JPS6052603A - 吸収製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な改良された波形ウェブ構造体及び超吸収
材を包含する新規な改良された波形ウェブ構造体からな
る吸収製品に関する。

使い捨ておむつ、衛生ナプキン、創傷用包帯、包帯、失
禁用バット等の製品を含む使い捨て型の吸収製品がかな
シ前から知られている。これらの製品は体液を吸収しか
つ保持又は保有するのに用いられる吸収バットを有する
。これらの製品の多く、特におむつや衛生ナプキンの場
合、吸収製バットは当初「詰め綿」と称される物又は多
層薄織物から構成されていた。詰め綿は液不透過性の裏
張夛材と液透過性の表張シ材との間に設けられ、多層薄
織物は液体を吸収し、望ましくは、前記吸収製品中に保
有するために用いられた。そのような吸収バットを用い
たおむつは米国再発行特許明細書第２６，１５１号に開
示されている。

この詰め線型製品は、大部分、「起毛パルプ繊維」と呼
ばれるものから成る改良された吸収性ノ（ットに取って
替わられた。この吸収バットは、かなシの厚みを有する
、一層の分割パルプ繊維から構成されている。そのよう
な起毛パルプ型吸収性バットを備えたおむつは米国特許
明細書筒２，７８８゜００３号に記載されている。この
おむつは詰め綿層を用いたおむつに比べて、吸収力が改
良されかつ液体の保持力が幾分良くなっていた。また、
上記起毛パルプ層は非常にソフトで柔軟性に富み、快適
なものでおるから、吸収層として詰め綿を用いているお
むつよシ改良されたおむつを提供することが出来る。

起毛パルプから成る吸収バットの性能は改良されたもの
ではあるが、この改良された性能はおむつや衛生ナプキ
ンでは極く僅かしか利用されていない。この理由は、吸
収される液体は普通は吸収バットの限られた部分に付着
するが、この液体が上記吸収バットの面に沿って移動す
る能力は極めて低いからである。液体は放射状の浸透経
路を辿（１１） 傾向があシ、その結果、バットの最も近い縁まで移動し
、そこでは一般にそれ以上バット内に保持されず、液が
漏れてしまう。

米国特許明細書筒３，０１７，３０４号には紙状の高密
度層を含む吸収製品が記載されている。この紙状の層は
芯材として作用する。即ち、この層の上に液をこぼすと
、液はこの層の面に沿って急速に移動する傾向を示す。

起毛パルプ繊維と組み合わせて吸収製品に入れた場合、
得られる製品は起毛パルプ繊維の吸収力をずっと有効に
利用することが可能になる。この紙状の層を起毛パルプ
繊維と組み合わせて含んでいるおむつは米国特許明細書
筒３，６１２．０５５号及び第３．９３８，５２２号に
記載されている。浸透力、即ち、毛管状表尺又は層を起
毛パルプ繊維と組み合わせるという考え方は、使い捨て
おむつや衛生ナプキンを含む多くの吸収製品に於いて既
に応用されている。これらの製品が仮に上記吸収バット
の能力をずっと大きく使用するとしても、そのような吸
収バットが吸収した液体を全部保有することはなお至難
の業である。こ（１２） れらの製品は、多分、上記バットの能力を吸収のために
全部使い切ってし甘う前に、又は極〈少なくみても、使
用者によって出された液状排せつ物が全部吸収され尽さ
れる前に、漏れを起してしまうと思われる。濡れた１″
＞でバットに圧力をかけた場合、上記事実は特に顕著に
なる。例えば、既に濡れてしまっているおむつをつけた
ま＼で乳児が座ってしまうと、そのおむつのバットは殆
んど例外なくおしっこの漏れを引き起してしまうことに
なる。

失禁症の成人の場合、乳幼児の遭遇する問題だけではな
く、その他多くの問題に直面する。第１に、成人の排せ
つ量は乳幼児のそれよシ一般にずっと多い。第２に、乳
幼児の場合は衣服の下がふくれていても社会で容認され
るが、失禁症に悩む通院可能力成人患者は通常の衣服を
通しては見えない製品をずっと待ちこがれている。第３
に、成人の脚部や腰部の体全体に占める割合や形状は乳
幼児のものとは大幅に違っている。従って、米国破許第
４，２５３．４６１号に示されているように乳幼児用お
むつを単に大きくしても、満足のいく製品が得られるこ
とにはならない。

乳幼児用おむつ市場と成人失禁症用製品市場の両方にと
って、大きな保持能力をもつ製品が必要とされている。

例えば、成形した容器がこれまでに提案されて来ている
。しかしながら、これらの容器は実質的に剛性であって
、着用した位置に留ることなく、使用感も全く不快なも
のである。十分大きな保持能力を有し、排せつした領域
から液体を運び去る能力を備えた製品であって、しかも
、使い捨て可能で、使用感も快適で、着ている衣服を通
しては見えないものが市場では必要とされている。

今から何年も以前に、「超吸収材」、即ち、自己の重量
の何倍もの液体を吸収することが可能な材料が開発され
た。このような材料が開発されてから、それらをおむつ
のような吸収製品に利用してかかる製品の吸収能力を強
化する試みが行なわれて来た。理論的に云えば、製品中
に超吸収材を極く僅か入れることによシ該製品に従来製
品と同等又はそれ以上の性能を与えることが可能になる
筈である。使い捨ておむつにそのような超吸収材を入れ
た初期の製品のうちの一例と思われるものが米国特許明
細書筒３．６７０．７３１号に開示されている。この特
許には透水性表張シ材と非透水性裏張夛材との間に設け
た吸収層を含む吸収性包帯が記載されている。この吸収
層は、上記超吸収材として、水不溶性架橋ハイドロコロ
イド重合体を含んでいる。

超吸収材はかなシ以前から入手可能であったが、使い捨
ておむつや衛生ナプキンのような吸収製品にまだ広く利
用されるには至っていない。超吸収材が利用されてい彦
いことに対する主たる理由は超吸収材の高度に増強され
た吸収能力を経済的に利用可能な製品の開発にまだ成功
していないことである。超吸収材を経済的に利用するた
めには、吸収する液体が容易に受け入られかつそのよう
にして受け入れられた液体が超吸収材と接触した状態に
おかれなければならない。さらに、超吸収材が液体を吸
収していくに従って、超吸収材が自由（１５） に膨潤出来なければならない。若し超吸収材が膨潤を妨
げられた場合、その時点で液体の吸収が停止する。従っ
て、吸収すべき液体が小さい空間に保持される、おむつ
や衛生ナプキンのような、吸収製品に於いて上記超吸収
材がその機能を発揮するためには、該超吸収材を含有す
る吸収層の構造が成る特性を具備するものでなければ攻
らない。

多年に亘って、上記超吸収材を有効に利用した構造を提
供する目的で多数の技術が提案されて来た。

そのような製品は米国特許明細書筒４，１０３，０６２
号、第４．１０２．３４０号及び第４．２３５．２３７
号に開示されている。さらに、吸収製品中に入れること
の出来る適当な層又は適当な構造体の中に超吸収材を入
れるための方法が米国特許明細書筒４．１８６゜１６５
号、第４　、３４０　、０５７号及び第４．３６４，９
９２号に記載されている。しかしながら、現在までこれ
らの製品はどれも商品として実質的な成功をおさめるに
は至っていない。

本発明は、大きな液体保持能力を有し、ソフトで快適で
あシ、通常の衣服を通しては゛見えないよ（１６） うに構成することが可能で、必要ならば超吸収材の吸収
能力の大部分を利用する新規な改良された吸収製品を提
供するものである。さらに、この新規な改良された吸収
製品は、使用時に該吸収製品に圧力が加わっても吸収し
た液体を保持しうるものである。

