JPS6052239B2 - カレンダ - Google Patents

カレンダ

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JPS6052239B2
JPS6052239B2 JP57206499A JP20649982A JPS6052239B2 JP S6052239 B2 JPS6052239 B2 JP S6052239B2 JP 57206499 A JP57206499 A JP 57206499A JP 20649982 A JP20649982 A JP 20649982A JP S6052239 B2 JPS6052239 B2 JP S6052239B2
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JP
Japan
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roll
rolls
fixed
nip pressure
stage
Prior art date
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JP57206499A
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JPS59100791A (ja
Inventor
正 神宮路
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカレンダに関する。
紙を平滑にし光沢を出すためのカレンダは金属ロールを
縦に多段に配置するか或は金属ロールと弾性ロールを縦
に交互に多段配置し、紙を前記各ロール間に通している
しかし、弾性ロールを使用するカレンダは第1図に示す
ようにロールaの本数が17!X(通常は9本〜164
!■)と多く、断紙等の際は各ロール端の軸箱をに夫々
取付けたブラケットcに挿通し且つ最上段の軸箱をに固
定したシャフトdをシリンダeにより最上段の軸箱をと
共に引き上げ、前記各ブラケットcの下方に上から二段
目の軸箱のブラケットcから順に1、21、31・・・
・・・・・・101の間隔で取付けた駒fにより、各ブ
ラケットcを介し各軸箱をを持ち上げ、各ロール間に間
隔1を形成させていた。
従つて、各ロール間に所定の間隔1を形成するための操
作すなわち解放操作は、ロール数が多いと時間がかかつ
てしまう。この解放時間が長くかかるということは、弾
性ロールを使用するカレンダの場合には、紙が切れて弾
性ロールに巻付き該弾性ロールに傷が付き易くなるため
、特に問題となる。
すなわち、カレンダ工程において、断紙は比較的高頻度
に起こり、断紙の都度傷付いたロールを交換することは
操業率低下の原因となる。本発明は斯かる従来のカレン
ダの欠点を除去する目的でなしたものであり、多段に配
置したロールの中段のロールを固定し、該固定ロールの
上段のロール及び下段のロールを別々に昇降し得るよう
にすると共に、該上、下段の加圧力を固定したロールの
自重相当分だけ差をつけ、しかもいかなる加圧力におい
てもその差を一定いするようにして、緊急解放時間の短
縮によるロールの保護、及びウェブの表面仕上がりを向
上することのできるIカレンダにかかるものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図及び第3図は本発明の一実施例てあり、最上段に
金属ロール1を取付け、順次下段に弾性;ロール2、4
、6、8と金属ロール3、5、7とを交互に配置し、最
下段を金属ロール11とし、該各ロールの両端の軸箱1
2、13、14、15,16,17,18,19,20
にシャフト挿通用のブラケット23,24,25,26
,27,28,29,30,31を夫々固着してある。
中段の金属ロール5の両端の軸箱16に固着したブラケ
ット27を、ハウジング34に固定した固定ブラケット
35により昇降不能に支持して、前記中段の金属ロール
5を固定し固定ロール36としてある。
該固定した金属ロール5よりも上段の各ロールの軸箱の
各ブラケット23,24,25,26の孔にシャフト3
7を挿通し、更に該シャフト37の上端を、フレーム3
4に取付けた上側ニップ圧調整用の油圧シリンダ38の
外筒ブラケット39に挿通してある。
該シャフト37は最上段の金属ロール1の軸箱12のブ
ラケット23にナットで固定し、他のブラケット24,
25,26の下方に夫々1、21、31の間隔で引上用
ナット40,41,42を夫々固定して、前記油圧シリ
ンダ38のピストンロッド44を引き戻した時、該ピス
トンロッド44の先端に連結した前記最上段の金属ロー
ル1の軸箱12が前記シャフト37と共に上昇し、前記
引上用ナット40,41,42により夫々前記ブラケッ
ト24,25,26を所定の間隔で引き上げるようにし
てある。前記中段の固定した金属ロール5よりも下段の
各ロールの軸箱の各ブラケット28,29,30の下方
に夫々1121131の間隔で、前記フレーム34に固
定したストッパガイド46,47,48を夫々配置し、
該各ブラケット28,29,30の孔及び該ストッパガ
