JPS6055625B2 - 連続染色装置 - Google Patents
連続染色装置Info
- Publication number
- JPS6055625B2 JPS6055625B2 JP9076578A JP9076578A JPS6055625B2 JP S6055625 B2 JPS6055625 B2 JP S6055625B2 JP 9076578 A JP9076578 A JP 9076578A JP 9076578 A JP9076578 A JP 9076578A JP S6055625 B2 JPS6055625 B2 JP S6055625B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steamer
- cloth
- dyed
- guide
- dyeing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベルト、ファスナー、布帛等の長尺製品を連
続的に染色せしめるに有利ならしめた連続染色装置に関
するものである。
続的に染色せしめるに有利ならしめた連続染色装置に関
するものである。
従来の例えば工業的に生産する布帛、ベルト等の長尺
繊維製品を染色する染色法は非連続染色法であるバッチ
式染色法が主として採用されていたが、かかる非連続染
色法では量産性にかけ、しかも熱エネルギー、染料等の
無駄を起しその上公害を生じる等の欠点が多々あつた。
繊維製品を染色する染色法は非連続染色法であるバッチ
式染色法が主として採用されていたが、かかる非連続染
色法では量産性にかけ、しかも熱エネルギー、染料等の
無駄を起しその上公害を生じる等の欠点が多々あつた。
そこでこれらの欠点を解消するために本発明者は繊維製
品を連続的に染色するための方法及び装置についての研
究を重ね、高圧混然が保持される高圧スチーマ缶体内に
繊維製品を連続的に通して染色せしめる技術を提案して
いる。しかしながら、この高圧スチーマを用いた染色方
法においては数多くのメリットを有しその実用化が進せ
られているが、この高圧スチーマにおいては被染色物を
その高圧スチーマ内において充分の混然時間を得るため
にこの高圧スチーマ内に多数個のガイドロールを配設せ
しめ、このガイドロールに繊維製品を蛇行状に移行せし
めることによりスチーマ内における混然作用時間を長く
している。このように高圧スチーマ内で繊維製品を蛇行
せしめることで所望の混然処理時間を得ることはてきる
がそれらの多数本のガイドロールに繊維製品をガイド移
送せしめることはその繊維製品にテンションが加わり被
染色繊維製品が伸縮しやすい極薄い布帛である場合、あ
るいは編物の如き繊維製品には伸び変形、目より等が生
じる不都合があつた。またその被染色繊維製品にプリン
ト発色をさせる場合、あるいは凸状の歯を有するファス
ナー等を染色する場合には、そのプリント面あるいはフ
ァスナーの歯にスチーマ缶体内のガイドロールが触れる
ことでそのプリント面が汚染、汚損されたり、あるいは
ファスナーの場合は歯に付着された染料が染着される前
に脱落して良好なる染色ができない等の不都合が生じて
いた。 本発明はかかることから鑑みてなされたもので
高圧スチーマ内においてガイド移送せしめる被染色物に
テンションをかけることなく移送せしめることができる
ようにすると共に、その被染色物の少なくとも片面には
ガイドロール等が接触することもなく移送せしめること
ができるようにした染色装置を提供するものてある。
品を連続的に染色するための方法及び装置についての研
究を重ね、高圧混然が保持される高圧スチーマ缶体内に
繊維製品を連続的に通して染色せしめる技術を提案して
いる。しかしながら、この高圧スチーマを用いた染色方
法においては数多くのメリットを有しその実用化が進せ
られているが、この高圧スチーマにおいては被染色物を
その高圧スチーマ内において充分の混然時間を得るため
にこの高圧スチーマ内に多数個のガイドロールを配設せ
しめ、このガイドロールに繊維製品を蛇行状に移行せし
めることによりスチーマ内における混然作用時間を長く
している。このように高圧スチーマ内で繊維製品を蛇行
せしめることで所望の混然処理時間を得ることはてきる
がそれらの多数本のガイドロールに繊維製品をガイド移
送せしめることはその繊維製品にテンションが加わり被
染色繊維製品が伸縮しやすい極薄い布帛である場合、あ
るいは編物の如き繊維製品には伸び変形、目より等が生
じる不都合があつた。またその被染色繊維製品にプリン
ト発色をさせる場合、あるいは凸状の歯を有するファス
ナー等を染色する場合には、そのプリント面あるいはフ
ァスナーの歯にスチーマ缶体内のガイドロールが触れる
ことでそのプリント面が汚染、汚損されたり、あるいは
ファスナーの場合は歯に付着された染料が染着される前
に脱落して良好なる染色ができない等の不都合が生じて
いた。 本発明はかかることから鑑みてなされたもので
高圧スチーマ内においてガイド移送せしめる被染色物に
テンションをかけることなく移送せしめることができる
ようにすると共に、その被染色物の少なくとも片面には
ガイドロール等が接触することもなく移送せしめること
ができるようにした染色装置を提供するものてある。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
る。