本発明は不織ウェブ状の第１の繊維層から成る吸収製品
を提供する。第１の層よシ高い毛管圧を有する第２の繊
維層が第１の層と別体であるが結合した形で設けられて
いる。これによシ、液体が第２の層に優先的に浸透する
ようになる。結合された状態で、これらの層は横断方向
に折曲げられて波形構造体を形成する。濡れた場合でも
横断方向のひだが保持されるように、この波形構造体を
形状安定化する。上記吸収製品は通常その一方の側に於
いて、即ち、横断方向のひだの頂部の表面上又は一方の
側のひだ中で形状安定化される。

本発明は超吸収材を少なくとも約１０重量係好ましくは
約５０−９０重量％含有する波形繊維ウェブから成る吸
収製品も提供する。濡れた場合でも横断方向のひだが保
持されるように上記波形ウェブは形状安定化されている
。上記吸収製品はその一方の側の横断方向のひだの頂部
の表面上に形状安定化物質の層を設けるか、繊維ウェブ
中の繊維よシ低い融点を持つ繊維を少量添加し、波形に
したウェブを前者の繊維を溶融するのに十分な温度に保
持して、折目間又はひだ内を加熱融着することによって
形状安定化される。

また、本発明はウェブに基づき少なくとも約１０重量％
の超吸収材を一体に含む波形繊維ウェブから成る使い捨
て吸収製品も提供する。この製品はさらに上記ウェブの
少なくとも一方の側を覆う液不透過性遮断被覆材と上記
ウェブの少なくとも他の一方の側を覆う液透過性衣張り
材とを含んでいる。濡れた場合でもウェブの横断方向の
ひだが保持されるように波形にしたウェブを形状安定化
することが出来る。

第１の繊維層は実質的に疎水性で、弾力のある、好まし
くは不織ウェブ状の合成繊維から構成されている。第２
の層が設けられている場合は、この第２の層は、層の状
態で設けられたとき第１の繊維層の毛管圧よシ高い毛管
圧を生む繊維（泥炭コケの場合、粒子）から成るもので
ある。その結果、第２の層が第１の層から液体を吸い取
って、その液体を排せつされた部分から浸透力によシ除
去する。

上記超吸収材は広い粒径範囲を持つことが可能で、多数
の方法のいずれか１つによシ、例えば、層、フィルム、
夫に分離した粒子もしくは小球体、又は波形に形成され
るウェブの一部として分散した形が入れることが可能で
、いずれの場合においても第１の繊維層と組み合わされ
て使用される。

好ましい実施態様において、上記第１の繊維層は不織ウ
ェブの形で用いられ、上記第２の層が公知の方法によっ
て第１の層上に設けられる。第２の層は第１の層の毛管
圧よシ高い毛管圧を生む液体を浸透させることの可能な
物質から出来ている。

上記の液体を浸透させることの可能な物質には、セルロ
ース系繊維、レーヨン系繊維のような親水性繊維や泥炭
コケ、泥炭コケと他の物質との混合物、アクリル系繊維
等の他の液体を浸透させることの可（１９） 能な物質が含まれる。第２の層を形成する液体を浸透さ
せることの可能な物質は近接した位置関係で設けられた
繊維又は粒子から一般に成っているので、液体が第２の
層に沿って移動するのを促進する。

横断方向に折目又はひだを付与したのちに得られた吸収
製品を使用すると、第２の層が垂直方向に位置している
か又は水平方向に位置しているかに係わらず、液体優先
的に第２の層に沿って移動する。ひだはおむつや失禁用
製品のような吸収製品内に、該吸収製品の長手方向の軸
に対して平行になるように設けられる。

尿１月経出血又は他の液状排せつ物等の体液は、上記吸
収製品のどの部分に於いても、第１の繊維層上の特定の
限定された部分に付着する。すると、第２の層が直ちに
上記体液の除去及び移動作用を開始して、体液を上記の
特定の限定された部分から吸い取る。体液の最前端が水
平方向又は垂直方向に移動するので、体液は次第に１つ
の横断方向の折目から次の折目へと移動する。

他の実施態様では、ひだを形成する前に司教収（２０） 体をウェブの繊維上に置いて、ウェブに波形を付与し、
次いで濡れた場合でも横断方向の折目が保持されるよう
にウェブを安定化させることにより吸収製品を形成する
。

第１図は出発材料１０の一部の倒立面図であって、合致
させた状態で超吸収材１４を有する繊維層１２を示して
いる。

第２図は部分的に波形状の出発材料２０を示し、繊維ウ
ェブ２２が超吸収材２４を含んでいる。

第３図は出発材料３０の波形の部分をつくるために波形
に成形した後での第１図の出発材料の倒立面図である。

出発材料３０は合致された状態で超吸収材３４を有する
繊維ウェブ３２から成シ、各部３６で接合されている。

この接合部では溶融性繊維が既に溶融されて接合接触点
を形成している。従って、上記出発材料３０は波形に成
形され、濡れた場合でも横断方向の折目が保持されるよ
うに安定化されている。

第１Ａ図は出発材料１０Ａの一部の倒立面図を示し、出
発材料１０Ａに横断方向の折目又はひだを成形する前の
第１の繊維層１２Ａ及びそれと結合された第２の層１４
Ａを示している。

第２Ａ図は出発材料２０Ａを波形に成形する最初の操作
を示す倒立面図である。上記出発材料２０人は不織繊維
ウェブ２２Ａと、該繊維ウェブ２２の密度よシ大きい密
度を有する第２の繊維層２４人から構成されている。

第３Ａ図は本発明に係る吸収製品の倒立面図である。吸
収製品３０Ａは、不織繊維ウェブ３２Ａ及びそれよシ大
きな密度の第２の繊維層３４Ａから成る波形ウェブ並び
に形状安定化材３６Ａを含んでいる。この形状安定化材
は、該吸収製品３０Ａが濡れた場合でも、上記出発材料
を折目をつけた波形の状態に保持する。

第４図は本発明に係る波形ウェブ製品４０の斜視図であ
る。この波形ウェブ製品４０はウェブ全体に分散された
超吸収材を含み、第３図に示したように安定化されてい
る。

第５図は繊維ウェブ５２であるが超吸収材を全く含んで
いない出発材料５０の一部の倒立面図である。

第６図は第５図に示したような出発材料６０を途中まで
波形にした状態の一部を示し、超吸収材６４が途中まで
波形にしたウェブ６２のポケット内に入れられている。

第７図は第６図に示したものを完全に波形にした状態の
波形ウェブ７０を示す。ウェブ１２は、波形にすること
によって形成されたポケット内に超吸収材Ｔ４を含み、
該超吸収材がひだのポケット内に含まれているのと反対
側のひだの先端に取シ付けられたラテックス系材料１６
の層にょシその形状が安定化されている。

第８図は使い捨ておむつ８０を示す。不織布等の透水性
表張部材８２がおむつの表面を形成している。ポリエチ
レン等の非透水性材料８４がおむつの耐水性裏張部材を
形成している。おむっ８゜は表張シ拐８２と裏張シ拐８
４との間にはさ１れた吸収製品８３を有する。この吸収
製品８３は第４図に示されたものである。このおむつの
側縁部は股の部分で弾性部材８７によシひだ取シされて
（２３） いる。おむつを使用者の腰部の回シに固定するために、
接着テープ８９が取シ付けられている。おむつ８０はひ
だがおむつの長手方向の軸に平行に伸びるように配設さ
れた吸収製品８３を一般に有する。

さて第９図を参照して、床用パッ）９０が示されている
。原剤パット９０は上面全体を覆っている透水性表張部
材９２を有する。この表張部材９２のすぐ下には、表張
シ利９２の直下にある上面の開口部９５以外の床用パッ
ト全体を覆っている液体遮断材９４がある。この開口部
９５は液体の浸入を可能にしている。

