JPS6053781B2 - エンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装置 - Google Patents

エンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装置

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JPS6053781B2
JPS6053781B2 JP56007482A JP748281A JPS6053781B2 JP S6053781 B2 JPS6053781 B2 JP S6053781B2 JP 56007482 A JP56007482 A JP 56007482A JP 748281 A JP748281 A JP 748281A JP S6053781 B2 JPS6053781 B2 JP S6053781B2
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好徳 鮫島
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M65/00Testing fuel-injection apparatus, e.g. testing injection timing ; Cleaning of fuel-injection apparatus

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジン駆動に関与する各種条件の検出セ
ンサー群と、これらセンサー群からの電気信号を総合し
てエンジン駆動を適正空燃比の状態に保つ上で必要なイ
ンジェクターからの燃料噴射量を自動的に演算しインジ
エクターヘ指令信号を発するコントロールユニットとを
有するエンジン用電子制御燃料噴射装置につき、前記セ
ンサー群のうちエンジン始動時や暖機運転中にのみ関与
するセンサーはともかく少なくとも定常の走行状態で前
述適正空燃比制御に必須不可欠の各センサー(つまり、
エアーフローメーター、吸気温センサー、水温センサー
、O2センサー)および各インジェクターの作動状態な
らびに夫々に対する通電状態の適否を診断するための装
置に関する。
エンジンを常に適正な状態で駆動させつづける・ため
に多種の電装部品が用いられ、殊に排ガス規制がとられ
るようになつてからは電装回路構成が一層複雑化してい
る。この複雑な電装回路の診断に当つて用いられている
現行の装置に、通電線群を診断するためのハーネスチェ
ッカーとか、中枢部をなすコントロールユニットを診断
するためのコントロールユニットチェッカーなどがある
が、これらは何れもエンジン停止状態で通電線の導通と
コントロールユニットの作動を点検するもので、肝腎の
エンジン駆動中(車体走行時、停止時何れも含む)の状
態を診断することができなかつた。しかしながら実際に
はエンジン駆動中、殊に走行中に、振動や熱等の影響で
回路の一部に断線や接触不良等が生じる場合もあり、又
、コントロールユニットに対する情報源としての各種の
センサーの作動不良が生じる場合もあり、このような場
合にはエンジンが不測に停止したり不調に陥つたりする
が、このような不都合現象はエンジン駆動中、殊に走行
中に「ときたま」又は「ある条件のときのみ」起こると
いつたものであつて、前記したハーネスチェッカーやコ
ントロールユニツトチ;エンカーなど現行の診断装置で
は上記のような不都合現象を把握し、不具合箇所を的確
に発見することができなかつたのであり、このような不
具合箇所の診断をする場合、現行では、車体停止状態で
エンジンを駆動させながら各部品を軽く叩いて二振動を
与えたり、ハーネスやコネクターを動かしたり、或いは
各部品を温めたり冷やしたりしてエンジンの調子をみる
といつた問接的、原始的な診断方法や、各々の部品の接
続端子にサーキットテスターを当てて導通や抵抗の変化
をみて診断する5方法などをとつているが、何れも作業
内容が面倒で時間と労力がかかる割に不具合箇所発見の
確率が低く、抜本的解決策が待望されているのが実情で
ある。
本発明はこのような要望に応えるべく鋭意研究5をつく
したものであつて、以下にその実施の一態様につき詳細
に説明する。
本態様では、電子制御燃料噴射装置 (ElectrOnicGaSOlllleInjec
