JPS6055133B2 - 整形用装具、材料および方法 - Google Patents

整形用装具、材料および方法

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JPS6055133B2
JPS6055133B2 JP54019859A JP1985979A JPS6055133B2 JP S6055133 B2 JPS6055133 B2 JP S6055133B2 JP 54019859 A JP54019859 A JP 54019859A JP 1985979 A JP1985979 A JP 1985979A JP S6055133 B2 JPS6055133 B2 JP S6055133B2
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bandage
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    • D04B1/16Other fabrics or articles characterised primarily by the use of particular thread materials synthetic threads
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/07Stiffening bandages
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、キャスト(鋳型)、副木ないし副子等の如き
整形用装具、該装具をつくるための材料および方法並び
にその形成に用いられる特定材料の製造方法に係る。
整形用キャスト、副子および類似物は、ヒト又は動物の
生体を治療する際、骨折および脱臼の整復後該箇所を固
定して動かないように保全するのに有用であり、また骨
折の整復後骨片同士が隣接するよう保全し、複雑骨折お
よび骨の病気の場合治癒を早めるために固定して動かな
いように保全し、病気又は外傷で炎症を起こし又は害を
受けた関節を固定し、更に筋違いやくじいた場合靭帯な
いし筋構造を支持し固定するのに有用である。本発明に
よつて提供される整形用装具はまた、手足又は生体部分
をおおつてその動きを減じ治療効果を早めることにより
肢体の傷を閉塞する包帯等の保護材として用いることが
でき、更に、まひ又は筋力減退のときの支持用副木とし
て、また先天的又は後天的奇形の矯正を保つ手段として
用いることができる。本発明の整形用装具はまた、スポ
ーツ活動等の際手足ないしは他の生体部分を保護し又は
支える手段として使用することもできる。用語1整形用
装具ョを本明細書で用いるとき、それは、該装具がキャ
ストないし鋳型、副木ないし副子、支持器、緊子ないし
固定器、遮蔽板、ボディーキャスト等いずれに分類され
ようともそれとは無関係に、上記用途でヒト又は動物生
体部分の外部に適用される装具を包含するつもりである
この定義から特に排除されるものは、移植骨の如き外科
的に体内移植されることが企図される装具である。整形
用キャストを製造する材料として長い間焼石膏が広く用
いられていた。
あいにくなことに、この材料からつくられたキャスト(
ギブス)は重く、かさ高で、水に敏感であり、脆く、比
較的容易に破断するので、キャスティングを繰返さねば
ならないことがある。しかも、該キャストは防汚性では
なく、清浄化が困難であり、透明性に欠け、X一線透過
性がかなり悪い。それはまた、湿分に対してあまり透過
性でなく、それ故汗をトラップしがちであり、バクテリ
アと不快臭の発生媒地を創生する。このギプスに関連し
た問題を打解しようとして、整形用装具に多くのプラス
チック材料が用いられてきた。例えば、米国特許第26
16418号では、45℃〜100℃範囲にはつきりし
た融点をもつ特定の結晶質非ポリマー有機化合物と酢酸
セルロ、ースの如き特定の高分子量熱可塑性物質とを混
ぜてキャスト形成性組成物を生成している。また、米国
特許第23858乃号は、脂肪族酸のビニルエステルと
ビニルハロゲン化物とのコポリマーと特定の可塑剤から
なるプラスチックのキャスト材料を・開示している。更
に、米国特許第3420231号は、柔軟性でしかも約
165゜Fで成形しうるキャスト形成性熱可塑性材料を
開示している。この熱可塑性材料のシートには、Tra
rls−1,4−クロロプレンポリマーの如き特定のエ
ラストマー型樹脂とメチルセルロース又はポリビニルメ
チルエーテルの如き特定の逆可溶性樹脂よりなるキャス
ト形成性材料で被覆された繊維状支持体が含まれている
。そしてまた、米国特許第3692023号は、ポリc
mカプロラクトンの如き環状エステルポリマーのウェブ
又はシートで支持されたもの或は支持されてないものか
ら製せられた整形用キャスト、副子等を記載している。
この材料からつくられた整形ノ用キャストはすぐれた性
質を示し、それまでのさまざまプラスチック製キャスト
によつて呈された多くの問題を解決している。すなわち
、このキャストは硬質で、刺激性がなく、高強度で、耐
久性があり、且つ耐水防汚性を備えている。更に、それ
は容易にはずせ、消毒しうるので、再使用できる。また
、ポリマーから分離しキャストからにじみ出る可塑剤の
如き成分による皮膚の刺激という危険もない。而して、
この先行技術で示された工夫と進歩にもかかわらず、整
形用装具の分野特にプラスチック製整形用装具の領域で
はまだ未解決の問題がある。
プラスチック材料は、これを処置すべき生体部分に適用
するためにその軟化点以上に加熱されねばならない。米
国特許第3692023号で用いられた環状エステルポ
リマーの如き或る種のプラスチック材料は範囲のはつき
りした融点によつて特徴づけられ、それを越えるとメル
トインデックスが速やかに上昇する。このような材料を
整形用キャストとして適用するとき、それは適用温度に
おいて整形医又は技師が望むよりも高い流体物となりが
ちで、若干取り扱いにくい。整形用装具に使われている
他の高分子材料は軟化点ないし融点が高すぎて被験者に
快く適用することはできない。整形用装具に使用すべき
高分子材料は、軟らかく伸びのあるもので、しかも適用
時室温より高く被験者を不快にするほど高くはない温度
でさほど流動性でないのが理想的である。整形用キャス
トを適用する際、整形医は一般に、キャスト材料を、生