第１０図は第９図の１０−１０線に沿った拡大断面図で
ある。表面繊維は、開口１０５を覆う少なくとも上方部
分をカバーしている。遮へいは、開口１０５を除いて、
吸収製品１０２ｅ囲んでいる。吸収製品１０２は、第７
図に示したものと同様のもので、超吸収材粒子１０４　
Ｆ、（含み、そして安定接着剤１０６を有する。

第１０Ａ図は第９図の原剤パットの一変形例を（２４） 示す拡大断面図である。表張９材１０２Ａは使用者の肌
に直接当てられる層である。液体遮断材１０４人は、液
体の浸入を可能にする開口部１０５人を除いて、吸収製
品１０３人を覆っている。この吸収製品１０３人は第３
Ａ図に示されたものと同じである。

この吸収製品１０３Ａの上側の面上に第１の繊維層１３
２人が設けられている。

第１０Ｂ図は第９図の原剤パットの他の変形例を示す拡
大断面図である。表張部材１０２Ｂは使用者の肌に直接
当てられる層である。液体遮断材１０４Ｂは、液体の浸
入を可能にしている開口部１０５Ｂを除いて、超吸収材
を含む波形ウェブ１０３Ｂを覆っている。１０６Ｂは超
吸収材、１０７Ｂは安定接着剤である。

第１１図は液透過性の織布外包１１２を有する衛生ナプ
キン１１０を示す。

第１２図は第１１図の線１２−１２に沿う要部拡大断面
図である。上記液透過性外包１２１はその重ね合わせた
部分が上側に見える。そのすぐ下には衛生ナプキンの両
側縁部と下側とを覆う非透水性遮断材１２５が設けられ
ている。上記遮断材１２５と外包１１２によ９部分的に
囲撓された吸収製品１２３は繊維層１２２と超吸収材１
２４とを有する。この超吸収材は、上記液体遮断材１２
５と接触している形状安定化材１２６の反対側のひだ中
のポケット中に設けられている。従って、この図面の下
面は液体を浸透可能にするために設けられた側である。

第１２Ａ図は第１１図の衛生ナプキンの一変形例の拡大
断面図を示す。液透過性外包１２１Ａはその重ね合わせ
た部分が上側に見える。その真下にはこの衛生ナプキン
の両側縁部と下側とを囲撓する非透水性遮断材１２５人
が設けられている。上記遮断材１２５Ａと外包１２１人
とによ９部分的に囲撓された吸収製品１２３人は繊維層
１２２人及び浸透層１２４人を有する。この浸透層１２
４Ａは、上記遮断材１２５Ａと接触している、形状安定
化材１２６人に接触している。従って、この図面におい
て下側の面が液体を浸透させるために設けられた側であ
る。

第１２Ｂ図は第１１図の衛生ナプキンの他の変形例の要
部拡大断面図である。衛生ナプキン１２０Ｂの断面部に
は、この図面の上側に重ね合わせた部分が表われている
液透過性外包１２１Ｂが備えられている。そのすぐ下側
には、この衛生ナプキンの両側縁部と下側とを囲続する
非透水性遮断材１２４Ｂが設けられている。波形ウェブ
は繊維ウェブ層１２６Ｂと、該繊維ウェブ層１２８Ｂよ
υ高い毛管圧を有するもう一枚の層１２８Ｂとから成っ
ている。超吸収材１２５Ｂが上記ウェブのひだの基部と
上記非透水性裏張部材１２４Ｂとによ多形成されたポケ
ット中に設けられている。この超吸収材はこれらのポケ
ット中におおむね封じ込められている。

外包１２２Ｂはこの図面の下側の面に表張部材を形成し
ている。この表張り材１２２Ｂが使用者の肌に直接当て
られる。

上記製品並びに失禁用バット、創傷用包帯及び拭取シ用
布等の製品は第４図に示した吸収製品又は第３図及び第
７図に部分的に示された吸収製品で作ることが出来る。

上記波形繊維ウェブを提供するのに使用される（２７） 第１の繊維ウェブは一般にかなυ大きいがさく＆ｆｔ）
のものであシ、乾燥状態に圧力をかけてから圧力を取シ
去ると、はソ元の厚さまで復元する傾向を有する。例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン。

ポリエステル、ナイロン（ポリアミド繊維）、二成分系
繊維及びこれらの混合物等の合成繊維から形成された繊
維ウェブが特に好適である。しかしながら、レーヨン等
のセルロース系繊維も使用可能である。一般的に云って
、繊維をまずカーディングしてウェブを形成してから、
必要があればウェブを形状安定化する。この形状安定化
は熱通し融着、接着接合、熱若しくは接着剤又はそれら
の両方を利用する点抑圧等の方法によって達成すること
が出来る。この形状安定化法は使用した繊維の種類やウ
ェブを形成するために用いた方法に従って選択する。ウ
ェブを形成するのに好適な他の方法には空気カーディン
グ、湿式カーディング。

紡糸接合、溶融混打繊維のカーディング等の方法が含ま
れる。波形を付与する前の繊維ウェブの乾燥容積は少な
くとも約１０ｃｃ／ｆ１その重量は約４（２８） オンス／平方ヤード未満であるのが好ましい。

超吸収材を用いた一実施態様において、ポリエステル系
ステープルと少量の低融点ポリエステル系繊維等の可融
性繊維との混合繊維をカーディングしてウェブを形成す
る。次に、このウェブの繊維の間を通して熱風を送って
上記可融性繊維に粘着性を持たせて個々の可融性繊維同
志及び該可融性繊維と上記ステープルとをくっつけて上
記ウェブを軽く接合し、それによシ上記ウェブに所望の
程度の構造上の一体性を持たせる。

ウェブの繊維上にあったシ若しくは波形ウェブのひだ中
に配設されたシ又は他の方法によシラニブと組み合わさ
れた超吸収材は、一般に、乾燥状態でその重量の少なく
とも１０倍の水を吸収出来る水不溶性、水膨潤性のポリ
マー状物質である。

この超吸収材は繊維状１球状９粒子状、フィルム細片状
、小球状、ウェブ状、フィルム状等であシ、液状のモノ
マーの溶液の状態で施用してから重合する。ウェブの繊
維上に施用した七ツマー溶液を重合することによって作
成した超吸収材はウェブ構造中に分散された小球体及び
フィルム細片状粒子の形態をとる場合が最も多い。

成る種の超吸収材は、化学的に云って、主鎖に化学的に
結合した親水性基若しくは親水性基を含むポリマーを有
する天然若しくは合成ポリ寸−又はかかる天然及び合成
ポリマーの主鎖を持っているものとして定義することの
可能な粒子又は繊維を形成する。このタイプの材料に含
まれるものとして、例えば、セルロース及び澱粉等を含
む多糖類並びに高度の親水性を付与するためにカルボキ
シアルキル化、ホスホアルキル化、スルホアルキル化又
はホスホリル化することによって変性した再生セルロー
ス等の変性天然及び再生ポリマー類が挙げられる。この
ような変性ポリマー類を架橋することによシそれらの水
不溶性を改善することも可能である。

これらの多糖類は、例えば、他のポリマー単位をグラフ
ト共重合法によって結合させることの可能な主鎖として
も機能する。このようなグラフト化多糖類及びそれらの
製造方法はチャツタージー（Ｃｈａｔｔｅｒｊｅｅ　）
等の米国特許明細書簡４，１０５，０３３号に記載され
ておシ、下記一般式の親水性鎖をグラフトした多糖類の
鎖として説明することが出来る。