１は例えば布帛ベルト、あるいはファスナーの如き被染
色物２を高圧湿熱の下で処理するための染着用のスチー
マ缶体であつて、このスチーマ缶体１には被染色物２の
導入口３及び導出口４が設けられており、更にその導入
口及び導出口には布帛の挿通は許すがスチーマ缶体１内
の高圧湿熱を維持するための導入側シール機構５及び導
出側シール機構６が設けられている。
色物２を高圧湿熱の下で処理するための染着用のスチー
マ缶体であつて、このスチーマ缶体１には被染色物２の
導入口３及び導出口４が設けられており、更にその導入
口及び導出口には布帛の挿通は許すがスチーマ缶体１内
の高圧湿熱を維持するための導入側シール機構５及び導
出側シール機構６が設けられている。
これらのシール機構については本発明者によつて各種各
態様のものが提案され、かつ出願も済ませているが、本
発明においてはそれらのシール機構のいずれかを選択的
に使用することができ、また本発明の要旨でないのでそ
れらシール機構５及び６についての構造説明は省略する
。７はスチーマ缶体１内において配設した多数本のガイ
ドロールであつて、これらのガイドロール７にはエンド
レスの導布８が上下蛇行状に架設され、該導布８はそれ
のガイドロール７の駆動力によつて矢方向に回動される
ものである。
態様のものが提案され、かつ出願も済ませているが、本
発明においてはそれらのシール機構のいずれかを選択的
に使用することができ、また本発明の要旨でないのでそ
れらシール機構５及び６についての構造説明は省略する
。７はスチーマ缶体１内において配設した多数本のガイ
ドロールであつて、これらのガイドロール７にはエンド
レスの導布８が上下蛇行状に架設され、該導布８はそれ
のガイドロール７の駆動力によつて矢方向に回動される
ものである。
この導布８は耐熱性があり、かつ保水性のものが望まし
く、例えば綿布、織物、編物、ポリプロピレンによる網
帯あるいは金属製の網帯状コンベアー類であつてもよい
。９はその導布に常時水分を含ませるための水槽て循環
する導布が間歇的に水槽９内に浸漬されることでその導
布には常に充分な水分が含まれるようにしてある。
く、例えば綿布、織物、編物、ポリプロピレンによる網
帯あるいは金属製の網帯状コンベアー類であつてもよい
。９はその導布に常時水分を含ませるための水槽て循環
する導布が間歇的に水槽９内に浸漬されることでその導
布には常に充分な水分が含まれるようにしてある。
１０は被染色物２に染料を付与せしめるための流槽、１
１は中間乾燥機、１２は洗浄槽、１３は乾燥室であるが
、上記液槽１０、中間乾燥機１１、洗浄槽１２、乾燥室
１３は本発明の要旨でないのでその構造の詳細説明は省
略する。
１は中間乾燥機、１２は洗浄槽、１３は乾燥室であるが
、上記液槽１０、中間乾燥機１１、洗浄槽１２、乾燥室
１３は本発明の要旨でないのでその構造の詳細説明は省
略する。
次に本発明の作用について述べると、スチーマ．缶体１
内における導布８はその導布８をガイドしているロール
７を駆動することにより循環回動し、更にその導布８は
その回動によつて間歇的に水槽内に浸漬されるために充
分に水分を含んだ状態で回動されている。
内における導布８はその導布８をガイドしているロール
７を駆動することにより循環回動し、更にその導布８は
その回動によつて間歇的に水槽内に浸漬されるために充
分に水分を含んだ状態で回動されている。
そこで図面に示す如く一乃至多数本を並列せしめたファ
スナー、ベルトあるいは布帛等の被染色物２を導布８に
追従する如くループ懸垂状態となして導布８と重ね合せ
た後その被染色物２をスチーマ内に順次送り込むと同時
にエンドレスの導布を回動せしめると、その被染色物２
は図示の如くループ懸垂状態が保持されながら導布８と
共に順次移送される。即ちその導布８は水槽９内で浸漬
されて、常に濡らされているために、その導布に含まれ
た水分で被染色物２が該導布に密着されることとなるた
めに、導布と被染色物とはスリップを生じることなく、
従つて被染色物はループ懸垂状態が保持されながら、導
布８の回動力でノーテンシヨン移送が確実になされるも
のである。更に本発明によればスチーマ缶体１内に供給
された被染色物はその片面のみに導布が接触し、他面に
は何ものにも接触しないて移送されることから、例えば
その非接触面にプリントを施した場合にはそのプリント
面が汚染、汚損されることなく染着処理され、またファ
スナーを連続的に染める場合にその非接触面にファスナ
ーの歯が位置されるセットすることで歯に付着した染料
が他物に接触して脱落するようなこともなく、きわめて
品質のよい染色加工ができる効果がある。
スナー、ベルトあるいは布帛等の被染色物２を導布８に
追従する如くループ懸垂状態となして導布８と重ね合せ
た後その被染色物２をスチーマ内に順次送り込むと同時
にエンドレスの導布を回動せしめると、その被染色物２
は図示の如くループ懸垂状態が保持されながら導布８と
共に順次移送される。即ちその導布８は水槽９内で浸漬
されて、常に濡らされているために、その導布に含まれ
た水分で被染色物２が該導布に密着されることとなるた
めに、導布と被染色物とはスリップを生じることなく、
従つて被染色物はループ懸垂状態が保持されながら、導
布８の回動力でノーテンシヨン移送が確実になされるも
のである。更に本発明によればスチーマ缶体１内に供給
された被染色物はその片面のみに導布が接触し、他面に