体部分にきつちり形状合致させるために該生体部分周囲
に順次上に重ねた複数層で巻き付けることのできる包帯
形状で用いることを好む。
整形用キャスト形成性材料は、表面にポリマーを被覆又
は含浸せしめたガーゼの如き支持体よりなる包帯ロール
の形で製造されている。このロール状の包帯材料は、例
えばこのものを、ポリマーの温度がその軟化点に達する
まで温浴に浸すことによつて加熱せしめられ、またキャ
ストは、該加熱された包帯をロール状態から引出して手
足又は他の体部周囲に巻き付けることにより、適用され
る。而して、既知のプラスチック製キャスト形成性材料
を用いてこのようにキャストを適用しようとするとき多
くの問題があつた。すなわち、ポリマーの適用温度にお
ける比較的高いメルトンインデツクスと(又は)高度の
粘着性のため、包帯ロールを加熱するとき、巻取られた
層同士の融合又は粘着を防止すべく包帯ロールの層と層
の間に剥離塗装した分離用シートを挿入することがしば
しば必要である。また、包帯ロールの外側の層は、内側
の層を絶縁する傾向があるので、加熱が一様でない。そ
の結果、外側の層は被験者にとつて不快なほど熱すぎ、
また内側の層は、整形医にキャストを適用する十分な作
業時間を許容するほど十分には加熱されていないことが
ある。プラスチック製の整形用キャスト形成性包帯を加
熱するのに温水が最も広く用いられているが、しかし水
の高い熱容量は、既知のプラスチック製キャスト形成性
材料の多くを軟化させるのに・Z要なかなり高い温度に
おいて被験者に不快感をもたらしうる。概記するに、本
発明は、改良された整形用装具並びにその製造方法およ
び材料を提供する。
本発明の整形用装具の本質的特徴は、それがラクトンモ
ノマーと多官能価アクリレートモノマーとの架橋コポリ
マーを用いてつくられるということである。而して、架
橋コポリマーの先駆物質は、ラクトンモノマーと多官能
価アクリレートとの架橋しうる熱可塑性コポリマーであ
る。この架橋しうる熱可塑性コポリマーについては、特
願昭M一19858号(特開昭?−154495号公報
参照)に更に詳しく開示されているので、必要に応じそ
れを参照されたい。架橋しうる熱可塑性コポリマーは、
電子ビーム又は紫外線の如き放射線に暴露するか或はペ
ルオキシドの如き既知の架橋剤によつて好都合に架橋す
ることができる。本発明に用いられる架橋コポリマーは
、これを従来技術で知られたプラスチック製キャスト形
成性材料と比較するとき多くの重要な利点を有する。
すなわち、コポリマーの架橋度を加減して材料のレオロ
ジー特性および他の性質を調節することにより、処置せ
んとする生体部分に適用するのに最適な性質を得ること
ができる。而して、本発明に用いられる架橋コポリマー
は、米国特許第3692023号に使用の環状のエステ
ルホモポリマーおよび或る種の他のポリマーとは異なり
加熱しても流体とはならず、むしろ軟質ゴム状物になる
。この状態において、それはきわめて容易に手で取り扱
われて生体部分周囲に巻き付けられ、冷却するとその所
望形状を保留する。この軟質ゴム状挙動の開始(以下こ
れを1軟化点ョと呼ぶ)は約40℃〜約70C範囲で生
ずる。加熱された材料は、それが整形医によつて単一キ
ャストに融合されて生体部分に貼付されうるように十分
粘着性であるが、しかし材料が、包帯ロールの層間に分
離用シートを必要とせずに該包帯ロール形状で製造され
うるようその粘着性ないしレオロジー特性を調節するこ
とができる。包帯ロールは、その層がロール形状で互い
に融合又は粘着して剥離できなくなるような危険を伴う
ことなく架橋コポリマーの軟化点に加熱することができ
る。通常、本発明の整形用装具は、架橋コポリマーのキ
ャスト形成性材料から、シート状、テープ状、フィルム
状、ウェブ、包帯、生体部分外形に予め合わせて形成し
たものなどの形で製造することができ、そしてこれらは
支持ウェブに接合されるか或はその中に該ウェブを含ま
せることもできる。
用いられる架橋コポリマーの特定形状は、つくろうとす
る整形用装具の種類によつて大いに左右される。本発明
の一つの具体化において、硬質軽量の多孔性整形用キャ
ストに変換しうる包帯材料が提供される。
このものは、網形状の支持体を含み、そして該網状物の
ストランドはその表面に架橋コポリマーよりなる被覆を
有する。包帯材料は、このコポリマーの軟化点より高い
温度に加熱されたのち、生体部分周囲に順次上になる一
連の層で巻き付けられて、該部分の面輪部に形状合致す
るキャストを形成する。加熱、貼付された包帯層は、層
・同士の表面接触を確実にするわずかな加圧によつて容
易に融合されて単一構造になる。かくして形成されたキ
ャストは、空気および湿分を通しうる無数の通路を有し
、しかもそれは、下腿キャストの如き耐荷重用途で用い
られるのに十分強く且つ硬い。本発明に用いられる架橋
コポリマーの別の利点は、その誘電特性が、該コポリマ
ーをマイクロ波領域の電磁波エネルギーに暴露すること
によつて好都合に加熱しうるようなものであるというこ
とである。
かくして、上述の如きロール巻きした包帯材料を電子オ
ープンに入れて速やかに加熱することができる。依つて
、温浴を用いる必要はない。マイクロ波は、包帯ロール
の内部層にまて浸入してこれを加熱しさえするという利
点を有する。包帯ロールの内部層は外部層によつて幾分
絶縁されるのて、それは、キャストの適用に十分な作業
時間を整形医に与えるよう十分にその温度を保つ。しか
も、本方法は1乾燥ョ加熱を用いるので、被験者に対す
る不快の機会は在来のものより少い。以下に、本発明を
詳述するに、本発明の整形用装具は、架橋しうる熱可塑
性コポリマー先駆物質より生成される架橋コポリマーを
構造材料として用いる。
この架橋コポリマーのゲル含量(二塩化メチレンに不溶
のコポリマー量(重量%)として測定)は、約90重量
%まてとすることができるが、好ましくは約20〜7鍾
量%である。本発明に用いられる架橋コポリマーの先駆
物質である架橋しうる熱可塑性コポリマーは、活性水素
含有開始剤を、囚式 (式中nは約3〜6の値を有する整数であり、少くとも
n+2個のRは水素で、残るRは一各々、炭素原子1〜
m個のアルキルてある)を有する少くとも1種のラクト
ン90〜99.5重量%と、(B)ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート0.5〜W重量%好ましくは0.5
〜5重量%よりなるモル過剰のモノマー混合物に約25
