JPS6053628B2 - 外部緊締装置 - Google Patents

外部緊締装置

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JPS6053628B2
JPS6053628B2 JP54145955A JP14595579A JPS6053628B2 JP S6053628 B2 JPS6053628 B2 JP S6053628B2 JP 54145955 A JP54145955 A JP 54145955A JP 14595579 A JP14595579 A JP 14595579A JP S6053628 B2 JPS6053628 B2 JP S6053628B2
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cylindrical
bolt
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core
pin
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ダニエレツト・ジユゼツピ−ナ
デ・バスチア−ニ・ジヨバンニ
フアツチヨ−リ・ジヨバンニ
レンツイ・ブリ−ビオ・ロドビ−コ
アルデゲ−リ・ロベルト
カバツツア−ナ・アンドレア
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ORUTOFUTSUKUSU ETSUSE ERURE ERURE
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ORUTOFUTSUKUSU ETSUSE ERURE ERURE
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、骨折部を外部から固定するための装置であ
つて、細長い中央本体材に取付けられた2つの締付具が
、上記骨折部の骨に挿入されるべきピンに合わせ軸線方
向の位置調整を自在に設けられ、中央本体材の各自由端
が球とソケットからなる自在式つぎ手を介して締付具に
連結され、中央本体材に対し締付具の位置をロックする
手段が設けられ、中央本体材に作用するべく取外し可能
に該本体材に連結され且つねじボルトを有している締付
け緊張具が設けられた構成のものに関する。
こうした型式の在来装置は、かなり目方が重くて、ずい
ぶんかさばりもするものであつた。
さらに、そうした装置は、骨とそれに差し込まれる器具
のピンとのあいだに所望どおりのへだたりが確実に保た
れるようにすることができないので、骨保持装置として
の安定度がかなり不満足なものであつた。なによりも、
そのような装置が骨折部に永い時間組付けられていると
、関連の手足部の筋肉が何度も収縮するにつれてそうし
た装置の組付きがだんだんゆるんで、装置のがたつきの
ために治療効果が悪くなつたものである。この発明の目
的は、そうした型式の改良装置として、長期使用によつ
てもがたつきのまつたくないように保たれる改良装置、
を提供することである。
なお、その改良装置は目方が軽くてこじんまりと収まる
ものである。さらに詳しく云うと、骨とピンとのあいだ
にたとえすきまが生じても、骨とその改良装置とのあい
だではそうしたピンの軸心方向に沿う相対変位が生じる
ことのないものとさえできるのである。さらに、それら
ピンは、骨へそれらピンを差し込むときに骨とピンとの
あいだに遊びの生じることが防がれる、ということにな
るような形に作られている。そうしたピンが骨折面の両
側に別別な平面内で組付けられるものであつても、その
装置はその骨を満足に長期間しつかりと位置保持するも
のとされている。こうして、骨折部を外部から固定する
ためのものとしてこの発明によつて提供される装置は、
下記の諸要件、即ち、(力 中央本体材が軸線方向に互
に摺動及びロック可能に望遠鏡式にはめ込まれた2つの
部分からなり、(イ)前記の自在式つぎ手の回転中心が
中央本体材の軸線上にあり、(ウ)中央本体材の各端に
は球用のソケットが1つづつ配設されていると共にねじ
溝付きリングが球を押圧するべくソケットへねじ込み可
能であり、(−[−)前記の締付け緊張具が備えている
2つの中空円筒にはほぼ直角に突出したボルトが設けら
れ、これらボルトは中央本体材の両自由端に凹設の受け
込み座の中に収納でき、一方、上記のねじボルトの頭が
第1の中空円筒に接当するべく該ボルトの軸部は該円筒
を貫通し、かつ両中空円筒間のスリーブに密に嵌合して
いると共に、該軸部の雄ねじ部分を第2の中空円筒の雌
ねじ部分に螺合してあり、け)さらに、上記のピンが少