イド46,47,48の孔にシャフト49を摺動可能に
挿通し、該シャフト49の下端を、前記ハウジング34
に取付けた下側ニップ圧調整用の油圧シリンダ50の外
筒ブラケット51に挿通してある。
該シャフト49は最下段の金属ロール11の軸箱20の
ブラケット31にナットで固定してある。前記油圧シリ
ンダ50のピストンロッド52は最下段の金属ロール1
1の軸箱20に夫々連結してある。図中、53はガイド
ロールを示す。前記各油圧シリンダ38,50の制御系
は第3図に示す通りである。
すなわち、モータ54で回転される油圧ポンプ55の出
側の管路56を分岐せしめ、該分岐した管路57,58
に夫々切換バルブ59,60を設け、該各切換バルブ5
9,60に接続した管路61,67を夫々分岐せしめて
各油圧シリンダ38,38,50,50のシリンダ側の
油圧室62,62,63,63に夫々電磁比例制御弁6
4,65,66,67を介して接続してある。更に、前
記切換バルブ59,60に接続した管路68,69を夫
々分岐せしめ前記各油圧シリンダ38,38,50,5
0のピストンロッド側の油圧室70,70,71,71
に夫々接続し、又前記切換バルブ59,60に戻り油を
油タンク72に戻すための管路73,74を夫々接続し
てある。前記各電磁比例制御弁64,65,66,67
には圧力設定器75から設定ニップ圧信号を送るように
して、上段側のニップ圧と下段門側のニップ圧との差を
所望の圧力差とし得るようにしてある。次に本発明の作
動について説明する。
紙77が切れた場合は、切換バルブ59,60を切換え
て、油圧ポンプ55により圧油を、管路J56,57,
58,68,69を夫々経て前記油圧シリンダ38,3
8,50,50のピストンロッド側の油圧室70,70
,71,71に夫々送ると、該各油圧シリンダ38,3
8,50,50のピストンロッド44,44,52,5
2が長さ41引き込まれる。
すると上段側の油圧シリンダ38のピストンロッド44
の先端に連結された最上段の金属ロール1の軸箱12が
前記シャフト37と共に41上昇し、該シャフト37に
固定された引上用ナット40,41,42により各軸箱
13,14,15は上から順に31121、l夫々引き
上げられ、これらの作動は上段側各ロールの両端の軸箱
についても同様であるので、上段及び中段の各ロール間
に夫々1の間隔が形成される。又、下段側の油圧シリン
ダ50のピストンロッド52の先端に連結された最下段
の金属ロール11の軸箱20が41下降すると共に、下
段側の各軸箱19,18,17の各ブラケット30,2
9,28が夫々ストッパガイド48,47,46に当接
するまで3112111下降し、これらの作動は下段側
各ロールの両端の軸箱について同様であるので、中段及
び下段の各ロール間に夫々Iの間隔が形成される。従つ
て、中段のロールが固定され、上段側と下段側とが別々
に解放されるので、ロールの開放時間が約半分に短縮さ
れる。
このように各ロールが開放された後、破断した紙を取除
き、通紙してから、ニップ圧をかけて再びカレンダを運
転する。
この場合は、切換バルブ59,60を切換えて、油圧ポ
ンプ55により圧油を管路56,57,58,61,7
6を経て前記油圧シリンダ38,38,50,50のシ
リンダ側の油圧室62,62,63,63に夫々送り、
該油圧シリンダ38,38,50,50のピストンロッ
ド44,44,52,52を夫々突出せしめると、各ロ
ール間の間隔が挟まりニップ圧が生ずる。このとき、第
3図に示すように上段側の油圧シリンダ38の圧をP1
、固定ロール36と上段側ロール4とのニップ圧をP2
、該固定ロール36と下段側ロール6とのニップ圧をP
3、下段側シリンダ50の圧をP4、上段側のn個のロ
ールの重量をNwl、下段側のn個のロールの重量をN
w2、固定ロール36の亨量?W3とすると、 鳳2
−A11VWlυl となり、式(1)に式(2)及び式(3)を代人すると
、となる。
従つて、下段側の油圧シリンダ50により、上段の油圧
シリンダ38により加える圧P1と全ロール重量分の圧
力を加えることにより、固定ロール36の変形(撓み)
が解消されロールの巾方向に渡つて均一なニップ圧が得
られる。そのため、該上段側シリンダ38と下段側シリ
ンダ50との圧力差を予め圧力設定器75に入力してお
き、該圧力設定器75から各電磁比例制御弁64,65
,66,67に信号を送り該各制御弁64,65,66
,67を開閉制御してP1とP4に圧力差を生じさせる
。更に、該圧力差はニップ圧が変更された場合にも常に
一定となるような機構が組み込まれている。なお、本実
施例では一個の圧力設定器75により、右側(駆動側)
の上下の電磁比例制御弁64,66と左側(操作側)の
上下の電磁比例制御弁65,67の双方に信号を送つて
自動的に制御するようにしてあるが、両端に微小なニッ
プ圧差をつける場合もあるため、各電磁比例制御弁64
,66,65,67を手動により制御するようにしても
よい。更に、カレンダによる紙の表面の仕上がりすなわ
ち平滑、光沢等は、ニップ数にして3〜4ニップを通過
する間に形成されるため、上段側の各ロールに高いニッ
プ圧をかけることが効果的である。
