JPS6054587B2 - ブライン方式の冷凍冷蔵装置 - Google Patents

ブライン方式の冷凍冷蔵装置

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JPS6054587B2
JPS6054587B2 JP13804876A JP13804876A JPS6054587B2 JP S6054587 B2 JPS6054587 B2 JP S6054587B2 JP 13804876 A JP13804876 A JP 13804876A JP 13804876 A JP13804876 A JP 13804876A JP S6054587 B2 JPS6054587 B2 JP S6054587B2
Authority
JP
Japan
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brine
pipe
rectification tower
cooled
reservoir
Prior art date
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Expired
Application number
JP13804876A
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English (en)
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JPS5362256A (en
Inventor
正昭 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ブライン方式の冷凍冷蔵装置に係り、主
としてブライン中の水を除去する為に改良された装置に
関する。
従来、冷凍冷蔵装置において、高価な冷媒の量が少く
てすむなどの利点により、ブラィン方式を採用すること
は広く行なわれている。
しカルながら、一方例えばオープンショーケースなど
の冷凍冷蔵装置においては、着霜の問題があり、この着
霜を無くするためにブラインに直接気流を接触せしめて
冷却し、この冷却された気流でオープンショーケース内
の被冷却物を冷却するようにしたブライン方式を採用し
た場合、ブライン中に吸収された水分をいかに除去する
かの問題が発生する。
この場合、単にブラインを加熱するのでは、ブライン中
の添加剤などが変質するうれいがあり、このため、大気
圧のふん囲気中での加熱は実用性にとぼしい。 そこで
発明者は、精溜塔内を大気圧以下とし、このふん囲気内
で、ブラインを加熱し、水分を除去することに着眼し、
前述問題点を解決した冷凍冷蔵装置を発明するに至つた
ものである。
以下、この発明の背景となる、かつこの発明を実施し
て有効であるオープンショーケースを含む実施例につい
て詳述するが、この発明をこの実施の形態に限定するも
のではない。
図において、 1はオープンショーケースである。
オープンショーケース1内には棚に被冷却物(展示商品
)2を並べる。3は循環気流4の通路であつて、前面部
分3aは開放されている。
5は通路3内に設けられた送風機である。
6は通路3下部に接して上部を開放して設けられたブラ
インBの溜めである。
(ブラインは広義の冷媒ではあるがその状態を変化せし
めるものではなく、また以下単に1冷媒ョとは狭義の冷
媒であると理解されたい。)ブラインBは種々の物質が
考えられるが、この実施例においては、エチレングリコ
ールを主体とした液を使用する。7は詳細は図示しない
が、平面上行列して、かつ水平軸によつて回転可能に、
多数配列された回転円板である。円板7は動力8によつ
て回転するべくなされる。また円板7は、その下半分が
溜め6のブラインB内に浸積されるべくなされる。さら
に円板7は、詳細は図示しないが、表面に細い溝を多数
切削するとか、目の細かい網て構成するなど、表面積を
大とすると共に、空中にある部分もブラインBによつて
充分にぬらされるような配慮がなされる。9はブライン
Bの帰路配管であり、溜め6と精溜塔10問に配管され
る。
配管9は、その先端が精溜塔10内に散布管9aとして
開口する。11はブラインBの往路配管であり、プライ
ンタンク12と溜め6間に配管される。
13,14は共に同一仕様の定容積型ポンプであり、そ
れぞれ配管9,11の途中に設けられ、共通の動力15
によつて駆動される。
なお配管抵一抗などが許容される値以下ならポンプ13
を省略し、精溜塔10内の真空圧でブラインBを吸引す
るようにしてもよい。16はブラインBの移送配管であ
り、精溜塔10下部とプラインタンク12間に配管され
る。
17は配管16途中に設けられたポンプである。
さらに、配管16と配管9とはその間に熱交換するべく
設けられた熱交換器18を経由するべくなされる。19
は精溜塔10内上部に充てんされた、公知二の充てん材
である。
20は精溜塔10最上部の水蒸気凝縮室である。
室20内には、冷却器21が設けられ、さらに弁22を
設けたドレーン管23がその下部に開口される。さらに
室20内上部には、真空ポンプ24が接続される。なお
冷却器21の冷熱源は、開放部3aから溢流する冷気流
4を導入することにより利用してもよい。25はプライ
ンタンク12内のブラインBを冷却するべく設けられた
、公知の冷凍装置である。
冷凍装置25は、コンプレッサ25a1高圧側配管25
b..凝縮器25c1膨張弁25d1蒸発器25eを図
示のように接続してなる。また、配管25bと配管9と
はその間に熱交換するべく設けられた熱交換器26を経
由するべくなされる。さらに配管25bはその一部が精
溜塔10内下部を加熱管27として通過せしめられてい
る。次に前述実施例の作用につき述べる。
まず、送風機5、動力8を駆動する。
そうするノと、気流4が発生し、この気流4は、円板7
の回転に伴ないその表面に付着した、冷却されたブライ
ンBによつて冷却され、この冷却された気流4によつて
被冷却物2が冷却する。かくする間に、気流4に含まれ