但し、人及びＢは−ＯＲ’、−０（アルカリ金属）。

−０）ｆＮＨう及び−ＮＨ２から成る群よシ選択され、
ｕｌ。

Ｒ２及びＲ５は水素及び１〜４又はそれ以上の炭素原子
を有するアルキル基から成る群よシ選択され、ｒは０〜
約５０００又はそれ以上の値の整数、Ｂは０〜約５００
０又はそれ以上の値の整数、ｒ＋ｌｌは少なくとも５０
０、ｐはＯ又は１の値の整数、並びにｑは１〜４の値の
整数である。上記親水性鎖としては加水分解ポリアクリ
ロニトリル鎖やポリアクリルアミドとポリアクリル酸ナ
トリウムの共重合体が好ましい。

上記の変性天然及び再生ポリマー類の他に、上（３１） 配水コロイド形成能を有する成分はその全部が合成親水
性粒子から成ることも可能である。現在当業界で知られ
ているものの例はポリアクリルニトリル系繊維でアシ、
これらはポリビニルアルコール鎖、ポリビニルアルコー
ル自体、親水性ポリウレタン、ポリ（リン酸アルキル）
９部分加水分解ポリアクリルアミド〔例えば、ポリ（Ｎ
、Ｎ−ジメチルアクリルアミド）、スルホン化ポリスチ
レン。

又は一種のポリ（アルキレンオキシド）〕等のグラフト
成分によって変性可能である。これらの高度に親水性の
合成ポリマー類は架橋又は加水分解等の他の化学的処理
によっても変化することが出来る。当業界で知られてい
る更に他の例は適当に化学又は放射架橋したポリオキシ
エチレン、ポリオキシプロピレン、及びそれらの混合物
等の非イオン性ポリマーである。更に他の、よシ最近開
発されたタイプのものとして、イソブチレンマレイン酸
と、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸カリウム、アク
リル酸アンモニウム又はこれらの陽イオンを組み合わせ
て含むアクリル酸塩のようなアク（３２） リル酸塩モノマーとの誘導体があり、その溶液をスプレ
ーするか又は他の方法によシ上記吸収層に施用したのち
、例えば放射線によシ重合・架橋する。

さらに、ゴム等の天然に得られる材料も使用可能である
。このような適当なゴムの例にはグアーゴム、アカシア
ゴム、ローカストビーンゴム等が含まれる。

ウェブが最終製品の製造、包装等の間に仮に動いてしま
ってもはｙ同じ位置又は領域に留るような方法で上記超
吸収材をウェブと組み合わせるウェブに波形を付与する
前又は後で、好ましくは上記超吸収材の成る粒子、繊維
等が膨潤した場合に他の粒子、繊維等への影響を出来る
だけ最小限にするように上記超吸収材を配設するのに適
当方法によシ、上記超吸収材を繊維ウェブと組み合わせ
る。上記超吸収材が粉末の場合、上記繊維ウェブを乾燥
したま＼で又は滑らせてから上記粉末をその上にふ９か
けるか、上記粉末を波形ウェブの横断方向の折目の中に
入れても良い。上記司教収態が顆粒状の場合、該超吸収
材をウェブに接触施用するに先だって、該超吸収材を若
干湿らせるのが望ましい場合もある。この超吸収材は大
きさが直径約０．０００５瓢から繊維に沿って数インチ
連続している小球体の範囲をとることの可能な粒子、繊
維、小球体等の形態を取る場合が一般に多い。

繊維ウェブ中に超吸収材を入れる他の方法として、モノ
マー浴液をウェブ上にスプレーするか又は場合によって
は該モノマー溶液でウェブを含浸してから、該モノマー
を重合する方法がある。上記七ツマ−を重合する１つの
代表的方法は放射線を利用する方法である。この場合、
超吸収材を繊維ウェブ全体に亘ってかなシ均一に分散さ
せるのが望ましい。しかしながら、たとえ上記超吸収材
が粉末状で層状に施用される場合であっても、従来の製
品で用いられた場合よシ本発明の波形ウェブ中で用いら
れる場合の方がよシ良好に機能する傾向を示す。

大量の液体を吸収する超吸収材ならばどれでも本発明の
吸収製品に用いるのに好適である。

上記ウェブに波形を付与する操作、即ち、横断方向の折
目をつける操作は米国特許明細書簡４゜１１１．７３３
号に例示されているような公知の方法によって実施出来
る。上記ウェブのひだは波形ウェブ１インチ轟シ約３〜
約６個、又は８個まで付けられる。上記ひだの高さは、
一般に、約１／４〜約３インチ、好ましくは約１／２〜
約１インチである。

繊維ウェブに波形を付与する操作中又はその後で、波形
構造の形状を安定化して乾燥状態又は濡れた場合にでも
ひだが広がってしまったシ、つぶれてしまったシするの
を防止する。このウェブの形状を安定化する１つの方法
はラテックス系樹脂又は他の公知の接着剤から成り得る
接着性バインダを用いることによって達成される。上記
波形ウェブを形状安定化する代表的方法はその波形面の
一方の上に接着剤をスプレーし、必要ならば該接着剤を
熱硬化するか乾燥させる。形状安定化されていない側は
溝があいたままになっていて扇子のように広げることが
可能であるから、その中に超（３５） 吸収材を入れたシ、液体を容易に受け入れたシすること
が可能である。ウェブを形状安定化する他の方法は、ウ
ェブを作る前にウェブ形成用の繊維中に可融性繊維を少
量添加することである。これらの可融性繊維の融点はウ
ェブ形成用の繊維の融点よシ低く、波形ウェブを該可融
性繊維を溶融するのに十分に温度に加熱した場合に各ひ
だ間が軽く接合される。

上記繊維ウェブが液体を受け入れて保持するのに最も望
ましい材料を提供するようにするには、該繊維ウェブが
波形を付与する前に少なくとも約１０　ｅｃ／ｆの乾燥
容積と約４オンス／平方ヤード、よシ好ましくは、約１
〜２オンス／平方ヤードの重量を有するのが好ましい。

なお、乾燥容積とは−で計算した０、０１ｐｓｉの負荷
の下での（波形を付与する前の）ウェブの面積×厚さで
ある。この値をダラムで表わした重量で割ればｆ当シの
−を計算することが出来る。波形ウェブを体液を保持す
るための空間を形成する材料として使用すると多くの利
点があることが判明した。例えば、波形を（３６） 付与していないウェブ形状では濡れたときに空間を保持
するに十分な湿時弾性を具備してい女いウェブを形成す
るために繊維を用いることが出来る。

このウェブを波形にすることによシ、大量の液体をまず
受け入れ次いで保持するのに必要な高い弾性を該ウェブ
に付与することが出来る。また、超吸収材全少量又は大
量に上記ウェブ内にばらばらに分散すれば、該超吸収材
を驚く程高度に利用可能なことも判明した。理論的には
、該波形ウェブ中に大量の液体がある場合でもその湿時
弾性が空間を乾燥時とはソ同じぐらい保持したことによ
るものと思われる。この空間が存在することによシ、超
吸収材が液体を捕捉して行くに従って実質的には自由に
膨潤するのが可能になっている。

本発明の他の実施態様において、それぞれ波形に成形し
た２層から成る吸収製品が提供される。

この吸収製品は上述の繊維ウェブと、それに結合されて
はいるがそれから離間して設けられた第２の層を含み、
この第２の層は上記繊維ウェブよシ高い毛管圧含有して
いるので、液体が波形ウェブ製品中にすすんで入って浸
透することになる。換言すれば、この実施態様において
、波形ウェブは二層から成ｐ１そのうちの一層が前述の
繊維ウェブで、残シの一層が第１の層に結合されてはい
るが第１の層から離間されている第２の層である。

