JPS60528B2 - エンジンのカムシヤフト支持装置 - Google Patents

エンジンのカムシヤフト支持装置

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JPS60528B2
JPS60528B2 JP14663381A JP14663381A JPS60528B2 JP S60528 B2 JPS60528 B2 JP S60528B2 JP 14663381 A JP14663381 A JP 14663381A JP 14663381 A JP14663381 A JP 14663381A JP S60528 B2 JPS60528 B2 JP S60528B2
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JP
Japan
Prior art keywords
camshaft
support
thrust plate
groove
support part
Prior art date
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Expired
Application number
JP14663381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5846222A (ja
Inventor
宰夫 陶守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP14663381A priority Critical patent/JPS60528B2/ja
Publication of JPS5846222A publication Critical patent/JPS5846222A/ja
Publication of JPS60528B2 publication Critical patent/JPS60528B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカムシャフトの軸方向の変位を規制するよう
にしたエンジンのカムシャフト支持装置に関する。
従来、この種のエンジンのカムシャフト支持装置として
は、カムシャフトを回転自在に支持する一対の支持部の
一方に、L字状に屈曲させたバネ板の一端をボルトによ
り固定し、該バネ板の他端に形成した二又部を、カムシ
ャフトの一側の鍔または段部に弾接して、カムシャフト
の池側の鍔または段部を他方の支持部に押圧して、その
支持部にカムシャフトのスラストを受けさせてトカムシ
ャフトの軸万向の変位を規制するようにしたものが提案
されている(実開昭54−140108号)。
しかしながら、上記従来のエンジンのカムシャフト支持
装置は「 カムシャフトのスラストを支持部に受けさせ
るべくカムシャフトに段部または鍔を形成しているため
「 カムシャフトを支持部に貫通して細立てる構造とす
ることができなくて、支持部を分割構造いわゆる二つ割
りにしなければならない上に「バネ板を固定する役目し
かしないボルトを必要とするために構造が複雑で高価に
なるという欠点がある。この発明の目的は、上記従来の
欠点を解消することにあって、支持部を二つ割りにしな
くても、カムシャフトを支持部に貫通して組み立てるこ
とができる上に、既存の部品を使って、従来の如き特別
なボルトを省略でき、したがって構造が簡単、安価なエ
ンジンのカムシャフト支持装置を新規に提供することに
ある。
このため、この発明は、カムシャフトジャーナル部に環
状溝を形成すると共に、上記力ムシャフトジャーナル部
を支持する支持部に上記環状溝に対応する藩中の凹溝を
形成し、該凹溝内に上記環状溝と一端において係合して
カムシャフトのスラストを受けるスラストプレ−トを鉄
挿するようにして、カムシャフトを支持部に貫通して紙
立てることを可能にし、さらにスラストプレートをロッ
カーシャフトの背面によって上記支持部に対して挟着す
るようにして、既存の部品を利用して特別なボルトを省
略し得るようにしたことを特徴としている。
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1,2図において、1はカムシャフト、2はシリンダ
ヘッド3に形成され、力ムシャフトジャーナル部4を回
転自在に支持する軸受穴5を有する台状の支持部である
。上記力ムシャフトジャーナル部4には環状溝6を形成
すると共に、該環状溝6に対応する薄中の略半円状の凹
溝7を支持部2に第1,2図中上方からカムシャフト1
の半径方向に形成している。
上記凹鷹7にはそれに対応する略半円状のスラストプレ
ート8を密に隊挿して、スラストブレート8の先端部8
aを環状簿6に隊合させトスラストプレート8の先端部
8aと環状簿6とがカムシャフト1の軸万向に係合し得
るようになっている。したがって、スラストプレート8
は「カムシヤフトーの回転運動を阻害することはないが
、カムシャフトーのスラストを受けて、カムシャフト1
の車由方向の変位を規制できるようになっている。上記
スラストプレート8の先端部8aは、第2図に示すよう
に弧状に切欠いて、先端部8aと環状溝6の底面6aと
の間に一定の間隙をあげて、カムシャフト11こ対する
摩擦を少なくしている。また、上記スラストプレート8
の先端部8aの両側の曲面8b,8bは、第2図に示す
ように、凹溝7の曲面をなす底面7a,7aに当接させ
て、スラストプレート8を位置決めし、スラストプレー
ト8の上端面8cと支持部2の上端面2cとが略同一平
面をなすようにしている。そして上記スラストプレート
8の上端面8cの両側部に、各ロッカーシャフト11,
11の小判状に形成した端部12,12の背面12a,
12aの一部を夫々相対させ、。ツカーシヤフト11,
11の端部12,12をワッシャ13,13を介してボ
ルト14,14で支持部2に固定して、スラストプレー
ト8を支持部2の凹溝7とロッカーシャフト11,11
の背面12a,12aとの間に挟着している。上記構成
のエンジンのカムシャフト支持装置は、カムシヤフト1