〜300℃の温度で反応させることによつて製造される
前記ラクトンモノマーの例として、ε一カプロラクトン
、ζ一エナントラクトン、δ−バレロラクトン、モノア
ルキルーδ−バレロラクトン例えばモノメチルー、モノ
エチルー、モノヘキシルーδ−バレロラクトン等、モノ
アルキル、ジアルキルーおよびトリアルキルーE−カプ
ロラクトン例えばモノメチルー、モノエチルー、モノヘ
キシルー、ジメチルー、ジエチルー、ジーn−プロピル
、ジーn−ヘキシルー、トリメチルー、トリエチルー、
トリーn−プロピルーε一カプロラクトン等を挙げるこ
とができる。活性水素含有開始剤および、ラクトンとネ
オペンチルグリコールジアクリレートとの共重合を促進
する、有用触媒の種類を含む反応条件は本質上、ラクト
ンモノマー単独の重合を促進することが知られているも
のと同じである。
活性水素含有開始剤によるラクトンモノマーの重合反応
については斯界に知られており、米国特許第31699
45号にも記載されている。また、架橋しうる熱可塑性
コポリマーを製造する際有用な活性水素含有開始剤も当
業者に知られている。
それは、反応条件下ラクトン環を開くことがてきしかも
それを開放鎖として、縮合水を生成することなく付加さ
せることのてきる反応性水素原子を1個又は2個以上有
する化合物てある。適当な開始剤に、水、アルコールお
よびアミンの如き一官能価開始剤、ポリオールおよびポ
リアミンの如き多官能価開始剤、並びにアミド、スルホ
ン、ヒドロゾソ、セミカルバゾン、オキシム、ポリカル
ボン酸、ヒドロカルボン酸およびアミノカルボン酸が包
含される。適当な活性水素開始剤の例として次のものを
挙げるとができる:メタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−ブタノ
ール、Tert.ブタノール、1−ペンタノール、3−
ペンタノール、Tert.アミルアルコール、1−ヘキ
サノール、4−メチルー3−ペンタノール、1−ヘプタ
ノール、1−オクタノール、1−ノナノール、2,6−
ジメチルー4−ヘプタール、5−エチルー2−ノナノー
ル、3,9−トリエチルー6−デカノール、ラウリルア
ルコール、ベンジルアルコール、フェニルメチルカルビ
ノール、シクロヘキサノールおよびトリメチルシクロヘ
キサノールの如きアルコール類;エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等、2
,2−ジメチルー1,3−プa/ぐンジオール、2,2
−ジエチルー1,3ープalぐンジオール、3−メチル
ー1,5−ペンタンジオール、N−メチルおよびN−エ
チルジエタノールアミン、1,3一若しくは1,4−シ
クロヘキサンジオール、4,4−メチレンビスシクロヘ
キサンジオール、1,3一若しくは1,4−キシレンジ
オール、3一若しくは4−ヒドロキシメチルフェネチル
アルコールおよび1,4−ピペラジンジエタノールの如
きジオール類:メチルアミン、エチルアミン、n−プロ
ピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、
Tert.ブチルアミン、n−アミルアミン、n−ヘキ
シルアミン、2−エチルヘキシルアミン、アニリン、o
−トルエン、シクロヘキシルアミン、ピロリドン、ピペ
リジンおよびモルホリンの如きアミン類:並びに、メチ
レンジアミン、エチレンジアミン、n−プロピレンジア
ミン、m一若しくはp−フェニレンジアミン、トルエン
ー2,4−ジアミン、1,5−ナフタレンジアミン、m
一若しくはp−キシレンジアミン、1,4−シクロヘキ
サンジアミンおよび4,4″−メチレンビスシクロヘキ
シルアミンの如きジアミン類。
上に列挙した適当な活性水素含有開始剤は単に例示例に
すぎず、それに限定されるのではない。
架橋しうる熱可塑性コポリマーの製造に用いることので
きる他の活性水素含有開始剤は米国特許第316994
5号中第2欄〜7欄に見出される。当業者に理解される
如く、モノマー/開始剤のモル比および開始剤の官能価
は、生成ポリマーの分子量に影響を及ぼす大きな要素で
ある。生成コポリマーを本発明の整形用装具の製造に用
いるために、架橋しうる熱可塑性コポリマー先駆物質は
ベンゼン中2y/mlの濃度で約0.2〜2.C1ff
−ましくは0.5〜1.0の還元粘度を有することが好
ましい。ラクトンとネオペンチルグリコールジアクリレ
ートとの重合は、塩基性又は中性エステル互換触媒の如
きラクトン重合触媒の存在て好ましく実施される。この
目的に適した触媒に、リチウム、ナトリウム、カリウム
、ルビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、
バリウム、ストロンチウム、亜鉛、アルミニウム、チタ
ン、コバルト、ゲルマニウム、錫、鉛、アンチモン、ひ
素およびセリウムの如き金属類並びにそれらのアルコキ
シドが含まれる。他の適当な触媒として、例えば、アル
カリおよびアルカリ土類の炭酸塩、ほう酸亜鉛、ほう酸
鉛、酸化亜鉛、けい酸鉛、ひ酸鉛、りサージ、炭酸鉛、
三酸化アンチモン、二酸化ゲルマニウム、三酸化セリウ
ム、酢酸第一コバルトおよびアルミニウムイソプロポキ
シドが挙げられる。これらの触媒は、通常の知られた触
媒有効濃度で用いられる。典型的には、本触媒は、ラク
トンモノマーの重量を基にして約0.001〜0.5%
好ましくは0.01〜0.2%範囲の濃度で用いられる
。ラクトン、ネオペンチルグリコールジアクリレートお
よび活性水素含有開始剤の反応は25〜300℃好まし
くは130〜225℃の温度て実施される。反応時間は
、開始剤ラクトン、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ートおよび触媒の種類および量、反応温度、所望の分子
量等に依つて大巾に変動するが、数分〜4C@間又はそ
れ以上の範囲とすることができる。生成物は慣用手段に
よつて回収される。構造又は機構に関し本発明を特定の
理論て束縛したくないが、架橋しうる熱可塑性コポリマ
ーは、開始剤の残分を内蔵し、またネオペンチルグリコ
ールジアクリレート単位をグラフトせしめたポリラクト
ン主鎖を含むと信じられる。
コポリマーの二重結合含量の分析から、ネオペンチルグ
リコールジアクリレートとs−カプロラクトンとを共重
合させた場合その重合反応において、出発ネオペンチル
グリコールジアクリレートの二重結合がほS゛半量消費