この第２の層は、層状に成形された場合に第１の繊維層
の毛管圧よシ高い毛管圧を発生する繊維（泥炭コケの場
合、粒子）から構成されている。その結果、第２の層は
液体を第１の層から吸い取って、排せつされた場所から
該液体を浸透除去する。

超吸収材が第２の層と接触しているように超吸収材を前
述の通シ設ける。即ち、両層を波形に成形する前に超吸
収材を両者の間に入れるか、第２の層に隣接する波形ウ
ェブのポケット中に入れる。

さらに、本実施における超吸収材を上記二層の間に入れ
ることも可能である。そのような構造を形成するための
代表例では、上記第１０繊維層を形成してから、超吸収
材をその中に分散する。この超吸収材の形状としては、
フィルム細片状９粒状。

小球状、粉末状等が可能である。公知の方法によシ、第
１の層の超吸収材が分散された側止に第２の層を取シ付
ける。接着剤を利用したシ、真空を用いて第２の層の繊
維を少なくても部分的に第１の層に一体化したり、軽く
押圧したシする公知の方法によって、上記第２の層ヲ少
なくとも部分的に上記第１の石に接合する。この少なく
とも部分的に接合された２枚の層を波形に成形して吸収
製品を形成する。代表的な使用例では、この波形吸収製
品の第１の繊維層を吸収すべき液体の最前線に向ける。

この叢初に液体を受け入れる部分は液体を急速に受け入
れる事が出来なければならない事と同時に、よシ高い毛
管圧を有する第２の層がそのようにして受け入れた液体
の大部分を吸い出してその吸収製品の他の部分まで浸透
させてしまうまで、体重がかかつている場合でも受け入
れた液体を保持することが出来ることが必要である。

上記超吸収材が液体を吸収して膨潤するには時間がかか
る。上記の波形ウェブはその間液体を保持して、該超吸
収材を十分に機能させる働きをする。

毛管圧が僅かに異る点しか第１の層と第２の層（３９） との違いはないように見えるが、この点だけが第２の層
が第１の層が吸収した液体を吸取って第１の層から除去
するための必要十分条件である。液体を毛細管に入れる
力は次式によって表わされる。

式中、力は毛管圧で表わされ、 ｐ＝毛管圧。

ν＝液体の表面張力。

θ＝液体−繊維接触角、及び ｒ＝毛細管の半径。

任意の液体に関して、圧力（毛管圧）は上記液体−繊維
接触角（この角度がＯのとき最大になる）のｃｏｓｉｎ
ｅに比例して増大し、毛細管の半径が小さくなるに従っ
てやはシ上昇する。従って、細い毛細管が広い毛細管か
ら液体を吸い出すことになる。

上記第１の繊維層と第２の層との間の相対的浸透除去能
力は両層間の相対密度と各層中の個々の繊維の相対的ぬ
れ性とにより影響される。第２の層中の個々の繊維は第
１の繊維層中の個々の繊維（４０） よシずつと小さい液体−繊維接触角を持っているから、
密度の違いにはかかわらず、全体として毛管圧が大幅に
上昇することになって液体を第２の層内に吸収する。

上記第２の層の繊維（又は粒子）及びその層の密度を、
第２の層の毛管圧を第１の繊維層よりずっと大きくする
ように選択する。

第２の繊維（又は粒子）層は一般にかなり小さい液体−
接触角を有する繊維から構成されるか又はかなシ小さい
毛管半径を形成している。このような繊維の例にはレー
ヨン系繊維、セルロース系繊維、泥炭コケ、それらの混
合物等の親水性繊維。

アクリル系繊維等が含まれる。セルロース系繊維にはパ
ルプ繊維、リント等が含まれる。

一般に上記パルプ繊維は使い捨ておむつ、衛生ナプキン
等の従来の吸収製品に於いて起毛又は繊維バット層を形
成するのに用いられているものである。やけ９使用可能
な他のセルロース系繊維はレーヨン系繊維、亜麻、大麻
、ジュート、ラミー。

綿等である。粒子又は繊維同志が密接して、得られる層
の面内の液体の浸透が促進される層を形成するように繊
維、泥炭コケ、又はそれらの混合物を成形する。

上記の横断方向の折目又はひだを付ける前に、上記第２
の層を予備成形してから上記第１の繊維層に隣接して配
置するか、上記粒子（繊維若しくは泥炭コケ又はそれら
の混合物）を空気カーディング若しくは湿式カーディン
グ又は他の方法にょシ前記第１の繊維層と組み合わせる
ことが出来る。

ウェブが単一層であるか二重層であるかの如何にかかわ
らず、上記ウェブのひだ又は横断方向の折目は米国特許
明細書簡４，１１１，７３３号に例示されたような公知
の方法にょυ付けることが出来る。

ウェブを波形に成形した後又はその過程で、成形された
波形構造の形状を安定化してひだが広がってしまったシ
、つぶされたシしてしまうのを防止する。このウェブの
形状を安定化する一方法は、ラテックス系樹脂又は他の
公知の接着剤から成ることの可能な接着性バインダを用
いて達成される。

波形を付与した材料の形状を安定化するための代表的方
法は接着剤を一方の波形面上にスプレー塗布することで
ある。一般に、ウェブが２層構造の場合、形状安定化の
ために選択する面は上記第２の面が取シ付けられている
面である。形状安定化されていない側の面はひだ間の溝
が開放されたま＼になっておシ、液体を受け入れること
が可能である。ウェブの形状を安定化するための他の方
法はウェブ層を形成するための繊維にそれよシ融点の低
い可融性繊維を少量添加し、波形を付したウェブを該可
融性繊維を溶融するのに十分な温度に加温して、個々の
ひだ間を軽く接合する。

本発明の吸収製品を製造する方法の実施を以下に述べる
。以下の実施例は本発明を限定することを意図するもの
では全くなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく本発明が及び得る範囲及び変形例は以下の実施例か
ら明らかになる。

実施例■ ポリエステル系繊維を乾燥カーディング、即ち、該繊維
を空気カーディング又は他の方法でカーディングしてポ
リエステル系繊維から成るウェブを（４３） 形成する。具体的には、上記ポリエステル系繊維はやは
シポリエステル系繊維であるが融点が低い可融性繊維を
少量含有している。使用する具体的ポリエステル系繊維
はイー・アイ・デュポンによシ製造販売され、可融性繊
維を１０〜１５チ混入した「タイプ６７６」として特定
されるものである。ウェブを通して約２７５？の温度の
空気を数秒間送ってウェブを加熱接合する。得られるウ
ェブの坪量は２５η讐である。このウェブの上に固形分
を３８ｑＩｂ含有する水性溶液を流して、このウェブを
被覆する。この固形分はアクリル酸ナトリウム９０％と
アクリル酸１０チとから成る。水銀柱１インチ高の真空
を利用して上記ウェブから余分な溶液を吸い取る。次に
、このウェブに６メガラドの電子線を照射すると、ポリ
（アクリル酸ナトリウム）が約７０帽形成される。この
ウェブ上に再度上記水溶液を流し、真空処理してから照
射すると、ポリ（アクリル酸ナトリウム）が全量で約１
４０　ｔ／ｒｔ？形成される。第３工程でウェブ上に上
記水溶液を流したのち真空処理してから、今度（４４） は１２メガラドの電子線を照射することにょシ上記モノ
マを重合・架橋して上記ポリエステル系繊維に結合した
ポリ（アクリル酸ナトリウム）を形成する。最終的に存
在するポリ（アクリル酸ナトリウム）の量は約２００ｆ
！／−である。これは乾燥状態で添加付着可能な量の約
５ｏｏｔｓに相当する。