tiOn:略W−GI)付きの排気ガス対策エンジン(
俗に、NAPS−ニツサ4ン排気ガス清浄化装置付エン
ジンなどとして広く知られている)に関する電装回路を
とりあげる。
本発明が診断対象とするのは上記のEGIである。この
EGIとは端的にいつて、エンジンの運転状態を各種セ
ンサーで調べ、電気信号にしてコントロールユニットへ
送り出し、コントロールユニットでは各種センサーから
送られてきた電気信号を総合して、運転状態に応じてタ
イムリーに、かつ適正空燃比となるような燃料噴射量を
計算し、インジェクターへ指示を送り、インジェクター
から指示通りの燃料を噴射させるシステムである。これ
の概要を燃料系統、空気系統、電子制御系統の別に示す
と夫々第1図、第2図、第3図のようになる。次に主要
部品について簡単に説明する。(イ)エアーフローメー
ター1:エアークリーナー2とスロットルバルブ3との
間に取付けられ、吸入空気量を計測しそれを電気信号に
変換してコントロールユニット4へ入力する。これはポ
テンシオメ−ターを利用している。(ロ)吸気塩センサ
ー5:エアーフローメーター1内に取付けられ吸気温を
感知して吸気温に応じた燃料噴射量補正のための信号を
コントロールユニット4へ入力する。
(ハ)水温センサー6:エンジン冷却水の温度を感知し
て水温に応じた燃料噴射量補正のための信号をコントロ
ールユニット4へ入力する。
(ニ)スロットルバルブスイッチ7:スロツトルバルブ
3の全開位置と全閉位置とを検出してコントロールユニ
ット4へ信号を送る。
(ホ)エアーレギュレーター8:気温が低いときの暖機
運転に必要な量の空気をスロットルバルブ3をバイパス
させて燃焼室へ供給する。
その必要空気量は雰囲気温度と電気ヒーターの加熱度合
に応じて開閉するシャッターで自動調整される。(へ)
コールドスタートバルブ9:寒冷時の始動性をよくする
ためのものでサーモタイムスイッチ10のオン作動によ
つて燃料を噴射する。
サーモタイムスイッチ10は、エンジン冷却水温度が1
8℃以下で、しかもイグニッションスイッチ11がスタ
ート位置のときにオン作動する。(ト)02センサー1
2:排気ガス中の酸素濃度を検知して吸入空気と燃料の
重量比(空燃比)が理論空燃比より大(薄い)か小(濃
い)かの信号をコントロールユニット4へ送る。(7)
コントロールユニット4:エアーフローメーターや上記
各センサーからの信号を受けて、予め設定された条件に
合わせてインジェクター13の開弁時間を計算し、イン
ジェクター13に信号を送る。
(り)インジェクター13:コントロールユニツト4か
らの信号によりエンジンが必要とする燃料を噴射する。
(ヌ)ハーネス14:上記(イ)〜(リ)の各部品に接
続されて電気信号を伝送する。以上がBGI主構成回路
Aを構成する主要部品である。
このうち特に重要なものは、エアーフローメーター1、
吸気温センサー5、水温センサー6、02センサー12
、コントロールユニット4、インジェクター13、ハー
ネス14である。(ル)EG■コンビネーションリレー
B:EGI主構成回路Aの各部品に作動電圧を与えてE
GIシステムを稼動させるメーンリレー部15と、フエ
ーエルポンプ16を駆動させるポンプリレー部17とか
ら構成されたもの。或いはこのコンビネーションリレー
Bに代わるものとしての、(4)EGIリレー構成回路
B″:EGIリレー、フユーエルポンプリレー1、フユ
ーエルポンプリレー2、イグニッションリレー、スター
タリレー、アクセサリ−リレー、オイルプレッシャース
イッチ、オルタネーター、イグニッションスイッチ等を
組合せて構成したもの。
(ワ)点火制御回路C:燃焼室に取付けられた点火プラ
グに点火させるとともにコントロールユニット4に回転
信号を送るイグニッションコイル18、デイストリビユ
ーター19、フルトランジスタイグナイターユニツト等
で構成されたもの。
尚、第1図において、20はフユーエルタンク、21は
フユーエルダンパ、22はフユーエルフイルター、23
はプレッシャーレギュレーター、第3図において、24
はバッテリー、25はスターターモーター、26はレジ
スターである。
以上が、EGl付き排気ガス対策エンジンの概要である
。次に診断装置について説明する。
第4図は診断装置全体の概略平面図で、ケーシング30
に、EG■主構成回路A用の診断装置部31と、EGI
コンビネーションリレーB用又はEGIリレー構成回路
B″用の診断装置部32と、点火制御回路C用の診断装