は何ものにも接触しないて移送されることから、例えば
その非接触面にプリントを施した場合にはそのプリント
面が汚染、汚損されることなく染着処理され、またファ
スナーを連続的に染める場合にその非接触面にファスナ
ーの歯が位置されるセットすることで歯に付着した染料
が他物に接触して脱落するようなこともなく、きわめて
品質のよい染色加工ができる効果がある。
図面は本発明よりなる染色装置の実施例を示した説明図
である。 １・・・被染色物、２・・・スチーマ缶体、３・・・導
入口、４・・・導出口、５・・・導入側シール機構、６
・・・導出側シール機構、７・・・ガイドロール、８・
・・導布、９・・・水槽、１０・・・液槽、１１・・・
中間乾燥機、１２・・・洗浄槽、１３・・・乾燥室。
である。 １・・・被染色物、２・・・スチーマ缶体、３・・・導
入口、４・・・導出口、５・・・導入側シール機構、６
・・・導出側シール機構、７・・・ガイドロール、８・
・・導布、９・・・水槽、１０・・・液槽、１１・・・
中間乾燥機、１２・・・洗浄槽、１３・・・乾燥室。
Claims (1)
- １ 高圧湿熱が保持され、しかも連続的に被染色物を通
し得る高圧スチーマ缶体内において、エンドレスの導布
を上下蛇行状に移行せしめるために該スチーマ缶体内に
配した多数本のガイドロールと、該ガイドロールによつ
て上下蛇行状に循環回動されて高圧スチーマ缶体内に導
入された布帛の片面を受けて移送すると共に充分な保水
性を有するエンドレスの導布と、スチーマ内に設けられ
かつこの導布に逐次補水せしめるための水槽を備えてい
ることを特徴とする連続染色装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9076578A JPS6055625B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 連続染色装置 |
| GB7925950A GB2030183A (en) | 1978-07-25 | 1979-07-25 | Wet heat treatment of textiles |
| DE2930212A DE2930212C2 (de) | 1978-07-25 | 1979-07-25 | Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Transportieren eines langgestreckten Textilguts durch einen Hochdruckdämpfer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9076578A JPS6055625B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 連続染色装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5516977A JPS5516977A (en) | 1980-02-06 |
| JPS6055625B2 true JPS6055625B2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14007691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9076578A Expired JPS6055625B2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 連続染色装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055625B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347908U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-05-07 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61275456A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-05 | 株式会社 高分子加工研究所 | 連続繊維熱処理装置 |
| CN106167968B (zh) * | 2016-08-29 | 2019-05-28 | 江苏华艺服饰有限公司 | 蒸箱用汽蒸支架 |
| CN106149240B (zh) * | 2016-08-29 | 2019-02-15 | 江苏华艺服饰有限公司 | 长方体蒸箱 |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP9076578A patent/JPS6055625B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347908U (ja) * | 1989-09-13 | 1991-05-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5516977A (en) | 1980-02-06 |
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