されたとわかつた。架橋コポリマーがその結晶融点に近
い又はそれ・より高い所定の温度て軟化し又は流動する
度合いは架橋度に依つて異なる。
かくして、もし、適用温度におけるキャスト形成性材料
の高い流動度ないし軟度が望まれるなら、低い架橋度を
用いることができる。架橋度はまた、架橋コポリマーの
他」の性質例えば粘着性ないし他着性、その溶融物にお
ける引張り強度、および昇温での耐変形性に影響を及ぼ
す。整形用装具を製造する際、架橋コポリマーは、シー
ト、ウェブ等の形状で用いられ、またその表1面は連続
的でも多孔質でもよい。
以下の記載から明らかなように、このシート又はウェブ
は厚さにおいて、比較的薄く而して、所望の支持度、固
定度ないし保護度を得るのに必要な厚さにすべく生体部
分に一連の重なり層で適用されるものから、比較的厚く
而して単層厚で適用されるものまで種々変化しうる。コ
ポリマーは、これをシート形状にしたのち又はそれに先
立つて架橋することができる。
また、コポリマーを所望レベルに部分架橋後シート形状
にし、次いで更に照射することも可能である。しかしな
がら、留意すべきは、コポリマーの架橋度が高すぎると
、該コポリマーを、シート素材の製造に用いられる在来
の熱可塑性加工技術例えば押出成形によつて加工し得な
くなるということである。シート素材は、架橋しうる熱
可塑性コポリマーを押出してシート状にし次いで該シー
トを例えば電子ビーム、γ一線、X一線、α一線、β一
線、紫外線等に暴露してコポリマーを所望度に架橋させ
ることにより製造することができる。
もし、コポリマーを紫外線の如き非電離型放射線に暴露
することによつて架橋することが望ましいなら、そのと
きは光開始剤をコポリマーにブレンドさせることが好ま
しい。
既知の光開始剤はいずれも使用することができる。その
単なる例示例として次のものを挙げることができる:2
,2ージエトキシアセトフェノン、2,2ージメトキシ
フェノキシアセトフェノン、2−、3一若しくは4−ブ
ロムアセトフェノン、3一若しくは4−ブ;ロムアセト
フエノン、3一若しくは4−アリルアセトフェノン、2
−アセトナフトン、ベンズアルデヒド、ベンゾイン、ア
リルベンゾインエーテル、ベンゾフェノン、ベンゾキノ
ン、1−クロルアントラキノン、pージアセチルベンゼ
ン、ミヒ;ラーケトン、p−メトキシベンゾフェノン、
ジベンゾスベロン、4,4−ジクロルペンゾフェノン、
1,3−ジフェニルー2−プロパノン、フルオレノン、
1,4−ナフチルフェニルケトン、2,3−ペンタンジ
オン、プロピオンフェノン、ニクロロチオキサントン、
2−メチルチオキサントン等、或はこれらの任意混合物
。光開始剤を存在させるとき、それは通常の既知有効濃
度で用いられ、典型的には、架橋しうる熱可塑性コポリ
マーの重量を基にして約1喧量%まで好ましくは1〜T
5重量%の濃度で用いられる。架橋コポリマーはまた、
その重量を基にして約2濾量%までの粒状若しくは繊維
状充填剤例えば炭酸マグネシウム若しくはカルシウム、
微粉シリカ、クレー、アスベスト、ガラス繊維等の如き
補強充填剤、又は二酸化チタンの如き顔料を含むことが
できる。
もし、整形用装具を特定の色を付してつくることが望ま
れるなら、染料ないしは他の着色剤を適当な濃度で存在
させることもできる。シート状の架橋コポリマーは、異
なる素材のシート又はウェブ形支持体をその表面に結合
させ或はその中に埋込ませることができる。別法として
、架橋コポリマーを該支持体に含浸させ或はその上に被
覆することができる。上記支持体材料は支持体ウェブと
して使用し得、或はクッションとして作用するウエアラ
(Wearer)の外皮ど架橋コポリマーとの間に配置
された軟質のバッキング層として用いることができる。
好ましくは、支持体材料は、柔軟で、8C)Cまで又は
それ以上の温度で固体のものである。所望なら、生体部
分に整形用装具を適当するに先立ち慣用のメリヤス生地
を載置することができる。かかる目的に適した支持体の
単なる例示例とそして次のものを挙げることができる:
(a)連続面又は多孔質面を有しうる合成又は天然の生
地又は網状物。
これには、セルロース系織物例えばめんから製せられる
フランネル又はガーゼ;レーヨン;めん又はレーヨンの
混紡;めん又はレーヨンと、ポリ(エチレンテレフタレ
ート)、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエステ
ル、ポリエチレンおよびポリプロピレン繊維の如き合成
繊維との混紡等並びにガラス繊維布が包含される。(b
)下記素材の押出し、流込み又は圧延されたシートの如
きポリマーの非多孔性シート又はウェブ。
セルロース誘導体例えばニトロセルロース、固体セルロ
ースエーテル(エチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースを含む)、酢酸セルロース等の如きセルロースエス
テル等;ナイロン;熱可塑性ポリウレタン;ポリカルボ
ン酸と多価アルコールとのポリエステル;ポリ(メチル
メタクリレート)、ポリ(エチルメタクリレート)等の
如き通常固体のアクリルポリマーおよびコポリマー;ブ
チルゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム
、アクリロニトリルーブタジエンースチレンゴムおよび
シリコーンゴムを含む天然および合成ゴムの如きエラス
トマー。(C)ポリウレタンフォーム、フオームラバー
又は天然スポンジの如き軟質フォーム。本発明の整形用
装具は基本的な二つの方法のいずれかによつて製造する
ことができる。
第一の方法では、貼付される整形用装具に望まれる厚さ
を有した単一シートを架橋コポリマーの軟化点よりも高
い温度に加熱し、柔らかくなつたシートを、それが適用
される生体部分の面輪部に形状合致するよう手で扱う。
もし、形成しようとする整形用装具が処置せんとする生
体部分を完全におおうタイプのものすなわちキャストで
あるなら、そのときは、上記加熱されたシートの縁部を
、互いにオーバラップさせ或は隣接させるやり方で一緒
にし、次いで必要に応じ加圧して融着せしめる。かくし
て、適用されたシートは硬質状態に冷却される。この第
一の方法は特に、副木、固定器等の形成によく適合する
。而して、これらは生体部分を支持し固定するが、しか
しキャストのようには生体部分のおおいを必ずしも形成
しない。このような装具を生体部分に貼付するのに、任