置部33とが図示の区画状態で装着されている。
以下ではこれらを夫々この順に第一、第二、第三の診断
装置部と略記することもある。本態様に関して注意すべ
き点は、本発明は第一の診断装置部31を対象とするも
のであつて、第二および第三の両診断装置部32,33
は本発明の対象外であり、ただ実使用上好ましい態様の
ものとしてとりあげて説明しているものであるという点
である。
34,3Cは、コントロールユニット4と、各種センサ
ー群およびインジェクター群とを接続するあ極コネクタ
ー対の各々に対して、このコネクター対を分離して接続
することによりコントロールユニット4における入出力
信号を取出すためのあ極コネクターで、この接続に拘わ
らず前記入出力信号は所定通り、つまり影響を受けるこ
となく、或いは少なくセンサー群からコントロールユニ
ット4へ、又、コントロールユニット4からインジェク
ター群へと伝送される。
35,35″の各組は、各EGIリレー端子部に接続さ
れる信号取出し用のコネクター、36,36″も点火制
御回路C用の第三の診断装置部33への信号取出し用コ
ネクターである。
第一の診断装置部31はケーシング30に固定化されて
いるのに対し、第二、第三の両診断装置部32,33は
車種、型式、仕様等の別に応じて構成された複数種類の
ものが着脱交換可能となつている。尚、第4図において
第一の診断装置部31は具象的に図示し、第二、第三の
診断装置部32,3ノ3はその装着場所、大きさが分け
るだけの大巾に簡略化した状態で示した。
第4図は、第一の診断装置部31として複数種類のエン
ジンのEGI主構成回路A・・・・・・に共用できるも
のに構成してある。
その複数種類のエンジン7をいうと、夫々NAPSの、
L2O上三元触媒仕様エンジン、L28上三元触媒仕様
エンジン、Zl8一Eエンジン、Z2O上エンジンおよ
びAl4上エンジンであり、これらはその型式L..Z
..Aに従つて3種類に大別される。そして診断対象エ
ンフジンが何れであるかに従つて、不用な部分を覆いか
くし必要な部分のみを現わすための補助パネルが3種類
用意されている。このうち図示の補助パネル37はNA
PS−Z仕様用のものである。第5図は、第4図に示し
た第一の診断装置部31と、L2O上三元触媒仕様エン
ジンのEG■リレー構成回路B″に対する診断装置部3
2と、同エンジンのハイブリツドインテグラルサーキツ
ト(HIC)付きデイストリビユーター仕様点火制御回
路Cに対する診断装置部33とを組合せた状態の総合構
成を示す。何れの診断装置部31,32,33も、それ
が対象とする回路A,B又はB″,Cの回路図形が夫々
の盤面に描かれ、かつその回路を構成する各種電装部品
個々の作動状態、それら部品個々に対する通電状態の適
否を診断するための多数の表示器38が前記盤面に描か
れた回路図形の所定部位におく状態で設置してあり、か
つ表示器38の近くには表示器38を表示作用状態と非
作用状態とに切換えるためのスイッチ39が設置されて
いる。
前記表示器38には表示灯、電圧計、電流計のうちから
適当なものを選ぶ。電流計を選んだときは殆ど必ず切換
スイッチ39を対応させる。第6図は、別態様の診断装
置を示し、夫々NAPSの、Y44上三元触媒仕様エン
ジン、Y44一E酸化触媒仕様エンジン、L2O上酸化
触媒仕様エンジン、L28上酸化触媒仕様エンジン、L
l6上酸化触媒仕様エンジン、Ll8上酸化触媒仕様エ
ンジンのEGI主構成回路A・・・・・・に共用できる
第一の診断装置部31と、Y44上三元触媒仕様エンジ
ンのEGIリレー構成回路B″に対する診断装置部32
と、同エンジンのフルトランジスターイグナイターユニ
ツト仕様の点火制御回路Cに対する診断装置部33とを
組合せた状態の総合構成を示す。
次に各表示器38を備えた電気回路構成を第7図イ〜ト
で説明する。
各表示器38が対応する電装部品の回路特性に合つたも
のを第7図イ〜トの中から選択し、又、表示器として表
示灯、電圧計、電流計の中から適したものを選択する。
第7図イは、バッテリー電源40から電気負荷(電装部
品)41を通りアースされる回路において、負荷41と
並列に、1KΩの抵抗42と発光ダイオード(LED)
L1との直列接続回路を接続したもので、発光ダイオー
ドレの点灯、消灯により、電源40から負荷41までの
通電の有無を確認するのに用いる。第7図口は、電源4
0から変圧器43の一次側コイルを通り、開閉接点44