る水蒸気は、円一板7表面のブラインB内に固体で取り
込まれる。
そしてこの水の固体は溜め6内のブラインB内に混入し
、動力15によるポンプ13の作動により、ブラインB
と共に配管9を経由して精溜塔10内に散布する。配管
9を経由する間に、ブラインBは熱交換器18および2
6によつて加熱される。精溜塔10内は、真空ポンプ2
4の作動により、その内部のふん囲気は例えば約20w
rmHgの圧力となり、また温度はそのときのブライン
Bの沸点以下の約30度となるようにする。
ブラインBは精溜塔10内の温度より若干高い温度で、
散布管9aにより散布する。
この散布したブラインBは加熱管27により、水などの
沸点の低い物質が気化してポンプ24に引かれて上昇す
る。この気化した物質は充てん材19に至り、その良く
知られた作用により、さらに沸点の低い物質(水)のみ
が通過して、室20に至る。室20において冷却器21
により冷却されることにより液化し、生成した水は管2
3より外部に排出する。なお、この水の量が少ない場合
には、この水もガスと共にポンプ24によつて吸引排出
される。一方水が除去されたブラインBは、ポンプ17
により熱交換器18を経由して、タンク12に至る。
タンク12内のブラインBは、冷凍装置25により冷却
され、ポンプ14の作用により溜め6に戻り循環する。
かくして、オープンショーケース1内の循環空気冷却系
統は、霜の付着するためによる冷却能力低下のうれいが
なく、またブラインBに吸収された循環空気中の水は、
ブラインBの性質をそこなうことなく除去され、この水
の除去されたブラインBが冷凍装置25により冷却され
るから、凝縮器25cにも着霜することがない。
この発明は、前述した実施例にかぎらず、この発明の技
術的思想の範囲内における各構成の均等物との置換も、
またこの発明の技術的範囲に含まれる。
この発明は前述したとおり、着霜することが無いから、
着霜による欠点を除去しうるのみならず、ブライン中の
水は低圧ふん囲気中で加熱蒸発するようにしたから、ブ
ラインの性質をそこなううれいもない、ブライン方式の
冷凍冷蔵装置を提供しうる顕著な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、縦断側面図を含む配
管図である。 2・・・・・・被冷却物、4・・・・・・循環気流、6
・・・・・・ブライン溜め、9・・・・・・ブライン帰
路配管、10・・・・・・精溜塔、11・・・・・・ブ
ライン往路配管、12・・・・・・プラインタンク、1
6・・・・・・ブライン移送配管、18,26・・・・
・・熱交換器、24・・・・・・真空ポンプ、25・・
・・・冷凍装置、25b・・・・・・高圧側配管、27
・・・・・・加熱管、B・・・・・・ブライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブラインの冷熱によつて被冷却物を冷却するべくし
    た、冷凍冷蔵装置であつて、前記被冷却物はブライン溜
    め内の前記ブラインと直接接触する気流によつて冷却さ
    れ、さらに前記溜め内のブラインを精溜塔内に圧送する
    べく配管したブライン帰路配管、前記精溜塔内の気圧を
    大気圧以下にするためガスを吸引するべく、精溜塔上部
    に接続した真空ポンプ、前記精溜塔内のブラインをブラ
    インタンク内に圧送するべく精溜塔下部に接続したブラ
    イン移送配管、ブラインの再蒸発をはかるべく精溜塔下
    部を通過する加熱管、前記ブラインタンク内のブライン
    を前記溜め内に圧送するべく接続したブライン往路配管
    、前記ブラインタンク内のブラインを冷却すべくした冷
    凍装置が含まれてなる、前記冷凍冷蔵装置。 2 前記ブライン帰路配管には、前記ブライン移送配管
    および前記冷凍装置の高圧側配管との間に、熱交換する
    べくした、熱交換器が設けられている、特許請求の範囲
    第1項記載の冷凍冷蔵装置。 3 前記精溜塔内部の下部を通過する加熱管には前記冷
    凍装置の高圧側配管が接続されている、特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の冷凍冷蔵装置。
JP13804876A 1976-11-16 1976-11-16 ブライン方式の冷凍冷蔵装置 Expired JPS6054587B2 (ja)

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JP13804876A JPS6054587B2 (ja) 1976-11-16 1976-11-16 ブライン方式の冷凍冷蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPS5362256A JPS5362256A (en) 1978-06-03
JPS6054587B2 true JPS6054587B2 (ja) 1985-11-30

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ID=15212771

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JP13804876A Expired JPS6054587B2 (ja) 1976-11-16 1976-11-16 ブライン方式の冷凍冷蔵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62113091U (ja) * 1985-12-26 1987-07-18
JPH0335755Y2 (ja) * 1984-02-15 1991-07-29

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JPH0335755Y2 (ja) * 1984-02-15 1991-07-29
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