次に、この塗布ずみのポリエステル系繊維公知の方法に
よυ波形に成形する。

成形後、上記ウェブを再度２７５？までの範囲の温度に
加熱して上記可融性繊維を再び軟〈シ、個々のひだの間
を接合する。ひだの高さは約３／４インチで、波形ウェ
ブ１インチ当シ約４個のひだが形成されている。３イン
チスフインチの大きさの波形ウェブ片は液体を１５０−
まで吸収することが出来る。

実施例■ 実施例Ｉで形成したのと同じポリエステル系繊維ウェブ
を実施例■で用いる。このウェブをやは多波形に成形し
て、高さ約３／４インチのひだを得られる成形ウェブ１
インチ当９４個形成する。次に、ナショナル・スターチ
・アンド・ケミカル・コーポレーションにょシ製造販売
されている「ナクリリック　７８３９０　Ｊという商品
名のラテックス系樹脂をウェブの重量に基づいて約２重
量％ウェブのひだの一方の側に施用して上記ウェブの形
状を安定化する。この接着剤を硬化して一方の側で形状
安定化したウェブを作る。このウェブのもう一方の側で
、ひだを一時的に広げ、ナショナル・スターチ・アンド
・ケミカル・コーポレーションによシ製造された「パー
マソープＩＯＪなる商品名の超吸収材を各ひだの最上部
まで各ポケット当シ約０．５２ひだのポケット中に入れ
る。得られた製品は使用可能でアシ、この波形ウェブ１
平方インチ当シ液体を約５ｄｔで保持することがわかる
。

実施例■ ポリエステル系繊維を空気カーディング又は他の方法で
カーディングしてポリエステル系繊維から成る吸収層を
形成する。具体的には、上記ポリエステル系繊維は可融
性繊維を少量、即ち、約１０〜１５重量％含有し、この
可融性繊維は残シの繊維よシ低い温度で軟化する。使用
した具体的ポリエステル系繊維はイー・アイ・デュポン
・カンパニーにより製造販売されている「タイプ６２６
」繊維という商品名のものである。アクリル系繊維を上
記ポリエステル系ウェブ上に載置し、別体であるが軽く
接合された層を形成する。この２層構造の柔軟な細長い
ウェブを米国特許明細書簡４゜１１１．７３３号に記載
された方法に従って波形に成形してから、数秒間約２５
０下の温度に加熱する。

この波形への成形によシ厚さ約３／４インチ、重量約１
３オンス／平方ヤード、１インチ轟シ約４個のひだを有
する最終製品を得る。上記ひだはウェブを横断する方向
に設けられている。

鷹１泗−■− 芯一梢の関係でポリエステルをポリプロピレンで囲繞し
て成る二成分系繊維を空気カーディングして不織ウェブ
を作シ、このウェブを数秒間約２７５″Ｆに加熱するこ
とによって熱融着する。得られたウェブの坪量は２５ｆ
／−である。このウェブなハンマーミルの下を通してウ
ェブ上に化学処理（４７） したパルプ繊維を落とす。上記パルプ繊維の一部が少な
くとも部分的に上記不織ウェブ中に入シ込むように上記
ウェブの下側から真空をひく。このパルス繊維の大部分
は上記ウェブ上にあって、パルプ繊維を１平方メートル
轟Ｄ５ｏｔ含む層を形成する。このようにして形成され
た構造物を軽く押圧してから実施例Ｉで用いたのと同じ
方法で波形に成形する。上記ウェブな波形に成形した後
で、波形ウェブの一方の面上に弾性物質の溶液をスプレ
ー塗布してその形状を安定化する。この一方の面はパル
プ繊維の面であるのが好ましい。上記弾性物質の水性懸
濁液を硬化することによシ製品の形状を安定化する。こ
のようにして形状安定化した波形製品はそのま＼使用出
来る。

実施例Ｖ 第８図に示したものと同様の使い捨ておむつをポリエチ
レン製裏張υシートと、表張シシートとしてのポリエス
テル製不織布とを用いて作成した。

実施例Ｉの吸収製品を横８インチ、長さ１３インチに切
ったものによシ吸収性芯材を設けた。ホラ（４８） トメルト型接着剤を用いて上記吸収性芯材を裏張シシー
トに接着し、底張シシートと裏張シシートを互に側縁部
及び端縁部で接着する公知技術によシおむつをつくる。

得られた製品は尿を少なくとも約２００ｍｇ’！で保持
することが出来る。

実施例■ ボート形のソフトで、液不透過性のカップを用いて成人
が着用する搬用バットを作成する。実施例■の波形ウェ
ブと同様の波形ウェブを、ウェブのひだを１インチの高
さにする以外、実施例■とはｙ同じように作成する。波
形ウェブの一部をカップ（第９図参照）に合うように切
り取り、ひだが長手方向に伸びるようにする。この波形
ウェブ片をポリエステル製ウェブが上側に来るようにし
て上記カップに入れ、ポリエステル製液透過性表張部材
を上記波形ウェブ上におき、カップの縁に接着する。カ
ップの下側を使用者の下着に接着するのに適当な手段を
取シ付ける。使用に際して、上記搬用バットをその広い
方の部分が股の前面に来るように着用する。この搬用バ
ットは尿を少なくとも約２００−保持することが出来る
。

実施例■ 約２７５″Ｆの融点を有する可融性ポリエステル系繊維
を約１０〜１５嗟含むステープル状のポリエステル系繊
維から成る繊維ウェブを作成する。ウェブは上記繊維を
カーディングすることによ多形成する。このウェブを通
して約２７５″Ｆの空気を数秒聞込ることによシ上記ウ
ェブを熱融着する。得られたウェブの坪量は約２５ｆ／
−である。使用した具体的ポリエステル系繊維はイー・
アイ・デュポン・アンド・コンパニーによシ製造販売さ
れている「タイプ６７６ダクロン」繊維及び「タイプ５
８１　ダクロン」繊維とに特定されるものである。

上記の柔軟な細長い形状のウェブを米国特許明細書＠４
，１１１，７３３号に記載された方法に従って波形に成
形し、上記可融性繊維を再度十分に粘着性を付与してそ
れら繊維同志を接着しかつウェブのステープルにも接着
して波形ウェブの形状を安定化するために、上記波形に
する際又はその後で波形ウェブを約２７５’Ｆの温度に
加熱する。

上記の波形への成形によシ、波形にした状態で約１３オ
ンス／平方ヤードの重量を有し、厚さが約３／４インチ
の最終製品を得る。インチ当シ約４個のひだがある。上
記ポリエステル製不織繊維ウェブの波形成形によυ出来
たポケット中に粉末状にした超吸収性ポリマーを均一に
ふシかける。この超吸収材の割合はウェブ１平方メート
ル当シ約４００グラムである。使用した特定の超吸収材
はナショナル・スターチ・アンド・ケミカル・コーポレ
ーション製の［パーマソープ÷ＩＯＪ！：いう商品名の
ものである。この超吸収材を含む波形繊維ウェブをポリ
エチレン製フィルム上に置く。この際、上記フィルムが
波形ウェブの両側縁からそれぞれ少なくとも１インチは
み出すようにする。

約０．７オンス／平方ヤードの重量の不織ポリエステル
繊維ウェブ状のポリエステル製表張部材を波形ウェブ上
に載せるが、この際前者が後者のすべての縁部から少な
くとも１インチはみ出るようにする。上記ポリエチレン
腰裏張部材とポリエステル製表張夛材とをその四辺のす
べてでホットメル（５１） ト型接着剤を用いて相互に接着して、一体化した使い捨
て型吸収製品を得る。約１２インチ×１２インチの大き
さに作った場合、上記製品は尿をその製品の端から少な
くとも約３インチ離れた部分の表張シ材上にこぼすと、
少なくとも約２００−までその尿を保持出来る。