意の適当な留め具を用いることができる。典型的には、
整形用装具例えば副木とこれを適用した生体部分例えば
腕又は下肢の周囲に包帯を巻き付け、適所にピン、クリ
ップ等で止めるとができる。整形用装具はまた、適所に
、いわゆる1ベルクロ(VelcrO)J留め具で止め
ることもできる。
この留め具は、副木、固定器等に埋込まれ或はその表面
に貼付されうる。この第一の方法に用いられるシートは
、十分な固定、支持および保護をもたらすべく少くとも
入侑の厚さを有することが好ましいが、しかしながら若
干薄いシートでも、これを支持体ウェブ又は補強充填剤
との組合せで用いることができる。所望なら、この厚さ
を艇41nまで又はそれ以上とすることができる。架橋
コポリマーから整形用装具を製造する基本的な第二の方
法では、架橋コポリマーを比較的薄いシート又は包帯形
状で使用する。
この方法は、骨折の整復後適用されるキャストの如き用
途に好ましい。その場合、整形用装具は、治療の間わず
かな動きさえも防止するように生体部分の面輪部にきわ
めてきつちりと形状合致するところの生体部分おおいを
形成することが必要である。この方法では、シート又は
包帯を架橋コポリマーの軟化点よりも高い温度に加熱し
、次いでこれを生体部分周囲に、該部分の面輪部に形状
合致するよう順次上に巻き付けた一連の層で貼付して、
室温で剛性を示すに十分な厚さのものをつくり上げる。
もし、層と層との間の十分な面接触を確保するのに必要
なら、わずかな加圧によつて各層をその上下の層に融合
させる。かくして形成されたキャストは、硬質の単一構
造を形成すべく冷却せしめられる。上記第二の方法に用
いられるシート又は包帯は約10ミル〜125ミルの厚
さを有することができる。それは、連続面か又は多孔質
面である架橋コポリマーのシートのみよりなることもで
きる。別態様として、架橋コポリマーを、支持体として
の異なる素材よりなる薄いシート又はウェブに接合し、
或は該シート又はウェブ上に塗布することができ、さも
なくば架橋コポリマーの中に上記シート又はウェブを埋
込むことができる。この目的に、前記支持体材料のいず
れもが有用である。上記目的に適した包帯は、支持体を
架橋しうる熱可塑性コポリマーで粉末被覆し、架熱によ
つて、架橋しうる熱可塑性コポリマーを支持体に融着さ
せ、この包帯材料を冷却し、次いで包帯上のコポリマー
を電子ビーム又は紫外線源のもとで架橋することにより
製造されうる。別法としては、押出被覆か又は、架橋し
うる熱可塑性コポリマーの膜を支持体上に流延すること
により、或は支持体をコポリマーの有機溶剤溶液に浸漬
し又は該溶液を支持体に噴霧して溶剤を蒸発させること
により、架橋しうる熱可塑性コポリマーを支持体に結合
させることができる。次いで、コポリマーが架橋される
。本発明の好ましい具体化において、整形用キャストは
、網形状をなす支持体で、そのストランドの表面に架橋
コポリマーよりなる被覆を有する支持体で構成された包
帯材料より製造される。
このl網状物は編製又は織製のいずれであつてもよいが
、編製された網が好ましい。なぜなら、それは織製のも
のより幾分高い寸法安定性を示すからである。第1図は
、網状物のストランド1がその表面に架橋コポリマー被
覆2を有するキャスト形成性包帯の断面図を例示してい
る。
各ストランドに適用される被覆の厚さは種々変動しうる
が、網状物のストランド同士の間隔が広い程一般に厚く
なる。しかしながら、被覆の厚さが、ストランド同士の
間隙を1橋かけョし又は塞ぐほど大きくないことが好ま
しい。架橋コポリマーの被覆を表面に有する網形状をな
したキャスト形成性包帯は既述の方法によつて整形用キ
ャストに変換せしめられる。
すなわち、先ず、包帯を架橋コポリマーの軟化点よりも
高い温度に加熱する。次いで、加熱された包帯を生体部
分周囲に順次上になる一連の層で巻き付けて、生体部分
の面輪部に形状合致する生体部分用おおいを形成させる
。順次巻き付けた一連の層を一緒に融合せしめたのち、
生成せるキャストを硬質状態に冷却する。各層における
ストランド間の孔はその上下の層の孔と無作為に整合す
るため、空気や水分が通ることのできる無数のランダム
な通路をもつキャストが形成される。而して、このキャ
ストは軽量であり、しかも強い。生体部分に適用される
キャストは、処置しようとする生体部分を完全におおう
きつちり合つた誂え構造をなすが、無論、その表面には
、処置部分に連なる未処置生体部分例えは手指、足指等
の突出部を考量して適宜配置された開口部がある。第2
図は、網形状の支持体を用いる包帯からつくられた典型
的な下肢キャストを例示している。
但し、図の一部分はキャスト構造を示すため破断されて
いる。この破断箇所では、包帯の順次上に一巻かれたい
くつかの層3が互いに剥離された形で示されているが、
理解されるように、実際のキャストでは、これらの層が
互いに融合されている。包帯の第一層を適用する前にメ
リヤス生地4を足に載置し、第一層の適用後このメリヤ
ス生地のこ上方縁部を該第一層の上に折り曲けるとがで
きる。次いで、この上に包帯の2層目を適用してメリヤ
ス生地を適所におさえる。もし、キャストが歩行用のも
のとして企図されるなら、キャストの底部に慣用のビー
ル片5を貼付してもよい。便宜ク上、ストランドと孔と
の細かな網目構造をキャスト面の一部分にのみ示したが
、実際にはその網目構造はキャストの全面をおおつてい
る。網状支持体の各ストランドは、押出成形されたスト
ランドの如き単一部材よりなるか、或は組み、撚るなど
してストランドを形成する複雑繊維よりなる。
この網状物は柔軟であることかが好ましい。而して、任
意の適当な天然ないし合成の材料例えば、めん若しくは
ウールの如き複数本の天然繊維よりなるストランド、或
はナイロン、ポリエステル、レーヨン、ポリエチレン、
ポリプロピレン、酢酸セルロース等の如き単一のストラ
ンド又は繊維形状をなす合成材料をストランドを用い易
ることができる。本発明では、網状の支持体から包帯材
料を製造する好都合な手段が提供される。
それは、網状物のストランド表面に導電性被覆を適用し
次いで該網状物のストランドに、架橋しうる熱可塑性コ
ポリマーの粉末を静電吹付被覆することに包含する。網
状物のストランド上に付着した、架橋しうる熱可塑性コ
ポリマー被覆を次いで、例えば電子ビーム放射線への暴
路により架橋して所望の架橋度を得る。当業者に認識さ
れる如く、静電吹付被覆は、被塗物を接地し、それに向
