JPS6052645B2 - ガス絶縁母線 - Google Patents
ガス絶縁母線Info
- Publication number
- JPS6052645B2 JPS6052645B2 JP14744079A JP14744079A JPS6052645B2 JP S6052645 B2 JPS6052645 B2 JP S6052645B2 JP 14744079 A JP14744079 A JP 14744079A JP 14744079 A JP14744079 A JP 14744079A JP S6052645 B2 JPS6052645 B2 JP S6052645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas insulated
- conductor
- bus bar
- insulating support
- insulated bus
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガス絶縁母線の改良に関するものである。
ガス絶縁母線は、縮小形ガス絶縁開閉装置の母線として
も使用されるが、広く、送電線などにも使用され、環境
調和、無公害化のため今後ますます多くの適用がなされ
、大量の製作が必要になると思われる。
も使用されるが、広く、送電線などにも使用され、環境
調和、無公害化のため今後ますます多くの適用がなされ
、大量の製作が必要になると思われる。
本発明は、かかる点にかんがみ、製作し易く経済的で、
信頼度の高いガス絶縁母線を提供しようとするものであ
る。
信頼度の高いガス絶縁母線を提供しようとするものであ
る。
第１図にこの発明の一実施例の断面図を示す。
１は１個のガス絶縁母線ユニットで、破線で示した２、
３は隣りのユニットである。
３は隣りのユニットである。
これらのユニットは輸送可能な１０〜１８ｍ程度の長さ
に作られ、据付場所で溶接接続して長尺化される。４は
円管よりなる管体であり、１個のユニット１の容器５は
１個あるいは複数個の管体４を溶接（ｗで示す）して１
０〜［ｍ程度にされる。
に作られ、据付場所で溶接接続して長尺化される。４は
円管よりなる管体であり、１個のユニット１の容器５は
１個あるいは複数個の管体４を溶接（ｗで示す）して１
０〜［ｍ程度にされる。
この図では、３個の管体４を溶接している。中央に導体
６があり、絶縁支持物７により支持される。絶縁支持物
７の間隔は導体６に働く電磁力などの力により決められ
、強度の許すかぎり出来るだけ長い間隔、即ち、数メー
トル毎に置かれる。８は管体４を溶接する場合、外側か
らのみ溶接が可能となるように用いる当金であり、両側
にパッキン溝Ｂａを設け、パッキン９を管体４との間に
挾む。
６があり、絶縁支持物７により支持される。絶縁支持物
７の間隔は導体６に働く電磁力などの力により決められ
、強度の許すかぎり出来るだけ長い間隔、即ち、数メー
トル毎に置かれる。８は管体４を溶接する場合、外側か
らのみ溶接が可能となるように用いる当金であり、両側
にパッキン溝Ｂａを設け、パッキン９を管体４との間に
挾む。
これは、管体溶接時スパッターなどの金属片がガス絶縁
母線内に分散されることを防ぐためである。導体６は図
においては３個の絶縁支持物７を貫通して支えられ、両
端で次のユニット２、３と摺動接触子・１０で接続され
る。これは、電流を通じるよう接触子がばねで両導体に
押えられているが、導体６の軸方向には、導体６が滑り
得る構造で、導体６と容器５の間の熱膨張差を逃げるた
めのものであり、又、現地据付時の導体接続を容易にし
てい・る。又、導体６と絶縁支持物７の間を１個のユニ
ットで１か所、即ち、第１図に示すｆ点で固定し、他の
部分ｍは導体６の軸方向に滑り得る構造として容器５と
導体６の間の温度差などによる熱膨張差を逃げ、絶縁支
持物７に過大なりが働かないようにしている。第２図に
は、主要部をさらに拡大した図を示す。
母線内に分散されることを防ぐためである。導体６は図
においては３個の絶縁支持物７を貫通して支えられ、両
端で次のユニット２、３と摺動接触子・１０で接続され
る。これは、電流を通じるよう接触子がばねで両導体に
押えられているが、導体６の軸方向には、導体６が滑り
得る構造で、導体６と容器５の間の熱膨張差を逃げるた
めのものであり、又、現地据付時の導体接続を容易にし
てい・る。又、導体６と絶縁支持物７の間を１個のユニ
ットで１か所、即ち、第１図に示すｆ点で固定し、他の
部分ｍは導体６の軸方向に滑り得る構造として容器５と
導体６の間の温度差などによる熱膨張差を逃げ、絶縁支
持物７に過大なりが働かないようにしている。第２図に