実施例■ 実施例■で形成したのと同じポリエステル系繊維ウェブ
を、アクリル酸ナトリウム９０チとアクリル酸１０％と
から成る固形分を３８チ含有する水溶液で含浸する。こ
の含浸操作によシ上記ウェブの繊維を上記水溶液ではソ
被覆する。水銀柱１インチの真空を用いて、余分な溶液
をウェブから吸い取った。次に上記ウェブに６メガラド
の電子線を照射すると、アクリル酸ナトリウムが１千方
メートル当シ約７０ｆ形成される。このウェブな再度含
浸し、余分な溶液を吸い取ってから６メガラドの電子線
全照射することによυ、全量で１平方メートル当シ約１
４０ｔのアクリル酸ナトリウムを形成する。同じモノマ
ー溶液で３回目の含浸（５２） 全行い、真空吸引処理後、１２メガラドの電子線を照射
すると、モノマーが重合・架橋して上記ウェブのポリエ
ステル繊維に実質的に固着したポリ（アクリル酸ナトリ
ウム）が形成される。得られた基材中にはポリ（アクリ
ル酸ナトリウム）が約２００１／−含まれている。これ
は乾燥状態で添加付着させた場合の約８００％に相当す
る量である。

アクリル系ステーブルを上記ポリエステル系ウェブ上に
載せてアクリル系ステープルから成る約３０　ｔ／ｎｌ
の重量を有する均一な層を形成する。この２層構造のウ
ェブを熱通し融着すると、上記ポリエステル系ウェブ中
の可融性繊維が上記アクリル系ステープル層を上記ポリ
エステル系ウェブに少なくとも部分的に接合する働きを
する。得られる２層構造の柔軟な細長いウェブを米国特
許明細書簡４，１１１，７３３号に記載された方法によ
シ再度波形に成形する。この成形に引き続き、上記アク
リル系ステーブルが形成されたひだの一番上にある面に
弾性物質の液をスプレー塗布することによシ、上記ウェ
ブの形状を波形の状態で安定化する。

弾性物質の水性懸濁液を硬化することによシ、得られた
製品の形状を安定化する。この波形製品をおむつ用液不
透過性裏張部材上に載せ、その上にさらに表張部材を載
せる。公知の方法によシ上記の表張部材と裏張部材とを
それらの外周部で接合する。次いで接着テープをおむつ
の一端に取シ付けて、尿を約３００−まで受け入れて保
持出来る使い捨ておむつ製品を得る。

実施例■ 実施例■で作成した波形ウェブを衛生ナプキン中に入れ
る。その際、ひだが得られる衛生ナプキン製品の長手方
向の軸に平方であるようにする。

液体遮断材はポリエチレン液フィルムであシ、外包は前
述の通シポリエステル製不織布である。製品の上側の面
に接着剤を線状に塗布し、その上に細長い離型紙を貼る
。この細長い離型紙をはがせば、製品は使用者の下着に
容易に接着される。