けて帯電粉末粒子の吹付けを行う方法である。
而して、粉末粒子は接地した物体に付着する。この粉末
粒子を表面にもつ物体を加熱することによつて、粉末粒
子は融着して被覆を形成する。架橋しうる熱可塑性コポ
リマーは、そのペレットを低温粉砕することにより粉末
形状にすることができる。網状の支持体に適用しうる適
当な導電性被覆についてはよく知られており、またそれ
は広く市販されている材料でもある。支持体を被覆する
他の適当な方法として、架橋しうる熱可塑性コポリマー
の有機溶剤溶液又はその水性エマルジョンを網状物に流
動層粉末被覆し又は吹付けることが包含される。
好ましくは、架橋しうる熱可塑性コポリマーの被覆は、
全包帯重量の60〜9唾量%がコポリマーになるような
被覆重量で網状支持体に適用される。
既述の如く、本発明の整形用装具を製造するのに用いら
れるシート、ウェブ、包帯等の形状をなす架橋コポリマ
ーは、これを被験者に適用するに先立つマイクロ波領域
の電磁エネルギーに暴露することによつて好都合に加熱
されうる。
一般に、このマイクロ波領域は、周波数約500〜50
00MHz範囲のエネルギーを含む。架橋コポリマーは
、周波数がこの範囲で高くなるに伴いマイクロ波エネル
ギーの吸収増加を示す。マイクロ波エネルギーを発生す
る、よく知られた装置がいずれも使用されうる。家庭料
理用に市販されているタイプの電子オープンがこの目的
に適しており、また簡便でもある。それは、約2450
MHzで作動するようにつまみ調整される。本発明の整
形用装具は被験者に適用後、例えばこれを加熱し手で生
体部分から取り外すことによつて容易に除去することが
できる。もし、整形用装具が単に架橋コポリマーないし
他の有機高分子材料のみより構成されるなら、それは、
熱線又は類似の手段を用いてキャスト材料より切断除去
することができる。無論、被検者に熱線が触れないよう
に予防策を講じねばならない。また、在来のギプス包帯
を除去するとき用いられる振動羽根式キャストカッター
も適している。下記の1例ョは、上記せる本発明を更に
例示するものであつて、それにより本発明をいかなる態
様にも不当に限定するつもりはない。
特記せぬ限り、全ての部および%は重量によつて示され
る。なお、コポリマーの二重結合含量については次のよ
うにして調べた:冷却器を備えたエルレンマイヤーフラ
スコに、2y程度の小試料を秤量して入れ、更にモルホ
リン10m1、クロロホルム50m1および酢酸20m
1を加えた。
この内容物の温度を30〜4紛間約50℃に上げてモル
ホリンを二重結合に反応させた。次いで、室温に冷却し
たのち、2−メトキシエチルアセテート中0.5Nの過
塩素酸でチモールブルー・キシレンシアノール終点まで
滴定した。試料以外全てを含むブランクについても実験
した。次式に従つて二重結合含量を算出した:式中 A=試料を滴定するのに要した過塩素酸の量(ml)、
B=ブランクを滴定するのに要した過塩素酸の量(ml
)、N=過塩素酸の規定度、 S.W=試料の重量。
また、還元粘度については、3(代)のベンゼン中2f
/mlの濃度で測定した。
例1 温度計、電磁攪拌機、窒素パージ用チューブおよびブル
ツクフイールド粘度計を備えた1eフラスコに、E−カ
プロラクトン(含水量0.024重量%)882g、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート(含水量0.24
重量%)18Vおよびオクタン酸第一錫0.282m1
を装入した。
反応体が水を含んでいるので、開始剤を追加する必要は
なかつた。これらの反応体をマントルヒーターで177
℃の温度に加熱した。2時間後、反応体の温度を182
′Cに上げたところ、粘度は6000CpSになつた。
更に2時間反応させると、発熱のため221℃に昇温し
た。なおも5時間反応を続行したとき、生成物は140
℃で310,00■Psの粘度を有した。この粘稠な黄
色がかつた生成物を、シリコーン被覆された剥離紙で内
張りせる平なべに排出せしめた。装入原料に対する固体
コポリマーの収率は99.61%であつた。生成ポリマ
ーは30℃でのベンゼン中0.58の還元粘度とO泪%
の二重結合含量を有した。固化せるポリマーを剥離紙か
ら取り除き、粉砕機で粗砕した。粗砕したポリマーの試
料に、2MeVの電子加速器を用いて各種線量の電子ビ
ームエネルギーを照射した。照射後、試料をベンゼン、
テトラヒドロフランおよび二塩化メチレン中のゲル含量
について試験し、0〜6の等級でゲル含量を評価した。
0は、検出しうるゲルがなかつたことを表わし、6は最
大量のゲルが形成したことを表わす。
下記表に結果を示す。
例2 反応体の含水量が例1のそれより少いほかは例1と同様
の方法によつて、E−カプロラクトンとネオペンチルグ
リコールジアクリレートとの架橋しうる熱可塑性コポリ
マーを調製した。
反応を約9時間行つたところ、212℃の発熱が4時間
15分後に生じた。9時間の反応後、生成物は13(代
)で740,000.pSの粘度を有した。
この生成ポリマーをシリコーン被覆せる剥離紙の上に排
出し、室温に冷却せしめた。固体ポリマーの収率は99
.3%で、その二重結合含量は0泪%であつた。反応を
開始させるのに用いた水の量が少なかつたため、本例の
ポリマーはベンゼン中0.72の還元粘度を示し、例1
のポリマーよりは幾分高い分子量を有した。得られた、
架橋しうる熱可塑性コポリマーの一部分からAin厚の
ブラックを圧縮成形した。ブラックのいくつかを引張試
験に付した。対照として、0.95の還元粘度を有する
在来のポリE−カプロラクトンホモポリマーを同様に試
験した。次表にその結果を示す。また、架橋しうるコポ
リマーの粒状試料に種々の線量の電子ビーム放射線を照
射し、二塩化メチレン中でのゲル含量について試験した
。例1の如く、ゲル含量は放射線量の増加に伴つて高ま
ることが観察された。例3 本例では、350ガロンのジャケット付き反応器で本発
明の架橋しうる熱可塑性コポリマーを製造した。
この反応器に、ε一カプロラクトン15001b1ネオ
ペンチルグリコールジアクリレートこ301b1オクタ
ン酸第一錫0.61bおよび開始剤とそしてジエチレン
グリコール1.51bを装入した。
反応混合物の温度を断熱的に1500Cに上げて反応を
開始させた。1時間反応を行つたところ、207℃と2
16℃の発熱が夫々1時間後と1J時間後に生じ1た。
冷却せるコンベヤーベルト上に生成物をストランド状で