を通つてアースされる回路において、接点44と並列に
、1KΩの抵抗45と逆耐圧300V以上の保護ダイオ
ード46と発光ダイオード(LED)L2との直列接続
回路を接続したもので、発光ダイオードL2を接点44
の開閉に同調させて点減させるもの、つまり、変圧器4
3の作動を確認するためのものである。
第7図ハは、電源40から直列接続された複数の負荷4
7・・・・・・を通りアースされている回路において、
アース端子以外の端子から電気信号を取出ノして、発光
ダイオードL3をバッファアンプ48(緩衝増巾器)を
用いて点灯させることで通電確認をするためのもので、
低電圧回路の検出に有効である。第7図イの代わりとも
なる。コンデンサー49はアンプ48の誤作動防止用で
0.1μFである。これは必要に応じて用いる。50は
1KΩである。
第7図口は電源40から直列接続された複数の負荷51
・・・・・・を通りアースされている回路において、そ
の負荷にかかる電圧が低く一般の電圧計で”は測定し難
しい場合、或いは02センサー12などのように発生電
圧の低いものの電圧を測定する場合のもので、オペアン
プ52と抵抗53,54とを組合せた増巾器を用いて、
負荷51どうし間、つまりセンサー12等からコントロ
ールユニット4への信号電圧を、この信号に対する影響
を可及的に防止する状態で増巾して取出し、電圧計V,
に表示させるものである。
49″は0.1μFであり、これは必要に応じて用いる
第7図ホは、電源から負荷に通する電源回路(図示せず
)において、電源側と負荷側で50%以上の電圧降下が
あつたときに発光ダイオードL4,l−.が点灯するモ
ニター回路で、リレー接点の誤動作や電源回路の断線、
接触不良等の検出に用いる。
このモニター回路をリレー接点の検出に用いる場合は、
リレー接点の電源側端子に端子55を、負荷側端子に端
子56を夫々結線し、端子51,5rをバッテリーに接
続する。50%以上の電圧降下により発光ダイオードL
,,l−.が点灯する。
電圧回復により発光ダイオードLは消灯するが発光ダイ
オードL5は点灯をホールドされリセットボタン58を
押さない限り消灯しない。59は1KΩ、60は駆Ω、
61は20KΩ、62は0.1μFl63はアンプ、6
4はダイオードである。
第7図へは、第7図ホのモニター回路mを2つ用いて1
0KΩ抵抗65、1KΩ抵抗66を介して接続したもの
で、電源から負荷の入力端子までの電源回路(図示せず
)と、負荷のアース端子からアースまでのアース回路(
図示せず)とにつき、電圧変動や断線を検出するのに用
いる。
電源回路の電源側に端子67を、負荷側に端子68を、
又、アース回路の負荷側に端子69を夫々結線し、端子
70をアースさせる。発光ダイオード!,L7,L8,
L9の作動は第7図ホと同じである。第7図卜は、電源
40に負荷71、スイッチ72を、スイッチ72が負荷
71よりもアース側にくるように接続した回路において
、スイッチ72の作動を診断するもので、発光ダイオー
ドLlOはスイッチ72が開のときは消灯し、閉のとき
は点灯する。
73は20KΩ、74は36KΩ、75は62KΩ、7
6は0.1μFであり、必要に応じて用いる。
77はアンプ、78は2.4KΩである。
以上の他、増幅器を用いなくても電装部品の作動に影響
しない回路については発光ダイオードに代え電圧計又は
電流計を用いる。第5図、第6図において示された表示
器38群の表記記号について説明すると、0Ln(n=
1、2、・・・・・10)は上記した各発光ダイオード
(Ln)(n=1、2、 ・・・・10)を示し、5は
上記した電圧計V1を示し5および8は夫々単独で接続
された電圧計および電流計を示し、+は切換スイッチ3
9を示す、又、0Ln(A)は、発光ダイオードLnに
代えて上記単独接続する電流計を用いてもよいことを示
す。
因みに第4図は第5図に対応したものであるが、大多数
が電流計を用いている。又、0.8、Oは発光ダイオー
ドの色が夫々緑、黄、赤であることを表わしている。緑
は、エンジン駆動中にその回路に異常、誤作動等があつ
た場合、即エンジン停止につながるもの、例えばリレー
の入力側端子とかインジェクターに対応したものであり
、異常、誤作動があつたときには消灯する。黄は、エン
ジン始動時のみ作動する回路や走行中のエンジン停止に
直接関係のない回路に,対応したものである。発光ダイ
オードを用いた回路については赤色が点灯又は緑色が消