くとも上記骨折部の骨に挿入される部分にねじ溝を有す
る。
という(力〜(2t′)の諸要件を備えた構成のものと
される。
そしてこのような構成により、きわめて簡単で、こじん
まりと収まる、目方の軽い装置が提供され、その装置は
骨折部に長期間しつかりとした組付きが完全に保たれる
。ピンを支える締付け具を、所望保持位置まで自由回転
式に枢動してそこで固定することのできる自在式つぎ手
、を介して位置固定しているので、この装置は、固定す
べき骨に対する最大限の適応性を持つものである。骨折
部に所要押しつけ合い圧力を及ぼすようにした状態でそ
の中央本体材両部分を固定し終えれば、その押し付け合
いに使つた締付け緊張具は取外してしまつてよく、それ
によつて、副木としてからだに当てられたままに残るこ
の装置の目方もかさばりも、うんと小さいものとなる。
ピンが骨にゆるく差し込まれた状態になつてしまうと、
使用中に装置組付きのゆるみが生じるが、雄ねじ溝切り
されたタッピングねじ式のピンを使つているので、そう
いうことが防がれるのである。特に、このタッピング方
式によつて、ピンを骨へ差し込むときに微細破断を生じ
ることも防がれるのてある。つぎに、添付図面に示され
た実施形態例について、この発明をさらに詳しく説明す
る。
この発明による装置の中央本体材は、外側円筒形10内
へ棒11が望遠鏡式にはめ込まれたものからなり、その
棒11は頭12を持つもので、その棒11の外周面は円
筒10の内面にぴつたり合うものとされ、その棒11の
頭12内には、締付け緊張具14のボルト13受け込み
座が作りつけられている。
その頭12の上端部15は周知のやり方でソケット16
にしつかりとつながれており、そのソケットは、球18
用の部分球型受け座を支えるもので、その球はカラー1
9と棒20とを介して、ピンを支える締付け具17、の
固定あご材21、にしつかりと組付けられている。
ねじ溝付きリング22がソケット16にねじ込み式のも
のとされていて、そのねじ込みによつて球18をそのソ
ケット16に押しつけ固定できるものとされているが、
そのねじ溝付きリング22には引つかけレンチを掛ける
ための穴23があるので、それに引つかけたレンチを使
つてそのリングをソケット16へ向けて完全にねじ込む
と、球18をそのソケット16へ押しつけ固定できるの
であるが、位置固定をなおいつそう確実にするためにそ
の溝つきリングにはさらにねじボルト24も備えられて
おり、それらはたとえば六角スパナで締込むことのでき
るものとすればよい。
締付け具17の前記あご材をえぐり抜いて構成されてい
る受け込み座26内へピンの軸部25を差し通して状態
で、変位可能あご材27や、ねじ28によつて前記固定
あご材21へ向けて締付けられる。
前記の円筒10の基部にも、すでに述べた棒11の頭1
2まわりの機構と同様に、締付け緊張具14のボルト1
3″受け込み座が作りつけられており、その円筒10の
、この図では下側の端部15″はソケット16″にしつ
かりとつながれている。
第5図に見られるピンは、軸部25と、円錐状ねじ溝付
きのテーパ状コア29と、を持つもので、そのねじ溝は
、第6図に詳しく示されたように、渦巻き状にだんだん
広がり出ているねじ溝形のもので、その円錐角度はコア
29部底面角度と一致するもので、ピッチは一定に保た
れており、コア部底面からのねじ溝山立ちあがり背丈も
、ねじ溝幅も、一定不変とされている。
ピン受け込み.用の骨のくぼみの壁面がこわれたためと
か装置にかかる張力や圧力の影響とか、のためにそうし
たくぼみ寸法の拡大が生じて、骨とピンとのあいだのす
きまが大きくなつてしまうことが在来よくあつたのであ
るが、これまで述べたような特性を持.つテーパ付きピ
ンはそのようながたつきすきまを防ぐことができるもの
である。すなわち、そうしたピンは、必要なだけさらに
ねじ込んでやるだけで、そのように生じる遊びすきまを
なくしてしまうことができるのである。この、すでに述
べたような実施形態例のピンでは、等円錐角度の、コア
とねじ溝山と、がいずれもそうした遊びすきま除去に資
することとなる。
第7図に見られるピンは、コア30がテーパ付きである
けれども、ねじ溝山31は円筒形らせんねじの形である
。この形態例のピンでは、コアが、そうした遊びすきま
除去に資する主役となる。それとはちようど反対に、第
8図に見られる実施形態例のピンでは、コア部底面32
が円筒形であるけれども、ねじ溝山33は円錐形らせん
ねじの形、である。すなわち、この形態例では、ねじ溝
山が、そうした遊びすきま除去の働きの主役である。こ
うした3種類のピンは、ひとつの締付け具にとりまぜて
使つてもよく、ピンごとにその働き方がちがつていても
