JPS6054702B2 - 支保工存置期間計算図表 - Google Patents
支保工存置期間計算図表Info
- Publication number
- JPS6054702B2 JPS6054702B2 JP12170182A JP12170182A JPS6054702B2 JP S6054702 B2 JPS6054702 B2 JP S6054702B2 JP 12170182 A JP12170182 A JP 12170182A JP 12170182 A JP12170182 A JP 12170182A JP S6054702 B2 JPS6054702 B2 JP S6054702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- span
- diagram
- compressive strength
- period calculation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06G—ANALOGUE COMPUTERS
- G06G1/00—Hand manipulated computing devices
- G06G1/16—Hand manipulated computing devices in which a straight or curved line has to be drawn through related points on one or more families of curves
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンクリートエの支保工存置期間計算図表に関
するものである。
するものである。
従来、コンクリートエの支保工存置期間については、設
計と施工サイドでの関連性が乏しく、支保工は長く存置
すれば安全とされていたが、現実には支保工を長く存置
しても撓みやひび割れによる障害を生じる場合があり、
逆に早く解体しても何ら問題が生じない場合があつたり
して、設計並びに施工に混乱を生じていた。
計と施工サイドでの関連性が乏しく、支保工は長く存置
すれば安全とされていたが、現実には支保工を長く存置
しても撓みやひび割れによる障害を生じる場合があり、
逆に早く解体しても何ら問題が生じない場合があつたり
して、設計並びに施工に混乱を生じていた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは適切な存置期間を極めて簡単且つ迅速に
求め、設計者が適正且つ施工可能’なスラブであるか否
か簡単にチェックし、要求するレベルの設計ができるだ
けでなく、積算段階で工程、工法等の施工計画の立案が
極めて容易にできると共に、営業活動の際にも適正工期
を簡単に求めることができ、設計、施工の各段階で、ス
ラ、ブの撓み、ひび割れ等に対する安全性、品質確保等
の難易度を簡単に把握することができる新規な支保工存
置期間計算図表を提供するにある。
とするところは適切な存置期間を極めて簡単且つ迅速に
求め、設計者が適正且つ施工可能’なスラブであるか否
か簡単にチェックし、要求するレベルの設計ができるだ
けでなく、積算段階で工程、工法等の施工計画の立案が
極めて容易にできると共に、営業活動の際にも適正工期
を簡単に求めることができ、設計、施工の各段階で、ス
ラ、ブの撓み、ひび割れ等に対する安全性、品質確保等
の難易度を簡単に把握することができる新規な支保工存
置期間計算図表を提供するにある。
本発明は、横軸及び縦軸によつて区画された４つの象限
のうち任意の象限に、ａ）スラブの長辺有効スパンと短
辺有効スパンとの辺長比をパラメータとし短辺有効スパ
ンー等価スパンの関係を示す線図を表示すると共に、残
る３つの象限に時計又は反時計回りに順次、ｂ）スラブ
厚をパラメータとする等価スパンー施工時スラブ最大曲
げ応力、ｃ）施工時スラブ最大曲げ応カーコンクリート
圧縮強度、ｄ）コンクリート圧縮強度一支保工存置日数
、の関係を示す線図を表示して成ることを特徴とする支
保工存置期間計算図表である。以下、本発明の一実施例