灯した回路を主にマークすれば不具合箇所の発見が容易
である。
また点滅信号である為発光ダイオードの点滅では良否の
識別が仕難いアース回路にについては、やむを得ず電流
計を接続してあるがこのようなアース回路に電流計を取
り付けると若干の誤作動を来す為通常は切換スイッチに
より電流計を通さない回路にして使用し点検時にのみ、
一時的に電流計の回路に切り換えてその作動を確認する
アース回路に電流計をとり付ける効果はインジェクター
回路に発光ダイオードを用いた装置に於いて各回転数毎
の各使用条件に於ける変化を横軸が回転数、縦軸が電流
値の同一グラフ内に特性を画くことによつてその特性を
、他の同型式のエンジンの標準状態のものと比較するこ
とができることである。尚、インジェクターの回路に電
流計を取り付ける方式とする場合はアース回路に接続す
る電流計は、上記のように一時的にアース回路の通電状
態を確認する為に用いる。また其の他のアース回路に電
流計を取り付けた場合も同様に一時的に通電状態を確認
する為に用いる。
発光ダイオードを用いるか電流計を用いるか各回路の特
性に最も適合したものに決めてよいがEGI付排気ガス
対策エンジンの始動回転にか)わりのある電装部品と配
線を全べて画きそのすべての配線回路の通電状態を発光
ダイオードの点灯、消灯又は電圧計、電流計の作動をと
おして、目視で不具合箇所又は不具合回路を発見し診断
処置しようとすることがこの装置の大きなねらいである
結果として、インジェクター又はインジエク・ターアー
ス回路、点火制御回路に取り付けられた電流計と02セ
ンサー、Pl信号端子、水温センサー、吸気温センサー
、エアーフローメーターに取り付けられた電圧計を活し
て、横軸がエンジン回転数又は温度、縦軸が電流値又は
電圧値を示す同,−グラフ内にこれらの特性を画き他の
同型式の標準特性と比較して良否を判定することができ
るし、またフユーエルポンプ回路に取り付けた電流計で
は、その消費電流値を検出し、同じように他の同型式の
標準値ど比較することによつてフユー)エルポンプの電
気的性能を判定することができる等、副次的な活性方法
がある。第4図に示した補助パネル37について補足す
ると、これは複数種類のエンジンにおけるEGI主構成
回路A・・・・・・を合成した第一診断装置部31をつ
くつたことにその原因をもち、実際に診断しているエン
ジンのEGI主構成回路Aについてみれば余分な表示器
38・・・・・・つまり発光ダイオード、電圧計、電流
計、ならびにそれらに関係する切換スイッチ39・・・
・・・があるので、それら余分のものを覆いかくして作
業性を改善するためのものである。
即ち、必要表示器に対応した透明部又は開口部37aと
必要スイッチに対応した切欠窓部38bと不必要部分を
覆う不透明部37cとから成る。但し本発明は、エンジ
ンの一種類ごとに第一の診断装置部31をつくつた場合
を含むもので、その場合には補助パネル37は不要とな
る。以上、実施態様につき詳細に説明してきたが、本発
明によるエンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装置の
要旨は、エンジン駆動に関与する各種条件の検出センサ
ー群と、これらセンサー群からの電気信号を総合してエ
ンジン駆動を適正空燃比の状態に保つ上で必要なインジ
ェクターからの燃料噴射量を自動的に演算しインジェク
ターへ指令信号を発するコントロールユニットを有する
エンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装置であつて、
前記センサー群のうち、エンジンへの吸気路に介装のエ
アーフローメーターと吸気温センサー、エンジン冷却水
路に介装の水温センサー、ならびに排ガス排出路に介装
の02センサーの各々から前記コントロールユニットへ
出力する電気信号およびコントロールユニットから各イ
ンジェクターへ出力する電気信号をそれら各信号の伝達
に影響のない或いは少ない状態で取り出す電気回路を構
成するとともに、それら個々の電気回路には対応する各
センサーおよび各インジェクターの作動状態ならびに夫
々に対する通電状態の適否を診断するための表示器を介
在し、かつこれら表示器群を盤面に対し、この盤面に描
いた診断対象エンジンの電子制御燃料噴射装置自体の電
気回路図形中の所定部位におく状態に設置してあること
を特徴とする点にある。上記のエアーフローメーター、