いつこうにかまわないことは明らかである。
第5図に示されたような形態例のピンのかわりに、骨の
外側に近い部域に差し通るところだけに第6,7,8各
図に見られるそうしたねじ溝山付きコア部を備えたもの
としても、この発明の本質的特徴は変わることがない。
さらに、図には示されていないが、この発明による摺動
は部分的には在来どうりの、円筒形コアに円筒形ねじ溝
山のあるものでも、ともかくコアおよび/またはねじ溝
山にテーパ状部分があればよいのである。
この発明によるねじを通常の外層緊密度を持つ骨に使つ
た実施試験で、良い結果の見られた6w1nφの軸部を
持つねじは、コアおよび/またはねじ溝山の円錐度が1
:50で、第6図に記入されたように、ねじ溝ピッチが
1.757077!、ねじ溝山両壁傾斜が60ね、最小
溝幅が0.69Tfr!nでねじ溝深さが0.75醜、
というものであつた。
ただし、この発明はそうした寸法のものに限られるもの
ではないことに留意いただきたい。第9図に見られる例
のように、これまで述べたようなピンは、その軸部棒材
34が支持材35のくぼみ部内へねじ込まれるものとし
て、その支持材が締付け具17の両あご材間に差し込ま
れるという間接方式にしてもよく、そうしたピンには引
つかけレンチを掛けるための穴36を作つておいて、こ
れら引つかけたレンチを使つてそのピンはねじ込む、と
いう方式で、締付け具17の両あご材をゆるめる必要な
しに、すでに述べた遊びすきまをなくする調整操作を可
能とすることが好ましい。
そのように遊びすきまをなくす操作の際に装置全体の状
態を少しでも乱すようなことのないように、そうしたピ
ンの軸部ねじ溝ピッチはコア部のねじ溝ピッチにぴつた
ソー致していることがきわめて好ましい。
骨折面の両側でそれぞれの平面内で各一連のピンが骨に
しつかりと組付けられ次第、それら平面は骨の長手軸を
通る正中面に一致していないこともあるがともかく、こ
の装置中央部を、その長手軸が骨の長手軸に平行するよ
うに位置させ、ピンの軸部なりその支持材なりを両締付
け具17それぞれの両あご材の受け込み座26内へ差し
通してから、それら両締付け具を中央本体材に対して、
またそれら両締付け具それぞれの両あご材をピンに対し
て、固定させる。
この装置がそのように設定されると、すでに述べた器具
14を使つて骨に圧力なり張力なりを及ぼすことができ
ることとなつたものであるが、その器具の構成を見ると
、中空円筒37下端部にすでに述べたボルト13″がし
つかりと組付けられており、その中空円筒38にすでに
述べたボルト13がしつかりと組付けられており、その
中空円筒38内にねじボルト39の頭40が組付くよう
にされており、そのねじ39の本体軸42部の、カラー
と呼んでもよいスリーブ41、がしつかりつながり合う
ようにされていて、そのねじの雄ねじ溝切り部は中空円
筒37内面の雌ねじ溝切り部にかみ合つている。
両ボルト13,13′を、すでに述べたそれぞれの箇所
12,10内に掘り込まれた適当な各くぼみ内へ差し込
みさえすれば、頭部40を使つてねじ39をねじ回すだ
けで、この固定装置の中央本体両部分10と12を必要
に応じてたがいに近づけ合つたり引き離したりするよう
に円筒10の内部て棒11を軸方向に移し動かすことの
できるものとなる。第2図に見られるように、棒11に
は溝43がえぐり込まれていて、その中へ止めピン44
が突き出ている。
そのピン44は、そのところの断面図である第4図に見
られるように、ねじ45にしつかりとつながつているも
ので、そねじの雄ねじ溝山は円筒10の適当な箇所に備
えられた雌ねじ溝切り部にかみ合つている。所要の圧力
なり張力なりを検定するための計器は図に示されていな
いが捧11に組付けてよく、ともかく適切なりが実現さ
れたとわかり次第、いーー4述べたねじ45を締め込ん
でピン44を溝43の底へしつかりと押しつけ、この装
置中央本体材両部分10と12がたがいにずれ動かない
ようにしつかりと摩擦固定する。
そうなると器具14はもはや装置から取外してしまつて
よいので、ゆるめ戻して両ボルト13,13″をそれぞ
れの受け込み座から引き抜けばよい。いま述べたばかり
の固定具のかわりに、棒11と円筒10とを差し通す穴
を作つておいてそれに止め具を差し込むようにしてもよ
いことは明らかであり、そうしたものもこの発明の範囲
をはずれるものではない。
第10〜12図の円筒10の端部15″の組付けられて
いる円筒形ボルト15″は中央部15″″″が両端部に
対して偏心式にされている。
その端部15″は中空円筒115につながつていて、そ
の円筒には環状突き出し部115″があり、それには1
152で示された2箇所の、たがいに平行なそれぞれの