について図面を参照しながら説明する。図は原点０にて
直交する横軸Ｘと縦軸Ｙにより４つの象限Ａｌ，Ａ２，
Ａ３，Ａ４を区画している。第１の象限Ａ１（右下の象
限）にはスラブの長辺有効スパン１ｙと短辺短辺有効１
ｘとの辺長比λをパラメータとする短辺有効スパン１ｘ
一正方形等価スパン１ｅの関係を示す線図１が表示して
ある。
のうち任意の象限に、ａ）スラブの長辺有効スパンと短
辺有効スパンとの辺長比をパラメータとし短辺有効スパ
ンー等価スパンの関係を示す線図を表示すると共に、残
る３つの象限に時計又は反時計回りに順次、ｂ）スラブ
厚をパラメータとする等価スパンー施工時スラブ最大曲
げ応力、ｃ）施工時スラブ最大曲げ応カーコンクリート
圧縮強度、ｄ）コンクリート圧縮強度一支保工存置日数
、の関係を示す線図を表示して成ることを特徴とする支
保工存置期間計算図表である。以下、本発明の一実施例
について図面を参照しながら説明する。図は原点０にて
直交する横軸Ｘと縦軸Ｙにより４つの象限Ａｌ，Ａ２，
Ａ３，Ａ４を区画している。第１の象限Ａ１（右下の象
限）にはスラブの長辺有効スパン１ｙと短辺短辺有効１
ｘとの辺長比λをパラメータとする短辺有効スパン１ｘ
一正方形等価スパン１ｅの関係を示す線図１が表示して
ある。
更に、該線図１にはスラブ面積Ｓが、Ｓ１≦２５ｄ１２
５イくＳ２〈３６Ｗｔ及びＳ３≧３６ｄの３つの等級を
区画する補助線１ａが表示されている。次に、第２の象
限Ａ２（右上の象限）にはスラブ厚ｔをパラメータとす
る正方形等価スパン１ｅ−施工時スラブ最大曲げ応力度
σＸの関係を示す線図２が表示されており、該線図２に
は更にスパン−スラブ厚比Ｒｔが、Ｒｔｌ≦３０、３０
＜Ｒｔ２≦３＼３５；〈Ｒｔ３≦４０及びＲｔ４〉４０
の４つの等級を区画する補助線２ａが表示されている。
５イくＳ２〈３６Ｗｔ及びＳ３≧３６ｄの３つの等級を
区画する補助線１ａが表示されている。次に、第２の象
限Ａ２（右上の象限）にはスラブ厚ｔをパラメータとす
る正方形等価スパン１ｅ−施工時スラブ最大曲げ応力度
σＸの関係を示す線図２が表示されており、該線図２に
は更にスパン−スラブ厚比Ｒｔが、Ｒｔｌ≦３０、３０
＜Ｒｔ２≦３＼３５；〈Ｒｔ３≦４０及びＲｔ４〉４０
の４つの等級を区画する補助線２ａが表示されている。
また、第３の象限Ａ３（左上の象限）にはコンクリート
の品質を良、普通、並のパラメータとする施工時スラブ
最大曲げ応力σｘ−コンクリート！圧縮強度σｃの関係
を示す線図３が表示してある。
の品質を良、普通、並のパラメータとする施工時スラブ
最大曲げ応力σｘ−コンクリート！圧縮強度σｃの関係
を示す線図３が表示してある。
最後に、第４の象限Ａ４（左下の象限）には、呼ひ強度
と養生温度の各等級１，■，■，■をパラメータとする
コンクリート圧縮強度σｃ一支保３工存置日数田）との
関係を示す線図４が表示してあると共に、高級、常用及
び簡易のコンクリート下限強度を示す補助線４ａが表示
されている。
と養生温度の各等級１，■，■，■をパラメータとする
コンクリート圧縮強度σｃ一支保３工存置日数田）との
関係を示す線図４が表示してあると共に、高級、常用及
び簡易のコンクリート下限強度を示す補助線４ａが表示
されている。
本実施例は以上のように構成されているので、実際の計
算に際して例えば、短辺有効スパン１ｘが４２．７５ｒ
ｒＬ．で長辺有効スパン１ｙが８．２５の場合の支保工
存置日数を求めるには、縦軸Ｙの短辺有効スパン１Ｘ＝
２．７５の位置から点線５ａの如く水平方向に向つてた
どり、辺長比λ＝Ｉｙ／１ｘ＝３．０の線図１との交点
から点線５ｂの如く垂直上方に向けて横軸Ｘとの交点に
て等価スパン１ｅ＝３．８５を得る。更に点線５ｃに沿
つて垂直上方にたどつてスラブ厚＝１２ｃｍの点から左
方水平方向に点線５ｄに沿つて縦軸Ｙとの交点にて施工
時スラブ最大曲げ応力σＸ＝１５．３ｋｇ／Ｃｌｔを求
める。この点を更に水平左方の点線５ｅに沿つて行き等
級１１との交点を垂直下方に点線５ｆに沿つてたどつて
横軸Ｘとの交点にてコンクリート圧縮強度σｃ＝７２ｋ
９／Ｃｌｔを得る。続いて点線５ｇと等級１との交点を
水平右方の点線５ｈに沿つて最後に縦軸Ｙとの交点にて
支保工存置日数３日を算出する。同様にして例えば短辺