吸気温センサー、水温センサーならびに02センサーは
、コントロールユニット、インジェクターとともに、定
常走行状態においてエンジン駆動を適正空燃比の状態に
自動制御する上で必須不可欠のものであるが、本発明は
、これらエアーフローメーター、吸気温センサー、水温
センサー、インジェクターが適正か否かの検出を、実情
と同一或いはそれと非常に近い条件下、つまり、実際に
エンジンを駆動したり実際に車を走行させてみた状態で
行なおうとするものである。
即ち、上記の各センサーからコントロールユニットへ向
けて出力する電気信号のピックアップおよびコントロー
ルユニットから各インジェクターへ向けて出力する電気
信号のピックアップを司るための電気回路を、そのピッ
クアップ信号がエンジン駆動中においてそのピックアッ
プにも拘わらず影響を受けない、或いは受けるとしても
非常に小さい状態であるようにピックアップできるよう
に回路構成してあるから、冒記したようにエンジン駆動
中、殊に走行中に起こる振動や熱の影響をどのようにこ
うむつているかを、又、「ときたま」とか「ある条件の
ときのみ」とかに起こるエンジントラブルをも含めて、
極めて実情に近い条件下で診断することができる。
換言すると、上記各センサーおよび各インジェクターを
末梢神経とし、コントロールユニットを中枢すると電子
制御燃料噴射装置においてそれの制御に必須不可欠の、
そして(原因において微弱な変動が結果において大きな
変化をもたらすという意味での)極めて繊細な信号群に
、ピックアップによる外乱を与えれば本来の電子制御に
狂いが生じ、エンジン状態そのものが実情からかけ離れ
るばかりでなく、これによつて信号自体にも変動をもた
らすといつた悪循環を生じかねないのに対し、本発明に
よればそのようなおそれがなく高精度、高性能の診断が
可能である。加えて、各センサーおよび各インジェクタ
ーについて個々に表示器を対応させ、かつ、この表示器
を電子制御燃料噴射装置(診断対象)自体の電気回路図
形の所定部位においてあるから、ひと目で不具合箇所の
チェックアウトができ、しかもその不具合箇所の点検、
修理等の必要作業に際しそのチェックアウトされた不具
合箇所が実装側のどの部位にあるのかの判断、さぐりあ
てにおいても極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るエンジン用電子制御燃料噴射装置の
診断装置の実施の態様を例示し、第1図は燃料系統の概
略構成図、第2図は空気系統の概略構成図、第3図は電
子制御系統の概略構成図、第4図は診断装置の概略平面
図、第5図、第6図は具体的パターン図(盤面に描く回
路図形)、第7図イないし卜は使用電気回路の構成図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジン駆動に関与する各種条件の検出センサー群
    と、これらセンサー群からの電気信号を総合してエンジ
    ン駆動を適正空燃比の状態に保つ上で必要なインジェク
    ターからの燃料噴射量を自動的に演算しインジエクター
    へ指令信号を発するコントロールユニットとを有するエ
    ンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装置であつて、前
    記センサー群のうち、エンジンへの吸気路に介装のエア
    ーフローメーターと吸気温センサー、エンジン冷却水路
    に介装の水温センサー、ならびに排ガス排出路に介装の
    O_2センサーの各々から前記コントロールユニツトへ
    出力する電気信号およびコントロールユニットから各イ
    ンジエクターへ出力する電気信号をそれら各信号の伝達
    に影響のない或いは少ない状態で取り出す電気回路を構
    成するとともに、それら個々の電気回路には対応する各
    センサーおよび各インジェクターの作動状態ならびに夫
    々に対する通電状態の適否を診断するための表示器を介
    在し、かつこれら表示器群を盤面に対し、この盤面に描
    いた診断対象エンジンの電子制御燃料噴射装置自体の電
    気回路図形中の所定部位におく状態に設置してあること
    を特徴とするエンジン用電子制御燃料噴射装置の診断装
    置。
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