上記説明から、本発明の新規な概念の真の精神及び範囲
から逸脱せずに無数の変更や改変が可能であることが理
解されるに違いない。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第１Ａ図は、それぞれ、本発明に於いて使用
するのに好適なウェブの部分側立面図である。 第２図及び第２Ａ図はそれぞれ、横断方向の折目付けが
始った後における、第１図及び第１Ａ図の出発材料の部
分側立面図である。 第３図及び第３Ａ図は、それぞれ、波形成形及び形状安
定化が完了した後における、第２図及び第２Ａ図の材料
の部分側立面図である。 第４図は本発明の一実施態様を示す斜視図である。 第５図は本発明に於いて使用するための他の出発材料の
部分側立面図である。 第６図は、横断方向に折目を付けている途中に於ける、
第５図の出発材料の部分側立面図である。 第７図は、波形成形及び形状安定化が完了した後に於け
る、第６図の材料の部分側立面図である。 第８図は本発明の特定な実施例の斜視図である。 第９図は本発明の他の実施例の斜視図である。 （５５） 第１０図、第１０Ａ図及び第１０８図は３種類の内部ウ
ェブを示す、第９図の線１０−１０に沿う拡大断面図で
ある。 第１１図は本発明のさらに他の実施態様の斜視図である
。 第１２図、第１２Ａ図及び第１２Ｂ図は、３種類の内部
ウェブを示す、第１１図のｆｆ５１２−１２に沿う部分
断面図である。 １０．１ＯＡ、２０．２ＯＡ、３０，５０．６０・・・
出発材料、１２，１２Ａ、１２２，１２２Ａ・・・繊維
層、１４．２４，３４．６４．７４・・・超吸収材、２
２．３２．１２６Ｂ・・・繊維ウェブ、２２　Ａ　、　
３２Ａ・・・不織繊維ウェブ、１４Ａ、２４Ａ、３４Ａ
。 １２４Ａ　、　１２８Ｂ・・・第２繊維層、３６Ａ、７
６゜１２６　・・・形状安定化材、８２．９２．１０２
Ａ。 １０２Ｂ・・・透水性表張部材、８４ｉ２４Ｂ・・・非
透水性裏張部材、８９・・・接着テープ、９４，１０４
Ａ。 １０４Ｂ　、　１２４Ｂ　、　１２５　、１２５Ａ・・
・液体遮断材、１１２．１２１人、１２１Ｂ、１２２Ｂ
・・・外包（５６） １１１Ａ図 第２Ａ図　第、Ａ図 第８図 Ｃ ；Ａ Ａ 第１２８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）超吸収材をウェブに基づき少くとも約１０重量％
   含有し、濡れた場合にも横断方向のひだを保持しうるよ
   うに形状安定化された波形繊維ウェブから成ることを特
   徴とする吸収製品。 （２）前記超吸収材が前記ウェブの約５０〜約９０重量
   ％の１含１れる特許請求の範囲第１項記載の吸収製品。 （３）波形を付与する前に、前記繊維ウェブが少なくと
   も約１０　ｃｃ／ｆの乾燥容積及び約４オンス／平方ヤ
   ード未満の重Ｉを有する特許請求の範囲第１項記載の吸
   収製品。 （４）前記ウェブが不織繊維ウェブである特許請求の範
   囲第１項記載の吸収製品。 （５）前記繊維ウェブの繊維が弾性を有する合成繊維で
   ある特許請求の範囲第１項記載の吸収製品。 （６）前記繊維がポリエチレン系繊維、ポリエステル系
   繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリアミド系繊維及びそ
   れらの混合物から成る群より選択される特許請求の範囲
   第５項記載の吸収製品。 （７）前記繊維ウェブの繊維が二成分系繊維でおる特許
   請求の範囲第１項記載の吸収製品。 （８）前記超吸収材が前記繊維ウェブの繊維に実質的に
   固着されている特許請求の範囲第１項記載の吸収製品。 （９）前記超吸収材がウェブを波形に形成した際に出来
   たひだ中に配設されている特許請求の範囲第１項記載の
   吸収製品。 αＱ前記波形ウェブが接着剤の使用によυ形状安定化さ
   れている特許請求の範囲第１項記載の吸収製品。 ０１）前記Ｍ’−形ウニつが２層から成ｐ、その第２層
   が前記繊維層よシ高い毛管圧を有する特許請求の範囲第
   １項記載の吸収製品。 ａつ前記超吸収材が前記２層の間にある特許請求の範囲
   第１１項記載の吸収製品。 α３前記超吸収材が前記ウェブのひだの間にあつて、よ
   シ高い毛管ＬＥを有する前記第２層と接触している特許
   請求の範囲第１１項記載の吸収製品。 α荀超吸収材をウェブに基づき少なくとも約１０重量パ
   ーセントで一体に含有する波形繊維ウェブ、該ウェブの
   少なくとも一方の側を覆っている液不透過性遮断層＋層
   、及び該ウェブの少なくとも他方の側を覆っている液透
   過性表張シ材とから成シ、該波形ウェブが濡れた場合で
   もその横断方向のひだを保持しうるように形状安定化さ
   れていることを特徴とする吸収製品。 αＱ前記超司教拐が前記ウェブに基づき約１０〜約１５
   ０重量％含まれる特許請求の範囲第１４項記載の吸収製
   品。 ０Ｑ前記超吸収材が前記ウェブに基づき約５０〜約９Ｏ
   Ｎ、量チ含まれる特許請求の範囲第１４項記載の吸収製
   品。 ０７）前記司教１１７材が前記波形繊維ウェブの繊維に
   実質的に固着されている特許請求の範囲舶１４項記載の
   吸収製品。 ｕ鴎前記超吸収材が前記波形ウェブのひだ中に配（３） 設されている特許請求の範囲第１４項記載の吸収製品。 α１前記超吸収材が波形ウェブと液不透過性遮断層の間
   に配設されている特許請求の範囲第１４項記載の吸収製
   品。 翰前記超吸収材が前記液不透過性遮断層に固着されてい
   る特許請求の範囲第１９項記載の吸収製品。 Ｃυ前記繊維ウェブが少なくとも約３０チの乾燥容積復
   元率並びに、波形を付与する前に、少なくとも約１０　
   ｃｃ／ｆの初期乾燥容積及び４オンス／平方ヤード（約
   ３３．９ｆ／ｎ？）未満の重量を有する特許請求の範囲
   第１４項記載の吸収製品。 （２２１前記繊維ウエブが不織繊維ウェブである特許請
   求の範囲第１４項記載の吸収製品。 （２国前記繊維ウェブの繊維が弾性を有する合成ステー
   プルである特許請求の範囲第１４項記載の吸収製品。 ＣＩ！４）前記繊維ウェブの繊維がポリエチレン系繊維
   。 ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポ（４） リアミド系繊維及びそれらの混合物から成る群よシ選択
   される特許請求の範囲第１４項記載の吸収製品。 ０■前記繊維ウエブの繊維寄二成分系繊維である特許請
   求の範囲第１４項記載の吸収製品。 （イ）第２の層が前記繊維ウェブとは別体で、前記繊維
   ウェブとはソ同じ大きさで、前記繊維ウェブに結合され
   、液体が該第２の層を優先して浸透するように該第２の
   層が該繊維ウェブより大きい密度を有する特許請求の範
   囲第１４項記載の吸収製品。 ０７）前記超吸収材が前記繊維ウェブと前記第２の層と
   の間にある特許請求の範囲第２６項記載の吸収製品。 弼前記波形繊維ウェブが接着剤の使用によシ形状安定化
   されている特許請求の範囲第１４項記載の吸収製品。 １１２１前記波形繊維ウエブが該繊維ウェブ中に分散さ
   れた低融点繊維の使用により形状安定化されている特許
   請求の範囲第１４項記載の吸収製品。 （至）前記製品が使い捨ておむつである特許請求の範囲
   第１４項記載の吸収製品。 Ｇυ前記製品が尿吸収バットである特許請求の範囲第１
   ４項記載の吸収製品。 ０邊前記製品が衛生ナプキンである特許請求の範囲第１
   ４項記載の吸収製品。 （至）不織ウェブ状の第１繊維層と該第１層と別体でお
   るが該第１層に結合された第２層とから成シ、液体を該
   第２層中に優先的に吸収かつ浸透させるように該第２層
   が該第１層よシ大きな毛管圧を有し、該両層が横断方向
   に折曲げられて波形構造体を形成し、濡れた場合でも横
   断方向のひだを保持しうるように該波形構造体が形状安
   定化されていることを特徴とする吸収製品。 （ロ）前記第１層が合成繊維の不織ウェブである特許請
   求の範囲第３３項記載の吸収製品。 ０５１前記不織ウエブがポリエステルである特許請求の
   範囲第３４項記載の吸収製品。 （ト）前記不織ウェブが二成分系繊維から形成されてい
   る特許請求の範囲第３４項記載の吸収製品。 ０７）前記第２Ｎが化学的に脱リグニン化したバルブ繊
   維である特許請求の範囲第３３項記載の吸収製品。 （至）前記第２層が泥炭コケである特許請求の範囲第３
   ３項記載の吸収製品。 （３Ｉ前記第２層がアクリル繊維である特許請求の範囲
   第３３項記載の吸収製品。 （４１第１層及び第２層から成シ、該第２層が該第１層
   とは別体に、該第１層と結合しかつ該第１層とはｙ同じ
   大きさで拡がっておシ、該第１層が少なくとも約１０　
   ｃｃ／ｆの乾燥容積と約４オンス／平方ヤード（約３３
   ．９　ｆ／ｎ？　）未満の重量を有する繊維ウェブから
   成り、該第２層がセルロース系繊維。 泥炭コケ、レーヨン系繊維、アクリル系繊維及びそれら
   の混合物から成る群よシ選択され摩擦力で結合している
   親水性粒子を含み、該第１層及び第２層が波形に形成さ
   れ、濡れた場合でも波形を保持するように形状安定化さ
   れていることを特徴とする吸収製品。 （４１）前記第１繊維層が不織繊維ウェブである特許（
   ７） 請求の範囲第４０項記載の吸収製品。 （４匂前記不織繊維ウエブがポリエステル系繊維である
   特許請求の範囲第４１項記載の吸収製品。 （４３前記第２層が化学的に脱リグニン化したバルブ繊
   維である特許請求の範囲第４０項記載の吸収製品。 （４４）前記第２層が泥炭コケである特許請求の範囲第
   ４０項記載の吸収製品。 （ａ前記第２層がレーヨン系繊維である特許請求の範囲
   第４０項記載の吸収製品。 （ハ）吸収性バットを具備する使い捨ておむつにして、
   該吸収性バットが、不織ウェブ状の第１繊維層と、該第
   １層と別体であるが、該第１層に結合している第２層と
   から成り、液体の該第２層に優先的に吸収かつ浸透する
   ように該第２層が該第１層よシ高い毛管圧を有し、該第
   １層及び第２層が横断方向に折曲げられて波形構造体を
   形成し、濡れた場合にも該波形構造体の横断方向のひだ
   が保持されるように該波形構造体が形状安定化されてい
   る吸収製品であることを特徴とする使い捨てお（８） むつ。 ０η超吸収材が前記第１繊維層の少なくとも１０重量％
   含まれる特許請求の範囲第４６項記載の使い捨ておむつ
   。 （４Ｂ前記吸収製品が第１層としてのポリエステル系繊
   維から成る不織ウェブと化学的に脱リグニン化したバル
   ブ繊維から成る第２層とから構成されている特許請求の
   範囲第４６項記載の使い捨ておむつ。 （４１透水性上包み材を有する液体遮断層によシ部分的
   に囲繞された吸収性構造体から成シ、該吸収性構造体が
   、不織ウェブ状の第１繊維層と、該第１層と別体である
   が該第１層に結合している第２層とから成シ、液体が該
   第２層に優先的に吸収かつ浸透するように該第２層が該
   第１層よシ高い毛管圧を有し、該第１層及び第２層が横
   断方向に折曲げられて波形構造体を形成し、濡れた場合
   にも該波形構造体の横断方向のひだが保持されるように
   該波形構造体が形状安定化されている吸収性製品である
   ことを特徴とする衛生ナプキン。 （５Ｇ超吸収材が前記第１繊維層の少なくとも１０重量
   ％含まれている特許請求の範囲第４９項記載の衛生ナプ
   キン。