面でそぎ落とされた部分があつて、それら両面はその中
空円筒115本体外面に接しているものであり、こうし
た両そぎ落とし部分115″のあることによつて、カラ
ーと呼んでもより取外し容易なつなぎつけスリーブ22
を差し込んだのち回し動かすことができるようにしてい
るもので、そのスリーブにはすでに述べた環状突き出し
部115″が止め込み式にびつたりとはまり込むように
された環状くぼみ22″が作りつけられている。
その中空円筒115内には球18用ソケット形受け込み
座を持つ皿16″が組付けられており、”その球は、カ
ラー19と棒20を介して、この図には示されていない
が第1図に示されているとおりのピン支持締付け具17
、の固定あご材21にしつかりと組付けられたものとな
つている。
その皿16″の下方部分はソケット15″の偏心・部分
15″″″上へ押しつき合うもので、そのようにするた
めにはスリーブ22を中空円筒115上に組付け終えた
のちに直角に回転させて環状突き出し部115″とくほ
み22″とをかみ合わせればよく、こうして、球18は
、球ソケット面を持つ皿ノ162と、リング22″と、
にはさみ込まれてしつかりと保持される。球18は、そ
のように保持されても、なお回動可能であり、そのいず
れの位置でなりと固定するには、ボルト15″を回して
その偏心部分15″″″で皿16′を球18に、さらの
その球をリング22″に、押しつけるようにすればよい
ボルト15″の一端部は六角頭ねじ24とされており、
必要に応じて六角スパナを使つて回し動かすことので今
るようにしている。
球18固定保持をいつそう確実なものとするべく、その
外面は部分的なり全面なりを粗面化18″し、その球1
8に接触する各部材の素面も粗面化することが好ましい
ともかく球18が固定保持されたところで、ボルト15
″の位置がずれないように固定させるためのものが、第
13図に示されたように偏心部分15″″″に押し当た
る埋まり込みねじ23″である。
そうした位置固定作用をいつそう助けるには、第14図
に示されたようにボルト15″を頭ナット24″とロッ
ク・ナット24″とで固定できるものとしてばね輪2『
″″をはさみ込むとか、第15図のように、すでに述べ
たとおり偏心部分15″上に下方部分が支えられた皿1
6″で横抜けが防がれているそうしたボルト156上に
やはりはめ込まれたばね輪2『″″を介して及ぼされる
ねじ23″により引つはり作用を利用するとか、の方式
がある。
ピンが左右両側から差し込まれる方式の固定装置に使う
ことの好ましい第16図に示されたピンは、その軸部2
5がコア部32やねじ溝山33よりもわずかに大径て環
状突き出し段部25″が作り出されて骨の外側に近い部
域のところでの制止部として働くようにされており、骨
折面のそれぞ.れの側でこうしたピン2本が左右一方の
側に並んで骨へ差し込まれ、さらに1本が他方の側から
それらのあいだのところに差し込まれると、それらのそ
うした制止部25″の作用によつて、たとえコア部32
および/またはねじ溝山33のところ一で骨とそれらピ
ンとのあいだにすきまができたとしても、それでも骨と
装置とのあいだの、ピン軸方向の相互動き、はやはり防
がれたままに保持される。
その第16図でさらに示されている特徴形態と・して、
その軸部25には骨の穴あけ作業用の手動式なり電動式
なりの器具、たとえばドリル、にこのピンを組付けるた
めの受け込み座26″があり、また他端部ではコア部3
2にドリル用先端片はめ込み座円錐穴32″が作りつけ
られていて、そうした工具片はピンが骨に固定できるよ
うになり次第取り去ることもできるものとされている。
第18図に見られるドリル用先端片の組付け円錐部32
″はそうしたはめ込み座32″とぴつたりかみ合う形の
ものであり、引つかけレンチを使つてそのはめ込み用円
維座32″へ締め込みできるようにするための掛け穴3
6があけられている。この先端片はオーガ形のもので、
そのハンドル部ノはテーパ付きねじ部132に終端して
いて、そのねじ部にはずつと大ピッチのらせん形の鋭利
な刃部132″が備えられており、そのヘリが、穴あけ
進め入れ作業の切りくすを収め込むためのくぼみ132
″の境界壁となつている。云うまでもなく、そのくぼみ
132″は、切りくずをすつかり収め込むに十分な寸法
のものとし、先端片本体の内部深くまでえぐり込んだも
のとしてもよい。
第19図に見られるような丸みづけられた1先”端ョ1
0aで終端しているピンではあらかじめ差し込み用の穴
あけをすませた場合にだけ骨へ差し込みできることとな
るが、第20,21各図に見られるような、やり槍形先
端11aとかとがりテーパ先端12とか、で終端してい
るピンならば直接打込みできることとなる。