有効スパン１Ｘ＝４．５７７ｔ．、長辺有効スパンＩｙ
＝６．７５ｒｒＬ１スラブ厚ｔ＝１５ｃｍ１コンクリー
トの品質等級＝普通、呼び強度２１０ｋｇ／Ｃｌｔ養生
温度２０℃の各条件では点線６により支保工存置日数１
３日を得る。
算に際して例えば、短辺有効スパン１ｘが４２．７５ｒ
ｒＬ．で長辺有効スパン１ｙが８．２５の場合の支保工
存置日数を求めるには、縦軸Ｙの短辺有効スパン１Ｘ＝
２．７５の位置から点線５ａの如く水平方向に向つてた
どり、辺長比λ＝Ｉｙ／１ｘ＝３．０の線図１との交点
から点線５ｂの如く垂直上方に向けて横軸Ｘとの交点に
て等価スパン１ｅ＝３．８５を得る。更に点線５ｃに沿
つて垂直上方にたどつてスラブ厚＝１２ｃｍの点から左
方水平方向に点線５ｄに沿つて縦軸Ｙとの交点にて施工
時スラブ最大曲げ応力σＸ＝１５．３ｋｇ／Ｃｌｔを求
める。この点を更に水平左方の点線５ｅに沿つて行き等
級１１との交点を垂直下方に点線５ｆに沿つてたどつて
横軸Ｘとの交点にてコンクリート圧縮強度σｃ＝７２ｋ
９／Ｃｌｔを得る。続いて点線５ｇと等級１との交点を
水平右方の点線５ｈに沿つて最後に縦軸Ｙとの交点にて
支保工存置日数３日を算出する。同様にして例えば短辺
有効スパン１Ｘ＝４．５７７ｔ．、長辺有効スパンＩｙ
＝６．７５ｒｒＬ１スラブ厚ｔ＝１５ｃｍ１コンクリー
トの品質等級＝普通、呼び強度２１０ｋｇ／Ｃｌｔ養生
温度２０℃の各条件では点線６により支保工存置日数１
３日を得る。
尚、上記実施例では短辺有効スパンー等価スパンの線図
を象限Ａ１に採つたが、本発明はこれに限定するもので
はなく、〜〜へのうずれに採つても良く、また続く等価
スパンー施工時スラブ最大曲げ応力線図、施工時スラブ
最大曲げ応カーコンクリート圧縮強度、及びコンクリー
ト圧縮強度一支保工存置日数の各線図は上記実施例のよ
うに反時計回りでなくＡ１−Ａ４→〜−Ａ２の如く時計
回りの方向に採つても良い。
を象限Ａ１に採つたが、本発明はこれに限定するもので
はなく、〜〜へのうずれに採つても良く、また続く等価
スパンー施工時スラブ最大曲げ応力線図、施工時スラブ
最大曲げ応カーコンクリート圧縮強度、及びコンクリー
ト圧縮強度一支保工存置日数の各線図は上記実施例のよ
うに反時計回りでなくＡ１−Ａ４→〜−Ａ２の如く時計
回りの方向に採つても良い。
次に、本発明の効果を列挙する。
１支保工の適切な存置期間を極めて簡単、迅速に求めら
れる。
れる。
２設計者が適正な施工可能なスラブであるか否か簡単に
チェックし、要求するレベルを設計できる。
チェックし、要求するレベルを設計できる。
３積算段階で工程、工法等の施工計画の立案が容易とな
る。
る。
４営業活動の際にも、適正工期を簡単に求めることがで
きる。
きる。
５設計、施工の各段階で、スラブの撓み、ひび割れ等に
対する安全性、品質確保等の難易度を簡単に把握するこ
とができる。
対する安全性、品質確保等の難易度を簡単に把握するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の支保工存置期間計算図表の一実施例を示す
ものである。 １・・・・・・短辺有効スパンー等価スパン線図、２・
・・・・・等価スパンー施工時スラブ最大曲げ応力線図
、３・・・・・・施工時スラブ最大曲げ応カーコンクリ
ート圧縮強度線図４・・・・・・コンクリート圧縮強度
一支保工存置日数線図、Ａｌ，Ａ２，Ａ３，Ａ４・・・
・・・象限。
ものである。 １・・・・・・短辺有効スパンー等価スパン線図、２・
・・・・・等価スパンー施工時スラブ最大曲げ応力線図
、３・・・・・・施工時スラブ最大曲げ応カーコンクリ
ート圧縮強度線図４・・・・・・コンクリート圧縮強度
一支保工存置日数線図、Ａｌ，Ａ２，Ａ３，Ａ４・・・
・・・象限。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 横軸及び縦軸によつて区画された４つの象限のうち
任意の象限に、ａ スラブの長辺有効スパンと短辺有効
スパンとの辺長比をパラメータとし短辺有効スパン−等
価スパンの関係を示す線図を表示すると共に、残る３つ
の象限に時計又は反時計回りに順次、ｂ スラブ厚をパ
