、(73)は加熱器付送風機、(74)は給排気
管、(75)は送風管、(76)は目ざまし機能付発光
デジタル時計、(77)はAM−FM切替付小形ラジオ
、(78)は小形カセツトステレオ、(79)はスピー
カー、(80)は読書架台、(81)は同用伸縮アーム
、(82)は読書灯、(83)は芳香料ポツト、(84
)は防音装置内灯と読書灯の切替スイツチ、(85)は
エヤーマツト兼寝具乾燥装置の操作スイツチ、(86)
は乾燥運転タイマースイツチ、(87)は同加熱器運転
タイマースイツチ、(88)はエヤーマツトへ給気運転
タイマースイツチ、(88−1)はエヤーマツトの排気
運転タイマースイツチ、(89)は空気調和装置の操作
スイツチ、(89−1)は同用サーモスタツト、(89
−2)は同用ヒユーミデイスタツト、(90)は非常警
報ブザーである。 特許出願人 川西利治

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数本の索(2)の端末を天井に固定した複数本の
    ボルトに繋着して垂下させ、寝台本体(1)の空間(1
    −イ)、(1−ロ)に内設した複数個の案内滑車(3′
    )(3)を経由して懸架し、空間(1−イ)に内設した
    昇降装置(A)の複数個の巻胴(4)に索(2)のもう
    一つの端末を捲着されている構成において、巻胴(4)
    を正逆回転させることにより寝台本体(1)を複数本の
    索(2)によつてつりさげた状態に支持しながら昇降し
    、天井の所定位置に停止させて収納することを特徴とす
    る寝台の天井収納方法。
  2. 2.天井内空間(7)において、天井内建物骨組(8)
    に固定架設した枠組(9)に載設された昇降装置(A)
    の複数個の巻胴(4)に複数本の索(2)の端末を捲着
    し、枠組(9)に内設された複数個の案内滑車(3)(
    3′)を経由して懸架し、つり天井(13)に設けた複
    数個の案内穴(16)を通して垂下させ、索(2)のも
    う一つの端末を寝台本体(1)に固定されている複数本
    のボルト(10)に繋着されている構成において、巻胴
    (4)を正逆回転させることにより寝台本体(1)を複
    数本の案(2)によつてつりさげた状態に支持しながら
    昇降し、天井の所定位置に停止させて収納する実施態様
    の特許請求範囲第1項記載の寝台の天井収納方法。
  3. 3.ヘツド側空間(1−イ)、フート側空間(1−ロ)
    、中央上部空間(1−ハ)、中央下部空間(1−ニ)を
    一体として寝台本体(1)を形成し、空間(1−イ)に
    複数個の巻胴(4)を有する昇降装置(A)を内設し、
    空間(1−イ)および空間(1−ロ)に複数個の案内滑
    車(3)(3′)を内設配置し、複数本の索(2)のそ
    れぞれ端末を巻胴(4)に捲着し、空間(1−ニ)を通
    してそれぞれの案内滑車(3)(3′)を経由して懸架
    させ、寝台本体(1)の上蓋に設けた複数個の案内穴(
    12)を通し、索(2)のもう一つの端末を天井に固定
    された複数本のボルト(5)または(10)に繋着し支
    持された構造を特徴とする天井収納寝台。
  4. 4.寝室のコンセント(30)から受電し、コード電線
    を寝台本体(1)の案内穴(32)の直上位置まで配線
    して垂下させ、案内穴(32)を通して空間(1−イ)
    に内設したコード電線案内滑車(33)を経由し、空間
    (1−イ)に内設された自動巻取りコード電線リール(
    34)にコード電線の端末をそれぞれ接続のうえ捲着し
    、リール軸(34−2)に嵌着されているスリツプリン
    グ(34−3)からばね板集電接触子(34−4)によ
    り集電してコンセント(35)に電線(34−5)で接
    続している。コンセント(35)から電線(34−6)
    により直接昇降装置(A)のモーター(22)の接続端
    子(C)に接続し、電線(34−7)により正逆回転切
    替スイツチを経由してモーター(22)の接続端子(a
    )および(b)にそれぞれ接続している。正逆回転切替
    スイツチを操作するレバー装置または押釦スイツチを設
    けている。また、寝台本体(1)が上限下限の定位置に
    到達した時点で電流を遮断して自動的に停止させる上限
    および下限リミツトスイツチが設けられている構造の電
    気装置を装備した実施態様の特許請求範囲第3項記載の
    天井収納寝台。
  5. 5.寝台本体(1)のフレーム両端末外側下部位置に寝
    台脚(42)(42)を複数個の蝶番(43)によつて
    蝶着し、昇降装置(A)の巻胴軸(18)に摩擦摺動自
    在に摩擦摺動巻胴(44)(44′)を挟着し、空間(
    1−イ)および空間(1−ロ)に複数個の案内滑車(4
    6)を内設配置し、複数本の駆動索(45)の端末を摩
    擦摺動巻胴(44)に互違いの方向に捲着しそれぞれの
    案内滑車(46)を経由して懸架させ駆動索(45)の
    もう一つの端末を脚(42)の内側頂部(a)および外
    側中央部(b)に繋着されている構造の自動開閉脚装置
    を装備した実施態様の特許請求範囲第3項記載の天井収
    納寝台。
  6. 6.寝台本体(1)の空間(1−ニ)の中央付近の位置
    に寝台本体(1)の着床に支障しない構造に照明装置を
    装備した実施態様の特許請求範囲第3項記載の天井収納
    寝台。
  7. 7.寝台本体(1)の天井収納状態において見え掛り面
    となる寝台本体(1)の底面、側面および脚(42)の
    外側面、底面、両端面に飾り天井としてふさわしい化粧
    板(49)を貼着した実施態様の特許請求範囲第3項記
    載の天井収納寝台。
  8. 8.防音天板(53)と防音側板(54)(54′)を