のスラストに対して、力ムシャフトジャーナル部4の環
状溝6の側面6b,6bと、支持部2に設けた凹溝7に
隊挿したスラストプレート8の先端部8aの側面8d,
8dとを係合させて、カムシャフトーの軸方向の変位を
規制するようにしているため、カムシヤフト1に、支持
部2に当綾する鍔または段部を設けてし、なし、。
したがってもこの装置は支持部2を、軸受穴5の中心を
通る2分割構造にしなくても、ボルト14、ロッカーシ
ャフト11,11およびスラストプレート8を支持部2
から取り外して、カムシャフト1を支持部2の軸受穴5
に貫通させて組立てることができ、したがって「従来に
比して、加工「組立を容易、安価にすることができ、構
造が簡単、安価になっている。また、この装置はスラス
トプレート8を既存の部品であるロッカーシャフト11
,11およびボルト14を利用して、スラストブレート
8をロッカーシャフト11の背面12aによって支持部
2,2に対して挟着しているので、それ専用のボルトを
省略でき、構造が簡単「安価になっている。
上記実施例では、支持部2に設けた凹溝7は略半円形状
に形成したが、たとえば凹溝を矩形に形成して、スラス
トプレートをそれに対応する矩形に形成してもよい。
また、凹溝は支持部の側方に開□するように設けてもよ
い。以上の説明で明らかな如く、この発明のエンジンの
カムシャフトの支持装置は、力ムシャフトジャーナル部
に設けた環状溝に対応する薄中の凹溝を「 力ムシャフ
トジャーナル部を支持する支持部に設け、上記凹溝内に
環状溝と一端において係合するスラストプレートを鉄挿
して、カムシヤフトのスラストを受けるようにしている
ので、支持部を二つ割りにしなくてもカムシャフトを支
持部に貫通させて組み立てるようにすることができ、ま
た、スラストプレートをロッカーシャフトの背面によっ
て支持部に対して挟着しているので、既存の部品を兼用
して部品点数を少なくするとができ、したがって、構造
が簡単で安価であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部断面図、第2図は第
1図のローロ線断面図である。 2・・・・・・支持部、4・・・・・・力ムシャフトジ
ャーナル部し 6・・・・・・環状溝、7……凹溝、8
・・・・・・スラストプレート、11”””ロツカーシ
ヤフト。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カムシヤフトジヤーナル部に形成した環状溝と、上
    記カムシヤフトジヤーナル部を支持する支持部と、該支
    持部に上記環状溝に対応させて形成した溝巾の凹溝と、
    該凹溝内に嵌装され、一端において上記環状溝とを係合
    するスラストプレートとを備え、該スラストプレートを
    ロツカーシヤフトの背面によって上記支持部に対して挟
    着したことを特徴とするエンジンのカムシヤフト支持装
    置。
JP14663381A 1981-09-16 1981-09-16 エンジンのカムシヤフト支持装置 Expired JPS60528B2 (ja)

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JP14663381A JPS60528B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 エンジンのカムシヤフト支持装置

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JP14663381A JPS60528B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 エンジンのカムシヤフト支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5846222A JPS5846222A (ja) 1983-03-17
JPS60528B2 true JPS60528B2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=15412139

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JP14663381A Expired JPS60528B2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 エンジンのカムシヤフト支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136533U (ja) * 1991-06-12 1992-12-18 オムロン株式会社 焦電形センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59135307U (ja) * 1983-03-02 1984-09-10 三菱自動車工業株式会社 カム軸の支持構造
JPS60157903U (ja) * 1984-03-30 1985-10-21 マツダ株式会社 エンジンのカムシヤフト支持装置
US4725651A (en) * 1985-12-17 1988-02-16 The Dow Chemical Company Polymeric blend composition of a vinylidene chloride interpolymer and a thermoplastic copolyester

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JPH04136533U (ja) * 1991-06-12 1992-12-18 オムロン株式会社 焦電形センサ

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JPS5846222A (ja) 1983-03-17

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