ラメータとする等価スパン−施工時スラブ最大曲げ応力
。 ｃ 施工時スラブ最大曲げ応力−コンクリート圧縮強度
、ｄ コンクリート圧縮強度−支保工存置日数の関係を
示す線図を表示して成ることを特徴とする支保工存置期
間計算図表。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のａ）短辺有効スパン−
等価スパン線図には、スラブ面積Ｓが、Ｓ＿１≦２５ｍ
＾２、２５ｍ＾２＜Ｓ＿２＜３６ｍ＾２及びＳ＿３≧３
６ｍ＾２の３つの等級を区画する補助線が表示されてい
ることを特徴とする支保工存置期間計算図表。 ３ 特許請求の範囲第１項記載のｂ）等価スパン−施工
時スラブ最大曲げ応力線図にはスパン−スラブ厚比Ｒｔ
が、Ｒｔ＿１≦３０、３０＜Ｒｔ＿２≦３５、３５＜Ｒ
ｔ＿３≦４０及びＲｔ＿４＞４０の４つの等級を区画す
る補助線が表示されていることを特徴とする支保工存置
期間計算図表。 ４ 特許請求の範囲第１項記載のｃ）施工時スラブ最大
曲げ応力−コンクリート圧縮強度線図は、コンクリート
の品質が良、普通及び並の３つのパラメータとして表示
されていることを特徴とする支保工存置期間計算図表。 ５ 特許請求の範囲第１項記載のｄ）コンクリート圧縮
強度−支保工存置日数線図は、呼び強度が２１０，２４
０，２５５及び２７０ｋｇ／ｃｍ＾２で、養生温度が各
々２０，１５，１０及び５℃の４つの等級をパラメータ
とすることを特徴とする支保工存置期間計算図表。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12170182A JPS6054702B2 (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 支保工存置期間計算図表 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12170182A JPS6054702B2 (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 支保工存置期間計算図表 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911469A JPS5911469A (ja) | 1984-01-21 |
| JPS6054702B2 true JPS6054702B2 (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=14817735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12170182A Expired JPS6054702B2 (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 支保工存置期間計算図表 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054702B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117276U (ja) * | 1988-11-01 | 1990-09-19 | ||
| JPH0648333A (ja) * | 1991-05-31 | 1994-02-22 | Fukuyama Rubber Kogyo Kk | 高弾性ゴムクローラ |
| JPH0687474A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-03-29 | Kazuhiro Kanegae | 弾性無限軌道帯 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12170182A patent/JPS6054702B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911469A (ja) | 1984-01-21 |
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