排出し、凝固したストランドをダイシングしてペレット
を形成した。生成物は0.54の還元粘度、42,00
0CPS(200はC)の溶融粘度および0.11%の
二重結合含量を有した。ポリマーペレットの一部分を圧
縮成形して10ミル厚のブラックを得、これに、2Me
■の電子加速器から1メガラドの電子ビームエネルギー
を照射した。ブラック1個の一部分を二塩化メチレンに
入れたところ、それはかなりの量の不溶ゲルを形成した
。それとは対照的に、放射線照射しなかつたコポリマー
は二塩化メチレンに完全に溶解した。例4 ) 例2で製造した架橋しうる熱可塑性コポリマーの一
部分と例3で製造した架橋しうる熱可塑性コ
1ポリマーの一部分とを各々、Iinの厚
さを有するいくつかのブラックに圧縮成形した。
これらのプ.ラックに、2MeVの電子加速器から2,
5および10メガラドの電子ビームエネルギーを照射し
た。次いで、照射されたブラックと未照射のブラックか
ら手指用副木を形成した。この副木を形成する際先ず、
室温で不透明なコポリマーが半透明になつてその結晶融
点を過ぎたことを示すまで、ブラックを温浴に入れた。
次いで、柔らかくなつたブラックを手指周囲にチューブ
様に巻き付け、縁部をオーバラップさせ、これをわずか
な加圧によつて一緒に融合させ、冷却せしめてコポリマ
ーを硬質状態にした。照射された方のコポリマーはいず
れも容易に成形且つ融合され、しかも過剰に流れず、貼
付期間寸法安定性を示した。それに比べ、未照射のブラ
ックはかなり流動性で、適用時取り扱いが困難であつた
。貼付された副木は手指を不動状態に保持した。例5 350ガロンのジャケット付き反応器に、t−カプロラ
クトン20001b1ネオペンチルグリコールジアクリ
レート401bおよびオクタン酸第一錫365fを装入
した。
反応混合物に含まれる痕跡の水を唯一の使用開始剤とし
た。反応体の温度を200℃にして重合を開始させ、1
Vf間反応を行つた。温度を上げるに先立つて、反応体
混合物の小試料を反応器から採取し、サーモセルに入れ
た。サーモセルの温度を200Cに調節し、その中で3
9時間反応を行つた。上記反応器内の黄色を帯びた粘稠
な反応生成物を冷却せるベルト上にストランド状に排出
せしめ、凝固せるストランドをダイシングしてペレット
にした。反応器排出の初め近くで採取したコポリマーの
試料は、0.77の還元粘度を有し、また二回に反復測
定において0.09%および0.08%の二重結合含量
を示した。而して、この試料は2ケ月後0.74の還元
粘度と羽秒の結晶時間を有した。反応器排出の終り近く
で採取したコポリマーの試料は0.81の還元粘度を有
し、また二回の反復測定において夫々0.1%および0
.07%の二重結合含量を示した。この試料は2ケ月後
、0.77の還元粘度とn秒の結晶時間を有した。サー
モセルからの反応生成物は、0.89の還元粘度、二回
の反復測定における0.09%および0.08%の二重
結合含量並びに498の結晶時間を示した。各々巾2i
n1長さ5ftの編製ナイロン網(86ストランド/F
t)数片をヒユームフード内に取り付けた。
この使用せるナイロン網は表面にメラミン−ホルムアル
デヒドサイズ剤を有した。ナイロン網の両面に、上で製
造したコポリマーを二塩化メチレンにl喧量%溶かし且
つ架橋しうる熱可塑性コポリマーの全重量を基にしてl
鍾量%の二酸化チタンを加えて調製した溶液を吹付けた
。一夜乾燥後、適用した被覆重量は、被覆された網の全
重量の60〜7喧量%であつた。被覆網のストリップを
2MeV電子加速器からの電子ビーム5メガラドに暴露
することにより、放射線照射した。この網より予め除去
しておいた照射コポリマーの一部分が二塩化メチレン中
56.1重量%のゲル含量を有することが、ソツクスレ
ー抽出器を用いて調べられた。被覆網の照射ストリップ
をキャスト形成性包帯として用いて下腿キャストを形成
した。
メリヤス生地を被験者の下腿と足に嵌めた。包帯ロール
を650ワットの電子オープン(2,450MHz)に
入れ約75℃に加熱した。この温度で、コポリマーは柔
らかになり成形可能となつたが、しかしさほどの流動物
とはならなかつた。加熱した包帯ロールからは包帯が粘
着問題を伴うことなく引き出された。而して、これを、
下腿、足首そして足の一部分の周囲に、必要な箇所では
随時包帯にひだ取りしながら順次上になる一連の層態様
で巻き付けて、適用部分の面輪部にきつちり合つた、し
かも室温で剛性、固定化および耐荷重性をもたらすのに
十分な厚さのキャストを形成した。このように適用した
包帯層をわずかな加圧で一緒に融合させて良好な面接触
を確実にした。得られたキャストを室温に冷却せしめて
コポリマーを凝固させた。適用されたキャストは、多孔
質であり且つ包帯層に在るこれらの孔によつて空気およ
び湿分が通り抜けできる硬い単一構造物であつた。下肢
キャストと同様にして、前腕一手根キャストを製造した
その際、加熱せる包帯を前腕と手首の周囲に巻き付け、
栂指とひとさし指の間を通し、手のひらを横切つて手首
に戻した。石膏含浸キャスティングテープよりつくつた
在来の下腿キャストの重量は上記のようにしてつくつた
下腿キャストの重量の約2.8倍であつた。
また、石膏含浸キャスティングテープよりつくつた在来
の前腕キャストの重量は上記のようにしてつくつた前腕
キャストの重量の約5倍であつた。更に、コポリマーよ
りつくつた下腿キャストの上を被験者に歩かせたところ
、キャストは曲がりもせず、破断することもなかつた。
これは、キャスト材料に十分な耐荷重性のあることを示
している。例6ナイロン網のストランドに架橋コポリマ
ーを被覆せしめた、例5で製造せるナイロン網のストリ
ップをコポリマーの軟化点より高い温度に加熱した。
これを軟質ポリウレタンフォームのストリップに加圧で
融着せしめた。この加熱し、ポリウレタンフォームに接
合せる被覆網を前腕と手首の周囲に整形用キャストの第
一層として、ポリウレタンフォーム側が皮膚に接触する
ようにして巻き付けた。次いで、この第一層の上に、加
熱せるしかしポリウレタンフォームに接合しなかつた被
覆網物質を数層適用してキャストを完成させた。これら
の層を一緒に融合して単一構造物にし、そして生成キャ
ストを冷却せしめてコポリマーを硬質化した。冷却した
キャストは硬く、しかも前腕と手首にきつちり形状合致
していた。ポリウレタンフ・オームは快い裏打ち材料で
あり、また例5で用いた慣用のメリヤス生地よりも保水