は、主要部をさらに拡大した図を示す。
１１は絶縁支持物７を当金８に接続するための埋金であ
り、絶縁支持物７と１体に注形して接続されている。
り、絶縁支持物７と１体に注形して接続されている。
この埋金１１により絶縁支持物７は当金８にボルト１２
などで固定される。一方、導体６側にも埋金１３を絶縁
支持物７と１体に注形して接続し、埋金１３で導体６を
支持する。
などで固定される。一方、導体６側にも埋金１３を絶縁
支持物７と１体に注形して接続し、埋金１３で導体６を
支持する。
摺動支持部は接触子１４を設けるのがよく、固定部は導
体６と埋金１３の間をボルトや溶接などにより固定する
。これらの容器５の中にはＳＦ６ガスなど絶縁性能の秀
れたガスが多くの場合、３気圧程度に加圧して封入され
電気絶縁がなされている。一般に、ＳＦ６ガスなどの中
に金属片などが存在すると、電気的絶縁性能が非常に低
下することが知られている。
体６と埋金１３の間をボルトや溶接などにより固定する
。これらの容器５の中にはＳＦ６ガスなど絶縁性能の秀
れたガスが多くの場合、３気圧程度に加圧して封入され
電気絶縁がなされている。一般に、ＳＦ６ガスなどの中
に金属片などが存在すると、電気的絶縁性能が非常に低
下することが知られている。
従つて、前記のように、当金８はパッキン９を用いて、
良好な耐電圧性能を維持しようとしたのである。しかし
、現地作業では思わぬ金属片などの不純物が入り込む可
能性もある。そのため、第２図１５，１６に示すような
孔の明いた板より成る不純物捕捉電極を設けるのがよい
。この電極１５，１６と容器との間に低電界部８ｃ，８
ｄを作り、導体６に電圧が加つたとき生−じる電界によ
り静電力と重力によりランダム運動を力えられる金属片
などの不純物を、この低電界域に落し込み封じ込めるこ
とができる。これにより、秀れたガスの絶縁性能を維持
することができる。又、金属片などの不純物の絶縁性能
への悪影響は、絶縁支持物７の表面に不純物が付着した
場合に著しい。
良好な耐電圧性能を維持しようとしたのである。しかし
、現地作業では思わぬ金属片などの不純物が入り込む可
能性もある。そのため、第２図１５，１６に示すような
孔の明いた板より成る不純物捕捉電極を設けるのがよい
。この電極１５，１６と容器との間に低電界部８ｃ，８
ｄを作り、導体６に電圧が加つたとき生−じる電界によ
り静電力と重力によりランダム運動を力えられる金属片
などの不純物を、この低電界域に落し込み封じ込めるこ
とができる。これにより、秀れたガスの絶縁性能を維持
することができる。又、金属片などの不純物の絶縁性能
への悪影響は、絶縁支持物７の表面に不純物が付着した
場合に著しい。
従つて、絶縁支持物７が上部に設置されると、不純物の
付着が少く、良好な耐電圧性能が得られる。なお、絶縁
支持物７を下部に置かざ；るを得ない場合は、その囲り
に不純物捕捉電極１５，１６を設けれは効果的である。
このように、不純物捕捉電極１５，１６は、当金８に設
ければ製作上も楽であり、絶縁物の近くにあり効果を上
げるためにも最適の位置である。
付着が少く、良好な耐電圧性能が得られる。なお、絶縁
支持物７を下部に置かざ；るを得ない場合は、その囲り
に不純物捕捉電極１５，１６を設けれは効果的である。
このように、不純物捕捉電極１５，１６は、当金８に設
ければ製作上も楽であり、絶縁物の近くにあり効果を上
げるためにも最適の位置である。
第３図及び第４図には、本発明を三相一括形ガス絶縁母
線に適用した例を示す。符号と部品は、第１図と同じで
あり、作用も全く同様である。三相一括形の場合は、直
径が大きくなり、長尺容器５は継目無しでの製作は難し
く、溶接接続が必要であり、この当金８を用いれば効果
的である。もａちろん単相形でも数１０Ｃ７７１以上の
径となる５５０ｋＶ用にもなれば長尺の継目無のものの
製作は無理で、どうしても絶縁支持物間隔程度の長さで
溶接する必要があり、当金８を絶縁支持物７の取付台と
兼用することは、組立上からも経済的にも非常に有利で
ある。組立は、１個の管体４の両端に、絶縁支持物７な
どを取りつけた２個の当金８を溶接し、これに導体６を
絶縁支持物７に貫通させ、これを軸方向の案内として、
次の管体４と次の絶縁支持物７などを取りつけた当金８
を滑り込ませて溶接するという工程で行なえば、容易に
、正確に行うことができる。
線に適用した例を示す。符号と部品は、第１図と同じで
あり、作用も全く同様である。三相一括形の場合は、直
径が大きくなり、長尺容器５は継目無しでの製作は難し
く、溶接接続が必要であり、この当金８を用いれば効果
的である。もａちろん単相形でも数１０Ｃ７７１以上の
径となる５５０ｋＶ用にもなれば長尺の継目無のものの