実地試験で、固定式先端片のピンも、第18図に示され
たような取替え可能な先端片のピンも、ねじ溝深さが1
T!Rlnならばねじ込みの際に微細破断を生じること
のない点で良い結果が見られており、また、ねじ溝山よ
りも最小限0.5wm外方へ出ているような制止用段部
付きのものとすれば骨と固定用装置との相対動きをおさ
える点で良い結果が見られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による装置の略式な端面図で、ピン
中央部は切り欠いてしまつて示しておらず、それらピン
の組付いている骨も一部切り欠きとしてしかも図に示し
た一部は外形を他部は断面を示しているもの、第2図は
第1図の装置を、中央部は180も、上下の各締付け具
はそれぞれ900、いずれも装置中心軸部まわりに回し
た状態での鉛直断面図、第3図はその締付け具の球つぎ
手部の拡大断面図、第4図は第2図中の4−4線による
、装置長手軸に垂直な断面図、第5図はテーパ付きピン
の略式外形図、第6図は第5図のテーパ付きピンのねじ
溝部の略式外形図、第7,8両図は、この発明によるテ
ーパ付きピンねじ溝部各改変形態例を示した同様な図、
第9図は断面で示した適当な支持材へはめ込まれる方式
のテーパ付きピンの略式外形図、第10図は偏心ボルト
による位置固定可能式の締付け具球つぎ手部の断面図、
第11図は中央本体材の円筒形部分一端部の平面図、第
12図は球つぎ手を装置中央本体材に対して位置固定す
るための、取外し容易なつなぎ付けカラー、の底面図、
第13,14,15各図は偏心ボルト固定具のそれぞれ
違つた形態例を示した図、第16図は取替え可能なドリ
ル片を組付ける方式のピンを、一部分は切り欠いてしま
つて示さず、また一部は断面として、示した図、第17
図はねじ溝付きピンの一部分を示す部分図、第18図は
オーガ形の取替え可能式先端片の外形図、第19,20
,21各図はそれぞれ違つた形の先端で終端している各
ピンの部分図である。 10,11・・・中央本体材、13,13″・・・ボル
ト、14・・・締付け緊張具、15″・・・円筒形ボル
ト、15″゛″・・・偏心中央部、16,16″・・ソ
ケット、17・・・締付具、18,1『・・・球、21
,27・・・あご材、22,22■・・リングないしは
スリーブ、23″,23″・・・ねじ、24・・・ねじ
ボルト、24″,24■・・ナット、25,34・・・
ピンの軸部、26・・・受け込み座、29,30,32
・・ゼンのコア、31,33・・・ねじ溝、35・・・
ピン支持材、37,38・・・中空円筒、39・・・ボ
ルト、41・・スリーブ、115・・・中空円筒、13
2・・・先端片のコア部、132″・・・先端片の刃部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 骨折部を外部から固定する装置であつて、細長い中
    央本体材10、11に取付けられた2つの締付具17が
    、上記骨折部の骨に挿入されるべきピン25、29〜3
    6、132に合わせ軸線方向の位置調整を自在に設けら
    れ、中央本体材10、11の各自由端が球とソケットか
    らなる自在式つぎ手16、16′、18、22を介して
    締付具17に連結され、中央本体材10、11に対し締
    付具17の位置をロックする手段22、24、16、1
    6′が設けられ、中央本体材10、11に作用するべく
    取外し可能に該本体材に連結され且つねじボルト39を
    有している締付け緊張具14が設けられた構成のものに
    おいて、中央本体材10、11が軸線方向に互に摺動及
    びロック可能に望遠鏡式にはめ込まれた2つの部分10
    、11からなり、上記の自在式つぎ手16、16′、1
    8、22の回転中心が中央本体材10、11の軸線上に
    あり、中央本体材10、11の各端には球18用のソケ
    ット16、16′が1つづつ配設されていると共にねじ
    溝付きリング22が球18を押圧するべくソケット16
    、16′へねじ込み可能であり、上記の締付け緊張具1
    4が備えている2つの中空円筒37、38にはほぼ直角
    に突出したボルト13、13′が設けられ、これらボル
    トは中央本体材10、11の両自由端に凹設の受け込み
    座の中に収納でき、一方、上記のねじボルト39の頭4
    0が第1の中空円筒38に接当するべく該ボルトの軸部
    42は該円筒38を貫通し、かつ中空円筒37、38間
    のスリーブ41に密に嵌合していると共に、該軸部42
    の雄ねじ部分を第2の中空円筒37の雌ねじ部分に螺合