時間の短いことがわかつた。例7 350ガaンのジャケット付き反応器に、t−カ)プロ
ラクトン4000]b1ネオペンチルグリコールジアク
リレート80]bおよびオクタン酸第一錫726fIを
装入した。
これらの反応体に含まれる痕跡量の水が重合開始剤とし
て作用するのに十分であつた。反応体の温度を150C
に上げて反応を開始させた。約托時間反応を行つたとこ
ろ、約5時間後に224℃の発熱が生じた。得られた粘
稠物を冷却せるコンベヤーベルト上にストランド状で排
出せしめ、固化せるストランドをダイシングしてペレッ
トにした。上記粘稠物は0.72の還元粘度を有した。
各々巾が41n、長さ5ftの編製ナイロン網(86ス
トランド/Ft)数片をヒユームフード内に取り付けた
なお、本例で用いたナイロン網はその表面にサイズ剤を
有さなかつた。また、上で製造したコポリマーの1鍾量
%二塩化メチレン溶液を用意し、これに、コポリマーの
重量を基にしてl鍾量%の二酸化チタン溶液を加えた。
このようにして調製せる溶液をヒユームフード内に取り
付けたナイロン網の両側に吹付けた。一夜乾燥後、適用
せる被覆重量は被覆網の総重量の約8鍾量%であつた。
網上のコポリマーを、2MeV電子加速器からの電子ビ
ームエネルギー3メガラドに暴露して架橋させた。網状
物上の架橋コポリマーのゲル含量は、ソツクスレー抽出
器を用いて54重量%であることが測定された。架橋コ
ポリマー被覆をそのストランド上に有する網状物のスト
リップを整形用キャスト形成性包帯として用いて、複数
の被験者の下腿キャストおよび前腕キャストを例5に記
載の如く形成した。
ここでも、形成されたキャストは硬い、多孔質の而して
空気や湿分を通しうる単一構造物であつた。下腿キャス
トは被験者がその上を歩きうるほど十分な耐荷重性を有
した。本例の包帯材料は、被験者に貼付する際、例5=
の包帯材料よりも平滑な凹凸のないひだ取り又ははさみ
込みができ、更に層同士の融着も例5のものより幾分一
様且つ完全であつた。
本例で用いた低度の架橋(すなわち照射)および高い適
用被覆重量は、層上のコポリマー被覆をより十分に接触
こさせまたより容易に流動させることによつて高められ
た融合のせいと信じられる。更に、ナイロン製の網状支
持体にサイズ剤を被覆しなかつたことにより、例5のサ
イズ剤付きナイロン支持体よりも高い柔軟性が可能とな
つた。而して、それによりり、ひだ取り又はさみ込み特
性が改善されたと信する。同様に製造した包帯材料上の
コポリマーを架橋させるのに約2メガラド又はそれ以下
の放射線量を用いたとき、適用温度でのコポリマーの粘
着性および流動性が、包帯ロールの層同士の粘着を防止
するのに恐らく分離用紙を必要とする如きものであるこ
とがわかつた。
例8 食品配合機に、例5で製造した架橋しうる熱可塑性コポ
リマー900yと二酸化チタン100′を装入し、これ
らを0泪侍間物理的にブレンドした。
次いで、得られた混合物をスクリュー直径11nの押)
出機で押出ブレンドした。該ブレンドをストランドダイ
を介して氷浴中に排出せしめ、ストランドを凝固させた
。ストランドをダイシングしてペレットにしたのち、こ
れを実験室超微粉砕機に入れ、−150〜200゜Cで
低温粉砕することにより粉末を形成した。各々巾が21
n1長さ5ftのナイロン製網状物(86ストランド/
Ft)数片を導電性被覆の溶剤溶液(RanSbLlr
″GEIectrO−COating社よりRar!S
PreP9の商品名で市販されている)に浸漬し、溶剤
を蒸発させた。
この導電性被覆を表面に有するナイロン製網状物に、架
橋しうる熱可塑性コポリマー粉末を静電吹付被覆した。
適用被覆重量は被覆網の総重量の約8唾量%であつた。
適用した粉末被覆を融着せしめたときも、被覆された支
持体のストランド間の孔は依然存在した。すなわち、上
記被覆は孔を橋かけすることもなく、而して閉ざすこと
もなかつた。この、架橋しうる熱可塑性コポリマーの被
覆を表面に有する網状物に、2MeV電子加速器からの
電子ビームエネルギー3メガラドを照射してコポリマー
を架橋させた。
かくして架橋せるコポリマーを表面にもつナイロン製網
状物をコポリマーの軟化点より高い温度に加熱し、次い
でこれを例5と同様に整形用キャスト形成性包帯として
用いて被験者に前腕一手根キャストを貼付した。
適用せる加熱包帯層は申分なく融合して、適用箇所にき
つちり合つたしかも室温で剛性の単一構造キャストを形
成した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、被覆された網形状をなす整形用キャスト形成
性材料の横断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒト又は動物の生体部分を固定し動かないようにす
    るための整形用装具の製造に用いる熱可塑性コポリマー
    材料であつて、活性水素含有開始剤を、(2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中nは約3〜6の値を有する整数であり、少くとも
    n+2個のRは水素で、残るRは各々、炭素原子1〜1
    0個のアルキルである)を有する少なくとも1種のラク
    トン90〜99.5重量%と、(B)ネオペンチルグリ
    コールジアクリレート0.5〜10重量%よりなるモル
    過剰のモノマー混合物に25〜300℃の温度で反応さ
    せることにより形成した架橋しうる熱可塑性コポリマー
    材料。 2 架橋しうる熱可塑性コポリマーがベンゼン中2g/
    mlの濃度で0.2〜2.0の還元粘度を有する特許請
    求の範囲第1項記載のコポリマー材料。 3 架橋しうる熱可塑性コポリマーがベンゼン中2g/
    mlの濃度で0.5〜1.0の還元粘度を有する特許請
    求の範囲第1項記載のコポリマー材料。 4 架橋コポリマーが20〜70重量%のゲル含量を有
    する特許請求の範囲第1項記載のコポリマー材料。 5 ラクトンがE−カプロラクトンである特許請求の範
    囲第1項記載のコポリマー材料。 6 モノマー混合物がラクトン95〜99.5重量%と
    ネオペンチルグリコールジアクリレート0.5〜5重量
    %よりなる特許請求の範囲第1項記載のコポリマー材料
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