JPS6054686B2 - キーボード

Info

【発明の詳細な説明】本発明は、データ通信、一般事務用等のタイプライター
キーボードのシフト文字または符号表示に関するもので
ある。

従来、データタイプライタ、事務用タイプライタのシフ
ト表示は、機構的なキーの上下、シフトキーランプの点
滅等であつて、直接キー表示には変化がなく、そのキー
の分担している文字、符号が、シフトに関係なく表示さ
れていた。

このために、現在、その内のどの文字がタイプされるか
シフト状態を使つていないと不明であつた。

本発明は、この不明さを明確にするため、シフト毎に、
キーインできる文字、符号だけを表示することを目的と
する。

このために本発明はキーインする押しボタンを透明な円
柱とし、軸方向上下に、シフトに対応したキーイン文字
または符号を刻印等により明示する。

これに、光を照射することにより、照射位置の文字、符
号が押ボタン上部より見ることができる。以下、本発明
を実施例を参照して詳細に説明する。

本発明の原理は前述のとおりであるが、コード発生（タ
イプ）クロスバーを押下するボタン１を第１図のような
構造を一体化したものである。

すなわちイはボタン頭部、口、二、へは光の遮光部、ハ
、ホは光接合文字板部、卜はコードバー押下機構てある
。現在発生しようとする文字の表示は、ハまたはホの文
字板部に光を入射して照明表示すればよ’い。

この照明に第２図に示すような透明なガラス、合成樹脂
等の平板２の端にランプ３をおき透明板を光の伝達体と
して、各キーの該当シフト文字を照明する。

光伝達板２は前述のように端面に光源（ランプ）３をお
き、キー穴より、文字板を照射する。

この光伝達板２はシフトに応じて上下できる機構を有す
るか、または、光伝達板を複数おいて、光源をシフトに
応じて点滅させてもよい。キー穴の光照射射面には第３
図に示すようなレンズ４を使用し、集光すればさらに有
効である。

以上の説明で明きらかなように、本発明によれば文字発
生表示がはつきり表示され、シフト状況が一見出来、従
来のページ式表示よりも有利である。このため、ファン
クション・キーボードにも応用出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明キーボード押しボタンの構成を示す図、
第２図はキーボードの構造の一例の大略を示す図、第３
図は、キー穴のレンズ構成を示す図である。