そのため、固定ロール36の形状を幅方向中央部が太径
となるようにし、上段側のニップ圧を高めた場合に各ロ
ールの撓みを減少させ、ニップ圧差を大きくして紙の表
面の仕上がり効果を高める。なお、本発明のカレンダは
上述の実施例のみに限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
以上述べたように本発明のカレンダによれば、下記の如
き種々の優れた効果を発揮する。
(1)中段のロールを固定し、上段側ロールを上方向に
、又下段側ロールを下方向に開放するようにしたので、
開放時間が従来の約半分になる。
従つて、断紙時のロール特に弾性ロールの傷付きを防止
できる。(Ii)上段側のニップ圧と下段側のニップ圧
を任意に調整し得るようにしたので、各ロールの変形を
防止することができ、均一なニップ圧が得られると共に
、強度的にも各ロール径を小さくすることできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカレンダの説明図、第2図は本発明のカ
レンダの説明図、第3図本発明のカレンダにおける制御
回路を示す図である。 図中、1,3,5,7,11は金属ロール、2,4,6
,8は弾性ロール、12〜20は軸箱、23〜31はブ
ラケット、35は固定ブラケット、36は固定ロール、
37,49はシャフト、38,50は油圧シリンダ、4
0〜42は引上用ナット、46〜48はストツパガイド
ド、59,60は切換バルブ、64〜67は電磁比例制
御弁、75は圧力設定器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縦方向に多段に配設したロールのうちの中段のロー
    ルの軸箱を固定し、前記多段ロールの最上段及び最下段
    のロールの両端の軸箱にニップ圧を与えるための油圧シ
    リンダを夫々配設し、前記固定した中段のロールに対し
    上段側の各ロールを上方向に、下段側の各ロールを下方
    向に開放し得るよう構成すると共に、該下段側の油圧シ
    リンダの加圧力を上段側の油圧シリンダの加圧力と前記
    多段ロールの自重分との和と等しくするための制御装置
    を備えてなることを特徴とするカレンダ。
JP57206499A 1982-11-25 1982-11-25 カレンダ Expired JPS6052239B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP57206499A JPS6052239B2 (ja) 1982-11-25 1982-11-25 カレンダ

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JP57206499A JPS6052239B2 (ja) 1982-11-25 1982-11-25 カレンダ

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JPS59100791A JPS59100791A (ja) 1984-06-11
JPS6052239B2 true JPS6052239B2 (ja) 1985-11-18

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ID=16524379

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JP57206499A Expired JPS6052239B2 (ja) 1982-11-25 1982-11-25 カレンダ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122523A (en) * 1974-08-21 1976-02-23 Suzue Agric Mach Shitonaeuekino naemochiagariboshisochi
JPS5557097A (en) * 1978-10-16 1980-04-26 Kleinewefers Gmbh Method and apparatus for rapidly separating calender roll

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122523A (en) * 1974-08-21 1976-02-23 Suzue Agric Mach Shitonaeuekino naemochiagariboshisochi
JPS5557097A (en) * 1978-10-16 1980-04-26 Kleinewefers Gmbh Method and apparatus for rapidly separating calender roll

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JPS59100791A (ja) 1984-06-11

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