    してあり、さらに、上記のピン25、29〜36、13
    2が少くとも上記骨折部の骨に挿入される部分にねじ溝
    31、33を備えている、ことを特徴とする装置。 2 前記の各ピンが円柱状の軸部25と、一定ピッチの
    円錐状ねじ溝を備えたテーパ状のコア29とからなり、
    該コア29本体部のテーパ角と該ねじ溝のテーパ角とが
    同一であると共に、上記軸部25が前記締付具17のあ
    ご材21、27に凹設の受け込み座26へ収納固定しう
    る形状である特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記の各ピンが円柱状の軸部25とテーパ状のコア
    30とからなり、該コア30が一定ピッチの円柱状ねじ
    溝31を備え、上記軸部25が前記締付具17のあご材
    21、27に凹設の受け込み座26へ収納固定しうる形
    状である特許請求の範囲第1項に記載の装置。 4 前記の各ピンの円柱状の軸部がコアのねじ溝31、
    33と同一ピッチの円柱状ねじ溝を備えた軸部34であ
    り、この円柱状ねじ溝に対応するねじ溝を備えたピン支
    持材35の凹部の中へ上記軸部34がねじ込まれるもの
    であると共に、ピン支持材35が前記締付具17のあご
    材21、27に凹設の受け込み座26へ収納固定しうる
    形状である特許請求の範囲第2項又は第3項に記載の装
    置。 5 前記のねじ溝付きリング22に差込まれているねじ
    ボルト24が、前記の自在式つぎ手16、16′、18
    、22を追加的にロックするための手段として設けられ
    ている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    に記載の装置。 6 前記の自在式つぎ手16、16′、18、22が次
    の各部、即ち、中央本体材10、11の各端部15、1
    5′の穴を貫通する偏心中央部15′″を備えた円筒形
    ボルト15″と、前記つぎ手の球18を収容する球形の
    ソケツト16′であつて、中央本体材10、11の端部
    15′にある中空円筒115の内部で可動、且つ下端が
    上記円筒形ボルト15″の偏心中央部15′″の上に受
    止されているものと、上記の中空円筒115に嵌合され
    るスリーブ22であつて、且つ部分球面状の表面を有し
    たリング22″を備えているものと、さらに、上記円筒
    形ボルト15″の角度位置をロックするための手段23
    ′、23″、24′、24″、24″′とである特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。 7 前記の球18′と、ソケット16′及びスリーブ2
    2、とのいずれかないしは双方が粗面化されている特許
    請求の範囲第6項に記載の装置。 8 前記の円筒形ボルト15″をロックするための手段
    が、円筒形ボルト15″の偏心中央部15″′に係合す
    るねじ23′である特許請求の範囲第6項又は第7項に
    記載の装置。 9 前記の円筒形ボルト15″をロックすための手段が
    、ナット24′、24″とねじ23″とのいずれかない
    しは双方であり、このねじ23″が上記ボルト15″に
    軸線方向の牽引力を加え、この牽引力が少くとも1つの
    ばね環24″′により緩和される構成の特許請求の範囲
    第6項又は第7項に記載の装置。 10 前記のピンが円滑なテーパ状のコア32を備え、
    このコア32の少くとも一部分にこれから半径方向外方
    へ突出したねじ溝33が形成され、さらにこのねじ溝3
    3よりも少し外方へ突出した少くとも1つの軸部25を
    上記ピンが備えている特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 11 前記のピンが取外し自在の先端片を備え、この先
    端片がテーパ付きコア部132を有し、該コア部の円錐
    状ねじ溝が該先端片の円筒状部へ移行してそこで終端と
    なつていると共に、該円筒状部には削り粉を受入れるべ
    きくぼみ132″を形成した鋭利な刃部132′を備え
    ている特許請求の範囲第10項に記載の装置。
JP54145955A 1978-11-10 1979-11-10 外部緊締装置 Expired JPS6053628B2 (ja)

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