製作は無理で、どうしても絶縁支持物間隔程度の長さで
溶接する必要があり、当金８を絶縁支持物７の取付台と
兼用することは、組立上からも経済的にも非常に有利で
ある。組立は、１個の管体４の両端に、絶縁支持物７な
どを取りつけた２個の当金８を溶接し、これに導体６を
絶縁支持物７に貫通させ、これを軸方向の案内として、
次の管体４と次の絶縁支持物７などを取りつけた当金８
を滑り込ませて溶接するという工程で行なえば、容易に
、正確に行うことができる。
なお、管体４には第２図に示すようにパッキン部のふく
らみ８ｂがあるが、これは、絶縁支持物７と当金８の取
付部の電界の緩和に役立ち、耐電性能の向上に役立つ。
らみ８ｂがあるが、これは、絶縁支持物７と当金８の取
付部の電界の緩和に役立ち、耐電性能の向上に役立つ。
以上のように本発明によれば、単相形、三相一括形とも
に、組立のし易い、絶縁性能の秀れたガス絶縁母線が経
済的に製作可能となる。
に、組立のし易い、絶縁性能の秀れたガス絶縁母線が経
済的に製作可能となる。
第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、第２図は要
部断面図、第３図は三相一括形に適用した断面図、第４
図は第３図の−断面を示す断面図である。 図において、４は管体、５は容器、６は導体、７は絶縁
支持物、８は当金である。
部断面図、第３図は三相一括形に適用した断面図、第４
図は第３図の−断面を示す断面図である。 図において、４は管体、５は容器、６は導体、７は絶縁
支持物、８は当金である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数個の管体の相隣れる上記各管体間を突合せて、
上記各管体の突合せ部の内側に当金を当接し上記管体間
を溶接して容器を構成し、上記容器内に絶縁支持物を介
して導体を支持したものにおいて、上記絶縁支持物は上
記当金と固着されていることを特徴とするガス絶縁母線
。 ２ 当金は低電界部を有することを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のガス絶縁母線。 ３ 導体は複数個の絶縁支持物の中の１個で固定され、
他の絶縁支持物で軸方向に移動可能に支持されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
ガス絶縁母線。 ４ 支持絶縁物は柱状とし容器の上部に配設されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３項のいず
れかに記載のガス絶縁母線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14744079A JPS6052645B2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | ガス絶縁母線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14744079A JPS6052645B2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | ガス絶縁母線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5671414A JPS5671414A (en) | 1981-06-15 |
| JPS6052645B2 true JPS6052645B2 (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=15430378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14744079A Expired JPS6052645B2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | ガス絶縁母線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052645B2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP14744079A patent/JPS6052645B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5671414A (en) | 1981-06-15 |
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