    2重構造の防音シート(55)(55′)で挟みカバー
    状につなぎあわせて構成し、その下部は寝台本体(1)
    を覆うように寝台本体側板上端縁め全周に着脱可能に防
    音効果を損なわないように冠着し、防音天板(53)の
    アーム部(53−a)先端に複数個の摩擦摺動支持具(
    51)を着脱可能に索(2)を握り締めるように取付け
    摩擦力調整用弾性リング(52)(52′)が嵌め込ま
    れている。防音天板(53)のフート側寄り中央部と防
    音両側板(54)(54)のヘツド側寄り下部の位置に
    複数個の防音換気口(57)を貫設し、防音両側板(5
    4)(54)の中央やゝヘツド側寄り位置に出入口を貫
    設し防音扉(56)を蝶番(56−1)で蝶着されてい
    る。 また、防音天板(53)のヘツド側寄り中央内側位置に
    照明灯(58)が添設されている。以上の構造を特徴と
    する防音装置を寝台本体(1)に装備した安眠寝台。
  9. 9.寝台本体(1)の空間(1−ロ)の奥寄り小区画内
    に冷媒ガス圧縮機(61)と室外空気熱交換ユニツト(
    62)を内設し、空間(1−ロ)の側板に空気取入口(
    64)と空気排出口(65)を貫設し、空間(1−ロ)
    の中央位置に室内空気熱交換ユニツト(63)と加湿器
    (70)および殺菌灯(71)を内設し、空間(1−ロ
    )の手前寄り側板に空気取入口(64′)を貫設し、空
    間(1−ロ)上蓋中央位置に調和空気の吹出口(66)
    と除塵フイルター付還気口(67)が貫設されている。 冷媒ガス圧縮機(61)と各熱交換ユニツトの間は冷暖
    房切替四方弁(68)を経由して冷媒管(69)で連結
    し、両熱交換ユニツトの間は冷媒毛管(69−1)で連
    結し冷媒循環サイクルを形成されている。以上の構造の
    空気調和装置を装備した実施態様の特許請求範囲第8項
    記載の安眠寝台。
  10. 10.寝台本体(1)の空間(1−ハ)にエヤーマツト
    兼寝具乾燥袋(72)を敷設し、空間(1−ロ)手前寄
    り位置に加熱器付送風機(73)を内設し、送風機(7
    3)とエヤーマツト(72)の間は電動止弁(74−1
    )を介して給排気管(74)で連結し、送風機(73)
    と寝具乾燥袋(72)の間は電動止弁(75−1)を介
    して送風管(75)で連結されている。以上の構造のエ
    ヤーマツト兼寝具乾燥装置を装備した実施態様の特許請
    求範囲第8項記載の安眠寝台。
  11. 11.寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋奥寄り位置
    に音響機器を選択自在に配置可能なパネル盤(B)を貫
    設し、パネル盤(B)に目ざまし機能付デジタル発光時
    計(76)、FM−AM切替付小型ラジオ(77)、小
    型カセツトステレオ(78)を配設し、空間(1−イ)
    上蓋の両隅位置に複数個のスピーカー(79)(79)
    を貫設し、上蓋裏面を電気配線によつて各音響機器と接
    続されている。 また、電源はコンセント(35)より受電し、電気配線
    により直接各機器に接続されている。以上の構造の音響
    装置を装備した実施態様の特許請求範囲第8項記載の安
    眠寝台。
  12. 12.防音天板(53)のヘツド側寄り内側位置に伸縮
    と角度調節可能なアーム(81)(81)によつて支持
    される読書架台(80)を内設し、寝台本体(1)の空
    間(1−イ)上蓋の両隅位置に読書用スポツト照明灯(
    82)(82)を貫設し、読書架台(80)には図書類
    を挟持する複数個のクリツプ(80−2)を備えている
    。以上の構造の読書装置を装備した実施態様の特許請求
    範囲第8項記載の安眠寝台。
  13. 13.寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋中央位置に
    開度調節可能な開口(83−4)と回転させるつまみ(
    83−3)を有する蓋(83−2)でポツト本体(83
    −1)を覆つている芳香料ポツト(83)を貫設されて
    いる実施態様の特許請求範囲第8項記載の安眠寝台。
  14. 14.寝台本体(1)の空間(1−イ)上蓋手前寄り位
    置に電気制御機器を選択自在に配置可能な集中制御パネ
    ル盤(C)を貫設し、パネル盤(C)に防音装置内灯(
    58)と読書灯(82)の切替スイツチ(84)、エヤ
    ーマツト兼寝具乾燥装置の操作スイツチ(85)、乾燥
    運転タイマースイツチ(86)、加熱器運転タイマース
    イツチ(87)、エヤーマツト給気タイマースイツチ(
    88)、同排気タイマースイツチ(88−1)、空気調
    和装置の操作スイツチ(89)、同サーモスタツト(8
    9−1)、同ヒユーミデイスタツト(89−2)、非常
    警報装置(90)を貫設し、電源はコンセント(35)
    より受電し電気配線によつて各制御装置を経由してそれ
    ぞれの機器に接続されている。以上の構造の集中制御装
    置を装備した実施態様の特許請求範囲第8項記載の安眠
    寝台。
JP58165581A 1983-09-07 1983-09-07 寝台の天井収納方法と天井収納寝台および安眠寝台 Pending JPS6055903A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169130U (ja) * 1988-05-14 1989-11-29
JPH0274946U (ja) * 1988-11-30 1990-06-07

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